JPH07100142A - 圧迫止血ベルトおよびこれに用いる流体流入出用ポンプ - Google Patents
圧迫止血ベルトおよびこれに用いる流体流入出用ポンプInfo
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- JPH07100142A JPH07100142A JP5247647A JP24764793A JPH07100142A JP H07100142 A JPH07100142 A JP H07100142A JP 5247647 A JP5247647 A JP 5247647A JP 24764793 A JP24764793 A JP 24764793A JP H07100142 A JPH07100142 A JP H07100142A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストを抑えて1回限りの使い捨てに有利
で、しかも、圧迫力の調整を便利にすることを目的とす
る。 【構成】 非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に硬質ケースを
任意の手段で取付け、この硬質ケースの内部に逆止弁を
介して流体を充填することによって膨張可能なバルーン
を収容させた圧迫止血ベルトにおいて、弁部を内部圧力
によってシールする逆止弁を用いるとともに流体流入出
用ポンプの接続ホースの先端内部に、上記圧迫止血ベル
トの逆止弁に接続することにより当該逆止弁を開放させ
る押圧ピンを有する。
で、しかも、圧迫力の調整を便利にすることを目的とす
る。 【構成】 非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に硬質ケースを
任意の手段で取付け、この硬質ケースの内部に逆止弁を
介して流体を充填することによって膨張可能なバルーン
を収容させた圧迫止血ベルトにおいて、弁部を内部圧力
によってシールする逆止弁を用いるとともに流体流入出
用ポンプの接続ホースの先端内部に、上記圧迫止血ベル
トの逆止弁に接続することにより当該逆止弁を開放させ
る押圧ピンを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動脈カテーテル検査等
を行なった後、カテーテル挿入傷口を止血するために使
用される圧迫止血ベルトおよびこれに用いる流体流入出
用ポンプに関するものである。
を行なった後、カテーテル挿入傷口を止血するために使
用される圧迫止血ベルトおよびこれに用いる流体流入出
用ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】心臓や脳血管等の造影診断のために、近
年動脈カテーテル検査が行なわれるようになっている。
心臓カテーテル検査は、少数例として切開方式で行なう
場合もあるが、殆ど大部分はカテーテルをケソイ部の大
腿動脈(または上腕動脈)から心臓に向けて進行させ
る、所謂カテーテル穿刺法(セルジンガー法)によって
行なわれている。この検査方式では、大腿動脈に穿刺し
たカテーテルを通して造影剤や各種の薬剤を注入した
り、エンポリゼーション、術前・術後の各種検査を行な
うものであるが、検査終了後、ケソイ部の大腿動脈から
のカテーテルの抜去によるカテーテル挿入傷口からの出
血を防止するため、相当長時間に亘って傷口を圧迫して
止血する必要がある。このような傷口の圧迫止血手段と
して、従来より絆創膏止血方法、或いは、伸縮止血帯方
法(特開昭60− 92746号公報、特開昭60−198139号公報
参照)が提案されている。前者は、傷口にガーゼを当
て、この上に布製絆創膏を3〜4本貼着して上記ガーゼ
の上から傷口を圧迫し、更に上記絆創膏の上に 500〜10
00gの砂嚢を載せ、これを絆創膏で固定して12〜24時間
維持する方法である。しかし、この方法では、砂嚢のず
れによって圧迫部位にずれが生じ易いことから、傷口の
止血が不完全になるという問題があった。また、絆創膏
を使用しているため、患者に突っ張り感や痛み、或い
は、掻痒感を与えるとともに、絆創膏カブレを招き易い
といった不具合がある。一方、後者は、上記絆創膏の代
わりに伸縮性の止血帯を用いる方法であるが、巻き方が
複雑で、しかも、圧迫負荷状態が不安定であるという問
題がある。また、伸縮性の止血帯を使用するため、コス
トが高くつき、血液感染症の発生という衛生上の問題が
あるにも拘らず1回限りの使い捨てが難しい。このた
め、再使用する場合には、血液感染症防止のための滅菌
処理を行なわなければならず、衛生的見地からだけでは
なく看護作業の省力化の促進に対しても実用上大きな制
約が認められるという問題がある。
年動脈カテーテル検査が行なわれるようになっている。
心臓カテーテル検査は、少数例として切開方式で行なう
場合もあるが、殆ど大部分はカテーテルをケソイ部の大
腿動脈(または上腕動脈)から心臓に向けて進行させ
る、所謂カテーテル穿刺法(セルジンガー法)によって
行なわれている。この検査方式では、大腿動脈に穿刺し
たカテーテルを通して造影剤や各種の薬剤を注入した
り、エンポリゼーション、術前・術後の各種検査を行な
うものであるが、検査終了後、ケソイ部の大腿動脈から
のカテーテルの抜去によるカテーテル挿入傷口からの出
血を防止するため、相当長時間に亘って傷口を圧迫して
止血する必要がある。このような傷口の圧迫止血手段と
して、従来より絆創膏止血方法、或いは、伸縮止血帯方
法(特開昭60− 92746号公報、特開昭60−198139号公報
参照)が提案されている。前者は、傷口にガーゼを当
て、この上に布製絆創膏を3〜4本貼着して上記ガーゼ
の上から傷口を圧迫し、更に上記絆創膏の上に 500〜10
00gの砂嚢を載せ、これを絆創膏で固定して12〜24時間
維持する方法である。しかし、この方法では、砂嚢のず
れによって圧迫部位にずれが生じ易いことから、傷口の
止血が不完全になるという問題があった。また、絆創膏
を使用しているため、患者に突っ張り感や痛み、或い
は、掻痒感を与えるとともに、絆創膏カブレを招き易い
といった不具合がある。一方、後者は、上記絆創膏の代
わりに伸縮性の止血帯を用いる方法であるが、巻き方が
複雑で、しかも、圧迫負荷状態が不安定であるという問
題がある。また、伸縮性の止血帯を使用するため、コス
トが高くつき、血液感染症の発生という衛生上の問題が
あるにも拘らず1回限りの使い捨てが難しい。このた
め、再使用する場合には、血液感染症防止のための滅菌
処理を行なわなければならず、衛生的見地からだけでは
なく看護作業の省力化の促進に対しても実用上大きな制
約が認められるという問題がある。
【0003】そこで、本出願人は上記不具合を解決する
ため、特願平4−20793号等において圧迫止血ベル
トを先に出願している。この出願に係る圧迫止血ベルト
を、図5および図6に基づいて説明する。
ため、特願平4−20793号等において圧迫止血ベル
トを先に出願している。この出願に係る圧迫止血ベルト
を、図5および図6に基づいて説明する。
【0004】図5に示すように、上記圧迫止血ベルト
は、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維或いはフィルム等
からなる帯体(21)の所定位置に硬質ケース(22)を任
意の手段で取付け、この硬質ケース(22)の内部に流体
を充填することによって膨張可能なバルーン(23)を収
容して構成される。
は、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維或いはフィルム等
からなる帯体(21)の所定位置に硬質ケース(22)を任
意の手段で取付け、この硬質ケース(22)の内部に流体
を充填することによって膨張可能なバルーン(23)を収
容して構成される。
【0005】上記硬質ケース(22)は、例えば合成樹脂
等の硬質部材でお碗形状に形成され、その上面中央部に
流体供給管(24)を貫通させて一体形成し、この流体供
給管(24)の硬質ケース(22)の外部に突出する外側端
部には逆止弁(25)が一体に取付固定されている。
等の硬質部材でお碗形状に形成され、その上面中央部に
流体供給管(24)を貫通させて一体形成し、この流体供
給管(24)の硬質ケース(22)の外部に突出する外側端
部には逆止弁(25)が一体に取付固定されている。
【0006】上記バルーン(23)は、例えばゴム等の弾
性に富む部材で袋状に形成され、その開口部を流体供給
管(24)の硬質ケース(22)内に貫入する内側端部に任
意の手段で取付固定されている。
性に富む部材で袋状に形成され、その開口部を流体供給
管(24)の硬質ケース(22)内に貫入する内側端部に任
意の手段で取付固定されている。
【0007】上記流体供給管(24)の外側端部には、圧
力計(26)を付設する流体流入出用ポンプ(27)の接続
ホース(28)が必要に応じて接続されるようになってお
り、圧力計(26)を眺めながら流体流入出用ポンプ(2
7)のポンプ部(29)を操作することによって接続ホー
ス(28)および流体供給管(24)を通して流体がバルー
ン(23)に充填されて当該バルーン(23)が膨張するよ
うになっている。
力計(26)を付設する流体流入出用ポンプ(27)の接続
ホース(28)が必要に応じて接続されるようになってお
り、圧力計(26)を眺めながら流体流入出用ポンプ(2
7)のポンプ部(29)を操作することによって接続ホー
ス(28)および流体供給管(24)を通して流体がバルー
ン(23)に充填されて当該バルーン(23)が膨張するよ
うになっている。
【0008】次に、上記構成による圧迫止血ベルトの使
用要領を説明する。
用要領を説明する。
【0009】カテーテル挿入傷口に当てたガーゼの上に
バルーン(23)を収容させた硬質ケース(22)を、その
開口側をガーゼ側に向けた状態で置いた後、図6に示す
ように、帯体(21)を患者のカテーテル挿入傷口を有す
る部位の周りに巻付ける。この後、流体供給管(24)に
流体流入出用ポンプ(27)の接続ホース(28)を接続
し、圧力計(26)を眺めながら流体流入出用ポンプ(2
7)のポンプ部(29)を操作して流体をバルーン(23)
内に充填することにより、バルーン(23)を硬質ケース
(22)で傷口の反対側への膨張を抑制しながら傷口側へ
膨張させてガーゼを介して傷口を圧迫する。
バルーン(23)を収容させた硬質ケース(22)を、その
開口側をガーゼ側に向けた状態で置いた後、図6に示す
ように、帯体(21)を患者のカテーテル挿入傷口を有す
る部位の周りに巻付ける。この後、流体供給管(24)に
流体流入出用ポンプ(27)の接続ホース(28)を接続
し、圧力計(26)を眺めながら流体流入出用ポンプ(2
7)のポンプ部(29)を操作して流体をバルーン(23)
内に充填することにより、バルーン(23)を硬質ケース
(22)で傷口の反対側への膨張を抑制しながら傷口側へ
膨張させてガーゼを介して傷口を圧迫する。
【0010】この圧迫止血ベルトによれば、バルーン
(23)の膨張を利用して傷口を圧迫するため、傷口のみ
を圧迫することができるとともに、その圧迫力の調整が
可能であり、しかも、その圧迫力を逆止弁(25)によっ
て長時間に亘って維持することも可能である。また、帯
体(21)に非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維或いはフィ
ルム等を使用しているため、突っ張り感や痛み、或いは
掻痒感の発生を回避できるとともに、絆創膏カブレも予
防でき、しかも、安価に提供することができて1回限り
の使い捨てが可能で衛生面にも優れている。
(23)の膨張を利用して傷口を圧迫するため、傷口のみ
を圧迫することができるとともに、その圧迫力の調整が
可能であり、しかも、その圧迫力を逆止弁(25)によっ
て長時間に亘って維持することも可能である。また、帯
体(21)に非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維或いはフィ
ルム等を使用しているため、突っ張り感や痛み、或いは
掻痒感の発生を回避できるとともに、絆創膏カブレも予
防でき、しかも、安価に提供することができて1回限り
の使い捨てが可能で衛生面にも優れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記圧迫止
血ベルトの特徴は、圧迫力の調整が可能であり、しか
も、その圧迫力を長時間に亘って維持することにあり、
このため、使用する逆止弁(25)は流体の流入出が可能
な構造でなければならない。
血ベルトの特徴は、圧迫力の調整が可能であり、しか
も、その圧迫力を長時間に亘って維持することにあり、
このため、使用する逆止弁(25)は流体の流入出が可能
な構造でなければならない。
【0012】しかし、流体の流入出が可能な構造の逆止
弁(25)は、構造が複雑で価格的に高価となり、圧迫止
血ベルトのコストアップに繋がって1回限りの使い捨て
にするには経済的に不利である。しかも、流体の流入出
が可能な構造の逆止弁(25)では、流体流入出用ポンプ
(27)の接続ホース(28)を接続した状態で流体の流出
が不可能であり、このため、流体流入出用ポンプ(27)
でバルーン(23)へ流体を流入する際の圧迫力は圧力計
(26)で確認できるが、バルーン(23)から流体を流出
する際の圧迫力は確認できず、圧迫力の調整が非常に不
便である。
弁(25)は、構造が複雑で価格的に高価となり、圧迫止
血ベルトのコストアップに繋がって1回限りの使い捨て
にするには経済的に不利である。しかも、流体の流入出
が可能な構造の逆止弁(25)では、流体流入出用ポンプ
(27)の接続ホース(28)を接続した状態で流体の流出
が不可能であり、このため、流体流入出用ポンプ(27)
でバルーン(23)へ流体を流入する際の圧迫力は圧力計
(26)で確認できるが、バルーン(23)から流体を流出
する際の圧迫力は確認できず、圧迫力の調整が非常に不
便である。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、コストを抑えて1回限りの使い捨てに有利で、し
かも、圧迫力の調整が便利な圧迫止血ベルトおよびこれ
に用いる流体流入出用ポンプを提供することを目的とす
る。
ので、コストを抑えて1回限りの使い捨てに有利で、し
かも、圧迫力の調整が便利な圧迫止血ベルトおよびこれ
に用いる流体流入出用ポンプを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に硬質ケースを
任意の手段で取付け、この硬質ケースの内部に逆止弁を
介して流体を充填することによって膨張可能なバルーン
を収容させた圧迫止血ベルトにおいて、弁部を内部圧力
によってシールする逆止弁を用いた圧迫止血ベルト、お
よび接続ホースの先端内部に、上記圧迫止血ベルトの逆
止弁に接続することにより当該逆止弁を開放させる押圧
ピンを有する流体流入出用ポンプを提供する。
するため、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布或
いはフィルム等からなる帯体の所定位置に硬質ケースを
任意の手段で取付け、この硬質ケースの内部に逆止弁を
介して流体を充填することによって膨張可能なバルーン
を収容させた圧迫止血ベルトにおいて、弁部を内部圧力
によってシールする逆止弁を用いた圧迫止血ベルト、お
よび接続ホースの先端内部に、上記圧迫止血ベルトの逆
止弁に接続することにより当該逆止弁を開放させる押圧
ピンを有する流体流入出用ポンプを提供する。
【0015】
【作用】圧迫止血ベルトの逆止弁に流体流入出用ポンプ
の接続ホースを接続すると、押圧ピンが逆止弁を開放さ
せて流体の流入出が可能になり、流体を流出する場合で
も圧力が確認できて圧迫力の調整に便利である。
の接続ホースを接続すると、押圧ピンが逆止弁を開放さ
せて流体の流入出が可能になり、流体を流出する場合で
も圧力が確認できて圧迫力の調整に便利である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0017】図1は本発明に係る圧迫止血ベルト(A)
およびこれに用いる流体流入出用ポンプ(B)の一実施
例を例示する図面で、(a)は全体平面図、(b)は
(a)のb−b線における拡大断面図、(c)は(a)
のc部における詳細断面図である。
およびこれに用いる流体流入出用ポンプ(B)の一実施
例を例示する図面で、(a)は全体平面図、(b)は
(a)のb−b線における拡大断面図、(c)は(a)
のc部における詳細断面図である。
【0018】本発明に係る圧迫止血ベルト(A)は、従
来と同様、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布、
或いはフィルム等からなる帯体(1)の所定位置に、例
えば合成樹脂等の硬質材料でお碗形状に形成された硬質
ケース(2)を適宜の手段で取付け、この硬質ケース
(2)の上面中央部にこれを貫通して流体供給管(3)
を一体に成形し、この流体供給管(3)の硬質ケース
(2)の内部に貫入する内側端部に、例えばゴム等の弾
性に富む材料で袋状に形成されて流体を充填することに
よって膨張可能なバルーン(4)の開口部を任意の固定
手段で固定するとともに、流体供給管(3)の硬質ケー
ス(2)の外部に突出する外側端部に、バルーン(4)
に充填された流体が漏れないように逆止弁(5)を装着
して構成されている。
来と同様、非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織布、
或いはフィルム等からなる帯体(1)の所定位置に、例
えば合成樹脂等の硬質材料でお碗形状に形成された硬質
ケース(2)を適宜の手段で取付け、この硬質ケース
(2)の上面中央部にこれを貫通して流体供給管(3)
を一体に成形し、この流体供給管(3)の硬質ケース
(2)の内部に貫入する内側端部に、例えばゴム等の弾
性に富む材料で袋状に形成されて流体を充填することに
よって膨張可能なバルーン(4)の開口部を任意の固定
手段で固定するとともに、流体供給管(3)の硬質ケー
ス(2)の外部に突出する外側端部に、バルーン(4)
に充填された流体が漏れないように逆止弁(5)を装着
して構成されている。
【0019】本発明に係る圧迫止血ベルト(A)の従来
との相違点は、例えばダックビル型逆止弁等のように、
内部圧力によってシールする構造の逆止弁(5)を用い
たことである。この逆止弁(5)は、例えば図2に示す
ように、先端の弁部(5a)がダックビル状に形成され
ており、通常は内部圧力によって弁部(5a)が閉塞さ
れ、内部圧力より大きな外部圧力が作用すると弁部(5
a)が開放されるようになっている。
との相違点は、例えばダックビル型逆止弁等のように、
内部圧力によってシールする構造の逆止弁(5)を用い
たことである。この逆止弁(5)は、例えば図2に示す
ように、先端の弁部(5a)がダックビル状に形成され
ており、通常は内部圧力によって弁部(5a)が閉塞さ
れ、内部圧力より大きな外部圧力が作用すると弁部(5
a)が開放されるようになっている。
【0020】次に、流体流入出用ポンプ(B)は、従来
と同様、空気抜きが可能なポンプ部(6)、圧力計
(7)および接続ホース(8)からなり、圧力計(7)
を眺めながらポンプ部(6)を操作することによって接
続ホース(8)を通して流体を流入出するようになって
いる。
と同様、空気抜きが可能なポンプ部(6)、圧力計
(7)および接続ホース(8)からなり、圧力計(7)
を眺めながらポンプ部(6)を操作することによって接
続ホース(8)を通して流体を流入出するようになって
いる。
【0021】流体流入出用ポンプ(B)の従来との相違
点は、接続ホース(8)の先端内部に栓体(9)を密嵌
して当該部分を閉鎖し、この栓体(9)に中空状の押圧
ピン(10)を貫通して固設したことである。この押圧ピ
ン(10)の長さ(L)は、接続ホース(8)を逆止弁
(5)に接続し始めた場合では、図3(a)に示すよう
に、逆止弁(5)の弁部(5a)に達しないで当該弁部
(5a)が密閉状態で、更に接続ホース(8)を深く逆
止弁(5)に接続した場合では、図3(b)に示すよう
に、逆止弁(5)の弁部(5a)に達して当該弁部(5
a)が開放状態になるように設定されている。
点は、接続ホース(8)の先端内部に栓体(9)を密嵌
して当該部分を閉鎖し、この栓体(9)に中空状の押圧
ピン(10)を貫通して固設したことである。この押圧ピ
ン(10)の長さ(L)は、接続ホース(8)を逆止弁
(5)に接続し始めた場合では、図3(a)に示すよう
に、逆止弁(5)の弁部(5a)に達しないで当該弁部
(5a)が密閉状態で、更に接続ホース(8)を深く逆
止弁(5)に接続した場合では、図3(b)に示すよう
に、逆止弁(5)の弁部(5a)に達して当該弁部(5
a)が開放状態になるように設定されている。
【0022】次に、上記構成による本発明に係る圧迫止
血ベルト(A)および流体流入出用ポンプ(B)の使用
要領について説明する。
血ベルト(A)および流体流入出用ポンプ(B)の使用
要領について説明する。
【0023】圧迫止血ベルト(A)を、従来と同様、患
者のカテーテル挿入傷口を有する部位の周りに巻付けた
後、流体流入出用ポンプ(B)の接続ホース(8)の先
端部を逆止弁(5)に接続する。このとき、接続ホース
(8)を逆止弁(5)に接続し始めた状態では、図3
(a)に示すように、押圧ピン(10)が逆止弁(5)の
弁部(5a)に達しないから逆止弁(5)は密閉された
状態であり、更に接続ホース(8)を深く逆止弁(5)
に接続すると、図3(b)に示すように、押圧ピン(1
0)が逆止弁(5)の弁部(5a)に達して当該弁部
(5a)を押圧して開かせるから逆止弁(5)は開放状
態になり、これにより流体の流入出が可能となる。この
ように逆止弁(5)の流体の流入出が可能な状態で、流
体流入出用ポンプ(B)のポンプ部(6)を圧力計
(7)を眺めながら操作して流体を接続ホース(8)、
押圧ピン(10)および流体供給管(3)を通してバルー
ン(4)に充填することにより当該バルーン(4)を膨
張する。そして、バルーン(4)に流体を充填しすぎた
場合には、流体流入出用ポンプ(B)のポンプ部(6)
で圧力計(7)を眺めながら空気抜きを行なうことによ
り、バルーン(4)の流体を流体供給管(3)、押圧ピ
ン(10)および接続ホース(8)を通って流出させて圧
迫力を調整し、圧力計(7)で所定の圧力になった時点
で空気抜きを停止する。この後、圧迫止血ベルト(A)
の逆止弁(5)から流体流入出用ポンプ(B)の接続ホ
ース(8)を抜くと、図3(c)に示すように、押圧ピ
ン(10)が逆止弁(5)の弁部(5a)から抜けること
により、弁部(5a)が内部圧力によって閉塞されて逆
止弁(5)が密閉状態になるから、バルーン(4)の圧
迫力を保持することができる。
者のカテーテル挿入傷口を有する部位の周りに巻付けた
後、流体流入出用ポンプ(B)の接続ホース(8)の先
端部を逆止弁(5)に接続する。このとき、接続ホース
(8)を逆止弁(5)に接続し始めた状態では、図3
(a)に示すように、押圧ピン(10)が逆止弁(5)の
弁部(5a)に達しないから逆止弁(5)は密閉された
状態であり、更に接続ホース(8)を深く逆止弁(5)
に接続すると、図3(b)に示すように、押圧ピン(1
0)が逆止弁(5)の弁部(5a)に達して当該弁部
(5a)を押圧して開かせるから逆止弁(5)は開放状
態になり、これにより流体の流入出が可能となる。この
ように逆止弁(5)の流体の流入出が可能な状態で、流
体流入出用ポンプ(B)のポンプ部(6)を圧力計
(7)を眺めながら操作して流体を接続ホース(8)、
押圧ピン(10)および流体供給管(3)を通してバルー
ン(4)に充填することにより当該バルーン(4)を膨
張する。そして、バルーン(4)に流体を充填しすぎた
場合には、流体流入出用ポンプ(B)のポンプ部(6)
で圧力計(7)を眺めながら空気抜きを行なうことによ
り、バルーン(4)の流体を流体供給管(3)、押圧ピ
ン(10)および接続ホース(8)を通って流出させて圧
迫力を調整し、圧力計(7)で所定の圧力になった時点
で空気抜きを停止する。この後、圧迫止血ベルト(A)
の逆止弁(5)から流体流入出用ポンプ(B)の接続ホ
ース(8)を抜くと、図3(c)に示すように、押圧ピ
ン(10)が逆止弁(5)の弁部(5a)から抜けること
により、弁部(5a)が内部圧力によって閉塞されて逆
止弁(5)が密閉状態になるから、バルーン(4)の圧
迫力を保持することができる。
【0024】本発明に係る圧迫止血ベルト(A)および
流体流入出用ポンプ(B)においては、圧迫止血ベルト
(A)の逆止弁(5)に流体流入出用ポンプ(B)の接
続ホース(8)を接続した状態で流体の流入出が可能で
あるから、バルーン(4)から流体を流出する場合でも
圧力計(7)で圧迫力を確認することができてバルーン
(4)の圧迫力の調整に便利である。
流体流入出用ポンプ(B)においては、圧迫止血ベルト
(A)の逆止弁(5)に流体流入出用ポンプ(B)の接
続ホース(8)を接続した状態で流体の流入出が可能で
あるから、バルーン(4)から流体を流出する場合でも
圧力計(7)で圧迫力を確認することができてバルーン
(4)の圧迫力の調整に便利である。
【0025】また、本発明に係る圧迫止血ベルト(A)
では、逆止弁(5)の構造が非常に簡単であるから、価
格的に安価となり、圧迫止血ベルトのコストダウンに繋
がって1回限りの使い捨てにするには経済的に有利であ
る。
では、逆止弁(5)の構造が非常に簡単であるから、価
格的に安価となり、圧迫止血ベルトのコストダウンに繋
がって1回限りの使い捨てにするには経済的に有利であ
る。
【0026】図4は本発明に係る流体流入出用ポンプ
(B)の別の実施例で、これは接続ホース(8)の先端
内部に当該部分を閉塞するように密嵌された栓体(9)
に、中実状の押圧ピン(11)を突設するとともに、その
周囲に通気孔(12)を穿設したもので、押圧ピン(11)
で逆止弁(5)の弁部(5a)を開かせることにより逆
止弁(5)を開放状態にし、この状態で栓体(9)の通
気孔(12)を利用して流体の流入出を行なうようになっ
ている。
(B)の別の実施例で、これは接続ホース(8)の先端
内部に当該部分を閉塞するように密嵌された栓体(9)
に、中実状の押圧ピン(11)を突設するとともに、その
周囲に通気孔(12)を穿設したもので、押圧ピン(11)
で逆止弁(5)の弁部(5a)を開かせることにより逆
止弁(5)を開放状態にし、この状態で栓体(9)の通
気孔(12)を利用して流体の流入出を行なうようになっ
ている。
【0027】尚、本発明の圧迫止血ベルト(A)および
流体流入出用ポンプ(B)は、血管カテーテル検査に拘
らず、カテーテル治療、腎臓等の透析や各種注射針等の
挿入傷口の止血に用いることができる。
流体流入出用ポンプ(B)は、血管カテーテル検査に拘
らず、カテーテル治療、腎臓等の透析や各種注射針等の
挿入傷口の止血に用いることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧迫止血ベルトの逆止弁に流体流入出用ポンプの接続ホ
ースを接続した状態で流体の流入出が可能であるため、
バルーンの圧迫力の調整に非常に便利であり、しかも、
逆止弁の構造が簡単で安価であるため、圧迫止血ベルト
のコストを抑えることができて1回限りの使い捨てに有
利で実施が容易であり、その実用的メリットは大きい。
圧迫止血ベルトの逆止弁に流体流入出用ポンプの接続ホ
ースを接続した状態で流体の流入出が可能であるため、
バルーンの圧迫力の調整に非常に便利であり、しかも、
逆止弁の構造が簡単で安価であるため、圧迫止血ベルト
のコストを抑えることができて1回限りの使い捨てに有
利で実施が容易であり、その実用的メリットは大きい。
【図1】本発明に係る圧迫止血ベルトおよびこれに用い
る流体流入出用ポンプの一実施例を例示する図面で、
(a)は全体平面図、(b)は(a)のb−b線におけ
る拡大断面図、(c)は(a)のc部における詳細断面
図である。
る流体流入出用ポンプの一実施例を例示する図面で、
(a)は全体平面図、(b)は(a)のb−b線におけ
る拡大断面図、(c)は(a)のc部における詳細断面
図である。
【図2】逆止弁の詳細図で、(a)は縦断面図、(b)
は底面図である。
は底面図である。
【図3】本発明に係る圧迫止血ベルトおよびこれに用い
る流体流入出用ポンプの使用状態時の図面で、(a)は
圧迫止血ベルトの逆止弁に流体流入出用ポンプの接続ホ
ースを接続し始めた状態、(b)は逆止弁に接続ホース
を完全に接続した状態、(c)は逆止弁から接続ホース
を抜いた状態である。
る流体流入出用ポンプの使用状態時の図面で、(a)は
圧迫止血ベルトの逆止弁に流体流入出用ポンプの接続ホ
ースを接続し始めた状態、(b)は逆止弁に接続ホース
を完全に接続した状態、(c)は逆止弁から接続ホース
を抜いた状態である。
【図4】本発明に係る流体流入出用ポンプの他の実施例
の要部を例示する断面図である。
の要部を例示する断面図である。
【図5】従来の圧迫止血ベルトおよひそれに用いる流体
流入出用ポンプを例示する図面で、(a)は全体平面
図、(b)は(a)のb−b線における断面図である。
流入出用ポンプを例示する図面で、(a)は全体平面
図、(b)は(a)のb−b線における断面図である。
【図6】図5の圧迫止血ベルトの巻付時の側面図であ
る。
る。
A 圧迫止血ベルト B 流体流入出用ポンプ 1 帯体 2 硬質ケース 3 流体供給管 4 バルーン 5 逆止弁 6 ポンプ部 7 圧力計 8 接続ホース 9 栓体 10 中空状の押圧ピン 11 中実状の押圧ピン 12 通気孔
Claims (2)
- 【請求項1】 非伸縮性もしくは低伸縮性の繊維、不織
布或いはフィルム等からなる帯体の所定位置に硬質ケー
スを任意の手段で取付け、この硬質ケースの内部に逆止
弁を介して流体を充填することによって膨張可能なバル
ーンを収容させた圧迫止血ベルトにおいて、 弁部を内部圧力によってシールする逆止弁を用いたこと
を特徴とする圧迫止血ベルト。 - 【請求項2】 接続ホースの先端内部に、上記圧迫止血
ベルトの逆止弁に接続することにより当該逆止弁を開放
させる押圧ピンを有することを特徴とする請求項1の圧
迫止血ベルトに用いる流体流入出用ポンプ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247647A JPH07100142A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 圧迫止血ベルトおよびこれに用いる流体流入出用ポンプ |
| EP93309500A EP0601756B1 (en) | 1992-12-04 | 1993-11-29 | Compressive hemostatic belt |
| DE69320769T DE69320769T2 (de) | 1992-12-04 | 1993-11-29 | Blutstillender Druckgürtel |
| US08/160,214 US5486194A (en) | 1992-12-04 | 1993-12-02 | Compressive hemostatic belt |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247647A JPH07100142A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 圧迫止血ベルトおよびこれに用いる流体流入出用ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100142A true JPH07100142A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17166606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5247647A Withdrawn JPH07100142A (ja) | 1992-12-04 | 1993-10-04 | 圧迫止血ベルトおよびこれに用いる流体流入出用ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100142A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018153448A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 株式会社システック | 止血時緊迫解除装置 |
| JP2019058498A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | テルモ株式会社 | 止血器具 |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5247647A patent/JPH07100142A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018153448A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 株式会社システック | 止血時緊迫解除装置 |
| JP2019058498A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | テルモ株式会社 | 止血器具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |