JPH069765Y2 - 回 転 鋸 - Google Patents

回 転 鋸

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JPH069765Y2
JPH069765Y2 JP1987093692U JP9369287U JPH069765Y2 JP H069765 Y2 JPH069765 Y2 JP H069765Y2 JP 1987093692 U JP1987093692 U JP 1987093692U JP 9369287 U JP9369287 U JP 9369287U JP H069765 Y2 JPH069765 Y2 JP H069765Y2
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JP
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saw
padding
saw body
filling
noise
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JP1987093692U
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Inventor
謹也 大澄
敏夫 後藤
和宏 宮松
一好 秋口
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株式会社オリオン工具製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転鋸の空転時に金属音と呼ばれる作業環境
を著るしく悪化させる騒音の発生を防止する手段を施こ
した回転鋸に関する。
(従来の技術) 一般に回転鋸を高速で回転すると、該鋸の刃先が空気を
切り、その後にカルマン渦と呼ばれる空気の渦ができ
る。この渦の周波数と鋸本体の固有の振動数とが共振す
ると、非常に大きな高周波音である金属音が発生する。
この金属音は作業環境を著るしく悪化させている。その
ためこのような高周波金属音を防止するためこれまで種
々の方式が発表されている。例えば第2A図に示すよう
に、回転鋸の歯底1より中心方向に向って割り溝2を数
ケ所に設けること、第2B図のように第2A図に示した割り
溝2による応力集中を防止するため該割り溝2の内端部
に設けた丸孔3にアルミニウム、銅などから成る詰物4
を埋め込むこと、等が行なわれている。
又鋸体周縁に亀裂状の割り筋を設けた回転鋸(特願昭48
-127746号参照)の発明があるが、第2C図及び第2D図で
示されるように、歯底1より割り筋5先端の丸孔6まで
の長さが第2A図、第2B図で示されるような鋸より大きく
目違いが生じやすく、重切削には不向であった。
更にまた第2E図に示される窓と呼ばれる穿孔7が設けら
れた回転鋸に金属音を防止する効果がある事が知られて
いる。この穿孔部7に該穿孔と形状大きさのほぼ同じ物
であって回転鋸の素材と異なる素材(例えばプラスチッ
ク)から成る物体を埋め込むと金属音の発生防止に大き
な効果のある事が分った。
これは、鋸の固有振動数を変えて、カルマン渦との共振
を防止すること、詰物により鋸の振動を吸収させるこ
と、等を目的としたものである。
(考案が解決しようとする問題点) これまでの騒音発生防止用丸鋸は丸鋸本体の一部を打抜
き、丸孔3,6穿孔部7を設けたり、そこにアルミニウ
ム、銅、プラスチック等の詰物を埋め込む等の作業が必
要であった。詰物自体の特性により鋸の振動を吸収させ
たり鋸自体の固有振動数を変えカルマン渦との共振を防
止するためである。かかる詰物は一般に鋸自体の材料と
は異質なため、その固着が困難であった。
本考案は、鋸自体と同じ材料から成る詰物を鋸の穿孔部
へ実質的に全体が摺接するように配置し、その一部を鋸
体へ固着することにより、鋸の固有振動数を鋸と該詰物
との間の摩擦力に変換させ、これによって鋸の回転に伴
う騒音を防止するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案では、鋸本体に設け
た穿孔部の内側長さに沿って出来るだけ長い距離にわた
って摺接するような形状の、鋸と同じ材料から成る詰物
を詰込む。詰物の一部を鋸本体へ固着させ、該詰物の離
脱を防止する。
(作用) 鋸の回転に伴なって発生する振動エネルギーを、鋸と詰
物との間の摺接摩擦により熱エネルギーに代え、騒音発
生を防止する。
(実施例) 第1図は本件考案を具体化した一実施例を示す。この実
施例においては、中心部に取付孔12を有し周辺部に切削
刃14を有する丸鋸10が、その鋸本体部分16に、第2E図に
示すと同様の複数の切抜孔15を形成し、該切抜孔内に第
1B図に示すような詰物18が埋込まれている。
詰物18は、実質的に切抜孔15の形状と同一の形状を有し
ており、鋸本体部分16から打抜いたもの又は別のシート
部材から打抜いたものを使用することが出来、一般には
この詰物18は鋸の本体部分16と同一又はそれよりうすい
材料により構成されている。
第1C図は、詰物18aの中央部に割り筋20を形成し、その
両端に応力集中防止のための孔21を設けたものである。
この場合には、摩擦が鋸本体と詰物との間、及び、割り
筋20間にて同時に発生し、その防音効果は一層優れてい
る。
第1D図は、両側縁の一部を凹凸状に切欠いた詰物18b
で、この場合には該凸部が鋸本体に摩擦接触すると同時
に切欠部を介して通気が図られ、これによる放熱効果も
期待される。
第1E図は、第1D図の具体例を更に進めたもので、この詰
物18cは、ばね材などにより構成される。
第1F図は別の具体例であって、第1E図と同様にばね材に
より構成した詰物18dを示す。
これらの詰物は、夫々切抜孔の側壁面に接し、上記の如
く、鋸の振動を摩擦力に変換する作用をしている。
詰物18,18a,18b,18c,18dは鋸回転時に鋸本体10から
はずれないように、該詰物の少なくとも1個所にて鋸本
体へ溶接、接着剤、かしめ、はめ込み等の手段で固定さ
れる。
第3図及び第4図は、本件考案の鋸の騒音レベルを公知
の同種の鋸と比較した実験結果を示すグラフである。こ
れらの実験は、いずれも吸音材を貼った小室で鋸より1
m離れた位置で普通騒音計により各回転数の時の音圧レ
ベルを測定したものである。鋸は全て、直径305mm、厚
み2.0mm、歯数100枚のものである。
第3図で、Aは8個の穿孔部を有する公知の鋸、Bは、
穿孔部に第1B図に示す様な穿孔と形状及び大きさがほぼ
等しく鋸本体と同じ材料の鋼を埋め込み、その中央部の
一点を溶接して固定した鋸である。この結果、回転数が
増せば、本考案の鋸は、明らかに公知の鋸より騒音レベ
ルが低いことがわかる。
第4図で、Dは公知の、全く対策を施こしていない鋸
で、全ての回転数で共振が表われている。Eは第2B図に
示すように4個所の割り溝とその先に丸孔にアルミニウ
ムを埋め込んだ公知の鋸、Fは8ケ所の穿孔部に第1E図
の形の鋼を埋め込んだ鋸を指す。本考案の鋸Fは、明ら
かに高速回転時において共振を防止すると共に音圧レベ
ルを低下させていることを示している。
(考案の効果) これらのグラフより、本考案がいずれも音圧レベルを低
下させ、空転時の金属音の発生もなく、この考案が実用
上極めて有効であることが立証された。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案の一例を示す丸鋸の平面図、第1B図は第
1A図に使用されている詰物の斜視図、第1C図、1D図、1E
図、1F図は別の具体例を示す第1B図と同様の図、第1G図
及び第1H図は夫々第1B図及び第1C図のG−G、H−H断
面図、第2A図〜第2E図は公知の丸鋸を示す平面図、第3
図、第4図は、本考案の丸鋸と公知の丸鋸との騒音レベ
ルを示す実験データーを示す図である。 符号の説明 1…歯底、2…割り溝、3…丸孔 4…詰物、5…割り筋、6…丸孔 7…穿孔部、10…丸鋸、14…切削刃 15…切抜孔、16…鋸本体、18…詰物 20…割り筋、21…孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 秋口 一好 静岡県浜松市上島7丁目6番33号 株式会 社オリオン工具製作所内 (56)参考文献 特開 昭48−24396(JP,A) 実開 昭52−95993(JP,U) 実公 昭47−6312(JP,Y2) 実公 昭33−3998(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋸回転時に鋸刃の後側に発生するカルマン
    渦の周波数と鋸本体の回転時の固有振動数との共振を防
    止するため、該鋸本体部分に複数の穿孔を設け、該各穿
    孔のほぼ全体へ鋸本体と同じ金属製の詰物を摺接させか
    つ該詰物の一部を鋸本体へ固着し、これにより鋸本体の
    回転時の固有振動のエネルギーを当該鋸と詰物との摩擦
    エネルギーに変換することを可能とした構造を有するこ
    とを特徴とする回転鋸。
JP1987093692U 1987-06-18 1987-06-18 回 転 鋸 Expired - Lifetime JPH069765Y2 (ja)

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JP1987093692U JPH069765Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 回 転 鋸

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JP1987093692U JPH069765Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 回 転 鋸

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JPS63201702U JPS63201702U (ja) 1988-12-26
JPH069765Y2 true JPH069765Y2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=30956485

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JP1987093692U Expired - Lifetime JPH069765Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18 回 転 鋸

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WO2005037503A1 (ja) * 2003-10-17 2005-04-28 Kanefusa Kabushiki Kaisha 円盤状工具
JP2006315243A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Makita Corp 切断機における切断刃のカバー

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JPS63201702U (ja) 1988-12-26

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