JPH0698563A - 電力変換器の制御装置 - Google Patents
電力変換器の制御装置Info
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- JPH0698563A JPH0698563A JP4246146A JP24614692A JPH0698563A JP H0698563 A JPH0698563 A JP H0698563A JP 4246146 A JP4246146 A JP 4246146A JP 24614692 A JP24614692 A JP 24614692A JP H0698563 A JPH0698563 A JP H0698563A
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- JP
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- turn
- arm
- gto
- parallel
- series
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、電力用半導体デバイスを多数個直列
接続及び並列接続或いは直並列接続したアームより構成
される電力変換器において、各アーム間のターンオフ動
作のバラツキを揃えるための電力変換器の制御装置を提
供することにある。 【構成】各アームの基準素子を、ターンオフタイムがよ
く揃った素子で構成するか、或いはターンオフタイムが
よく揃った素子とこの素子にターンオフタイムが比較的
近い素子とで構成し、アーム内の他の素子のターンオフ
動作が上記基準素子のターンオフ動作に揃うようにオフ
ゲート信号を調整する手段を設ける。
接続及び並列接続或いは直並列接続したアームより構成
される電力変換器において、各アーム間のターンオフ動
作のバラツキを揃えるための電力変換器の制御装置を提
供することにある。 【構成】各アームの基準素子を、ターンオフタイムがよ
く揃った素子で構成するか、或いはターンオフタイムが
よく揃った素子とこの素子にターンオフタイムが比較的
近い素子とで構成し、アーム内の他の素子のターンオフ
動作が上記基準素子のターンオフ動作に揃うようにオフ
ゲート信号を調整する手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力用半導体デバイス
を多数個直列接続及び並列接続或いは直並列接続したア
ームで構成される電力変換器の制御装置に関する。
を多数個直列接続及び並列接続或いは直並列接続したア
ームで構成される電力変換器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力用半導体デバイスを用いて電力変換
器を構成し、直流から直流或いは直流から交流等に電力
変換する装置は、多くの分野で用いられている。特に、
最近は、大容量の電力用半導体デバイスを多数個直,並
列接続したアームで構成される超大容量の電力変換器に
対する需要が高まっている。
器を構成し、直流から直流或いは直流から交流等に電力
変換する装置は、多くの分野で用いられている。特に、
最近は、大容量の電力用半導体デバイスを多数個直,並
列接続したアームで構成される超大容量の電力変換器に
対する需要が高まっている。
【0003】この電力用半導体デバイスを多数個直列接
続及び並列接続或いは直並列接続してアームを構成する
場合の問題点としては、多数個直列接続された個々の電
力用半導体デバイスに印加される電圧の分担や多数個並
列接続された個々の電力用半導体デバイスに流れる電流
の分担を如何にバランス良く揃えられるかにある。特
に、ターンオフ時の動作バラツキによる電圧分担や電流
分担が問題で、これ等を解決する制御方法が、例えば多
数個直列接続された場合の例として、特開昭55−33313
号公報「自己消弧形半導体素子の直列接続回路」に、述
べられている。
続及び並列接続或いは直並列接続してアームを構成する
場合の問題点としては、多数個直列接続された個々の電
力用半導体デバイスに印加される電圧の分担や多数個並
列接続された個々の電力用半導体デバイスに流れる電流
の分担を如何にバランス良く揃えられるかにある。特
に、ターンオフ時の動作バラツキによる電圧分担や電流
分担が問題で、これ等を解決する制御方法が、例えば多
数個直列接続された場合の例として、特開昭55−33313
号公報「自己消弧形半導体素子の直列接続回路」に、述
べられている。
【0004】すなわち、アームを構成するため直列接続
する個々の電力用半導体デバイスは、できるだけターン
オフタイムのバラツキが少ない素子とし、これよりバラ
ツキが大きい素子にたいしては、オフゲート信号の発生
時刻やスナバコンデンサ容量を変えることにより実質的
なターンオフ動作のバラツキを少なくして、個々の電力
用半導体デバイスの分担電圧を良く揃えるものである。
この制御方法は、多数個並列接続された場合にも適用で
きるものである。
する個々の電力用半導体デバイスは、できるだけターン
オフタイムのバラツキが少ない素子とし、これよりバラ
ツキが大きい素子にたいしては、オフゲート信号の発生
時刻やスナバコンデンサ容量を変えることにより実質的
なターンオフ動作のバラツキを少なくして、個々の電力
用半導体デバイスの分担電圧を良く揃えるものである。
この制御方法は、多数個並列接続された場合にも適用で
きるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
してターンオフ動作のバラツキを少なくしたアームで構
成する電力変換器においても、各アーム間にターンオフ
動作のバラツキがあると、電力変換器の出力電圧がアン
バランスする問題が生ずるが、上記特開公報にはこれら
の問題点及びその解決法について言及されていない。
してターンオフ動作のバラツキを少なくしたアームで構
成する電力変換器においても、各アーム間にターンオフ
動作のバラツキがあると、電力変換器の出力電圧がアン
バランスする問題が生ずるが、上記特開公報にはこれら
の問題点及びその解決法について言及されていない。
【0006】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、電力
用半導体デバイスを多数個直列接続及び並列接続或いは
直並列接続したアームより構成される電力変換器におい
て、各アーム間のターンオフ動作のバラツキを揃えるた
めの制御装置を提供することにある。
用半導体デバイスを多数個直列接続及び並列接続或いは
直並列接続したアームより構成される電力変換器におい
て、各アーム間のターンオフ動作のバラツキを揃えるた
めの制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、電力用半導
体デバイスを多数個直列接続及び並列接続或いは直並列
接続したアームより構成される電力変換器において、各
アームの基準素子を、ターンオフタイムがよく揃った素
子で構成するか、或いはターンオフタイムがよく揃った
素子とこの素子にターンオフタイムが比較的近い素子と
で構成し、アーム内の他の素子のターンオフ動作が上記
基準素子のターンオフ動作に揃うようにオフゲート信号
を調整する手段を設ける。また、各アームの基準素子
を、ターンオフタイムがよく揃った素子とこの素子にタ
ーンオフタイムが比較的近い素子とで構成した場合に
は、ターンオフタイムがよく揃った素子を基準素子とす
るアームにターンオフタイムが比較的近い素子を基準素
子とするアームのターンオフ動作が揃うようにオン,オ
フゲート信号を調整する手段を設ける。さらに、少なく
とも上,下アームの基準素子はターンオフタイムがよく
揃った素子で構成するものとする。
体デバイスを多数個直列接続及び並列接続或いは直並列
接続したアームより構成される電力変換器において、各
アームの基準素子を、ターンオフタイムがよく揃った素
子で構成するか、或いはターンオフタイムがよく揃った
素子とこの素子にターンオフタイムが比較的近い素子と
で構成し、アーム内の他の素子のターンオフ動作が上記
基準素子のターンオフ動作に揃うようにオフゲート信号
を調整する手段を設ける。また、各アームの基準素子
を、ターンオフタイムがよく揃った素子とこの素子にタ
ーンオフタイムが比較的近い素子とで構成した場合に
は、ターンオフタイムがよく揃った素子を基準素子とす
るアームにターンオフタイムが比較的近い素子を基準素
子とするアームのターンオフ動作が揃うようにオン,オ
フゲート信号を調整する手段を設ける。さらに、少なく
とも上,下アームの基準素子はターンオフタイムがよく
揃った素子で構成するものとする。
【0008】
【作用】上述の機能をもつオン,オフゲート信号調整手
段を設けることにより、電力変換器を構成する各アーム
間のターンオフ動作をよく揃えることができ、電力変換
器の出力電圧アンバランスを抑制できる効果がある。
段を設けることにより、電力変換器を構成する各アーム
間のターンオフ動作をよく揃えることができ、電力変換
器の出力電圧アンバランスを抑制できる効果がある。
【0009】
【実施例】現在、数十〜百数十MVA級の超大容量電力
変換器用の半導体デバイスとして、4〜8kV,3kA
級の大容量GTO(ゲートターンオフサイリスタ)が実
用されている。そこで、以下に述べる本発明の実施例と
しては、大容量GTOを用いて三相電圧型インバータを
構成する場合で述べる。三相電圧型インバータの各アー
ムを大容量GTO2個直列あるいは2個並列接続で構成
するものとすれば、大容量GTOは計12個必要であ
る。図3は、GTO素子12個のターンオフタイムの分
布の一例を示すもので、これから三相電圧型インバータ
の各アームを構成するものとする。以下の実施例では、
主に直列接続の場合を例にとり説明する。
変換器用の半導体デバイスとして、4〜8kV,3kA
級の大容量GTO(ゲートターンオフサイリスタ)が実
用されている。そこで、以下に述べる本発明の実施例と
しては、大容量GTOを用いて三相電圧型インバータを
構成する場合で述べる。三相電圧型インバータの各アー
ムを大容量GTO2個直列あるいは2個並列接続で構成
するものとすれば、大容量GTOは計12個必要であ
る。図3は、GTO素子12個のターンオフタイムの分
布の一例を示すもので、これから三相電圧型インバータ
の各アームを構成するものとする。以下の実施例では、
主に直列接続の場合を例にとり説明する。
【0010】従来は、アーム内の直列接続GTO素子の
分担電圧を極力揃えるため、例えば図4に示す素子組み
合わせの従来例のように、アーム内GTO素子のターン
オフタイムのバラツキを極力揃えると共にオフゲート信
号の調整等を行っていた。このような方法では、アーム
内の直列接続GTO素子の分担電圧を揃えることはでき
るが、各アーム間のターンオフ動作までは揃えられな
い。図4では、各アーム間のターンオフ動作の最大バラ
ツキは8μSにもなる。この各アーム間のターンオフ動
作のバラツキは、三相電圧型インバータ交流出力におけ
る各相の正負出力電圧や各相間の電圧にアンバランスを
生ずることになり、例えば負荷の変圧器に直流偏磁を起
こして電力変換器運転不能の原因となるので、これの解
決が必要となる。
分担電圧を極力揃えるため、例えば図4に示す素子組み
合わせの従来例のように、アーム内GTO素子のターン
オフタイムのバラツキを極力揃えると共にオフゲート信
号の調整等を行っていた。このような方法では、アーム
内の直列接続GTO素子の分担電圧を揃えることはでき
るが、各アーム間のターンオフ動作までは揃えられな
い。図4では、各アーム間のターンオフ動作の最大バラ
ツキは8μSにもなる。この各アーム間のターンオフ動
作のバラツキは、三相電圧型インバータ交流出力におけ
る各相の正負出力電圧や各相間の電圧にアンバランスを
生ずることになり、例えば負荷の変圧器に直流偏磁を起
こして電力変換器運転不能の原因となるので、これの解
決が必要となる。
【0011】図1に、本発明による直列接続素子組み合
わせの一実施例を示す。図1では、ターンオフタイムが
約30μSと良く揃った素子をU相の上,下アームに基
準素子として、また該基準素子にターンオフタイムが比
較的近い約32μSの素子をV相の上,下アームに基準
素子として、さらに該基準素子にターンオフタイムが比
較的近い約34μSの素子をW相の上,下アームに基準
素子として設けてある。そして、各アームにおいては、
これ等基準素子よりもターンオフタイムの早い素子を直
列接続素子として組み合わせてある。
わせの一実施例を示す。図1では、ターンオフタイムが
約30μSと良く揃った素子をU相の上,下アームに基
準素子として、また該基準素子にターンオフタイムが比
較的近い約32μSの素子をV相の上,下アームに基準
素子として、さらに該基準素子にターンオフタイムが比
較的近い約34μSの素子をW相の上,下アームに基準
素子として設けてある。そして、各アームにおいては、
これ等基準素子よりもターンオフタイムの早い素子を直
列接続素子として組み合わせてある。
【0012】図2に、図1の素子組み合わせでアームを
構成した場合の電力変換器の制御装置の一実施例を示
す。図2は、三相電圧型GTOインバータの一相分(例
えばU相)を示し、主な構成要素として、主回路はスナ
バ回路が並列接続されたGTOを2個直列接続したもの
(但し、GTOに並列接続される帰還ダイオードは省略)
にフリーホイール回路が並列接続されたアノードリアク
トルを直列接続した直列体をアームとして上下2アー
ム、制御装置はPWM(パルス幅変調)波形を作る制御
回路と該制御回路の出力をうけて前記主回路のGTOに
オンオフゲート信号を供給するゲートドライバ回路及び
本発明の作用を行うためのオフゲート信号遅延回路を示
している。
構成した場合の電力変換器の制御装置の一実施例を示
す。図2は、三相電圧型GTOインバータの一相分(例
えばU相)を示し、主な構成要素として、主回路はスナ
バ回路が並列接続されたGTOを2個直列接続したもの
(但し、GTOに並列接続される帰還ダイオードは省略)
にフリーホイール回路が並列接続されたアノードリアク
トルを直列接続した直列体をアームとして上下2アー
ム、制御装置はPWM(パルス幅変調)波形を作る制御
回路と該制御回路の出力をうけて前記主回路のGTOに
オンオフゲート信号を供給するゲートドライバ回路及び
本発明の作用を行うためのオフゲート信号遅延回路を示
している。
【0013】図2において、P,Nは直流電源の正側,負
側端子、LFはフイルタリアクトル、CFはフイルタコ
ンデンサ、ALP,ALNは夫れ夫れ上,下アームに設けら
れたアノードリアクトル、RALP,DALP及びRAL
N,DALNは前記上,下アームに設けられたアノードリ
アクトルに夫れ夫れ並列接続される抵抗と帰還ダイオー
ドからなるフリーホイール回路、GTOP1〜GTOP2は
上アーム,GTON1〜GTON2は下アームに夫れ夫れ設
けられたGTO2個直列接続回路、RSP1〜RSP2,D
SP1〜DSP2,CSP1〜CSP2は前記上アームのGTO
P1〜GTOP2に夫れ夫れ並列接続される抵抗とダイオー
ド及びコンデンサからなるスナバ回路、RSN1〜R
SN2,DSN1〜DSN2,CSN1〜CSN2は前記下アームの
GTON1〜GTON2に夫れ夫れ並列接続される抵抗とダ
イオード及びコンデンサからなるスナバ回路で、前記三
相電圧型インバータの一相分主回路を構成している。
側端子、LFはフイルタリアクトル、CFはフイルタコ
ンデンサ、ALP,ALNは夫れ夫れ上,下アームに設けら
れたアノードリアクトル、RALP,DALP及びRAL
N,DALNは前記上,下アームに設けられたアノードリ
アクトルに夫れ夫れ並列接続される抵抗と帰還ダイオー
ドからなるフリーホイール回路、GTOP1〜GTOP2は
上アーム,GTON1〜GTON2は下アームに夫れ夫れ設
けられたGTO2個直列接続回路、RSP1〜RSP2,D
SP1〜DSP2,CSP1〜CSP2は前記上アームのGTO
P1〜GTOP2に夫れ夫れ並列接続される抵抗とダイオー
ド及びコンデンサからなるスナバ回路、RSN1〜R
SN2,DSN1〜DSN2,CSN1〜CSN2は前記下アームの
GTON1〜GTON2に夫れ夫れ並列接続される抵抗とダ
イオード及びコンデンサからなるスナバ回路で、前記三
相電圧型インバータの一相分主回路を構成している。
【0014】CTRは電圧型インバータにおいて交流出
力を創出するためのPWM信号発生回路、GDP1〜GD
P2,GDN1〜GDN2は前記CTRのPWM信号をうけて
夫れ夫れ前記上,下アームのGTOP1〜GTOP2,GT
ON1〜GTON2をオンオフ制御するためのゲートドライ
バ回路、TDP1〜TDP2及びTDN1〜TDN2は本発明の
一実施例動作を行うオフゲート信号遅延回路で、前記一
相分主回路の制御装置を構成している。
力を創出するためのPWM信号発生回路、GDP1〜GD
P2,GDN1〜GDN2は前記CTRのPWM信号をうけて
夫れ夫れ前記上,下アームのGTOP1〜GTOP2,GT
ON1〜GTON2をオンオフ制御するためのゲートドライ
バ回路、TDP1〜TDP2及びTDN1〜TDN2は本発明の
一実施例動作を行うオフゲート信号遅延回路で、前記一
相分主回路の制御装置を構成している。
【0015】ここで、図2におけるU相の上アームGT
OP1〜GTOP2及び下アームGTON1〜GTON2は、図1
に示すU相の素子組み合わせになるものとする。すなわ
ち、上アームGTOP1と下アームGTON1のターンオフ
タイムが約30μSで、上アームGTOP2と下アームG
TON2のターンオフタイムは約26〜28μSと早い。
そこで、上アームGTOP2と下アームGTON2のオフゲ
ート信号を、ゲートドライバ回路の前段に接続した前記
オフゲート信号遅延回路TDP2,TDN2により、夫れ夫
れ4〜2μS遅らせることで、アームとしてのターンオ
フタイムを約30μSに揃えることができる。これか
ら、V相,W相においても同様にオフゲート信号調整を
行うことにより、アームとしてのターンオフタイムを V相上,下アームで約32μS W相上,下アームで約34μS に揃えることができる。
OP1〜GTOP2及び下アームGTON1〜GTON2は、図1
に示すU相の素子組み合わせになるものとする。すなわ
ち、上アームGTOP1と下アームGTON1のターンオフ
タイムが約30μSで、上アームGTOP2と下アームG
TON2のターンオフタイムは約26〜28μSと早い。
そこで、上アームGTOP2と下アームGTON2のオフゲ
ート信号を、ゲートドライバ回路の前段に接続した前記
オフゲート信号遅延回路TDP2,TDN2により、夫れ夫
れ4〜2μS遅らせることで、アームとしてのターンオ
フタイムを約30μSに揃えることができる。これか
ら、V相,W相においても同様にオフゲート信号調整を
行うことにより、アームとしてのターンオフタイムを V相上,下アームで約32μS W相上,下アームで約34μS に揃えることができる。
【0016】以上に述べた図1,図2の直列接続におけ
る本発明の一実施例によれば、三相電圧型インバータに
おいて従来行っていた素子組み合わせで生じていた各相
上,下アームのターンオフ動作のバラツキをよく揃える
亊ができ、さらに各アーム間のターンオフ動作の最大バ
ラツキ(図4の従来例で約8μS)を約4μSと半減で
きるので、三相電圧型インバータ交流出力における各相
の正負電圧アンバランスをほとんど生じさせないと同時
に各相間の電圧アンバランスも抑制できる効果がある。
る本発明の一実施例によれば、三相電圧型インバータに
おいて従来行っていた素子組み合わせで生じていた各相
上,下アームのターンオフ動作のバラツキをよく揃える
亊ができ、さらに各アーム間のターンオフ動作の最大バ
ラツキ(図4の従来例で約8μS)を約4μSと半減で
きるので、三相電圧型インバータ交流出力における各相
の正負電圧アンバランスをほとんど生じさせないと同時
に各相間の電圧アンバランスも抑制できる効果がある。
【0017】なお、上記した図1,図2の直列接続回路
における実施例で述べた本発明による制御方法は、並列
接続回路においても適用されるものである。その詳細動
作の説明は省略するが、図5に並列接続における従来素
子組み合わせ、図6に並列接続における本発明素子組み
合わせ、図7に三相電圧型インバータの一相分を構成す
るためのGTO並列接続回路(並列接続回路で一般的に
使用される電流バランサは省略)とその制御回路(図2
の点線で囲んだ部分に相当)を示しており、上記した直
列接続回路の場合と全く同様の作用効果がある。
における実施例で述べた本発明による制御方法は、並列
接続回路においても適用されるものである。その詳細動
作の説明は省略するが、図5に並列接続における従来素
子組み合わせ、図6に並列接続における本発明素子組み
合わせ、図7に三相電圧型インバータの一相分を構成す
るためのGTO並列接続回路(並列接続回路で一般的に
使用される電流バランサは省略)とその制御回路(図2
の点線で囲んだ部分に相当)を示しており、上記した直
列接続回路の場合と全く同様の作用効果がある。
【0018】図8〜図9に、本発明の他の実施例を示
す。図8における素子の組み合わせは図1の場合と同じ
であるが、本実施例では各アームにおける実質的なター
ンオフタイムが約30μSに揃うようにゲート信号調整
を行うところに特徴がある。
す。図8における素子の組み合わせは図1の場合と同じ
であるが、本実施例では各アームにおける実質的なター
ンオフタイムが約30μSに揃うようにゲート信号調整
を行うところに特徴がある。
【0019】図9に、図8の素子組み合わせでアームを
構成した場合の電力変換器の制御装置の一実施例を示
す。図9においては、三相電圧型インバータの一相分を
構成するためのGTO直列接続回路とその制御回路(図
2の点線で囲んだ部分に相当)を示しており、図2の実
施例回路の構成要素に追加して、前記上,下アームのG
TOP1〜GTOP2,GTON1〜GTON2をオンオフ制御
するゲートドライバ回路前段に、夫れ夫れオンゲート信
号遅延回路TDP3,TDP4及びTDN3,TDN4を設けて
ある。そして、U相の上,下アームは図1の実施例と同
様にオフゲート信号遅延回路の調整により、アームとし
てのターンオフタイムを約30μSに揃えることができ
る。
構成した場合の電力変換器の制御装置の一実施例を示
す。図9においては、三相電圧型インバータの一相分を
構成するためのGTO直列接続回路とその制御回路(図
2の点線で囲んだ部分に相当)を示しており、図2の実
施例回路の構成要素に追加して、前記上,下アームのG
TOP1〜GTOP2,GTON1〜GTON2をオンオフ制御
するゲートドライバ回路前段に、夫れ夫れオンゲート信
号遅延回路TDP3,TDP4及びTDN3,TDN4を設けて
ある。そして、U相の上,下アームは図1の実施例と同
様にオフゲート信号遅延回路の調整により、アームとし
てのターンオフタイムを約30μSに揃えることができ
る。
【0020】ところで、V相上,下アームの基準素子の
ターンオフタイムは約32μS、W相上,下アームの基
準素子のターンオフタイムは約34μSとなっているの
で、このままではアームとしてのターンオフタイムを約
30μSに揃えることができない。
ターンオフタイムは約32μS、W相上,下アームの基
準素子のターンオフタイムは約34μSとなっているの
で、このままではアームとしてのターンオフタイムを約
30μSに揃えることができない。
【0021】そこで、本発明では図10に示す如く制御
することにより、アームとしてのターンオフタイムを実
質的に約30μSに揃えるものである。
することにより、アームとしてのターンオフタイムを実
質的に約30μSに揃えるものである。
【0022】先ず、V相は上アームで説明すると、図9
のGTOP1が約32μS、GTOP2が約28μSのター
ンオフタイムの素子とする。そこで、図10(イ)に示
すように、先ずPWM信号発生回路CTRからのPWM
信号の立上りにおいて、GTOP1及びGTOP2のオンゲ
ート信号を前記したオンゲート信号遅延回路TDP3,T
DP4により約2μS遅らせる。そして、PWM信号の立
下りにおいて、GTOP1のオフゲート信号はそのまま
で、GTOP2のオフゲート信号は前記したオフゲート信
号遅延回路TDP2により約4μS遅らせる。この結果、
PWM信号のパルス幅を例えば100μSとして考える
と、GTOP1及びGTOP2のオン幅は共に130μSと
なり、実質的なターンオフタイムを約30μSに揃える
ことができる。また、V相下アームでも同様に考えられ
る。
のGTOP1が約32μS、GTOP2が約28μSのター
ンオフタイムの素子とする。そこで、図10(イ)に示
すように、先ずPWM信号発生回路CTRからのPWM
信号の立上りにおいて、GTOP1及びGTOP2のオンゲ
ート信号を前記したオンゲート信号遅延回路TDP3,T
DP4により約2μS遅らせる。そして、PWM信号の立
下りにおいて、GTOP1のオフゲート信号はそのまま
で、GTOP2のオフゲート信号は前記したオフゲート信
号遅延回路TDP2により約4μS遅らせる。この結果、
PWM信号のパルス幅を例えば100μSとして考える
と、GTOP1及びGTOP2のオン幅は共に130μSと
なり、実質的なターンオフタイムを約30μSに揃える
ことができる。また、V相下アームでも同様に考えられ
る。
【0023】次に、W相については下アームで説明する
と、図9のGTON1が約34μS、GTON2が約32μ
Sのターンオフタイムの素子とする。そこで、図10
(ロ)に示すように、PWM信号の立上りにおいてGTO
N1及びGTON2のオンゲート信号を前記したオンゲート
信号遅延回路TDN3,TDN4により約4μS遅らせ、P
WM信号の立下りにおいてGTON1のオフゲート信号は
そのままで、GTON2のオフゲート信号を前記したオフ
ゲート信号遅延回路TDN2により約2μS遅らせる。こ
の結果、V相の場合と同様に、実質的なターンオフタイ
ムを約30μSに揃えることができる。また、W相下ア
ームでも同様に考えられる。
と、図9のGTON1が約34μS、GTON2が約32μ
Sのターンオフタイムの素子とする。そこで、図10
(ロ)に示すように、PWM信号の立上りにおいてGTO
N1及びGTON2のオンゲート信号を前記したオンゲート
信号遅延回路TDN3,TDN4により約4μS遅らせ、P
WM信号の立下りにおいてGTON1のオフゲート信号は
そのままで、GTON2のオフゲート信号を前記したオフ
ゲート信号遅延回路TDN2により約2μS遅らせる。こ
の結果、V相の場合と同様に、実質的なターンオフタイ
ムを約30μSに揃えることができる。また、W相下ア
ームでも同様に考えられる。
【0024】なお、図8の素子組み合わせでは、ターン
オフ動作がよく揃った基準素子としてターンオフタイム
が約30μS、この素子にターンオフ動作が比較的近い
基準素子としてターンオフタイムが約32,34μSの
場合で述べたが、実際には、比較的近い基準素子として
ターンオフタイムが約28μSとなることも考えられ
る。この場合には、ターンオフタイムが約28μSの基
準素子のターンオフ動作を約2μS遅らせ、この基準素
子に他の素子のターンオフ動作を揃えるようオフゲート
信号を調整すことで、アームとしての実質的なターンオ
フタイムを約30μSに揃えることができる。
オフ動作がよく揃った基準素子としてターンオフタイム
が約30μS、この素子にターンオフ動作が比較的近い
基準素子としてターンオフタイムが約32,34μSの
場合で述べたが、実際には、比較的近い基準素子として
ターンオフタイムが約28μSとなることも考えられ
る。この場合には、ターンオフタイムが約28μSの基
準素子のターンオフ動作を約2μS遅らせ、この基準素
子に他の素子のターンオフ動作を揃えるようオフゲート
信号を調整すことで、アームとしての実質的なターンオ
フタイムを約30μSに揃えることができる。
【0025】以上に述べた図8,図9の直列接続におけ
る本発明の一実施例によれば、三相電圧型インバータに
おける各相間の実質的なターンオフ動作バラツキをほと
んどなくすことができ、各相間の電圧アンバランスを大
幅に抑制できる効果がある。なお、上記した図8,図9
の直列接続回路における実施例で述べた本発明による制
御方法は、並列接続回路においても適用されるもので、
その作用動作については直列接続回路の場合と同じく考
えることができるので省略する。
る本発明の一実施例によれば、三相電圧型インバータに
おける各相間の実質的なターンオフ動作バラツキをほと
んどなくすことができ、各相間の電圧アンバランスを大
幅に抑制できる効果がある。なお、上記した図8,図9
の直列接続回路における実施例で述べた本発明による制
御方法は、並列接続回路においても適用されるもので、
その作用動作については直列接続回路の場合と同じく考
えることができるので省略する。
【0026】以上、上記した本発明実施例では、電力用
半導体デバイスとしてGTO素子を、また電力変換器と
して三相電圧型インバータを、さらに直,並列接続とし
て2個の場合で述べたが、これに限定されることなく、
他の電力用半導体デバイスや電力変換器での適用、2個
以上の多数個直列接続及び並列接続或いは直並列接続す
る場合にも適用されるものである。また、上記本発明実
施例では、ターンオフタイムを揃える手段としてオフゲ
ート信号遅延回路を設けることで述べたが、これに限定
されることなく、ターンオフタイムを揃える作用を行う
別な手段、例えば各アームに設けられた基準素子の電圧
に他の素子の電圧が追従するように制御する手段として
もよいものである。
半導体デバイスとしてGTO素子を、また電力変換器と
して三相電圧型インバータを、さらに直,並列接続とし
て2個の場合で述べたが、これに限定されることなく、
他の電力用半導体デバイスや電力変換器での適用、2個
以上の多数個直列接続及び並列接続或いは直並列接続す
る場合にも適用されるものである。また、上記本発明実
施例では、ターンオフタイムを揃える手段としてオフゲ
ート信号遅延回路を設けることで述べたが、これに限定
されることなく、ターンオフタイムを揃える作用を行う
別な手段、例えば各アームに設けられた基準素子の電圧
に他の素子の電圧が追従するように制御する手段として
もよいものである。
【0027】
【発明の効果】以上、本発明実施例によれば、電力用半
導体デバイスを多数個直列接続及び並列接続或いは直並
列接続したアームより構成される電力変換器において、
各アーム間の実質的なターンオフタイムを良く揃えるこ
とができ、電力変換器出力電圧のアンバランスを抑制で
きる効果がある。また、ターンオフタイムに比較的大き
なバラツキがある電力用半導体デバイスでも使用できる
ので、デバイスの選別に裕度ができ、その経済的効果も
大きい。
導体デバイスを多数個直列接続及び並列接続或いは直並
列接続したアームより構成される電力変換器において、
各アーム間の実質的なターンオフタイムを良く揃えるこ
とができ、電力変換器出力電圧のアンバランスを抑制で
きる効果がある。また、ターンオフタイムに比較的大き
なバラツキがある電力用半導体デバイスでも使用できる
ので、デバイスの選別に裕度ができ、その経済的効果も
大きい。
【図1】本発明による直列接続素子組み合わせの実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1の直列接続素子組み合わせにおける実施例
回路図である。
回路図である。
【図3】ターンオフタイムのバラツキ分布例を示す図で
ある。
ある。
【図4】直列接続における素子組み合わせの従来例を示
す図である。
す図である。
【図5】並列接続における素子組み合わせの従来例を示
す図である。
す図である。
【図6】本発明による並列接続素子組み合わせの実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図7】図6の並列接続素子組み合わせにおける実施例
回路図である。
回路図である。
【図8】本発明による直列接続素子組み合わせの他の実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図9】図8の直列接続素子組み合わせにおける他の実
施例回路図である。
施例回路図である。
【図10】図8,図9におけるV,W相のオン,オフゲ
ート信号調整法を示す図である。
ート信号調整法を示す図である。
P,N…直流電源の正側,負側端子、LF,CF…フイ
ルタリアクトルとコンデンサ、ALP,ALN…アノード
リアクトル、RALP,RALN…アノードリアクトル回
路の抵抗、DALP,DALN…アノードリアクトル回路
の帰還ダイオード、GTOP1,GTOP2,GTON1,G
TON2…ゲートターンオフサイリスタ、RSP1,R
SP2,RSN1,RSN2…スナバ回路抵抗、DSP1,DS
P2,DSN1,DSN2…スナバ回路ダイオード、CSP1,
CSP2,CSN1,CSN2…スナバ回路コンデンサ、CT
R…PWM信号発生回路、GDP1,GDP2,GDN1,G
DN2…ゲートドライバ回路、TDP1,TDP2,TDN1,
TDN2…オフゲート信号遅延回路、TDP3,TDP4,T
DN3,TDN4…オンゲート信号遅延回路。
ルタリアクトルとコンデンサ、ALP,ALN…アノード
リアクトル、RALP,RALN…アノードリアクトル回
路の抵抗、DALP,DALN…アノードリアクトル回路
の帰還ダイオード、GTOP1,GTOP2,GTON1,G
TON2…ゲートターンオフサイリスタ、RSP1,R
SP2,RSN1,RSN2…スナバ回路抵抗、DSP1,DS
P2,DSN1,DSN2…スナバ回路ダイオード、CSP1,
CSP2,CSN1,CSN2…スナバ回路コンデンサ、CT
R…PWM信号発生回路、GDP1,GDP2,GDN1,G
DN2…ゲートドライバ回路、TDP1,TDP2,TDN1,
TDN2…オフゲート信号遅延回路、TDP3,TDP4,T
DN3,TDN4…オンゲート信号遅延回路。
Claims (4)
- 【請求項1】電力用半導体デバイスを多数個直列接続及
び並列接続或いは直並列接続したアームで構成される電
力変換器において、各アームの基準素子をターンオフタ
イムがよく揃った素子で構成し、アーム内の他の素子の
ターンオフ動作が上記基準素子のターンオフ動作に揃う
ように、オフゲート信号を調整する手段を設けたことを
特徴とする電力変換器の制御装置。 - 【請求項2】電力用半導体デバイスを多数個直列接続及
び並列接続或いは直並列接続したアームより構成される
電力変換器において、各アームの基準素子をターンオフ
タイムがよく揃った素子とこの素子にターンオフタイム
が比較的近い素子とで構成し、アーム内の他の素子のタ
ーンオフ動作が上記基準素子のターンオフ動作に揃うよ
うに、オフゲート信号を調整する手段を設けたことを特
徴とする電力変換器の制御装置。 - 【請求項3】電力用半導体デバイスを多数個直列接続及
び並列接続或いは直並列接続したアームより構成される
電力変換器において、各アームの基準素子をターンオフ
タイムがよく揃った素子とこの素子にターンオフタイム
が比較的近い素子とで構成し、アーム内の他の素子のタ
ーンオフ動作が上記基準素子のターンオフ動作に揃うよ
うにオフゲート信号を調整すると共に、ターンオフタイ
ムがよく揃った素子を基準素子とするアームにターンオ
フタイムが比較的近い素子を基準素子とするアームのタ
ーンオフ動作が揃うようにオン,オフゲート信号を調整
する手段を設けたことを特徴とする電力変換器の制御装
置。 - 【請求項4】請求項2〜請求項3のいずれか1項におい
て、少なくとも上,下アームの基準素子はターンオフタ
イムがよく揃った素子で構成することを特徴とする電力
変換器の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4246146A JPH0698563A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 電力変換器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4246146A JPH0698563A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 電力変換器の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698563A true JPH0698563A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17144174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4246146A Pending JPH0698563A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | 電力変換器の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698563A (ja) |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP4246146A patent/JPH0698563A/ja active Pending
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