JPH0699277A - 隅肉継手のロボットによるツイン溶接方法 - Google Patents
隅肉継手のロボットによるツイン溶接方法Info
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- JPH0699277A JPH0699277A JP24748892A JP24748892A JPH0699277A JP H0699277 A JPH0699277 A JP H0699277A JP 24748892 A JP24748892 A JP 24748892A JP 24748892 A JP24748892 A JP 24748892A JP H0699277 A JPH0699277 A JP H0699277A
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Abstract
ズレをなくして一対の隅肉溶接継手に対して廻し溶接を
可能にすると共に溶接終端部に溶接の不揃いも生じさせ
ないこと。 【構成】 一対の隅肉溶接継手に対する溶接開始時には
多関節アーク溶接ロボットの溶接電流のオン・オフを行
うトーチスイッチをオン後一定時間経過してから各多関
節アーク溶接ロボットを溶接線方向に同期移動させてツ
インアーク溶接を開始する。
Description
の隅肉溶接継手に対して2台の多関節アーク溶接ロボッ
トと共通の外部同期制御軸によりその両側を同一溶接条
件で同時に溶接を行う隅肉継手のロボットによるツイン
溶接方法に関する。
溶接継手に対してそれぞれを同一の溶接条件で溶接(こ
れをツイン溶接と呼ぶ)を行う場合、例えば6軸の多関
節アーク溶接ロボットを2台、1組として用い、各多関
節アーク溶接ロボットのそれぞれに各隅肉溶接継手上を
移動させる独立の外部制御軸を持たせ、各隅肉溶接継手
に対して完全な同期はとらずに、それぞれ単独に溶接を
行う方法が採られていた。
を持たないため、外部制御軸が2組必要となって製作コ
ストが高くなり、また、装置のスペ−ス、動作範囲も狭
くなるという問題があった。
ボットに対して共通の外部制御軸を持ったものが考えら
れるに至った。しかし、例えば共通外部制御軸の軸数を
3軸、溶接ロボットを各6軸とすると、これらの合計1
5軸を同期制御するロボットコントローラが必要とな
り、かかる15軸を同期制御するロボットコントローラ
を新規に設計しなけばならず、コスト高となるものであ
った。このため、汎用のロボットコントローラを2台用
意し、一方の多関節アーク溶接ロボットに対しては共通
の外部制御軸をも制御する9軸のロボットコントローラ
を用い、他方の多関節アーク溶接ロボットに対しては6
軸のロボットコントローラを用い、その6軸のロボット
コントローラは9軸のロボットコントローラから外部制
御軸の3軸の位置情報をもらうことにより、2つのロボ
ットコントローラで2台の多関節アーク溶接ロボットを
同期制御して、一対の隅肉溶接継手に対してアーク溶接
を行う方法が現在では採られている。
ト−チスイッチをオンした後、ア−ク発生を検出するま
で、溶接ロボットはその位置で待機する方式が採用され
ているが、ト−チスイッチのオンからア−ク発生までの
時間は、ワイヤの突き出し長さやワイヤの送り速度、ワ
イヤ表面状況の違いにより、バラツキが発生し、2台の
溶接ロボットが外部制御軸を共有する場合、完全な同期
がとれないため、ト−チ運棒が不連続となり、ビ−ドの
不揃いや欠陥の発生が避けられないという問題があっ
た。更に、溶接終了時にもアーク発生の開始のズレに伴
い終端部にも溶接の不揃いが生じるという問題点があっ
た。
されたもので、一対の隅肉溶接継手にツイン溶接を行う
場合に溶接開始時にアークの発生ズレをなくし、一対の
隅肉溶接継手に対して廻し溶接も可能とすると共に溶接
終了時に溶接の不揃いも生じさせない隅肉継手のロボッ
トによるツイン溶接方法を提供することを目的とする。
ロボットによるツイン溶接方法は、2台の多関節アーク
溶接ロボットを溶接線方向に移動可能な共通の外部制御
軸に取り付け、継手始端溶接開始時には各多関節アーク
溶接ロボットの溶接電源のオン・オフを行うトーチスイ
ッチをオン後、一定時間経過してから所定の継手始端溶
接動作を開始するようにしたものである。
る溶接開始時には各多関節アーク溶接ロボットの溶接電
源のオン・オフを行うトーチスイッチをオン後、一定時
間経過してから所定の継手始端溶接動作を開始するよう
にしたから、一対の隅肉溶接継手に対する溶接開始時の
各多関節アーク溶接ロボットが移動を始める場合にはト
ーチスイッチがオンしてから一定時間経過しているため
にアークが共に発生しており、一対の隅肉溶接継手の溶
接開始部分に溶接ズレが生じることはない。また、溶接
終了時にも、終端部に溶接の不揃いが生じることもな
い。
断面図、図2は本発明方法を実施している状態を示す斜
視図、図3は始端廻し溶接動作を示す説明図、図4はツ
イン溶接において溶接ト−チをシフトさせた状態の説明
図である。
設させられた立板、3は下板1と立板2とで形成される
一対の隅肉溶接継手に形成された溶接ビ−ドである。1
0は下板1上に跨設された門型の制御軸支持フレーム、
11は制御軸支持フレーム10の水平フレーム上面に設
けられた案内レール、12は制御軸支持フレーム10の
水平フレーム上をその長さ方向に案内レール11に案内
されて移動する3軸の外部制御軸である。この外部制御
軸12は制御軸支持フレーム10の長さ方向(X軸方
向)に移動するX軸13と、X軸13と直交する方向
(Y軸方向)に移動するY軸14と、Y軸14の両端部
に設けられ、上下方向(Z軸方向)移動する一対のZ軸
15とから構成されている。16は外部制御軸12の一
対のY軸15にそれぞれ取り付けられた6軸の多関節ア
ーク溶接ロボット、17は多関節アーク溶接ロボット1
6のア−ム先端、18はア−ム17に取り付けられた溶
接トーチ、20は溶接ワイヤである。また、アークセン
サ等による溶接トーチ18の開先倣い制御はロボットの
多関節軸により行うことができる。
ず、一対の隅肉溶接継手の端部から溶接を開始する場合
について図3及び図4を参照して説明する。まず始め
に、外部制御軸12と各溶接ロボット16の多関節軸に
より、各溶接トーチ18の溶接ワイヤ20の先端が、所
定の始端廻し溶接動作の開始点(図3のA,A´位置)
にくるようにそれぞれセットする。次に、溶接トーチ1
8の溶接電源(図示省略)へのトーチスイッチ(図示省
略)をオンした後、正常な溶接においてア−ク発生が行
われるのに必要な時間以上の所定時間だけ溶接ト−チ1
8をその位置で停止させ、所定時間経過後、ア−クの発
生を検出し、ア−クが発生していれば、所定の始端廻し
溶接動作を行い、動作の最終点(図3のC,C´位置)
まで溶接ト−チを移動させる。したがって、2組の溶接
ト−チ18のア−ク発生のタイミング(ト−チスイッチ
のオンからア−ク発生検出までの時間)にズレがあって
も、始端廻し溶接の同期をとることが出来る。また、始
端廻し溶接動作(A,A´位置からC,C´位置)まで
の間は外部制御軸12は停止している。なお、上記所定
時間経過後、ア−クの発生を確認した時、ア−クが発生
していなければ、ア−クスタ−ト不良と判定して溶接を
停止させる。
0が図3に示すC、C´位置に同時に到達したら、各多
関節アーク溶接ロボット16は溶接トーチ18を溶接方
向に停止させ、今度は外部制御軸12のX軸13を溶接
線方向に沿って移動させて一対の隅肉溶接継手3の両側
のツイン溶接を行う。かかるツイン溶接により溶接が進
行して各溶接トーチ18即ち溶接ワイヤ20が立板2の
終端付近まできたら、立板2の終端の所定距離手前、例
えば終端の50mm手前で外部制御軸12の移動を停止
させ、継手終端部における終端廻し溶接動作に入る。終
端廻し溶接動作は、外部制御軸12を停止させた状態で
各々の多関節アーク溶接ロボット16の各軸動作により
終端廻し溶接をそれぞれ独立して行う。
−チを溶接進行方向にシフトさせる場合(図4に示す)
について図5及び図6を参照して説明する。この場合の
溶接ト−チL(先行)とT(後行)の始端廻し溶接の動
作を図5に示す。この場合、溶接ト−チLのト−チスイ
ッチのオンのタイミングと溶接ト−チTのト−チスイッ
チのオンのタイミングは、各始端廻し動作の最終点CL
位置およびCT 位置に溶接ト−チLおよびTが同時に到
達するように時間差を設ける。各始端廻し動作において
は、図3の動作と同じく動作の開始点、即ち図5のAL
およびAT 位置において、溶接電源へのト−チスイッチ
をオンした後、所定時間だけ溶接ト−チをその位置で停
止させ、所定時間経過後、ア−クの発生を確認し、ア−
クが発生していれば、所定の始端廻し溶接動作を行う。
また、各始端廻し溶接動作は、外部制御軸を停止させ、
各溶接ロボットの多関節軸により行う。溶接ト−チL,
Tが同時に始端廻し動作の最終点CL 位置およびCT 位
置に到達すると、各溶接ロボットのア−ムは溶接進行方
向には移動せず、共通外部制御軸により溶接方向にロボ
ットを移動させながら、ツイン溶接を行う。
接の動作を図6に示す。上述の制御により、各溶接ト−
チL,Tは同時に終端廻し溶接動作の開始点DL,DT に
到達する。この時点で、共通外部制御軸は停止し、終端
廻し溶接動作は、各ロボットのア−ムによりそれぞれ独
立して行う。なお、始端および終端廻し溶接を行わない
場合は、図7および図8に示すような動作を行うことに
より、溶接残しを揃えることができる。また、図3、図
5、図6、図7、図8では簡単のために、溶接ト−チの
位置を数ポイントしか示していないが、実際の溶接では
徐々に溶接条件を本溶接条件に移行させるなどの細かな
制御を行っているため、始端及び終端廻し溶接の動作点
の数は多くなることがある。
通なものとして一つであるため、2台を一組とする多関
節アーク溶接ロボット16,16からなる溶接装置の製
作コストは安価で済む。また、上述した実施例では、下
板1と立板2とで形成される一対の隅肉溶接継手3とし
ているが、重ね継手や開先を有する継手のツイン溶接に
ついても適用できることはいうまでもない。
継手のツイン溶接において、継手始端部の溶接開始時
に、溶接電源へのトーチスイッチをオンした後、所定時
間だけ溶接ト−チをその位置で停止させ、所定時間経過
後アークの発生を確認し、ア−クが発生していれば、所
定の始端廻し溶接動作を行うことにより、ト−チスイッ
チのオンからア−ク発生までの時間のバラツキを吸収す
ることにより、共通の外部制御軸に取り付けた2台のア
−ク溶接ロボットの溶接動作を同期させることにより、
不連続なト−チ運棒によるビ−ドの不揃いや欠陥の発生
のない良好な溶接品質を得ることができるという効果を
有する。
ある。
ある。
状態の説明図である。
動作を示す説明図である。
動作を示す説明図である。
わない溶接動作を示す説明図である。
わない溶接動作を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 2台の多関節アーク溶接ロボットを溶接
線方向に移動可能な共通の外部制御軸に取り付け、一対
の隅肉溶接継手の両側を2台のロボットにより同一の溶
接条件で同時に溶接する場合に、継手始端部領域、即ち
溶接を開始し、始端廻し溶接を行い、本溶接条件に徐々
に移行する領域と、継手終端部領域、即ち本溶接条件か
ら終端廻し溶接条件に徐々に移行し、終端廻し溶接を行
い、溶接を停止する領域は、共通外部制御軸は停止さ
せ、それぞれのロボット単独の動作により、始端及び終
端廻し溶接を行い、継手中間部領域、即ち継手始端部の
動作完了から継手終端部の動作開始までの領域は、それ
ぞれの溶接ロボットのア−ムは溶接進行方向には移動せ
ず、共通外部制御軸により溶接方向にロボットを移動さ
せながら、一本の隅肉継手の両側を同時に溶接する隅肉
継手のロボットによるツイン溶接方法において、 継手始端部の溶接においては、2台のロボットの動作を
同期させるために、溶接電源へのトーチスイッチをオン
した後、正常な溶接においてア−ク発生が行われるのに
必要な時間以上の所定時間だけ溶接ト−チをその位置で
停止させ、所定時間経過後、ア−クの発生を確認し、ア
−クが発生していれば、所定の始端廻し溶接動作を行う
ようにしたことを特徴とする隅肉継手のロボットによる
ツイン溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24748892A JP2701674B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 隅肉継手のロボットによるツイン溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24748892A JP2701674B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 隅肉継手のロボットによるツイン溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699277A true JPH0699277A (ja) | 1994-04-12 |
| JP2701674B2 JP2701674B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17164217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24748892A Expired - Lifetime JP2701674B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 隅肉継手のロボットによるツイン溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2701674B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008126232A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Daihen Corp | 開始同期アーク溶接方法 |
| JP2008126285A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Daihen Corp | 開始同期アーク溶接方法 |
| JP2009028767A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Caterpillar Japan Ltd | 旋回フレームのロボット溶接方法 |
| JP2009082980A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Ihi Corp | 狭隘部の溶接方法 |
| CN102416521A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-04-18 | 中国一冶集团有限公司 | 半自动双头骑行焊机 |
| CN105195867A (zh) * | 2015-10-26 | 2015-12-30 | 无锡市创新化工设备有限公司 | 一种薄板材不开坡口的焊接方法 |
| CN106425037A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-02-22 | 广西大学 | 一种换热器专用薄钢板的焊接方法 |
| CN114101958A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-01 | 安徽通润汽车零部件有限公司 | 一种用于千斤顶焊接装置 |
| KR102774203B1 (ko) * | 2023-11-20 | 2025-02-27 | 국일철강(주) | 거푸집용 보데크의 리브 용접 자동화 장치 및 거푸집용 보데크의 리브 자동 용접 방법 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24748892A patent/JP2701674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
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| KR102774203B1 (ko) * | 2023-11-20 | 2025-02-27 | 국일철강(주) | 거푸집용 보데크의 리브 용접 자동화 장치 및 거푸집용 보데크의 리브 자동 용접 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2701674B2 (ja) | 1998-01-21 |
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