JPH0699095B2 - エレベーターの待ち時間表示装置 - Google Patents

エレベーターの待ち時間表示装置

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JPH0699095B2
JPH0699095B2 JP14288388A JP14288388A JPH0699095B2 JP H0699095 B2 JPH0699095 B2 JP H0699095B2 JP 14288388 A JP14288388 A JP 14288388A JP 14288388 A JP14288388 A JP 14288388A JP H0699095 B2 JPH0699095 B2 JP H0699095B2
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健三 舘野
克己 大平
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエレベーターの待ち時間を乗場に表示する装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図〜第8図は従来のエレベーターの待ち時間表示装
置を示す図で,第6図はブロツク図,第7図及び第8図
は速度指令値曲線図である。
第6図中,(1)は巻上電動機,(2)は電動機(1)
によつて駆動される巻上機の駆動綱車,(3)は駆動綱
車(2)に巻き掛けられかご(4)及びつり合おもり
(5)を結合する主索,(6)は停止予定階,(7)は
停止予定階(6)の乗場に設置され待ち時間を表示する
待ち時間表示器,(8)は電動機(1)に結合され電動
機(1)の回転速度に比例するパルスを発生するパルス
発生器,(9)は上記パルスを計数する計数器,(10)
はマイクロコンピユータ(以下マイコンという)で,CPU
(10A),ROM(10B),RAM(10C),変速器(10D)及びこ
れらを結合するバス(10E)を有しており,待ち時間表
示器(7)及び計数器(9)は変換器(10D)に接続さ
れている。(11)は変換器(10D)に接続され速度指令
値のアナログ値を発する速度指令発生装置,(12)は速
度指令発生装置(11)に接続され電動機(1)を制御す
る制御装置である。なお,ROM(10B)にはかご(4)の
現在位置から停止予定階(6)までの残距離に対応した
到着予想時間を求める残距離−時間テーブルが記憶され
ている。
第7図及び第8図中,Vp1はかご(4)が定格速度で走
行した後減速する場合の速度指令値,Vp2は定格速度に
達する前に加速度が減少する場合の速度指令値,Vdは停
止予定階(6)までの一定減速度による減速指令値であ
り,指令値Vp1,Vp2で囲まれる面積,例えば面積abcdは
かご(4)が現在位置から停止予定階(6)までに走行
すべき実残距離を示し,これに対応する時間(Tc-Ta)
は到着予想時間を示す。
従来のエレベーターの待ち時間表示装置は上記のように
構成され,電動機(1)によりかご(4)が速度指令値
Vp1に従つて上昇すると,パルス発生器(8)からパル
スが発生され,計数器(9)により加算される。この値
はかご(4)の走行距離,換言すれば現在位置を表す かご(4)の停止予定階(6)に対する停止が決定され
ると,ROM(10B)から停止予定階(6)の階床位置を読
み出し,計数器(9)が示す現在位置との差から残距離
を演算し,RAM(10C)の所定アドレスに書き込む。その
後,演算周期ごとに計数器(9)の出力を変換器(10
D)を介して入力し,RAM(10C)に書き込まれた値から減
算することにより,停止予定階(6)までの残距離を演
算する。そして,定格速度運転では,第7図の減速指令
値Vdと速度指令値Vp1の差を監視し,この差が▲▼
以下になると速度指令値Vp1の減少が開始される。同時
に,ROM(10B)の残距離−時間テーブルから,上記演算
された残距離のそれぞれに対応する到着予想時間を順次
読み出し,これを変換器(10D)から待ち時間表示器
(7)に出力して,待ち時間を表示する。
また,定格速度よりも低い速度の運転では,第8図で減
速指令値Vdと速度指令値Vp2の差が▲▼以下になる
と,速度指令値Vp2の加速度の減少が開始され,上述と
同様にROM(10B)の残距離−時間テーブルから到着予想
時間を読み出して,待ち時間表示器(7)に出力する。
なお,上記ではかご(4)が停止決定した後の到着予想
時間の演算について説明したが,待ち時間表示器(7)
には,通常乗場ボタン(図示しない)が操作されると直
ちに到着予想時間が表示されるようになつている。これ
は,かご(4)の現在位置から停止予定階(6)までの
距離,運転方向,呼びの数から発生する呼び確率等の情
報を基にして到着予想時間が演算される。また,群管理
運転では,制御装置から該当呼び階の呼び割当て演算の
過程で算出される予想待時間情報をも加味して到着予想
時間が演算される。しかし,これらの演算については詳
細は省略する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のエレベーターの待ち時間表示装置で
は,かご(4)の現在位置から停止予定階(6)までの
残距離に応じて,ROM(10B)に記憶された残距離−時間
テーブルから到着予想時間を読み出しているため,第7
図に示すように,定格速度運転では,時刻Taにおける実
残距離は面積abcdに相当するが,残距離−時間テーブル
では,実残距離abcdに相当する距離は面積fgdであり,
面積fgdに対する時刻を求めるとTa1となり,待ち時間表
示器(7)への出力に時間(Ta-Ta1)の誤差があり,正
確でないという問題点がある。これは,定格速度よりも
低し速度の運転においては,第8図に示すように,時刻
Taにおける実残距離abcdに等しい距離はfgdであり,時
間(Ta-Ta1)の誤差は更に大きくなるという問題点があ
る。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で,定格速度運転でも定格速度よりも低い速度の運転で
も,正確な到着予想時間を求めて待ち時間表示ができる
ようにしたエレベーターの待ち時間表示装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るエレベーターの待ち時間表示装置は,か
ごの現在位置から停止予定階までの実残距離を演算する
実残距離演算手段と,所定減速度で減速するときの停止
予定階までの到着予想時間を停止予定階までの関数とし
て記憶する時間記憶手段と,定格速度運転の場合は速度
指令値減少開始点から,定格速度以下の速度運転の場合
は速度指令値の加速度減少開始点からそれぞれ速度指令
値の減速度が所定値に達するまでの区間で時間の減少と
共に漸減する補正残距離を演算する補正残距離演算手段
と,実残距離と補正残距離の和を停止予定階までの残距
離として時間記憶手段から到着予想時間を読み出して待
ち時間表示器に出力する到着予想時間出力手段とを設け
たものである。
〔作用〕
この発明においては,かごの現在位置から停止予定階ま
での実残距離を補正した値を残距離として時間を読み出
すようにしたため,第7図及び第8図の時刻Taと時刻Ta
1は一致する。
〔実施例〕 第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示す図で,第1
図は全体構成図,第2図はROMの内容図,第3図は残距
離補正動作を示すフローチヤート,第4図及び第5図は
速度指令値曲線図であり,従来装置と同様の部分は同一
符号で示す。なお,第6図はこの実施例にも共用され
る。
この実施例は第1図に示すように構成されている。
図中,(21)は計数器(9)の出力を入力してかご
(4)の現在位置から停止予定階(6)までの実残距離
を演算する実残距離演算手段,(22)は所定減速度で減
速するときの停止予定階(6)までの残距離−時間テー
ブルを記憶する時間記憶手段,(23)は速度指令値の減
速度が所定値に達するまでの区間の補正残距離を演算す
る補正残距離演算手段,(24)は実残距離と補正残距離
の和を残距離として上記距離−時間テーブルから時間を
読み出して待ち時間表示器(7)に出力する到着予想時
間出力手段である。
第2図(a)は補正残距離テーブルで,bb1c,ee1c…tt1
c,0は第4図及び第5図の面積bb1cが演算周期Δtごと
減少する値に相当する補正残距離,第2図(b)は残距
離−時間テーブルで,S0,S1,S2…はそれぞれ到着予想時
間が1秒,2秒,3秒…となるときの残距離である。
次に,この実施例の動作を第3図を参照して説明する。
このフローチヤートの動作プログラムはマイコン(10)
のROM(10B)に格納されている。なお,エレベーターの
動作や到着予想時間の待ち時間表示器(7)の出力につ
いては,従来装置と同様であるため,説明は省略する。
かご(4)が第4図に示すように定格速度で走行する場
合,かご(4)の停止予定階(6)に対する停止が決定
され,時刻Taで速度指令値Vp1が減少開始すると,ステ
ツプ(31)でN=8に設定され,第2図(a)の補正残
距離テーブルからN=8の補正残距離mm1cが読み出され
る。ステツプ(32)でNを1だけ減じ,ステツプ(33)
でNが零よりも小さいかを判断し零よりも大であればス
テツプ(35)へ進む。ステツプ(35)で実残距離amcdに
補正残距離mm1cを加算してこれを残距離am1dとする。ス
テツプ(36)でTを零とし,ステツプ(37)で残距離am
1dが第2図(b)の残距離−時間テーブルのT=0の残
距離S0よりも大きいかを判断する。この場合残距離am1d
は残距離S0よりも大きいので,ステツプ(38)へ進み,T
に1を加算して再びステツプ(37)へ戻る。以後,これ
を繰り返し,残距離am1dが例えば残距離S9に等しくなる
と,ステツプ(39)へ進み,そのときのTを到着予想時
間として待ち時間表示器(7)へ出力する。ここで,残
距離S0,S1,S2…に対する到着予想時間Tの関係は次のよ
うになつている。
残距離S 到着予想時間T 0<S≦S0 0秒 S0<S≦S1 1秒 S1<S≦S2 2秒 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 次の演算周期Δtでは,N=7になつているので,ステツ
プ(31)の補正残距離はnn1cとなり,ステツプ(35)の
残距離はwn1dとなる。そして,ステツプ(37),(39)
で残距離wn1dに対応する到着予想時間Tが出力される。
このようにして,補正残距離はmm1c→nn1c→001c…0と
減少し,残距離もこれに従つて減少し,到着予想時間T
はS9,S8,S7…と減少する。そして,ステツプ(33)でN
<0であると判断されると,ステツプ(34)でN=0に
設定され,補正残距離は零,残距離はTbcd,到着予想時
間は(Tc-Tb)となる。
また,かご(4)が第5図に示すように定格速度よりも
低い速度で走行する場合はN=17に設定され,停止決定
して速度指令値Vp2の加速度が減少開始する時刻Taから
演算周期Δtごとに補正残距離を読み出し,これを実残
距離に加算して残距離を演算し,残距離−時間テーブル
から到着予想時間が出力される。
〔発明の効果〕
以上説明したとおりこの発明では,かごの現在位置から
停止予定階までの実残距離に補正残距離を加算して補正
した値を残距離として到着予想時間を読み出すようにし
たので,正確な到着予想時間を表示できると共に,表示
に不自然さがなく待客に不審感を与えないようにできる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明によるエレベーターの待ち時
間表示装置の一実施例を示す図で,第1図は全体構成
図,第2図は第6図のROMの内容図,第3図は残距離補
正動作を示すフローチヤート,第4図及び第5図は速度
指令値曲線図,第6図はこの発明及び従来のエレベータ
ーの待ち時間表示装置を示すブロツク図,第7図及び第
8図は従来のエレベーターの待ち時間表示装置を示す速
度指令値曲線図である。 図中,(1)は巻上電動機,(4)はかご,(6)は停
止予定階,(7)は待ち時間表示器,(8)はパルス発
生器,(9)は計数器,(10)はマイクロコンピユー
タ,(11)は速度指令発生装置,(21)は実残距離演算
手段,(22)は時間記憶手段,(23)は補正残距離演算
手段,(24)は到着予想時間出力手段である。 なお,図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の加速度及び減速度を有する速度指令
    値によつてかごの速度が制御され,乗場に設置された待
    ち時間表示器により待ち時間を表示するものにおいて,
    上記かごの現在位置から停止予定階までの実残距離を演
    算する実残距離演算手段と,上記かごが上記所定減速度
    で減速するときの上記停止予定階までの到着予想時間を
    上記停止予定階までの残距離の関数として記憶する時間
    記憶手段と,上記かごがその定格速度に達する運転をす
    る場合には上記速度指令値が定格速度から減少開始する
    点から,上記定格速度に達しない運転をする場合は上記
    かごの加速時上記速度指令値の加速度が減少開始する点
    からそれぞれ上記速度指令値の減速度が所定値に達する
    までの区間で時間の減少と共に漸減する補正残距離を演
    算する補正残距離演算手段と,上記実残距離と上記補正
    残距離の和を上記停止予定階までの残距離として上記時
    間記憶手段から上記停止予定階までの到着予想時間を読
    み出して上記待ち時間表示器に出力する到着予想時間出
    力手段とを備えたことを特徴するエレベーターの待ち時
    間表示装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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