JPH0699887A - 曳航・吊下装置 - Google Patents
曳航・吊下装置Info
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- JPH0699887A JPH0699887A JP27523292A JP27523292A JPH0699887A JP H0699887 A JPH0699887 A JP H0699887A JP 27523292 A JP27523292 A JP 27523292A JP 27523292 A JP27523292 A JP 27523292A JP H0699887 A JPH0699887 A JP H0699887A
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- towing
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- cable
- arm
- towed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吊下げ時と曳航時の両方において曳航体の姿
勢を良好に保持できる曳航・吊下装置を提供する。 【構成】 ケーブル30が連結されるアーム14を、そ
の基端部で曳航体1に回動可能に取り付け、後方へ回動
してケーブル30の連結点13に作用する吊下げ力F1
の作用線が曳航体1の重心Gを通る吊下げ位置と、前方
へ回動して連結点13に作用する曳航力F2の作用線が
曳航体1の重心Cを通る曳航位置とに設定する。第1ば
ね装置25によってアーム14に後方へ回動する方向に
ばね力を付加しておき、ケーブル14に前方への曳航力
F2が付加されたときは、アーム14をばね力に抗して
前方の曳航位置へ回動させ、曳航力F2の付加が解除さ
れたとき、ばね力によりアーム14を後方の吊下げ位置
へ回動させてその先端部12aをラッチ手段18に係止
させ、吊下げ位置に設定する。
勢を良好に保持できる曳航・吊下装置を提供する。 【構成】 ケーブル30が連結されるアーム14を、そ
の基端部で曳航体1に回動可能に取り付け、後方へ回動
してケーブル30の連結点13に作用する吊下げ力F1
の作用線が曳航体1の重心Gを通る吊下げ位置と、前方
へ回動して連結点13に作用する曳航力F2の作用線が
曳航体1の重心Cを通る曳航位置とに設定する。第1ば
ね装置25によってアーム14に後方へ回動する方向に
ばね力を付加しておき、ケーブル14に前方への曳航力
F2が付加されたときは、アーム14をばね力に抗して
前方の曳航位置へ回動させ、曳航力F2の付加が解除さ
れたとき、ばね力によりアーム14を後方の吊下げ位置
へ回動させてその先端部12aをラッチ手段18に係止
させ、吊下げ位置に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、航空機によって曳航
される掃海具のような曳航体に装着されて、曳航および
吊下げ兼用のケーブルが連結される曳航・吊下装置に関
するものである。
される掃海具のような曳航体に装着されて、曳航および
吊下げ兼用のケーブルが連結される曳航・吊下装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ヘリ
コプターのような航空機によって掃海具を曳航する掃海
システムでは、ケーブルの掃海具への連結点を掃海具の
前方寄りに設定して、曳航時に掃海具の好ましい姿勢が
保たれるようにすると、吊下げ時に上記連結点に作用す
る吊下げ力が掃海具の重心よりも前方になるので、掃海
具の吊下げ姿勢が悪くなって、作業性を低下させる。特
に掃海具の揚収時に掃海具の吊下げ姿勢が悪いと、揚収
作業を困難にする。この問題は、掃海具の前後方向の寸
法が増大するとさらに大きくなる。
コプターのような航空機によって掃海具を曳航する掃海
システムでは、ケーブルの掃海具への連結点を掃海具の
前方寄りに設定して、曳航時に掃海具の好ましい姿勢が
保たれるようにすると、吊下げ時に上記連結点に作用す
る吊下げ力が掃海具の重心よりも前方になるので、掃海
具の吊下げ姿勢が悪くなって、作業性を低下させる。特
に掃海具の揚収時に掃海具の吊下げ姿勢が悪いと、揚収
作業を困難にする。この問題は、掃海具の前後方向の寸
法が増大するとさらに大きくなる。
【0003】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、掃海具のような曳航体の吊下げ時には、
吊下げ力が曳航体の重心を通り、曳航時には曳航力が曳
航体の重心を通るように設定することにより、吊下げ時
と曳航時の両方において曳航体の姿勢を良好に保持でき
る曳航・吊下装置を提供することを目的としている。
されたもので、掃海具のような曳航体の吊下げ時には、
吊下げ力が曳航体の重心を通り、曳航時には曳航力が曳
航体の重心を通るように設定することにより、吊下げ時
と曳航時の両方において曳航体の姿勢を良好に保持でき
る曳航・吊下装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の曳航・吊下装置は、曳航体に装着されて
曳航および吊下げ兼用のケーブルが連結される曳航・吊
下装置であって、上記ケーブルが連結されるアームを、
その基端部で上記曳航体の上部に回動可能に取り付け
て、後方へ回動して上記ケーブルの連結点に作用するケ
ーブルの吊下げ力の作用線が曳航体の重心を通る吊下げ
位置と、前方へ回動して上記連結点に作用するケーブル
の曳航力の作用線が曳航体の重心を通る曳航位置とに設
定されるようにしている。ここで、上記「重心を通る」
とは、物理的に厳密に重心を通ることが、実際上困難で
あるばかりか、作用・効果上も重要でないことから、重
心またはその近傍を通ることを意味する。
に、この発明の曳航・吊下装置は、曳航体に装着されて
曳航および吊下げ兼用のケーブルが連結される曳航・吊
下装置であって、上記ケーブルが連結されるアームを、
その基端部で上記曳航体の上部に回動可能に取り付け
て、後方へ回動して上記ケーブルの連結点に作用するケ
ーブルの吊下げ力の作用線が曳航体の重心を通る吊下げ
位置と、前方へ回動して上記連結点に作用するケーブル
の曳航力の作用線が曳航体の重心を通る曳航位置とに設
定されるようにしている。ここで、上記「重心を通る」
とは、物理的に厳密に重心を通ることが、実際上困難で
あるばかりか、作用・効果上も重要でないことから、重
心またはその近傍を通ることを意味する。
【0005】さらに、この曳航・吊下装置は、吊下げ時
に吊下げ位置にある上記アームの先端部を曳航体に係止
し、係止解除信号を受けて上記係止を解除するラッチ手
段と、上記アームに後方へ回動する方向にばね力を付加
する後方回動力付加手段とを備えており、この後方回動
力付加手段のばね力を、上記ケーブルに前方への曳航力
が付加されたとき上記アームが前方の曳航位置へ回動す
るのを許容する大きさで、かつ、曳航力の付加が解除さ
れたとき上記アームを後方の吊下げ位置へ回動させてそ
の先端部を上記ラッチ手段に係止させる大きさに設定し
ている。
に吊下げ位置にある上記アームの先端部を曳航体に係止
し、係止解除信号を受けて上記係止を解除するラッチ手
段と、上記アームに後方へ回動する方向にばね力を付加
する後方回動力付加手段とを備えており、この後方回動
力付加手段のばね力を、上記ケーブルに前方への曳航力
が付加されたとき上記アームが前方の曳航位置へ回動す
るのを許容する大きさで、かつ、曳航力の付加が解除さ
れたとき上記アームを後方の吊下げ位置へ回動させてそ
の先端部を上記ラッチ手段に係止させる大きさに設定し
ている。
【0006】
【作用】この発明によれば、曳航体を海上に下ろすとき
(展張時)、または海上から引き上げるとき(揚収
時)、ケーブルの吊下げ力の作用線が曳航体の重心を通
るから、曳航体を良好な姿勢で吊下げることができる。
また、曳航時にも、ケーブルの曳航力の作用線が曳航体
の重心を通るから、曳航体を安定した姿勢で曳航でき
る。しかも、曳航体を展張したのち曳航に移る際、およ
び曳航が終了したのち揚収する際、ケーブルが連結され
たアームが、曳航力の付加および解除にともなって自動
的に前後に回動して、曳航位置と吊下げ位置とに設定さ
れる。
(展張時)、または海上から引き上げるとき(揚収
時)、ケーブルの吊下げ力の作用線が曳航体の重心を通
るから、曳航体を良好な姿勢で吊下げることができる。
また、曳航時にも、ケーブルの曳航力の作用線が曳航体
の重心を通るから、曳航体を安定した姿勢で曳航でき
る。しかも、曳航体を展張したのち曳航に移る際、およ
び曳航が終了したのち揚収する際、ケーブルが連結され
たアームが、曳航力の付加および解除にともなって自動
的に前後に回動して、曳航位置と吊下げ位置とに設定さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、掃海具を形成する曳航体1は、
細長い円筒形であり、外部に潜航舵2、水平尾翼3およ
び垂直安定板4を備え、内部には、図2に示すように、
磁気感応型機雷を爆発させるための磁気発生装置5、上
記潜航舵2の駆動装置6、上記水平尾翼3の駆動装置7
などを備えている。
明する。図1において、掃海具を形成する曳航体1は、
細長い円筒形であり、外部に潜航舵2、水平尾翼3およ
び垂直安定板4を備え、内部には、図2に示すように、
磁気感応型機雷を爆発させるための磁気発生装置5、上
記潜航舵2の駆動装置6、上記水平尾翼3の駆動装置7
などを備えている。
【0008】上記曳航体1の上部にはこの発明の曳航・
吊下装置10が装着されている。この曳航・吊下装置1
0は、図3に示すように、第1リンク11と第2リンク
12とを連結軸13で相対回動自在に連結したアーム1
4を備えている。曳航体1の上部には取付け板15が突
設されており、上記第1リンク11の基端部が、上記取
付け板15に取り付けられた支持軸16を介して曳航体
1に、前後方向Aに回動自在に取り付けられている。第
2リンク12の先端部12aには係止軸17が装着され
ており、この係止軸17がラッチ手段18によって曳航
体1に係止される。この状態で、曳航・吊下装置10は
吊下げ位置にある。
吊下装置10が装着されている。この曳航・吊下装置1
0は、図3に示すように、第1リンク11と第2リンク
12とを連結軸13で相対回動自在に連結したアーム1
4を備えている。曳航体1の上部には取付け板15が突
設されており、上記第1リンク11の基端部が、上記取
付け板15に取り付けられた支持軸16を介して曳航体
1に、前後方向Aに回動自在に取り付けられている。第
2リンク12の先端部12aには係止軸17が装着され
ており、この係止軸17がラッチ手段18によって曳航
体1に係止される。この状態で、曳航・吊下装置10は
吊下げ位置にある。
【0009】上記ラッチ手段18は、取付け板15に取
り付けた支持軸19の回りに回動自在に装着されたラッ
チ部材20、一端部が曳航体1に取り付けられ他端側の
ロッド21aの前進によって上記ラッチ部材20を矢印
B方向へ回動させるアクチュエータ21、このラッチ部
材20をロック位置に戻すためのロックばね22などを
備えている。
り付けた支持軸19の回りに回動自在に装着されたラッ
チ部材20、一端部が曳航体1に取り付けられ他端側の
ロッド21aの前進によって上記ラッチ部材20を矢印
B方向へ回動させるアクチュエータ21、このラッチ部
材20をロック位置に戻すためのロックばね22などを
備えている。
【0010】上記第1リンク11と取付け板15との間
には、この第1リンク11を後方へ回動する方向にばね
力を付加する後方回動力付加手段として、引っ張りばね
からなる第1ばね装置25が取り付けられている。この
第1ばね装置25のばね力は、ケーブル30に前方(左
方)への曳航力が付加されたとき、アーム14が後述す
る前方の曳航位置へ回動するのを許容する大きさで、か
つ、曳航力の付加が解除されたとき、アームを後方の上
記吊下げ位置へ回動させてその先端部12aを上記ラッ
チ20に係止させる大きさに設定されている。
には、この第1リンク11を後方へ回動する方向にばね
力を付加する後方回動力付加手段として、引っ張りばね
からなる第1ばね装置25が取り付けられている。この
第1ばね装置25のばね力は、ケーブル30に前方(左
方)への曳航力が付加されたとき、アーム14が後述す
る前方の曳航位置へ回動するのを許容する大きさで、か
つ、曳航力の付加が解除されたとき、アームを後方の上
記吊下げ位置へ回動させてその先端部12aを上記ラッ
チ20に係止させる大きさに設定されている。
【0011】また、第1リンク11と第2リンク12と
の間には、第2リンク12を第1リンク11に接近する
方向に回動させる引張りばねからなる第2ばね装置26
が取り付けられている。上記第2ばね装置26のばね力
は第1ばね装置25のばね力よりも十分小さく設定され
ている。
の間には、第2リンク12を第1リンク11に接近する
方向に回動させる引張りばねからなる第2ばね装置26
が取り付けられている。上記第2ばね装置26のばね力
は第1ばね装置25のばね力よりも十分小さく設定され
ている。
【0012】曳航および吊下げ兼用のケーブル30は、
鋼索31と電線32とを有しており、鋼索31が上記連
結軸13に連結され、電線32がコネクタ33を介し
て、曳航体1の内部の電気回路に接続される。なお、曳
航体1における曳航・吊下装置10の取付部の周囲は、
曳航時の抵抗を減少させるために、カバー35で覆われ
ている。
鋼索31と電線32とを有しており、鋼索31が上記連
結軸13に連結され、電線32がコネクタ33を介し
て、曳航体1の内部の電気回路に接続される。なお、曳
航体1における曳航・吊下装置10の取付部の周囲は、
曳航時の抵抗を減少させるために、カバー35で覆われ
ている。
【0013】つぎに、上記構成の動作を説明する。曳航
体1は、図4に示すように、ヘリコプター40の下部に
設けた格納装置41に取り付けられており、現場の上空
で格納装置41から切り離されて、機体内部のウインチ
(図示せず)から繰り出されるケーブル30により、図
2に示したように吊り下げられて、海上に展張される。
このとき、曳航・吊下装置10のアーム14は、後方へ
回動した図示の吊下げ位置にあり、ケーブル30の連結
点13に作用するケーブルの吊下げ力F1の作用線が曳
航体1の重心Gを通る。したがって、曳航体1の吊下げ
姿勢が良好になるので、吊下げ状態で曳航体1が揺れた
り旋回するのが抑制されるから、ケーブル30の揺れや
捩りも少なくなり、その結果、曳航体1の展張作業を円
滑に行うことができる。
体1は、図4に示すように、ヘリコプター40の下部に
設けた格納装置41に取り付けられており、現場の上空
で格納装置41から切り離されて、機体内部のウインチ
(図示せず)から繰り出されるケーブル30により、図
2に示したように吊り下げられて、海上に展張される。
このとき、曳航・吊下装置10のアーム14は、後方へ
回動した図示の吊下げ位置にあり、ケーブル30の連結
点13に作用するケーブルの吊下げ力F1の作用線が曳
航体1の重心Gを通る。したがって、曳航体1の吊下げ
姿勢が良好になるので、吊下げ状態で曳航体1が揺れた
り旋回するのが抑制されるから、ケーブル30の揺れや
捩りも少なくなり、その結果、曳航体1の展張作業を円
滑に行うことができる。
【0014】また、曳航体1を良好な姿勢で海上に展張
することができるから、曳航動作への移行も迅速に行う
ことができる。さらに、この実施例のように、図4の格
納装置41に曳航体1を格納している場合、曳航体1の
吊下げ姿勢が良好であることから、格納装置41からの
切り離しの際に曳航体1が傾いて格納装置41に当たる
こともなくなり、曳航体1の損傷を未然に防止できる。
することができるから、曳航動作への移行も迅速に行う
ことができる。さらに、この実施例のように、図4の格
納装置41に曳航体1を格納している場合、曳航体1の
吊下げ姿勢が良好であることから、格納装置41からの
切り離しの際に曳航体1が傾いて格納装置41に当たる
こともなくなり、曳航体1の損傷を未然に防止できる。
【0015】こうして曳航体1を海上に展張したのち、
図3のケーブル30に内蔵された電線32を通して、係
止解除信号をアクチュエータ21に送ると、このアクチ
ュエータ21が、ロックばね22のばね力に抗してラッ
チ20を矢印B方向に回動させて、係止軸17の係止を
解除する。つづいて、図4のヘリコプター40による曳
航を開始すると、図3のケーブル30に前方への曳航力
F2が作用し、負の浮力を持つ曳航体1は、海中に潜航
しながら前方へ曳航される。
図3のケーブル30に内蔵された電線32を通して、係
止解除信号をアクチュエータ21に送ると、このアクチ
ュエータ21が、ロックばね22のばね力に抗してラッ
チ20を矢印B方向に回動させて、係止軸17の係止を
解除する。つづいて、図4のヘリコプター40による曳
航を開始すると、図3のケーブル30に前方への曳航力
F2が作用し、負の浮力を持つ曳航体1は、海中に潜航
しながら前方へ曳航される。
【0016】ここで、第1ばね装置25のばね力は、前
方への曳航力F2が付加されたとき、アーム14が前方
の曳航位置へ回動するのを許容する大きさに設定されて
いるから、ラッチ20との係合が解除されたアーム14
は、上記曳航力F2によって、第1ばね装置25のばね
力に抗して前方へ回動し、図5に示す曳航位置に設定さ
れ、この状態で前方へ曳航される。
方への曳航力F2が付加されたとき、アーム14が前方
の曳航位置へ回動するのを許容する大きさに設定されて
いるから、ラッチ20との係合が解除されたアーム14
は、上記曳航力F2によって、第1ばね装置25のばね
力に抗して前方へ回動し、図5に示す曳航位置に設定さ
れ、この状態で前方へ曳航される。
【0017】このとき、曳航体1は負の浮力を持ってい
るため最初は水没するが、曳航時には曳航力F2が大き
くなることにより、その垂直上方成分F2Nも大きくな
り、次第に浮いてくる。潜航深度を維持するために、潜
航舵2により下向きの揚力L1を発生させて力を釣り合
わせる。また、浮力中心Cに作用する浮力Lと上記揚力
L1とが重心G回りに発生するモーメントは、水平尾翼
3に発生する下向きの揚力L2によりバランスさせて、
安定した水中姿勢を保持する。
るため最初は水没するが、曳航時には曳航力F2が大き
くなることにより、その垂直上方成分F2Nも大きくな
り、次第に浮いてくる。潜航深度を維持するために、潜
航舵2により下向きの揚力L1を発生させて力を釣り合
わせる。また、浮力中心Cに作用する浮力Lと上記揚力
L1とが重心G回りに発生するモーメントは、水平尾翼
3に発生する下向きの揚力L2によりバランスさせて、
安定した水中姿勢を保持する。
【0018】この曳航時に、ケーブル30の曳航力F2
の作用線が曳航体1の重心Gを通るように設定されてお
り、したがって、曳航体1を安定した姿勢で曳航でき
る。
の作用線が曳航体1の重心Gを通るように設定されてお
り、したがって、曳航体1を安定した姿勢で曳航でき
る。
【0019】また、第2リンク12は第2ばね装置26
のばね力によって、二点鎖線で示す初期位置から第1リ
ンク11に接近する方向に、つまり、第1リンク11と
のなす角度θが小さくなる方向に回動して、実線で示す
折り畳み位置に設定される。これにより、曳航時に第2
リンク12に作用する流体抵抗が減少する。
のばね力によって、二点鎖線で示す初期位置から第1リ
ンク11に接近する方向に、つまり、第1リンク11と
のなす角度θが小さくなる方向に回動して、実線で示す
折り畳み位置に設定される。これにより、曳航時に第2
リンク12に作用する流体抵抗が減少する。
【0020】曳航が終了すると、図3のケーブル30の
電線32を介して図4のヘリコプター40側から送られ
た電気信号により、曳航体1の内部の浮力装置(図示せ
ず)が作動し、曳航体1が海上に浮上する。他方、図5
の曳航力F2が解除されるので、第1ばね装置25の持
つばね力(引張り力)により、図6に示すように、アー
ム14の第1リンク11が自動的に後方へ回動し、第2
リンク12の先端部12aが曳航体1の上面1aに接触
する。
電線32を介して図4のヘリコプター40側から送られ
た電気信号により、曳航体1の内部の浮力装置(図示せ
ず)が作動し、曳航体1が海上に浮上する。他方、図5
の曳航力F2が解除されるので、第1ばね装置25の持
つばね力(引張り力)により、図6に示すように、アー
ム14の第1リンク11が自動的に後方へ回動し、第2
リンク12の先端部12aが曳航体1の上面1aに接触
する。
【0021】この状態から、第1ばね装置25の上記ば
ね力により第1リンク11がなおも後方へ回動すると、
第2ばね装置26のばね力(引張力)は第1ばね装置2
5のばね力と比較して十分に小さいから、第2リンク1
2は、第2ばね装置26のばね力に抗して回動し、第1
リンク11とのなす角度θを大きくしながら、その先端
部12aを後方へ滑らせる。この先端部12aの後方へ
の移動により、先端部12aに設けられた係止軸17が
ラッチ20の頭部の案内面20aに当たり、ロックばね
22のばね力に抗してラッチ20を押し下げながら移動
して、ラッチ20に係止され、ロックばね22の復帰ば
ね力により自動的にロックされる。こうして図3に示し
た状態となり、そのままケーブル30の巻き上げによっ
て、図4のヘリコプター40に揚収される。
ね力により第1リンク11がなおも後方へ回動すると、
第2ばね装置26のばね力(引張力)は第1ばね装置2
5のばね力と比較して十分に小さいから、第2リンク1
2は、第2ばね装置26のばね力に抗して回動し、第1
リンク11とのなす角度θを大きくしながら、その先端
部12aを後方へ滑らせる。この先端部12aの後方へ
の移動により、先端部12aに設けられた係止軸17が
ラッチ20の頭部の案内面20aに当たり、ロックばね
22のばね力に抗してラッチ20を押し下げながら移動
して、ラッチ20に係止され、ロックばね22の復帰ば
ね力により自動的にロックされる。こうして図3に示し
た状態となり、そのままケーブル30の巻き上げによっ
て、図4のヘリコプター40に揚収される。
【0022】ここで、やはり、ケーブル30の連結点1
3に作用するケーブルの吊下げ力F1の作用線が、曳航
体1の重心Gを通るから、曳航体1の吊下げ姿勢が良好
になるので、揚収の際に曳航体1が揺れたり旋回するの
が抑制される結果、ケーブル30の揺れや捩じりも少な
くなり、したがって、曳航体1の揚収作業を円滑に行う
ことができる。
3に作用するケーブルの吊下げ力F1の作用線が、曳航
体1の重心Gを通るから、曳航体1の吊下げ姿勢が良好
になるので、揚収の際に曳航体1が揺れたり旋回するの
が抑制される結果、ケーブル30の揺れや捩じりも少な
くなり、したがって、曳航体1の揚収作業を円滑に行う
ことができる。
【0023】なお、この発明は、上記実施例の掃海具の
ほか、海洋観測器のような曳航体にも適用できる。
ほか、海洋観測器のような曳航体にも適用できる。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、曳航体を展張すると
き、または揚収するとき、ケーブルの吊下げ力の作用線
が曳航体の重心を通るから、曳航体を良好な姿勢で吊下
げることができるので、吊下げ状態で曳航体が揺れたり
旋回するのが抑制される結果、ケーブルの揺れや捩りも
少なくなり、したがって、曳航体1の展張および揚収作
業を円滑に行うことができる。また、曳航体1を良好な
姿勢で海上に展張することができるから、曳航動作への
移行も迅速に行うことができる。
き、または揚収するとき、ケーブルの吊下げ力の作用線
が曳航体の重心を通るから、曳航体を良好な姿勢で吊下
げることができるので、吊下げ状態で曳航体が揺れたり
旋回するのが抑制される結果、ケーブルの揺れや捩りも
少なくなり、したがって、曳航体1の展張および揚収作
業を円滑に行うことができる。また、曳航体1を良好な
姿勢で海上に展張することができるから、曳航動作への
移行も迅速に行うことができる。
【0025】さらに、曳航時にも、ケーブルの曳航力の
作用線が曳航体の重心を通るから、曳航体を安定した姿
勢で曳航できる。しかも、曳航体を展張したのち曳航に
移る際、および曳航が終了したのち揚収する際、ケーブ
ルが連結されたアームが、曳航力の付加および解除にと
もなって自動的に前後に回動して、曳航位置と吊下げ位
置とに設定されるので、操作性が極めて良好である。
作用線が曳航体の重心を通るから、曳航体を安定した姿
勢で曳航できる。しかも、曳航体を展張したのち曳航に
移る際、および曳航が終了したのち揚収する際、ケーブ
ルが連結されたアームが、曳航力の付加および解除にと
もなって自動的に前後に回動して、曳航位置と吊下げ位
置とに設定されるので、操作性が極めて良好である。
【図1】この発明の曳航・吊下装置を備えた曳航体を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】同曳航体の側面図である。
【図3】同曳航体の曳航・吊下装置の詳細を示す拡大し
た側面図である。
た側面図である。
【図4】同曳航体が航空機に格納された状態を示す側面
図である。
図である。
【図5】同曳航体の曳航・吊下装置の曳航位置における
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図6】同曳航・吊下装置が吊下げ位置へ回動する動作
を示す側面図である。
を示す側面図である。
1…曳航体、11…第1リンク、12…第2リンク、1
2a…先端部、13…連結点、14…アーム、18…ラ
ッチ手段、20…ラッチ、30…ケーブル、C…浮力中
心、F1…吊下げ力、F2…曳航力、G…重心。
2a…先端部、13…連結点、14…アーム、18…ラ
ッチ手段、20…ラッチ、30…ケーブル、C…浮力中
心、F1…吊下げ力、F2…曳航力、G…重心。
Claims (1)
- 【請求項1】 曳航体に装着されて曳航および吊下げ兼
用のケーブルが連結される曳航・吊下装置であって、 上記ケーブルが連結され、かつ、基端部が上記曳航体の
上部に回動可能に取り付けられて、後方へ回動して上記
ケーブルの連結点に作用するケーブルの吊下げ力の作用
線が曳航体の重心を通る吊下げ位置と、前方へ回動して
上記連結点に作用するケーブルの曳航力の作用線が曳航
体の重心を通る曳航位置とに設定されるアームと、 吊下げ時に吊下げ位置にある上記アームの先端部を曳航
体に係止し、係止解除信号を受けて上記係止を解除する
ラッチ手段と、 上記アームに後方へ回動する方向にばね力を付加する後
方回動力付加手段とを備え、 この後方回動力付加手段のばね力は、上記ケーブルに前
方への曳航力が付加されたとき、上記アームが前方の曳
航位置へ回動するのを許容し、曳航力の付加が解除され
たとき、上記アームを後方の吊下げ位置へ回動させてそ
の先端部を上記ラッチ手段に係止させる大きさに設定さ
れている曳航・吊下装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27523292A JPH0699887A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 曳航・吊下装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27523292A JPH0699887A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 曳航・吊下装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699887A true JPH0699887A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17552545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27523292A Pending JPH0699887A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 曳航・吊下装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699887A (ja) |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP27523292A patent/JPH0699887A/ja active Pending
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