JPH0710151A - 透明フィルム窓を有する紙箱 - Google Patents
透明フィルム窓を有する紙箱Info
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- JPH0710151A JPH0710151A JP15173593A JP15173593A JPH0710151A JP H0710151 A JPH0710151 A JP H0710151A JP 15173593 A JP15173593 A JP 15173593A JP 15173593 A JP15173593 A JP 15173593A JP H0710151 A JPH0710151 A JP H0710151A
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- polystyrene
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 透明性と光沢性に優れ、紙箱との容易接着
性、デッドホールド性、十分な強度を有するフィルムが
窓用フィルムとして用いられた、透明フィルム窓を有す
る紙箱を提供する。 【構成】 少なくとも1つの透明フィルム窓を有する紙
箱。透明フィルムは、延伸されたシンジオタクチックポ
リスチレンフィルムであるか、シンジオタクチックポリ
スチレン10〜99.9重量%と、Gタイプポリスチレ
ンおよびスチレン−ブタジエン共重合体よりなる群から
選ばれるポリマー0.1〜90重量%とのポリマーブレ
ンドを延伸したポリスチレンフィルムである。これらの
フィルムは、十分なデッドホールド性および強度を有し
ているので、コーナー部分にも窓を有する紙箱を得るこ
とができる。
性、デッドホールド性、十分な強度を有するフィルムが
窓用フィルムとして用いられた、透明フィルム窓を有す
る紙箱を提供する。 【構成】 少なくとも1つの透明フィルム窓を有する紙
箱。透明フィルムは、延伸されたシンジオタクチックポ
リスチレンフィルムであるか、シンジオタクチックポリ
スチレン10〜99.9重量%と、Gタイプポリスチレ
ンおよびスチレン−ブタジエン共重合体よりなる群から
選ばれるポリマー0.1〜90重量%とのポリマーブレ
ンドを延伸したポリスチレンフィルムである。これらの
フィルムは、十分なデッドホールド性および強度を有し
ているので、コーナー部分にも窓を有する紙箱を得るこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、化粧品等の包
装容器として用いられる、透明フィルム窓を有する紙箱
に関し、より詳しくは、透明性が良く光沢のある透明フ
ィルム窓を有し、リサイクリングを行いやすい紙箱に関
するものである。
装容器として用いられる、透明フィルム窓を有する紙箱
に関し、より詳しくは、透明性が良く光沢のある透明フ
ィルム窓を有し、リサイクリングを行いやすい紙箱に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より透明フィルム窓を有する紙箱用
の透明フィルムとしては、塩化ビニール(PVC)フィ
ルムが広く使用されている。しかし、使用済みのPVC
フィルム窓を有する紙箱の焼却処理を行うと、PVCフ
ィルムは塩素を含有するため、環境に有害な塩化水素や
ダイオキシンを発生するという問題があった。
の透明フィルムとしては、塩化ビニール(PVC)フィ
ルムが広く使用されている。しかし、使用済みのPVC
フィルム窓を有する紙箱の焼却処理を行うと、PVCフ
ィルムは塩素を含有するため、環境に有害な塩化水素や
ダイオキシンを発生するという問題があった。
【0003】また、PVCフィルムの代替として、ポリ
エステルフィルム(PET)やポリプロピレンフィルム
(OPP)が紙箱用の透明フィルムとして使用されてい
る。これらのフィルムは、塩素を含有しないので、上記
の問題はない。しかし、PETフィルムやOPPフィル
ムと紙とを接着するには、フィルム表面の接着性を上げ
るためにコロナ処理を行う必要があり、接着剤としてア
クリル系接着剤を使用しないと、所定の接着強度を得る
ことができないという問題があった。
エステルフィルム(PET)やポリプロピレンフィルム
(OPP)が紙箱用の透明フィルムとして使用されてい
る。これらのフィルムは、塩素を含有しないので、上記
の問題はない。しかし、PETフィルムやOPPフィル
ムと紙とを接着するには、フィルム表面の接着性を上げ
るためにコロナ処理を行う必要があり、接着剤としてア
クリル系接着剤を使用しないと、所定の接着強度を得る
ことができないという問題があった。
【0004】さらに、これらPVCフィルム、PETフ
ィルム、OPPフィルムには、デッドホールド性(紙の
ように折り目の付く性質)がないため、紙箱の強度を向
上させる目的でフィルムを紙箱の全面に貼ると、紙箱の
折りたたみ性が悪くなるため、フィルムを紙箱の全面に
貼ることは困難であった。また、デッドホールド性がな
いため、紙箱の平面部分にしかフィルム窓を設けること
ができず、コーナー部分にフィルム窓を設けることはで
きなかった。
ィルム、OPPフィルムには、デッドホールド性(紙の
ように折り目の付く性質)がないため、紙箱の強度を向
上させる目的でフィルムを紙箱の全面に貼ると、紙箱の
折りたたみ性が悪くなるため、フィルムを紙箱の全面に
貼ることは困難であった。また、デッドホールド性がな
いため、紙箱の平面部分にしかフィルム窓を設けること
ができず、コーナー部分にフィルム窓を設けることはで
きなかった。
【0005】Gタイプポリスチレンを延伸したOPSフ
ィルムは、ある程度のデッドホールド性を有するが、フ
ィルム強度が低いので、高い強度が要求される紙箱のコ
ーナー部分の窓用のフィルムとしては不十分であった。
ィルムは、ある程度のデッドホールド性を有するが、フ
ィルム強度が低いので、高い強度が要求される紙箱のコ
ーナー部分の窓用のフィルムとしては不十分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の従来技術の諸問題を解決し、透明性と光沢性に優れ、
紙箱と容易に接着することができ、紙箱の全面に貼って
も容易に折り目をつけるのに十分なデッドホールド性を
有し、しかも紙箱のコーナー部分の窓にも用い得る十分
な強度を有するフィルムが窓用フィルムとして用いられ
た、透明フィルム窓を有する紙箱を提供することにあ
る。
の従来技術の諸問題を解決し、透明性と光沢性に優れ、
紙箱と容易に接着することができ、紙箱の全面に貼って
も容易に折り目をつけるのに十分なデッドホールド性を
有し、しかも紙箱のコーナー部分の窓にも用い得る十分
な強度を有するフィルムが窓用フィルムとして用いられ
た、透明フィルム窓を有する紙箱を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の透明フィルム窓
を有する紙箱は、上記の目的を達成するために、少なく
とも1つの透明フィルム窓を有する紙箱において、前記
透明フィルムが、延伸されたシンジオタクチックポリス
チレンフィルムであることを特徴とするものである。
を有する紙箱は、上記の目的を達成するために、少なく
とも1つの透明フィルム窓を有する紙箱において、前記
透明フィルムが、延伸されたシンジオタクチックポリス
チレンフィルムであることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の透明フィルム窓を有する紙
箱は、少なくとも1つの透明フィルム窓を有する紙箱に
おいて、前記透明フィルムが、シンジオタクチックポリ
スチレン10〜99.9重量%と、Gタイプポリスチレ
ンおよびスチレン−ブタジエン共重合体よりなる群から
選ばれる少なくとも1種のポリマー0.1〜90重量%
とのポリマーブレンドを延伸したポリスチレンフィルム
であることを特徴とするものである。
箱は、少なくとも1つの透明フィルム窓を有する紙箱に
おいて、前記透明フィルムが、シンジオタクチックポリ
スチレン10〜99.9重量%と、Gタイプポリスチレ
ンおよびスチレン−ブタジエン共重合体よりなる群から
選ばれる少なくとも1種のポリマー0.1〜90重量%
とのポリマーブレンドを延伸したポリスチレンフィルム
であることを特徴とするものである。
【0009】以下、本発明について詳しく説明する。
【0010】本発明におけるシンジオタクチックポリス
チレンは、スチレンモノマーを例えばメタロセン触媒を
用いて重合することにより得られる。シンジオタクチッ
クポリスチレンは、結晶性であり、融点が270℃と高
く、一般の有機溶剤には溶解しない。
チレンは、スチレンモノマーを例えばメタロセン触媒を
用いて重合することにより得られる。シンジオタクチッ
クポリスチレンは、結晶性であり、融点が270℃と高
く、一般の有機溶剤には溶解しない。
【0011】一方、Gタイプ(一般タイプ)ポリスチレ
ンは、ラジカル重合触媒を用いて高温で重合反応を行う
ことにより得られる。Gタイプポリスチレンは、アタク
チック構造であり、非結晶性であり、融点をもたず、7
0℃以上で軟化し、一般の有機溶剤に可溶である。
ンは、ラジカル重合触媒を用いて高温で重合反応を行う
ことにより得られる。Gタイプポリスチレンは、アタク
チック構造であり、非結晶性であり、融点をもたず、7
0℃以上で軟化し、一般の有機溶剤に可溶である。
【0012】本発明において、シンジオタクチックポリ
スチレンに、Gタイプポリスチレンおよび/またはスチ
レン−ブタジエン共重合体をブレンドする場合の割合
は、シンジオタクチックポリスチレン10〜99.9重
量%、Gタイプポリスチレンとスチレン−ブタジエン共
重合体の合計量0.1〜90重量%であるが、好ましい
割合は、シンジオタクチックポリスチレン50〜99.
9重量%、Gタイプポリスチレンとスチレン−ブタジエ
ン共重合体の合計量0.1〜50重量%である。このよ
うに、Gタイプポリスチレンおよび/またはスチレン−
ブタジエン共重合体のブレンド量を低く抑えることによ
り、シンジオタクチックポリスチレンフィルムの透明
性、光沢性、デッドホールド性、耐熱性、印刷性、高い
引張強度および耐衝撃強度などの性質を維持することが
できる。
スチレンに、Gタイプポリスチレンおよび/またはスチ
レン−ブタジエン共重合体をブレンドする場合の割合
は、シンジオタクチックポリスチレン10〜99.9重
量%、Gタイプポリスチレンとスチレン−ブタジエン共
重合体の合計量0.1〜90重量%であるが、好ましい
割合は、シンジオタクチックポリスチレン50〜99.
9重量%、Gタイプポリスチレンとスチレン−ブタジエ
ン共重合体の合計量0.1〜50重量%である。このよ
うに、Gタイプポリスチレンおよび/またはスチレン−
ブタジエン共重合体のブレンド量を低く抑えることによ
り、シンジオタクチックポリスチレンフィルムの透明
性、光沢性、デッドホールド性、耐熱性、印刷性、高い
引張強度および耐衝撃強度などの性質を維持することが
できる。
【0013】また、本発明において、シンジオタクチッ
クポリスチレンにGタイプポリスチレンをブレンドする
場合は、シンジオタクチックポリスチレン15〜40重
量%、Gタイプポリスチレン85〜60重量%のブレン
ド割合も好ましい。このように、Gタイプポリスチレン
のブレンド量を多くすることにより、Gタイプポリスチ
レン特有の成形性の良さを発現することができ、押出し
機によるシートの押出し性、シートの延伸性が向上す
る。
クポリスチレンにGタイプポリスチレンをブレンドする
場合は、シンジオタクチックポリスチレン15〜40重
量%、Gタイプポリスチレン85〜60重量%のブレン
ド割合も好ましい。このように、Gタイプポリスチレン
のブレンド量を多くすることにより、Gタイプポリスチ
レン特有の成形性の良さを発現することができ、押出し
機によるシートの押出し性、シートの延伸性が向上す
る。
【0014】本発明において、延伸ポリスチレンフィル
ムは、縦一軸延伸フィルム、横一軸延伸フィルム、縦横
二軸延伸フィルムのいずれであってもよい。いずれの延
伸ポリスチレンフィルムも、透明性と光沢性に優れ、強
度が高く、十分なデッドホールド性を有する。
ムは、縦一軸延伸フィルム、横一軸延伸フィルム、縦横
二軸延伸フィルムのいずれであってもよい。いずれの延
伸ポリスチレンフィルムも、透明性と光沢性に優れ、強
度が高く、十分なデッドホールド性を有する。
【0015】また本発明においては、フィルム表面の耐
スクラッチ性を向上するために、コーティングを行うこ
ともできる。
スクラッチ性を向上するために、コーティングを行うこ
ともできる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0017】[実施例1] (1) シンジオタクチックポリスチレン(出光石油化
学製)を、310℃の温度で押出し機のダイから押出
し、厚さ150μのキャストフィルムaを製造した。こ
のキャストフィルムaは、従来のGタイプポリスチレン
キャストフィルムと同様に、折りまげると割れてしまう
ものであった。
学製)を、310℃の温度で押出し機のダイから押出
し、厚さ150μのキャストフィルムaを製造した。こ
のキャストフィルムaは、従来のGタイプポリスチレン
キャストフィルムと同様に、折りまげると割れてしまう
ものであった。
【0018】このキャストフィルムaを、130℃に加
熱したロールにより縦方向に3倍延伸し、緊張状態で2
00℃に加熱、熱固定して、フィルム使用時の熱収縮性
を防止し、厚さ50μのフィルムAを製造した。なお、
熱固定するのは、フィルム使用時の熱収縮性を防止する
ためである。
熱したロールにより縦方向に3倍延伸し、緊張状態で2
00℃に加熱、熱固定して、フィルム使用時の熱収縮性
を防止し、厚さ50μのフィルムAを製造した。なお、
熱固定するのは、フィルム使用時の熱収縮性を防止する
ためである。
【0019】また、キャストフィルムaを、130℃に
加熱したテンターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態
で200℃で熱固定し、厚さ50μのフィルムBを製造
した。
加熱したテンターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態
で200℃で熱固定し、厚さ50μのフィルムBを製造
した。
【0020】(2) 別に、キャストフィルムaと同様
にして、厚さ250μのキャストフィルムbを製造し
た。このキャストフィルムbを、130℃に加熱したロ
ールにより縦方向に2倍、次に130℃に加熱したテン
ターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態で200℃で
熱固定し、厚さ50μのフィルムCを製造した。
にして、厚さ250μのキャストフィルムbを製造し
た。このキャストフィルムbを、130℃に加熱したロ
ールにより縦方向に2倍、次に130℃に加熱したテン
ターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態で200℃で
熱固定し、厚さ50μのフィルムCを製造した。
【0021】上記3種類の延伸ポリスチレンフィルム
A、BおよびCは、いずれも透明性と光沢性に優れ、デ
ッドホールド性も良好であり、一般のGタイプポリスチ
レン延伸フィルム(OPS)に比べ、高い引張強度、衝
撃強度、耐熱性、耐溶剤性を有していた。
A、BおよびCは、いずれも透明性と光沢性に優れ、デ
ッドホールド性も良好であり、一般のGタイプポリスチ
レン延伸フィルム(OPS)に比べ、高い引張強度、衝
撃強度、耐熱性、耐溶剤性を有していた。
【0022】[実施例2] (1) シンジオタクチックポリスチレン(出光石油化
学製)35重量%と、Gタイプポリスチレン65重量%
とをブレンドし、300℃の温度で押出し機のダイから
押出し、厚さ150μのキャストフィルムcを製造し
た。このキャストフィルムcは、従来のGタイプポリス
チレンキャストフィルムと同様に、折りまげると割れて
しまうものであった。
学製)35重量%と、Gタイプポリスチレン65重量%
とをブレンドし、300℃の温度で押出し機のダイから
押出し、厚さ150μのキャストフィルムcを製造し
た。このキャストフィルムcは、従来のGタイプポリス
チレンキャストフィルムと同様に、折りまげると割れて
しまうものであった。
【0023】このキャストフィルムcを、130℃に加
熱したロールにより縦方向に3倍延伸し、緊張状態で2
00℃で熱固定して、厚さ50μのフィルムDを製造し
た。
熱したロールにより縦方向に3倍延伸し、緊張状態で2
00℃で熱固定して、厚さ50μのフィルムDを製造し
た。
【0024】また、キャストフィルムcを、130℃に
加熱したテンターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態
で200℃で熱固定し、厚さ50μのフィルムEを製造
した。
加熱したテンターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態
で200℃で熱固定し、厚さ50μのフィルムEを製造
した。
【0025】(2) 別に、キャストフィルムcと同様
にして、厚さ250μのキャストフィルムdを製造し
た。このキャストフィルムdを、130℃に加熱したロ
ールにより縦方向に2倍、次に130℃に加熱したテン
ターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態で200℃で
熱固定し、厚さ50μのフィルムFを製造した。
にして、厚さ250μのキャストフィルムdを製造し
た。このキャストフィルムdを、130℃に加熱したロ
ールにより縦方向に2倍、次に130℃に加熱したテン
ターにより横方向に3倍延伸し、緊張状態で200℃で
熱固定し、厚さ50μのフィルムFを製造した。
【0026】上記3種類の延伸ポリスチレンフィルム
D、EおよびFは、いずれも透明性と光沢性に優れ、デ
ッドホールド性も良好であり、一般のGタイプポリスチ
レン延伸フィルム(OPS)に比べ、高い引張強度、衝
撃強度、耐熱性、耐溶剤性を有していた。
D、EおよびFは、いずれも透明性と光沢性に優れ、デ
ッドホールド性も良好であり、一般のGタイプポリスチ
レン延伸フィルム(OPS)に比べ、高い引張強度、衝
撃強度、耐熱性、耐溶剤性を有していた。
【0027】[実施例3]実施例1および実施例2で製
造した延伸ポリスチレンフィルムA、B、C、D、Eお
よびFの各々について、紙箱のフィルム窓になるべき部
分の一部に、一般プラスチックフィルムの印刷で用いら
れているグラビアインキ(バインダーはポリエステルウ
レタン、溶剤はトルエン、メチルエチルケトンおよびイ
ソプロピルアルコールの混合物)を用いて、6色印刷し
た。
造した延伸ポリスチレンフィルムA、B、C、D、Eお
よびFの各々について、紙箱のフィルム窓になるべき部
分の一部に、一般プラスチックフィルムの印刷で用いら
れているグラビアインキ(バインダーはポリエステルウ
レタン、溶剤はトルエン、メチルエチルケトンおよびイ
ソプロピルアルコールの混合物)を用いて、6色印刷し
た。
【0028】印刷の仕上がりは、フィルムA、B、C、
D、EおよびFのいずれのものについても、PETフィ
ルムやOPPフィルムと同程度の美麗な仕上がり状態で
あった。
D、EおよびFのいずれのものについても、PETフィ
ルムやOPPフィルムと同程度の美麗な仕上がり状態で
あった。
【0029】Gタイプポリスチレンフィルム(OPS)
は溶剤に溶解するので、この様なインキを用いて印刷を
行うことは出来ない。
は溶剤に溶解するので、この様なインキを用いて印刷を
行うことは出来ない。
【0030】[実施例4]実施例3で多色印刷された延
伸ポリスチレンフィルムAを、SBR(スチレン−ブタ
ジエンラバー)をテトラハイドロフランに溶解した接着
剤を用いて、図1、2、3および4に示すような窓が設
けられた紙箱(1)(2)(3)(4)それぞれの展開面の全面に接
着した。
伸ポリスチレンフィルムAを、SBR(スチレン−ブタ
ジエンラバー)をテトラハイドロフランに溶解した接着
剤を用いて、図1、2、3および4に示すような窓が設
けられた紙箱(1)(2)(3)(4)それぞれの展開面の全面に接
着した。
【0031】実施例3で多色印刷された延伸ポリスチレ
ンフィルムB、C、D、EおよびFの各々についても、
同様に、紙箱(1)(2)(3)(4)それぞれの展開面の全面に接
着した。
ンフィルムB、C、D、EおよびFの各々についても、
同様に、紙箱(1)(2)(3)(4)それぞれの展開面の全面に接
着した。
【0032】[実施例5]紙箱それぞれの展開面に折り
目をつけ、実施例3で多色印刷された延伸ポリスチレン
フィルムAの糊代の表面に上記接着剤を塗布して、紙と
接着し、図1、2、3および4に示すような紙箱(1)(2)
(3)(4)を製造した。
目をつけ、実施例3で多色印刷された延伸ポリスチレン
フィルムAの糊代の表面に上記接着剤を塗布して、紙と
接着し、図1、2、3および4に示すような紙箱(1)(2)
(3)(4)を製造した。
【0033】実施例3で多色印刷された延伸ポリスチレ
ンフィルムB、C、D、EおよびFの各々についても、
同様に、紙箱(1)(2)(3)(4)を製造した。
ンフィルムB、C、D、EおよびFの各々についても、
同様に、紙箱(1)(2)(3)(4)を製造した。
【0034】フィルムA、B、C、D、EおよびFは、
いずれも、紙と良好な接着性を示した。OPPフィル
ム、PETフィルム、一軸延伸HDPEフィルムと紙と
を接着する場合には、これらフィルムの両面に予めコロ
ナ処理を施しておかないと、接着剤で接着することがで
きない。
いずれも、紙と良好な接着性を示した。OPPフィル
ム、PETフィルム、一軸延伸HDPEフィルムと紙と
を接着する場合には、これらフィルムの両面に予めコロ
ナ処理を施しておかないと、接着剤で接着することがで
きない。
【0035】また、フィルムA、B、C、D、Eおよび
Fは、いずれも、デッドホールド性に優れ、高い強度を
有しているので、紙箱のコーナー部分の窓(2a)(3a)(3b)
(3c)(3d)(4a)にも十分用いることができる。OPPフィ
ルムやPETフィルムでは、紙箱に鋭角の折り目をつけ
ることが困難であり、コーナー部分に窓を有する紙箱を
製造することはできない。また、一軸延伸HDPEフィ
ルムは、OPPフィルムやPETフィルムよりも折り目
をつけやすいが、フィルムA、B、C、D、EおよびF
のように完全な折り目を付けることはできない。さら
に、一軸延伸HDPEフィルムは、透明性と光沢性が悪
い。
Fは、いずれも、デッドホールド性に優れ、高い強度を
有しているので、紙箱のコーナー部分の窓(2a)(3a)(3b)
(3c)(3d)(4a)にも十分用いることができる。OPPフィ
ルムやPETフィルムでは、紙箱に鋭角の折り目をつけ
ることが困難であり、コーナー部分に窓を有する紙箱を
製造することはできない。また、一軸延伸HDPEフィ
ルムは、OPPフィルムやPETフィルムよりも折り目
をつけやすいが、フィルムA、B、C、D、EおよびF
のように完全な折り目を付けることはできない。さら
に、一軸延伸HDPEフィルムは、透明性と光沢性が悪
い。
【0036】
【発明の効果】本発明によると、上述のように、延伸さ
れたシンジオタクチックポリスチレンフィルム; およ
びシンジオタクチックポリスチレン10〜99.9重量
%と、Gタイプポリスチレンおよびスチレン−ブタジエ
ン共重合体よりなる群から選ばれる少なくとも1種のポ
リマー0.1〜90重量%とのポリマーブレンドを延伸
したポリスチレンフィルムが、透明性と光沢性に優れ、
十分なデッドホールド性と十分な強度を有しているの
で、従来困難であったコーナー部分にも窓を有する紙箱
を得ることができる。
れたシンジオタクチックポリスチレンフィルム; およ
びシンジオタクチックポリスチレン10〜99.9重量
%と、Gタイプポリスチレンおよびスチレン−ブタジエ
ン共重合体よりなる群から選ばれる少なくとも1種のポ
リマー0.1〜90重量%とのポリマーブレンドを延伸
したポリスチレンフィルムが、透明性と光沢性に優れ、
十分なデッドホールド性と十分な強度を有しているの
で、従来困難であったコーナー部分にも窓を有する紙箱
を得ることができる。
【0037】また、これらのフィルムは、紙との接着性
が良いので、紙との接着に際して、フィルム表面に予め
コロナ処理を施す必要がなく、紙箱製造の工程数が削減
される。
が良いので、紙との接着に際して、フィルム表面に予め
コロナ処理を施す必要がなく、紙箱製造の工程数が削減
される。
【0038】さらに、これらのフィルムは、塩素を含有
していないので、紙箱の焼却処理を行っても、塩化水素
やダイオキシンを発生することはなく、環境汚染防止の
点からも優れている。
していないので、紙箱の焼却処理を行っても、塩化水素
やダイオキシンを発生することはなく、環境汚染防止の
点からも優れている。
【図1】本発明の紙箱の具体例を示す斜視図である。
【図2】本発明の紙箱の具体例を示す斜視図である。
【図3】本発明の紙箱の具体例を示す斜視図である。
【図4】本発明の紙箱の具体例を示す斜視図である。
(1)(2)(3)(4)…紙箱 (1a)(2a)(3a)(3b)(3c)(3d)(4a)…窓
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1つの透明フィルム窓を有す
る紙箱において、前記透明フィルムが、延伸されたシン
ジオタクチックポリスチレンフィルムであることを特徴
とする、透明フィルム窓を有する紙箱。 - 【請求項2】 少なくとも1つの透明フィルム窓を有す
る紙箱において、前記透明フィルムが、シンジオタクチ
ックポリスチレン10〜99.9重量%と、Gタイプポ
リスチレンおよびスチレン−ブタジエン共重合体よりな
る群から選ばれる少なくとも1種のポリマー0.1〜9
0重量%とのポリマーブレンドを延伸したポリスチレン
フィルムであることを特徴とする、透明フィルム窓を有
する紙箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15173593A JPH0710151A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 透明フィルム窓を有する紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15173593A JPH0710151A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 透明フィルム窓を有する紙箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710151A true JPH0710151A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15525151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15173593A Pending JPH0710151A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 透明フィルム窓を有する紙箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710151A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000013804A1 (en) * | 1998-09-07 | 2000-03-16 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | Masking material |
| JP2004039796A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Kawamura Electric Inc | 機器収納用ラック |
| WO2011028516A3 (en) * | 2009-08-24 | 2011-05-19 | Graphic Packaging International, Inc. | Carton with heat shrink patch |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP15173593A patent/JPH0710151A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000013804A1 (en) * | 1998-09-07 | 2000-03-16 | Nagoya Oilchemical Co., Ltd. | Masking material |
| JP2004039796A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Kawamura Electric Inc | 機器収納用ラック |
| WO2011028516A3 (en) * | 2009-08-24 | 2011-05-19 | Graphic Packaging International, Inc. | Carton with heat shrink patch |
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