JPH0698582A - ブラシレス直流モータ - Google Patents
ブラシレス直流モータInfo
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- JPH0698582A JPH0698582A JP4241594A JP24159492A JPH0698582A JP H0698582 A JPH0698582 A JP H0698582A JP 4241594 A JP4241594 A JP 4241594A JP 24159492 A JP24159492 A JP 24159492A JP H0698582 A JPH0698582 A JP H0698582A
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- Japan
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- signal
- correction
- rotor
- value
- rotation
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常回転中に、回転子と固定子巻線の回転磁
界の位相関係を最適に補正するセンサのないブラシレス
直流モータを提供する。 【構成】 回転子116の回転を周波数発電機101で
検出し、周波数信号を出力する。方向検出手段103は
周波数信号から回転方向を検出する。カウンタ手段10
6は、方向検出信号と周波数信号に応じた計数動作を行
う。計数値は波形発生手段109により波形信号に変換
され、固定子巻線703に波形信号に対応した回転磁界
を生じ、回転子116が回転駆動される。さらに、回転
制御手段112により回転子116の回転速度が所定の
回転速度に制御されるブラシレス直流モータであって、
回転制御手段112の出力信号に応じてカウンタ手段1
06の内容を補正する事により、高効率でトルクリップ
ルの小さいセンサのないブラシレス直流モータが実現で
きる。
界の位相関係を最適に補正するセンサのないブラシレス
直流モータを提供する。 【構成】 回転子116の回転を周波数発電機101で
検出し、周波数信号を出力する。方向検出手段103は
周波数信号から回転方向を検出する。カウンタ手段10
6は、方向検出信号と周波数信号に応じた計数動作を行
う。計数値は波形発生手段109により波形信号に変換
され、固定子巻線703に波形信号に対応した回転磁界
を生じ、回転子116が回転駆動される。さらに、回転
制御手段112により回転子116の回転速度が所定の
回転速度に制御されるブラシレス直流モータであって、
回転制御手段112の出力信号に応じてカウンタ手段1
06の内容を補正する事により、高効率でトルクリップ
ルの小さいセンサのないブラシレス直流モータが実現で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転子の回転位置を検
出するための位置検出素子を不要としたブラシレス直流
モータに関する。
出するための位置検出素子を不要としたブラシレス直流
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレス直流モータは、ブラシ付の直
流モータに比べ機械的接点を持たないため長寿命である
と同時に電気的雑音も少なく、近年、高信頼性が要求さ
れる産業用機器や映像・音響機器に広く応用されてい
る。
流モータに比べ機械的接点を持たないため長寿命である
と同時に電気的雑音も少なく、近年、高信頼性が要求さ
れる産業用機器や映像・音響機器に広く応用されてい
る。
【0003】従来、この種のブラシレス直流モータは、
固定子巻線の通電相の切換えのためにブラシに相当する
位置検出素子(例えばホール素子)を使用している。し
かしながら、位置検出素子自体決して安価なものではな
く、さらに素子の取付け位置調整の煩雑さや配線数の増
加により、ブラシレス直流モータはブラシ付直流モータ
に比べて大幅にコストが上昇する欠点がある。また、モ
ータ内部に位置検出素子を取り付けなければならないた
め、モータの構造上の制約が起こることがしばしばあ
る。近年、機器の小型化に伴い使用されるモータも小型
かつ薄型化され、ホール素子等の位置検出素子を取り付
ける場所的な余裕がなくなってきている。そこで、ホー
ル素子の如き位置検出素子の全くないブラシレス直流モ
ータが、従来よりいくつか提案されている。
固定子巻線の通電相の切換えのためにブラシに相当する
位置検出素子(例えばホール素子)を使用している。し
かしながら、位置検出素子自体決して安価なものではな
く、さらに素子の取付け位置調整の煩雑さや配線数の増
加により、ブラシレス直流モータはブラシ付直流モータ
に比べて大幅にコストが上昇する欠点がある。また、モ
ータ内部に位置検出素子を取り付けなければならないた
め、モータの構造上の制約が起こることがしばしばあ
る。近年、機器の小型化に伴い使用されるモータも小型
かつ薄型化され、ホール素子等の位置検出素子を取り付
ける場所的な余裕がなくなってきている。そこで、ホー
ル素子の如き位置検出素子の全くないブラシレス直流モ
ータが、従来よりいくつか提案されている。
【0004】この種の位置検出素子の全くないブラシレ
ス直流モータとしては、モータに取り付けられた周波数
発電機の出力パルスを利用するものがある。これは、回
転子の回転に応じたパルスを発生する周波数発電機の出
力パルスをカウンタでカウントし、その計数値に対応し
て予め設定された電流パターンの駆動電流を3相の固定
子巻線に順次通電させ、回転子を回転させるものであ
る。しかし、電源投入時には固定子巻線と回転子との初
期位置が不定のため、初期位置を確定する必要がある。
このような要求に対して、特開昭63−262088号
公報が提案されている。
ス直流モータとしては、モータに取り付けられた周波数
発電機の出力パルスを利用するものがある。これは、回
転子の回転に応じたパルスを発生する周波数発電機の出
力パルスをカウンタでカウントし、その計数値に対応し
て予め設定された電流パターンの駆動電流を3相の固定
子巻線に順次通電させ、回転子を回転させるものであ
る。しかし、電源投入時には固定子巻線と回転子との初
期位置が不定のため、初期位置を確定する必要がある。
このような要求に対して、特開昭63−262088号
公報が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、軸ロスまたは周波数発電機の出力信号に
入るノイズ等によりカウンタ手段の計数値に誤差が生じ
る。この計数誤差により、モータの効率が低下し、また
トルクリップルも増加する。このため高精度回転が要求
されるVTRのキャプスタンモータ等には応用できなく
なる等、ブラシレス直流モータの応用に大きな制約があ
った。特に、小型モータでは効率低下は大きな問題とな
る。
うな構成では、軸ロスまたは周波数発電機の出力信号に
入るノイズ等によりカウンタ手段の計数値に誤差が生じ
る。この計数誤差により、モータの効率が低下し、また
トルクリップルも増加する。このため高精度回転が要求
されるVTRのキャプスタンモータ等には応用できなく
なる等、ブラシレス直流モータの応用に大きな制約があ
った。特に、小型モータでは効率低下は大きな問題とな
る。
【0006】特開昭63−262088号公報において
は、固定子巻線に流れる電流のゼロクロス点を検出し
て、カウンタ回路をリセットするようにして、カウンタ
手段の計数値を補正するように構成している。しかし、
カウンタ手段の計数値を固定巻線の電流のゼロクロス点
でリセットするだけでは計数値の補正が困難である。ま
た、電流のゼロクロス点検出回路を必要とし、回路が複
雑になるという課題があった。
は、固定子巻線に流れる電流のゼロクロス点を検出し
て、カウンタ回路をリセットするようにして、カウンタ
手段の計数値を補正するように構成している。しかし、
カウンタ手段の計数値を固定巻線の電流のゼロクロス点
でリセットするだけでは計数値の補正が困難である。ま
た、電流のゼロクロス点検出回路を必要とし、回路が複
雑になるという課題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、モータ回転時
に、計数誤差を補正できるように構成したブラシレス直
流モータを提供することを目的とする。
に、計数誤差を補正できるように構成したブラシレス直
流モータを提供することを目的とする。
【0008】さらに本発明は、モータの効率を高効率に
保ち、またトルクリップルを小さくすることによって、
広い用途に応用可能なブラシレス直流モータを提供する
ことを目的とする。
保ち、またトルクリップルを小さくすることによって、
広い用途に応用可能なブラシレス直流モータを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のブラシレスモータは、複数の磁極を有する
回転子と、回転子に所定の間隔を有して配置された複数
相の固定子巻線と、回転子の回転数に比例した複数相の
周波数信号を発生する周波数発電機と、複数相の周波数
信号により回転子の回転方向を検出し、方向検出信号を
出力する方向検出手段と、少なくとも1つの周波数信号
に応じた信号により回転制御信号を出力し、回転子を所
定の回転速度に回転制御する回転制御手段と、方向検出
信号と少なくとも1つの周波数信号とに応じて第1の加
算信号と第1の減算信号を出力する加減算信号発生手段
と、回転制御信号に対応した値により第2の加算信号と
第2の減算信号を出力する補正信号発生手段と、第1の
加算信号と第2の加算信号とに基づいて第3の加算信号
を生成し、第1の減算信号と第2の減算信号とに基づい
て第3の減算信号を生成する加減算信号合成手段と、第
3の加算信号に応じてアップカウントし、第3の減算信
号に応じてダウンカウントし、初期計数値によりカウン
タの初期値が設定されるカウンタ手段と、カウンタ手段
の計数値と回転方向検出信号に応じて、第1のデジタル
値と初期計数値を出力する初期位置検出手段と、回転方
向指令に応じて第1のデジタル値に対応した値から所定
の値を加減算し第2のデジタル値を出力する位相調整手
段と、第2のデジタル値と回転制御信号とに応じた複数
相の波形信号を発生する波形発生手段と、複数相の波形
信号に応じて固定子巻線に電力を供給し回転磁界を発生
する電力供給手段とにより構成したものである。
めに本発明のブラシレスモータは、複数の磁極を有する
回転子と、回転子に所定の間隔を有して配置された複数
相の固定子巻線と、回転子の回転数に比例した複数相の
周波数信号を発生する周波数発電機と、複数相の周波数
信号により回転子の回転方向を検出し、方向検出信号を
出力する方向検出手段と、少なくとも1つの周波数信号
に応じた信号により回転制御信号を出力し、回転子を所
定の回転速度に回転制御する回転制御手段と、方向検出
信号と少なくとも1つの周波数信号とに応じて第1の加
算信号と第1の減算信号を出力する加減算信号発生手段
と、回転制御信号に対応した値により第2の加算信号と
第2の減算信号を出力する補正信号発生手段と、第1の
加算信号と第2の加算信号とに基づいて第3の加算信号
を生成し、第1の減算信号と第2の減算信号とに基づい
て第3の減算信号を生成する加減算信号合成手段と、第
3の加算信号に応じてアップカウントし、第3の減算信
号に応じてダウンカウントし、初期計数値によりカウン
タの初期値が設定されるカウンタ手段と、カウンタ手段
の計数値と回転方向検出信号に応じて、第1のデジタル
値と初期計数値を出力する初期位置検出手段と、回転方
向指令に応じて第1のデジタル値に対応した値から所定
の値を加減算し第2のデジタル値を出力する位相調整手
段と、第2のデジタル値と回転制御信号とに応じた複数
相の波形信号を発生する波形発生手段と、複数相の波形
信号に応じて固定子巻線に電力を供給し回転磁界を発生
する電力供給手段とにより構成したものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、補正信号発生
手段は、回転制御信号を監視することによりカウンタ手
段の計数誤差を検出し、回転制御信号に応じて第2の加
算信号または第2の減算信号を出力することにより、カ
ウンタ手段の計数誤差を補正する。カウンタ手段の計数
値の誤差が大きくなると、回転制御信号の大きさに対し
て回転子に発生する回転トルクの大きさが小さくなる。
このため回転制御信号は回転子を一定回転に回転させる
ために大きな値となる。したがって、補正信号発生手段
によって回転制御信号を監視する事により、カウンタ手
段の計数値を補正できる。
手段は、回転制御信号を監視することによりカウンタ手
段の計数誤差を検出し、回転制御信号に応じて第2の加
算信号または第2の減算信号を出力することにより、カ
ウンタ手段の計数誤差を補正する。カウンタ手段の計数
値の誤差が大きくなると、回転制御信号の大きさに対し
て回転子に発生する回転トルクの大きさが小さくなる。
このため回転制御信号は回転子を一定回転に回転させる
ために大きな値となる。したがって、補正信号発生手段
によって回転制御信号を監視する事により、カウンタ手
段の計数値を補正できる。
【0011】このブラシレス直流モータを用いれば、従
来のブラシレス直流モータのような位置検出素子が不要
のため、素子の取付け位置調整の煩雑さや配線数が削減
され、大幅にコストが低減される。さらに、モータ内部
に位置検出素子を取り付ける必要がないため、モータは
構造上の制約を受けず超小型化、超薄型化が可能とな
る。
来のブラシレス直流モータのような位置検出素子が不要
のため、素子の取付け位置調整の煩雑さや配線数が削減
され、大幅にコストが低減される。さらに、モータ内部
に位置検出素子を取り付ける必要がないため、モータは
構造上の制約を受けず超小型化、超薄型化が可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例のブラシレス直流モー
タについて、図面を参照しながら説明する。
タについて、図面を参照しながら説明する。
【0013】図7(a)に偏平型のブラシレス直流モー
タの回転子と固定子巻線の構成図を示す。図7(a)に
おいて、回転軸701とともに回転する回転子116
は、固定子702と対向配置されている。回転子116
は図7(b)に示すように複数極(ここでは、8極とす
る。)を等間隔に円周方向にそって円盤状に配置されて
いる。また固定子702は図7(c)に示すように平面
上に回転軸701を中心として円盤状に等間隔に配置さ
れた複数個の偏平巻線(ここでは、6個とする。)から
構成され、互いに180度隔てた偏平巻線は互いに接続
され、3相の固定子巻線703a,703b,703c
を構成している。
タの回転子と固定子巻線の構成図を示す。図7(a)に
おいて、回転軸701とともに回転する回転子116
は、固定子702と対向配置されている。回転子116
は図7(b)に示すように複数極(ここでは、8極とす
る。)を等間隔に円周方向にそって円盤状に配置されて
いる。また固定子702は図7(c)に示すように平面
上に回転軸701を中心として円盤状に等間隔に配置さ
れた複数個の偏平巻線(ここでは、6個とする。)から
構成され、互いに180度隔てた偏平巻線は互いに接続
され、3相の固定子巻線703a,703b,703c
を構成している。
【0014】次に、図7のブラシレスモータの回転トル
ク発生原理について説明する。図8に固定子巻線703
a,703b,703cに流れる電流波形の一例を示
す。図8の電流波形Ia,Ib,Icはそれぞれ固定子
巻線703a,703b,703cに流れる電流の波形
である。図9に回転子116の磁極と固定子巻線703
a,703b,703cの相対位置関係を示す。
ク発生原理について説明する。図8に固定子巻線703
a,703b,703cに流れる電流波形の一例を示
す。図8の電流波形Ia,Ib,Icはそれぞれ固定子
巻線703a,703b,703cに流れる電流の波形
である。図9に回転子116の磁極と固定子巻線703
a,703b,703cの相対位置関係を示す。
【0015】まず、初期状態において、回転子116と
固定子巻線703a,703b,703cが図9(a)
の状態にあるとする。この時、図8のθ=0の時の電流
信号(θ=0の時の電流Ia,Ib,Ic)を固定子巻
線703a,703b,703cに供給した時の電流の
流れる方向と回転トルクの発生する方向を図9(a)に
示す。この場合、回転子116は図9(a)に示すよう
に逆回転方向(図中では右方向)に回転トルクをうけ、
逆方向に回転する。
固定子巻線703a,703b,703cが図9(a)
の状態にあるとする。この時、図8のθ=0の時の電流
信号(θ=0の時の電流Ia,Ib,Ic)を固定子巻
線703a,703b,703cに供給した時の電流の
流れる方向と回転トルクの発生する方向を図9(a)に
示す。この場合、回転子116は図9(a)に示すよう
に逆回転方向(図中では右方向)に回転トルクをうけ、
逆方向に回転する。
【0016】次に、初期状態において、回転子116と
固定子巻線703a,703b,703cが図9(b)
の状態にあるとする。この時、図8のθ=0の電流信号
を固定子巻線703a,703b,703cに供給した
ときの電流の流れる方向と回転トルクの発生する方向を
図9(b)に示す。この場合、回転子116は図9
(b)に示すように正回転方向(図中では左方向)に回
転トルクをうけ、正方向に回転する。
固定子巻線703a,703b,703cが図9(b)
の状態にあるとする。この時、図8のθ=0の電流信号
を固定子巻線703a,703b,703cに供給した
ときの電流の流れる方向と回転トルクの発生する方向を
図9(b)に示す。この場合、回転子116は図9
(b)に示すように正回転方向(図中では左方向)に回
転トルクをうけ、正方向に回転する。
【0017】さらに、初期状態において、回転子116
と固定子巻線703a,703b,703cが図9
(c)の状態にあるとする。この時、図8のθ=0の電
流信号を固定子巻線703a,703b,703cに供
給した時、回転トルクは零となる。すなわち、図8のθ
=0の電流信号を固定子巻線703a,703b,70
3cに供給した時、回転子116と固定子巻線703
a,703b,703cは最終的に図9(c)の状態と
なる。図9(c)の状態において、回転子116の位置
が左右に移動しても、図9(c)の状態に復帰する様に
回転トルクが発生する。
と固定子巻線703a,703b,703cが図9
(c)の状態にあるとする。この時、図8のθ=0の電
流信号を固定子巻線703a,703b,703cに供
給した時、回転トルクは零となる。すなわち、図8のθ
=0の電流信号を固定子巻線703a,703b,70
3cに供給した時、回転子116と固定子巻線703
a,703b,703cは最終的に図9(c)の状態と
なる。図9(c)の状態において、回転子116の位置
が左右に移動しても、図9(c)の状態に復帰する様に
回転トルクが発生する。
【0018】以下、回転子116の磁極方向と固定子巻
線703の回転磁界の磁極方向が図9(c)の状態にあ
る時、回転子116の磁極方向と固定子巻線703の回
転磁界の磁極方向が一致している状態と呼ぶ。
線703の回転磁界の磁極方向が図9(c)の状態にあ
る時、回転子116の磁極方向と固定子巻線703の回
転磁界の磁極方向が一致している状態と呼ぶ。
【0019】次に、回転子116の磁極方向と固定子巻
線703の回転磁界の磁極方向が一致している状態で、
固定子巻線703の電流信号を変化させた時の回転トル
クの発生動作について説明する。
線703の回転磁界の磁極方向が一致している状態で、
固定子巻線703の電流信号を変化させた時の回転トル
クの発生動作について説明する。
【0020】図10(a)は回転子116の磁極方向と
固定子巻線703の回転磁界の磁極方向が一致した状態
である。図10(b)に、固定子巻線703に図8のθ
=90度の電流信号を供給した時の、回転子116の回
転トルクの方向を示す。図10(b)に示すように、θ
=90度の電流信号を供給すると回転子116は正方向
に回転トルクを受け、正方向に回転する。また、図10
(c)に、固定子巻線703に図8のθ=180度の電
流信号を供給した時の、固定子巻線703の電流方向を
示す。この状態では、回転子116の回転トルクは零で
ある。しかし、回転子116に外部より正方向あるいは
逆方向に外乱トルクが加わると、回転子116は図10
(c)の状態から遠ざかる方向に回転トルクを受ける。
すなわち、逆方向回転の外乱トルク受けると、逆方向の
回転トルクを受け逆方向回転し、正方向回転の外乱トル
ク受けると、正方向の回転トルクを受け正方向回転す
る。従って、この状態は不安定であり、回転子116の
回転方向も不確定になる。図10(d)に、固定子巻線
703に図8のθ=−90度(270度)の電流信号を
供給した時の、回転子116の回転トルクの方向を示
す。図10(d)に示すように、θ=−90度(270
度)の電流信号を供給すると回転子116は逆方向に回
転トルクを受け、逆方向回転する。
固定子巻線703の回転磁界の磁極方向が一致した状態
である。図10(b)に、固定子巻線703に図8のθ
=90度の電流信号を供給した時の、回転子116の回
転トルクの方向を示す。図10(b)に示すように、θ
=90度の電流信号を供給すると回転子116は正方向
に回転トルクを受け、正方向に回転する。また、図10
(c)に、固定子巻線703に図8のθ=180度の電
流信号を供給した時の、固定子巻線703の電流方向を
示す。この状態では、回転子116の回転トルクは零で
ある。しかし、回転子116に外部より正方向あるいは
逆方向に外乱トルクが加わると、回転子116は図10
(c)の状態から遠ざかる方向に回転トルクを受ける。
すなわち、逆方向回転の外乱トルク受けると、逆方向の
回転トルクを受け逆方向回転し、正方向回転の外乱トル
ク受けると、正方向の回転トルクを受け正方向回転す
る。従って、この状態は不安定であり、回転子116の
回転方向も不確定になる。図10(d)に、固定子巻線
703に図8のθ=−90度(270度)の電流信号を
供給した時の、回転子116の回転トルクの方向を示
す。図10(d)に示すように、θ=−90度(270
度)の電流信号を供給すると回転子116は逆方向に回
転トルクを受け、逆方向回転する。
【0021】したがって、回転子116の磁極方向と固
定子巻線703の回転磁界の磁極方向が一致した状態
で、固定子巻線703に供給する電流信号を操作するこ
とにより、回転子116を正方向または逆方向に自由に
回転させることが可能である。
定子巻線703の回転磁界の磁極方向が一致した状態
で、固定子巻線703に供給する電流信号を操作するこ
とにより、回転子116を正方向または逆方向に自由に
回転させることが可能である。
【0022】また、図8のθ=90度またはθ=−90
度の電流信号を供給した時、効率は最大となり、またト
ルクリップルは最小となるため、高精度の回転が得られ
る。
度の電流信号を供給した時、効率は最大となり、またト
ルクリップルは最小となるため、高精度の回転が得られ
る。
【0023】図1に本発明のブラシレス直流モータの構
成図を示す。図1において、周波数発電機101は回転
子116の1回転当たりZ回(Zは歯数と呼び、ここで
は、Z=360×4とする。)の周波数信号m1,m2
を発生する。周波数信号m1,m2は回転子116が正
方向に回転している時は、周波数信号m1が周波数信号
m2より90度進んだ位相をもち、逆方向に回転してい
る時は周波数信号m1が周波数信号m2より90度遅れ
た位相をもつ。波形整形回路102は、周波数信号m
1,m2を波形整形し、それぞれに対応した矩形波信号
a1,a2を出力する。方向検出回路103は2相の矩
形波信号a1,a2から回転子116の回転方向を検出
する。
成図を示す。図1において、周波数発電機101は回転
子116の1回転当たりZ回(Zは歯数と呼び、ここで
は、Z=360×4とする。)の周波数信号m1,m2
を発生する。周波数信号m1,m2は回転子116が正
方向に回転している時は、周波数信号m1が周波数信号
m2より90度進んだ位相をもち、逆方向に回転してい
る時は周波数信号m1が周波数信号m2より90度遅れ
た位相をもつ。波形整形回路102は、周波数信号m
1,m2を波形整形し、それぞれに対応した矩形波信号
a1,a2を出力する。方向検出回路103は2相の矩
形波信号a1,a2から回転子116の回転方向を検出
する。
【0024】方向検出回路103の具体的な構成を図2
に示す。図2において、データ入力型のフリップフロッ
プ回路21のデータ入力端子Dに矩形波信号a1が入力
され、クロック入力端子CKに矩形波信号a1が入力さ
れている。図3(a)に回転子116が正方向に回転し
ているときの矩形波信号a1,a2の波形を示す。デー
タ入力型のフリップフロップ回路21はクロック入力端
子CKに入力された信号の立上がりエッジ毎に、データ
入力端子Dの状態を保持し、その状態をデータ入力型の
フリップフロップ回路21の出力として出力端子Qより
出力する。このような動作を行うと、図3(a)の様に
回転子116が正方向回転している時は、データ入力型
のフリップフロップ回路21の出力は常に高電位状態
(以下、この状態を”H”と呼ぶ。)となる。また、回
転子116が逆方向回転しているときの矩形波信号a
1,a2を図3(b)に示す。回転子116が逆方向回
転しているときは図3(b)のように矩形波信号a1が
矩形波信号a2より位相が90度遅れる。この場合、デ
ータ入力型のフリップフロップ回路21の出力は常に低
高電位状態(以下、この状態を”L”と呼ぶ。)とな
る。したがて、図2の様に方向検出回路103を構成す
ることにより、回転子116の回転方向が検出できる。
そして、方向検出回路103の出力信号である方向検出
信号rdは、回転子116が正方向に回転している時、
rd=”H”となり、回転子116が逆方向に回転して
いる時、rd=”L”となる。方向検出信号rdは後述
の初期位置検出器107と加減算信号発生器104に入
力されている。さらに、加減算信号発生器104には矩
形波信号a1が入力されている。
に示す。図2において、データ入力型のフリップフロッ
プ回路21のデータ入力端子Dに矩形波信号a1が入力
され、クロック入力端子CKに矩形波信号a1が入力さ
れている。図3(a)に回転子116が正方向に回転し
ているときの矩形波信号a1,a2の波形を示す。デー
タ入力型のフリップフロップ回路21はクロック入力端
子CKに入力された信号の立上がりエッジ毎に、データ
入力端子Dの状態を保持し、その状態をデータ入力型の
フリップフロップ回路21の出力として出力端子Qより
出力する。このような動作を行うと、図3(a)の様に
回転子116が正方向回転している時は、データ入力型
のフリップフロップ回路21の出力は常に高電位状態
(以下、この状態を”H”と呼ぶ。)となる。また、回
転子116が逆方向回転しているときの矩形波信号a
1,a2を図3(b)に示す。回転子116が逆方向回
転しているときは図3(b)のように矩形波信号a1が
矩形波信号a2より位相が90度遅れる。この場合、デ
ータ入力型のフリップフロップ回路21の出力は常に低
高電位状態(以下、この状態を”L”と呼ぶ。)とな
る。したがて、図2の様に方向検出回路103を構成す
ることにより、回転子116の回転方向が検出できる。
そして、方向検出回路103の出力信号である方向検出
信号rdは、回転子116が正方向に回転している時、
rd=”H”となり、回転子116が逆方向に回転して
いる時、rd=”L”となる。方向検出信号rdは後述
の初期位置検出器107と加減算信号発生器104に入
力されている。さらに、加減算信号発生器104には矩
形波信号a1が入力されている。
【0025】加減算信号発生器104では、回転子11
6が正方向に回転している時(方向検出信号rdが”
H”の時)第1の加算信号u1として、矩形波信号a1
を出力し、第1の減算信号d1として”H”を出力す
る。また、回転子116が逆方向に回転している時(方
向検出信号rdが”L”の時)第1の減算信号d1とし
て、矩形波信号a1を出力し、第1の加算信号u1とし
て”H”を出力する。加減算信号合成器105では後述
の第2の加算信号u2のパルスと第1の加算信号u1の
パルスを合成して、第3の加算信号u3として出力し、
また後述の第2の減算信号d2のパルスと第1の減算信
号d1のパルスを合成して、第3の減算信号d3として
出力する。カウンタ回路106は、N進(Nは、歯数Z
と回転子の磁極数により決まり、ここでは、N=360
とする。)のアップダウンカウンタであり、第3の加算
信号u3のパルスの到来毎に内容を1カウント増加し、
また第3の減算信号d3のパルスの到来毎に内容を1カ
ウント減少する。そして、カウンタ値を計数値cdとし
て出力する。計数値cdは初期位置検出器107に入力
される。
6が正方向に回転している時(方向検出信号rdが”
H”の時)第1の加算信号u1として、矩形波信号a1
を出力し、第1の減算信号d1として”H”を出力す
る。また、回転子116が逆方向に回転している時(方
向検出信号rdが”L”の時)第1の減算信号d1とし
て、矩形波信号a1を出力し、第1の加算信号u1とし
て”H”を出力する。加減算信号合成器105では後述
の第2の加算信号u2のパルスと第1の加算信号u1の
パルスを合成して、第3の加算信号u3として出力し、
また後述の第2の減算信号d2のパルスと第1の減算信
号d1のパルスを合成して、第3の減算信号d3として
出力する。カウンタ回路106は、N進(Nは、歯数Z
と回転子の磁極数により決まり、ここでは、N=360
とする。)のアップダウンカウンタであり、第3の加算
信号u3のパルスの到来毎に内容を1カウント増加し、
また第3の減算信号d3のパルスの到来毎に内容を1カ
ウント減少する。そして、カウンタ値を計数値cdとし
て出力する。計数値cdは初期位置検出器107に入力
される。
【0026】初期位置検出器107では、電源投入時に
方向検出回路103の方向検出信号rdの論理に応じて
第1のデジタル信号cd1を出力し、通常回転時(回転
子116が連続して回転している時)には、計数値cd
を第1のデジタル信号cd1として出力する。具体的に
は、電源投入時に、まず図8のθ=0度の時の電流信号
が得られるように第1のデジタル信号cd1を出力す
る。これにより、回転子116はトルクを受け回転す
る。次に、方向検出信号rdにより回転子116の回転
方向を判断し、回転子116の回転方向と逆向きの回転
磁界が得られるように第1のデジタル信号cd1を出力
する。そしてこの動作を、方向検出信号rdの論理が反
転するまで(回転子116の回転方向が変化するまで)
行う。その後、第1のデジタル信号cd1を初期計数値
sdとして出力する。初期計数値sd出力後、通常回転
動作の処理に移行し、計数値cdを第1のデジタル値と
して出力する。
方向検出回路103の方向検出信号rdの論理に応じて
第1のデジタル信号cd1を出力し、通常回転時(回転
子116が連続して回転している時)には、計数値cd
を第1のデジタル信号cd1として出力する。具体的に
は、電源投入時に、まず図8のθ=0度の時の電流信号
が得られるように第1のデジタル信号cd1を出力す
る。これにより、回転子116はトルクを受け回転す
る。次に、方向検出信号rdにより回転子116の回転
方向を判断し、回転子116の回転方向と逆向きの回転
磁界が得られるように第1のデジタル信号cd1を出力
する。そしてこの動作を、方向検出信号rdの論理が反
転するまで(回転子116の回転方向が変化するまで)
行う。その後、第1のデジタル信号cd1を初期計数値
sdとして出力する。初期計数値sd出力後、通常回転
動作の処理に移行し、計数値cdを第1のデジタル値と
して出力する。
【0027】位相調節器108では、電源投入時は、初
期位置検出器107が初期位置検出操作のため、第2の
デジタル信号(波形デジタル信号)pdとして第1のデ
ジタル信号cd1を出力する。そして、方向指令入力端
子113に入力された方向指令rmが”L”の時(方向
指令が逆回転指令の時)、第1のデジタル信号cdから
360を法として90を減算したデジタル値を第2のデ
ジタル信号pdとして出力する。すなわち、第1のデジ
タル信号cdから90を減算した後、デジタル値が負値
になると、その負値に360を加算する(減算の結果、
正値の時は加算を行わない)。また、方向指令入力端子
113に入力された方向指令rmが”H”の時(方向指
令が正回転指令の時)、第1のデジタル信号cd1に3
60を法として90を加算したデジタル値を第2のデジ
タル信号pdとして出力する。すなわち、第1のデジタ
ル信号cd1に90を加算した後、デジタル値が360
以上の値になった時は、その360以上の値から360
を減算する(加算の結果、360未満の値の時は減算を
行わない)。このような演算を行うと、第2のデジタル
信号pdのデジタル値は0から359までの整数値とな
る。第2のデジタル信号pdは波形発生器109に入力
される。波形発生器109では、第2のデジタル信号p
dと回転制御器112の回転制御信号e1に応じて波形
信号p1,p2,p3を出力する。図6に波形発生器1
09の構成図を示す。
期位置検出器107が初期位置検出操作のため、第2の
デジタル信号(波形デジタル信号)pdとして第1のデ
ジタル信号cd1を出力する。そして、方向指令入力端
子113に入力された方向指令rmが”L”の時(方向
指令が逆回転指令の時)、第1のデジタル信号cdから
360を法として90を減算したデジタル値を第2のデ
ジタル信号pdとして出力する。すなわち、第1のデジ
タル信号cdから90を減算した後、デジタル値が負値
になると、その負値に360を加算する(減算の結果、
正値の時は加算を行わない)。また、方向指令入力端子
113に入力された方向指令rmが”H”の時(方向指
令が正回転指令の時)、第1のデジタル信号cd1に3
60を法として90を加算したデジタル値を第2のデジ
タル信号pdとして出力する。すなわち、第1のデジタ
ル信号cd1に90を加算した後、デジタル値が360
以上の値になった時は、その360以上の値から360
を減算する(加算の結果、360未満の値の時は減算を
行わない)。このような演算を行うと、第2のデジタル
信号pdのデジタル値は0から359までの整数値とな
る。第2のデジタル信号pdは波形発生器109に入力
される。波形発生器109では、第2のデジタル信号p
dと回転制御器112の回転制御信号e1に応じて波形
信号p1,p2,p3を出力する。図6に波形発生器1
09の構成図を示す。
【0028】以下、波形発生器109の構成と動作につ
いて説明する。波形発生器109は、予め正弦波状の信
号を記憶させた3個のROM(リード・オンリー・メモ
リ)601a,601b,601cと、3個のROM6
01のデジタル値をそれぞれアナログ信号に変換する3
個のD/A変換器(デジタル/アナログ変換器)602
a,602b,602cと、D/A変化器602のアナ
ログ信号と回転制御器112(後述)の回転制御信号e
1とを乗算し波形信号p1,p2,p3を出力する乗算
器603a,603b,603cにより構成されてい
る。なお、ROM601a内の正弦波状の信号のデータ
はROM601b内のデータより位相が120度遅れて
おり、ROM601b内の正弦波状の信号のデータはR
OM601c内のデータより位相が120度遅れてい
る。すなわち、3個のROM601内の正弦波状のデー
タは互いに位相が120度異なるように設定されてい
る。また、第2のデジタル信号pdのデジタル値が0か
ら359まで変化すると、ROM601の出力値の位相
は0度から359度まで変化するように設定されてい
る。第2のデジタル信号pdは3個のROM601a,
601b,601cに入力され、第2のデジタル信号p
dに対応するデータがROM601からD/A変換器6
02に出力される。そして、D/A変換器602の出力
信号と回転制御器112の回転制御信号e1とを乗算器
603で乗算する。そして、乗算器603から第2のデ
ジタル信号pdと回転制御信号e1に対応した波形信号
p1,p2,p3が出力される。以上、ROM(メモリ
手段)601とD/A変換器(デジタル−アナログ変換
手段)602と乗算器(乗算手段)603により波形発
生器109が構成されている。
いて説明する。波形発生器109は、予め正弦波状の信
号を記憶させた3個のROM(リード・オンリー・メモ
リ)601a,601b,601cと、3個のROM6
01のデジタル値をそれぞれアナログ信号に変換する3
個のD/A変換器(デジタル/アナログ変換器)602
a,602b,602cと、D/A変化器602のアナ
ログ信号と回転制御器112(後述)の回転制御信号e
1とを乗算し波形信号p1,p2,p3を出力する乗算
器603a,603b,603cにより構成されてい
る。なお、ROM601a内の正弦波状の信号のデータ
はROM601b内のデータより位相が120度遅れて
おり、ROM601b内の正弦波状の信号のデータはR
OM601c内のデータより位相が120度遅れてい
る。すなわち、3個のROM601内の正弦波状のデー
タは互いに位相が120度異なるように設定されてい
る。また、第2のデジタル信号pdのデジタル値が0か
ら359まで変化すると、ROM601の出力値の位相
は0度から359度まで変化するように設定されてい
る。第2のデジタル信号pdは3個のROM601a,
601b,601cに入力され、第2のデジタル信号p
dに対応するデータがROM601からD/A変換器6
02に出力される。そして、D/A変換器602の出力
信号と回転制御器112の回転制御信号e1とを乗算器
603で乗算する。そして、乗算器603から第2のデ
ジタル信号pdと回転制御信号e1に対応した波形信号
p1,p2,p3が出力される。以上、ROM(メモリ
手段)601とD/A変換器(デジタル−アナログ変換
手段)602と乗算器(乗算手段)603により波形発
生器109が構成されている。
【0029】波形信号p1,p2,p3は電力供給器1
10に入力され、電力増幅された駆動電流Ia,Ib,
Icを固定子巻線703a,703b,703cに供給
する。固定子巻線703a,703b,703cに駆動
電流Ia,Ib,Icが供給されることにより、回転磁
界が生じ回転子116が回転する。
10に入力され、電力増幅された駆動電流Ia,Ib,
Icを固定子巻線703a,703b,703cに供給
する。固定子巻線703a,703b,703cに駆動
電流Ia,Ib,Icが供給されることにより、回転磁
界が生じ回転子116が回転する。
【0030】回転制御器112は、回転子116が所定
の回転速度で回転するように、回転制御信号e1を波形
発生器109に出力する。以下、回転制御器112の構
成と動作について詳しく説明する。回転制御器112で
は、矩形波信号a1の周期を計測し、計測した周期と所
望の周期との差である誤差信号を計算する。回転子11
6の回転速度が所定の回転速度より遅い時は、矩形波信
号a1の周期は大きくなるため、誤差信号も大きくな
る。逆に、回転子116の回転速度が所定の回転速度よ
り早い時は、矩形波信号a1の周期は小さくなるため、
誤差信号も小さくなる。次に、誤差信号に所定の大きさ
の利得を乗算し、回転制御信号e1として出力する。
の回転速度で回転するように、回転制御信号e1を波形
発生器109に出力する。以下、回転制御器112の構
成と動作について詳しく説明する。回転制御器112で
は、矩形波信号a1の周期を計測し、計測した周期と所
望の周期との差である誤差信号を計算する。回転子11
6の回転速度が所定の回転速度より遅い時は、矩形波信
号a1の周期は大きくなるため、誤差信号も大きくな
る。逆に、回転子116の回転速度が所定の回転速度よ
り早い時は、矩形波信号a1の周期は小さくなるため、
誤差信号も小さくなる。次に、誤差信号に所定の大きさ
の利得を乗算し、回転制御信号e1として出力する。
【0031】このように構成すると、回転子116の回
転速度を一定に保つことができる。まず回転子116の
回転速度が遅い時は、回転制御信号e1として正の大き
な値を出力するため、波形発生器109と電力供給器1
10により固定子巻線703に大きな電力が供給され、
回転子116は加速する。これにより所定の速度に復帰
する。次に回転子116の回転速度が早い時は、回転制
御信号e1として小さな値または負の値を出力するた
め、波形発生器109と電力供給器110により固定子
巻線703に小さな電力または減速するような電力が供
給され、回転子116は減速する。これにより所定の速
度に復帰する。このようにして、回転子116の回転速
度を所定の回転速度に制御する。通常制御時は、回転子
116に負荷トルク等が存在するために、回転制御信号
e1は正の値となる。また、回転子116の負荷トルク
が大きいときは、回転制御信号e1の大きさも大きくな
る。また、負荷トルクが同じでも、モータの効率が悪化
すれば回転制御信号e1の大きさが大きくなる。
転速度を一定に保つことができる。まず回転子116の
回転速度が遅い時は、回転制御信号e1として正の大き
な値を出力するため、波形発生器109と電力供給器1
10により固定子巻線703に大きな電力が供給され、
回転子116は加速する。これにより所定の速度に復帰
する。次に回転子116の回転速度が早い時は、回転制
御信号e1として小さな値または負の値を出力するた
め、波形発生器109と電力供給器110により固定子
巻線703に小さな電力または減速するような電力が供
給され、回転子116は減速する。これにより所定の速
度に復帰する。このようにして、回転子116の回転速
度を所定の回転速度に制御する。通常制御時は、回転子
116に負荷トルク等が存在するために、回転制御信号
e1は正の値となる。また、回転子116の負荷トルク
が大きいときは、回転制御信号e1の大きさも大きくな
る。また、負荷トルクが同じでも、モータの効率が悪化
すれば回転制御信号e1の大きさが大きくなる。
【0032】さらに、回転制御器112では、回転子1
16の回転速度が所定の回転速度範囲内にある時、回転
定常信号TEを’H’にする。所定の回転速度範囲外の
時は回転定常信号TEを’L’にする。すなわち、回転
子116の回転速度が定常になると、回転定常信号TE
として’H’を出力する。
16の回転速度が所定の回転速度範囲内にある時、回転
定常信号TEを’H’にする。所定の回転速度範囲外の
時は回転定常信号TEを’L’にする。すなわち、回転
子116の回転速度が定常になると、回転定常信号TE
として’H’を出力する。
【0033】補正信号発生器111は、回転制御器11
2の回転制御信号e1を入力して、回転制御信号e1の
大きさが小さくなるように第2の加算信号u2と第2の
減算信号d2を出力する。図4に補正信号発生器111
の具体的な構成例を示す。A/D変換器(アナログ/デ
ジタル変換器)401と演算器402と随時必要な値を
格納するラムメモリ(RAM:ランダムアクセスメモ
リ)403と所定のプログラムと定数が格納されたロム
メモリ(ROM:リードオンリーメモリ)404によっ
て構成されている。図5にそのプログラムの具体的な一
例を示したフローチャートを示す。次に、その動作につ
いて詳細に説明する。 [初期値設定部501]以後の処理で必要な変数を予め
初期設定しておく。 [動作制御部502]回転制御部112の回転定常信号
TEを入力し、回転定常信号TEが’H’になるのを待
っている。回転定常信号TEが’H’になると、回転制
御信号入力部503の動作を行う。つまり、回転子11
6の回転制御が定常状態になるのを待っている。 [回転制御信号入力部503]回転制御信号e1をA/
D変換器401でデジタル信号E1に変換し、デジタル
トルク値TRに直す。 [トルク値平均化部504]まず、デジタルトルク値T
Rの時間的平均を行う。デジタルトルク値TRと保存デ
ジタルトルク値TR1,TR2,TR3を加算し、その
合計値を4で割って、平均デジタルトルク値TRBを計
算する。すなわち、
2の回転制御信号e1を入力して、回転制御信号e1の
大きさが小さくなるように第2の加算信号u2と第2の
減算信号d2を出力する。図4に補正信号発生器111
の具体的な構成例を示す。A/D変換器(アナログ/デ
ジタル変換器)401と演算器402と随時必要な値を
格納するラムメモリ(RAM:ランダムアクセスメモ
リ)403と所定のプログラムと定数が格納されたロム
メモリ(ROM:リードオンリーメモリ)404によっ
て構成されている。図5にそのプログラムの具体的な一
例を示したフローチャートを示す。次に、その動作につ
いて詳細に説明する。 [初期値設定部501]以後の処理で必要な変数を予め
初期設定しておく。 [動作制御部502]回転制御部112の回転定常信号
TEを入力し、回転定常信号TEが’H’になるのを待
っている。回転定常信号TEが’H’になると、回転制
御信号入力部503の動作を行う。つまり、回転子11
6の回転制御が定常状態になるのを待っている。 [回転制御信号入力部503]回転制御信号e1をA/
D変換器401でデジタル信号E1に変換し、デジタル
トルク値TRに直す。 [トルク値平均化部504]まず、デジタルトルク値T
Rの時間的平均を行う。デジタルトルク値TRと保存デ
ジタルトルク値TR1,TR2,TR3を加算し、その
合計値を4で割って、平均デジタルトルク値TRBを計
算する。すなわち、
【0034】
【数1】
【0035】の計算を行う。次に、保存デジタルトルク
値TR1,TR2,TR3の内容を更新する。すなわ
ち、
値TR1,TR2,TR3の内容を更新する。すなわ
ち、
【0036】
【数2】
【0037】の計算を行う。なお、変数TR1,TR
2,TR3は初期値設定部501で内容がそれぞれ零に
初期設定されている。 [補正量設定部505]平均デジタルトルク値TRBと
所定のトルク値TRB_REFを比較し、平均デジタル
トルク値TRBの方が大きくない時、パルス出力回数を
表す変数値Nを所定の値N2(ここに、N2は1以上の
正の整数)にする。また、平均デジタルトルク値TRB
の方が大きい時、パルス出力回数を表す変数値Nを所定
の値N1(ここに、N1はN2より以上の正の整数)に
する。 [トルク変化量算出部506]平均デジタルトルク値T
RBの変化量を計算する。平均デジタルトルク値TRB
から1タイミング前の平均デジタルトルク値TRB1を
減算し、デジタルトルク変化量TRBDを算出する。す
なわち、
2,TR3は初期値設定部501で内容がそれぞれ零に
初期設定されている。 [補正量設定部505]平均デジタルトルク値TRBと
所定のトルク値TRB_REFを比較し、平均デジタル
トルク値TRBの方が大きくない時、パルス出力回数を
表す変数値Nを所定の値N2(ここに、N2は1以上の
正の整数)にする。また、平均デジタルトルク値TRB
の方が大きい時、パルス出力回数を表す変数値Nを所定
の値N1(ここに、N1はN2より以上の正の整数)に
する。 [トルク変化量算出部506]平均デジタルトルク値T
RBの変化量を計算する。平均デジタルトルク値TRB
から1タイミング前の平均デジタルトルク値TRB1を
減算し、デジタルトルク変化量TRBDを算出する。す
なわち、
【0038】
【数3】
【0039】の計算を行う。なお、変数TRB1は初期
値設定部501で内容が零に初期設定されている。 [補正方向決定部507]デジタルトルク変化量TRB
Dの大きさにより補正方向変数SWを設定する。デジタ
ル変化量TRBDの値が正の時、補正方向変数SWの符
号を反転する。デジタル変化量TRBDの値が正でない
時、補正方向変数SWの符号を反転をしない。なお、変
数SWは初期値設定部501で内容が1に初期設定され
ている。 [補正パルス出力部508]補正方向変数SWの符号に
したがって、第2の加算信号u2または第2の減算信号
d2として、変数Nの値に対応した個数のパルス信号を
出力する。補正方向変数SWが正の時、第2の加算信号
u2として、変数Nの値に対応した個数のパルス信号を
出力する。補正方向変数SWが正でない時、第2の減算
信号d2として、変数Nの値に対応した個数のパルス信
号を出力する。 [遅延部509]次回の処理に備えて所定時間の遅延動
作を行う。以後、動作制御部502の動作に復帰する。
値設定部501で内容が零に初期設定されている。 [補正方向決定部507]デジタルトルク変化量TRB
Dの大きさにより補正方向変数SWを設定する。デジタ
ル変化量TRBDの値が正の時、補正方向変数SWの符
号を反転する。デジタル変化量TRBDの値が正でない
時、補正方向変数SWの符号を反転をしない。なお、変
数SWは初期値設定部501で内容が1に初期設定され
ている。 [補正パルス出力部508]補正方向変数SWの符号に
したがって、第2の加算信号u2または第2の減算信号
d2として、変数Nの値に対応した個数のパルス信号を
出力する。補正方向変数SWが正の時、第2の加算信号
u2として、変数Nの値に対応した個数のパルス信号を
出力する。補正方向変数SWが正でない時、第2の減算
信号d2として、変数Nの値に対応した個数のパルス信
号を出力する。 [遅延部509]次回の処理に備えて所定時間の遅延動
作を行う。以後、動作制御部502の動作に復帰する。
【0040】以上、回転子116と固定子巻線703と
周波数発電機101と方向検出回路(方向検出手段)1
03と加減信号発生器(加減信号発生手段)104と加
減算信号合成器(加減算信号合成手段)105とカウン
タ回路(カウンタ手段)106と初期位置検出器(初期
位置検出手段)107と位相調節器(位相調節手段)1
08と波形発生器(波形発生手段)109と電力供給器
(電力供給手段)110と補正信号発生器(補正信号発
生手段)111と回転制御器(回転制御手段)112で
ブラシレス直流モータが構成されている。
周波数発電機101と方向検出回路(方向検出手段)1
03と加減信号発生器(加減信号発生手段)104と加
減算信号合成器(加減算信号合成手段)105とカウン
タ回路(カウンタ手段)106と初期位置検出器(初期
位置検出手段)107と位相調節器(位相調節手段)1
08と波形発生器(波形発生手段)109と電力供給器
(電力供給手段)110と補正信号発生器(補正信号発
生手段)111と回転制御器(回転制御手段)112で
ブラシレス直流モータが構成されている。
【0041】次に、電源投入による初期位置検出動作が
終了した後の通常回転時の動作について説明する。ここ
で、初期位置として、固定子巻線703の回転磁界の磁
極方向は回転子116の磁極方向より予め電気角で90
度進んでいるものとする。この時、回転子116は回転
磁界とで正方向の回転トルクを受け、正方向に回転す
る。回転子116の回転に応じて、周波数発電機101
より周波数信号が生じ、波形整形回路102は周波数信
号を波形整形し、矩形波信号a1,a2を出力する。矩
形波信号a1,a2は回転子116が正方向に回転して
いるため矩形波信号a1は矩形波信号a2より位相が9
0度進んでいる。このため方向検出回路103の方向検
出信号rdは”H”となる。
終了した後の通常回転時の動作について説明する。ここ
で、初期位置として、固定子巻線703の回転磁界の磁
極方向は回転子116の磁極方向より予め電気角で90
度進んでいるものとする。この時、回転子116は回転
磁界とで正方向の回転トルクを受け、正方向に回転す
る。回転子116の回転に応じて、周波数発電機101
より周波数信号が生じ、波形整形回路102は周波数信
号を波形整形し、矩形波信号a1,a2を出力する。矩
形波信号a1,a2は回転子116が正方向に回転して
いるため矩形波信号a1は矩形波信号a2より位相が9
0度進んでいる。このため方向検出回路103の方向検
出信号rdは”H”となる。
【0042】加減算信号発生器104は方向検出信号r
dが“H”のため、第1の加算信号u1として、矩形波
信号a1を出力する。第1の加算信号u1は加減算信号
合成器105に入力され、第2の加算信号u2と合成さ
れて、第3の加算信号u3として出力される。カウンタ
回路106では、第3の加算信号u3のパルス数をアッ
プカウントする。カウンタ回路106の計数値は、初期
位置検出器107に入力されて、第1のデジタル値cd
1として出力される。第1のデジタル値cd1は位相調
節器108で補正され、第2のデジタル値rdとして出
力され、回転子116の回転角度に対応した量だけ位相
が進んだ波形信号p1,p2,p3として波形発生器1
09から出力される。その結果、回転子116が正方向
に回転した量だけ固定子巻線703による回転磁界が回
転し、再び回転子116に回転トルクを生じる。このよ
うにして、回転子116の回転量を検出し、その量だけ
回転磁界が回転することにより、回転子116が連続的
に正方向に回転する。
dが“H”のため、第1の加算信号u1として、矩形波
信号a1を出力する。第1の加算信号u1は加減算信号
合成器105に入力され、第2の加算信号u2と合成さ
れて、第3の加算信号u3として出力される。カウンタ
回路106では、第3の加算信号u3のパルス数をアッ
プカウントする。カウンタ回路106の計数値は、初期
位置検出器107に入力されて、第1のデジタル値cd
1として出力される。第1のデジタル値cd1は位相調
節器108で補正され、第2のデジタル値rdとして出
力され、回転子116の回転角度に対応した量だけ位相
が進んだ波形信号p1,p2,p3として波形発生器1
09から出力される。その結果、回転子116が正方向
に回転した量だけ固定子巻線703による回転磁界が回
転し、再び回転子116に回転トルクを生じる。このよ
うにして、回転子116の回転量を検出し、その量だけ
回転磁界が回転することにより、回転子116が連続的
に正方向に回転する。
【0043】つぎに、初期位置として、固定子巻線70
3の回転磁界の磁極方向は回転子116の磁極方向より
予め電気角で90度遅れているものとする。この時、回
転子116は回転磁界とで逆方向の回転トルクを受け、
逆方向に回転する。回転子116の回転に応じて、周波
数発電機101より周波数信号が生じ、波形整形回路1
02は周波数信号を波形整形し、矩形波信号a1,a2
を出力する。矩形波信号a1,a2は回転子116が逆
方向に回転しているため矩形波信号a1は矩形波信号a
2より位相が90度遅れている。このため方向検出回路
103の方向検出信号rdは“L”となる。
3の回転磁界の磁極方向は回転子116の磁極方向より
予め電気角で90度遅れているものとする。この時、回
転子116は回転磁界とで逆方向の回転トルクを受け、
逆方向に回転する。回転子116の回転に応じて、周波
数発電機101より周波数信号が生じ、波形整形回路1
02は周波数信号を波形整形し、矩形波信号a1,a2
を出力する。矩形波信号a1,a2は回転子116が逆
方向に回転しているため矩形波信号a1は矩形波信号a
2より位相が90度遅れている。このため方向検出回路
103の方向検出信号rdは“L”となる。
【0044】加減算信号発生器104は方向検出信号r
dが“L”のため、第1の減算信号d1として、矩形波
信号a1を出力する。第1の減算信号d1は加減算信号
合成器105に入力され、第2の減算信号d2と合成さ
れて、第3の減算信号d3として出力される。カウンタ
回路106では、第3の減算信号d3のパルス数をダウ
ンカウントする。カウンタ回路106の計数値は、初期
位置検出器107に入力されて、第1のデジタル値cd
1として出力される。第1のデジタル値cd1は位相調
節器108で補正され、第2のデジタル値rdとして出
力され、回転子116の回転角度に対応した量だけ位相
が進んだ波形信号p1,p2,p3として波形発生器1
09から出力される。その結果、回転子116が逆方向
に回転した量だけ固定子巻線703による回転磁界が回
転し、再び回転子116に回転トルクを生じる。このよ
うにして、回転子116の回転量を検出し、その量だけ
回転磁界が回転することにより、回転子116が連続的
に逆方向に回転する。
dが“L”のため、第1の減算信号d1として、矩形波
信号a1を出力する。第1の減算信号d1は加減算信号
合成器105に入力され、第2の減算信号d2と合成さ
れて、第3の減算信号d3として出力される。カウンタ
回路106では、第3の減算信号d3のパルス数をダウ
ンカウントする。カウンタ回路106の計数値は、初期
位置検出器107に入力されて、第1のデジタル値cd
1として出力される。第1のデジタル値cd1は位相調
節器108で補正され、第2のデジタル値rdとして出
力され、回転子116の回転角度に対応した量だけ位相
が進んだ波形信号p1,p2,p3として波形発生器1
09から出力される。その結果、回転子116が逆方向
に回転した量だけ固定子巻線703による回転磁界が回
転し、再び回転子116に回転トルクを生じる。このよ
うにして、回転子116の回転量を検出し、その量だけ
回転磁界が回転することにより、回転子116が連続的
に逆方向に回転する。
【0045】以上より、初期位置として、固定子巻線7
03の回転磁界の磁極方向と回転子116の磁極方向と
の初期位置関係を上述の様に定めることにより回転子1
16を正方向または逆方向に回転させることができる。
03の回転磁界の磁極方向と回転子116の磁極方向と
の初期位置関係を上述の様に定めることにより回転子1
16を正方向または逆方向に回転させることができる。
【0046】次に、初期位置の検出動作について説明す
る。電源投入時などは回転子116と固定子巻線703
の位置またはカウンタ回路106の計数値が不確定のた
め初期位置検出の動作が必要となる。初期位置検出時
は、まず電源投入により初期位置検出器107の第1の
デジタル値cd1に対応した波形信号p1,p2,p3
が作成される。そして、固定子巻線703により回転磁
界を生じ、これにより、回転子116は回転する。回転
方向は、磁界の磁極方向と回転子116の磁極方向との
角度によって異なる。磁界の磁極方向が回転子116の
磁極方向に対して電気角で0〜180度にある時は、回
転子116は正方向に回転し、磁界の磁極方向が回転子
116の磁極方向に対して電気角で0〜−180度にあ
る時は、回転子116は逆方向に回転し、磁界の磁極方
向が回転子116の磁極方向に対して電気角で0度にあ
る時、回転子116は回転トルクを受けず停止し、磁界
の磁極方向が回転子116の磁極方向に対して電気角で
180度にある時は、回転方向は不定(回転方向を特定
できない。)となる。
る。電源投入時などは回転子116と固定子巻線703
の位置またはカウンタ回路106の計数値が不確定のた
め初期位置検出の動作が必要となる。初期位置検出時
は、まず電源投入により初期位置検出器107の第1の
デジタル値cd1に対応した波形信号p1,p2,p3
が作成される。そして、固定子巻線703により回転磁
界を生じ、これにより、回転子116は回転する。回転
方向は、磁界の磁極方向と回転子116の磁極方向との
角度によって異なる。磁界の磁極方向が回転子116の
磁極方向に対して電気角で0〜180度にある時は、回
転子116は正方向に回転し、磁界の磁極方向が回転子
116の磁極方向に対して電気角で0〜−180度にあ
る時は、回転子116は逆方向に回転し、磁界の磁極方
向が回転子116の磁極方向に対して電気角で0度にあ
る時、回転子116は回転トルクを受けず停止し、磁界
の磁極方向が回転子116の磁極方向に対して電気角で
180度にある時は、回転方向は不定(回転方向を特定
できない。)となる。
【0047】いま、回転子116が正方向の回転トルク
を受けて正方向に回転する場合を考える。この時、回転
子116の回転に応じて、周波数発電機101から周波
数信号が生じ、波形整形回路102により波形整形さ
れ、矩形波信号a1,a2となる。矩形波信号a1,a
2は回転子116が正方向に回転しているため矩形波信
号a1は矩形波信号a2より位相が90度進み、方向検
出回路103の方向検出信号rdは“L”となる。初期
位置検出器107では、方向検出信号rdが“H”のた
め、波形信号p1,p2,p3による回転磁界の回転方
向が回転子116の回転方向と逆方向となるように第1
のデジタル信号pdを出力する。そして、初期位置検出
器107は方向検出信号rdが“L”になるまでこの動
作を行う。方向検出信号rdが“L”となると、その時
の第1のデジタル信号cd1を初期計数値sdとして出
力し、カウンタ回路106の内容を変更する。位相調節
器108では、初期計数値出力まで、第1のデジタル値
cd1を補正せず、第2のデジタル値pdとして出力す
る。以後、回転子116の磁極方向と固定子巻線703
の回転磁界の磁極方向は一致し、回転子116は回転を
停止する。次に、回転子116が逆方向の回転トルクを
受けて逆方向に回転する場合を考える。この時、回転子
116の回転に応じて、周波数発電機101から周波数
信号が生じ、波形整形回路102により波形整形され、
矩形波信号a1,a2となる。矩形波信号a1,a2は
回転子116が逆方向に回転しているため矩形波信号a
1は矩形波信号a2より位相が90度遅れ、方向検出回
路103の方向検出信号rdは“L”となる。初期位置
検出器107では、方向検出信号rdが“L”のため、
波形信号p1,p2,p3による回転磁界の回転方向が
回転子116の回転方向と逆方向となるように第1のデ
ジタル信号pdを出力する。そして、初期位置検出器1
07は方向検出信号rdが“H”になるまでこの動作を
行う。方向検出信号rdが“H”となると、その時の第
1のデジタル信号cd1を初期計数値sdとして出力
し、カウンタ回路106の内容を変更する。位相調節器
108では、初期計数値出力まで、第1のデジタル値c
d1を補正せず、第2のデジタル値pdとして出力す
る。以後、回転子116の磁極方向と固定子巻線703
の回転磁界の磁極方向は一致し、回転子116は回転を
停止する。
を受けて正方向に回転する場合を考える。この時、回転
子116の回転に応じて、周波数発電機101から周波
数信号が生じ、波形整形回路102により波形整形さ
れ、矩形波信号a1,a2となる。矩形波信号a1,a
2は回転子116が正方向に回転しているため矩形波信
号a1は矩形波信号a2より位相が90度進み、方向検
出回路103の方向検出信号rdは“L”となる。初期
位置検出器107では、方向検出信号rdが“H”のた
め、波形信号p1,p2,p3による回転磁界の回転方
向が回転子116の回転方向と逆方向となるように第1
のデジタル信号pdを出力する。そして、初期位置検出
器107は方向検出信号rdが“L”になるまでこの動
作を行う。方向検出信号rdが“L”となると、その時
の第1のデジタル信号cd1を初期計数値sdとして出
力し、カウンタ回路106の内容を変更する。位相調節
器108では、初期計数値出力まで、第1のデジタル値
cd1を補正せず、第2のデジタル値pdとして出力す
る。以後、回転子116の磁極方向と固定子巻線703
の回転磁界の磁極方向は一致し、回転子116は回転を
停止する。次に、回転子116が逆方向の回転トルクを
受けて逆方向に回転する場合を考える。この時、回転子
116の回転に応じて、周波数発電機101から周波数
信号が生じ、波形整形回路102により波形整形され、
矩形波信号a1,a2となる。矩形波信号a1,a2は
回転子116が逆方向に回転しているため矩形波信号a
1は矩形波信号a2より位相が90度遅れ、方向検出回
路103の方向検出信号rdは“L”となる。初期位置
検出器107では、方向検出信号rdが“L”のため、
波形信号p1,p2,p3による回転磁界の回転方向が
回転子116の回転方向と逆方向となるように第1のデ
ジタル信号pdを出力する。そして、初期位置検出器1
07は方向検出信号rdが“H”になるまでこの動作を
行う。方向検出信号rdが“H”となると、その時の第
1のデジタル信号cd1を初期計数値sdとして出力
し、カウンタ回路106の内容を変更する。位相調節器
108では、初期計数値出力まで、第1のデジタル値c
d1を補正せず、第2のデジタル値pdとして出力す
る。以後、回転子116の磁極方向と固定子巻線703
の回転磁界の磁極方向は一致し、回転子116は回転を
停止する。
【0048】次に、回転磁界の磁極方向と回転子116
の磁極方向とは一致した状態から、初期位相関係の設定
の動作について説明する。回転子116を正方向に回転
する時は、位相調整器108により、第1のデジタル値
cd1に所定のデジタル値(ここでは、90とする)を
360を法として加算し、第2のデジタル信号pdを出
力する。これにより波形信号p1,p2,p3の位相が
電気角で90度進むため、初期位相位置は、前述の正方
向の回転時の位相位置と同じとなり、回転子116は正
方向に回転する。また、回転子116を逆方向に回転す
るときは、位相調整器108により、第1のデジタル値
cd1に所定のデジタル値(ここでは、90とする)を
360を法として減算する。これにより波形信号p1,
p2,p3の位相が電気角で90度遅れるため、初期位
相位置は、前述の逆方向回転時の位相位置と同じとな
り、回転子116は逆方向回転する。
の磁極方向とは一致した状態から、初期位相関係の設定
の動作について説明する。回転子116を正方向に回転
する時は、位相調整器108により、第1のデジタル値
cd1に所定のデジタル値(ここでは、90とする)を
360を法として加算し、第2のデジタル信号pdを出
力する。これにより波形信号p1,p2,p3の位相が
電気角で90度進むため、初期位相位置は、前述の正方
向の回転時の位相位置と同じとなり、回転子116は正
方向に回転する。また、回転子116を逆方向に回転す
るときは、位相調整器108により、第1のデジタル値
cd1に所定のデジタル値(ここでは、90とする)を
360を法として減算する。これにより波形信号p1,
p2,p3の位相が電気角で90度遅れるため、初期位
相位置は、前述の逆方向回転時の位相位置と同じとな
り、回転子116は逆方向回転する。
【0049】以上の様にして、ブラシレス直流モータの
初期位相の検出と通常回転動作が行われる。
初期位相の検出と通常回転動作が行われる。
【0050】一度起動時に位相合わせを行うと、通常回
転時は初期の位相状態を保ちながら回転する。しかし、
周波数発電機101やその他の回路及び信号線にノイズ
等が入った場合、初期の位相関係が崩れる。その量が多
き時には、回転子116の停止及び起動不良等の致命的
結果が生じる。したがって、通常回転時の位相補正動作
は必須となる。
転時は初期の位相状態を保ちながら回転する。しかし、
周波数発電機101やその他の回路及び信号線にノイズ
等が入った場合、初期の位相関係が崩れる。その量が多
き時には、回転子116の停止及び起動不良等の致命的
結果が生じる。したがって、通常回転時の位相補正動作
は必須となる。
【0051】次に、通常回転時の位相補正動作について
説明する。まずカウンタ回路106の計数値に誤差がな
い場合について説明する。カウンタ回路106の計数値
に誤差がない場合、波形発生器109の波形信号p1,
p2,p3により発生する回転磁界の磁極方向が回転子
116の磁極方向に対して電気角で90度の位相差を有
する。この状態ではモータの効率は最大となるため、回
転制御信号e1の大きさは最も小さくなる。また、この
状態では、固定子巻線703に供給される電力に対して
回転子116に発生する回転トルクの大きさの割合が最
大となる。
説明する。まずカウンタ回路106の計数値に誤差がな
い場合について説明する。カウンタ回路106の計数値
に誤差がない場合、波形発生器109の波形信号p1,
p2,p3により発生する回転磁界の磁極方向が回転子
116の磁極方向に対して電気角で90度の位相差を有
する。この状態ではモータの効率は最大となるため、回
転制御信号e1の大きさは最も小さくなる。また、この
状態では、固定子巻線703に供給される電力に対して
回転子116に発生する回転トルクの大きさの割合が最
大となる。
【0052】次にカウンタ回路106の計数値に誤差が
ある場合について説明する。波形発生器109と電力供
給器110によって固定子巻線703に供給される電力
により固定子巻線703に回転磁界が発生し、回転子1
16は回転する。しかし、カウンタ回路106の計数値
に計数誤差があると、固定子巻線703に発生する回転
磁界の磁極方向が回転子116の磁極方向に対して電気
角で90度の位相差を保持しなくなるため、固定子巻線
703に供給される電力に対して回転子116に発生す
る回転トルクの大きさの割合が低下する。すなわち、モ
ータの効率が低下する。このように、効率が低下した状
態で、回転制御器112により回転子116の回転速度
が一定になるように制御を行うと、回転制御信号e1
は、計数誤差がない時に比べ、大きくなる。すなわち、
モータの効率が低下すると回転子116に発生する回転
トルクの大きさが小さくなるため、回転子116の回転
速度が遅くなる。回転子116の回転速度が遅くなる
と、回転制御器112は回転制御信号e1を大きくして
回転速度を復帰するように働く。これにより、モータの
効率が低下すると回転制御信号e1の大きさが大きくな
る。補正信号発生器111では、トルク指令入力部50
3により回転制御信号e1を入力する。トルク変化量算
出部506では、回転制御信号e1が増加中か減少中か
を判定する。補正方向決定部507では、回転制御信号
e1が減少中であれば、現在の補正方向が正しいため補
正方向の変更を行わない。しかし、回転制御信号e2が
増加中であれば、現在の補正方向が誤りであるため補正
方向の変更を行う。補正パルス出力部508では、補正
方向変数SWによって第2の加算信号u2及び第2の減
算信号d2を出力する。
ある場合について説明する。波形発生器109と電力供
給器110によって固定子巻線703に供給される電力
により固定子巻線703に回転磁界が発生し、回転子1
16は回転する。しかし、カウンタ回路106の計数値
に計数誤差があると、固定子巻線703に発生する回転
磁界の磁極方向が回転子116の磁極方向に対して電気
角で90度の位相差を保持しなくなるため、固定子巻線
703に供給される電力に対して回転子116に発生す
る回転トルクの大きさの割合が低下する。すなわち、モ
ータの効率が低下する。このように、効率が低下した状
態で、回転制御器112により回転子116の回転速度
が一定になるように制御を行うと、回転制御信号e1
は、計数誤差がない時に比べ、大きくなる。すなわち、
モータの効率が低下すると回転子116に発生する回転
トルクの大きさが小さくなるため、回転子116の回転
速度が遅くなる。回転子116の回転速度が遅くなる
と、回転制御器112は回転制御信号e1を大きくして
回転速度を復帰するように働く。これにより、モータの
効率が低下すると回転制御信号e1の大きさが大きくな
る。補正信号発生器111では、トルク指令入力部50
3により回転制御信号e1を入力する。トルク変化量算
出部506では、回転制御信号e1が増加中か減少中か
を判定する。補正方向決定部507では、回転制御信号
e1が減少中であれば、現在の補正方向が正しいため補
正方向の変更を行わない。しかし、回転制御信号e2が
増加中であれば、現在の補正方向が誤りであるため補正
方向の変更を行う。補正パルス出力部508では、補正
方向変数SWによって第2の加算信号u2及び第2の減
算信号d2を出力する。
【0053】いま、カウンタ回路106の計数値に正の
計数誤差が生じた時を考える。正の計数誤差が生じる
と、モータの効率が低下するため、回転制御信号e1は
増加する。まず、補正信号発生器111の回転制御信号
入力部503により回転制御信号e1を得る。トルク変
化量算出部506では回転制御信号e1が増加したた
め、デジタルトルク変化量TRBDは正の値となる。補
正方向決定部507ではデジタルトルク変化量TRBD
が正の値のため補正方向変数SWの符号を変更する。補
正パルス出力部508では、補正方向変数SWの符号に
従って第2の加算信号u2または第2の減算信号d2を
出力する。
計数誤差が生じた時を考える。正の計数誤差が生じる
と、モータの効率が低下するため、回転制御信号e1は
増加する。まず、補正信号発生器111の回転制御信号
入力部503により回転制御信号e1を得る。トルク変
化量算出部506では回転制御信号e1が増加したた
め、デジタルトルク変化量TRBDは正の値となる。補
正方向決定部507ではデジタルトルク変化量TRBD
が正の値のため補正方向変数SWの符号を変更する。補
正パルス出力部508では、補正方向変数SWの符号に
従って第2の加算信号u2または第2の減算信号d2を
出力する。
【0054】第2の減算信号d2を出力した時は、この
第2の減算信号d2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の減算信号d3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は減算
され、正の計数誤差が小さくなる。正の計数誤差が小さ
くなると、それにともなってモータの効率が回復するた
め、回転制御信号e1が減少する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の減少により、トルク変
化量TRBDが負となる。その結果、補正方向変数SW
の符号が変化しないため、再び第2の減算信号d2が出
力される。これにより、カウンタ回路106の計数誤差
は次第に小さくなる。
第2の減算信号d2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の減算信号d3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は減算
され、正の計数誤差が小さくなる。正の計数誤差が小さ
くなると、それにともなってモータの効率が回復するた
め、回転制御信号e1が減少する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の減少により、トルク変
化量TRBDが負となる。その結果、補正方向変数SW
の符号が変化しないため、再び第2の減算信号d2が出
力される。これにより、カウンタ回路106の計数誤差
は次第に小さくなる。
【0055】第2の加算信号u2を出力した時は、この
第2の加算信号u2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の加算信号u3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は加算
され、正の計数誤差が大きくなる。正の計数誤差が大き
くなると、それにともなってモータの効率が悪化するた
め、回転制御信号e1が増加する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の増加により、トルク変
化量TRBDが正となり補正方向変数SWの符号が変化
する。このため、第2の減算信号d2が出力される。こ
れにより、以後は、第2の減算信号d2が出力されカウ
ンタ回路106の計数誤差は次第に小さくなり、補正さ
れる。
第2の加算信号u2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の加算信号u3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は加算
され、正の計数誤差が大きくなる。正の計数誤差が大き
くなると、それにともなってモータの効率が悪化するた
め、回転制御信号e1が増加する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の増加により、トルク変
化量TRBDが正となり補正方向変数SWの符号が変化
する。このため、第2の減算信号d2が出力される。こ
れにより、以後は、第2の減算信号d2が出力されカウ
ンタ回路106の計数誤差は次第に小さくなり、補正さ
れる。
【0056】いま、カウンタ回路106の計数値に負の
計数誤差が生じた時を考える。負の計数誤差が生じる
と、モータの効率が低下するため、回転制御信号e1は
増加する。まず、補正信号発生器111の回転制御信号
入力部503により回転制御信号e1を得る。トルク変
化量算出部506では回転制御信号e1が増加したた
め、デジタルトルク変化量TRBDは正の値となる。補
正方向決定部507ではデジタルトルク変化量TRBD
が正の値のため補正方向変数SWの符号を変更する。補
正パルス出力部508では、補正方向変数SWの符号に
従って第2の加算信号u2または第2の減算信号d2を
出力する。
計数誤差が生じた時を考える。負の計数誤差が生じる
と、モータの効率が低下するため、回転制御信号e1は
増加する。まず、補正信号発生器111の回転制御信号
入力部503により回転制御信号e1を得る。トルク変
化量算出部506では回転制御信号e1が増加したた
め、デジタルトルク変化量TRBDは正の値となる。補
正方向決定部507ではデジタルトルク変化量TRBD
が正の値のため補正方向変数SWの符号を変更する。補
正パルス出力部508では、補正方向変数SWの符号に
従って第2の加算信号u2または第2の減算信号d2を
出力する。
【0057】第2の加算信号u2を出力した時は、この
第2の加算信号u2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の加算信号u3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は加算
され、負の計数誤差が小さくなる。負の計数誤差が小さ
くなると、それにともなってモータの効率が回復するた
め、回転制御信号e1が減少する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の減少により、トルク変
化量TRBDが負となる。その結果、補正方向変数SW
の符号が変化しないため、再び第2の加算信号u2が出
力される。これにより、カウンタ回路106の計数誤差
は次第に小さくなる。
第2の加算信号u2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の加算信号u3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は加算
され、負の計数誤差が小さくなる。負の計数誤差が小さ
くなると、それにともなってモータの効率が回復するた
め、回転制御信号e1が減少する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の減少により、トルク変
化量TRBDが負となる。その結果、補正方向変数SW
の符号が変化しないため、再び第2の加算信号u2が出
力される。これにより、カウンタ回路106の計数誤差
は次第に小さくなる。
【0058】第2の減算信号d2を出力した時は、この
第2の減算信号d2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の減算信号d3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は減算
され、負の計数誤差が大きくなる。負の計数誤差が大き
くなると、それにともなってモータの効率が悪化するた
め、回転制御信号e1が増加する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の増加により、トルク変
化量TRBDが正となり補正方向変数SWの符号が変化
する。このため、第2の加算信号u2が出力される。こ
れにより、以後は、第2の加算信号u2が出力されカウ
ンタ回路106の計数誤差は次第に小さくなり補正され
る。
第2の減算信号d2が加減算信号合成器105に入力さ
れ第3の減算信号d3としてカウンタ回路106に入力
される。これによりカウンタ回路106の計数値は減算
され、負の計数誤差が大きくなる。負の計数誤差が大き
くなると、それにともなってモータの効率が悪化するた
め、回転制御信号e1が増加する。補正信号発生器11
1では、この回転制御信号e1の増加により、トルク変
化量TRBDが正となり補正方向変数SWの符号が変化
する。このため、第2の加算信号u2が出力される。こ
れにより、以後は、第2の加算信号u2が出力されカウ
ンタ回路106の計数誤差は次第に小さくなり補正され
る。
【0059】以上のように、カウンタ回路106の計数
値に計数誤差が生じても補正信号発生器111の働きに
より、計数値は補正される。
値に計数誤差が生じても補正信号発生器111の働きに
より、計数値は補正される。
【0060】本実施例のように構成すれば、通常回転時
にカウンタ回路106に計数誤差が生じても、補正信号
発生器111によって補正され、常に高効率でトルクリ
ップルの少ないブラシレス直流モータが実現できる。こ
のように、高効率で、トルクリップルが小さいことは、
ブラシレス直流モータの応用範囲を極めて大きくする。
例えば、VTR(ビデオテープレコーダ)のキャプスタ
ンモータに使用できる。
にカウンタ回路106に計数誤差が生じても、補正信号
発生器111によって補正され、常に高効率でトルクリ
ップルの少ないブラシレス直流モータが実現できる。こ
のように、高効率で、トルクリップルが小さいことは、
ブラシレス直流モータの応用範囲を極めて大きくする。
例えば、VTR(ビデオテープレコーダ)のキャプスタ
ンモータに使用できる。
【0061】また、本実施例では、補正信号発生器11
1において回転制御信号e1に対応した値をサンプリン
グし、その時間的平均値を利用してトルク変化量を算出
している。これにより、回転制御信号e1に重畳したノ
イズ等の影響が除去できる。また、補正量設定部505
により、第2の加算信号u2と第2の減算信号d2のパ
ルス数を回転制御信号e1が大きいときには多く、回転
制御信号e1が小さいときには少なくなるように設定し
ている。これにより、カウンタ回路106の計数値の計
数誤差が大きい時には、補正量を大きくしているため、
早く補正が行える。さらに、本実施例では、回転制御器
112の動作と補正信号発生器111の動作とは回転定
常信号TEにより同期しているため、回転子116が間
欠的に回転するような動作をする場合にも上記の構成で
補正動作が可能となる。
1において回転制御信号e1に対応した値をサンプリン
グし、その時間的平均値を利用してトルク変化量を算出
している。これにより、回転制御信号e1に重畳したノ
イズ等の影響が除去できる。また、補正量設定部505
により、第2の加算信号u2と第2の減算信号d2のパ
ルス数を回転制御信号e1が大きいときには多く、回転
制御信号e1が小さいときには少なくなるように設定し
ている。これにより、カウンタ回路106の計数値の計
数誤差が大きい時には、補正量を大きくしているため、
早く補正が行える。さらに、本実施例では、回転制御器
112の動作と補正信号発生器111の動作とは回転定
常信号TEにより同期しているため、回転子116が間
欠的に回転するような動作をする場合にも上記の構成で
補正動作が可能となる。
【0062】なお、本実施例では、補正信号発生器11
1の入力として、回転制御器112の回転制御信号e1
の大きさの情報を用いたが、波形信号p1等の信号の大
きさの情報を用いても良いし、また固定子巻線703に
流れる電流の大きさの情報を用いてもよい。
1の入力として、回転制御器112の回転制御信号e1
の大きさの情報を用いたが、波形信号p1等の信号の大
きさの情報を用いても良いし、また固定子巻線703に
流れる電流の大きさの情報を用いてもよい。
【0063】さらに、本実施例では、一部をハードウエ
アで構成したが、前述の動作と同様な動作をマイクロプ
ロセッサを用いてソフトウエアで実現しても良い。この
場合本実施例より回路構成が簡単になる。また、波形発
生手段において3つのD/A変換器を用いたが、これを
1つのD/A変換器と3つのS−H回路(サンプル−ホ
ールド回路)で構成しても良い。さらに、波形信号p
1,p2,p3の内1つを他の2つより合成して作り出
してもよい。そして、これら全ての改良は、本発明に含
まれることは言うまでもない。その他、本発明の主旨を
変えずして種々の変更が可能である。
アで構成したが、前述の動作と同様な動作をマイクロプ
ロセッサを用いてソフトウエアで実現しても良い。この
場合本実施例より回路構成が簡単になる。また、波形発
生手段において3つのD/A変換器を用いたが、これを
1つのD/A変換器と3つのS−H回路(サンプル−ホ
ールド回路)で構成しても良い。さらに、波形信号p
1,p2,p3の内1つを他の2つより合成して作り出
してもよい。そして、これら全ての改良は、本発明に含
まれることは言うまでもない。その他、本発明の主旨を
変えずして種々の変更が可能である。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明は、従来のブラシレ
ス直流モータのような位置検出素子が不要のため、素子
の取付け位置調整の煩雑さや配線数が削減され、大幅に
コストが低減される。さらに、モータ内部に位置検出素
子を取り付ける必要がないため、モータは構造上の制約
を受けず超小型化、超薄型化が可能となる。
ス直流モータのような位置検出素子が不要のため、素子
の取付け位置調整の煩雑さや配線数が削減され、大幅に
コストが低減される。さらに、モータ内部に位置検出素
子を取り付ける必要がないため、モータは構造上の制約
を受けず超小型化、超薄型化が可能となる。
【0065】さらに上記構成により、本発明のブラシレ
ス直流モータは通常回転時に回転子と固定子巻線の位相
関係が最適になるように補正されるため、常に高効率で
トルクリップルを少なくできる。このため、広い用途に
応用可能なブラシレス直流モータが容易に構成できる。
しかも容易に位置信号の相順を切換えることができるの
で、ホール素子の如き位置検出素子が不要でありなが
ら、回転方向切換が可能となる。
ス直流モータは通常回転時に回転子と固定子巻線の位相
関係が最適になるように補正されるため、常に高効率で
トルクリップルを少なくできる。このため、広い用途に
応用可能なブラシレス直流モータが容易に構成できる。
しかも容易に位置信号の相順を切換えることができるの
で、ホール素子の如き位置検出素子が不要でありなが
ら、回転方向切換が可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係るブラシレス直流モ―タ
の構成図
の構成図
【図2】図1の方向検出器の具体的な構成例を表す構成
図
図
【図3】図1の方向検出器の動作を説明する説明図
【図4】図1の補正信号発生器の具体的な構成例を表す
構成図
構成図
【図5】図4の補正信号発生器の内蔵プログラムの一例
を表すフローチャート
を表すフローチャート
【図6】図1の波形発生器の具体的な構成例を表す構成
図
図
【図7】本発明の一実施例のブラシレス直流モータの回
転子と固定子巻線の構成を表す構成図
転子と固定子巻線の構成を表す構成図
【図8】図5の固定子巻線に流れる電流波形の一例を表
す波形図
す波形図
【図9】本発明の一実施例のブラシレス直流モータの回
転子と固定子巻線の相対位置関係を説明する説明図
転子と固定子巻線の相対位置関係を説明する説明図
【図10】本発明の一実施例のブラシレス直流モータの
回転子と固定子巻線の相対位置関係を説明する説明図
回転子と固定子巻線の相対位置関係を説明する説明図
101 周波数発電機 103 方向検出手段 104 加減算信号発生手段 105 加減算信号合成手段 106 カウンタ手段 107 初期位置検出手段 108 位相調整手段 109 波形発生手段 110 電力供給手段 111 補正信号発生手段 112 回転制御手段 116 回転子 502 動作制御手段 503 回転制御信号入力手段 504 トルク値平均化手段 505 補正量設定手段 506 トルク変化量算出手段 507 補正方向決定手段 508 補正パルス信号出力手段 509 遅延手段 601 メモリ手段 602 デジタル−アナログ変換手段 603 乗算手段 703 固定子巻線
Claims (14)
- 【請求項1】複数の磁極を有する回転子と、前記回転子
に所定の間隔を有して配置された複数相の固定子巻線
と、前記回転子の回転数に比例した複数相の周波数信号
を発生する周波数発電機と、前記複数相の周波数信号に
より前記回転子の回転方向を検出し方向検出信号を出力
する方向検出手段と、少なくとも1つの前記周波数信号
に応じた信号により回転制御信号を出力し前記回転子を
所定の回転速度に回転制御する回転制御手段と、前記方
向検出信号と少なくとも1つの前記周波数信号とに応じ
て第1の加算信号と第1の減算信号を出力する加減算信
号発生手段と、前記回転制御信号に対応した値により第
2の加算信号と第2の減算信号を出力する補正信号発生
手段と、前記第1の加算信号と前記第2の加算信号とに
基づき第3の加算信号を生成し、前記第1の減算信号と
前記第2の減算信号とに基づき第3の減算信号を生成す
る加減算信号合成手段と、前記第3の加算信号に応じて
アップカウントし、前記第3の減算信号に応じてダウン
カウントするカウンタ手段と、回転方向指令に応じて前
記カウンタ手段の計数値に対応した値から所定の値を加
減算し波形デジタル値を出力する位相調整手段と、前記
波形デジタル値と前記回転制御信号とに応じた複数相の
波形信号を発生する波形発生手段と、前記複数相の波形
信号に応じて前記固定子巻線に電力を供給し回転磁界を
発生する電力供給手段とにより構成されたことを特徴と
するブラシレス直流モータ。 - 【請求項2】複数の磁極を有する回転子と、前記回転子
に所定の間隔を有して配置された複数相の固定子巻線
と、前記回転子の回転数に比例した複数相の周波数信号
を発生する周波数発電機と、前記複数相の周波数信号に
より前記回転子の回転方向を検出し方向検出信号を出力
する方向検出手段と、少なくとも1つの前記周波数信号
に応じた信号により回転制御信号を出力し前記回転子を
所定の回転速度に回転制御する回転制御手段と、前記方
向検出信号と少なくとも1つの前記周波数信号とに応じ
て第1の加算信号と第1の減算信号を出力する加減算信
号発生手段と、前記回転制御信号に対応した値により第
2の加算信号と第2の減算信号を出力する補正信号発生
手段と、前記第1の加算信号と前記第2の加算信号とに
基づき第3の加算信号を生成し、前記第1の減算信号と
前記第2の減算信号とに基づき第3の減算信号を生成す
る加減算信号合成手段と、前記第3の加算信号に応じて
アップカウントし、前記第3の減算信号に応じてダウン
カウントし、初期計数値によりカウンタの初期値が設定
されるカウンタ手段と、前記カウンタ手段の計数値と前
記回転方向検出信号に応じて、第1のデジタル値と前記
初期計数値を出力する初期位置検出手段と、回転方向指
令に応じて前記第1のデジタル値に対応した値から所定
の値を加減算し第2のデジタル値を出力する位相調整手
段と、前記第2のデジタル値と前記回転制御信号とに応
じた複数相の波形信号を発生する波形発生手段と、前記
複数相の波形信号に応じて前記固定子巻線に電力を供給
し回転磁界を発生する電力供給手段とにより構成された
ことを特徴とするブラシレス直流モータ。 - 【請求項3】補正信号発生手段は、回転制御信号に対応
した値の平均値に従って、第2の加算信号と第2の減算
信号を出力するように構成されたことを特徴とする請求
項1または請求項2記載のブラシレス直流モータ。 - 【請求項4】補正信号発生手段は、回転制御信号に対応
した値を所定のタイミングでサンプリングした値に従っ
て、第2の加算信号と第2の減算信号を出力するように
構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記
載のブラシレス直流モータ。 - 【請求項5】補正信号発生手段は、回転制御信号に対応
した値を所定のタイミングでサンプリングした値の時系
列平均値に従って、第2の加算信号と第2の減算信号を
出力するように構成されたことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載のブラシレス直流モータ。 - 【請求項6】補正信号発生手段は、回転制御信号に対応
した値の大きさに応じて、第2の加算信号または第2の
減算信号によりカウンタ手段の内容がアップカウントま
たはダウンカウントされる量を増減するように構成され
たことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに
記載のブラシレス直流モータ。 - 【請求項7】回転制御手段は回転子の回転速度が所定の
回転速度範囲内にある時に回転定常信号を出力し、補正
信号発生手段は前記回転定常信号により動作を開始また
は停止することを特徴とする請求項1から請求項5のい
ずれかに記載のブラシレス直流モータ。 - 【請求項8】位相調整手段は、回転方向指令に応じて第
2のデジタル値より所定の値を加減算することにより固
定子巻線の発生する回転磁界の位相を回転子の磁極の位
相から電気角で90度だけ回転させるように構成された
ことを特徴とする請求項2記載のブラシレス直流モー
タ。 - 【請求項9】波形発生手段は、正弦波状の信号を予め記
憶させたメモリ手段と、前記メモリ手段から読み出され
るデジタル値をアナログ値に変換するデジタル−アナロ
グ変換手段と乗算手段より構成されたことを特徴とする
請求項1から請求項5のいずれかに記載のブラシレス直
流モータ。 - 【請求項10】初期位置検出手段は、電源投入時に初期
計数値を出力する動作を行い、その他の時はカウンタ手
段の計数値を第1のデジタル値として出力することを特
徴とする請求項2記載のブラシレス直流モータ。 - 【請求項11】初期位置検出手段、加減算信号発生手
段、加減信号合成手段、カウンタ手段、補正信号発生手
段、位相調整手段および波形発生手段は、処理内容に従
ったプログラム・データを保存するメモリ手段と、前記
プログラム・データに従って処理を実行する演算処理ユ
ニットにより構成されたことを特徴とする請求項2記載
のブラシレス直流モータ。 - 【請求項12】加減算信号発生手段、加減信号合成手
段、カウンタ手段、位相検出手段、補正信号発生手段お
よび波形発生手段は、処理内容に従ったプログラム・デ
ータを保存するメモリ手段と、前記プログラム・データ
に従って処理を実行する演算処理ユニットにより構成さ
れたことを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モ
ータ。 - 【請求項13】補正信号発生手段は、前記補正信号発生
手段の動作を制御する動作制御手段と、回転制御信号に
対応した値を入力する回転制御信号入力手段と、前記回
転制御信号入力手段の出力信号に対応した値の変化量を
算出するトルク変化量算出手段と、前記変化量に対応て
補正方向を決定する補正方向決定手段と、前記補正方向
決定手段の補正方向と前記補正量設定手段の補正量に応
じて第2の加算信号と第2の減算信号を出力する補正パ
ルス信号出力手段と、前記補正信号発生手段の動作タイ
ミングを制御する遅延手段により構成されたことを特徴
とする請求項1または請求項2記載のブラシレス直流モ
ータ。 - 【請求項14】補正信号発生手段は、前記補正信号発生
手段の動作を制御する動作制御手段と、回転制御信号に
対応した値を入力する回転制御信号入力手段と、前記回
転制御信号入力手段の出力信号に対応した値の平均値を
算出するトルク値平均化手段と、前記トルク平均化手段
の出力信号に応じて補正量を設定する補正量設定手段
と、前記トルク平均化手段の出力信号に対応した値の変
化量を算出するトルク変化量算出手段と、前記変化量に
対応て補正方向を決定する補正方向決定手段と、前記補
正方向決定手段の補正方向と前記補正量設定手段の補正
量に応じて第2の加算信号と第2の減算信号を出力する
補正パルス信号出力手段と、前記補正信号発生手段の動
作タイミングを制御する遅延手段により構成されたこと
を特徴とする請求項1または請求項2記載のブラシレス
直流モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241594A JPH0698582A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ブラシレス直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241594A JPH0698582A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ブラシレス直流モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698582A true JPH0698582A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17076635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4241594A Pending JPH0698582A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ブラシレス直流モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007520989A (ja) * | 2004-02-05 | 2007-07-26 | ダイソン・テクノロジー・リミテッド | 電気機械の制御 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP4241594A patent/JPH0698582A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007520989A (ja) * | 2004-02-05 | 2007-07-26 | ダイソン・テクノロジー・リミテッド | 電気機械の制御 |
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