JPH0710106A - 粉体包装装置及びその制御方法 - Google Patents

粉体包装装置及びその制御方法

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JPH0710106A
JPH0710106A JP15051393A JP15051393A JPH0710106A JP H0710106 A JPH0710106 A JP H0710106A JP 15051393 A JP15051393 A JP 15051393A JP 15051393 A JP15051393 A JP 15051393A JP H0710106 A JPH0710106 A JP H0710106A
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packaging
powdered medicine
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体の落とし込みから包装袋の封止までの時
間を調節することを可能にし、これにより粉体が包装袋
の封止部位に挟み込まれることを防止し、かつ包装の効
率を向上させる。 【構成】 開閉板6を開いて、V型マス7内の散薬を落
下させると、この散薬は、この散薬の分配数に対応する
各散薬供給孔21に分配される。各散薬供給孔21を漏
斗3の真上に順次移動し、これらの散薬供給孔21の開
閉蓋22を逐一開いて、これらの散薬供給孔21内の散
薬を2つ折りにされた包装用紙44の内側に導き入れ、
これらの散薬供給孔21内の散薬をそれぞれの包装袋4
4a内に逐一密封する。この際、散薬が顆粒、粉末およ
び微粉末のいずれであるかに応じて、散薬供給孔21の
開閉蓋22を開いてから包装袋を封止するまでの時間を
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉体(例えば散薬)
を複数の包装袋に順次包装するための粉体包装装置及び
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、例えば散薬を包
装するものがある。この装置では、包装袋の形成過程で
所定量の散薬を包装袋に落とし込み、この包装袋を封止
する。この散薬の包装に際しては、散薬を包装袋に落と
し込んでから、一定の時間を経過した後に、包装袋の封
止を行う。これは、散薬の落とし込みにより、散薬が空
中に散るが、このときに包装袋を封止すると、この封止
の部位に散薬が挟み込まれるからである。このため、散
薬が落ち着いてから、包装袋を封止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、散薬は多種
多様であって、微粉末や、顆粒のものがある。これらの
散薬のうちで、微粉末のものは、空中に良く散り、顆粒
のものは、空中に散ることが殆どない。したがって、微
粉末の散薬を包装する場合は、散薬の落とし込みから包
装袋の封止までの時間を比較的長くして、散薬が落ち着
くのを待つ必要があり、また顆粒の散薬を包装する場合
は、この時間を極短くして構わない。
【0004】しかしながら、従来の装置では、散薬の落
とし込みから包装袋の封止までの時間が一定であり、こ
の時間を調節することができなかった。このため、微粉
末の散薬に応じて、この時間を設定すると、この時間が
長くなり、顆粒の散薬を包装するときに無駄な時間を費
やした。また、顆粒の散薬に応じて、この時間を設定す
ると、この時間が短くなり、微粉末の散薬を包装すると
きに包装袋の封止部位に散薬を挟み込み、この封止部位
に封止不良が発生した。
【0005】そこで、この発明の課題は、粉体の落とし
込みから包装袋の封止までの時間を調節することが可能
な粉体包装装置及びその制御方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明に係わる粉体包装装置においては、時間を
設定する時間設定手段と、形成されつつある包装袋に粉
体を落とし込んでから該包装袋を封止するまでの期間を
前記時間設定手段によって設定された時間に一致させる
制御手段とを備えて構成される。
【0007】また、この発明に係わる粉体包装装置の制
御方法においては、包装される粉体の種類、および包装
袋に包装される粉体の量のうちの少なくとも一方に基づ
いて、形成されつつある包装袋に粉体を落とし込んでか
ら該包装袋を封止するまでの時間を調節するようにして
いる。
【0008】
【作用】この発明に係わる粉体包装装置によれば、制御
手段は、包装袋に粉体を落とし込んでから包装袋を封止
するまでの期間を時間設定手段によって設定された時間
に一致させている。このため、微粉末の粉体の包装に際
しては、時間設定手段によって比較的長い時間を設定す
ることにより、粉体が包装袋の封止部位に挟み込まれる
ことを防止することができる。一方、顆粒の粉体の包装
に際しては、時間設定手段によって極短い時間を設定す
ることにより、包装の効率を向上させることができる。
【0009】また、この発明に係わる制御方法によれ
ば、粉体が微粉末であれば、粉体を包装袋に落とし込ん
でから包装袋を封止するまでの時間を比較的長くし、ま
た粉体が顆粒であれば、この時間を短くしている。さら
に、包装袋に包装される粉体の量が多ければ、この時間
を長くし、この粉体の量が少なければ、この時間を短く
する。これにより、粉体が包装袋の封止部位に挟み込ま
れることがない効率的な包装が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は、この発明に係わる粉体包装装置の
一実施例を示している。この粉体包装装置は、散薬を一
定量ずつ複数の包装袋に順次包装するものであり、散薬
ホッパー1、散薬分配部2、漏斗3、包装部4からな
る。
【0012】散薬ホッパー1では、支持ブロック5と開
閉板6によってV型マス7を形成している。支持ブロッ
ク5の両端には、各端板5aが設けられ、また開閉板6
の両端には、各突片6aが接続されている。開閉板6の
各突片6aは、図2に示すように支持ブロック5の各端
板5aの外側で、軸8によって軸支されている。この開
閉板6は回動自在であり、この回動によってV型マス7
の底が開閉する。
【0013】このV型マス7には、仕切り板9が設けら
れている。この仕切り板9の上部には、L字形のローラ
支持アーム11が固定されており、このローラ支持アー
ム11に取り付けられた各溝付きローラ12は、支持ブ
ロック5の背面に形成された一対のレール13に嵌め合
わされている。これにより、仕切り板9は、V型マス7
の内側で移動することができる。
【0014】L字形のローラ支持アーム11は、その背
面側で図3に示すようにタイミングベルト14に連結さ
れており、このタイミングベルト14が2つの歯付きプ
ーリ15間に架け渡されている。これらの歯付きプーリ
15のうちの一方には、クラッチ16を介して仕切り板
用モータ17が接続されている。この仕切り板用モータ
17を回動させると、タイミングベルト14と共にロー
ラ支持アーム11が移動し、仕切り板9がV型マス7の
内側で移動する。ここでは、仕切り板用モータ17とし
て、パルスモータが利用されており、このモータを適宜
の回動角度だけ回動させることにより、仕切り板9の位
置を定めている。
【0015】また、ローラ支持アーム11の背面には、
一対のマグネット18が配設されている。これらのマグ
ネット18は、仕切り板9の移動方向に沿ってずらされ
ている。
【0016】なお、クラッチ16は、モータ17が故障
したときに、クラッチ16を断つことにより、仕切り板
9を手動で移動させるために設けられている。
【0017】次に、散薬分配部2は、図4に示すように
等間隔に並設された複数の散薬供給孔21を有し、これ
らの散薬供給孔21の下側には、それぞれの開閉蓋22
が設けられている。この散薬分配部2の壁面には、図1
に示すようにガイドフレーム23が固定されており、こ
のガイドフレーム23には、各溝付きローラ24が軸支
されるとともに、ラックギア25が固定されている。こ
れらの溝付きローラ24は、図示されない側壁に固定さ
れている一対のレール26に嵌め合わされており、これ
により散薬分配部2が各レール26に沿って移動自在に
支持されている。また、ラックギア25は、散薬分配部
用モータ27の回動軸に取付けられたピニオンギア28
に歯合している。このため、散薬分配部用モータ27を
回動すると、散薬分配部2が各レール26に沿って散薬
ホッパー1の下方を移動する。
【0018】また、ガイドフレーム23には、一対の磁
気センサ29がローラ支持アーム11に向けて縦に並設
されている。これらの磁気センサ29は、ローラ支持ア
ーム11側の各マグネット18の高さにあり、これらの
マグネット18を検出するためのものである。
【0019】一方、散薬分配部2の各開閉蓋22は、図
2に示すように固定軸31に嵌挿されたそれぞれの円筒
リング32に固定され、これにより回動自在に支持され
ている。また、これらの開閉蓋22は、それぞれのバネ
33によって持ち上げられて、散薬分配部2の各散薬供
給孔21を塞ぐ。
【0020】この固定軸31の近傍には、図1に示すよ
うに三角板34が配設されており、この三角板34は、
軸35によって回動自在に支持されている。この三角板
34には、爪36が固定されるとともに、アーム37が
連結されている。このアーム37は、ローラ38によっ
て水平方向に移動可能に支持されており、このアーム3
7の右端のカムフォロー39が散薬供給孔用モータ41
の回動軸に取付けられたカム42に当接している。この
モータ41の回動に伴い、アーム37がカム42によっ
て左側に押されて移動し、三角板34が時計回りに回転
して、爪36が1つの開閉蓋22の左端を押し上げる。
これにより、開閉蓋22の右端が漏斗3の内側に下降
し、1つの散薬供給孔21が開かれる。
【0021】次に、包装部4は、図5に示すように一対
のヒーターローラ43を並設し、これらのヒーターロー
ラ43間に2つ折にされた包装用紙44を挟み込んでい
る。この包装用紙44は、三角帯46を挟んで2つ折に
され、各ヒーターローラ43間に至る。これらのヒータ
ーローラ43は、図示されない伝達機構を介してヒータ
ーローラ用モータ45に連結されており、このモータ4
5の回動に伴い、各ヒーターローラ43が相互に反対の
各矢印方向に回転し、各ヒーターローラ43間の包装用
紙44が搬送されていく。
【0022】これらのヒーターローラ43は、円柱の周
囲を部分的に削り取った形状であり、上下の鍔の縁43
aと、これらの鍔の間の平板の縁43bが発熱する。ま
た、包装用紙44の2つ折りにされて対向する各面に
は、感熱性の接着剤が塗布されているので、各ヒーター
ローラ43の縁によって包装用紙44の対向する各面が
部分的に加熱されて相互に接着する。このため、各ヒー
ターローラ43の半回転毎に、周囲を封止された各包装
袋44aが順次形成されていく。
【0023】さて、この包装装置では、この装置を制御
するために、図6に示すように制御部51や、ホストコ
ンピュータ52を更に備え、またV型マス7内で移動す
る仕切り板9の基準位置を検出する基準位置センサ5
3、散薬分配部用モータ27の回動位置を検出する散薬
分配部用エンコーダ54、散薬供給孔用モータ41の回
動位置を検出する散薬供給孔用エンコーダ55、各ヒー
ターローラ43の回動位置を検出する回動位置センサ5
6も備える。制御部51は、各磁気センサ29(図1に
示す)の検出出力や、基準位置センサ53の検出出力、
各エンコーダ54,55の検出出力、回動位置センサ5
6の検出出力、ホストコンピュータ52からのデータを
入力し、これらの検出出力やデータに基づいて、この包
装装置を動作させる。
【0024】いま、ホストコンピュータ52を操作する
ことにより、患者の処方箋としてホストコンピュータ5
2に予め記憶されている散薬の種類、総量、分配数等を
読み出し、これらのデータを表示させる。
【0025】これらのデータの表示に際し、この散薬の
分配数がホストコンピュータ52から制御部51に通知
され、これに応答して制御部51は、仕切り板用モータ
17を作動して、V型マス7内の仕切り板9を移動させ
る。このとき、制御部51は、基準位置センサ53の検
出出力に基づいて、仕切り板9をV型マス7の中央の基
準位置に一旦移動し、この基準位置から散薬の分配数に
応じた仕切り板9の目標位置への移動量を求め、この移
動量に応じた駆動パルスを仕切り板用モータ17に加え
て、仕切り板9を散薬の分配数に応じた目標位置に移動
する。例えば、散薬の分配数が「7」であれば、V型マ
ス7内の仕切り板9の目標位置は、図4において、散薬
分配部2の散薬供給孔21を7つだけ並設してなる距離
を支持ブロック5の右側の端板5aの内壁面から隔てた
位置となる。
【0026】この仕切り板9の移動に際し、散薬供給部
2の左端が仕切り板9に追従する。つまり、図7(a)
に示すようにガイドフレーム23側の各磁気センサ29
がローラ支持アーム11側の各マグネット18間に挟ま
れた状態にあり、この状態から図7(b)に示すように
仕切り板9が左方へ移動すると、この左方への移動が各
磁気センサ29によって検出される。このとき、制御部
51は、各磁気センサ29の検出出力に応答して、散薬
分配部用モータ27を作動し、散薬供給部2を左方へ移
動させる。また、図7(c)に示すように仕切り板9が
右方へ移動すると、制御部51は、各磁気センサ29の
検出出力に応答して、散薬分配部用モータ27を作動
し、散薬供給部2を右方へ移動させる。これにより、散
薬供給部2の左端が仕切り板9の位置に一致し、仕切り
板9と支持ブロック5の右側の端板5aとの間の下方に
は、散薬の分配数に対応する各散薬供給孔21が並ぶ。
【0027】この後、先のホストコンピュータ52の表
示に基づいて、指定された種類の散薬を指定された総量
だけV型マスクに入れる。このとき、V型マス7内の散
薬の上面を均す。そして、開閉板6を開いて、V型マス
7内の散薬を落下させると、この散薬は、この散薬の分
配数に対応する各散薬供給孔21に分配される。
【0028】次に、制御部51は、散薬供給孔用エンコ
ーダ55の検出出力を監視しつつ、散薬供給孔用モータ
41を一回転し、漏斗3の真上の散薬供給孔21の開閉
蓋22を開いて、この散薬供給孔21内の散薬を落下さ
せる。この散薬は、漏斗3を介して落下し、三角帯46
よりも各ヒーターローラ43側で2つ折りにされた包装
用紙44の内側に導かれる。そして、制御部51は、回
動位置センサ56の検出出力を監視しつつ、ヒーターロ
ーラ用モータ45を回転させる。これにより、包装用紙
44の内側に導かれた散薬が1つの包装袋44a内に密
封される。
【0029】引き続いて、制御部51は、散薬分配部用
エンコーダ54の検出出力を監視しつつ、散薬分配部用
モータ27を回動して、散薬分配部2を右側に移動さ
せ、次の散薬供給孔21を漏斗3の真上に移動する。そ
して、この散薬供給孔21の開閉蓋22を開いて、散薬
を漏斗3を介して包装用紙44の内側に導き入れ、この
散薬を1つの包装袋44a内に密封する。
【0030】以降同様に、散薬が落とし込まれた各散薬
供給孔21を漏斗3の真上に順次移動し、これらの散薬
供給孔21の開閉蓋22を逐一開いて、これらの散薬供
給孔21内の散薬をそれぞれの包装袋44a内に逐一密
封する。
【0031】このような散薬を包装袋に密封する処理
は、散薬が落とし込まれた各散薬供給孔21の数だけ繰
り返される。
【0032】ところで、この実施例では、ホストコンピ
ュータ52は、散薬を包装用紙に落とし込んでから、包
装用紙を封止するまでの待機時間を設定し、この待機時
間を散薬の分配数と共に制御部51に通知している。こ
の待機時間の設定のために、図8に示すデータテーブル
61、および図9に示すデータテーブル62がホストコ
ンピュータ52に予め記憶されている。
【0033】まず、ホストコンピュータ52は、包装さ
れる散薬が顆粒、粉末および微粉末のいずれであるかを
判定し、例えば微粉末であれば、図8のデータテーブル
61を参照して、「微粉末」に対応する待機時間1.5
秒を読み出す。また、ホストコンピュータ52は、包装
される散薬の総量を分配数で割って、1つの包装袋に包
装される散薬の量を求め、この散薬の量と、予め定めら
れた標準量との比を求める。この標準量は、1つの包装
袋に包装される散薬の量の標準である。したがって、散
薬の量と標準量の比は、1つの包装袋に包装される散薬
の量が多いか少ないかを示す。ホストコンピュータ52
は、この散薬の量が多く、散薬の量と標準量の比が1.
3以上であれば、図9のデータテーブル62を参照し
て、「1.3倍以上」に対応する補正係数1.2を読み
出す。そして、ホストコンピュータ52は、補正係数
1.2を待機時間1.5秒に掛けて、補正された待機時
間1.8秒を求め、この待機時間1.8秒を制御部51
に通知する。
【0034】制御部51は、この補正された待機時間
1.8秒を通知されると、この待機時間1.8秒を散薬
供給孔21の開閉蓋22を開いてから各ヒーターローラ
43の回転を開始するまでの期間として設定する。この
場合、散薬供給孔21の開閉蓋22を開いて、散薬を包
装用紙44の内側に落下させた後に、待機時間1.8秒
を経過してから、各ヒーターローラ43を半回転して、
この散薬を包装袋44a内に密封することとなる。ここ
で、散薬の落下に際しては、この散薬が微粉末であり、
かつ散薬の量が多いため、空気中に良く飛び散るが、待
機時間1.8秒が設定されているので、この期間に飛び
散った散薬が落ち着く。そして、散薬が落ち着いてか
ら、各ヒーターローラ43を半回転して、包装袋44a
を封止するので、包装袋44aの縁の封止部位に散薬を
挟み込んでしまうことがない。
【0035】また、例えば包装される散薬が顆粒であれ
ば、ホストコンピュータ52は、「顆粒」に対応する待
機時間0.5秒を図8のデータテーブル61から読み出
す。そして、ホストコンピュータ52は、散薬の総量を
分配数で割って、1つの包装袋に包装される散薬の量を
求め、更に散薬の量と標準量の比を求め、この比に対応
する補正係数を図9のデータテーブル62から読み出
す。ここで、1つの包装袋に包装される散薬の量が少な
くて、読み出された補正係数が0.8であったならば、
ホストコンピュータ52は、この補正係数0.8を待機
時間0.5秒に掛けて、補正された待機時間0.4秒を
求め、この補正された待機時間0.4秒を制御部51に
通知する。制御部51は、散薬供給孔21の開閉蓋22
を開いたときに、この補正された待機時間0.4秒を経
過してから、各ヒーターローラ43を半回転して、この
散薬を包装袋44a内に密封する。
【0036】この場合、散薬が顆粒であり、かつ散薬の
量が少ないので、空気中に殆ど飛び散らない。このた
め、極短い待機時間0.4秒を経過してから包装袋44
aを封止しても、包装袋44aの縁に散薬を挟み込むこ
とがない。しかも、待機時間が極短いので、散薬の包装
処理を効率的に行うことができる。
【0037】このように散薬が微粉末であったり、1つ
の包装袋に包装される散薬の量が多いと、散薬が散薬供
給孔21から落下したときに、散薬が空気中に良く飛び
散るので、待機時間を長くして、散薬が落ち着くまで待
ち、この後に包装袋44aを封止するようにしている。
これにより、包装袋44aの縁に散薬が挟み込まれるこ
とが防止される。また、散薬が顆粒であったり、1つの
包装袋に包装される散薬の量が少ないと、散薬が落下し
ても、散薬が殆ど飛び散らないので、待機時間を極短く
して、散薬の包装を効率的に進めることができる。
【0038】なお、上記実施例では、散薬の量に応じて
待機時間を補正しているが、この補正を必ずしも行う必
要はなく、図8のデータテーブル61から読み出した待
機時間を補正せずに設定しても構わない。また、微粉
末、粉末、および顆粒のいずれにも該当しない粒状の散
薬があれば、これに対応する待機時間を予め求めておけ
ば良い。さらに、散薬の粒状や散薬の量だけに散薬の飛
び散る状態が依存せず、包装袋の形状や大きさ、更には
温度や湿度に依存するのであれば、これらに応じて待機
時間を設定すれば良い。
【0039】また、予め定められた種々のデータに基づ
いて、待機時間を求めて設定しているが、所望の待機時
間を設定できるようにしても構わない。この場合、図6
に示すような待機時間設定部63を制御部51に付設す
る。この待機時間設定部63は、回動可能な操作ダイヤ
ル63aを有しており、この操作ダイヤル63aを操作
して回動することにより、回動角度に対応する待機時間
を指定できる。制御部51は、この操作ダイヤル63a
によって指定された待機時間を読み取り、この待機時間
を設定する。
【0040】さらに、各ヒーターローラ43の回転を停
止する待機時間を設定する代わりに、各ヒーターローラ
43の回転を間断なく継続し、この回転速度を変更して
も良い。つまり、待機時間を長くしたり短くする代わり
に、各ヒーターローラ43の回転速度を遅くしたり速く
することにより、散薬の落下から包装袋の封止までの時
間を調節する。ただし、各ヒーターローラ43の回転速
度に同期して、散薬分配部用モータ27による散薬分配
部2の各散薬供給孔22の送り出し周期を設定する必要
が生じれば、設定すれば良い。
【0041】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、粉体
が微粉末であったり、1つの包装袋に包装される粉体の
量が多い場合は、粉体を包装袋に落とし込んでから包装
袋を封止するまでの時間を比較的長くし、また粉体が顆
粒であっり、1つの包装袋に包装される粉体の量が少な
い場合は、この時間を短くしている。これにより、粉体
が包装袋の封止部位に挟み込まれて、封止不良が発生す
ることを防止し、かつ包装の効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる粉体包装装置の一実施例を示
す図
【図2】この実施例の装置におけるV型マス、散薬分配
部、漏斗を示す断面図
【図3】この実施例の装置におけるV型マス内の仕切り
板の移動機構を示す図
【図4】この実施例の装置におけるV型マス、散薬分配
部、漏斗を示す断面図
【図5】この実施例の装置における包装部を示す図
【図6】この実施例の装置における制御系を示す図
【図7】この実施例の装置におけるマグネットと磁気セ
ンサの位置関係を示す図
【図8】この実施例の装置におけるデータテーブルを示
す図
【図9】この実施例の装置におけるデータテーブルを示
す図
【符号の説明】
1 散薬ホッパー 2 散薬分配部 3 漏斗 4 包装部 5 支持ブロック 6 開閉板 7 V型マス 9 仕切り板 28 磁気センサ 51 制御部 52 ホストコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装袋の形成過程で該包装袋に粉体を落
    とし込み、この包装袋を封止する粉体包装装置におい
    て、 時間を設定する時間設定手段と、 前記包装袋に粉体を落とし込んでから該包装袋を封止す
    るまでの期間を前記時間設定手段によって設定された時
    間に一致させる制御手段とを備える粉体包装装置。
  2. 【請求項2】 前記時間設定手段は、時間を指示するた
    めに操作される入力操作部を有し、この入力操作部によ
    って指示された時間を設定する請求項1に記載の粉体包
    装装置。
  3. 【請求項3】 前記時間設定手段は、複数種類の粉体に
    応じて予め定められたそれぞれの時間を記憶した記憶部
    を有し、包装される粉体の種類に対応する時間を該記憶
    部から読み出して設定する請求項1に記載の粉体包装装
    置。
  4. 【請求項4】 前記時間設定手段は、前記包装袋に包装
    される粉体の量に応じた時間を求めて設定する請求項1
    に記載の粉体包装装置。
  5. 【請求項5】 前記時間設定手段は、複数種類の粉体に
    応じて予め定められたそれぞれの時間を記憶した記憶部
    を有し、包装される粉体の種類に対応する時間を該記憶
    部から読み出し、この記憶部から読み出された時間を前
    記包装袋に包装される該粉体の量に応じて補正し、この
    補正された時間を設定する請求項1に記載の粉体包装装
    置。
  6. 【請求項6】 包装袋の形成過程で該包装袋に粉体を落
    とし込み、この包装袋を封止する粉体包装装置におい
    て、 包装される粉体の種類、および前記包装袋に包装される
    粉体の量のうちの少なくとも一方に基づいて、この包装
    袋に粉体を落とし込んでから該包装袋を封止するまでの
    時間を調節する粉体包装装置の制御方法。
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JPH09142402A (ja) * 1995-09-21 1997-06-03 Shoji Yuyama 薬剤分割包装装置
JP2012231821A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Takazono Technology Inc 薬剤分包装置
CN111152987A (zh) * 2020-01-17 2020-05-15 青岛力汇科技有限公司 一种氢氧化锂粉料包装系统
CN115009619A (zh) * 2022-06-21 2022-09-06 张云 一种颗粒状物质自动灌装设备

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