JPH07100890A - 樹脂射出成形品の製造方法および製造装置 - Google Patents
樹脂射出成形品の製造方法および製造装置Info
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- JPH07100890A JPH07100890A JP24687993A JP24687993A JPH07100890A JP H07100890 A JPH07100890 A JP H07100890A JP 24687993 A JP24687993 A JP 24687993A JP 24687993 A JP24687993 A JP 24687993A JP H07100890 A JPH07100890 A JP H07100890A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビティ内における溶融樹脂の流動バラン
スを改善し、容積の異なる複数の分岐に溶融樹脂を過不
足なく充填できるようにしたFRP射出成形品の製造方
法および製造装置を提供する。 【構成】 分割外型3,4には加熱手段として計7個の
棒状のヒータ27が埋設されている。これらヒータ27
のうち、6個はキャビティ5の容積の大きい右側の分岐
5bを囲繞する部分に埋設され、1個が容積の小さい左
側の分岐5aを囲繞する部分に埋設されている。そし
て、右側の6個のヒータ27と左側の1個のヒータ27
とは、図示しない制御装置により、独立して通電制御さ
れる。
スを改善し、容積の異なる複数の分岐に溶融樹脂を過不
足なく充填できるようにしたFRP射出成形品の製造方
法および製造装置を提供する。 【構成】 分割外型3,4には加熱手段として計7個の
棒状のヒータ27が埋設されている。これらヒータ27
のうち、6個はキャビティ5の容積の大きい右側の分岐
5bを囲繞する部分に埋設され、1個が容積の小さい左
側の分岐5aを囲繞する部分に埋設されている。そし
て、右側の6個のヒータ27と左側の1個のヒータ27
とは、図示しない制御装置により、独立して通電制御さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂射出成形品の製造
方法および製造装置に係り、特にキャビティ内における
溶融樹脂の流動バランスを改善する技術に関する。
方法および製造装置に係り、特にキャビティ内における
溶融樹脂の流動バランスを改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、樹脂射出成型装置が、軽量かつ高
強度の部材の量産に広く用いられている。図5には筒状
体を成型するFRPの射出成型装置の要部を示してあ
り、この装置では成形金型が左右に分離する円柱状のス
ライドコア1,2と、図6(図5中のA−A断面図)中
で左右に分離する分割外型3,4とから形成されてい
る。分割外型3,4の分割面には、キャビティ5内への
溶融樹脂6の注入の際に供されるゲート7とランナー8
とがその上部に形成されており、更に分割外型3にはラ
ンナー8に連通するスプルー9が形成されている。
強度の部材の量産に広く用いられている。図5には筒状
体を成型するFRPの射出成型装置の要部を示してあ
り、この装置では成形金型が左右に分離する円柱状のス
ライドコア1,2と、図6(図5中のA−A断面図)中
で左右に分離する分割外型3,4とから形成されてい
る。分割外型3,4の分割面には、キャビティ5内への
溶融樹脂6の注入の際に供されるゲート7とランナー8
とがその上部に形成されており、更に分割外型3にはラ
ンナー8に連通するスプルー9が形成されている。
【0003】製造時には、図示しない射出装置から溶融
樹脂6を圧送し、スプルー9およびランナー8とを介し
て、ゲート7からキャビティ5内に射出する。射出され
た溶融樹脂6は、図5に示したように、キャビティ5の
軸方向の両端部に向けて流入する一方、図6に示したよ
うにゲート7の近傍ではスライドコア1の外周に沿って
左右から下方に回り込む。しかる後、キャビティ5内に
充填した溶融樹脂6を冷却あるいは加熱処理により硬化
させて筒状体を形成し、スライドコア1,2および分割
外型3,4を開放移動させて筒状体10を取り出す。そ
して、最後に切断工具等を用い、図7に示したように、
筒状体10からゲート7およびランナー8の部分を除去
する。
樹脂6を圧送し、スプルー9およびランナー8とを介し
て、ゲート7からキャビティ5内に射出する。射出され
た溶融樹脂6は、図5に示したように、キャビティ5の
軸方向の両端部に向けて流入する一方、図6に示したよ
うにゲート7の近傍ではスライドコア1の外周に沿って
左右から下方に回り込む。しかる後、キャビティ5内に
充填した溶融樹脂6を冷却あるいは加熱処理により硬化
させて筒状体を形成し、スライドコア1,2および分割
外型3,4を開放移動させて筒状体10を取り出す。そ
して、最後に切断工具等を用い、図7に示したように、
筒状体10からゲート7およびランナー8の部分を除去
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法により製
造された筒状体10には、以下に述べる問題点があっ
た。周知のように、FRP成形品では含有した高い引張
強度を有するガラス繊維により強度が確保されている。
すなわち、ある部分に大きな引張応力や曲げ応力が作用
しても、互いに重なり合ったガラス繊維がこれらの応力
に抗し、破断等が生じ難くなる。ところが上述したよう
に、筒状体10の製造時にはゲート7の近傍において溶
融樹脂6が左右から流れ込んで合流するため、図7に示
したように、その合流位置(図示例ではゲート7と対向
する部位)にウェルド(溶融樹脂6どうしの接合境界
面)11が形成される。そして、ウェルド11では、当
然のことながらガラス繊維の重なり合いがないため、完
成品の強度が著しく低下する。例えば、40%のガラス
繊維を含有したFRP成形品の場合、ウェルド11の強
度が他の部位に比べて40〜50%低いことが確認され
ている。したがって、水栓器具の構成部材等で耐圧性の
要求される部位にウェルド11が位置した場合、高い水
圧に耐えることができない。
造された筒状体10には、以下に述べる問題点があっ
た。周知のように、FRP成形品では含有した高い引張
強度を有するガラス繊維により強度が確保されている。
すなわち、ある部分に大きな引張応力や曲げ応力が作用
しても、互いに重なり合ったガラス繊維がこれらの応力
に抗し、破断等が生じ難くなる。ところが上述したよう
に、筒状体10の製造時にはゲート7の近傍において溶
融樹脂6が左右から流れ込んで合流するため、図7に示
したように、その合流位置(図示例ではゲート7と対向
する部位)にウェルド(溶融樹脂6どうしの接合境界
面)11が形成される。そして、ウェルド11では、当
然のことながらガラス繊維の重なり合いがないため、完
成品の強度が著しく低下する。例えば、40%のガラス
繊維を含有したFRP成形品の場合、ウェルド11の強
度が他の部位に比べて40〜50%低いことが確認され
ている。したがって、水栓器具の構成部材等で耐圧性の
要求される部位にウェルド11が位置した場合、高い水
圧に耐えることができない。
【0005】そのため、従来より、ウェルド11の発生
部位すなわちゲート7を水圧のかからない部位に配置
し、この問題を解決する方法が採られている。しかし、
この方法では、図8に示したように、耐圧性の要求され
る部位(図中に18aで示す)がキャビティ5の中央部
分にある場合、ゲート7を軸方向で端部側にオフセット
しなければならず、溶融樹脂の流動バランスが問題とな
る。すなわち、ゲート7を境にしてキャビティ5を左側
の分岐5aと右側の分岐5bとに別けて考えると、射出
された溶融樹脂6の充填に要する時間が、容積の大きい
左側の分岐5aで長くなり、容積の小さい右側の分岐5
bでは逆に短くなる。その結果、左側の分岐5aでは充
填不足の状態で溶融樹脂6が固化してしまったり、右側
の分岐5bでは分割外型3,4の合せ面に溶融樹脂が侵
入してバリ12が形成される虞があった。このような成
型不良を起こすと、製品とならなくなったり、バリ12
の除去作業に多くの手間を要する等の不具合があった。
部位すなわちゲート7を水圧のかからない部位に配置
し、この問題を解決する方法が採られている。しかし、
この方法では、図8に示したように、耐圧性の要求され
る部位(図中に18aで示す)がキャビティ5の中央部
分にある場合、ゲート7を軸方向で端部側にオフセット
しなければならず、溶融樹脂の流動バランスが問題とな
る。すなわち、ゲート7を境にしてキャビティ5を左側
の分岐5aと右側の分岐5bとに別けて考えると、射出
された溶融樹脂6の充填に要する時間が、容積の大きい
左側の分岐5aで長くなり、容積の小さい右側の分岐5
bでは逆に短くなる。その結果、左側の分岐5aでは充
填不足の状態で溶融樹脂6が固化してしまったり、右側
の分岐5bでは分割外型3,4の合せ面に溶融樹脂が侵
入してバリ12が形成される虞があった。このような成
型不良を起こすと、製品とならなくなったり、バリ12
の除去作業に多くの手間を要する等の不具合があった。
【0006】そこで、本発明は、上記従来技術が有する
問題点を解消し、キャビティ内における溶融樹脂の流動
バランスを改善し、容積の異なる複数の分岐に溶融樹脂
を過不足なく充填できるようにしたFRP射出成形品の
製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
問題点を解消し、キャビティ内における溶融樹脂の流動
バランスを改善し、容積の異なる複数の分岐に溶融樹脂
を過不足なく充填できるようにしたFRP射出成形品の
製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する、本
発明の樹脂射出成形品の製造方法は、成形金型のキャビ
ティ内にゲートから溶融樹脂を射出し、これを当該キャ
ビティの容積の異なる複数の分岐に充填することにより
樹脂射出成形品を製造する方法であって、前記分岐のう
ちの容積が大きい方を囲繞する部位の金型温度を容積が
小さい方を囲繞する部位の金型温度より高くした後に、
前記ゲートから前記溶融樹脂の射出を行なうことを特徴
とする。
発明の樹脂射出成形品の製造方法は、成形金型のキャビ
ティ内にゲートから溶融樹脂を射出し、これを当該キャ
ビティの容積の異なる複数の分岐に充填することにより
樹脂射出成形品を製造する方法であって、前記分岐のう
ちの容積が大きい方を囲繞する部位の金型温度を容積が
小さい方を囲繞する部位の金型温度より高くした後に、
前記ゲートから前記溶融樹脂の射出を行なうことを特徴
とする。
【0008】また、上記方法を実行する、本発明の樹脂
射出成形品の製造装置は、溶融樹脂の射出に供されるゲ
ートを有する成形金型と、この成型金型内に形成され、
前記ゲートからの容積が異なる複数の分岐からなるキャ
ビティと、前記成型金型において前記複数の分岐のうち
の容積が大きい方を囲繞する部位を容積が小さい方を囲
繞する部位より高い温度に加熱する加熱手段とを備えた
ことを特徴とする。
射出成形品の製造装置は、溶融樹脂の射出に供されるゲ
ートを有する成形金型と、この成型金型内に形成され、
前記ゲートからの容積が異なる複数の分岐からなるキャ
ビティと、前記成型金型において前記複数の分岐のうち
の容積が大きい方を囲繞する部位を容積が小さい方を囲
繞する部位より高い温度に加熱する加熱手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、金型温度の高いキャビティの大容
積の分岐では流入した溶融樹脂が速やかに充填される一
方、金型温度の低い小容積の分岐では溶融樹脂の充填速
度が低くなり、均一な成型が可能となる。
積の分岐では流入した溶融樹脂が速やかに充填される一
方、金型温度の低い小容積の分岐では溶融樹脂の充填速
度が低くなり、均一な成型が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を混合水栓の内筒の成型金型に
適用した一実施例について添付の図面を参照して説明す
る。図1に示したように、混合水栓のケーシング13は
外面に給湯配管14,給水配管15およびスパウト16
が接続される黄銅管製の外筒17と、この外筒17に挿
入・嵌合される樹脂成形品の内筒18とから形成されて
いる。図2に示したように、内筒18の外径は外筒17
の内径より小さくなっており、その間の空間が内筒18
の外面に突設された環状あるいは直線状の仕切壁19に
より区画されて、湯や水の通水路20,21が形成され
る。仕切壁19には外筒17の内面に向いて開口するパ
ッキン溝22が連続して形成されており、このパッキン
溝22に合成ゴム製のパッキン23が嵌め込まれ、通水
路20,21間等のシールを行っている。また、内筒1
8の中空部24には、温度調整ユニット25と流量調整
ユニット26とが左右から装着される。
適用した一実施例について添付の図面を参照して説明す
る。図1に示したように、混合水栓のケーシング13は
外面に給湯配管14,給水配管15およびスパウト16
が接続される黄銅管製の外筒17と、この外筒17に挿
入・嵌合される樹脂成形品の内筒18とから形成されて
いる。図2に示したように、内筒18の外径は外筒17
の内径より小さくなっており、その間の空間が内筒18
の外面に突設された環状あるいは直線状の仕切壁19に
より区画されて、湯や水の通水路20,21が形成され
る。仕切壁19には外筒17の内面に向いて開口するパ
ッキン溝22が連続して形成されており、このパッキン
溝22に合成ゴム製のパッキン23が嵌め込まれ、通水
路20,21間等のシールを行っている。また、内筒1
8の中空部24には、温度調整ユニット25と流量調整
ユニット26とが左右から装着される。
【0011】内筒18は、その形状が比較的複雑である
一方、量産性や水撃等を考慮した耐圧性も要求される。
そのため、本実施例ではガラスやカーボン等の繊維を樹
脂中に混在させたFRTP(繊維強化熱可塑性プラスチ
ック)の射出成形品が用いられている。また、本実施例
では内筒18の中央から右側部分に高圧力水が流入する
ため、この右側部分が耐圧部位(図中に18aで示す)
となっている。
一方、量産性や水撃等を考慮した耐圧性も要求される。
そのため、本実施例ではガラスやカーボン等の繊維を樹
脂中に混在させたFRTP(繊維強化熱可塑性プラスチ
ック)の射出成形品が用いられている。また、本実施例
では内筒18の中央から右側部分に高圧力水が流入する
ため、この右側部分が耐圧部位(図中に18aで示す)
となっている。
【0012】内筒18を成型するための成形金型も、前
述した従来装置と同様に、図3中で左右に分離する円柱
状のスライドコア1,2と、図4(図3中のB−B断面
図)中で左右に分離する分割外型3,4とから形成され
ている。また、分割外型3,4の分割面には、キャビテ
ィ5内に溶融樹脂6を注入する際に供されるゲート7と
ランナー8とがその下部に形成されており、分割外型3
にはランナー8に連通するスプルー9が形成されてい
る。尚、ゲート7は、耐圧部位におけるウェルドの発生
を防止するため、キャビティ5の左側位置に配置されて
いる。したがって、ゲート7を境にしてキャビティ5を
左側の分岐5aと右側の分岐5bとに別けると、肉厚の
相違も相俟って、右側の分岐5bの容積が左側の分岐5
aの容積に比べて数倍大きくなっている。
述した従来装置と同様に、図3中で左右に分離する円柱
状のスライドコア1,2と、図4(図3中のB−B断面
図)中で左右に分離する分割外型3,4とから形成され
ている。また、分割外型3,4の分割面には、キャビテ
ィ5内に溶融樹脂6を注入する際に供されるゲート7と
ランナー8とがその下部に形成されており、分割外型3
にはランナー8に連通するスプルー9が形成されてい
る。尚、ゲート7は、耐圧部位におけるウェルドの発生
を防止するため、キャビティ5の左側位置に配置されて
いる。したがって、ゲート7を境にしてキャビティ5を
左側の分岐5aと右側の分岐5bとに別けると、肉厚の
相違も相俟って、右側の分岐5bの容積が左側の分岐5
aの容積に比べて数倍大きくなっている。
【0013】図3,図4に示すように、本実施例の分割
外型3,4には加熱手段として計7個の棒状のヒータ2
7が埋設されている。これらヒータ27のうち、6個は
キャビティ5の右側の分岐5bを囲繞する部分に埋設さ
れ、1個が左側の分岐5aを囲繞する部分に埋設されて
いる。そして、右側の6個のヒータ27と左側の1個の
ヒータ27とは、図示しない制御装置により、独立して
通電制御される。図中、28は分割外型3,4に埋設さ
れた断熱板である。
外型3,4には加熱手段として計7個の棒状のヒータ2
7が埋設されている。これらヒータ27のうち、6個は
キャビティ5の右側の分岐5bを囲繞する部分に埋設さ
れ、1個が左側の分岐5aを囲繞する部分に埋設されて
いる。そして、右側の6個のヒータ27と左側の1個の
ヒータ27とは、図示しない制御装置により、独立して
通電制御される。図中、28は分割外型3,4に埋設さ
れた断熱板である。
【0014】本実施例では、内筒18の製造に先だっ
て、右側の6個のヒータ27と左側のヒータ27とに適
宜通電を行い、分割外型3,4におけるキャビティ5の
右側の分岐5bを囲繞する部分の温度を左側の分岐5a
を囲繞する部分の温度より高く設定する。しかる後、図
示しない射出装置を駆動し、キャビティ5内に溶融樹脂
6の射出を行なう。すると、キャビティ5の右側の分岐
5bでは、溶融樹脂6の温度が高く保たれ、充填が比較
的速やかに行われる。そのため、充填不足の状態で溶融
樹脂6が固化するようなことがない。一方、キャビティ
5の左側の分岐5aでは、溶融樹脂6の温度が低くな
り、充填速度が比較的低くなる。そのため、分割外型
3,4の合せ面に溶融樹脂が侵入することによるバリの
発生もない。
て、右側の6個のヒータ27と左側のヒータ27とに適
宜通電を行い、分割外型3,4におけるキャビティ5の
右側の分岐5bを囲繞する部分の温度を左側の分岐5a
を囲繞する部分の温度より高く設定する。しかる後、図
示しない射出装置を駆動し、キャビティ5内に溶融樹脂
6の射出を行なう。すると、キャビティ5の右側の分岐
5bでは、溶融樹脂6の温度が高く保たれ、充填が比較
的速やかに行われる。そのため、充填不足の状態で溶融
樹脂6が固化するようなことがない。一方、キャビティ
5の左側の分岐5aでは、溶融樹脂6の温度が低くな
り、充填速度が比較的低くなる。そのため、分割外型
3,4の合せ面に溶融樹脂が侵入することによるバリの
発生もない。
【0015】本実施例では、このような製造方法を採っ
たため、製造された内筒に充填不足やバリ等が存在しな
くなり、高い生産性を確保することができた。
たため、製造された内筒に充填不足やバリ等が存在しな
くなり、高い生産性を確保することができた。
【0016】上記実施例は混合水栓に用いられる内筒の
製造に係るものであるが、水栓以外の部品を製造するも
のであってもよいし、その形状も円筒に限らず、角筒形
状等であってもよい。また、FRP以外の樹脂を射出成
型する装置に本発明を適用してもよいし、キャビティの
分岐が3つ以上あるものに適用してもよい。更に、加熱
手段を容積が大きい方の分岐にのみ設けるようにしても
よいし、加熱手段として棒状のヒータ以外のものを用い
てもよい。
製造に係るものであるが、水栓以外の部品を製造するも
のであってもよいし、その形状も円筒に限らず、角筒形
状等であってもよい。また、FRP以外の樹脂を射出成
型する装置に本発明を適用してもよいし、キャビティの
分岐が3つ以上あるものに適用してもよい。更に、加熱
手段を容積が大きい方の分岐にのみ設けるようにしても
よいし、加熱手段として棒状のヒータ以外のものを用い
てもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、容積の異なる複数の分岐を備えた樹脂射出成
形品において、充填不足やバリの発生等を防止すること
ができ、生産性等が大幅に向上する。
によれば、容積の異なる複数の分岐を備えた樹脂射出成
形品において、充填不足やバリの発生等を防止すること
ができ、生産性等が大幅に向上する。
【図1】二重管型の水栓ケーシングを示す分解斜視図。
【図2】同水栓ケーシングの要部拡大断面図。
【図3】本発明によるFRP射出成形装置の一実施例を
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図4】図2中のB−B断面図。
【図5】従来のFRP射出成形装置の一例を示す縦断面
図。
図。
【図6】図5中のA−A断面図。
【図7】従来のFRP射出成形装置により製作された内
筒を示す断面図。
筒を示す断面図。
【図8】従来のFRP射出成形装置の一例を示す縦断面
図。
図。
1,2 スライドコア 3,4 分割外型 5 キャビティ 5a,5b 分岐 6 溶融樹脂 7 ゲート 27 ヒータ 28 断熱板
Claims (2)
- 【請求項1】成形金型のキャビティ内にゲートから溶融
樹脂を射出し、これを当該キャビティの容積の異なる複
数の分岐に充填することにより樹脂射出成形品を製造す
る方法であって、前記分岐のうちの容積が大きい方を囲
繞する部位の金型温度を容積が小さい方を囲繞する部位
の金型温度より高くした後に、前記ゲートから前記溶融
樹脂の射出を行なうことを特徴とする樹脂射出成形品の
製造方法。 - 【請求項2】溶融樹脂の射出に供されるゲートを有する
成形金型と、 この成型金型内に形成され、前記ゲートからの容積が異
なる複数の分岐からなるキャビティと、 前記成型金型において前記複数の分岐のうちの容積が大
きい方を囲繞する部位を容積が小さい方を囲繞する部位
より高い温度に加熱する加熱手段と、を備えたことを特
徴とする樹脂射出成形品の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24687993A JPH07100890A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 樹脂射出成形品の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24687993A JPH07100890A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 樹脂射出成形品の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100890A true JPH07100890A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17155105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24687993A Pending JPH07100890A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 樹脂射出成形品の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100890A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009101591A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd | 体液処理器用の筒状容器の製造方法 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP24687993A patent/JPH07100890A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009101591A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd | 体液処理器用の筒状容器の製造方法 |
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