JPH069917U - 金型におけるインサートの装着具 - Google Patents

金型におけるインサートの装着具

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JPH069917U
JPH069917U JP5441392U JP5441392U JPH069917U JP H069917 U JPH069917 U JP H069917U JP 5441392 U JP5441392 U JP 5441392U JP 5441392 U JP5441392 U JP 5441392U JP H069917 U JPH069917 U JP H069917U
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JP
Japan
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insert
mold
cap
molding
resin
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Pending
Application number
JP5441392U
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English (en)
Inventor
進 魚里
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形金型内にインサート物を正確に位置決め
して保持する。 【構成】 成形金型1に設けた取付孔にインサート物6
を保持して圧入嵌合するキャップ5を、合成樹脂又は軟
質金属製とすると共に、インサート物に螺合するねじ部
を設けた。インサート物6は、剛性のあるキャップ5に
螺合して成形金型1の取付孔に正確に位置決めされて保
持され、成形時に溶融樹脂の圧力が加わっても変位する
ことがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、FRP製品などを成形するのに使用する成形用金型において、金型 内にインサートをセットする装着具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、FRP(ガラス繊維強化樹脂)製品が自動車の外板等の各種成形品に使 用されるようになった。例えばエンジンフ−ドをFRP製とする場合には、成形 品の剛性、強度等を確保するため、ガラス繊維等の強化用繊維を複数枚重ねて予 めマット状に成形し、このガラス繊維マットを金型にセットし、型内に溶融樹脂 を注入して成形するレジントランスファ成形(以下、RTMという)が採用され ている。 FRP製エンジンフードの成形の場合には、ボデーへの取付用ヒンジを固定す るための埋込みボルトを設置する必要がある。このボルトの設置は、一般的には FRP成形後に、ねじ込みや圧入により取付けるアウトサートと呼ばれる方法が 多く用いられている。 ところが、このアウトサート方法は、熱硬化性樹脂を主体としたFRPの場合 、インサートしたボルトの耐捩りトルク、耐引抜き力に限界があり、位置決め精 度を確保するのも困難である。また、成形後の後加工によるため、余分な工数が かかる。
【0003】 FRPなどの成形時にインサート物を同時に埋め込む方法が各種提案されてい る。 特開昭57−125017号公報には、金型の成形面にゴム又は軟質プラスチ ック製の台座を埋め込み、この台座に形成した突起にインサートするナットの雌 ねじを押込んでナットをキャビティ内に支持し、成形後に製品を脱型する際に、 製品にインサートされたナットの雌ねじ部から台座の突起を引き抜くようにした 成形物の製造方法が記載されている。 また、特開平2−55108号公報には、上型のキャビティ面にインサート部 品の埋め込み位置に対応して凹部を形成し、この凹部に連通する孔に装置外の吸 気装置へ連結されたスリーブを設けた合成樹脂成形装置が提案されている。この 装置を図4に示す。 上型11の所望の部位に、キャビティ12に開口する凹部とこれに連通する段 付き孔を設け、この孔に埋め込みフランジ14付きのボルト13のねじ部にスリ ーブ15を被せて挿入し、装置外の吸気装置へ連結されたパイプ16で吸気し、 フランジ14を凹部の段部に当接させてボルト13をセットする。 キャビティ12に樹脂を充填すると、ボルトのフランジ14が樹脂内に埋め込 まれる。樹脂が硬化した後、型開きしてパイプ16からエアーを送り込んで製品 を脱型する。
【0004】 前記公開公報に記載されたインサート物は、いずれも金型の成形面で位置決め されるが、特開平1−157812号公報には、金型のキャビティ内にインサー ト物を浮かせて支持するようにした成形方法が記載されている。この成形方法を 図5で説明する。 金型21,22でキャビティ23を形成し、上型21に取付孔24を設け、イ ンサートするボルト26のねじ部に、ゴムなどの弾性体のキャップ25の中心孔 を押込んで取付け、このキャップ25を取付孔24に押込み、図に示すように、 インサートボルト26の頭部が上型21の成形面からhの距離だけ離れて宙に浮 いた状態で支持する。 キャビティ23に樹脂を充填すると、インサートボルト26の頭部の周りが均 一に樹脂で被覆される。成形品の脱型時に、上型21と一緒にキャップ25をイ ンサートボルト26のねじ部から抜き取る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図5に示す従来のインサート物のセット方法では、ゴム製キャップ25の弾力 によりインサート物を上型21の取付孔に保持するため、インサート物の位置決 めが不安定となり、位置決め精度に問題がある。すなわち、図5に示すインサー トするボルト26と成形面との間隔hは、これにより注入する樹脂層の厚さが決 まるので、正確に位置決めしなければならないが、ゴム製キャップ25の弾力に よる保持では、位置決めが不安定であり、溶融樹脂を注入したときに、ボルト2 6の頭に注入樹脂の圧力が加わり、ゴム製キャップ25を変形させてボルト26 の姿勢が変わる恐れもある。 また、ゴム製キャップ25の中心孔にボルト26のねじ部を挿脱するので、ゴ ム製キャップ25の寿命が短い。 更に、ボルト26とゴム製キャップ25との隙間に注入した樹脂が浸入して硬 化し、脱型した製品のボルト26のねじ部を毎回ダイスなどで清掃する必要があ って手間がかかる。
【0006】 また、図4で説明した成形方法では、インサートするボルト自体を直接吸気し て保持するため、インサート物のセット位置が金型の成形面に限定されると共に 、万一シールが破れると、吸気系統に溶融樹脂が浸入して固化してしまう恐れが ある。 本考案は、上記の問題点を解決し、インサート物を正確に位置決めして保持す ることができ、また、インサート物のねじ部に樹脂が回り込む恐れのない金型に おけるインサートの装着具を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、成形金型に設けた取付孔にインサート物を保持して圧入嵌合する装 着具において、該装着具を合成樹脂又は軟質金属製とすると共に、インサート物 に螺合するねじ部を設けた金型におけるインサートの装着具である。
【0008】
【作用】
インサート物は、装着具への螺合により正確に位置決めされ、この装着具は、 成形金型の取付孔に圧入されて保持され、成形時に溶融樹脂の圧力が加わっても インサート物が変位することがない。
【0009】
【実施例】
図1、図2は本考案の第1実施例を示すもので、図1はインサート物を成形金 型にセットして型締めした状態の一部断面図、図2はインサート物をセットする 状態の説明図である。 図2において、例えば上型を製品の裏面を成形するコア型1とし、その下面に キャビティ3を形成する。このコア型1には、インサートするナット6を保持す るキャップ5の取付孔4を形成する。 キャップ5は合成樹脂製とし、コア型の取付孔4に嵌合する頭部と、インサー トするナット6の雌ねじと螺合する雄ねじ部を形成する。キャップ5の頭部の外 径Dは、コア型1の取付孔4の内径dより僅かに(1%程度)大とし、キャップ 5の頭部の高さHは、取付孔4の深さと等しくする。 キャップ5にインサートナット6を螺合する際に、補強用のガラス繊維マット 7を介在させて一体とし、キャップ5の頭部をコア型1の取付孔4に圧入嵌合す る。
【0010】 次に、図1に示すように、下型であるキャビ型2のキャビティ3に所用枚数の ガラス繊維マット7をセットして型を閉じ、溶融樹脂をキャビティ3に注入して 硬化させる。 インサートナット6は、キャップ5に螺合してコア型1の取付孔4に正確に位 置決めされて保持され、ゴムと違い合成樹脂製キャップ5には剛性があるので、 溶融樹脂の圧力が加わってもインサートナット6が変位することがない。 樹脂が硬化した後、型開きして製品を脱型し、製品からキャップ5のねじをゆ るめて抜き取る。製品にインサートされたインサートナット6のねじ部は、成形 時にキャップ5のねじ部と螺合しているので、樹脂の回り込みがなくそのままで 使用できる。
【0011】 図3に第2の実施例を示し、図1と同一符号を付した部位は、同様な部品を示 す。 この実施例は、ボルトをインサートする場合で、コア型1の取付孔にボルト9 を螺合する雌ねじを形成したキャップ8を圧入嵌合して取付けるようにしたもの である。インサートボルト9でガラス繊維マット7を挟持してキャップ8に螺合 し、このキャップ8をコア型1の取付孔に嵌合してセットする点は、第1実施例 について説明したのと同様である。
【0012】 以上の実施例では、インサート物を螺合するキャップ5,8を合成樹脂製とし たものについて説明したが、キャップの材質は、合成樹脂に限らず、ニッケル、 銅、鉛などの軟質金属が使用でき、インサート物との着脱をねじ部で行うので、 キャップは繰返し使用できる。 また、インサート物も、ボルトやナットに限らずねじ部を有する各種の物に適 用できる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、インサートする物を所望の位置に正確に位置決めして保持すること ができると共に、インサート物のねじ部に樹脂の回り込みがなく、また取付具を 繰返し使用することが可能となり、生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の一部断面図。
【図2】本考案の装着状態の説明図。
【図3】本考案の第2実施例の一部断面図。
【図4】従来のインサート方法の説明図。
【図5】従来の他のインサート方法の説明図。
【符号の説明】
1 コア型 2 キャビ型 3 キャ
ビティ 4 取付孔 5,8 キャップ 6 インサートナット 7 ガラ
ス繊維マット 9 インサートボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形金型に設けた取付孔にインサート物
    を保持して圧入嵌合する装着具において、該装着具を合
    成樹脂又は軟質金属製とすると共に、インサート物に螺
    合するねじ部を設けたことを特徴とする金型におけるイ
    ンサートの装着具。
JP5441392U 1992-07-13 1992-07-13 金型におけるインサートの装着具 Pending JPH069917U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5441392U JPH069917U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 金型におけるインサートの装着具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5441392U JPH069917U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 金型におけるインサートの装着具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH069917U true JPH069917U (ja) 1994-02-08

Family

ID=12970020

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JP5441392U Pending JPH069917U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 金型におけるインサートの装着具

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JP (1) JPH069917U (ja)

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