JPH07100193A - トイレの脱臭装置 - Google Patents
トイレの脱臭装置Info
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- JPH07100193A JPH07100193A JP5250410A JP25041093A JPH07100193A JP H07100193 A JPH07100193 A JP H07100193A JP 5250410 A JP5250410 A JP 5250410A JP 25041093 A JP25041093 A JP 25041093A JP H07100193 A JPH07100193 A JP H07100193A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】脱臭微生物を利用したランニングコストが安い
トイレの脱臭装置を提供する。 【構成】便器1の吸気孔5に脱臭槽4の一端を接続し、
排気孔6を脱臭槽4の他端に接続する。脱臭槽4内の吸
気孔5に連通する空気流路と交差させて脱臭微生物固定
の泥炭層3を配置し、これを湿潤状態に保つ。泥炭層3
と排気孔6とへ連通する空気流路にエアーポンプ8を設
け、便器1内の臭気ガスを吸気孔5を介して吸引する。
脱臭微生物の一例は、豚舎、牛舎、鶏舎やその付近の土
壌から採取したものであり、単一種よりも数種の微生物
からなる混合系とすることが望ましい。好ましくは、10
0cm3の風乾重11g以下のミズゴケ泥炭に脱臭微生物を固
定したものと0.1%以上の増孔材とにより多孔質泥炭層を
形成する。
トイレの脱臭装置を提供する。 【構成】便器1の吸気孔5に脱臭槽4の一端を接続し、
排気孔6を脱臭槽4の他端に接続する。脱臭槽4内の吸
気孔5に連通する空気流路と交差させて脱臭微生物固定
の泥炭層3を配置し、これを湿潤状態に保つ。泥炭層3
と排気孔6とへ連通する空気流路にエアーポンプ8を設
け、便器1内の臭気ガスを吸気孔5を介して吸引する。
脱臭微生物の一例は、豚舎、牛舎、鶏舎やその付近の土
壌から採取したものであり、単一種よりも数種の微生物
からなる混合系とすることが望ましい。好ましくは、10
0cm3の風乾重11g以下のミズゴケ泥炭に脱臭微生物を固
定したものと0.1%以上の増孔材とにより多孔質泥炭層を
形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトイレの脱臭装置に関
し、特に便器内の臭気ガスを微生物固定の湿潤泥炭層を
通して臭気成分を除去するトイレの脱臭装置に関する。
し、特に便器内の臭気ガスを微生物固定の湿潤泥炭層を
通して臭気成分を除去するトイレの脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレから発生する臭いを軽減し
又は取り除く方法としては、芳香剤などにより臭いを隠
蔽するマスキング方法や活性炭などに臭気物質を吸着さ
せる吸着方法が用いられている。
又は取り除く方法としては、芳香剤などにより臭いを隠
蔽するマスキング方法や活性炭などに臭気物質を吸着さ
せる吸着方法が用いられている。
【0003】また、近年の住宅の高層化や集合化に伴っ
て猫や犬等のペットを室内で飼育することが多くなり、
ペットの排泄用の室内トイレを置くことがある。また在
宅老人のために室内トイレを用いる場合もある。このよ
うな室内トイレから発生する糞や尿の臭いの対策として
も芳香剤や活性炭などの消臭剤が用いられている。
て猫や犬等のペットを室内で飼育することが多くなり、
ペットの排泄用の室内トイレを置くことがある。また在
宅老人のために室内トイレを用いる場合もある。このよ
うな室内トイレから発生する糞や尿の臭いの対策として
も芳香剤や活性炭などの消臭剤が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、芳香剤などに
よるマスキング方法には臭気成分自体を減少させる効果
はなく、逆に臭気と芳香とが混ざりあった強烈な二次的
な臭いが発生することがある。また、たとえ糞尿の臭い
を隠すことができても芳香剤自体の香が残り、人によっ
ては芳香剤の香を好まないことがある等の問題がある。
経済的にも芳香剤の定期的な交換が必要となるためラン
ニングコストが高くなる。
よるマスキング方法には臭気成分自体を減少させる効果
はなく、逆に臭気と芳香とが混ざりあった強烈な二次的
な臭いが発生することがある。また、たとえ糞尿の臭い
を隠すことができても芳香剤自体の香が残り、人によっ
ては芳香剤の香を好まないことがある等の問題がある。
経済的にも芳香剤の定期的な交換が必要となるためラン
ニングコストが高くなる。
【0005】活性炭等による吸着方法は、物理的吸着作
用により臭気成分自体を除去するが、尿のように水分が
多くなると十分な消臭ができない問題がある。また定期
的に活性炭を交換・再生するため維持費が高くなる。
用により臭気成分自体を除去するが、尿のように水分が
多くなると十分な消臭ができない問題がある。また定期
的に活性炭を交換・再生するため維持費が高くなる。
【0006】一方、省資源の観点から臭気成分を栄養分
として増殖する微生物が注目されている。臭気のある気
体を微生物により脱臭する方法としては、例えば本発明
者による微生物を固定した水分50%以上の泥炭からなる
多孔質層に臭気のある気体を通して脱臭する方法(特公
平4-30866号公報)等が知られている。
として増殖する微生物が注目されている。臭気のある気
体を微生物により脱臭する方法としては、例えば本発明
者による微生物を固定した水分50%以上の泥炭からなる
多孔質層に臭気のある気体を通して脱臭する方法(特公
平4-30866号公報)等が知られている。
【0007】そこで本発明の目的は、脱臭微生物を利用
したランニングコストが安いトイレの脱臭装置を提供す
るにある。
したランニングコストが安いトイレの脱臭装置を提供す
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1の実施例を参照する
に、本発明のトイレの脱臭装置は、便器1に連通する一
端と排気孔6に連通する他端とを有する脱臭槽4、脱臭
槽4内の便器1に連通する空気流路と交差させて配置し
た脱臭微生物固定の湿潤泥炭層3、及び便器1と排気孔
6との間の空気流路に設けたエアーポンプ8を備えてな
る。
に、本発明のトイレの脱臭装置は、便器1に連通する一
端と排気孔6に連通する他端とを有する脱臭槽4、脱臭
槽4内の便器1に連通する空気流路と交差させて配置し
た脱臭微生物固定の湿潤泥炭層3、及び便器1と排気孔
6との間の空気流路に設けたエアーポンプ8を備えてな
る。
【0009】本発明における脱臭微生物固定の泥炭層3
は、例えば100cm3の風乾重11g以下のミズゴケ泥炭に脱
臭微生物を固定したものと0.1%以上の増孔材とからなる
多孔質脱臭層である。また脱臭微生物の一例は、豚舎、
牛舎、鶏舎やその付近の土壌から採取したもの、種々の
水処理施設における活性泥炭から採取したもの、又は嫌
気性泥炭から採取したもの等であり、単一種よりも数種
の微生物からなる混合系とすることが望ましい。
は、例えば100cm3の風乾重11g以下のミズゴケ泥炭に脱
臭微生物を固定したものと0.1%以上の増孔材とからなる
多孔質脱臭層である。また脱臭微生物の一例は、豚舎、
牛舎、鶏舎やその付近の土壌から採取したもの、種々の
水処理施設における活性泥炭から採取したもの、又は嫌
気性泥炭から採取したもの等であり、単一種よりも数種
の微生物からなる混合系とすることが望ましい。
【0010】好ましくは脱臭槽4の底部に泥炭層3の一
端と接触する水9を滞留させる。更に好ましくは、エア
ーポンプ8を泥炭層3と排気孔6との間の空気流路に配
置し且つ送風量を調整可能とする。
端と接触する水9を滞留させる。更に好ましくは、エア
ーポンプ8を泥炭層3と排気孔6との間の空気流路に配
置し且つ送風量を調整可能とする。
【0011】
【作用】本発明で使用する泥炭層3は内部に細かい空気
流路を有し通気性・吸気性が良く、微生物担体として特
に適している。微生物の枯死を防止するため泥炭層3は
湿潤状態に保つ必要がある。図1の実施例では、脱臭槽
4内の底部に滞留する水9に泥炭層3の下端が浸かって
おり、水9が細かい空気流路を毛管現象により上昇して
泥炭層3の上端まで水分が供給されている。ただし泥炭
層3を湿潤に保持する方法は図示例に限定されるもので
はなく、例えば脱臭槽4内の頂部に散水装置を設けて泥
炭層3に適宜水分を供給してもよい。
流路を有し通気性・吸気性が良く、微生物担体として特
に適している。微生物の枯死を防止するため泥炭層3は
湿潤状態に保つ必要がある。図1の実施例では、脱臭槽
4内の底部に滞留する水9に泥炭層3の下端が浸かって
おり、水9が細かい空気流路を毛管現象により上昇して
泥炭層3の上端まで水分が供給されている。ただし泥炭
層3を湿潤に保持する方法は図示例に限定されるもので
はなく、例えば脱臭槽4内の頂部に散水装置を設けて泥
炭層3に適宜水分を供給してもよい。
【0012】便器1内に開口する吸気孔5から便器1内
の臭気ガスをエアーポンプ8により便器1に連通する空
気流路へ吸引する。泥炭層3は空気流路と交差するので
吸引された臭気ガスは全て泥炭層3を通過する。便器1
からの臭気ガスには硫化水素などの腐食性物質が含まれ
る可能性があるため、好ましくはエアーポンプ8は泥炭
層3より下流すなわち泥炭層3から排出孔6までの空気
流路中に設け、エアーポンプ8の腐食を防止する。泥炭
層3は通気性が良く、臭気ガスを通過させた時の圧損失
が小さいので、格別に大きな吸引力のエアーポンプ8を
必要としない。好ましくは、エアーポンプ8の単位時間
当りのガス吸引量を、便器1内の臭気ガスが吸気孔5へ
吸引され便器1から外へ直接拡散することがない程度に
調整する。
の臭気ガスをエアーポンプ8により便器1に連通する空
気流路へ吸引する。泥炭層3は空気流路と交差するので
吸引された臭気ガスは全て泥炭層3を通過する。便器1
からの臭気ガスには硫化水素などの腐食性物質が含まれ
る可能性があるため、好ましくはエアーポンプ8は泥炭
層3より下流すなわち泥炭層3から排出孔6までの空気
流路中に設け、エアーポンプ8の腐食を防止する。泥炭
層3は通気性が良く、臭気ガスを通過させた時の圧損失
が小さいので、格別に大きな吸引力のエアーポンプ8を
必要としない。好ましくは、エアーポンプ8の単位時間
当りのガス吸引量を、便器1内の臭気ガスが吸気孔5へ
吸引され便器1から外へ直接拡散することがない程度に
調整する。
【0013】臭気ガスが泥炭層3を通過する間に、臭気
ガス中の臭気成分が泥炭層3内の水に溶解する。水に溶
解した臭気成分は脱臭微生物に取込まれて分解され、あ
る成分は微生物に摂取され、他の成分は無臭のガスとし
て細胞外へ放出される。従って、臭気ガスが泥炭内に滞
留する時間を適当に調整すれば、臭気ガス中の臭気成分
を人の臭覚に感じない程度にまで除去して泥炭層3通過
後のガスを無臭化することができる。臭気ガスが泥炭内
に滞留する時間は、例えば泥炭の量を変えることによっ
て調整可能である。無臭化したガスは排気孔6から排出
される。本発明者は、糞尿等から発生する臭気成分の分
解に特に優れた微生物が前記土壌から採取して利用でき
ることを実験的に確認した。また、こうして採取した微
生物は分解した臭気成分を栄養分として増殖するので、
例えば給水口10から適宜水分を補給してやりさえすれば
泥炭層3を定期的に交換する必要はなく、脱臭に際して
のランニングコストを低く抑えることができる。
ガス中の臭気成分が泥炭層3内の水に溶解する。水に溶
解した臭気成分は脱臭微生物に取込まれて分解され、あ
る成分は微生物に摂取され、他の成分は無臭のガスとし
て細胞外へ放出される。従って、臭気ガスが泥炭内に滞
留する時間を適当に調整すれば、臭気ガス中の臭気成分
を人の臭覚に感じない程度にまで除去して泥炭層3通過
後のガスを無臭化することができる。臭気ガスが泥炭内
に滞留する時間は、例えば泥炭の量を変えることによっ
て調整可能である。無臭化したガスは排気孔6から排出
される。本発明者は、糞尿等から発生する臭気成分の分
解に特に優れた微生物が前記土壌から採取して利用でき
ることを実験的に確認した。また、こうして採取した微
生物は分解した臭気成分を栄養分として増殖するので、
例えば給水口10から適宜水分を補給してやりさえすれば
泥炭層3を定期的に交換する必要はなく、脱臭に際して
のランニングコストを低く抑えることができる。
【0014】こうして、本発明の目的である「脱臭微生
物を利用したランニングコストが安いトイレの脱臭装
置」の提供が達成される。
物を利用したランニングコストが安いトイレの脱臭装
置」の提供が達成される。
【0015】
【実施例】図2は、微生物の付着した泥炭をペット用ト
イレの下部に組込んだ本発明の実施例を示す。図示例の
ペット用トイレ2は室内での使用を目的とし、多孔板13
により上下二段に仕切られたトイレット部11aと当該ト
イレット部11aから仕切板20で仕切られた通気部11bとを
備えた箱体11を有する。トイレット部11aの上段にはペ
ットが排泄を行なうため例えば砂12が敷かれている。一
端縁を開口16とした傾斜板15の対向端縁をトイレット部
11a下段の箱体11の側壁に固定し、傾斜板15が多孔板13
に下方から対向して開口16が最も低い位置になるように
する。多孔板13の孔の径は砂12を通過させない程度に十
分小さいが、砂12上に排泄された尿は通過できる大きさ
とし、多孔板13を通った尿が傾斜板15上に落ちる様にす
る。傾斜板15は開口16へ向けて下降するように傾斜して
おり、落下した尿は開口16の直下に設けた尿溜まり17に
集められる。
イレの下部に組込んだ本発明の実施例を示す。図示例の
ペット用トイレ2は室内での使用を目的とし、多孔板13
により上下二段に仕切られたトイレット部11aと当該ト
イレット部11aから仕切板20で仕切られた通気部11bとを
備えた箱体11を有する。トイレット部11aの上段にはペ
ットが排泄を行なうため例えば砂12が敷かれている。一
端縁を開口16とした傾斜板15の対向端縁をトイレット部
11a下段の箱体11の側壁に固定し、傾斜板15が多孔板13
に下方から対向して開口16が最も低い位置になるように
する。多孔板13の孔の径は砂12を通過させない程度に十
分小さいが、砂12上に排泄された尿は通過できる大きさ
とし、多孔板13を通った尿が傾斜板15上に落ちる様にす
る。傾斜板15は開口16へ向けて下降するように傾斜して
おり、落下した尿は開口16の直下に設けた尿溜まり17に
集められる。
【0016】箱体11の通気部11bの上端を蓋11cで覆って
通気路11dを形成し、通気路11dの一端を尿溜まり17に連
通させ、通気路11dの他端に排気孔6を設ける。仕切板2
0の下端は、開口16と反対側の傾斜板15の端縁と結合す
る。傾斜板15の下方空間に、尿溜まり17と通気部11bの
間の空気流路と交差させて脱臭微生物固定の湿潤泥炭層
3を設ける。図示例では、泥炭層3の尿溜まり17側端部
に多孔板13aを設け、通気部11b側端部にも多孔板13bを
設けて泥炭層3を支えている。但し、本発明の泥炭層3
の大きさは効率よく消臭できる範囲で任意に選択するこ
とができ、図示例に限定されるものではない。
通気路11dを形成し、通気路11dの一端を尿溜まり17に連
通させ、通気路11dの他端に排気孔6を設ける。仕切板2
0の下端は、開口16と反対側の傾斜板15の端縁と結合す
る。傾斜板15の下方空間に、尿溜まり17と通気部11bの
間の空気流路と交差させて脱臭微生物固定の湿潤泥炭層
3を設ける。図示例では、泥炭層3の尿溜まり17側端部
に多孔板13aを設け、通気部11b側端部にも多孔板13bを
設けて泥炭層3を支えている。但し、本発明の泥炭層3
の大きさは効率よく消臭できる範囲で任意に選択するこ
とができ、図示例に限定されるものではない。
【0017】また好ましくは、泥炭層3の下部をトイレ
ット部11aの底部に滞留する水9に接触させ、毛管現象
を利用して泥炭を湿潤状態に保つ。本発明者の実験によ
れば、図示例のように毛管現象を利用して泥炭の下部か
ら上部まで水を供給する場合は、泥炭層3の水面上の高
さを5cm以下とすることが望ましい。更に好ましくは泥
炭槽3の厚さを5cm以下とする。トイレット部11aの底
部の水9が不足する場合は、給水口10から適宜補給する
ことができる。図中19は尿溜まり17の尿がトイレット部
11aの底部の水9と混ざることを防止するための尿・水
止めを示し、18は尿溜まり17に溜まった尿を取り出すた
めの尿抜き栓を示す。
ット部11aの底部に滞留する水9に接触させ、毛管現象
を利用して泥炭を湿潤状態に保つ。本発明者の実験によ
れば、図示例のように毛管現象を利用して泥炭の下部か
ら上部まで水を供給する場合は、泥炭層3の水面上の高
さを5cm以下とすることが望ましい。更に好ましくは泥
炭槽3の厚さを5cm以下とする。トイレット部11aの底
部の水9が不足する場合は、給水口10から適宜補給する
ことができる。図中19は尿溜まり17の尿がトイレット部
11aの底部の水9と混ざることを防止するための尿・水
止めを示し、18は尿溜まり17に溜まった尿を取り出すた
めの尿抜き栓を示す。
【0018】泥炭層3と排気孔6との間の通気路11dに
エアーポンプ8を設け、図中矢印で示すように、トイレ
ット部11aの上段に敷いた砂12の表面及び尿溜まり17か
ら多孔板13aを介して臭気ガスを吸引する。図示例では
エアーポンプ8を箱体11の内側に設けているが、泥炭層
3及びエアーポンプ8の配置は図示例に限定されるもの
ではなく、例えばエアーポンプ8を箱体11の下段に設置
すればペット用トイレ2を更に小さくすることができ
る。エアーホンプ8の吐出口は通気孔7を介して排気孔
7に連通する。
エアーポンプ8を設け、図中矢印で示すように、トイレ
ット部11aの上段に敷いた砂12の表面及び尿溜まり17か
ら多孔板13aを介して臭気ガスを吸引する。図示例では
エアーポンプ8を箱体11の内側に設けているが、泥炭層
3及びエアーポンプ8の配置は図示例に限定されるもの
ではなく、例えばエアーポンプ8を箱体11の下段に設置
すればペット用トイレ2を更に小さくすることができ
る。エアーホンプ8の吐出口は通気孔7を介して排気孔
7に連通する。
【0019】[実験例]図2に示す実施例において、砂
12を乗せる部分の面積を50cm×40cm、泥炭の容積を10リ
ットルとし、砂12表面の臭気濃度と排気孔6から排出さ
れるガス臭気濃度を3点比較法により測定した。エアー
ポンプ8により100cc/秒以上の吸引を行なった場合、砂
12表面の臭気濃度は8000であるのに対し排気孔6から排
出されるガス臭気濃度は10以下であった。すなわち、砂
12の表面から0.05cm/秒以上の速度で空気を吸込めば、
トイレット部11aからの臭気を周囲に拡散させることな
く効率よく消臭できることが確認できた。このとき臭気
ガスの泥炭中の滞留時間は100秒であった。更にエアー
ポンプ8の送風量を上げて実験を行なった結果、臭気ガ
スの泥炭中の滞留時間は30秒以上が好ましいことが判明
した。
12を乗せる部分の面積を50cm×40cm、泥炭の容積を10リ
ットルとし、砂12表面の臭気濃度と排気孔6から排出さ
れるガス臭気濃度を3点比較法により測定した。エアー
ポンプ8により100cc/秒以上の吸引を行なった場合、砂
12表面の臭気濃度は8000であるのに対し排気孔6から排
出されるガス臭気濃度は10以下であった。すなわち、砂
12の表面から0.05cm/秒以上の速度で空気を吸込めば、
トイレット部11aからの臭気を周囲に拡散させることな
く効率よく消臭できることが確認できた。このとき臭気
ガスの泥炭中の滞留時間は100秒であった。更にエアー
ポンプ8の送風量を上げて実験を行なった結果、臭気ガ
スの泥炭中の滞留時間は30秒以上が好ましいことが判明
した。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のト
イレの脱臭装置は、便器に連通する一端と排気孔に連通
する他端とを有する脱臭槽、脱臭槽内の便器に連通する
空気流路と交差させて配置した脱臭微生物固定の湿潤泥
炭層、及び便器と排気孔との間の空気流路に設けたエア
ーポンプを備えてなる構成を用いるので、以下に述べる
顕著な効果を奏する。
イレの脱臭装置は、便器に連通する一端と排気孔に連通
する他端とを有する脱臭槽、脱臭槽内の便器に連通する
空気流路と交差させて配置した脱臭微生物固定の湿潤泥
炭層、及び便器と排気孔との間の空気流路に設けたエア
ーポンプを備えてなる構成を用いるので、以下に述べる
顕著な効果を奏する。
【0021】(1)微生物固定の泥炭層を定期的に交換す
る必要がないので、芳香剤や活性炭等による脱臭方法に
比しランニングコストを低く抑えることができる。 (2)微生物が臭気ガス中の臭気成分を分解するので、マ
スキング方法のように二次的な臭いが生じるおそれがな
い。 (3)微生物固定の泥炭層を組込んだペット用トイレとす
る場合、設置容量の小さいコンパクトなトイレとするこ
とができる。
る必要がないので、芳香剤や活性炭等による脱臭方法に
比しランニングコストを低く抑えることができる。 (2)微生物が臭気ガス中の臭気成分を分解するので、マ
スキング方法のように二次的な臭いが生じるおそれがな
い。 (3)微生物固定の泥炭層を組込んだペット用トイレとす
る場合、設置容量の小さいコンパクトなトイレとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の一実施例の説明図である。
【図2】は、本発明の他の実施例の説明図である。
1 便器 2 ペット用トイレ 3
泥炭層 4 脱臭槽 5 吸気孔 6
排気孔 7 通気孔 8 エアーポンプ 9
水 10 注水口 11 箱体 11
a トイレット部 11b 通気部 11c 蓋 11
d 通気路 12 砂 13、13a、13b 多孔板 15
傾斜板 16 開口 17 尿溜まり 18
尿抜き栓 19 尿・水止め 20 仕切板。
泥炭層 4 脱臭槽 5 吸気孔 6
排気孔 7 通気孔 8 エアーポンプ 9
水 10 注水口 11 箱体 11
a トイレット部 11b 通気部 11c 蓋 11
d 通気路 12 砂 13、13a、13b 多孔板 15
傾斜板 16 開口 17 尿溜まり 18
尿抜き栓 19 尿・水止め 20 仕切板。
フロントページの続き (72)発明者 大郷 幸作 東京都調布市飛田給2丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 小林 なほ子 東京都調布市飛田給2丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 便器に連通する一端と排気孔に連通する
他端とを有する脱臭槽、前記脱臭槽内の便器に連通する
空気流路と交差させて配置した脱臭微生物固定の湿潤泥
炭層、及び前記便器と前記排気孔との間の空気流路に設
けたエアーポンプを備えてなるトイレの脱臭装置。 - 【請求項2】 請求項1の脱臭装置において、前記脱臭
槽の底部に前記泥炭層の一端と接触する水を滞留させて
なるトイレの脱臭装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2の脱臭装置において、前
記エアーポンプを前記泥炭層と前記排気孔との間の空気
流路に配置し且つ送風量を調整可能としてなるトイレの
脱臭装置。 - 【請求項4】 孔径の十分小さい多孔板により上下二段
に仕切られた便器用箱体、前記箱体の下段に前記多孔板
と対向して傾斜配置された傾斜板、前記傾斜板の最も低
い部位に穿たれた開口、前記開口の直下に設けた上端開
放の尿溜まり、前記傾斜板の下方空間に接し且つ前記尿
溜まりから離れた前記箱体の壁面に穿たれた排気孔、前
記尿溜まりの上端開口と前記排気孔との間の空気流路と
交差させて配置した脱臭微生物固定の湿潤泥炭層、及び
前記泥炭層と前記排気孔との間の空気流路に設けたエア
ーポンプを備えてなるペット用トイレ。 - 【請求項5】 請求項4のペット用トイレにおいて、前
記箱体の底部に前記泥炭層の一端と接触する水を滞留さ
せ、前記泥炭の水面上の高さを5cm以下としてなるペッ
ト用トイレ。 - 【請求項6】 請求項4又は5の脱臭装置において、前
記エアーポンプの送風量を調整可能としてなるトイレの
脱臭装置。 - 【請求項7】 請求項4、5又は6のペット用トイレに
おいて、臭気ガスを前記泥炭中に30秒以上滞留させてな
るペット用トイレ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250410A JPH07100193A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | トイレの脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250410A JPH07100193A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | トイレの脱臭装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100193A true JPH07100193A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17207483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5250410A Pending JPH07100193A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | トイレの脱臭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100193A (ja) |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP5250410A patent/JPH07100193A/ja active Pending
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