JPH07101488A - タンクのアニュラープレートの取替方法 - Google Patents
タンクのアニュラープレートの取替方法Info
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- JPH07101488A JPH07101488A JP5250765A JP25076593A JPH07101488A JP H07101488 A JPH07101488 A JP H07101488A JP 5250765 A JP5250765 A JP 5250765A JP 25076593 A JP25076593 A JP 25076593A JP H07101488 A JPH07101488 A JP H07101488A
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- annular plate
- plate
- tank
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アニュラープレートと基礎部を同時に短期間
で安全且つ容易に修復すること。 【構成】 アニュラープレート2を全周に渡って分割
し、この各箇所の側板3外面のタンク基礎と接する箇所
に拘束治具6を側板とアニュラープレートに固定すると
共に、同側板の内面の下方に支持部材7を固定後、支持
部材とアニュラープレートとの間にライナー9を挿入
し、各分割アニュラープレートの箇所の基礎にモルタル
充填層8を形成して基礎を強化せしめ、側板の下端を切
断すると共に、分割されたアニュラープレートをタンク
全周から取り出し、新規代替アニュラープレート22を
先の切断箇所に挿入後、溶接して底板と一体化すると共
に、支持部材の下面に保持手段14を配置してタンク全
体を保持し、保持手段を下降せしめて側板の下端を代替
アニュラープレート上に接し、その接合面を溶接する。
で安全且つ容易に修復すること。 【構成】 アニュラープレート2を全周に渡って分割
し、この各箇所の側板3外面のタンク基礎と接する箇所
に拘束治具6を側板とアニュラープレートに固定すると
共に、同側板の内面の下方に支持部材7を固定後、支持
部材とアニュラープレートとの間にライナー9を挿入
し、各分割アニュラープレートの箇所の基礎にモルタル
充填層8を形成して基礎を強化せしめ、側板の下端を切
断すると共に、分割されたアニュラープレートをタンク
全周から取り出し、新規代替アニュラープレート22を
先の切断箇所に挿入後、溶接して底板と一体化すると共
に、支持部材の下面に保持手段14を配置してタンク全
体を保持し、保持手段を下降せしめて側板の下端を代替
アニュラープレート上に接し、その接合面を溶接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重油その他の液状物の
貯蔵用の円筒タンクのアニュラープレートの取替方法に
関する。
貯蔵用の円筒タンクのアニュラープレートの取替方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】この円筒タンクは、半裁図として図1に
示す側面図と、図2に示す底面図に見られるように、底
板1の外周に複数の板を環状に溶接したアニュラープレ
ート2を有し、このアニュラープレート2にタンクの側
板3を立設し、さらに、底板1に複数本の支柱4を設
け、この支柱4と側板3によって屋根板5を支持した構
造となっている。このアニュラープレート2は、タンク
の長年の使用による基礎地盤の不等沈下による基礎部分
の改修に伴い、あるいは、それ自体の腐食によって取り
替える必要がある。
示す側面図と、図2に示す底面図に見られるように、底
板1の外周に複数の板を環状に溶接したアニュラープレ
ート2を有し、このアニュラープレート2にタンクの側
板3を立設し、さらに、底板1に複数本の支柱4を設
け、この支柱4と側板3によって屋根板5を支持した構
造となっている。このアニュラープレート2は、タンク
の長年の使用による基礎地盤の不等沈下による基礎部分
の改修に伴い、あるいは、それ自体の腐食によって取り
替える必要がある。
【0003】この取替えのためには、従来は、屋根板を
切り開いて支持部材を搬入し、この支持部材によってタ
ンク全体を支持した上で、タンク側板の下部に鍔板を固
着し、タンクの周辺の地盤を補強したのち、多数のジャ
ッキを鍔板に係合してタンク全体を持ち上げていたた
め、このアニュラープレートの取替えには多くの作業員
と手間、さらには、長い工事期間を要する等の欠点があ
った。
切り開いて支持部材を搬入し、この支持部材によってタ
ンク全体を支持した上で、タンク側板の下部に鍔板を固
着し、タンクの周辺の地盤を補強したのち、多数のジャ
ッキを鍔板に係合してタンク全体を持ち上げていたた
め、このアニュラープレートの取替えには多くの作業員
と手間、さらには、長い工事期間を要する等の欠点があ
った。
【0004】特公昭55−41990号公報には、この
タンク補修のためのアニュラープレートの取替えに際し
て、この屋根を切断して、そこから支持部材を搬入する
方法に代わる方法が提案されている。
タンク補修のためのアニュラープレートの取替えに際し
て、この屋根を切断して、そこから支持部材を搬入する
方法に代わる方法が提案されている。
【0005】この方法は、図8に記載のように、アニュ
ラープレート2の内周一部を残して、側板3の下方部分
を一体として切断し取り去り、この位置の基礎地盤を補
強したのち、新規の代替アニュラープレート23を配置
して、この代替プレート同士あるいは底板と溶接によっ
て結合したのち、側板3の内側にサポートピースAを溶
接によって固定して第1のくさびBを挿入し、さらに、
側板3の外側に位置する代替アニュラープレート23上
に保持部材Cを固定し、これに、第2のくさびDを挿入
する。この作業をタンク全周にわたって行ったのち、特
定箇所の第1のくさびBを抜取り、それに隣接する保持
部材Cの下端を側板の下端を数回に分けて上方位置まで
切断して、徐々に側板を下降する。そして、この保持部
材Cの下端の切断除去作業をタンク全周にわたって終了
したのち、保持部材Cを溶断除去し、側板3を降ろし
て、その下端を新規代替アニュラープレート23上に溶
接することによって交換作業を終了するものである。
ラープレート2の内周一部を残して、側板3の下方部分
を一体として切断し取り去り、この位置の基礎地盤を補
強したのち、新規の代替アニュラープレート23を配置
して、この代替プレート同士あるいは底板と溶接によっ
て結合したのち、側板3の内側にサポートピースAを溶
接によって固定して第1のくさびBを挿入し、さらに、
側板3の外側に位置する代替アニュラープレート23上
に保持部材Cを固定し、これに、第2のくさびDを挿入
する。この作業をタンク全周にわたって行ったのち、特
定箇所の第1のくさびBを抜取り、それに隣接する保持
部材Cの下端を側板の下端を数回に分けて上方位置まで
切断して、徐々に側板を下降する。そして、この保持部
材Cの下端の切断除去作業をタンク全周にわたって終了
したのち、保持部材Cを溶断除去し、側板3を降ろし
て、その下端を新規代替アニュラープレート23上に溶
接することによって交換作業を終了するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、長期間のタ
ンクの使用により、アニュラープレート下部の基礎が不
等沈下しており、そのため、このアニュラープレート交
換に際しては、部分的に古いアニュラープレートを取り
除いた後、この取り除き部分の下の古い基礎部81を掘
り起こし、整地・転圧し補修している。
ンクの使用により、アニュラープレート下部の基礎が不
等沈下しており、そのため、このアニュラープレート交
換に際しては、部分的に古いアニュラープレートを取り
除いた後、この取り除き部分の下の古い基礎部81を掘
り起こし、整地・転圧し補修している。
【0007】この基礎部の補修に当たっては、施工部の
隙間、場所等が狭くそのため施工時間を多く費やした
り、転圧不良により補修が不完全となっていた。
隙間、場所等が狭くそのため施工時間を多く費やした
り、転圧不良により補修が不完全となっていた。
【0008】本発明の目的は、このタンクのアニュラー
プレートの交換に際して、充分な地盤改質を行うことが
できて、しかも、このためにアニュラープレート交換作
業そのものを阻害することのない方法を提供することに
ある。
プレートの交換に際して、充分な地盤改質を行うことが
できて、しかも、このためにアニュラープレート交換作
業そのものを阻害することのない方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のタンクのアニュ
ラープレートの取替方法は、タンク底板の外周に形成さ
れ、且つ、側板を立設したアニュラープレートを全周に
わたって分割・切断し、それぞれ分割・切断されたアニ
ュラープレート片のそれぞれの箇所の側板の外面のタン
ク基礎と接する箇所にプレート材からなる拘束治具を側
板と分割アニュラープレート片に固定すると共に、該側
板の内面の下方に支持部材を固定後、該支持部材と分割
アニュラープレート片との間にライナーを挿入し、それ
ぞれの分割アニュラープレート片の箇所の基礎に、モル
タル充填層を形成して基礎を強化せしめる第1過程と、
前記側板の下端を切断すると共に、前記分割・切断され
たアニュラープレート片をタンク全周から取り出す第2
過程と、前記切り取ったアニュラープレート片に代える
新規代替アニュラープレート片を先の切断箇所に挿入後
溶接して底板と一体化すると共に、前記側板の内壁に溶
接した支持部材の下面に保持手段を配置してタンク全体
を保持する第3過程と、さらに、前記保持手段を下降せ
しめて、タンク側板の下端を代替した新規アニュラープ
レート片上に当接せしめたのち、該当接面を溶接する第
4の過程とからなることを特徴とすることによって前記
目的を達成した。
ラープレートの取替方法は、タンク底板の外周に形成さ
れ、且つ、側板を立設したアニュラープレートを全周に
わたって分割・切断し、それぞれ分割・切断されたアニ
ュラープレート片のそれぞれの箇所の側板の外面のタン
ク基礎と接する箇所にプレート材からなる拘束治具を側
板と分割アニュラープレート片に固定すると共に、該側
板の内面の下方に支持部材を固定後、該支持部材と分割
アニュラープレート片との間にライナーを挿入し、それ
ぞれの分割アニュラープレート片の箇所の基礎に、モル
タル充填層を形成して基礎を強化せしめる第1過程と、
前記側板の下端を切断すると共に、前記分割・切断され
たアニュラープレート片をタンク全周から取り出す第2
過程と、前記切り取ったアニュラープレート片に代える
新規代替アニュラープレート片を先の切断箇所に挿入後
溶接して底板と一体化すると共に、前記側板の内壁に溶
接した支持部材の下面に保持手段を配置してタンク全体
を保持する第3過程と、さらに、前記保持手段を下降せ
しめて、タンク側板の下端を代替した新規アニュラープ
レート片上に当接せしめたのち、該当接面を溶接する第
4の過程とからなることを特徴とすることによって前記
目的を達成した。
【0010】
【作用】アニュラープレートの取替えに際して、部分的
に切断された分割アニュラープレート片は、支持部材と
ライナー及び拘束治具によって抑制するので、溶接後の
残留応力等による板の跳ね上がりが矯正され、平均化さ
れており、そこへモルタルを充填し、固化されるため、
固化後の形状を平坦とすることができ、基礎部を確実に
取替え、改修・補修できる。
に切断された分割アニュラープレート片は、支持部材と
ライナー及び拘束治具によって抑制するので、溶接後の
残留応力等による板の跳ね上がりが矯正され、平均化さ
れており、そこへモルタルを充填し、固化されるため、
固化後の形状を平坦とすることができ、基礎部を確実に
取替え、改修・補修できる。
【0011】
【実施例】図1〜図5は、図6と図7に示す円筒型タン
クのアニュラープレート2の交換に本発明を適用した実
施態様を示す。
クのアニュラープレート2の交換に本発明を適用した実
施態様を示す。
【0012】図1はアニュラープレート交換の第1過程
を示す。同過程においては、底板1のアニュラープレー
ト2との接合点11よりも外方位置21で全円周にわた
って適当な長さに切断し、それぞれ切断された分割アニ
ュラープレート片22に、拘束治具6と支持部材7を取
付ける。
を示す。同過程においては、底板1のアニュラープレー
ト2との接合点11よりも外方位置21で全円周にわた
って適当な長さに切断し、それぞれ切断された分割アニ
ュラープレート片22に、拘束治具6と支持部材7を取
付ける。
【0013】拘束治具6はプレート状に形成され、その
上方内側面61は側板3の外面に溶接され、また、その
下端面62は切断された分割アニュラープレート片22
の上面に溶接固定される。また、支持部材7は断面がL
字形のプレート部71とその上面の断面が3角形の補強
片72とからなり、補強片72の端面73が側板3の内
面に溶接固定される。これによって、そのL字形のプレ
ート部71の下端は、側板3の下端よりも上方に位置
し、その空間はライナー9によって支持し、その後、側
板3の下方基盤を掘り下げてモルタル充填層8を形成す
る。
上方内側面61は側板3の外面に溶接され、また、その
下端面62は切断された分割アニュラープレート片22
の上面に溶接固定される。また、支持部材7は断面がL
字形のプレート部71とその上面の断面が3角形の補強
片72とからなり、補強片72の端面73が側板3の内
面に溶接固定される。これによって、そのL字形のプレ
ート部71の下端は、側板3の下端よりも上方に位置
し、その空間はライナー9によって支持し、その後、側
板3の下方基盤を掘り下げてモルタル充填層8を形成す
る。
【0014】このモルタル充填層8は、全周を布材(モ
ルタルバック)10によって囲い、その上面はアニュラ
ープレート2で抑えた形の流し込み枠体を形成し、その
外方上面には、モルタル注入口81が形成されている。
この注入口81からモルタルを注入することによって、
モルタル充填層8を形成する。このモルタル充填層8の
形成の際には、分割アニュラープレート片22は、その
側板3より外側は拘束治具6によって、また、側板3よ
り内方は支持部材7とライナー9によって抑えられてい
る。この拘束治具6を固定した各切断された分割アニュ
ラープレート片22の抑え付けによって、アニュラープ
レート切断以前の溶接残留応力によりアニュラープレー
トの盛り上がりは抑えられ、形成されたモルタル充填層
8は設計上の表面状態が維持されて充分な地盤の補強を
行うことができる。
ルタルバック)10によって囲い、その上面はアニュラ
ープレート2で抑えた形の流し込み枠体を形成し、その
外方上面には、モルタル注入口81が形成されている。
この注入口81からモルタルを注入することによって、
モルタル充填層8を形成する。このモルタル充填層8の
形成の際には、分割アニュラープレート片22は、その
側板3より外側は拘束治具6によって、また、側板3よ
り内方は支持部材7とライナー9によって抑えられてい
る。この拘束治具6を固定した各切断された分割アニュ
ラープレート片22の抑え付けによって、アニュラープ
レート切断以前の溶接残留応力によりアニュラープレー
トの盛り上がりは抑えられ、形成されたモルタル充填層
8は設計上の表面状態が維持されて充分な地盤の補強を
行うことができる。
【0015】図3は、図1に示す第1の過程後の、第2
の過程における拘束治具6と支持部材7との切断過程を
示す。
の過程における拘束治具6と支持部材7との切断過程を
示す。
【0016】この第2の過程においては、切断されたそ
れぞれのアニュラープレート2に取付けられた拘束治具
6と支持部材7及びを側板3の下方部分を切断して、こ
れらを各分割アニュラープレート22と共に、タンク外
方に除り除く。拘束治具6と支持部材7のそれぞれの切
断箇所12は、側板3の切断箇所13より上方位置とし
ており、拘束治具6の切断片は各分割アニュラープレー
ト22片と一体的にタンク外方に除り除くと共に、支持
部材7の切断片は各分割したアニュラープレート22と
は別体に側板3の下方空間からタンクの外方に取り出す
ことができる。そして、順次、ジャッキ手段14によっ
て他の分割アニュラープレート片22の部分を支持しな
がら、全周にわたって分割アニュラープレート片22を
タンク内から外方に取り出す。
れぞれのアニュラープレート2に取付けられた拘束治具
6と支持部材7及びを側板3の下方部分を切断して、こ
れらを各分割アニュラープレート22と共に、タンク外
方に除り除く。拘束治具6と支持部材7のそれぞれの切
断箇所12は、側板3の切断箇所13より上方位置とし
ており、拘束治具6の切断片は各分割アニュラープレー
ト22片と一体的にタンク外方に除り除くと共に、支持
部材7の切断片は各分割したアニュラープレート22と
は別体に側板3の下方空間からタンクの外方に取り出す
ことができる。そして、順次、ジャッキ手段14によっ
て他の分割アニュラープレート片22の部分を支持しな
がら、全周にわたって分割アニュラープレート片22を
タンク内から外方に取り出す。
【0017】図4は、第2過程でタンク内から取り出し
た分割アニュラープレート片22と略同一サイズに裁断
された代替用の新規アニュラープレート23をタンクに
挿入する第3の過程を示す。この第3過程においては、
代替のアニュラープレート23を第2の過程で取り除い
た分割アニュラープレート片22のあとに挿入し、先の
切断部21にこの代替新規アニュラープレート23の先
端部分を溶接し、順次、この新規に取りつけた代替アニ
ュラープレート23にジャッキあるいはテーパーライナ
ーのようなタンク保持手段14を配置して、支持材に溶
接固定した側板を支持する。この作業をタンク全周にわ
たって行うことによって、代替アニュラープレート23
をタンクの底板の全外周に渡って溶接してアニュラープ
レートを連結したタンクの底板を形成する。
た分割アニュラープレート片22と略同一サイズに裁断
された代替用の新規アニュラープレート23をタンクに
挿入する第3の過程を示す。この第3過程においては、
代替のアニュラープレート23を第2の過程で取り除い
た分割アニュラープレート片22のあとに挿入し、先の
切断部21にこの代替新規アニュラープレート23の先
端部分を溶接し、順次、この新規に取りつけた代替アニ
ュラープレート23にジャッキあるいはテーパーライナ
ーのようなタンク保持手段14を配置して、支持材に溶
接固定した側板を支持する。この作業をタンク全周にわ
たって行うことによって、代替アニュラープレート23
をタンクの底板の全外周に渡って溶接してアニュラープ
レートを連結したタンクの底板を形成する。
【0018】図5は、図4に示す状態からの第4の過程
を示す。
を示す。
【0019】この第4の過程においては、側板3を下降
して底板に連続して形成された新規のアニュラープレー
ト23上に載置した状態を示す。この側板3の下降に際
しては、図4に示すジャッキ14を降下させるか、テー
パーライナーのようなタンク保持手段を除々にずらすこ
とによって行い、これをタンク全周に行うことによっ
て、側板3をタンク全周にわたって配置された代替アニ
ュラープレート23上に接した状態で載置できる。この
際、図1に示す第1の過程で形成されたモルタル充填層
8は、当初のタンク設置の状態と同じ、正しい表面を全
周にわたって形成しているので、全周にわたって切断さ
れた側板の下端は、代替アニュラープレート23上に大
きい空隙を形成することなく載置され、その接触面をタ
ンク内外部から溶接して全外周にわたって溶接部15を
形成することによって、完全なタンクとして補修再生で
きる。
して底板に連続して形成された新規のアニュラープレー
ト23上に載置した状態を示す。この側板3の下降に際
しては、図4に示すジャッキ14を降下させるか、テー
パーライナーのようなタンク保持手段を除々にずらすこ
とによって行い、これをタンク全周に行うことによっ
て、側板3をタンク全周にわたって配置された代替アニ
ュラープレート23上に接した状態で載置できる。この
際、図1に示す第1の過程で形成されたモルタル充填層
8は、当初のタンク設置の状態と同じ、正しい表面を全
周にわたって形成しているので、全周にわたって切断さ
れた側板の下端は、代替アニュラープレート23上に大
きい空隙を形成することなく載置され、その接触面をタ
ンク内外部から溶接して全外周にわたって溶接部15を
形成することによって、完全なタンクとして補修再生で
きる。
【0020】この補修再生後のタンクには、下端切断後
の拘束治具6と支持部材7が側壁に沿って残留し、以後
の石油等の収納タンクの機能を何等阻害することはない
が、必要な場合は、側板に固定された拘束治具6と支持
部材7とを溶断及びグラインダーによって取り外しても
よい。
の拘束治具6と支持部材7が側壁に沿って残留し、以後
の石油等の収納タンクの機能を何等阻害することはない
が、必要な場合は、側板に固定された拘束治具6と支持
部材7とを溶断及びグラインダーによって取り外しても
よい。
【0021】なお、上記実施例に示すアニュラープレー
トの取替えを、不等沈下部分に適用するに際しては、前
記タンク外面の拘束治具6を取付ける前に側板3の下端
を1部切断し、アニュラープレート2を正規の基礎設計
寸法上の位置に設置し、拘束治具6の位置に合わせて側
板3の外面に取付けたのち、内面側の支持部材7を取付
け固定する手段を採用する。この手段の採用により、モ
ルタルを充填するだけで正規寸法の基礎が簡単にでき
る。
トの取替えを、不等沈下部分に適用するに際しては、前
記タンク外面の拘束治具6を取付ける前に側板3の下端
を1部切断し、アニュラープレート2を正規の基礎設計
寸法上の位置に設置し、拘束治具6の位置に合わせて側
板3の外面に取付けたのち、内面側の支持部材7を取付
け固定する手段を採用する。この手段の採用により、モ
ルタルを充填するだけで正規寸法の基礎が簡単にでき
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏する。
【0023】(1)モルタル圧入による基礎のため、十
分圧密させた強固な側板下基礎の築造が狭いスペースで
簡単にでき、且つ、全体のアニュラープレートの取替え
工期が短縮できる。
分圧密させた強固な側板下基礎の築造が狭いスペースで
簡単にでき、且つ、全体のアニュラープレートの取替え
工期が短縮できる。
【0024】(2)従来のジャッキアップ工法のような
大規模な工事をせずに、数10mmの側板の不等沈下の
修正ができる。
大規模な工事をせずに、数10mmの側板の不等沈下の
修正ができる。
【0025】(3)且つ、基礎を修正するときの従来の
ジャッキアップ工法でのジャッキはタンク全体を基礎修
正に必要なだけのスペースを確保するため大型となって
いたが、本発明でのジャッキは数10mm降下させるた
めに小型とすることができる。
ジャッキアップ工法でのジャッキはタンク全体を基礎修
正に必要なだけのスペースを確保するため大型となって
いたが、本発明でのジャッキは数10mm降下させるた
めに小型とすることができる。
【図1】 本発明の実施工程を示すもので、第1過程を
示す。
示す。
【図2】 第1過程終了後の底板部分の平面を示す。
【図3】 同じく、第2過程を示す。
【図4】 同じく、第3過程を示す。
【図5】 同じく、第4過程を示す。
【図6】 従来の円筒型タンクのアニュラープレートを
示す。
示す。
【図7】 従来の円筒型タンクのアニュラープレートを
示す。
示す。
【図8】 従来のアニュラープレートの取替え方法を説
明する図である。
明する図である。
1 底板 11 底板・アニュラープ
レート間の接合点 2 アニュラープレート 21 代替のためのアニュラープレートの切断部 22 切断分割アニュラープレート片 23 代替用の新規アニュラープレート 3 側板 4 支柱 5
屋根板 6 拘束治具 61 上方内側面 62
下端面 7 支持部材 71 L字形プレート部 72
3角形の補強片 73 補強片の端面 8 モルタル充填層 81 基礎部 81
モルタル注入口 9 ライナー 10 布材 12 拘束治具と支持部材の切断箇所 13 側板の切断箇所 14 ジャッキあるいはライナーのようなタンク保持手
段 15 外面溶接部 A サポートピース B 第1のくさび C 保持部材 D 第2のくさび
レート間の接合点 2 アニュラープレート 21 代替のためのアニュラープレートの切断部 22 切断分割アニュラープレート片 23 代替用の新規アニュラープレート 3 側板 4 支柱 5
屋根板 6 拘束治具 61 上方内側面 62
下端面 7 支持部材 71 L字形プレート部 72
3角形の補強片 73 補強片の端面 8 モルタル充填層 81 基礎部 81
モルタル注入口 9 ライナー 10 布材 12 拘束治具と支持部材の切断箇所 13 側板の切断箇所 14 ジャッキあるいはライナーのようなタンク保持手
段 15 外面溶接部 A サポートピース B 第1のくさび C 保持部材 D 第2のくさび
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 健二 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐵プラント設計株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 タンク底板の外周に形成され、且つ、側
板を立設したアニュラープレートを全周にわたって分割
・切断し、それぞれ分割・切断されたアニュラープレー
トのそれぞれの箇所の側板の外面のタンク基礎と接する
箇所にプレート材からなる拘束治具を側板とアニュラー
プレートに固定すると共に、該側板の内面の下方に支持
部材を固定後、該支持部材とアニュラープレートとの間
にライナーを挿入し、それぞれの分割アニュラープレー
トの箇所の基礎に、モルタル充填層を形成して基礎を強
化せしめる第1過程と、 前記側板の下端を切断すると共に、前記分割・切断され
たアニュラープレートをタンク全周から取り出す第2過
程と、 前記切り取ったアニュラープレートに代える新規代替ア
ニュラープレートを先の切断箇所に挿入後溶接して底板
と一体化すると共に、前記側板の内壁に溶接した支持部
材の下面に保持手段を配置してタンク全体を保持する第
3過程と、 さらに、前記保持手段を下降せしめて、タンク側板の下
端を代替した新規アニュラープレート上に当接せしめた
のち、該当接面を溶接する第4の過程とからなるタンク
のアニュラープレートの取替方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250765A JPH07101488A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | タンクのアニュラープレートの取替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250765A JPH07101488A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | タンクのアニュラープレートの取替方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101488A true JPH07101488A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17212715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5250765A Pending JPH07101488A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | タンクのアニュラープレートの取替方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101488A (ja) |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP5250765A patent/JPH07101488A/ja active Pending
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