JP2003200263A - 溶接ロボットの自動運転方法 - Google Patents
溶接ロボットの自動運転方法Info
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Abstract
溶接ロボットの自動運転方法を提供する。 【解決手段】 溶接長手方向Yに少なくとも2個所の溶
接継手5の開先形状データを取込み、これらの溶接継手
5の開先形状データから溶接長手方向Yの溶接継手の傾
きを演算し、この演算した溶接継手の傾きが許容範囲内
であれば、前記開先形状データから演算した適正な溶接
条件で溶接を実行し、前記溶接継手の傾きが許容範囲外
であれば、次の溶接継手に移行する溶接ロボットの自動
運転方法である。
Description
接継手の形成を未然に防ぐ溶接ロボットの自動運転方法
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、溶接継手の所定箇所(溶接開始・
終了位置)で開先形状データをタッチセンサー機能によ
り取込み、この取込んだ両開先形状データから開先断面
積を演算し、この演算した開先断面積から溶接パス数を
演算すると共に、各溶接パスの開先断面積に相当する溶
接条件を演算する溶接ロボットが知られている(特開平
09−10939号公報)。 【0003】この従来技術では、溶接継手の開先断面積
の変動に応じて最適な溶接パス数を演算すると共に、各
溶接パス毎の最適な溶接条件を演算して溶接実行するこ
とにより、高品質な溶接継手を形成できる。 【0004】 【発明の解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、ワーク組立て誤差やワーク取付誤差等により
溶接継手が溶接長手方向に傾斜している場合、上り下り
溶接となって溶接ビートが偏肉して溶込不足等の溶接不
良が発生するという問題がある。 【0005】そこで、本発明は、溶接不良となる溶接継
手の形成を未然に防ぐ溶接ロボットの自動運転方法を提
供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1は、溶接長手方向に少なくとも2個所の溶接継手の開
先形状データを取込み、これらの溶接継手の開先形状デ
ータから溶接長手方向の溶接継手の傾きを演算し、この
演算した溶接継手の傾きが許容範囲内であれば、前記開
先形状データから演算した適正な溶接条件で溶接を実行
し、前記溶接継手の傾きが許容範囲外であれば、次の溶
接継手に移行することを特徴としている。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図1乃至図3に基づいて説明する。本発明の実施の形態
に係わる自動運転方法を実施する溶接ロボットは、図1
に示すように、ロボット本体1と、溶接電源2と、ロボ
ット制御装置10とからなっている。 【0008】ロボット本体1は、例えば、6軸の垂直多
関節型のもので、図示省略の各アーム(以下、「各アー
ム」と略する。)を揺動等させる図示省略の直流モータ
と位置検出器が設けられているとともに、図示省略の手
首部先端(以下、「手首部先端」と略する。)に溶接ト
ーチ3が設けられている。また、ロボット本体1は、後
述するロボット制御装置10のロボット本体制御部41
からの位置制御信号を受けて各アームが動作され、図示
省略の溶接トーチ3先端を教示プログラム実行データに
基づいて再生動作するようになっている。 【0009】溶接電源2は、例えば、炭酸ガスシールド
消耗電極溶接方式のもので、図示省略の溶接電力供給部
と図示省略のセンシング電源部とからなっている。溶接
電源2は、後述するロボット制御装置10の溶接電源制
御部43からの溶接開始・終了指令や溶接電圧・電流の
溶接条件指令等を受け、この溶接条件指令の溶接電力を
溶接トーチ3と図示省略のワーク(以下、「ワーク」と
略する。)とに供給するようになっている。溶接トーチ
3から繰出されるワイヤ4は図示省略のワイヤ送給装置
から供給されるようになっている。また、ワークは、例
えば、図2(a)に示すルートギャップ下向突合せ溶接
継手5(以下、「ルートギャップ溶接継手」という)で
形成される建設機械部品や図示省略のレ型開先溶接継手
で形成される鉄骨仕口部材等が対象となっている。 【0010】ロボット制御装置10は、演算処理装置2
0と、記憶装置30と、ロボット本体1や溶接電源2等
の制御装置40と、入力装置50とからなっている。 【0011】演算処理装置20は、ロボット動作演算部
21と、ルートギャップ演算部22と、溶接継手傾き演
算部23と、溶接条件演算部24とからなっている。 【0012】ロボット動作演算部21は、後述する記憶
装置30の教示プログラム記憶部31に記憶された教示
プログラム実行データを順次読み出し、各実行データの
遂行に関連する各装置に演算指令を出力するようになっ
ている。 【0013】本実施の形態では、ロボット動作演算部2
1は、例えば、ワークのルートギャップ溶接継手5の溶
接開始・終了側でのギャップセンシング指令によりルー
トギャップ演算部22に溶接開始・終了側でのギャップ
センシング位置情報から溶接開始・終了側の開先中央位
置情報Ps、Pe(図2(a)参照)を演算させると共
に、溶接継手傾き演算部23でルートギャップ溶接継手
5の溶接長手方向Xの傾き(以下、「溶接継手の傾き」
という)を演算させるようになっている。また。ロボッ
ト動作演算部21は、溶接継手傾き演算部23に演算さ
れたルートギャップ溶接継手5の傾きが後述する制御装
置40の許容溶接継手傾き設定部44で設定されていた
許容傾き角度の許容値内か判定させるようになってい
る。そして、ロボット動作演算部21は、溶接継手傾き
演算部23の許容角度の内との判定結果により溶接条件
演算部24にルートギャップ溶接継手5の開先断面積の
変動に応じた最適な溶接パス数と演算した各溶接パス毎
の最適な溶接条件を演算させて溶接実行するようになっ
ている。ロボット動作演算部21は、溶接継手傾き演算
部23の許容角度の外との判定結果により教示プログラ
ム記憶部31に記憶された教示プログラム実行データか
ら次の溶接継手の有無を確認し、次の溶接継手が無い場
合、教示プログラムを終了処理するようになつている。
また、ロボット動作演算部21は、溶接継手が有る場
合、次の溶接継手の教示プログラム実行データを順次読
み出し、各実行データを実行するようになっている。 【0014】ルートギャップ演算部22は、例えば、特
開平05−329644号の記載技術のように、所定セ
ンシング動作をロボット動作演算部21に指令してロボ
ット本体1にギャップセンシング動作を行わせると共
に、後述する制御装置40のキャップセンシング検出制
御部42からの検出信号に基づくロボット座標系での位
置情報から溶接開始・終了側のルートギャップ幅Ws、
Weとルートギャップ中心位置Ps、Peとを演算するよ
うになっている。 【0015】即ち、ルートギャップ演算部22は、図2
(b)に示す溶接開始側のキャップセンシング動作によ
る左右溶接継手形成部材6、7の開先6b、7b表面の
検出位置P7、P8と、設定された左溶接継手6の板厚
tおよび開先6b、7b角度θ1、θ2とから左右開先6
b、7bのルートフェイス部位置情報Ps1(XPs1,YP
S1,ZPs1)、Ps2(XPs2,YPS2,ZPs2)とを演算
し、両ルートフェイス部位置情報Ps1、Ps2のY軸位置
情報(YPS1,YPS2)からY方向(図2(b)参照)と
なるルートギャップ幅Wsを演算するようになってい
る。また、ルートギャップ演算部22は、両ルートフェ
イス部位置情報Ps1、Ps2のY軸位置情報(YPS1,YP
S2)を等分(YPS1−YPS2/2)したルートギャップ中
心位置Ps(XPs,YPS,ZPs)を演算するようになっ
ている。ルートギャップ演算部22は、同様にして溶接
開始側のルートギャップ幅Wsとルートギャップ中心位
置Pe(XPe,YPe,ZPe)を演算するようになってい
る。 【0016】溶接継手傾き演算部23は、ルートギャッ
プ演算部22で演算された両ルートギャップ中心位置情
報Ps、Peから溶接長手方向Y(図2(a)参照)の溶
接継手の傾き角度[K]を下記の(1)式によって演算す
るようになっている。 [K]=(ZPe−ZPs)/SQRT((XPe−XPs)↑2+(YPe−YPs)↑2+ (ZPe−ZPs)↑2 …(1) また、溶接継手傾き演算部23は、演算した溶接継手の
傾き角度[K]と後述する制御装置40の許容溶接継手
傾き設定部44で設定されていた許容傾き角度[Ks]
の許容値内か判定するようになっている。 【0017】溶接条件演算部24は、例えば、後述する
記憶装置30の開先条件記憶部32で設定された左溶接
継手構成部材6の板厚tおよび開先6a、7a角度θ
1、θ2と、溶接開始側のルートギャップ幅Wsおよび/
または溶接終了側のルートギャップ幅Weとから開先断
面積を演算し、自身で記憶している各種溶接継手毎で開
先角度、ルートギャップ幅範囲に合致する最適な溶接パ
スと各溶接パスの溶接条件からなる溶接条件アルゴリズ
ムから合致もしくは近いものを選択するようになってい
る。 【0018】記憶装置30は、教示プログラム記憶部3
1と、開先条件記憶部32と、一次記憶部33とからな
っている。 【0019】教示プログラム記憶部31は、オペレータ
により教示された各ワークの教示プログラム実行データ
を記憶し、オペレータによる教示プログラムNoの設定
入力によってロボット動作演算部21に教示プログラム
実行データを読み出すようになっている。 【0020】開先条件記憶部32は、例えば、設定入力
されたルートギャップ溶接継手5の継手構成部材6
(7)の板厚tと、開先6a、7aの開先角度θ1、θ2
とを記憶し、ロボット動作演算部21の指令により各設
定値をルートギャップ演算部22に出力されるようにな
っている。 【0021】一次記憶部33は、演算処理装置20の各
演算部で演算する際に使用される各種データを一時的に
記憶するようになっている。 【0022】制御装置40は、ロボット本体制御部41
と、ギャップセンシング検出制御部42と、溶接電源制
御部43と、許容溶接継手傾き設定部44とからなって
いる。 【0023】ロボット本体制御部41は、入力装置50
からの指令やロボット動作演算部21からの教示プログ
ラム実行データによりロボット本体1の各アーム等を各
軸動作もしくは再生動作制御するようになっている。 【0024】ギャップセンシング検出制御部42は、例
えば、特開平05−329644号の記載技術のよう
に、ロボット本体1、即ち、溶接トーチ3による所定セ
ンシング動作(図2(b)参照)に伴って、溶接トーチ
3から突出したワイヤ先端部4aによる左溶接継手形成
部材6の表面6aおよび左右溶接継手形成部材6、7の
開先6b、7b表面の検出位置P7、P8との接触を検
出するようになっている。なお、ワイヤ先端部4aの接
触は、溶接電源2の図示省略のセンシング電源部からた
ワークと溶接トーチ3とに印加されたセンシング電圧が
略零ボルトになることにより確認されるようになってい
る。 【0025】溶接電源制御部43は、教示プログラム実
行データにより溶接電源2に溶接開始・終了指令や溶接
電圧・電流の溶接条件指令等を受け、この溶接条件指令
の溶接電力を溶接トーチ3とワークとに供給するように
なっている。また、溶接電源制御部43は、溶接条件演
算部24で選択された最適な溶接パスの各溶接パスの溶
接条件を溶接電源2に出力するようになっている。 【0026】許容溶接継手傾き設定部44は、ロボット
動作演算部21の指令により予め設定された許容傾き角
度[Ks]の±5度を溶接継手傾き演算部23に出力す
るようになっている。この許容傾き角度[Ks]の設定
理由は、まず、溶接開始側Psに対して溶接終了側Peが
+5度以上傾いて上り溶接になると、アーク後方に溶融
池が偏った状態で溶接進行するためにアークが後方に偏
向することによりアーク熱や溶融池の熱量等により溶け
込みが深くなるものの、溶接ビードが凸ビートとなって
両開先6b、7bとに溶融池が馴染まず溶込み不足が発
生をしてしまう。反対に、−5度以上傾いた下り溶接に
なると、アーク前方に溶融池が偏った状態で溶接進行す
るためにアークが前方に偏向することによりアーク熱や
溶融池の熱量等により溶接ビードが偏平傾向な凹ビート
となって両開先6b、7bとに馴染むものの、溶接長手
方向へアーク力も加え溶融池が先行することにより、溶
接ビードの溶込み不足が発生してしまう。 【0027】入力装置50は、例えば、教示ペンダント
であり、この入力装置50によりオペレータがロボット
本体1の各アームを各軸動作入力するとともに、各ワー
クの教示動作を教示操作できるようになっている。この
入力装置50からオペレータによる教示プログラムNo
等が設定入力されるようになっている。 【0028】次に、このような構成の溶接ロボットの自
動運転方法を説明する。 【0029】まず、オペレータにより複数のルートギャ
ップ溶接継手5からなるワークが所定位置にセットさ
れ、そのワークの教示プログラムNoがオペレータによ
り入力装置50から設定入力されると共に、起動操作さ
れる(S1)。 【0030】すると、ロボット動作演算部21により設
定された教示プログラムNoの教示プログラム実行デー
タを教示プログラム記憶部31から順次読み出し、ロボ
ット本体制御部41を介して教示プログラム実行データ
に基づく順序でロボット本体1を再生動作(実行)させ
る(S2)。 【0031】教示プログラムの実行が進み、ルートギャ
ップ溶接継手5の溶接開始側でのギャップセンシング実
行データによりルートギャップ演算部22からロボット
動作演算部21を介してロボット本体1に所定センシン
グ動作を行わせ(S3)、ギャップセンシング検出制御
部42からの検出信号に基づくロボット座標系での個々
の位置情報と、開先条件記憶部32から入力されたルー
トギャップ溶接継手5の継手構成部材6(7)の板厚t
と、開先6a、7aの開先角度θ1、θ2とから溶接開始
側のルートギャップ幅Wsを演算すると共に(S4)、
演算したルートギャップ幅Wsからルートギャップ中心
位置Psを演算し(S5)、両演算値を一次記憶部33
に記憶する。 【0032】続いて、ルートギャップ溶接継手5の溶接
終了側でのギャップセンシング実行データにより同様に
してロボット本体1に所定センシング動作を行わせ(S
6)、ギャップセンシング検出制御部42からの検出信
号に基づくロボット座標系での個々の位置情報と、開先
条件記憶部32から入力されたルートギャップ溶接継手
5の継手構成部材6(7)の板厚tと、開先6a、7a
の開先角度θ1、θ2とから溶接開始側のルートギャップ
幅Weを演算すると共に(S7)、演算したルートギャ
ップ幅Weからルートギャップ中心位置Peを演算し(S
8)、両演算値を一次記憶部33に記憶する。 【0033】そして、一次記憶部33から読み出した両
ルートギャップ中心位置Ps、Peとで溶接継手傾き演算
部23により溶接長手方向Y(図2(a)参照)の溶接
継手の傾き角度[K]を演算し(S9)、この演算され
た溶接継手の傾き角度[K]と許容溶接継手傾き設定部
44から入力した許容傾き角度[Ks]とでルートギャ
ップ溶接継手5の傾きが許容範囲内かどうか判定される
(S10)。 【0034】判定の結果、ルートギャップ溶接継手5の
傾きが許容範囲内の場合(Yes)、溶接条件演算部2
4によりルートギャップ溶接継手5の開先断面積を演算
すると共に、その演算したルートギャップ溶接継手5の
開先断面積から最適な溶接パスと各溶接パスの溶接条件
を選択し(S11)、ロボット動作演算部21からの指
令により溶接電源制御部43を介して溶接電源2に最適
な溶接条件を出力すると共に、ロボット本体1によるル
ートギャップ溶接継手5への溶接トーチ3の再生動作に
伴い、溶接トーチ3とワークとに供給される溶接電力に
よりルートギャップ溶接継手5の溶接が実行される(1
2)。このことにより、ルートギャップ溶接継手5の開
先断面積の変動に応じて最適な溶接バス数が選択される
と共に、各溶接パスを最適な溶接条件で溶接されて欠陥
の無いルートギャップ溶接継手が形成できる。溶接終了
後、次の溶接継手の有無を確認するステップS13に進
む。 【0035】一方、ルートギャップ溶接継手5の傾きが
許容範囲外の場合(No)、ロボット動作演算部21に
より教示プログラム実行データから次の溶接継手の有無
を確認し(S13)、次の溶接継手が無い場合(Ye
s)、この教示プログラム実行データを終了して溶接作
業が終了される。このことにより、溶接したルートギャ
ップ溶接継手5を良好な溶接継手に形成でき、次の溶接
補修工程での溶接済みルートギャップ溶接継手5の補修
溶接を必要とせず、最後のルートギャップ溶接継手5を
次の溶接補修工程でガウジング切削に続くグライダ等に
よる開先形成作業を必要とせず、正常な開先での補修溶
接が可能で補修溶接作業員の補修溶接作業を軽減でき
る。 【0036】ただし、次の溶接継手が有る場合(N
o)、継続してロボット動作演算部21により次の溶接
継手に移行し(S14)、次の溶接継手での教示プログ
ラム実行データがあれば、溶接開始側でのギャップセン
シングを実行する。このことにより、このワークの溶接
作業終了後で未溶接のルートギャップ溶接継手5を次の
溶接補修工程でガウジング切削に続くグライダ等による
開先形成作業を必要とせず、正常な開先での補修溶接が
可能で補修溶接作業員の補修溶接作業を軽減できる。 【0037】上述の実施の形態での溶接ロボットの自動
運転方法では、ルートギャップ溶接継手5のルートギャ
ップセンシングをタッチセンサー機能のものを用いた
が、センシング位置での開先断面積と両ルートギャップ
幅Ws、Weの演算位置情報を得られる方法であれば、
タッチセンサー機能以外のものでも良い。さらに、セン
シング位置も溶接開始・終了側Ps、Peに留まらず、ワ
ークの個体差や組立誤差によるルートフェイス部の変動
が同じ傾向である場合、例えば、溶接開始側Psからル
ートフェイス部が溶接長手方向の略中心に向かって末広
がって、今度は溶接終了側Peに向かって縮小していく
ときには、センシング位置を溶接開始・終了側Ps、Pe
に加え、溶接長手方向の略中心とすることも必要であ
る。 【0038】また、上述の実施の形態での溶接ロボット
には、ロボット本体1の動作範囲内の溶接姿勢にワーク
を位置決めするポジショナやロボット本体1の動作範囲
を拡大するロボット本体1の移動装置・上下昇降装置を
備えても良い。 【0039】そして、上述の実施の形態での入力装置5
0に変えて別途コンピュータ等の例えばパソコンを利用
したオフライン教示装置を用いた形態でも良い。 【0040】 【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1発明
は、溶接長手方向に少なくとも2個所の溶接継手の開先
形状データを取込み、これらの溶接継手の開先形状デー
タから溶接長手方向の溶接継手の傾きを演算し、この演
算した溶接継手の傾きが許容範囲内であれば、前記開先
形状データから演算した適正な溶接条件で溶接を実行
し、前記溶接継手の傾きが許容範囲外であれば、次の溶
接継手に移行するので、開先形状データから演算した溶
接継手傾きが許容傾き外であれば、次の溶接継手に移行
することにより、溶接不良となる溶接継手の形成を未然
に防ぐことができると共に、溶接継手の傾きが許容範囲
外の溶接継手を溶接しないことから、次の溶接補修工程
でガウジング切削に続くグライダ等による開先形成作業
を必要とせず、正常な開先での補修溶接が可能で補修溶
接作業員の補修溶接作業を軽減できる。
御ブロック図である。 【図2】同じく、実施の形態での溶接継手図で、(a)
は斜投影図、(b)は溶接開始側位置でのギャップセン
シング動作説明図である。 【図3】同じく、実施の形態での溶接ロボットの自動運
転方法を説明するフローチャート図である。 【符号の説明】 1 ロボット本体 5 溶接継手(ルートギャップ溶接継手) 21 ロボット動作演算部 22 ルートギャップ演算部 23 溶接継手傾き演算部 24 溶接条件演算部 Y 溶接長手方向
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 溶接長手方向に少なくとも2個所の溶接
継手の開先形状データを取込み、これらの溶接継手の開
先形状データから溶接長手方向の溶接継手の傾きを演算
し、この演算した溶接継手の傾きが許容範囲内であれ
ば、前記開先形状データから演算した適正な溶接条件で
溶接を実行し、前記溶接継手の傾きが許容範囲外であれ
ば、次の溶接継手に移行することを特徴とする溶接ロボ
ットの自動運転方法。
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