JPH069793A - プラスチック成形方法 - Google Patents
プラスチック成形方法Info
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- JPH069793A JPH069793A JP16762592A JP16762592A JPH069793A JP H069793 A JPH069793 A JP H069793A JP 16762592 A JP16762592 A JP 16762592A JP 16762592 A JP16762592 A JP 16762592A JP H069793 A JPH069793 A JP H069793A
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- Japan
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- molding
- paint waste
- molded body
- molding material
- resin
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】塗料廃棄物を混合したポリオレフィン樹脂を成
形材料として用いるに当たり、成形までの工数を低減す
るとともに、得られる成形体の強度を、従来の塗料廃棄
物粉末を用いた成形体より向上させる。 【構成】未硬化の熱硬化性樹脂を含む塗料廃棄物をポリ
オレフィン樹脂と混合して成形材料とする混合工程と、
その成形材料より成形体を形成する成形工程と、その成
形体中に含まれる熱硬化性樹脂を反応させる反応工程
と、からなることを特徴とする。成形体としてから未硬
化樹脂を反応させることにより、分子レベルで樹脂の絡
み合いが生じ成形体の強度が向上する。
形材料として用いるに当たり、成形までの工数を低減す
るとともに、得られる成形体の強度を、従来の塗料廃棄
物粉末を用いた成形体より向上させる。 【構成】未硬化の熱硬化性樹脂を含む塗料廃棄物をポリ
オレフィン樹脂と混合して成形材料とする混合工程と、
その成形材料より成形体を形成する成形工程と、その成
形体中に含まれる熱硬化性樹脂を反応させる反応工程
と、からなることを特徴とする。成形体としてから未硬
化樹脂を反応させることにより、分子レベルで樹脂の絡
み合いが生じ成形体の強度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック成形方法に
関し、詳しくは塗料廃棄物を含む成形材料を用いたプラ
スチック成形方法に関する。
関し、詳しくは塗料廃棄物を含む成形材料を用いたプラ
スチック成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スプレー塗装時には、塗装ガンから噴射
された塗料ミストは全部が被塗物に付着するわけではな
く、周囲に飛散するものもかなりの量となる。周囲に飛
散した塗料ミストは、水洗ブースで循環水に捕集され処
理槽で水と分離されて塗料廃棄物となる。この塗料廃棄
物は、樹脂,顔料,溶剤及び水など種々の物質が種々の
割合で混ざった混合物であり、もはや塗料としての再利
用は困難であるため、焼却処理されているのが現状であ
る。
された塗料ミストは全部が被塗物に付着するわけではな
く、周囲に飛散するものもかなりの量となる。周囲に飛
散した塗料ミストは、水洗ブースで循環水に捕集され処
理槽で水と分離されて塗料廃棄物となる。この塗料廃棄
物は、樹脂,顔料,溶剤及び水など種々の物質が種々の
割合で混ざった混合物であり、もはや塗料としての再利
用は困難であるため、焼却処理されているのが現状であ
る。
【0003】しかし焼却処理といっても、未燃焼の有害
ガスや異臭が発生する場合がある。また燃焼時に発生す
る酸性ガスにより炉が腐食するという問題もある。さら
に日々の塗装作業で発生する塗料廃棄物は膨大な量であ
り、資源の無駄遣いに他ならない。そこで塗料廃棄物の
再利用が検討され、特開昭53-61627号公報、特開昭55-1
8450号公報などには、粉末化してポリオレフィン樹脂な
どの充填材とすることが開示されている。例えば特開昭
55-18450号公報では、塗料廃棄物を粉砕して約 150μm
以下とし、かつ 150〜 300℃で熱処理された粉末を、ポ
リオレフィン樹脂中に混合し、それを成形材料として用
いている。
ガスや異臭が発生する場合がある。また燃焼時に発生す
る酸性ガスにより炉が腐食するという問題もある。さら
に日々の塗装作業で発生する塗料廃棄物は膨大な量であ
り、資源の無駄遣いに他ならない。そこで塗料廃棄物の
再利用が検討され、特開昭53-61627号公報、特開昭55-1
8450号公報などには、粉末化してポリオレフィン樹脂な
どの充填材とすることが開示されている。例えば特開昭
55-18450号公報では、塗料廃棄物を粉砕して約 150μm
以下とし、かつ 150〜 300℃で熱処理された粉末を、ポ
リオレフィン樹脂中に混合し、それを成形材料として用
いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した塗料
廃棄物の再利用方法では、塗料廃棄物から得られた粉末
の粒径を約 150μm以下に規制する必要があり、粉砕と
分級の二つの工程が必要となって工数が多大となってい
た。これは、粉末の粒径が大きくなると成形体表面が粗
面化し、滑らかな肌が得られないからである。
廃棄物の再利用方法では、塗料廃棄物から得られた粉末
の粒径を約 150μm以下に規制する必要があり、粉砕と
分級の二つの工程が必要となって工数が多大となってい
た。これは、粉末の粒径が大きくなると成形体表面が粗
面化し、滑らかな肌が得られないからである。
【0005】また、塗料廃棄物粉末の混合量が増えるに
つれて、それから形成された成形体の引張り強度や曲げ
強度が低下するという不具合もある。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたものであり、塗料廃棄物を混合
したポリオレフィン樹脂を成形材料として用いるに当た
り、成形までの工数を低減するとともに、得られる成形
体の強度を、従来の塗料廃棄物粉末を用いた成形体より
向上させることを目的とする。
つれて、それから形成された成形体の引張り強度や曲げ
強度が低下するという不具合もある。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたものであり、塗料廃棄物を混合
したポリオレフィン樹脂を成形材料として用いるに当た
り、成形までの工数を低減するとともに、得られる成形
体の強度を、従来の塗料廃棄物粉末を用いた成形体より
向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のプラスチック成形方法は、未硬化の熱硬化性樹脂を
含む塗料廃棄物をポリオレフィン樹脂と混合して成形材
料とする混合工程と、その成形材料より成形体を形成す
る成形工程と、その成形体中に含まれる熱硬化性樹脂を
反応させる反応工程と、からなることを特徴とする。
明のプラスチック成形方法は、未硬化の熱硬化性樹脂を
含む塗料廃棄物をポリオレフィン樹脂と混合して成形材
料とする混合工程と、その成形材料より成形体を形成す
る成形工程と、その成形体中に含まれる熱硬化性樹脂を
反応させる反応工程と、からなることを特徴とする。
【0007】混合工程では、塗料廃棄物とポリオレフィ
ン樹脂とが混合される。塗料廃棄物は、水や溶剤が除去
され、ポリオレフィン樹脂と混合し易いように粉砕され
たものが用いられる。例えば水中から分離されたものを
粉砕翼を有する密閉可能な処理タンクに投入し、乾燥・
粉砕処理されたものを用いることができる。この塗料廃
棄物粉砕物は、そのまま放置すると未硬化樹脂により互
いに粘着し合って大きな軟らかい塊状となるので、粉砕
された状態を維持しているうちにポリオレフィン樹脂と
混合される。
ン樹脂とが混合される。塗料廃棄物は、水や溶剤が除去
され、ポリオレフィン樹脂と混合し易いように粉砕され
たものが用いられる。例えば水中から分離されたものを
粉砕翼を有する密閉可能な処理タンクに投入し、乾燥・
粉砕処理されたものを用いることができる。この塗料廃
棄物粉砕物は、そのまま放置すると未硬化樹脂により互
いに粘着し合って大きな軟らかい塊状となるので、粉砕
された状態を維持しているうちにポリオレフィン樹脂と
混合される。
【0008】ポリオレフィン樹脂は、ポリプロピレン,
ポリエチレン,エチレンプロピレン共重合体などが用い
られる。その形状は、混合し易い粉末状のものを用いる
ことが好ましい。粉末状のポリオレフィン樹脂が塗料廃
棄物の粉砕物表面に付着するため、粉砕物どうしの粘着
が防止され成形材料として望ましい粒状態を長期間維持
することができる。
ポリエチレン,エチレンプロピレン共重合体などが用い
られる。その形状は、混合し易い粉末状のものを用いる
ことが好ましい。粉末状のポリオレフィン樹脂が塗料廃
棄物の粉砕物表面に付着するため、粉砕物どうしの粘着
が防止され成形材料として望ましい粒状態を長期間維持
することができる。
【0009】塗料廃棄物とポリオレフィン樹脂の混合割
合は、性能面からはポリオレフィン樹脂が多いほど望ま
しいが、塗料廃棄物が50重量%を超えない範囲であれ
ば、成形体として十分な物性を有している。特に30重量
%以下とすれば、塗料廃棄物を混合しない純ポリオレフ
ィン成形体に比べて曲げ強度が向上することが明らかと
なっている。
合は、性能面からはポリオレフィン樹脂が多いほど望ま
しいが、塗料廃棄物が50重量%を超えない範囲であれ
ば、成形体として十分な物性を有している。特に30重量
%以下とすれば、塗料廃棄物を混合しない純ポリオレフ
ィン成形体に比べて曲げ強度が向上することが明らかと
なっている。
【0010】成形工程は、上記成形材料を型成形して成
形体を形成する工程である。加熱すると塗料廃棄物中の
未硬化樹脂が反応して成形体中に異物として存在するよ
うになるので、押出成形などの、成形材料を加熱溶融状
態で長く保持するような成形方法は利用できず、ホット
プレス成形が主として用いられる。また場合によって
は、射出成形を利用することもできる。
形体を形成する工程である。加熱すると塗料廃棄物中の
未硬化樹脂が反応して成形体中に異物として存在するよ
うになるので、押出成形などの、成形材料を加熱溶融状
態で長く保持するような成形方法は利用できず、ホット
プレス成形が主として用いられる。また場合によって
は、射出成形を利用することもできる。
【0011】本発明の最も特徴をなす反応工程は、得ら
れた成形体中の未硬化の熱硬化性樹脂を反応させる工程
である。例えば金型内で加熱保持することで反応させる
ことができる。例えばホットプレス成形であれば、金型
温度 180〜 200℃、プレス圧力50〜 200kg/cm2、プレス
時間 3〜 5分程度とすることで、成形と同時に反応させ
ることができる。また射出成形であれば、型内に射出
後、加熱保持して反応させることができる。なお、型内
で加熱保持する場合、ガス抜きを時々行う必要がある。
れた成形体中の未硬化の熱硬化性樹脂を反応させる工程
である。例えば金型内で加熱保持することで反応させる
ことができる。例えばホットプレス成形であれば、金型
温度 180〜 200℃、プレス圧力50〜 200kg/cm2、プレス
時間 3〜 5分程度とすることで、成形と同時に反応させ
ることができる。また射出成形であれば、型内に射出
後、加熱保持して反応させることができる。なお、型内
で加熱保持する場合、ガス抜きを時々行う必要がある。
【0012】また金型から成形体を取り出した後に加熱
して反応させることもできる。この場合は、成形体の形
状が保持できる温度で行う必要がある。さらに、成形体
に紫外線や遠赤外線を照射しても反応を生じさせること
ができる。例えば紫外線を照射する場合は、波長 200〜
400nmの近紫外線ランプを用い、雰囲気温度が60℃程度
の低温であれば 3時間以上、 150℃程度の高温では30〜
60分程度の照射が必要である。紫外線照射によれば曲げ
強度が格段に向上し、これは成形体中の成分の一部が分
解励起されて反応活性となり、ポリオレフィン樹脂の反
応まで生じるものと考えられる。
して反応させることもできる。この場合は、成形体の形
状が保持できる温度で行う必要がある。さらに、成形体
に紫外線や遠赤外線を照射しても反応を生じさせること
ができる。例えば紫外線を照射する場合は、波長 200〜
400nmの近紫外線ランプを用い、雰囲気温度が60℃程度
の低温であれば 3時間以上、 150℃程度の高温では30〜
60分程度の照射が必要である。紫外線照射によれば曲げ
強度が格段に向上し、これは成形体中の成分の一部が分
解励起されて反応活性となり、ポリオレフィン樹脂の反
応まで生じるものと考えられる。
【0013】
【作用】本発明のプラスチック成形方法では、先ず混合
工程で塗料廃棄物の粉砕物とポリオレフィン樹脂が混合
されて成形材料とされる。この成形材料を用いることに
より、熱成形時にはポリオレフィン樹脂とともに塗料廃
棄物の粉砕物中の未硬化樹脂も一瞬溶融するため、粉砕
物の粒径が多少大きくとも表面平滑な成形体が得られ
る。
工程で塗料廃棄物の粉砕物とポリオレフィン樹脂が混合
されて成形材料とされる。この成形材料を用いることに
より、熱成形時にはポリオレフィン樹脂とともに塗料廃
棄物の粉砕物中の未硬化樹脂も一瞬溶融するため、粉砕
物の粒径が多少大きくとも表面平滑な成形体が得られ
る。
【0014】そして得られた成形体は、含まれる少なく
とも未硬化樹脂が反応工程で硬化する。したがって既に
硬化した塗料廃棄物粉末を充填材とする従来の成形体と
は異なり、上記成形時の溶融により未硬化樹脂がポリオ
レフィン樹脂と分子レベルで絡み合った状態で硬化する
ため、架橋の構造が複雑化する。これにより従来の塗料
廃棄物を含む成形体に比べて強度が向上する。
とも未硬化樹脂が反応工程で硬化する。したがって既に
硬化した塗料廃棄物粉末を充填材とする従来の成形体と
は異なり、上記成形時の溶融により未硬化樹脂がポリオ
レフィン樹脂と分子レベルで絡み合った状態で硬化する
ため、架橋の構造が複雑化する。これにより従来の塗料
廃棄物を含む成形体に比べて強度が向上する。
【0015】
【発明の効果】したがって本発明の成形方法によれば、
従来のように塗料廃棄物を細かく粉砕後分級するような
面倒な工程が不要となり、工数が低減できるとともに生
産性が向上する。これによりコストを大きく低減するこ
とができる。さらに得られた成形体は、従来の方法で得
られたものに比べて高い強度を有している。これにより
成形体の用途が拡大される。また従来と同程度の強度を
有する成形体とする場合は、塗料廃棄物の含有量を従来
より多くすることができる。これにより塗料廃棄物の再
利用の効率が向上し、限られた資源の無駄遣いを一層防
止することができる。
従来のように塗料廃棄物を細かく粉砕後分級するような
面倒な工程が不要となり、工数が低減できるとともに生
産性が向上する。これによりコストを大きく低減するこ
とができる。さらに得られた成形体は、従来の方法で得
られたものに比べて高い強度を有している。これにより
成形体の用途が拡大される。また従来と同程度の強度を
有する成形体とする場合は、塗料廃棄物の含有量を従来
より多くすることができる。これにより塗料廃棄物の再
利用の効率が向上し、限られた資源の無駄遣いを一層防
止することができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 〔実施例1〕自動車ボディ中塗塗装ラインの塗装循環水
ピットに溜まった塗料廃棄物 6kgを、粉砕翼を有し密閉
可能な20リットル容積の処理タンクに投入し、スチーム
加熱しながら回転刃により粉砕して 9メッシュの金網で
漉し、粒径 2mm以下の塗料廃棄物粉末とした。この塗料
廃棄物粉末の性状は表1に示すとおりである。
ピットに溜まった塗料廃棄物 6kgを、粉砕翼を有し密閉
可能な20リットル容積の処理タンクに投入し、スチーム
加熱しながら回転刃により粉砕して 9メッシュの金網で
漉し、粒径 2mm以下の塗料廃棄物粉末とした。この塗料
廃棄物粉末の性状は表1に示すとおりである。
【0017】
【表1】 (1)混合工程 上記塗料廃棄物粉末とポリエチレンペレット(住友化学
(株)製)を、回転翼を有する処理タンクに投入し、均
一になるまで混合した。なお混合割合は、塗料廃棄物粉
末が 0,10,20,30,50重量%となるようにそれぞれ混
合し、5種類の成形材料を得た。 (2)成形工程・反応工程 これらの成形材料をそれぞれ130g計量してそれぞれ金型
に充填し、金型温度 190℃、プレス圧力 100kg/cm3、プ
レス時間 3分の条件でホットプレス成形して、150×70
×10mmの平板状の試験片をそれぞれ形成した。最大粒径
2mmの成形材料を使用したにもかかわらず、試験片表面
は滑らかであり面粗度は極めて小さかった。 (3)試験 得られたそれぞれの試験片について、引張り強度と曲げ
強度を測定した。試験方法はJISK6301に基づい
て行った。その結果を図1及び図2に示す。 〔比較例1〕実施例1の塗料廃棄物粉末を、 150℃の恒
温熱風乾燥炉内で 4時間加熱処理した。この加熱処理粉
末の性状を表2に示す。
(株)製)を、回転翼を有する処理タンクに投入し、均
一になるまで混合した。なお混合割合は、塗料廃棄物粉
末が 0,10,20,30,50重量%となるようにそれぞれ混
合し、5種類の成形材料を得た。 (2)成形工程・反応工程 これらの成形材料をそれぞれ130g計量してそれぞれ金型
に充填し、金型温度 190℃、プレス圧力 100kg/cm3、プ
レス時間 3分の条件でホットプレス成形して、150×70
×10mmの平板状の試験片をそれぞれ形成した。最大粒径
2mmの成形材料を使用したにもかかわらず、試験片表面
は滑らかであり面粗度は極めて小さかった。 (3)試験 得られたそれぞれの試験片について、引張り強度と曲げ
強度を測定した。試験方法はJISK6301に基づい
て行った。その結果を図1及び図2に示す。 〔比較例1〕実施例1の塗料廃棄物粉末を、 150℃の恒
温熱風乾燥炉内で 4時間加熱処理した。この加熱処理粉
末の性状を表2に示す。
【0018】
【表2】 この加熱処理粉末を 100メッシュの金網で漉して粒径を
140μm以下とし、それをポリエチレンペレットと混合
して成形材料としたこと以外は実施例と同様にして試験
片を作製した。そして実施例1と同様に試験し、結果を
図1及び図2に示す。 〔評価〕図1及び図2より、実施例1の方法で形成され
た試験片が比較例1で形成されたものより強度に優れて
いることが明らかである。また曲げ強度においては、塗
料廃棄物粉末が30重量%以下であれば、塗料廃棄物粉
末が無添加の場合よりも優れた結果を示している。 〔実施例2〕塗料廃棄物粉末として実施例1と同様のも
のを用い、ポリプロピレン粉末(昭和電工(株)製)と
混合して実施例2の成形材料とした。混合割合は、塗料
廃棄物粉末が30重量%である。そして金型温度 200℃、
プレス圧力 200kg/cm2、プレス時間 5分の条件でホット
プレス成形を行った。得られた試験片について引張り強
度、伸び、曲げ強度、IZOD衝撃強度及び熱変形温度をそ
れぞれ測定し、結果を表3に示す。なお、得られた試験
片に対して波長 200〜 400nmの近紫外線を 120時間照射
し、それについても同様の試験を行った。 〔比較例2・比較例3〕ポリプロピレンペレットのみを
成形材料としたもの、及び炭酸カルシウム粉末をポリプ
ロピレンペレットに30重量%混合したものを成形材料と
し、実施例2と同様に成形して比較例2及び比較例3の
試験片を形成した。そして実施例2と同様に試験し、結
果を表3に示す。試験方法はJISK6301に準じ
た。
140μm以下とし、それをポリエチレンペレットと混合
して成形材料としたこと以外は実施例と同様にして試験
片を作製した。そして実施例1と同様に試験し、結果を
図1及び図2に示す。 〔評価〕図1及び図2より、実施例1の方法で形成され
た試験片が比較例1で形成されたものより強度に優れて
いることが明らかである。また曲げ強度においては、塗
料廃棄物粉末が30重量%以下であれば、塗料廃棄物粉
末が無添加の場合よりも優れた結果を示している。 〔実施例2〕塗料廃棄物粉末として実施例1と同様のも
のを用い、ポリプロピレン粉末(昭和電工(株)製)と
混合して実施例2の成形材料とした。混合割合は、塗料
廃棄物粉末が30重量%である。そして金型温度 200℃、
プレス圧力 200kg/cm2、プレス時間 5分の条件でホット
プレス成形を行った。得られた試験片について引張り強
度、伸び、曲げ強度、IZOD衝撃強度及び熱変形温度をそ
れぞれ測定し、結果を表3に示す。なお、得られた試験
片に対して波長 200〜 400nmの近紫外線を 120時間照射
し、それについても同様の試験を行った。 〔比較例2・比較例3〕ポリプロピレンペレットのみを
成形材料としたもの、及び炭酸カルシウム粉末をポリプ
ロピレンペレットに30重量%混合したものを成形材料と
し、実施例2と同様に成形して比較例2及び比較例3の
試験片を形成した。そして実施例2と同様に試験し、結
果を表3に示す。試験方法はJISK6301に準じ
た。
【0019】
【表3】 〔評価〕表3より、実施例2の試験片は紫外線照射しな
くても比較例2と同等の曲げ強度を有しているが、紫外
線を照射することにより曲げ強度が格段に向上している
ことがわかる。また紫外線照射により他の物性も向上し
ている。これは紫外線照射により架橋密度が向上したこ
とに起因し、ポリプロピレンも架橋反応に与かっている
ものと推察される。
くても比較例2と同等の曲げ強度を有しているが、紫外
線を照射することにより曲げ強度が格段に向上している
ことがわかる。また紫外線照射により他の物性も向上し
ている。これは紫外線照射により架橋密度が向上したこ
とに起因し、ポリプロピレンも架橋反応に与かっている
ものと推察される。
【図1】実施例における塗料廃棄物粉末混合割合と曲げ
強度との関係を示すグラフである。
強度との関係を示すグラフである。
【図2】実施例における塗料廃棄物粉末混合割合と引張
り強度との関係を示すグラフである。
り強度との関係を示すグラフである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 101:10 (72)発明者 大坪 敏之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 石原 勇仁 愛知県豊田市明和町6丁目1番地 豊田化 学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 澄夫 愛知県豊田市トヨタ町6番地 株式会社協 豊製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 未硬化の熱硬化性樹脂を含む塗料廃棄物
をポリオレフィン樹脂と混合して成形材料とする混合工
程と、 該成形材料より成形体を形成する成形工程と、 該成形体中に含まれる該熱硬化性樹脂を反応させる反応
工程と、からなることを特徴とするプラスチック成形方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16762592A JPH069793A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | プラスチック成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16762592A JPH069793A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | プラスチック成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069793A true JPH069793A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15853263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16762592A Pending JPH069793A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | プラスチック成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069793A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138148A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-14 | Japan U-Pica Co Ltd | 熱硬化物の製造方法 |
| US20110165579A1 (en) * | 2008-09-16 | 2011-07-07 | Oster-Reichische Agentur Fur Gesundheit Und Emahrungssichertheit GMBH | Pcr-ribotyping of c. difficile |
| EP3269526A1 (fr) * | 2016-07-15 | 2018-01-17 | Cycl-Add | Recyclage des peintures en poudre thermodurcissables par moulage par injection avec un matériau thermoplastique |
| WO2025184697A1 (en) * | 2024-03-05 | 2025-09-12 | Scott Bradley Allen John | A green-certified polymer material and method of forming |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16762592A patent/JPH069793A/ja active Pending
Cited By (5)
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