JPH07100472B2 - 水面流出油回収装置 - Google Patents
水面流出油回収装置Info
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- JPH07100472B2 JPH07100472B2 JP1279995A JP27999589A JPH07100472B2 JP H07100472 B2 JPH07100472 B2 JP H07100472B2 JP 1279995 A JP1279995 A JP 1279995A JP 27999589 A JP27999589 A JP 27999589A JP H07100472 B2 JPH07100472 B2 JP H07100472B2
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- Japan
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- oil
- tank
- water
- partition
- intake
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B35/00—Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
- B63B35/32—Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for for collecting pollution from open water
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Public Health (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は海面、湖沼等の水面に流出した流出油を回収す
る水面流出油回収装置に関するものである。
る水面流出油回収装置に関するものである。
ロ.従来の技術 従来、海面、湖沼等の水面に油が流出した場合の該流出
油の回収手段は、その流出油面上に凝固剤を投下散布し
て該油を凝固処理してから回収するのが通常であるが、
回収後の該凝固油の処理が化学的に困難で再利用が難し
いために直接に廃棄処分しているのが現状である。しか
し、該凝固油の直接廃棄処理は公害防止の観点から厳し
い規制がされているだけでなく、貴重な油資源の効果的
な再利用を図る観点からも問題があった。
油の回収手段は、その流出油面上に凝固剤を投下散布し
て該油を凝固処理してから回収するのが通常であるが、
回収後の該凝固油の処理が化学的に困難で再利用が難し
いために直接に廃棄処分しているのが現状である。しか
し、該凝固油の直接廃棄処理は公害防止の観点から厳し
い規制がされているだけでなく、貴重な油資源の効果的
な再利用を図る観点からも問題があった。
ハ.発明が解決しようとする課題 本発明は海面、湖沼等の水面に流出した浮遊油を化学的
な処理を加えずにそのままの状態で回収できるようにし
て、従来廃棄油として処理する以外に方法がなかった流
出油の有効な活用を図ると共に公害予防にも寄与する等
の水面流出油回収装置を得ようとするものである。
な処理を加えずにそのままの状態で回収できるようにし
て、従来廃棄油として処理する以外に方法がなかった流
出油の有効な活用を図ると共に公害予防にも寄与する等
の水面流出油回収装置を得ようとするものである。
ニ.課題を解決するための手段 本発明は上記の如き観点に鑑みてなされたものであっ
て、器体の上部に入口と下部に出口とを有し、該入口を
上下に複数区分した取入口と、該取入口から引き続き緩
やかに流下する隔壁と該隔壁の下方に下端を自由端とす
る可動壁とにより複数区分された取入路とが設けられた
油水取入部と、該油水取入部の下部の出口を下端部に連
結する槽体とその空洞底部に納置された水中ポンプとが
設けられた油水揚液装置と、該油水取入部に連設された
フロートタンクとから構成された油水取入装置、大容量
の容積を有する貯槽を仕切板により仕切られた複数の区
分槽と、該各区分槽の側壁の底部に付設された水抜弁
と、最終区分槽に設置された油汲み上げポンプと、該仕
切板の上端から順次隣の区分槽へと越流する手段と、該
区分槽の最初槽の手前に該最初槽と下部で連通する前処
理槽とが設けられ、該前処理槽にはその上端部に多数の
細孔が穿設された複数の上部緩衝板がその細孔位置を上
下間で互いにずらせて水平に重ねるように段設され、該
上部緩衝板の直下方に該最初槽の壁面に向かって上り勾
配を付して該壁面に開口した上に凸のアングル材が横方
向に若干の隙間を置くと共に上下方向の取付位置を千鳥
状に設置された下部緩衝材が設けられた油水分離装置、
前記油水揚液装置に貯槽された油水を水中ポンプによっ
て前記前処理槽の上部緩衝板の上方に流出させる手段、
両側に構成された船体の間の空間に構成された門構と、
該門構に備設された前記油水取入装置と前記油水分離装
置とを吊下げ指示するための手段と、該船体に設けられ
て前記油水分離装置の最終区分槽内の上部濃縮油分を前
記油汲み上げポンプにより汲み上げ回収する回収貯留槽
とが設けられている双胴式貯油船とからなる水面流出油
回収装置を提供しようとするものである。
て、器体の上部に入口と下部に出口とを有し、該入口を
上下に複数区分した取入口と、該取入口から引き続き緩
やかに流下する隔壁と該隔壁の下方に下端を自由端とす
る可動壁とにより複数区分された取入路とが設けられた
油水取入部と、該油水取入部の下部の出口を下端部に連
結する槽体とその空洞底部に納置された水中ポンプとが
設けられた油水揚液装置と、該油水取入部に連設された
フロートタンクとから構成された油水取入装置、大容量
の容積を有する貯槽を仕切板により仕切られた複数の区
分槽と、該各区分槽の側壁の底部に付設された水抜弁
と、最終区分槽に設置された油汲み上げポンプと、該仕
切板の上端から順次隣の区分槽へと越流する手段と、該
区分槽の最初槽の手前に該最初槽と下部で連通する前処
理槽とが設けられ、該前処理槽にはその上端部に多数の
細孔が穿設された複数の上部緩衝板がその細孔位置を上
下間で互いにずらせて水平に重ねるように段設され、該
上部緩衝板の直下方に該最初槽の壁面に向かって上り勾
配を付して該壁面に開口した上に凸のアングル材が横方
向に若干の隙間を置くと共に上下方向の取付位置を千鳥
状に設置された下部緩衝材が設けられた油水分離装置、
前記油水揚液装置に貯槽された油水を水中ポンプによっ
て前記前処理槽の上部緩衝板の上方に流出させる手段、
両側に構成された船体の間の空間に構成された門構と、
該門構に備設された前記油水取入装置と前記油水分離装
置とを吊下げ指示するための手段と、該船体に設けられ
て前記油水分離装置の最終区分槽内の上部濃縮油分を前
記油汲み上げポンプにより汲み上げ回収する回収貯留槽
とが設けられている双胴式貯油船とからなる水面流出油
回収装置を提供しようとするものである。
ホ.作用及び実施例 以下、本発明一実施例の構成を作用と共に図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
主な構成体は、油水を取入れる油水取入装置A、該油水
取入装置Aにより取入れられた油水を分離する油水分離
装置B、該油水分離装置Bにより分離された油分を貯油
する双胴式貯油船Cである。
取入装置Aにより取入れられた油水を分離する油水分離
装置B、該油水分離装置Bにより分離された油分を貯油
する双胴式貯油船Cである。
前記油水取入装置Aは、ベーン状に形成されて上部に入
口12と下部に出口14を有する器体10の該入口12を上下に
三区分した取入口16、18、20と該取入口16、18、20から
引き続き緩やかに流下する隔壁22、24と該隔壁22、24の
下方に下端を自由端とする可動壁26、28により三区分さ
れた取入路30、32、34が設けられ、前記入口12に網様ス
クリーン36が張設された油水取入部aと、該油水取入部
aの下部出口14を下端部に受納固定する槽体38が設けら
れてその空洞底部に水中ポンプ40が納置された油水揚液
装置bと、該油水取入部aの外部に函体42が連設されて
その天板44には圧縮空気送気管46と空気抜きバルブ48が
付設され、又、底板50には通水路52が設けられたフロー
トタンクcとから構成されている。54は水中ポンプ40の
電源コードである。
口12と下部に出口14を有する器体10の該入口12を上下に
三区分した取入口16、18、20と該取入口16、18、20から
引き続き緩やかに流下する隔壁22、24と該隔壁22、24の
下方に下端を自由端とする可動壁26、28により三区分さ
れた取入路30、32、34が設けられ、前記入口12に網様ス
クリーン36が張設された油水取入部aと、該油水取入部
aの下部出口14を下端部に受納固定する槽体38が設けら
れてその空洞底部に水中ポンプ40が納置された油水揚液
装置bと、該油水取入部aの外部に函体42が連設されて
その天板44には圧縮空気送気管46と空気抜きバルブ48が
付設され、又、底板50には通水路52が設けられたフロー
トタンクcとから構成されている。54は水中ポンプ40の
電源コードである。
前記油水分離装置Bは、大容量の容積を有する貯槽56を
仕切板58、60により仕切られた第1号槽62、第2号槽6
4、第3号槽66の三区分槽と該第1号槽62の手前に該第
1号槽62と下部で連通する前処理槽68が設けられてお
り、前記各仕切板58、60の上端から順次隣の区分槽、即
ち、第1号槽62から第2号槽64、第2号槽64から第3号
槽66へと順次越流するようになされており、前記前処理
槽68にはその上端部に三枚の多数の細孔70が穿設された
上部緩衝板72、74、76がその細孔位置を上下間で互いに
ずらせて水平に重ねるように段設され、該上部緩衝板7
2、74、76の直下方には第1号槽62の壁面78に向かって
上り勾配を付して該壁面78に開口80した上に凸のアング
ル材82が横方向に若干の隙間を置いて列設されていると
共に上下方向の取付位置を互いにずらせて千鳥状に設置
された下部緩衝材82Aが設けられてあり、前記水中ポン
プ40により槽体38に貯槽された油水をフレキシブルホー
ス84により貯量調整弁86を介して前記前処理槽68の上部
緩衝板72、74、76の上方に流出されるように構成されて
いる。そして、前記油水分離装置Bの第1号槽62、第2
号槽64、第3号槽66の各側壁88にはそれぞれ槽内の油水
位が外部から視認できる覗き窓90が設けられ、該各覗き
窓90にはその内面が汚れて油水位の視認が困難なときに
その汚れを払拭できるブラシ92とそれを操作するハンド
ル94が設けられ、又、該各側壁88の底部にはそれぞれ水
抜き弁96が付設されており、最終槽である第3号槽66に
は油汲み上げポンプ98が設置され、更に、該第1号槽6
2、第2号槽64、第3号槽66に貯められた油分の気化を
外部に排出する気化排出孔を高い位置に設定するための
気化排出管100が該各槽の天板に設けられている。
仕切板58、60により仕切られた第1号槽62、第2号槽6
4、第3号槽66の三区分槽と該第1号槽62の手前に該第
1号槽62と下部で連通する前処理槽68が設けられてお
り、前記各仕切板58、60の上端から順次隣の区分槽、即
ち、第1号槽62から第2号槽64、第2号槽64から第3号
槽66へと順次越流するようになされており、前記前処理
槽68にはその上端部に三枚の多数の細孔70が穿設された
上部緩衝板72、74、76がその細孔位置を上下間で互いに
ずらせて水平に重ねるように段設され、該上部緩衝板7
2、74、76の直下方には第1号槽62の壁面78に向かって
上り勾配を付して該壁面78に開口80した上に凸のアング
ル材82が横方向に若干の隙間を置いて列設されていると
共に上下方向の取付位置を互いにずらせて千鳥状に設置
された下部緩衝材82Aが設けられてあり、前記水中ポン
プ40により槽体38に貯槽された油水をフレキシブルホー
ス84により貯量調整弁86を介して前記前処理槽68の上部
緩衝板72、74、76の上方に流出されるように構成されて
いる。そして、前記油水分離装置Bの第1号槽62、第2
号槽64、第3号槽66の各側壁88にはそれぞれ槽内の油水
位が外部から視認できる覗き窓90が設けられ、該各覗き
窓90にはその内面が汚れて油水位の視認が困難なときに
その汚れを払拭できるブラシ92とそれを操作するハンド
ル94が設けられ、又、該各側壁88の底部にはそれぞれ水
抜き弁96が付設されており、最終槽である第3号槽66に
は油汲み上げポンプ98が設置され、更に、該第1号槽6
2、第2号槽64、第3号槽66に貯められた油分の気化を
外部に排出する気化排出孔を高い位置に設定するための
気化排出管100が該各槽の天板に設けられている。
前記双胴式貯油船Cは、所要の空間をおいて両側に構成
された船体101、102とその間の空間に構成された門構10
4からなり、該門構104には前記油水取入装置Aを吊架支
持するために水中ポンプ40を内蔵した油水揚液装置bの
両側に翼設された腕杆38a、38aの両端を昇降自在に支持
する槽体昇降用バルブコントロール106、106と、前記油
水分離装置Bを吊下げ支持するためにその両側所定部に
付設された吊環56aに掛合するフック付昇降用ウインチ1
08が備設され、そして前記船体102、102には前記油水分
離装置Bの第3号槽66内の上部濃縮油分を前記油汲み上
げポンプ98により汲み上げて回収する回収貯留槽110が
船槽に設けられており、その他、通常の船舶が設置して
いる航海に必要な内燃機関や発電機、その他の機械、器
具、装置等を設備している。
された船体101、102とその間の空間に構成された門構10
4からなり、該門構104には前記油水取入装置Aを吊架支
持するために水中ポンプ40を内蔵した油水揚液装置bの
両側に翼設された腕杆38a、38aの両端を昇降自在に支持
する槽体昇降用バルブコントロール106、106と、前記油
水分離装置Bを吊下げ支持するためにその両側所定部に
付設された吊環56aに掛合するフック付昇降用ウインチ1
08が備設され、そして前記船体102、102には前記油水分
離装置Bの第3号槽66内の上部濃縮油分を前記油汲み上
げポンプ98により汲み上げて回収する回収貯留槽110が
船槽に設けられており、その他、通常の船舶が設置して
いる航海に必要な内燃機関や発電機、その他の機械、器
具、装置等を設備している。
次に上記実施例に基づき構成された装置の作用について
説明する。
説明する。
油水取入装置A及び油水分離装置Bを双胴式貯油船Cの
門構104に取り付ける。この場合、油水取入装置A及び
油水分離装置Bは流出油回収現場に到着するまでの間、
航海水面に接しないように吊上げて走行中の水抵抗が可
及的最小限になるように図られている。流出油回収現場
に到着したところで、前記油水取入装置A及び油水分離
装置Bを水面上に下ろして水面に浮かせる。
門構104に取り付ける。この場合、油水取入装置A及び
油水分離装置Bは流出油回収現場に到着するまでの間、
航海水面に接しないように吊上げて走行中の水抵抗が可
及的最小限になるように図られている。流出油回収現場
に到着したところで、前記油水取入装置A及び油水分離
装置Bを水面上に下ろして水面に浮かせる。
前記流出油回収現場は水と比較して相対的に比重の軽い
流出油が水面付近に浮遊するので、局地的な場合には予
めオイルフエンス等で流出油の拡散を防止しておくとよ
い。流出油回収現場において、水面に下ろされた油水取
入装置Aはその油水取入部aの入口12の位置を、油の水
に対する混合比が大きい水面付近の流出油水をなるべく
取入れるようにフロートタンクcの浮力をそのコンプレ
ッサー(図示されていない)を適当に操作して函体42内
の水量を調節することによって調整する。油分比は水面
に近い方が大きいので、油分を多く取り込むためには可
及的に水面に近い層を吸い込んだ方が有利であるが、水
面は波のため変動するので、平均水面位に入口12の上段
取入口16を位置合わせしておく。それにより、油水は常
時該上段取入口16から吸い込まれるが、波によって水面
が下がったときは中段取入口18から流入し、更に水面が
下がったときは下段取入口20から流入する。それによっ
て、通常、油水が上段取入口16から取り込まれるときは
当然に中段取入口18及び下段取入口20からも流入し、中
段取入口18から取り込まれるときは当然に下段取入口20
から流入することになる。然るに、油分比が相対的に大
きい油水が流れ込む上段取入口16から流入しているとき
は中段取入口18及び下段取入口20からも流入している
が、そのときは上段取入路30と中段取入路32を仕切る可
動壁26は上段取入口16から取り込まれる油水の流体圧に
よって押されて閉鎖状態を維持し、従って、中段取入路
32と下段取入路34を仕切る可動壁28も閉鎖状態を維持す
る。よって、上段取入口16から取り込まれるときはその
上段取入路30を経て流入する油水だけが下部出口14から
槽体38に流出する。以下、同様にして、中段取入口18か
た取り込まれるときはその中段取入路32を経て流入する
油水だけが可動壁26を押し開けて下部出口14から槽体38
に流出し、下段取入口20から流入するときだけ下段取入
路34を経て可動壁26、28を押し開けて下部出口14から槽
体38に流出する。これにより油分比が相対的に大きい油
水が優先的に取り込まれると共に油水の流入が途絶える
ことがないようにして、槽体38の貯留量が枯れることが
ないようにしてある。
流出油が水面付近に浮遊するので、局地的な場合には予
めオイルフエンス等で流出油の拡散を防止しておくとよ
い。流出油回収現場において、水面に下ろされた油水取
入装置Aはその油水取入部aの入口12の位置を、油の水
に対する混合比が大きい水面付近の流出油水をなるべく
取入れるようにフロートタンクcの浮力をそのコンプレ
ッサー(図示されていない)を適当に操作して函体42内
の水量を調節することによって調整する。油分比は水面
に近い方が大きいので、油分を多く取り込むためには可
及的に水面に近い層を吸い込んだ方が有利であるが、水
面は波のため変動するので、平均水面位に入口12の上段
取入口16を位置合わせしておく。それにより、油水は常
時該上段取入口16から吸い込まれるが、波によって水面
が下がったときは中段取入口18から流入し、更に水面が
下がったときは下段取入口20から流入する。それによっ
て、通常、油水が上段取入口16から取り込まれるときは
当然に中段取入口18及び下段取入口20からも流入し、中
段取入口18から取り込まれるときは当然に下段取入口20
から流入することになる。然るに、油分比が相対的に大
きい油水が流れ込む上段取入口16から流入しているとき
は中段取入口18及び下段取入口20からも流入している
が、そのときは上段取入路30と中段取入路32を仕切る可
動壁26は上段取入口16から取り込まれる油水の流体圧に
よって押されて閉鎖状態を維持し、従って、中段取入路
32と下段取入路34を仕切る可動壁28も閉鎖状態を維持す
る。よって、上段取入口16から取り込まれるときはその
上段取入路30を経て流入する油水だけが下部出口14から
槽体38に流出する。以下、同様にして、中段取入口18か
た取り込まれるときはその中段取入路32を経て流入する
油水だけが可動壁26を押し開けて下部出口14から槽体38
に流出し、下段取入口20から流入するときだけ下段取入
路34を経て可動壁26、28を押し開けて下部出口14から槽
体38に流出する。これにより油分比が相対的に大きい油
水が優先的に取り込まれると共に油水の流入が途絶える
ことがないようにして、槽体38の貯留量が枯れることが
ないようにしてある。
前記の如くにして油水揚液装置bの槽体38に流出して貯
留された油水はその底部から水中ポンプ40によりフレキ
シブルホース84を通り流量調整弁86を介して油水分離装
置Bの前処理槽68の上部緩衝板72、74、76の上方に流出
される。該上部緩衝板上に流出した油水は該上部緩衝板
に穿設された多数の細孔70を順次通過する過程で極めて
静かな流れに整えられ、その直下方に多数配設された上
に凸の山形アングル材82の間を流下する過程で比重の相
対的に軽い油が油水で満たされた中を該アングル材82の
下側背面に沿って案内されて第1号槽62の壁面78の開口
80から該第1号槽62に流出する。
留された油水はその底部から水中ポンプ40によりフレキ
シブルホース84を通り流量調整弁86を介して油水分離装
置Bの前処理槽68の上部緩衝板72、74、76の上方に流出
される。該上部緩衝板上に流出した油水は該上部緩衝板
に穿設された多数の細孔70を順次通過する過程で極めて
静かな流れに整えられ、その直下方に多数配設された上
に凸の山形アングル材82の間を流下する過程で比重の相
対的に軽い油が油水で満たされた中を該アングル材82の
下側背面に沿って案内されて第1号槽62の壁面78の開口
80から該第1号槽62に流出する。
前記前処理槽68で予め荒分離された油水の油分は先立っ
て第1号槽62の壁面78からその水面に向かって上昇し、
油分の極めて少ない残った水分は該前処理槽68の下方か
ら第1号槽62に下部から流出する。更に、該第1号槽62
に滞留する間に油水分解し、その油分比の大きい上層が
上から次の第2号槽64に溢流する。前記第2号槽64では
前記第1号槽62と同様な油水分離操作が自然に行なわ
れ、油分比の濃縮が一層進行する。そして、最終の第3
号槽66では引き続き最終的な油分比の濃密な濃縮が行な
われる。前記第1号槽62、第2号槽64、第3号槽66の各
槽内の油水位を外部から覗き窓90により随時該各槽の油
水面を視認し、流出油の種類により油水分離に要する時
間を異にするので流量調整弁86を調整して前記前処理槽
68に流入する油水量を加減して各槽の貯留量と滞留時間
を最適に保つ。そして、各槽の底部に溜った限りなく水
分に近い滞留分を適宜水抜き弁96を開いて抜き取り、処
理能力の平準化を図る。
て第1号槽62の壁面78からその水面に向かって上昇し、
油分の極めて少ない残った水分は該前処理槽68の下方か
ら第1号槽62に下部から流出する。更に、該第1号槽62
に滞留する間に油水分解し、その油分比の大きい上層が
上から次の第2号槽64に溢流する。前記第2号槽64では
前記第1号槽62と同様な油水分離操作が自然に行なわ
れ、油分比の濃縮が一層進行する。そして、最終の第3
号槽66では引き続き最終的な油分比の濃密な濃縮が行な
われる。前記第1号槽62、第2号槽64、第3号槽66の各
槽内の油水位を外部から覗き窓90により随時該各槽の油
水面を視認し、流出油の種類により油水分離に要する時
間を異にするので流量調整弁86を調整して前記前処理槽
68に流入する油水量を加減して各槽の貯留量と滞留時間
を最適に保つ。そして、各槽の底部に溜った限りなく水
分に近い滞留分を適宜水抜き弁96を開いて抜き取り、処
理能力の平準化を図る。
前記第3号槽66の上層に濃密に濃縮された油分は油汲み
上げポンプ98により双胴式貯油船Cの回収貯留槽110に
汲み上げて移送回収して貯蔵する。
上げポンプ98により双胴式貯油船Cの回収貯留槽110に
汲み上げて移送回収して貯蔵する。
上記の回収作業を流出油の汲み取りが終わるまで行なう
ものである。
ものである。
ヘ.発明の効果 本発明は以上の説明により明らかなように、海面、湖沼
等の水面に浮遊した流出油を流出現場で一切化学的な処
理を加えずにそのままの状態で回収できるものであるか
ら、回収油の精製処理も簡単である等、流出油の有効な
活用が図られると共に公害予防にも貢献する等の優れた
性能を有する水面流出油回収装置である。
等の水面に浮遊した流出油を流出現場で一切化学的な処
理を加えずにそのままの状態で回収できるものであるか
ら、回収油の精製処理も簡単である等、流出油の有効な
活用が図られると共に公害予防にも貢献する等の優れた
性能を有する水面流出油回収装置である。
第1図は本発明一実施例の要部の油水取入装置Aと油水
分離装置Bの構成を示す正面概略図、第2図は同平面概
略図、第3図は同様船首側から見た側面概略図、第4図
は第2図IV−IV線断面図、第5図は上部緩衝板の構成を
示す平面図、第6図は第1号槽の壁面に向かって上り勾
配を付して該壁面に開口した上に凸のアングル材が横方
向に若干の隙間を置いて列設されていると共に上下方向
の取付位置を互いにずらせて千鳥状に設置された下部緩
衝材が設けられている状態を示す第1号槽側から見た壁
面概略図、第7図は本発明一実施例の全体の構成を示す
平面概略図、第8図は同船首側から見た側面概略図であ
る。
分離装置Bの構成を示す正面概略図、第2図は同平面概
略図、第3図は同様船首側から見た側面概略図、第4図
は第2図IV−IV線断面図、第5図は上部緩衝板の構成を
示す平面図、第6図は第1号槽の壁面に向かって上り勾
配を付して該壁面に開口した上に凸のアングル材が横方
向に若干の隙間を置いて列設されていると共に上下方向
の取付位置を互いにずらせて千鳥状に設置された下部緩
衝材が設けられている状態を示す第1号槽側から見た壁
面概略図、第7図は本発明一実施例の全体の構成を示す
平面概略図、第8図は同船首側から見た側面概略図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】器体10の上部に入口12と下部に出口14とを
有し、該入口12を上下に複数区分した取入口16、18、20
と、該取入口16、18、20から引き続き緩やかに流下する
隔壁22、24と該隔壁22、24の下方に下端を自由端とする
可動壁26、28とにより複数区分された取入路30、32、34
とが設けられた油水取入部aと、該油水取入部aの下部
の出口14を下端部に連絡する槽体38とその空洞底部に納
置された水中ポンプ40とが設けられた油水揚液装置b
と、該油水取入部aに連設されたフロートタンクcとか
ら構成された油水取入装置A、 大容量の容積を有する貯槽56を仕切板58、60により仕切
られた複数の区分槽62、64、66と、該各区分槽の側壁88
の底部に付設された水抜弁96と、最終区分槽に設置され
た油汲み上げポンプ98と、該仕切板58、60の上端から順
次隣の区分槽へと越流する手段と、該区分槽の最初槽62
の手前に該最初槽62と下部で連通する前処理槽68とが設
けられ、該前処理槽68にはその上端部に多数の細孔70が
穿設された複数の上部緩衝板72、74、76がその細孔位置
を上下間で互いにずらせて水平に重ねるように段設さ
れ、該上部緩衝板72、74、76の直下方に該最初槽62の壁
面78に向かって上り勾配を付して該壁面78に開口80した
上に凸のアングル材82が横方向に若干の隙間を置くと共
に上下方向の取付位置を千鳥状に設置された下部緩衝材
82Aが設けられた油水分離装置B、 前記油水揚液装置bに貯槽された油水を水中ポンプ40に
よって前記前処理槽68の上部緩衝板72、74、76の上方に
流出させる手段、 両側に構成された船体102、102の間の空間に構成された
門構104と、該門構104に備設された前記油水取入装置A
と前記油水分離装置Bとを吊下げ指示するための手段
と、該船体102、102に設けられて前記油水分離装置Bの
最終区分槽66内の上部濃縮油分を前記油汲み上げポンプ
98により汲み上げ回収する回収貯留槽110とが設けられ
ている双胴式貯油船C とからなることを特徴とする水面流出油回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1279995A JPH07100472B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 水面流出油回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1279995A JPH07100472B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 水面流出油回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03143798A JPH03143798A (ja) | 1991-06-19 |
| JPH07100472B2 true JPH07100472B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17618843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1279995A Expired - Lifetime JPH07100472B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 水面流出油回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100472B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106995040A (zh) * | 2016-01-26 | 2017-08-01 | 张家港市海丰水面环保机械有限公司 | 带压缩打捆机的全自动水面垃圾运输船 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105314073A (zh) * | 2014-07-03 | 2016-02-10 | 钮振伟 | 油污清理船 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4988291A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-23 | ||
| JPS512188A (ja) * | 1974-06-22 | 1976-01-09 | Masao Shimizu | Soodosenryushutsuyukaishusoochi |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1279995A patent/JPH07100472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106995040A (zh) * | 2016-01-26 | 2017-08-01 | 张家港市海丰水面环保机械有限公司 | 带压缩打捆机的全自动水面垃圾运输船 |
| CN106995040B (zh) * | 2016-01-26 | 2019-01-04 | 张家港市海丰水面环保机械有限公司 | 带压缩打捆机的全自动水面垃圾运输船 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03143798A (ja) | 1991-06-19 |
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