JPH07100371B2 - 立体感を有する積層シート - Google Patents
立体感を有する積層シートInfo
- Publication number
- JPH07100371B2 JPH07100371B2 JP4121556A JP12155692A JPH07100371B2 JP H07100371 B2 JPH07100371 B2 JP H07100371B2 JP 4121556 A JP4121556 A JP 4121556A JP 12155692 A JP12155692 A JP 12155692A JP H07100371 B2 JPH07100371 B2 JP H07100371B2
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- resin sheet
- resin
- sheet
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体感を有する積層シ
ートの改良に関する。
ートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、床材、家具および壁材等の化
粧材として、例えば特開昭61―148627号公報に
開示されているように、パール顔料や金属粉等からなる
光輝性材を含有する第1樹脂シートの片面にエンボスに
よって凹凸模様を形成し、この第1樹脂シートの凹凸面
側に第2樹脂シートを貼り合わせることにより、立体感
を付与するようにした積層シートが知られている。
粧材として、例えば特開昭61―148627号公報に
開示されているように、パール顔料や金属粉等からなる
光輝性材を含有する第1樹脂シートの片面にエンボスに
よって凹凸模様を形成し、この第1樹脂シートの凹凸面
側に第2樹脂シートを貼り合わせることにより、立体感
を付与するようにした積層シートが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の化粧
材では高級化指向に伴い、立体感をより一層出すことが
要求される。これには上記の公報例のように単に一方の
樹脂シートに光輝性材を添加したり、凹凸模様を形成し
たりするだけでは限界があり、深みを十分に出すことが
できないのが現状である。
材では高級化指向に伴い、立体感をより一層出すことが
要求される。これには上記の公報例のように単に一方の
樹脂シートに光輝性材を添加したり、凹凸模様を形成し
たりするだけでは限界があり、深みを十分に出すことが
できないのが現状である。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、2枚の樹脂シートに光
輝性材を添加するとともに凹凸模様を形成し、さらに上
下の 凹凸に変化をつけることにより、十分に深みがあっ
て顕著な立体感を付与できる積層シートを提供せんとす
ることにある。
あり、その目的とするところは、2枚の樹脂シートに光
輝性材を添加するとともに凹凸模様を形成し、さらに上
下の 凹凸に変化をつけることにより、十分に深みがあっ
て顕著な立体感を付与できる積層シートを提供せんとす
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、片面に凹凸模様が形成され、
光輝性材を含有する透明な第1および第2樹脂シートを
各々の凹凸面を互いに内側に対向させ、かつ透明接着剤
層を介して距離を隔てて貼り合わせる。さらに、上記第
1および第2樹脂シートのうち一方の樹脂シートの凹凸
模様の凹凸数を単位面積当たりで他方の樹脂シートの凹
凸模様の凹凸数よりも少なく設定したことを特徴とす
る。
め、本発明の解決手段は、片面に凹凸模様が形成され、
光輝性材を含有する透明な第1および第2樹脂シートを
各々の凹凸面を互いに内側に対向させ、かつ透明接着剤
層を介して距離を隔てて貼り合わせる。さらに、上記第
1および第2樹脂シートのうち一方の樹脂シートの凹凸
模様の凹凸数を単位面積当たりで他方の樹脂シートの凹
凸模様の凹凸数よりも少なく設定したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】上記の構成により、本発明では、透明な第1お
よび第2樹脂シートの各々の凹凸模様が透明接着剤層を
介してシート厚方向に距離を隔てて配置されていること
から、二段構えの立体感によって深みが十分に出る。し
かも第1および第2樹脂シートには光輝性材が添加され
ていることから、立体感が相乗効果的に発現する。
よび第2樹脂シートの各々の凹凸模様が透明接着剤層を
介してシート厚方向に距離を隔てて配置されていること
から、二段構えの立体感によって深みが十分に出る。し
かも第1および第2樹脂シートには光輝性材が添加され
ていることから、立体感が相乗効果的に発現する。
【0007】さらに、上記第1樹脂シートと第2樹脂シ
ートとの各々の凹凸模様の凹凸数の違いにより、各々の
凹凸面に達した光が色々な方向に反射し、相互に干渉縞
ができたり、見る角度によって模様が変化して趣の変っ
た深みがでる。また、凹凸数の多い方の樹脂シート側か
ら見ると、下方の樹脂シートの凹凸模様の凹凸数が上方
の樹脂シートよりも少ないことから、下方の凹凸面で反
射する光の数が少なくなり、その分だけ光の乱反射の影
響を受け難く、光の乱反射による立体感の発現障害が少
なくなる。
ートとの各々の凹凸模様の凹凸数の違いにより、各々の
凹凸面に達した光が色々な方向に反射し、相互に干渉縞
ができたり、見る角度によって模様が変化して趣の変っ
た深みがでる。また、凹凸数の多い方の樹脂シート側か
ら見ると、下方の樹脂シートの凹凸模様の凹凸数が上方
の樹脂シートよりも少ないことから、下方の凹凸面で反
射する光の数が少なくなり、その分だけ光の乱反射の影
響を受け難く、光の乱反射による立体感の発現障害が少
なくなる。
【0008】また、第1および第2樹脂シートの各々で
凹凸のピッチや深さ等に変化を付けたり、透明接着剤層
の層厚を変えることにより、光の反射を色々と変化させ
れば、見る角度によってさらに模様が変化して一層趣の
変わった深みのある積層シートが得られる。さらに、光
輝性材の種類を変えることにより、シート厚方向の前後
でコントラストが付き、独特の深みが発現する。
凹凸のピッチや深さ等に変化を付けたり、透明接着剤層
の層厚を変えることにより、光の反射を色々と変化させ
れば、見る角度によってさらに模様が変化して一層趣の
変わった深みのある積層シートが得られる。さらに、光
輝性材の種類を変えることにより、シート厚方向の前後
でコントラストが付き、独特の深みが発現する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1は本発明の実施例に係る積層シートA
を示す。同図において、1は例えばポリ塩化ビニル(P
VC)等の合成樹脂からなるシート厚0.2mmの透明な
第1樹脂シートであって、該第1樹脂シート1の片面に
はエンボスロールによって凹凸模様2が形成されている
とともに、凹凸面と反対側の面は艶出しロールによって
鏡面処理されている。また、上記第1樹脂シート1には
パール顔料や金属粉等からなる光輝性材3,3,…が含
有せしめられている。この第1樹脂シート1の配合処方
の一例を下記に挙げる。
を示す。同図において、1は例えばポリ塩化ビニル(P
VC)等の合成樹脂からなるシート厚0.2mmの透明な
第1樹脂シートであって、該第1樹脂シート1の片面に
はエンボスロールによって凹凸模様2が形成されている
とともに、凹凸面と反対側の面は艶出しロールによって
鏡面処理されている。また、上記第1樹脂シート1には
パール顔料や金属粉等からなる光輝性材3,3,…が含
有せしめられている。この第1樹脂シート1の配合処方
の一例を下記に挙げる。
【0011】 <第1樹脂シートの配合処方> PVC(Nipolit SR 平均重合度800) 100重量部 DOP 20重量部 #4728(昭島化学 (株) ) 2.5重量部 SZ2000(堺化学工業 (株) ) 0.3重量部 アルミニウム粉末 7重量部
【0012】4は例えばポリ塩化ビニル(PVC)等の
合成樹脂からなるシート厚0.2mmの透明な第2樹脂シ
ートであって、該第2樹脂シート4の片面にはエンボス
によって凹凸模様5が形成されているとともに、凹凸面
と反対側の面は艶出しロールによって鏡面処理されてい
る。また、この第2樹脂シート4の凹凸模様5の凹凸数
は単位面積当たりで第1樹脂シート1の凹凸模様2の凹
凸数よりも少なく設定されており、これにより第1樹脂
シート1側から見た際に乱反射の影響を受け難く立体感
の発現を阻害することがないようにしている。さらに、
上記第2樹脂シート4にも第1樹脂シート1と同様にパ
ール顔料や金属粉等からなる光輝性材3,3,…が含有
せしめられている。この第2樹脂シート4の配合処方の
一例を下記に挙げる。
合成樹脂からなるシート厚0.2mmの透明な第2樹脂シ
ートであって、該第2樹脂シート4の片面にはエンボス
によって凹凸模様5が形成されているとともに、凹凸面
と反対側の面は艶出しロールによって鏡面処理されてい
る。また、この第2樹脂シート4の凹凸模様5の凹凸数
は単位面積当たりで第1樹脂シート1の凹凸模様2の凹
凸数よりも少なく設定されており、これにより第1樹脂
シート1側から見た際に乱反射の影響を受け難く立体感
の発現を阻害することがないようにしている。さらに、
上記第2樹脂シート4にも第1樹脂シート1と同様にパ
ール顔料や金属粉等からなる光輝性材3,3,…が含有
せしめられている。この第2樹脂シート4の配合処方の
一例を下記に挙げる。
【0013】 <第2樹脂シートの配合処方> PVC(Nipolit SR 平均重合度800) 100重量部 DOP 20重量部 #4728(昭島化学 (株) ) 2.5重量部 SZ2000(堺化学工業 (株) ) 0.3重量部 パール顔料 3重量部
【0014】6は上記第1樹脂シート1と第2樹脂シー
ト4との間に介在された透明接着剤層であって、第1お
よび第2樹脂シート1,4は各々の凹凸面を互いに内側
に対向させ、かつ上記透明接着剤層6を介して距離を隔
てて貼り合わされている。この貼合わせの要領は、例え
ば第2樹脂シート4の凹凸面にウレタンアクリル共重合
オリゴマー樹脂(セイカビームP1710 大日精化
(株))等の紫外線硬化型アクリル樹脂をミクロンバー
コーターを用いて30g/m2 の割合で塗布した後、第
1樹脂シート1の凹凸面を沿わせ、80W/cmの紫外線
ランプを距離10cmで照射して硬化させるようにする。
また、別の方法として、例えば第2樹脂シート4の凹凸
面にポリウレタンの二液硬化型接着剤を70g/m2 の
割合で塗布した後、第1樹脂シート1の凹凸面を沿わせ
てドライラミネートするようにしてもよい。
ト4との間に介在された透明接着剤層であって、第1お
よび第2樹脂シート1,4は各々の凹凸面を互いに内側
に対向させ、かつ上記透明接着剤層6を介して距離を隔
てて貼り合わされている。この貼合わせの要領は、例え
ば第2樹脂シート4の凹凸面にウレタンアクリル共重合
オリゴマー樹脂(セイカビームP1710 大日精化
(株))等の紫外線硬化型アクリル樹脂をミクロンバー
コーターを用いて30g/m2 の割合で塗布した後、第
1樹脂シート1の凹凸面を沿わせ、80W/cmの紫外線
ランプを距離10cmで照射して硬化させるようにする。
また、別の方法として、例えば第2樹脂シート4の凹凸
面にポリウレタンの二液硬化型接着剤を70g/m2 の
割合で塗布した後、第1樹脂シート1の凹凸面を沿わせ
てドライラミネートするようにしてもよい。
【0015】したがって、第1および第2樹脂シート
1,4のシート厚方向に距離を隔てて配置された各々の
凹凸模様2,5によって二段構えの立体感を付与でき、
深みを十分に出すことができる。しかも第1および第2
樹脂シート1,4に添加されている光輝性材3によって
立体感を相乗効果的に発現させることができる。
1,4のシート厚方向に距離を隔てて配置された各々の
凹凸模様2,5によって二段構えの立体感を付与でき、
深みを十分に出すことができる。しかも第1および第2
樹脂シート1,4に添加されている光輝性材3によって
立体感を相乗効果的に発現させることができる。
【0016】また、第1樹脂シート1の凹凸模様2の凹
凸数を第2樹脂シート4の凹凸模様5の凹凸数よりも多
くして変化させているので、光の反射が色々と変化し、
相互に干渉縞ができたり、見る角度によって模様が変化
して趣の変わった深みのある積層シートAを得ることが
できる。さらに、第1樹脂シート1側から見た場合に、
該第1樹脂シート1を通過して第2樹脂シート4の凹凸
面で反射する光の数が第1樹脂シート1の凹凸面で反射
する光の数に比べて少なく、その分だけ光の乱反射の影
響を受け難くして立体感発現への悪影響を防止すること
ができる。また、光輝性材3が第1樹脂シート1ではア
ルミニウム粉末であるのに対し、第2樹脂シート4では
パール顔料と異なっているので、シート厚方向の前後で
コントラストを付けることができ、独特の深みを発現す
ることができる。
凸数を第2樹脂シート4の凹凸模様5の凹凸数よりも多
くして変化させているので、光の反射が色々と変化し、
相互に干渉縞ができたり、見る角度によって模様が変化
して趣の変わった深みのある積層シートAを得ることが
できる。さらに、第1樹脂シート1側から見た場合に、
該第1樹脂シート1を通過して第2樹脂シート4の凹凸
面で反射する光の数が第1樹脂シート1の凹凸面で反射
する光の数に比べて少なく、その分だけ光の乱反射の影
響を受け難くして立体感発現への悪影響を防止すること
ができる。また、光輝性材3が第1樹脂シート1ではア
ルミニウム粉末であるのに対し、第2樹脂シート4では
パール顔料と異なっているので、シート厚方向の前後で
コントラストを付けることができ、独特の深みを発現す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば光
輝性材を含有する透明な第1および第2樹脂シートを各
々の凹凸面を互いに内側に対向させ、かつ透明接着剤層
を介して距離を隔てて貼り合わせたので、二段構えの立
体感によって深みを十分に出すことができ、しかも第1
および第2樹脂シートに添加された光輝性材によって立
体感を相乗効果的に発現させることができる。さらに、
上記第1および第2樹脂シートで各々の凹凸模様の単位
面積当たりの凹凸数を変えたので、変化に富んだ光の反
射によって趣の変った深みを出すことができる。また、
凹凸数の多い方の樹脂シート側から見ることにより、そ
の下方の樹脂シートの凹凸面で反射する光の数が少ない
分だけ光の乱反射による立体感の発現障害を少なくする
ことができる。
輝性材を含有する透明な第1および第2樹脂シートを各
々の凹凸面を互いに内側に対向させ、かつ透明接着剤層
を介して距離を隔てて貼り合わせたので、二段構えの立
体感によって深みを十分に出すことができ、しかも第1
および第2樹脂シートに添加された光輝性材によって立
体感を相乗効果的に発現させることができる。さらに、
上記第1および第2樹脂シートで各々の凹凸模様の単位
面積当たりの凹凸数を変えたので、変化に富んだ光の反
射によって趣の変った深みを出すことができる。また、
凹凸数の多い方の樹脂シート側から見ることにより、そ
の下方の樹脂シートの凹凸面で反射する光の数が少ない
分だけ光の乱反射による立体感の発現障害を少なくする
ことができる。
【図1】積層シートの縦断面図である。
1 第1樹脂シート 2 凹凸模様 3 光輝性材 4 第2樹脂シート 5 凹凸模様 6 透明接着剤層 A 積層シート
Claims (1)
- 【請求項1】 片面に凹凸模様が形成され、光輝性材を
含有する透明な第1および第2樹脂シートを各々の凹凸
面を互いに内側に対向させ、かつ透明接着剤層を介して
距離を隔てて貼り合わせ、上記第1および第2樹脂シー
トのうち一方の樹脂シートの凹凸模様の凹凸数を単位面
積当たりで他方の樹脂シートの凹凸模様の凹凸数よりも
少なく設定したことを特徴とする立体感を有する積層シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4121556A JPH07100371B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 立体感を有する積層シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4121556A JPH07100371B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 立体感を有する積層シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639986A JPH0639986A (ja) | 1994-02-15 |
| JPH07100371B2 true JPH07100371B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=14814168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4121556A Expired - Fee Related JPH07100371B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 立体感を有する積層シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100371B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2836415A1 (fr) * | 2002-02-28 | 2003-08-29 | Gerflor | Procede de fabrication de revetements de sols et de murs avec effet de relief et de faux relief, et les produits obtenus selon le procede |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01229698A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-13 | Teijin Ltd | プリペイドカード用ベースフイルム |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4121556A patent/JPH07100371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0639986A (ja) | 1994-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981117 |
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