JPH07101444A - 缶 蓋 - Google Patents
缶 蓋Info
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- JPH07101444A JPH07101444A JP5244141A JP24414193A JPH07101444A JP H07101444 A JPH07101444 A JP H07101444A JP 5244141 A JP5244141 A JP 5244141A JP 24414193 A JP24414193 A JP 24414193A JP H07101444 A JPH07101444 A JP H07101444A
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Abstract
に防止し、しかもリサイクルが可能であり、更に、スプ
ーン計量が容易な粉乳用缶容器にも好適な缶蓋を提供す
る。 【構成】 金属製の蓋枠体2のパネル部5の少なくとも
上面に合成樹脂フィルムによる被膜を施す。蓋枠体2の
パネル部5の全周にその周端縁を折返した折返し部7を
設ける。折返し部7は、パネル部5の周縁部を上方又は
下方に折返すことによってその端縁5aを内部に巻き込
み、折返すことによってパネル部5に重合した部分で被
膜を介して接着して開口部6の端縁を折返し部の内部に
封じ込める。開口部6に着脱自在の合成樹脂製の棒状す
りきり部材11を設ける。開口部6を、少なくとも下面
側が合成樹脂フィルムによって被覆された天面シール材
3により開封可能にシールする。
Description
乳のような粉体食品を収納する缶容器を、衛生的かつ開
封容易に密封する缶蓋に関する。
器の缶蓋として、図14(a)及び(b)に示すよう
に、金属製の蓋枠体51の開口部52の周縁部に合成樹
脂製のフレーム53を射出成形により一体的に設けた缶
蓋50が知られている。
た金属箔製の天面シール材54によって開口部52がシ
ールされている。このとき、該天面シール材54はフレ
ーム53の頂部に剥離可能に接着されている。また、内
容物である粉乳等の粉体食品を計量スプーン(図示しな
い)にてすりきり計量して取り出す際の計量を容易にす
るため、前記フレーム53には、前記開口部52を横切
って棒状すりきり部材55が該フレーム53と一体に設
けられている。
缶容器を材質別に分別してリサイクルすることが行われ
ており、前記缶蓋50は金属製の蓋枠体51に合成樹脂
製のフレーム53が一体的に設けられているので、リサ
イクルの際に蓋枠体51とフレーム53とを分離しなけ
ればならず、その分離作業が煩わしい不都合がある。
枠体51にフレーム53を設けないことが考えられる
が、これによると、蓋枠体51の開口部52の周端縁が
缶容器内部に露出する。即ち、上記缶蓋50においては
蓋枠体51にフレーム53を設けて、開口部52に臨む
蓋枠体51の周端縁が該フレーム53により封じ込めら
れるが、蓋枠体51にフレーム53を設けない場合に
は、蓋枠体51の周端縁が露出するので、その周端縁か
ら錆等が発生するおそれがある。
い場合には、蓋枠体51のパネル部56上に天面シール
材54を直接熱接着しなければならないため、天面シー
ル材54による開口部52のシールが困難となる。即
ち、上記缶蓋50においては蓋枠体51にフレーム53
を設けて該フレーム53の材質と天面シール材54に被
覆した合成樹脂の材質とを同一とすることにより、フレ
ーム53の頂部と天面シール材54とを熱接着して確実
に開口部52をシールしている。
53に一体に形成されているが、該フレーム53が設け
られていない場合には棒状すりきり部材55を設けるこ
とが困難となる不都合がある。
昭和26年12月27日付の厚生省令第52号「乳及び
乳製品の成分規格等に関する省令(略称・乳等省令)」
により、粉乳に直接接触する部分の材料が限定されてい
る。更に、粉乳以外の粉体食品においても、内容物と直
接接触する部分の材料の食品衛生上の配慮は必要であ
る。
記支持フレーム53をブリキによって形成し、前記フレ
ーム53、天面シール材54及び棒状すりきり部材55
を乳等省令の規格基準に適合したポリエチレン樹脂又は
ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成することによっ
て粉乳に適合しうるようにしている。
の材質が異なるために、蓋枠体51を製造する段階にお
いて蓋枠体51にフレーム53を射出成形する工程が必
要となり、作業効率が低下すると共に、缶蓋50を製造
するための装置が複雑となる不都合がある。
ル材54に被覆したポリエチレン樹脂又はポリエチレン
テレフタレート樹脂との確実な熱接着が難しく、天面シ
ール材54による開口部52のシールが不十分となる不
都合がある。そこで、パネル部56と天面シール材54
とを接着剤を介して確実に接着することが考えられる
が、この場合にはパネル部56と天面シール材54との
接着部の接着剤に缶容器内部の粉乳が接触するおそれが
あり、粉乳用缶容器の缶蓋としては不適である。また、
前記パネル部56の表面にポリエチレン樹脂又はポリエ
チレンテレフタレート樹脂を接着して樹脂被膜を施し
て、パネル部56と天面シール材54とを確実に熱接着
可能とすることも考えられる。このとき、パネル部56
とポリエチレン樹脂又はポリエチレンテレフタレート樹
脂との接着は、加熱によって接着する場合と、接着剤を
介して接着する場合とがあるが、前者の場合には、前述
したパネル部56と天面シール材54との接着と同様、
接着不良で剥がれ易く、特に、缶蓋製造時にプレス、カ
ーリング、巻締等の各工程によって剥離するおそれがあ
る。また、後者の場合には接着力が強い反面、フレーム
53を設けないことによって蓋枠体51の周端縁が露出
しているため、その端縁に位置するパネル部56へのポ
リエチレン樹脂又はポリエチレンテレフタレート樹脂の
接着部の接着剤に缶容器内部の粉乳が接触するおそれが
あり、粉乳用缶容器の缶蓋としては不適である。
て、本発明は、開封が容易であり、蓋枠体の開口部端縁
の錆の発生を確実に防止するので衛生的であり、しかも
リサイクルが可能であり、更に、スプーン計量が容易で
あるので粉乳用缶容器にも好適な缶蓋を提供することを
目的とする。
めに、本発明は、缶容器に巻締めるためのカール部を外
周縁部に備え、該外周縁部に囲繞されたパネル部内側に
開口部が形成され、該パネル部の少なくとも上面に合成
樹脂製フィルムが被覆接着され、前記開口部に臨むパネ
ル部の全周端縁を巻き込んで折返してその内部に該全周
端縁が封じ込められた折返し部が形成されていると共に
前記合成樹脂製フィルムが加熱接着されて該全周端縁が
密封された金属製の蓋枠体と、該蓋枠体のパネル部に剥
離可能に接着されて該開口部をシールする合成樹脂製フ
ィルムで被覆した金属箔製の天面シール材とからなる缶
蓋であって、前記折返し部に係脱自在に係止する係止部
を備える合成樹脂製のすりきり部材を前記開口部に掛け
渡して設けたことを特徴とする。
品である場合において、天面シール材はアルミニウム箔
の表面にポリエチレン樹脂フィルム又はポリエチレンテ
レフタレート樹脂フィルムにより被覆されてなり、蓋枠
体はその下面である缶容器内部に臨む面がブリキによっ
て形成されていると共にその上面にポリエチレン樹脂フ
ィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムに
よる被膜を備え、すりきり部材はポリエチレン樹脂又は
ポリエチレンテレフタレート樹脂により形成されている
ことを特徴とする。
品である場合において、天面シール材はアルミニウム箔
の表面にポリエチレン樹脂フィルム又はポリエチレンテ
レフタレート樹脂フィルムにより被覆されてなり、蓋枠
体はその上下両面にポリエチレン樹脂フィルム又はポリ
エチレンテレフタレート樹脂フィルムによる被膜を備
え、すりきり部材はポリエチレン樹脂又はポリエチレン
テレフタレート樹脂により形成されていることを特徴と
する。
品は粉乳であってもよい。
縁を巻き込んで折返して折返し部を形成し、該折返し部
を形成することによって互いに当接する前記合成樹脂製
フィルムを加熱接着して、該折返し部の内部に開口部に
臨むパネル部の全周端縁を封じ込めることによって形成
されているので、該全周端縁と内容物との接触を確実に
防止すると共に錆等の発生を防止するものであり、更
に、前記折返し部に前記すりきり部材の係止部を係脱自
在に係止することにより、金属製の蓋枠体の開口部に合
成樹脂のすりきり部材が設けられ、且つ、使用後に容易
に取り外してリサイクルの際の材質別の分離が容易とな
る。
の表面を被覆する材料、前記蓋枠体の上下両面に被膜を
形成するフィルムの材料、及び、前記すりきり部材の材
料を乳等省令の規格基準に適合したポリエチレン樹脂又
はポリエチレンテレフタレート樹脂とすることにより粉
体食品、特に粉乳に適合する。
の上面に接着剤を介してポリエチレン樹脂フィルム又は
ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを接着して被
膜を施しても、接着剤が露出するおそれのある前記開口
部に臨むパネル部の周端縁が、前記折返し部内に封じ込
められることにより接着剤と缶容器内部の粉体食品との
接触が確実に防止されるので、粉体食品を内容物とする
缶容器に適合してしかもブリキ製の蓋枠体にポリエチレ
ン樹脂フィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フ
ィルムの被膜を強固に施すことが可能となる。これによ
り、アルミニウム箔の表面をポリエチレン樹脂フィルム
又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムにより被
覆されて成る天面シール材を、前記パネル部の被膜を介
して加熱によって確実に接着することが可能となる。
属、例えばアルミニウムやティンフリースチール等によ
って形成した場合には、その上下面にポリエチレン樹脂
フィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム
の被膜を施すことにより粉体食品、特に粉乳を内容物と
する缶容器に適合する。このとき、ポリエチレン樹脂フ
ィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムの
被膜を接着剤を介して前記蓋枠体に施しても、蓋枠体を
形成する金属の表面は被膜によって露出することなく、
更に、接着剤や前記開口部に臨むパネル部の周端縁の金
属が前記折返し部内に封じ込めることにより蓋枠体を形
成する金属と缶容器内部の粉体食品との接触が確実に防
止される。
用のタブを設けることにより、該天面シール材の剥離の
際にタブをつまみ易くして剥離作業を容易にする。
図、図2は図1の缶蓋の一部を破断して示す説明図、図
3(a)は図2の要部を拡大して示す説明図、図3
(b)は図3(a)の他の例を示す説明図、図4(a)
は棒状すりきり部材の係止部を示す説明図、図4(b)
は他の棒状すりきり部材の係止部を示す説明図、図5は
図2の他の例を示す説明図、図6は図5の一部の構成及
び作用を説明する説明図、図7は図2の他の例を示す説
明図、図8は他の例の缶蓋の一部を破断して示す説明
図、図9(a)は図8の要部を拡大して示す説明図、図
9(b)は図9(a)の他の例を示す説明図、図10及
び図11は図8の他の例を示す説明図、図12は図1の
他の例を示す説明図、図13は図12の缶蓋の一部を破
断して示す説明図である。
り、図1に示すように、ブリキ製の蓋枠体2と、該蓋枠
体2上に剥離自在に設けられた天面シール材3とによっ
て構成されている。
器Xに巻締めるためのカール部4と、該カール部4から
内方に向かって延びるパネル部5と、該パネル部5に形
成された円形の開口部6とを備え、更に、該開口部6の
周縁部には折返し部7が形成されている。また、カール
部4の外周端縁から開口部6の内周端縁に至る蓋枠体2
上面側の全面には、図3(a)に示すように、被膜8が
施されている。該被膜8は、ポリエチレン樹脂フィルム
を蓋枠体2の表面に接着されている。このとき、ブリキ
製である蓋枠体2の表面への前記フィルムの接着は、加
熱によって接着する場合と、接着剤を介して接着する場
合とがあるが、前者の場合には、ポリエチレン樹脂フィ
ルムとブリキとの接着性が比較的低いため、本実施例に
おいては、後者の場合を採用して、接着剤としてエポキ
シ系樹脂等を使用し、好ましくは、例えば、エポキシ・
フェノール系樹脂或いはエポキシ・ウレア系樹脂等を使
用することにより、強固に接着することができる。従っ
て、特に、缶蓋製造時のプレス、カーリング、巻締等の
各工程においても、蓋枠体2からの被膜8の剥離を確実
に防止することができる。なお、後述するが、図3
(b)に示すように、該被膜8は蓋枠体2の上面側だけ
でなく、上面側と下面側との両面に施してもよい。
周縁部の上部には天面シール材3の全周縁部が加熱によ
って接着されており、これによって、該開口部6が閉塞
されている。前記天面シール材3は、その上面側及び下
面側がポリエチレン樹脂フイルムによって被覆されたア
ルミニウム箔によって形成されており、図1に示すよう
に、前記開口部6を覆って閉塞する閉塞部9と、該閉塞
部9の周縁の一部から外方に延出するタブ10とによっ
て構成されている。該タブ10は、閉塞部9の境界から
該閉塞部9の上面側に折返して設けられている。これに
より、タブ10の大きさを比較的大きく形成することが
でき、巻締等の作業時に邪魔になることなく、更に、開
封作業の際に把持し易くすることができる。
に示すように、該開口部6に臨むパネル部5の周端縁5
aを下方に巻き込んで折返して形成されている。このと
き、折返し部7は、図3(a)に示すように、折返され
た一部がパネル部5の下面の一部に重合する。そして、
カール部4の外周端縁からパネル部5の周端縁5aに至
る蓋枠体2上面側の全面にはポリエチレン樹脂フィルム
による被膜8が施されているので、前記の重合した部分
には前記被膜8が介在される。該被膜8を介して前記の
重合した部分を加熱して互いに接着することにより、パ
ネル部5の周端縁5aが折返し部7の内部に封じ込めら
れている。これにより、パネル部5の周端縁5aは露出
することなく、従って、錆等の発生を確実に防止するこ
とができるだけでなく、パネル部5の周端縁5aの先端
から露出する接着剤と、内容物である粉乳との接触が確
実に防止されるので、粉乳用缶容器に適合することがで
きる。更に、蓋枠体2上面の被膜8であるポリエチレン
樹脂フィルムと天面シール材3の表面に被覆されたポリ
エチレン樹脂フィルムとは容易に接着されるので、天面
シール材3によって前記開口部6を確実且つ強固に閉塞
することができる。
8を蓋枠体2の上面側と下面側との両面に施した場合に
も、折返し部7の折返された一部がパネル部5の下面の
一部に重合したとき、パネル部5の下面の被膜8aと折
返された部分の被膜8bとが当接し、加熱することで容
易に互いに接着することができ、パネル部5の周端縁5
aを折返し部7の内部に確実に封じ込めることができ
る。しかもこの場合には、蓋枠体2の全ての部分が被膜
8によって被覆されているので、被膜8をポリエチレン
樹脂フィルムによって形成すれば蓋枠体2の材質は限定
されず、例えば、アルミやティンフリースチール等を用
いて蓋枠体2を形成しても、缶容器に充分に適合させる
ことができる。
口部6には、その内方に横断する棒状すりきり部材11
が設けられている。該棒状すりきり部材11は、ポリエ
チレン樹脂によって形成されており、図4(a)に示す
ように、前記折返し部7に係止する断面コ字形の係止部
12をその両端に備えている。該係止部12は、その先
端側の上縁に沿って、前記折返し部7とパネル部5下面
との境界に形成される谷部7aに着脱自在に係合する爪
部13を備えており、これによって缶容器X内部への脱
落が防止されている。更に、該棒状すりきり部材11
は、例えば、すりきり時には、図示しない計量スプーン
等がその下方から当接されるので、缶容器Xの内部へ脱
落することなく、該缶容器Xの廃棄時には上方から押圧
することによって簡単に取り外すことができる。従っ
て、缶蓋1のリサイクルを行う際には、金属製の蓋枠体
2と合成樹脂製の棒状すりきり部材11とを容易に分離
することができる。
部13をその係止部12に備えていなくても、図4
(b)に示すように、係止部12の対向する一対の側壁
上端を互いに接近する方向に、一方の側壁12aを傾斜
させて形成することにより、係止部12の側壁12a上
端を互いに離反させたときに発生する弾性的な復元力を
利用して前記折返し部7に該係止部12を弾発的に係合
させてもよい。
前記棒状すりきり部材11に換えて開口部6の一部を覆
う板状すりきり部材11aとしてもよい。該板状すりき
り部材11aは、図示するように前記折返し部7に係止
する図4(a)、(b)に示す棒状すりきり部材11と
同様の断面コ字形の係止部12をパネル部5の周端縁5
aに沿う側に複数備えている。そして、該板状すりきり
部材11aはその一端縁をすりきり部として使用する。
このような板状すりきり部材11aはすりきり中の異物
の落下防止にも役立つ。
パネル部5に、前記開口部6に沿って上方に突出する環
状の凸部14を設けることが好ましい。そして、前記天
面シール材3を該凸部14の頂部に加熱加圧することに
より、加熱時の熱の分散を該凸部14によって規制する
ことができ、更に、前記天面シール材3とパネル部5と
の接着範囲が該凸部14の頂部に限定されるので、前記
天面シール材3はパネル部5上に確実に接着されると共
に、該パネル部5からの天面シール材3の剥離を容易に
行うことができる。
14の頂部の両側端縁に沿って前記被膜8に切れ目部1
5,16を形成することが好ましい。即ち、両切れ目部
15,16間の被膜8cに前記天面シール材3を接着す
ることにより、閉塞部9を開封する際に前記パネル部5
から天面シール材3の剥離を行ったとき、図6(b)に
示すように、両切れ目部15,16間の被膜8cが天面
シール材3の裏面に接着された状態で前記凸部14の頂
部から剥離され、天面シール材3が前記凸部14の頂部
に強固に接着されていても該天面シール材3を容易に剥
離することができ、しかも、該天面シール材3が剥離さ
れた後のパネル部5上の剥離跡の外観も良い。
を前記パネル部5より上方に突出して前記凸部14を形
成してもよい。
4(b)に示す棒状すりきり部材11を折返し部7に係
止して設け、図6(a)に示す切れ目部15,16を形
成することが好ましい。
を、パネル部5の周端縁5aを上方に巻き込んで折返し
て形成してもよい。これによっても、前記被膜8を蓋枠
体2の上面側にのみ施したとき、該折返し部7は、図9
(a)に示すように、折返された一部がパネル部5の上
面の一部に重合する。そして、前記の重合した部分には
前記被膜8が介在される。該被膜8を介して前記の重合
した部分を加熱して互いに接着することにより、パネル
部5の周端縁5aを折返し部7の内部に封じ込めること
ができ、更に、蓋枠体2上面の被膜8であるポリエチレ
ン樹脂フィルムと天面シール材3の表面に被覆されたポ
リエチレン樹脂フイルムとを容易に接着することができ
る。なお、この場合には、図4(b)に示す棒状すりき
り部材11を折返し部7に係止して設けることができ
る。
記被膜8を蓋枠体2の上面側と下面側との両面に施した
場合にも、折返し部7の折返された一部がパネル部5の
上面の一部に重合したとき、パネル部5の上面の被膜8
bと折返された部分の被膜8aとが当接し、加熱するこ
とで容易に互いに接着することができ、パネル部5の周
端縁5aを折返し部7の内部に確実に封じ込めることが
できる。
に沿って上方に突出する環状の凸部14を設け、前記天
面シール材3を該凸部14の頂部に加熱加圧して接着す
れば、前述した図4に示す凸部14と同様に、加熱時の
熱の分散を該凸部14によって規制することができ、更
に、前記天面シール材3とパネル部5との接着範囲が該
凸部14の頂部に限定されるので、前記天面シール材3
はパネル部5上に確実に接着されると共に、該パネル部
5からの天面シール材3の剥離を容易に行うことができ
る。
に、前記折返し部7を前記パネル部5より上方に突出し
て形成してもよい。ただし、この場合には、蓋枠体2の
少なくとも下面にポリエチレン樹脂フィルムの被膜8を
施すことが必須となる。それは、図11に示す折返し部
7の上面は、蓋枠体2の下面側に位置する部分であった
ため凸部14の頂部に被膜8は無く、蓋枠体2の上面に
のみ被膜8を施した場合には、天面シール材3と凸部1
4との接着性が低くなるからである。従って、蓋枠体2
の下面にポリエチレン樹脂フィルムの被膜8を施して前
記折返し部7を前記パネル部5より上方に突出して形成
すれば、天面シール材3と凸部14との接着性が充分に
強固なものとなり、天面シール材3による開口部6の確
実な密封性を得ることができる。更に、該凸部14にお
いても図6(a)に示した切れ目部15,16を形成し
てもよいことは言うまでもない。
シール材3の表面を被覆する材料、前記蓋枠体2の上下
両面の被膜8の材料、及び、前記棒状すりきり部材11
或いは板状すりきり部材11a等の材料を乳等省令の規
格基準に適合したポリエチレン樹脂としたが、それらの
材料をポリエチレンテレフタレート樹脂とすることによ
って、粉乳用の缶容器に適合させることができる。更
に、内容物が粉乳等の乳製品以外の場合には、上記の各
部の材料は限定されるものでないことは言うまでもな
い。
によれば、前記折返し部により、前記パネル部の全周端
縁を巻き込んで折返され、前記蓋枠体表面に被覆された
合成樹脂製フィルムが加熱接着されて該折返し部の内部
に全周端縁が封じ込められているので、該全周端縁への
内容物の接触を確実に防止すると共に錆等の発生を確実
に防止することができる。更に、前記折返し部を設けた
ことにより、前記すりきり部材をその係止部を係脱自在
に折返し部に係止して、金属製の蓋枠体の開口部に合成
樹脂製のすりきり部材を設けることができ、しかも、使
用後に容易に取り外してリサイクルの際の材質別の分離
を容易に行うことができる。
の表面を被覆する材料、前記蓋枠体の上下両面に被膜を
形成するフィルムの材料、及び、前記すりきり部材の材
料を乳等省令の規格基準に適合するポリエチレン樹脂又
はポリエチレンテレフタレート樹脂とすることにより粉
乳に適合させることができる。また、前記蓋枠体をブリ
キとしたとき、その上面に接着剤を介してポリエチレン
樹脂フィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィ
ルムを接着して被膜を施しても、接着剤が露出するおそ
れのある前記パネル部の全周端縁が、前記折返し部内に
封じ込めることにより接着剤と缶容器内部の粉乳との接
触が確実に防止されるので、粉乳を内容物とする缶容器
に適合してしかもブリキ製の蓋枠体にポリエチレン樹脂
フィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム
の被膜を強固に施すことができる。これにより、アルミ
ニウム箔の表面をポリエチレン樹脂フィルム又はポリエ
チレンテレフタレート樹脂フィルムにより被覆されて成
る天面シール材を、前記パネル部の被膜を介して加熱に
よって確実に接着して高い密封性を得ることができる。
属、例えばアルミニウムやティンフリースチール等によ
って形成した場合には、その上下面にポリエチレン樹脂
フィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム
の被膜を施すことにより粉乳を内容物とする缶容器に適
合させることができる。このとき、ポリエチレン樹脂フ
ィルム又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムの
被膜を接着剤を介して前記蓋枠体に設けても、蓋枠体を
形成する金属の表面は被膜によって露出することなく、
更に、接着剤や前記パネル部の周端縁の金属が前記折返
し部内に封じ込めることにより蓋枠体を形成する金属と
缶容器内部の粉乳との接触を確実に防止することができ
る。
部の周端縁の錆等の発生を確実に防止し、しかもリサイ
クルが可能であり、更に、スプーン計量が容易な、粉体
食品、特に粉乳用缶容器にも好適な缶蓋を提供すること
ができる。
(b)は(a)の他の例を示す説明図。
図、(b)は棒状すりきり部材の他の係止部を示す説明
図。
(b)は(a)の他の例を示す説明図。
(b)は(a)の要部を破断して示す説明図。
材、4…カール部、5…パネル部、6…開口部、7…折
返し部、8…被膜、10…タブ、11…棒状すりきり部
材、11a…板状すりきり部材、12…係止部。
Claims (4)
- 【請求項1】缶容器に巻締めるためのカール部を外周縁
部に備え、該外周縁部に囲繞されたパネル部内側に開口
部が形成され、該パネル部の少なくとも上面に合成樹脂
製フィルムが被覆接着され、前記開口部に臨むパネル部
の全周端縁を巻き込んで折返してその内部に該全周端縁
が封じ込められた折返し部が形成されていると共に前記
合成樹脂製フィルムが加熱接着されて該全周端縁が密封
された金属製の蓋枠体と、該蓋枠体のパネル部に剥離可
能に接着されて該開口部をシールする合成樹脂製フィル
ムで被覆した金属箔製の天面シール材とからなる缶蓋で
あって、 前記折返し部に係脱自在に係止する係止部を備える合成
樹脂製のすりきり部材を前記開口部に掛け渡して設けた
ことを特徴とする缶蓋。 - 【請求項2】缶容器に収納される内容物が粉体食品であ
る場合において、天面シール材はアルミニウム箔の表面
にポリエチレン樹脂フィルム又はポリエチレンテレフタ
レート樹脂フィルムにより被覆されてなり、蓋枠体はそ
の下面である缶容器内部に臨む面がブリキによって形成
されていると共にその上面にポリエチレン樹脂フィルム
又はポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムによる被
膜を備え、すりきり部材はポリエチレン樹脂又はポリエ
チレンテレフタレート樹脂により形成されていることを
特徴とする請求項1記載の缶蓋。 - 【請求項3】缶容器に収納される内容物が粉体食品であ
る場合において、天面シール材はアルミニウム箔の表面
にポリエチレン樹脂フィルム又はポリエチレンテレフタ
レート樹脂フィルムにより被覆されてなり、蓋枠体はそ
の上下両面にポリエチレン樹脂フィルム又はポリエチレ
ンテレフタレート樹脂フィルムによる被膜を備え、すり
きり部材はポリエチレン樹脂又はポリエチレンテレフタ
レート樹脂により形成されていることを特徴とする請求
項1記載の缶蓋。 - 【請求項4】缶容器に収納される内容物の粉体食品が粉
乳であることを特徴とする請求項2又は3記載の缶蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24414193A JP3351877B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 缶 蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24414193A JP3351877B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 缶 蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101444A true JPH07101444A (ja) | 1995-04-18 |
| JP3351877B2 JP3351877B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=17114374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24414193A Expired - Fee Related JP3351877B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 缶 蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3351877B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002225865A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-14 | Daiwa Can Co Ltd | 外巻きカール部を備えた鋼板製容器及びカール部被覆方法 |
| JP2009286433A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Showa Denko Packaging Co Ltd | 巻締め部にシーリングコンパンドを不要とした密閉金属容器 |
| JP2018177276A (ja) * | 2017-04-10 | 2018-11-15 | 本州製罐株式会社 | 角形缶 |
| JP2024080807A (ja) * | 2022-12-05 | 2024-06-17 | 藤井容器工業株式会社 | 金属製缶 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24414193A patent/JP3351877B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002225865A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-14 | Daiwa Can Co Ltd | 外巻きカール部を備えた鋼板製容器及びカール部被覆方法 |
| JP2009286433A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Showa Denko Packaging Co Ltd | 巻締め部にシーリングコンパンドを不要とした密閉金属容器 |
| JP2018177276A (ja) * | 2017-04-10 | 2018-11-15 | 本州製罐株式会社 | 角形缶 |
| JP2024080807A (ja) * | 2022-12-05 | 2024-06-17 | 藤井容器工業株式会社 | 金属製缶 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3351877B2 (ja) | 2002-12-03 |
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