JPH07100861A - Frp射出成形品の製造方法および製造装置 - Google Patents

Frp射出成形品の製造方法および製造装置

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JPH07100861A
JPH07100861A JP24680993A JP24680993A JPH07100861A JP H07100861 A JPH07100861 A JP H07100861A JP 24680993 A JP24680993 A JP 24680993A JP 24680993 A JP24680993 A JP 24680993A JP H07100861 A JPH07100861 A JP H07100861A
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JP
Japan
Prior art keywords
molded article
gate
frp
manufacturing
inner cylinder
Prior art date
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Application number
JP24680993A
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English (en)
Inventor
Satoru Furuta
田 悟 古
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェルドを非耐圧部位に生成させるようにし
た、FRP射出成形品の製造方法および製造装置を提供
する。 【構成】 内筒18を成型するための成形金型は、軸方
向に分離する円柱状のスライドコア1,2と、軸直角方
向に分離する分割外型3,4とから形成されている。分
割外型3,4の分割面には、キャビティ5内に溶融樹脂
6を注入する際に供されるゲート7とランナー8とがそ
の下部に形成されており、分割外型3にはランナー8に
連通するスプルー9が形成されている。そして、ゲート
7は、形成される内筒18の耐圧部位18aから離れ
た、キャビティ5の左側位置に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FRP射出成形品の製
造方法および製造装置に係り、特に強度低下の原因とな
るウェルドをFRP射出成形品における耐圧部位に生成
させないようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FRP射出成型装置が、軽量かつ
高強度の部材の量産に広く用いられている。図5には筒
状体を成型するFRPの射出成型装置の要部を示してあ
り、この装置では成形金型が左右に分離する円柱状のス
ライドコア1,2と、図6(図5中のA−A断面図)中
で左右に分離する分割外型3,4とから形成されてい
る。分割外型3,4の分割面には、キャビティ5内への
溶融樹脂6の注入に供されるゲート7とランナー8とが
その上部に形成されており、更に分割外型3にはランナ
ー8に連通するスプルー9が形成されている。
【0003】製造時には、図示しない射出装置から溶融
樹脂6を圧送し、スプルー9およびランナー8とを介し
て、ゲート7からキャビティ5内に射出する。射出され
た溶融樹脂6は、図5に示したように、キャビティ5の
軸方向の両端部に向けて流入する一方、図6に示したよ
うにゲート7と対向する部位ではスライドコア1の外周
に沿って左右から下方に回り込む。しかる後、キャビテ
ィ5内に充填した溶融樹脂6を冷却あるいは加熱処理に
より硬化させて筒状体を形成し、スライドコア1,2お
よび分割外型3,4を開放移動させて筒状体10を取り
出す。そして、最後に切断工具等を用い、図7に示した
ように、筒状体10からゲート7およびランナー8の部
分を除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法により製
造された筒状体10には、以下に述べる問題点があっ
た。周知のように、FRP成形品では含有した高い引張
強度を有するガラス繊維により強度が確保されている。
すなわち、ある部分に大きな引張応力や曲げ応力が作用
しても、互いに重なり合ったガラス繊維がこれらの応力
に抗し、破断等が生じ難くなる。ところが上述したよう
に、筒状体10の製造時にはゲート7と対向する部位に
おいて溶融樹脂6が左右から流れ込んで合流するため、
図7に示したように、合筒にウェルド(溶融樹脂6どう
しの接合境界面)11が生成される(図5中に、ウェル
ド11の生成部位をハッチングで示す)。そして、ウェ
ルド11の生成された部位では、当然のことながらガラ
ス繊維の重なり合いがないため、完成品の強度が著しく
低下する。例えば、40%のガラス繊維を含有したFR
P成形品の場合、ウェルド11の強度が他の部位に比べ
て40〜50%低下することが確認されている。したが
って、水栓器具の構成部材等で高い水圧が作用する耐圧
部位にウェルド11が位置した場合、ひびや割れに起因
する水洩れ等が発生する虞があった。
【0005】そこで、本発明は、上記従来技術が有する
問題点を解消し、ウェルドを非耐圧部位に生成させるよ
うにした、FRP射出成形品の製造方法および製造装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する、本
発明のFRP射出成形品の製造方法は、成形金型に形成
された筒状のキャビティ内にゲートから溶融樹脂を射出
し、これを当該キャビティに充填することによりFRP
射出成形品を製造する方法であって、前記溶融樹脂を前
記FRP射出成形品における耐圧部位から離れた位置に
設けられたゲートから射出することを特徴とする。
【0007】また、上記方法を実行する、本発明のFR
P射出成形品の製造装置は、筒状のキャビティを有する
成形金型と、この成形金型の成形品における耐圧部位か
ら離れた位置に形成されたゲートとを備えたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】本発明では、成型品における耐圧部位から離れ
た位置にゲートが形成されているため、ウェルドは非耐
圧部位に生成されることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を混合水栓の内筒の成型金型に
適用した一実施例について添付の図面を参照して説明す
る。図1に示したように、混合水栓のケーシング13は
外面に給湯配管14,給水配管15およびスパウト16
が接続される黄銅管製の外筒17と、この外筒17に挿
入・嵌合される樹脂成形品の内筒18とから形成されて
いる。図2に示したように、内筒18の外径は外筒17
の内径より小さくなっており、その間の空間が内筒18
の外面に突設された環状あるいは直線状の仕切壁19に
より区画されて、湯や水の通水路20,21が形成され
る。仕切壁19には外筒17の内面に向いて開口するパ
ッキン溝22が連続して形成されており、このパッキン
溝22に合成ゴム製のパッキン23が嵌め込まれ、通水
路20,21間等のシールを行っている。また、内筒1
8の中空部24には、温度調整ユニット25と流量調整
ユニット26とが左右から装着される。
【0010】内筒18は、その形状が比較的複雑である
一方、量産性や水撃等を考慮した耐圧性も要求される。
そのため、本実施例ではガラスやカーボン等の繊維を樹
脂中に混在させたFRTP(繊維強化熱可塑性プラスチ
ック)の射出成形品が用いられている。また、本実施例
では内筒18の中央から右側部分に圧力水が流入するた
め、右側部が耐圧部位18aとなっている。
【0011】内筒18を成型するための成形金型は、前
述した従来装置と同様に、図3中で左右に分離する円柱
状のスライドコア1,2と、図4(図3中のB−B断面
図)中で左右に分離する分割外型3,4とから形成され
ている。また、分割外型3,4の分割面には、キャビテ
ィ5内に溶融樹脂6を注入する際に供されるゲート7と
ランナー8とがその下部に形成されており、さらに分割
外型3にはランナー8に連通するスプルー9が形成され
ている。そしてこのゲート7は、従来と異なり、形成さ
れる内筒18の耐圧部位18aから離れた、キャビティ
5の左側部位に配置されている。
【0012】本実施例でも、内筒18の製造時には、ゲ
ート7からキャビティ5内に射出された溶融樹脂6はゲ
ート7と対向する位置で合流し、合筒部にウェルド11
が生成される。ところが、上述したようにゲート7は内
筒18の耐圧部位18aから離れた左側部位に配置され
ているため、ウェルド11も当然に耐圧部位18aから
外れた位置に生成されることになる。本実施例では、こ
のような製造方法を採ったため、製造された内筒の耐圧
部位18aにはウェルドが生成されず、十分な製品強度
を得ることができる。
【0013】本実施例は混合水栓に用いられる内筒の製
造に係るものであるが、水栓以外の部品を製造するもの
であってもよいし、その形状も円筒に限らず、角筒形状
等であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、筒状のFRP射出成型品におけるウェルドを
非耐圧部位に生成させることが可能となり、十分な製品
強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重管型の水栓ケーシングを示した分解斜視
図。
【図2】同水栓ケーシングの要部拡大断面図。
【図3】本発明によるFRP射出成形装置の一実施例を
示した縦断面図。
【図4】図2中のB−B断面図。
【図5】従来のFRP射出成形装置の一例を示した縦断
面図。
【図6】図5中のA−A断面図。
【図7】従来のFRP射出成形装置により製作された内
筒を示した断面図。
【符号の説明】
1,2 スライドコア 3,4 分割外型 5 キャビティ 6 溶融樹脂 7 ゲート 11 ウェルド 18a 耐圧部位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形金型に形成された筒状のキャビティ内
    にゲートから溶融樹脂を射出し、これを当該キャビティ
    に充填することによりFRP射出成形品を製造する方法
    において、前記溶融樹脂を前記FRP射出成形品におけ
    る耐圧部位から離れた位置に設けられたゲートから射出
    することを特徴とするFRP射出成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】筒状のキャビティを有する成形金型と、こ
    の成形金型の成形品における耐圧部位から離れた位置に
    形成されたゲートとを備えたことを特徴とするFRP射
    出成形品の製造装置。
JP24680993A 1993-10-01 1993-10-01 Frp射出成形品の製造方法および製造装置 Pending JPH07100861A (ja)

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JP24680993A JPH07100861A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 Frp射出成形品の製造方法および製造装置

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JP24680993A JPH07100861A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 Frp射出成形品の製造方法および製造装置

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JPH07100861A true JPH07100861A (ja) 1995-04-18

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