JPH07100144A - レーザー治療装置 - Google Patents
レーザー治療装置Info
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- JPH07100144A JPH07100144A JP5254303A JP25430393A JPH07100144A JP H07100144 A JPH07100144 A JP H07100144A JP 5254303 A JP5254303 A JP 5254303A JP 25430393 A JP25430393 A JP 25430393A JP H07100144 A JPH07100144 A JP H07100144A
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Landscapes
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、レーザーを用いたレーザー治療装置
において、レーザー深達度を確実かつ容易に制限するこ
とができ、穿孔の心配のない安全な処置を可能とするレ
ーザー治療装置を提供することにある。 【構成】本発明は、粘膜2に穿刺して粘膜下に、その粘
膜2を隆起させる生理食塩水7を注入する注入針1と、
その隆起した粘膜2に対してレーザー光を照射するレー
ザープローブ11とを具備したレーザー治療装置。
において、レーザー深達度を確実かつ容易に制限するこ
とができ、穿孔の心配のない安全な処置を可能とするレ
ーザー治療装置を提供することにある。 【構成】本発明は、粘膜2に穿刺して粘膜下に、その粘
膜2を隆起させる生理食塩水7を注入する注入針1と、
その隆起した粘膜2に対してレーザー光を照射するレー
ザープローブ11とを具備したレーザー治療装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体の粘膜に適用する
レーザー治療装置に関する。
レーザー治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡的に体腔内粘膜を処置する治療法
として、レーザー光を照射する方法が知られている。こ
れは内視鏡により病変部まで導入した光ファイバーを用
いて、主としてNd:YAGレーザー光を導き、このレ
ーザー光を病変部に照射し、そのエネルギーにて病変部
の凝固・蒸散を行って治療を行うものである。
として、レーザー光を照射する方法が知られている。こ
れは内視鏡により病変部まで導入した光ファイバーを用
いて、主としてNd:YAGレーザー光を導き、このレ
ーザー光を病変部に照射し、そのエネルギーにて病変部
の凝固・蒸散を行って治療を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このレーザ
ーを用いた内視鏡的治療は、レーザー光の高いパワー
で、病変部を一瞬に凝固・蒸散するため、この点では、
大変有効な処置である。しかし、レーザービームの深達
度の調整を正確に行なえないことが、そのデメリットで
ある。特に、レーザー光を過度に照射すると、粘膜に穿
孔を起すような事態を避けるため、照射エネルギの設定
が非常に難しい。また、レーザー光の適正なパワーより
も、かなり低い設定のままで使用してしまい、充分な処
置ができないこともある。
ーを用いた内視鏡的治療は、レーザー光の高いパワー
で、病変部を一瞬に凝固・蒸散するため、この点では、
大変有効な処置である。しかし、レーザービームの深達
度の調整を正確に行なえないことが、そのデメリットで
ある。特に、レーザー光を過度に照射すると、粘膜に穿
孔を起すような事態を避けるため、照射エネルギの設定
が非常に難しい。また、レーザー光の適正なパワーより
も、かなり低い設定のままで使用してしまい、充分な処
置ができないこともある。
【0004】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、レーザーを用いたレーザ
ー治療装置において、レーザー深達度を確実かつ容易に
制限することができ、穿孔の心配のない安全な処置を可
能とすることにある。
で、その目的とするところは、レーザーを用いたレーザ
ー治療装置において、レーザー深達度を確実かつ容易に
制限することができ、穿孔の心配のない安全な処置を可
能とすることにある。
【0005】
【課題を解決する手段および作用】本発明は、粘膜に穿
刺して粘膜下にその粘膜を隆起させる媒質を注入する注
入手段と、その隆起した粘膜に対してレーザー光を照射
するレーザー光照射手段とを具備したレーザー治療装置
である。この装置によれば、処置すべき対象の粘膜とそ
の下層組織の間に生理食塩水等の媒質を介在させてレー
ザー照射による処置が行えるので、その媒質でレーザー
光が極力遮断され、粘膜下層の組織には影響を与えな
い。
刺して粘膜下にその粘膜を隆起させる媒質を注入する注
入手段と、その隆起した粘膜に対してレーザー光を照射
するレーザー光照射手段とを具備したレーザー治療装置
である。この装置によれば、処置すべき対象の粘膜とそ
の下層組織の間に生理食塩水等の媒質を介在させてレー
ザー照射による処置が行えるので、その媒質でレーザー
光が極力遮断され、粘膜下層の組織には影響を与えな
い。
【0006】
【実施例】本発明の第1の実施例について、図1および
図2を参照して説明する。図1中、1は生体の粘膜2に
穿刺してその粘膜2の下に媒質を注入する注射針であ
り、これの基端には注入チューブ4の先端が接続されて
いる。注入チューブ4の手元端にはシリンジ5を着脱自
在に接続する口金6が設けられている。そして、これら
によって患部における粘膜2の下に媒質を注入する注射
手段を構成している。前記シリンジ5内には注入される
媒質として例えば生理食塩水7が収納されている。この
注射針1と注入チューブ4は、内視鏡8の挿通用チャン
ネル9に挿通可能である。
図2を参照して説明する。図1中、1は生体の粘膜2に
穿刺してその粘膜2の下に媒質を注入する注射針であ
り、これの基端には注入チューブ4の先端が接続されて
いる。注入チューブ4の手元端にはシリンジ5を着脱自
在に接続する口金6が設けられている。そして、これら
によって患部における粘膜2の下に媒質を注入する注射
手段を構成している。前記シリンジ5内には注入される
媒質として例えば生理食塩水7が収納されている。この
注射針1と注入チューブ4は、内視鏡8の挿通用チャン
ネル9に挿通可能である。
【0007】図2中、11は内視鏡8の挿通用チャンネ
ル9に挿通可能なレーザープローブであり、このレーザ
ープローブ11の手元端は、Nd:YAGレーザー装置
や半導体レーザー等のレーザー装置(レーザー供給源)
12に接続される。そして、生体の患部における粘膜2
に対してレーザー光を照射するレーザー光照射手段を構
成している。
ル9に挿通可能なレーザープローブであり、このレーザ
ープローブ11の手元端は、Nd:YAGレーザー装置
や半導体レーザー等のレーザー装置(レーザー供給源)
12に接続される。そして、生体の患部における粘膜2
に対してレーザー光を照射するレーザー光照射手段を構
成している。
【0008】次に、このレーザー治療装置の作用につい
て説明する。まず、図1で示すように、予め、胃内に挿
入された内視鏡8の挿通用チャンネル9を通じて注射針
1と注入チューブ4を導入する。
て説明する。まず、図1で示すように、予め、胃内に挿
入された内視鏡8の挿通用チャンネル9を通じて注射針
1と注入チューブ4を導入する。
【0009】ついで、このように経内視鏡的に胃内に導
かれた注射針1の先端を患部における粘膜2に穿刺す
る。この後、シリンジ5を操作し、その粘膜2の下に生
理食塩水7を圧入して注入する。粘膜2の下に導かれた
生理食塩水7により、粘膜2は隆起する。通常、2〜4
ccの生理食塩水7が注入される。この後、注射針1を抜
去する。
かれた注射針1の先端を患部における粘膜2に穿刺す
る。この後、シリンジ5を操作し、その粘膜2の下に生
理食塩水7を圧入して注入する。粘膜2の下に導かれた
生理食塩水7により、粘膜2は隆起する。通常、2〜4
ccの生理食塩水7が注入される。この後、注射針1を抜
去する。
【0010】図2はレーザー照射の段階を示す。内視鏡
8の挿通用チャンネル9により注射針1の代わりにレー
ザープローブ11を胃内に導く。内視鏡8にて確認しな
がらレーザープローブ11の出射先端を隆起部に対向さ
せる。なお、照射部位の確認には、Nd:YAGレーザ
ー等の赤外レーザーは、不可視であるため、He−Ne
レーザー、または半導体レーザー等の可視光(赤色等)
をガイド光として用い、そのレーザープローブ11の先
端より出射することにより行う。
8の挿通用チャンネル9により注射針1の代わりにレー
ザープローブ11を胃内に導く。内視鏡8にて確認しな
がらレーザープローブ11の出射先端を隆起部に対向さ
せる。なお、照射部位の確認には、Nd:YAGレーザ
ー等の赤外レーザーは、不可視であるため、He−Ne
レーザー、または半導体レーザー等の可視光(赤色等)
をガイド光として用い、そのレーザープローブ11の先
端より出射することにより行う。
【0011】そこで、隆起部にガイド光が当たっている
ことを確認し、この後、レーザー光供給源12に、例え
ば、Nd:YAGレーザー光のレーザー出射動作を行
う。これにより、レーザープローブ11よりレーザー光
を照射する。このときのレーザー出力は、蒸散を行うた
め、30〜50Wの比較的高出力が使用される。
ことを確認し、この後、レーザー光供給源12に、例え
ば、Nd:YAGレーザー光のレーザー出射動作を行
う。これにより、レーザープローブ11よりレーザー光
を照射する。このときのレーザー出力は、蒸散を行うた
め、30〜50Wの比較的高出力が使用される。
【0012】したがって、レーザー光が照射された隆起
した粘膜は、そのレーザー光により加熱され、蒸散す
る。しかし、粘膜下の組織は、粘膜との間に注入された
生理食塩水7により距離が離れているため、粘膜下層に
は高いパワーが到達せず、レーザー光の影響を受けな
い。また、多少レーザー光を受けても、生理食塩水7に
より冷却され、実質的損傷を受けない。その後、生理食
塩水7は、生体内に吸収される。
した粘膜は、そのレーザー光により加熱され、蒸散す
る。しかし、粘膜下の組織は、粘膜との間に注入された
生理食塩水7により距離が離れているため、粘膜下層に
は高いパワーが到達せず、レーザー光の影響を受けな
い。また、多少レーザー光を受けても、生理食塩水7に
より冷却され、実質的損傷を受けない。その後、生理食
塩水7は、生体内に吸収される。
【0013】この処置によれば、粘膜2の下層に影響を
与えることなく、粘膜2のみを、安全かつ確実にレーザ
ー光により蒸散させることができる。また、レーザー光
は、CO2 (10.6μm)、Ho:YAG(約2μ
m)等の中・遠赤外レーザーを使用してもよい。この場
合はレーザー光は水に極めて良く吸収されるので、粘膜
2を蒸散後に生理食塩水7に達したレーザー光はすぐに
吸収され、粘膜下層には全く到達せず、よって、安全に
処置できる。
与えることなく、粘膜2のみを、安全かつ確実にレーザ
ー光により蒸散させることができる。また、レーザー光
は、CO2 (10.6μm)、Ho:YAG(約2μ
m)等の中・遠赤外レーザーを使用してもよい。この場
合はレーザー光は水に極めて良く吸収されるので、粘膜
2を蒸散後に生理食塩水7に達したレーザー光はすぐに
吸収され、粘膜下層には全く到達せず、よって、安全に
処置できる。
【0014】図3ないし図5は前述した第1の実施例の
変形例を示すものであり、これは患部に照射するレーザ
ー出力を前述した場合より低く設定して照射する例であ
る。ここで、図3は粘膜2の下層に生理食塩水7を注入
の段階であり、これは前述した場合と同じである。図4
はレーザー光を照射する段階であり、この場合、レーザ
ー出力を低く設定して照射するから、粘膜2は、蒸散に
至らず、凝固を生じる。内視鏡観察下ではそれが白色に
変性することで確認できる。この状態で放置することに
より、凝固した粘膜2の部分13は壊死し、自然に脱落
する。図5はその脱落後の状態を示す。
変形例を示すものであり、これは患部に照射するレーザ
ー出力を前述した場合より低く設定して照射する例であ
る。ここで、図3は粘膜2の下層に生理食塩水7を注入
の段階であり、これは前述した場合と同じである。図4
はレーザー光を照射する段階であり、この場合、レーザ
ー出力を低く設定して照射するから、粘膜2は、蒸散に
至らず、凝固を生じる。内視鏡観察下ではそれが白色に
変性することで確認できる。この状態で放置することに
より、凝固した粘膜2の部分13は壊死し、自然に脱落
する。図5はその脱落後の状態を示す。
【0015】また、前記各例において、粘膜に隆起を生
じさせる媒質として生理食塩水の代わりに高粘度の液体
を用いてもよい。この種の媒質としては、例えば、高張
ナトリウム・エピネフリン(hypertonic−saline−epin
ephrine solution:HSE)や医用ゼリーがある。
じさせる媒質として生理食塩水の代わりに高粘度の液体
を用いてもよい。この種の媒質としては、例えば、高張
ナトリウム・エピネフリン(hypertonic−saline−epin
ephrine solution:HSE)や医用ゼリーがある。
【0016】粘膜に隆起を生じさせる媒質として生理食
塩水を用いると、生体に比較的早く吸収されるが、この
粘性高い液体を使用する場合には、粘膜下にとどまって
いる時間が長く、また、局部的に集中するとともに、生
理食塩水に対して漏れにくく、隆起状態を長く得ること
ができる。確実な処置を行え易い。また、比較的長い時
間にわたり隆起状態を維持でき、レーザー処置時間を十
分にとれる。
塩水を用いると、生体に比較的早く吸収されるが、この
粘性高い液体を使用する場合には、粘膜下にとどまって
いる時間が長く、また、局部的に集中するとともに、生
理食塩水に対して漏れにくく、隆起状態を長く得ること
ができる。確実な処置を行え易い。また、比較的長い時
間にわたり隆起状態を維持でき、レーザー処置時間を十
分にとれる。
【0017】また、粘膜に隆起を生じさせる媒質として
生理食塩水の代わりに、レーザー光を反射する性質の液
体を用いてもよい。この種の液体として、像映用のバリ
ウムや牛乳等の白色の液体、またはレーザー光を反射す
る微粒子を含む液体でもよい。このように粘膜に隆起を
生じさせる媒質にレーザー光を反射する性質の液体を用
いると、その媒質でレーザー光を反射し、粘膜下層に高
いパワーのレーザー光が達しない。このため、粘膜下層
の組織へのダメージを防ぐことができる。
生理食塩水の代わりに、レーザー光を反射する性質の液
体を用いてもよい。この種の液体として、像映用のバリ
ウムや牛乳等の白色の液体、またはレーザー光を反射す
る微粒子を含む液体でもよい。このように粘膜に隆起を
生じさせる媒質にレーザー光を反射する性質の液体を用
いると、その媒質でレーザー光を反射し、粘膜下層に高
いパワーのレーザー光が達しない。このため、粘膜下層
の組織へのダメージを防ぐことができる。
【0018】また、粘膜に隆起を生じさせる媒質として
生理食塩水の代わりに、レーザー光を吸収する液体を用
いてもよい。この種の媒質としては、有色の液体(例え
ば色素−インジゴカルミン液をまぜた生理食塩水等)
や、レーザー光を吸収する微粒子を含む液体がこれにあ
たる。
生理食塩水の代わりに、レーザー光を吸収する液体を用
いてもよい。この種の媒質としては、有色の液体(例え
ば色素−インジゴカルミン液をまぜた生理食塩水等)
や、レーザー光を吸収する微粒子を含む液体がこれにあ
たる。
【0019】これを媒質に用いた場合、レーザー光を吸
収して加温された液体により粘膜下層が多少加温される
が、過度のダメージは少なく、一方、レーザー光により
粘膜下層へのダメージを防ぐことができる。
収して加温された液体により粘膜下層が多少加温される
が、過度のダメージは少なく、一方、レーザー光により
粘膜下層へのダメージを防ぐことができる。
【0020】また、粘膜に隆起を生じさせる媒質とし
て、粘膜注入前には粘性が低く、粘膜注入後に粘性が高
くすることができる液体を用いてもよい。これには、例
えば、加熱することにより粘性高くなる、かたくり粉等
のでんぷん質を溶かした水溶液がある。これの媒質に用
いる場合、注入時には、粘性が低く注入しやすく、注入
後加熱してその媒質の粘性を高める。そして、最終的に
粘性が高い媒質となって粘膜下に止まり、とどまってい
る時間が長くなる。また、局部的に集中するとともに、
例えば生理食塩水に比べても、漏れにくく、隆起状態を
長く得ることができる。確実な処置を行え易い。また、
比較的長い時間にわたり隆起状態を維持でき、レーザー
処置時間を十分にとれる。
て、粘膜注入前には粘性が低く、粘膜注入後に粘性が高
くすることができる液体を用いてもよい。これには、例
えば、加熱することにより粘性高くなる、かたくり粉等
のでんぷん質を溶かした水溶液がある。これの媒質に用
いる場合、注入時には、粘性が低く注入しやすく、注入
後加熱してその媒質の粘性を高める。そして、最終的に
粘性が高い媒質となって粘膜下に止まり、とどまってい
る時間が長くなる。また、局部的に集中するとともに、
例えば生理食塩水に比べても、漏れにくく、隆起状態を
長く得ることができる。確実な処置を行え易い。また、
比較的長い時間にわたり隆起状態を維持でき、レーザー
処置時間を十分にとれる。
【0021】本発明の第2の実施例について、図6を参
照して説明する。同図中、20は2つのチャンネルを有
する内視鏡であり、その一方のチャンネルにはレーザプ
ローブ21が挿通され、他方のチャンネルには注射針具
22が挿通される。
照して説明する。同図中、20は2つのチャンネルを有
する内視鏡であり、その一方のチャンネルにはレーザプ
ローブ21が挿通され、他方のチャンネルには注射針具
22が挿通される。
【0022】このレーザープローブ21の手元端は、N
d:YAGレーザーや半導体レーザー等のレーザー装置
23に接続される。そして、生体の患部における粘膜2
8に対してレーザー光を照射するレーザー光照射手段を
構成している。
d:YAGレーザーや半導体レーザー等のレーザー装置
23に接続される。そして、生体の患部における粘膜2
8に対してレーザー光を照射するレーザー光照射手段を
構成している。
【0023】注射針具22は注射針24に注入チューブ
25を接続してなり、注入チューブ25の手元端は、患
部における粘膜の下に注入してそれを隆起させるための
媒質の注入手段26に接続されている。注入手段26は
媒質として例えば生理食塩水を収納している。そして、
これを必要に応じて注入チューブ25を通じて生理食塩
水を送り出し、患部における粘膜28の下に媒質を注入
する注射手段を構成している。なお、媒質としては前述
したような種々のものが使用できる。
25を接続してなり、注入チューブ25の手元端は、患
部における粘膜の下に注入してそれを隆起させるための
媒質の注入手段26に接続されている。注入手段26は
媒質として例えば生理食塩水を収納している。そして、
これを必要に応じて注入チューブ25を通じて生理食塩
水を送り出し、患部における粘膜28の下に媒質を注入
する注射手段を構成している。なお、媒質としては前述
したような種々のものが使用できる。
【0024】前記内視鏡20には、内視鏡用テレビカメ
ラ31が接続され、内視鏡像をモニタ32に映し出す。
また、内視鏡20の光学情報の一部は処置範囲測定手段
33に送られる。処置範囲測定手段33は、例えば蛍光
等により正常部位とがん部位とを判別し、そのがん部位
の範囲を測定する装置等が使用される。処置範囲測定手
段33の信号は制御手段35に送られ、制御手段35は
それによってレーザー装置23および注入手段26また
はその少なくとも一方を制御する。
ラ31が接続され、内視鏡像をモニタ32に映し出す。
また、内視鏡20の光学情報の一部は処置範囲測定手段
33に送られる。処置範囲測定手段33は、例えば蛍光
等により正常部位とがん部位とを判別し、そのがん部位
の範囲を測定する装置等が使用される。処置範囲測定手
段33の信号は制御手段35に送られ、制御手段35は
それによってレーザー装置23および注入手段26また
はその少なくとも一方を制御する。
【0025】この実施例のレーザー治療装置を使用する
場合、経内視鏡的に胃内に導かれた注射針24の先端を
患部における粘膜28に穿刺する。また、処置範囲測定
手段33によって患部の範囲が確定されると、この処置
範囲測定手段33の信号を受けた制御手段35が注入手
段26に注入量を指示し、その範囲の粘膜を隆起可能な
量の媒質を注入する。粘膜28が隆起した後、その患部
の状況に応じてレーザー装置23はその範囲を除去可能
なエネルギのレーザー照射を行う。
場合、経内視鏡的に胃内に導かれた注射針24の先端を
患部における粘膜28に穿刺する。また、処置範囲測定
手段33によって患部の範囲が確定されると、この処置
範囲測定手段33の信号を受けた制御手段35が注入手
段26に注入量を指示し、その範囲の粘膜を隆起可能な
量の媒質を注入する。粘膜28が隆起した後、その患部
の状況に応じてレーザー装置23はその範囲を除去可能
なエネルギのレーザー照射を行う。
【0026】このように処置範囲測定手段33を設け、
制御手段35により、レーザー装置23および注入手段
26の動作を指示して処置範囲に応じた注入媒質の量ま
たはレーザエネルギーが設定されるため、安全かつ確実
な粘膜切除が可能となる。また、前述した実施例の場合
と同様、この処置によれば、粘膜28の下層に影響を与
えることなく、粘膜28のみを、安全かつ確実にレーザ
ー光により処置することができる。
制御手段35により、レーザー装置23および注入手段
26の動作を指示して処置範囲に応じた注入媒質の量ま
たはレーザエネルギーが設定されるため、安全かつ確実
な粘膜切除が可能となる。また、前述した実施例の場合
と同様、この処置によれば、粘膜28の下層に影響を与
えることなく、粘膜28のみを、安全かつ確実にレーザ
ー光により処置することができる。
【0027】図7は経内視鏡的に体腔内に挿入されてそ
の体腔内組織の切離に使用されるレーザープローブ50
の例を示す。このレーザープローブ50のプローブ本体
51はその先端面を球状に形成してなり、プローブ本体
51の先端部側面部分を切り欠いて凹所53を形成して
いる。この凹所53から先端部分を導入部54としてい
る。そして、この導入部54によって体腔内の組織55
を引っ掛けて所望の向きに持ち上げることができるよう
になっている。
の体腔内組織の切離に使用されるレーザープローブ50
の例を示す。このレーザープローブ50のプローブ本体
51はその先端面を球状に形成してなり、プローブ本体
51の先端部側面部分を切り欠いて凹所53を形成して
いる。この凹所53から先端部分を導入部54としてい
る。そして、この導入部54によって体腔内の組織55
を引っ掛けて所望の向きに持ち上げることができるよう
になっている。
【0028】また、プローブ本体51には、前記凹所5
3内にそのプローブ本体51と同軸的で導入部54に対
向位置する、円錐形をした導光性の切離チップ(切離手
段)56が設けられている。この切離チップ56はレー
ザガイド57に接続され、そのレーザガイド57によっ
て伝送されてきたレーザー光を受け、その円錐先端部5
8に導くようになっている。
3内にそのプローブ本体51と同軸的で導入部54に対
向位置する、円錐形をした導光性の切離チップ(切離手
段)56が設けられている。この切離チップ56はレー
ザガイド57に接続され、そのレーザガイド57によっ
て伝送されてきたレーザー光を受け、その円錐先端部5
8に導くようになっている。
【0029】しかして、これを実際に使用する場合は、
レーザープローブ50を経内視鏡的に体腔内に導入し、
内視鏡観察下で操作することにより凹所53内に体腔内
の組織55を導入し、図7で示すように導入部54に引
っ掛ける。そして、図7で示す矢印方向に移動すること
により、切離チップ56側に組織55を導き込む。この
状態で、レーザガイド57を通じて伝送してきたレーザ
ー光を切離チップ56から出射し、レーザー光による熱
と切離チップ56の圧力により組織55を切断する。
レーザープローブ50を経内視鏡的に体腔内に導入し、
内視鏡観察下で操作することにより凹所53内に体腔内
の組織55を導入し、図7で示すように導入部54に引
っ掛ける。そして、図7で示す矢印方向に移動すること
により、切離チップ56側に組織55を導き込む。この
状態で、レーザガイド57を通じて伝送してきたレーザ
ー光を切離チップ56から出射し、レーザー光による熱
と切離チップ56の圧力により組織55を切断する。
【0030】組織55は導入部54により引っ掛けられ
ているので、切離チップ56から滑って逃げることがな
い。よって、体腔内組織の切離処置を確実に行うことが
できる。レーザー光を用いているので、出血しても、そ
の熱でたちまち止血できる。
ているので、切離チップ56から滑って逃げることがな
い。よって、体腔内組織の切離処置を確実に行うことが
できる。レーザー光を用いているので、出血しても、そ
の熱でたちまち止血できる。
【0031】図8は前記切離チップ56の変形した複数
の例を示すものである。図8(a)で示す切離チップ5
6の形状は、その組織導入側縁部を刃59とした例であ
る。これによると、レーザー光による切離と同時に刃5
9によって機械的に切開することができ、組織55の切
離作用を高めることができる。
の例を示すものである。図8(a)で示す切離チップ5
6の形状は、その組織導入側縁部を刃59とした例であ
る。これによると、レーザー光による切離と同時に刃5
9によって機械的に切開することができ、組織55の切
離作用を高めることができる。
【0032】図8(b)は、導入部54の内面に切離チ
ップ56の先端を位置させるくぼみ61を設け、切離チ
ップ56の先端がそのくぼみ61の中に位置するように
させたものである。同図(b)で示すように導入部54
の内表面より、『t』の長さだけ、切離チップ56の先
端がそのくぼみ61の中に入っている。これにより組織
55は、取り残しがなく完全に確実に切断される。
ップ56の先端を位置させるくぼみ61を設け、切離チ
ップ56の先端がそのくぼみ61の中に位置するように
させたものである。同図(b)で示すように導入部54
の内表面より、『t』の長さだけ、切離チップ56の先
端がそのくぼみ61の中に入っている。これにより組織
55は、取り残しがなく完全に確実に切断される。
【0033】図8(c)は、さらに、導入部54の導入
側内面に傾斜62を付けたものである。これにより、組
織55はより導入部54の中に取り込みやすくなる。な
お、本発明での粘膜は、胃粘膜に限らず、食道、腸、子
宮、尿道、等あらゆる生体粘膜に適用できる。
側内面に傾斜62を付けたものである。これにより、組
織55はより導入部54の中に取り込みやすくなる。な
お、本発明での粘膜は、胃粘膜に限らず、食道、腸、子
宮、尿道、等あらゆる生体粘膜に適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、粘
膜下層にダメージや穿孔等を与えることなく、処置すべ
き対象の粘膜のみをレーザー照射により確実に処置でき
る。また、レーザー深達度を容易かつ確実に制限するこ
とができるから、照射エネルギの設定が容易であり、容
易に充分な治療ができる。
膜下層にダメージや穿孔等を与えることなく、処置すべ
き対象の粘膜のみをレーザー照射により確実に処置でき
る。また、レーザー深達度を容易かつ確実に制限するこ
とができるから、照射エネルギの設定が容易であり、容
易に充分な治療ができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係るレーザー治療装置
による注入処置状態の説明図。
による注入処置状態の説明図。
【図2】本発明の第1の実施例に係るレーザー治療装置
による照射処置状態の説明図。
による照射処置状態の説明図。
【図3】前記レーザー治療装置による注入処置状態の説
明図。
明図。
【図4】前記レーザー治療装置による照射処置状態の説
明図。
明図。
【図5】前記レーザー治療装置による処置完了以後の状
態の説明図。
態の説明図。
【図6】本発明の第2の実施例に係るレーザー治療装置
の構成の説明図。
の構成の説明図。
【図7】組織切除用レーザープローブの使用状態の説明
図。
図。
【図8】(a)(b)(c)はそれぞれ前記レーザープ
ローブの変形例を示すその先端部の側面図。
ローブの変形例を示すその先端部の側面図。
1…注射針、2…粘膜、4…注入チューブ、5…シリン
ジ、7…生理食塩水、8…内視鏡、9…挿通用チャンネ
ル、11…レーザープローブ、12…レーザー装置、2
0…内視鏡、21…レーザプローブ、22…注射針具、
23…レーザー装置、24…注射針、25…注入チュー
ブ、26…注入手段、28…粘膜、31…内視鏡用テレ
ビカメラ、32…モニタ、33…処置範囲測定手段、3
5…制御手段。
ジ、7…生理食塩水、8…内視鏡、9…挿通用チャンネ
ル、11…レーザープローブ、12…レーザー装置、2
0…内視鏡、21…レーザプローブ、22…注射針具、
23…レーザー装置、24…注射針、25…注入チュー
ブ、26…注入手段、28…粘膜、31…内視鏡用テレ
ビカメラ、32…モニタ、33…処置範囲測定手段、3
5…制御手段。
Claims (1)
- 【請求項1】粘膜に穿刺して粘膜下にその粘膜を隆起さ
せる媒質を注入する注入手段と、その隆起した粘膜に対
してレーザー光を照射するレーザー光照射手段とを具備
したことを特徴としたレーザー治療装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5254303A JPH07100144A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | レーザー治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5254303A JPH07100144A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | レーザー治療装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100144A true JPH07100144A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17263119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5254303A Pending JPH07100144A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | レーザー治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100144A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001218772A (ja) * | 2000-02-10 | 2001-08-14 | Shigehiro Kubota | レーザ治療方法及び該治療に用いられるレーザ光強吸収媒質並びにこれらを用いたレーザ治療装置 |
| WO2002036201A1 (en) * | 2000-10-31 | 2002-05-10 | Shigehiro Kubota | Laser therapy method, highly laser beam-absorbing media to be used in the therapy and laser therapy apparatus with the use of the same |
| KR100820497B1 (ko) * | 2003-05-23 | 2008-04-10 | 유키노부 타키모토 | 이엠알용 처치구 및 이엠알장치 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5254303A patent/JPH07100144A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001218772A (ja) * | 2000-02-10 | 2001-08-14 | Shigehiro Kubota | レーザ治療方法及び該治療に用いられるレーザ光強吸収媒質並びにこれらを用いたレーザ治療装置 |
| WO2002036201A1 (en) * | 2000-10-31 | 2002-05-10 | Shigehiro Kubota | Laser therapy method, highly laser beam-absorbing media to be used in the therapy and laser therapy apparatus with the use of the same |
| US7182760B2 (en) | 2000-10-31 | 2007-02-27 | Shigehiro Kubota | Laser therapy method, highly laser beam-absorbing media to be used in the therapy and laser therapy apparatus with the use of the same |
| CN100420495C (zh) * | 2000-10-31 | 2008-09-24 | 久保田茂弘 | 激光治疗装置 |
| KR100820497B1 (ko) * | 2003-05-23 | 2008-04-10 | 유키노부 타키모토 | 이엠알용 처치구 및 이엠알장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040813 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050329 |