JPH07101849B2 - ランレングス1/n圧縮フローティング符号方法及びその復号方法 - Google Patents

ランレングス1/n圧縮フローティング符号方法及びその復号方法

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JPH07101849B2
JPH07101849B2 JP3050987A JP5098791A JPH07101849B2 JP H07101849 B2 JPH07101849 B2 JP H07101849B2 JP 3050987 A JP3050987 A JP 3050987A JP 5098791 A JP5098791 A JP 5098791A JP H07101849 B2 JPH07101849 B2 JP H07101849B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はイメージデータの高品質
な記録伝送に用いる符号圧縮方法であって、特に広い入
力範囲に渡って瞬時S/N比特性が良好なランレングス
1/n圧縮フローティング符号方法及びその復号方法に
関する。
【従来の技術】従来の衛星PCM放送やデジタル・オー
ディオ・テープレコーダ(以下、DATと略す)におい
ては、圧縮による品質劣化を抑えながらハードウェア量
とのトレードオフも考慮し、比較的軽い圧縮率を採用し
ている。これらの例としては折れ線符号があり、DAT
においては12ビットの13折れ線符号が用いられてい
る。詳細な技術規格は日本電子機械工業会発行の「EI
AJ CP−2305DAT Cassette Sy
stem Part1: Dimensionand
Characteristics」に示されている。図
6(b)はDATに使用されている13折れ線符号(1
2ビット)の変換方法を説明する図であり、正の範囲を
示す。図中の枠内において()内の数字は10進数、そ
れ以外の数字は2進数である。2進数の最上位ビット
(以下、MSBという)は極性ビットPであり、正の範
囲では「0」、負の範囲では「1」である。図中の「A
BCDEFGH」は「00000000」から「111
11111」までの値であり、「*」は任意の2進数で
ある。また、L0は元データの極性ビットを除いた上位
で「0」が連続する連続データQ0のランレングスであ
る。以上のような符号方法について、以下その手順につ
いて説明する。図6(b)は符号化と復号化の変換を具
体的に示す図である。先ず、13折れ線符号(12ビッ
ト)の符号化の方法について説明する。16ビットの領
域を正の範囲で7分割し、それぞれの領域に応じてシフ
ト量を操作する。同図より明らかな通り、領域分割はM
SB側から見て初めに「1」のある位置により行える。
言い換えると、極性ビットを除いた「0」の連続データ
のランレングスL0で決定できる。ランレングスL0を
「0」から「7以上」までの8通りとし、L0の補数を
レンジデータとして指数表現する。例えば、元データが
「1216(10進)」すなわち「000001001
1000000(2進)」の場合、連続データQ0のラ
ンレングスL0は「4」となる。レンジデータQ2は
「100」を反転した「011」である。また、「AB
CDEFGH」は「00110000」である。従っ
て、出力データは「001100110000」とな
る。図6(a)は上記の概念を図式化して示した図であ
る。出力データは極性ビットPと、領域を表すレンジデ
ータQ2と、シフトした仮数データD2とを合成して1
2ビットにする。レンジデータQ2は固定語長であり、
3ビットである。元データが2S(トゥーズ)コンプリ
メンタリである場合には、負の範囲はP以下のビットを
全てビット反転させることにより、正の範囲と全く同様
の符号化ができる。このように、負の範囲でビット反転
させた符号を折り返し2進符号と呼ぶ。以下の説明は特
に断らない限り、折り返し2進符号を用いることにする
が、2Sコンプリメンタリとの変換は相互に可能であ
る。次に、13折れ線符号(12ビット)の復号化の方
法について説明する。復号化は、折れ線符号のレンジデ
ータQ2の位置が既知であるので、極性ビットPの以降
3ビットをみて、指数部すなわちレンジを再生する。仮
数データD2の位置も既知であるので、レンジデータQ
2によって直線符号(16ビット)のランレングスL0
を復元し、反転ビットT0と、その後に仮数データD2
を付ける。元データの符号長W0に満たない時は、固定
値を充てる。このような手順に従って、復号化の処理を
行う。以上説明した符号化および復号化を行うと、情報
の丸めにより表現精度が変更される。情報の丸めはシフ
ト操作により発生する。ランレングスL0が「6」と
「7以上」では同じとするので、シフトは7種類とな
る。よって、正と負で14種類となるが、中心の領域で
は正と負で同じシフト操作をするので、全領域の入出力
特性は13種類の折れ線で表すことができる。図6
(b)のそれぞれの領域において、表現精度すなわち分
解能はランレングスL0によって変化する。ランレング
スL0が「0」ないし「6」の時、分解能は語長換算の
ビット数で10ビットないし16ビットである。以上説
明した内容を(表1)にまとめて示す。
【表1】 図7は折れ線符号を用いた圧縮符号を復号して伸長した
復元符号の特性図である。同図の横軸に入力レベル、縦
軸に瞬時S/N比を示す。ただし、瞬時S/N比は矩形
波のS/N比向上分の約2dBを、簡単のため省略して
いる。同図においてZ1は13折れ線符号(12ビッ
ト)の特性を示すものである。Z1について説明する。
入力レベル0dBは符号で表現できる最大の正弦波の振
幅を基準にする。直線符号の「P1111111111
11111」がこれに相当する。入力レベル0dBない
し−6dBの範囲では直線符号で「P1***・・・」
となり、(表1)よりランレングスL0が「0」である
ので分解能は10ビットである。10ビットデータの量
子化ノイズは1ビット当り−6dBとして−60dBに
なる。従って、入力レベル0dBないし−6dBの瞬時
S/N比は60dBないし54dBとなる。次に、入力
レベル−6dBないし−12dBの範囲では直線符号で
「P01***・・・」となり、(表1)よりランレン
グスL0が「1」であるので分解能は11ビットであ
る。11ビットデータの量子化ノイズは−66dBにな
る。従って、瞬時S/N比は60dBないし54dBと
なる。以下同様に、−96dBまでの領域で瞬時S/N
比を求め、特性曲線にしたのがZ1である。ここで、入
力レベル−36dB以下では直線符号(16ビット)の
特性曲線と同じになる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の方法では、瞬時S/N比が最良でも60dBしかな
く、さらに微小な入力レベルでは直線符号(16ビッ
ト)と同様に瞬時S/N比が低下する。過大入力に対す
るマージン(ヘッドルーム)確保が要求される業務用の
デジタル記録再生装置では、平均入力レベルを低く設定
して記録するので実質的に利用するダイナミックレンジ
が狭くなること、および、入力レベルのかなりの範囲で
瞬時S/N比が不十分となるので、増幅・減衰を繰り返
す編集では劣化が増大するといった問題を有している。
前述の通り、この問題は直線符号(16ビット)であっ
ても同様である。好ましくは、聴覚検知限界約48dB
以上の瞬時S/N比特性を入力レベル0ないし−96d
Bの広い範囲において満たすことが要求される。そのた
めの改良方法として、従来の13折れ線符号(12ビッ
ト)を16ビットに拡張する方法が容易に考えられる。
(表2)は直線符号(20ビット)から折れ線符号(1
6ビット)に変換する方法について示すものである。
(表2)において仮数データD2の語長が12になるの
で、全体に分解能が4ビット増加する。
【表2】 (表2)に示す折れ線符号(16ビット)を用いて圧縮
符号を復号して伸長する復元符号の特性図は図7中のZ
2のようになる。この改良された方法では瞬時S/N比
が全領域で24dBだけ向上するが、入力レベル−72
dBないし−96dBの範囲では瞬時S/N比が48d
B以下であり不十分である。従って、この信号を増幅器
で増幅すれば、その量子化ノイズが聴覚検知されるとい
う問題を有している。本発明は上記従来の問題点を解決
するもので、入力レベル0ないし−96dBの広い範囲
において、瞬時S/N比の聴覚検知限界である約48d
B以上を確保することを目的とする。
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のランレングス1/n圧縮フローティング符号方
法は、元データとなる直線符号すなわち、上位で所定論
理のビットが連続する連続データQ0と、前記連続デー
タQ0の連続性をブレークする反転ビットT0と、前記
反転ビットT0以降の下位データD0とで構成される直
線符号を、符号化して圧縮データすなわち、前記連続デ
ータQ0のランレングスを圧縮して得られる圧縮連続デ
ータQ1と、前記圧縮連続データQ1の連続性をブレー
クする反転ビットT1と、前記ランレングスを圧縮する
時に生じる剰余F1を表す圧縮剰余データC1と、前記
下位データD0を丸めて得るようにした仮数データD1
とで構成する圧縮データに変換するようにしている。た
だし、前記連続データQ0のランレングスをL0、前記
圧縮連続データQ1のランレングスをL1、nを2以上
の整数とするとき、 L1=int(L0/n) F1=L0 mod n とする。
【作用】本発明は上記した方法により、元データのラン
レングスL0を約1/nに圧縮する。圧縮したランレン
グスを有する圧縮連続データと反転ビットと圧縮剰余デ
ータとで指数部すなわちレンジを特定するものである。
指数部すなわちレンジは元データのランレングスに応じ
て自己拡張する作用を有する。すなわち、ランレングス
が小さい時は少ないビット数で指数部すなわちレンジを
特定し、ランレングスが大きくなると指数部すなわちレ
ンジを細分化していき、多くのビット数で指数部すなわ
ちレンジを特定する。また、符号全体の語長が有限で所
定の値とする場合、仮数部へ割り当てるビット数がラン
レングスに応じて変更される。これらの作用により、圧
縮符号の表現する空間が拡張され、また表現精度を最大
とすることができる。
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1(a)は本発明の第1の実施
例におけるランレングス1/2圧縮フローティング符号
の構成を示す概念図であり、図1(b)は変換処理を説
明するための具体例を表す図である。図中、従来例と同
様部分には同一記号を付与している。以下、図に従っ
て、まず圧縮(符号化)の手順について説明する。第1
の実施例は直線符号(30ビット)をランレングス1/
2圧縮フローティング符号(16ビット)に圧縮伸長す
る符号方法である。圧縮連続データQ1は連続データQ
0のランレングスL0を2で除算して整数化したランレ
ングスL1の長さを有する連続データである。すなわ
ち、 L1=int(L0/2) である。また、整数除算の剰余項を圧縮剰余F1とする
と、 F1=L0 mod 2 である。反転ビットT1は圧縮連続データQ1のランを
ブレークする反転ビットである。圧縮剰余データC1は
圧縮剰余F1を補数表現したものである。また、仮数デ
ータD1はデータD0の上位の部分データである。ラン
レングス1/2圧縮フローティング符号は、極性ビット
P、圧縮連続データQ1、反転ビットT1、圧縮剰余デ
ータC1、仮数データD1の順に配置する。以下、図1
(b)に基づいてランレングスL0が「0」ないし「2
8」の場合について説明する。 L0=0の時、L1,F1は、 L1=int(0/2)=0 F1=0 mod 2 =0 である。ランレングスL1が「0」であるので圧縮連続
データQ1は無い。圧縮剰余データC1は「1」であ
る。データD0は30ビットで、その内の上位13ビッ
ト「ABCDEFGHIJKLM」が仮数データD1で
ある。ランレングス1/2圧縮フローティング符号は極
性ビットP、反転ビットT1、圧縮剰余データC1およ
び仮数データD1をこの順に配置して、「P11ABC
DEFGHIJKLM」である。同様にして以下を求め
る。 L0=1の時、 L1=int(1/2)=0 F1=1 mod 2 =1 より、圧縮連続データQ1は無く、圧縮剰余データC1
は「0」である。データD0の上位13ビット「ABC
DEFGHIJKLM」が仮数データD1である。ラン
レングス1/2圧縮フローティング符号は「P10AB
CDEFGHIJKLM」である。 L0=2の時、 L1=int(2/2)=1 F1=2 mod 2 =0 より、連続データQ1は「0」であり、圧縮剰余データ
C1は「1」である。データD0の上位12ビット「A
BCDEFGHIJKL」が仮数データD1である。ラ
ンレングス1/2圧縮フローティング符号は「P011
ABCDEFGHIJKL」である。 L0=3の時、 L1=int(3/2)=1 F1=3 mod 2 =1 より、連続データQ1は「0」であり、圧縮剰余データ
C1は「0」である。データD0の上位12ビット「A
BCDEFGHIJKL」が仮数データD1である。ラ
ンレングス1/2圧縮フローティング符号は「P010
ABCDEFGHIJKL」である。また、 L0=20の時、 L1=int(20/2)=10 F1=20 mod 2 =0 より、連続データQ1は「0000000000」であ
り、圧縮剰余データC1は「1」である。データD0の
上位3ビット「ABC」が仮数データD1である。従っ
て、ランレングス1/2圧縮フローティング符号は「P
000000000011ABC」である。さらに、 L0=28の時、 L1=int(28/2)=14 F1=28 mod 2 =0 より、連続データQ1は「0000000000000
0」であり、圧縮剰余データC1は「1」である。デー
タD0はなく、仮数データD1もない。従って、ランレ
ングス1/2圧縮フローティング符号は「P00000
0000000001」である。このようにして、直線
符号(30ビット)をランレングス1/2圧縮フローテ
ィング符号(16ビット)に圧縮する。次に、伸長(復
号化)の手順について説明する。復号化の手順は、圧縮
データから極性ビットPを除き、圧縮連続データQ1と
反転ビットT1からランレングスL1を得る。また、反
転ビットT1の直後にある圧縮剰余データC1(1ビッ
ト)と仮数データD1を得る。圧縮剰余データC1を反
転した圧縮剰余F1を得る。これらより、元データの連
続データQ0のランレングスL0は、 L0=2*L1+F1 から求める。連続データQ0はランレングスL0の長さ
の「0」を連ねて復元する。連続データQ0の後に反転
ビットT0を付け、その後に仮数データD1を付加す
る。極性ビットPを先頭に付けて元データとするが、こ
の符号長がW0に満たない時は仮数データD1の下位に
固定値を充てて符号長をW0にする。この手順に従っ
て、復号化の処理を行う。以下に、図1(b)を参照し
ながらランレングスL1のいくつかの場合について具体
的に説明する。 L1=0かつF1=0の時、 L0=2*0+0=0 であるから、連続データQ0は無い。仮数データD1は
13ビットで「ABCDEFGHIJKLM」である。
このとき、元データは、極性ビットP、反転ビットT0
および仮数データD1をならべて、「P1ABCDEF
GHIJKLM***************」とな
る。なお、「***・・・」は固定値「011・・・」
を充てるものとする。以下同様に、L1=10かつF1
=0の時、 L0=2*10+0=20 であるから、連続データQ0は「0000000000
0000000000」、また仮数データD1は「AB
C」である。このとき、元データは、極性ビットP、連
続データQ0、反転ビットT0および仮数データD1を
ならべて、「P000000000000000000
001ABC*****」となる。このようにして、ラ
ンレングス1/2圧縮フローティング符号(16ビッ
ト)から直線符号(30ビット)を復号化して伸長す
る。以上と同様にして、全ての場合についてまとめた結
果を(表3)に示す。
【表3】 (表3)において、直線符号(30ビット)は折り返し
2進符号であり、フローティング符号は折り返し型のラ
ンレングス1/2圧縮フローティング符号である。ラン
レングスL0、ランレングスL1および分解能の欄は1
0進数である。圧縮符号を復号して伸長した復元符号の
表現精度すなわち分解能は、直線符号における直線符号
の丸め精度で決定され、ランレングスL0によって変化
する。(表3)より、第1の実施例によれば最高30ビ
ットないし15ビットの精度が得られる。ここで、直線
符号を入力として、ランレングス1/2圧縮フローティ
ング符号を用いて圧縮符号化し、この符号を復号して伸
長した復元符号を出力する場合の瞬時S/N比について
説明する。ただし、簡単のため瞬時S/N比は矩形波の
S/N比向上分(約2dB)を省略する。入力レベルは
符号で表現できる最大の正弦波の振幅を基準(0dB)
にする。直線符号の「P1111・・・」がこれに相当
する。入力レベル0dBないし−6dBの範囲は、直線
符号で「P1ABC・・・」であり、(表3)より分解
能は15ビットである。15ビットデータの量子化ノイ
ズは1ビット当り−6dBとして−90dBになる。従
って、入力レベル0dBないし−6dBの領域で瞬時S
/N比は90dBないし84dBとなる。入力レベル−
6dBないし−18dBの範囲では直線符号で「P01
ABC・・・」または「P001ABC・・・」とな
り、(表3)より分解能は16ビットである。16ビッ
トデータの量子化ノイズは−96dBであるので、瞬時
S/N比は90dBないし78dBとなる。入力レベル
−18dBないし−30dBの範囲では直線符号で「P
0001ABC・・・」または「P00001ABC・
・・」となり、(表3)より分解能は17ビットであ
る。17ビットデータの量子化ノイズは−102dBで
あるので、瞬時S/N比は84dBないし72dBとな
る。以下同様に、−180dBまでの入力レベル領域で
瞬時S/N比を求める。図3はランレングス1/2圧縮
フローティング符号を用いた圧縮符号を復号して伸長し
た復元符号の瞬時S/N比特性図である。同図の横軸に
入力レベル、縦軸に瞬時S/N比を示す。同図の特性曲
線X1は(表3)に示すランレングス1/2圧縮フロー
ティング符号の瞬時S/N比を表すものである。図より
特性曲線X1は、入力レベル0dBないし−96dBの
範囲で瞬時S/N比の聴覚検知限界48dBをほぼ上回
っていると言える。従来の直線符号(16ビット)に比
べ、入力レベル−96dBのところで約42dBもの瞬
時S/N比改善が達成される。瞬時S/N比の改善は入
力レベル−18dBから−180dBの広範囲にわたり
作用する。入力レベル0dBから−6dBの範囲で瞬時
S/N比が劣化するが、高々6dBの劣化であり、なお
90dBないし84dBの瞬時S/N比を有する。この
領域はマージンとして留保し、通常は殆ど使用しない範
囲であるので、全く問題とならない。また、図7の特性
曲線Z2に示す折れ線符号(16ビット)との比較にお
いても、入力レベル0dBから−12dBの範囲で6d
Bの改善があり、しかも−96dBでは18dBの改善
が得られる。このように第1の実施例によれば、微小レ
ベルの信号を増幅しても、入力レベル−96dBまでの
広い範囲にわたって量子化ノイズを聴覚検知限より小さ
くすることができる。従って、十分にヘッドルームを確
保して録音レベルを設定でき、後の編集で任意に増幅で
きる。また、微小レベルの信号に発生する固有スペクト
ルの量子化ノイズの問題を改善するために、白色雑音
(ディザ)を付加してノイズスペクトルを分散させるな
どの処理を無くすことができる。現在の技術では入力レ
ベル0dBから−180dBもの広範囲な信号を増幅し
たり、AD変換器でデジタル化することは困難である
が、高温超伝導を利用する機能素子や回路技術の将来の
発展により、本発明の効果が最大限に発揮できるように
なる。なお、(表3)においてランレングス1/2圧縮
フローティング符号の増加特性を考察する。第1の実施
例では圧縮剰余データC1を圧縮剰余F1の補数とした
ことにより、レンジの境界では上位のレンジの数値の方
が下位のレンジよりも必ず大きい。従って、第1の実施
例のランレングス1/2圧縮フローティング符号は単調
増加特性を有する。仮に圧縮データを直線符号(16ビ
ット)と誤って再生することがあっても、単調増加特性
であればレベルの逆転やジャンプを起こさないので有利
である。この作用は、圧縮剰余データC1を圧縮剰余F
1の補数としたことによるが、必ずしも補数とする必要
は無く他の表現であってもよい。前述したように、現在
の技術では入力レベル0dBから−180dBもの広範
囲な信号を増幅したり、AD変換器でデジタル化するこ
とは困難である。そこで、直線符号を30ビット用意す
ることができない場合、直線符号の短縮を行っても良
い。(表4)は直線符号(28ビット)をランレングス
1/2圧縮フローティング符号(16ビット)に圧縮伸
長する符号復号方法について表すものである。
【表4】 この場合、ランレングスL0を最大26で打ち切る。ラ
ンレングスL0=26の時、反転ビットT0を省略し、
残り部分のデータをD0とする。符号化は同様にする
が、圧縮剰余データC1を省略してその代わりに仮数デ
ータD1すなわちD0を配置する。ランレングスL0の
打ち切りによって、瞬時S/N比特性は図3における特
性曲線X2となる。入力レベル−162dBから0dB
の範囲では同図のX1と同一である。また、全く同様
に、直線符号を24ビットに短縮を行っても良い。(表
5)は直線符号(24ビット)をランレングス1/2圧
縮フローティング符号(16ビット)に圧縮伸長する符
号復号方法について表すものである。
【表5】 この場合、ランレングスL0を最大「18」で打ち切
る。ランレングスL0=18の時、反転ビットT0を省
略し、残り部分のデータをD0とする。符号化は同様に
するが、ランレングスL1は最大値が「9」であること
が判っているので、反転ビットT1は何であっても良
い。さらに、圧縮剰余データC1を省略してその代わり
に仮数データD1すなわちD0を配置する。ランレング
スL0の打ち切りによって、瞬時S/N比特性は図3に
おける特性曲線X3となる。入力レベル−114dBか
ら0dBの範囲では同図のX1と同一である。以上述べ
た特性曲線X1,X2,X3の何れであっても、入力レ
ベル0dBから−96dBまでの範囲で瞬時S/N比の
聴覚検知限界をほぼクリアできる。次に、本発明の第2
の実施例について、図面を参照しながら説明する。図2
(a)は本発明の第2の実施例におけるランレングス1
/4圧縮フローティング符号の構成を示す概念図であ
り、図2(b)は変換処理を説明するための具体例を表
す図である。図中、従来例と同様部分には同一記号を付
与している。以下、図に従って、まず圧縮(符号化)の
手順について説明する。第2の実施例は直線符号(32
ビット)をランレングス1/4圧縮フローティング符号
(16ビット)に圧縮伸長する符号方法である。圧縮連
続データQ1は連続データQ0のランレングスL0を
「4」で除算して整数化したランレングスL1の長さを
有する連続データである。 L1=int(L0/4) また、整数除算の剰余項を圧縮剰余F1とすると、 F1=L0 mod 4 である。反転ビットT1は圧縮連続データQ1のランレ
ングスをブレークする反転ビットである。圧縮剰余デー
タC1は圧縮剰余F1を補数表現するものである。ま
た、仮数データD1はデータD0の上位側の部分データ
である。ランレングス1/4圧縮フローティング符号
は、極性ビットP、圧縮連続データQ1、反転ビットT
1、圧縮剰余データC1、仮数データD1の順に配置す
る。以下、図2(b)に基づいてランレングスL0が
「0」ないし「28」の場合について説明する。 L0=0の時、 L1=int(0/4)=0 F1=0 mod 4 =0 より、ランレングスL1が「0」であるので、圧縮連続
データQ1は無い。圧縮剰余データC1は「11」であ
る。データD0は30ビットで、その内の上位12ビッ
ト「ABCDEFGHIJKL」が仮数データD1であ
る。ランレングス1/4圧縮フローティング符号は極性
ビットP、反転ビットT1、圧縮剰余データC1および
仮数データD1をこの順に配置して、「P111ABC
DEFGHIJKL」である。 以下同様に、L0=1の時、 L1=int(1/4)=0 F1=1 mod 4 =1 より、圧縮連続データQ1は無く、圧縮剰余データC1
は「10」である。データD0の上位12ビット「AB
CDEFGHIJKL」が仮数データD1である。ラン
レングス1/4圧縮フローティング符号は「P110A
BCDEFGHIJKL」である。 L0=3の時、 L1=int(3/4)=0 F1=3 mod 4 =3 より、連続データQ1は「0」であり、圧縮剰余データ
C1は「00」である。データD0の上位12ビット
「ABCDEFGHIJKL」が仮数データD1であ
る。ランレングス1/4圧縮フローティング符号は「P
100ABCDEFGHIJKL」である。 また、L0=20の時、 L1=int(20/4)=5 F1=20 mod 4 =0 より、連続データQ1は「00000」であり、圧縮剰
余データC1は「11」である。データD0の上位7ビ
ット「ABCDEFG」が仮数データD1である。従っ
て、ランレングス1/4圧縮フローティング符号は「P
00000111ABCDEFG」である。 さらに、L0=23の時、 L1=int(23/4)=5 F1=23 mod 4 =3 より、連続データQ1は「00000」であり、圧縮剰
余データC1は「00」である。データD0の上位7ビ
ット「ABCDEFG」が仮数データD1である。従っ
て、ランレングス1/4圧縮フローティング符号は「P
00000100ABCDEFG」である。このように
して、直線符号(32ビット)をランレングス1/4圧
縮フローティング符号(16ビット)に圧縮する。次
に、伸長(復号化)の手順について説明する。復号化の
手順は、圧縮データから極性ビットPを除き、圧縮連続
データQ1と反転ビットT1からランレングスL1を得
る。また、反転ビットT1の直後にある圧縮剰余データ
C1(2ビット)と仮数データD1を得る。圧縮剰余デ
ータC1を反転した圧縮剰余F1を得る。これらより、
元データの連続データQ0のランレングスL0は、 L0=4*L1+F1 から求める。連続データQ0はランレングスL0の長さ
の「0」を連ねて復元する。連続データQ0の後に反転
ビットT0を付け、その後に仮数データD1を付加す
る。極性ビットPを先頭に付けて元データとするが、こ
の符号長がW0に満たない時は仮数データD1の下位に
固定値を充てて符号長をW0にする。この手順に従っ
て、復号化の処理を行う。以下に、図2(b)を参照し
ながらランレングスL1のいくつかの場合について具体
的に説明する。 L1=0かつF1=0の時、 L0=4*0+0=0 であるから、連続データQ0は無い。仮数データD1は
12ビットで「ABCDEFGHIJKL」である。こ
のとき、元データは、極性ビットP、反転ビットT0お
よび仮数データD1をならべて、「P1ABCDEFG
HIJKL***************」となる。
なお、「***・・・」は固定値「1000・・・」を
充てるものとする。 以下同様に、L1=5かつF1=0の時、 L0=4*5+0=20 であるから、連続データQ0は「0000000000
0000000000」、また仮数データD1は「AB
CDEFG」である。このとき、元データは、極性ビッ
トP、連続データQ0、反転ビットT0および仮数デー
タD1をならべて、「P00000000000000
0000001ABCDEFG***」となる。このよ
うにして、ランレングス1/4圧縮フローティング符号
(16ビット)から直線符号(32ビット)を復号化し
て伸長する。以上と同様にして、全ての場合についてま
とめた結果を(表6)に示す。
【表6】 (表6)より、本実施例によれば最高32ビットないし
14ビットの精度が得られる。ここで、直線符号を入力
として、ランレングス1/4圧縮フローティング符号を
用いて圧縮符号化し、この符号を復号して伸長した復元
符号を出力する場合の瞬時S/N比について説明する。
入力レベル0dBないし−6dBの範囲は、直線符号で
「P1ABC・・・」であり、(表6)より分解能は1
4ビットである。14ビットデータの量子化ノイズは1
ビット当り−6dBとして−84dBになる。従って、
入力レベル0dBないし−6dBの領域で、瞬時S/N
比は84dBないし78dBとなる。入力レベル−6d
Bないし−12dBの範囲では直線符号で「P01AB
C・・・」であり、(表6)より分解能は15ビットで
ある。15ビットデータの量子化ノイズは−90dBで
あるので、瞬時S/N比は84dBないし78dBとな
る。入力レベル−12dBないし−18dBの範囲では
直線符号で「P001ABC・・・」であり、(表6)
より分解能は16ビットである。16ビットデータの量
子化ノイズは−96dBであるので、瞬時S/N比は8
4dBないし78dBとなる。入力レベル−18dBな
いし−30dBの範囲では直線符号で「P0001AB
C・・・」または「P00001ABC・・・」とな
り、(表6)より分解能は17ビットである。17ビッ
トデータの量子化ノイズは−102dBであるので、瞬
時S/N比は84dBないし72dBとなる。以下同様
に、−180dBまでの入力レベル領域で瞬時S/N比
を求める。図4はランレングス1/4圧縮フローティン
グ符号を用いた圧縮符号を復号して伸長した復元符号の
瞬時S/N比特性図である。同図の横軸に入力レベル、
縦軸に瞬時S/N比を示す。同図の特性曲線Y1は(表
6)に示すランレングス1/4圧縮フローティング符号
の瞬時S/N比を表すものである。図より明らかに特性
曲線Y1は、入力レベル0dBないし−96dBの範囲
で瞬時S/N比の聴覚検知限界48dBを上回ってい
る。従来の直線符号(16ビット)に比べ入力レベル−
96dBのところで約60dBもの瞬時S/N比改善が
達成される。瞬時S/N比の改善は入力レベル−18d
Bから−196dBの広範囲にわたり作用する。入力レ
ベル0dBから−12dBの範囲で瞬時S/N比が劣化
するが、高々12dBの劣化であり、なお84dBない
し78dBの瞬時S/N比を有する。この領域はマージ
ンとして通常はあまり使用しない範囲であるので、全く
問題とならない。また、図7の特性曲線Z2に示す折れ
線符号(16ビット)との比較においても、入力レベル
−54dBから−196dBの範囲で改善があり、−9
6dBでは36dBの改善が得られる。このように第2
の実施例によれば、第1の実施例よりもさらに微小な入
力レベル−144dBの信号を増幅しても、量子化ノイ
ズを聴覚検知することが全く無くなる。従って、十分に
ヘッドルームを確保して録音レベルを設定でき、後の編
集で任意に増幅できる。 (表7)は直線符号(29ビット)をランレングス1/
4圧縮フローティング符号(16ビット)に圧縮伸長す
る符号復号方法について表すものである。
【表7】 この場合ランレングスL0を最大「20」で打ち切る。
ランレングスL0=20の時、反転ビットT0を省略
し、残り部分のデータをD0とする。符号化は同様にす
るが、ランレングスL1は最大値が「5」であることが
判っているので、反転ビットT1を省略する。また、圧
縮剰余データC1は何であっても良い。ランレングスL
0の打ち切りによって、瞬時S/N比特性は図4におけ
る特性曲線Y2となる。入力レベル−126dBから0
dBの範囲では同図のY1と同一である。また、全く同
様に、直線符号を26ビットに短縮を行っても良い。
(表8)は直線符号(26ビット)をランレングス1/
4圧縮フローティング符号(16ビット)に圧縮伸長す
る符号復号方法について表すものである。
【表8】 この場合、ランレングスL0を最大「16」で打ち切
る。ランレングスL0=16の時、反転ビットT0を省
略し、残り部分のデータをD0とする。符号化は同様に
するが、ランレングスL1は最大値が4であることが判
っているので、反転ビットT1を省略する。さらに、圧
縮剰余データC1は何であっても良い。ランレングスL
0の打ち切りによって、瞬時S/N比特性は図4におけ
る特性曲線Y3となる。入力レベル−102dBから0
dBの範囲では同図のY1と同一である。以上述べた特
性曲線Y1,Y2,Y3の何れであっても、入力レベル
0dBから−96dBまでの範囲で瞬時S/N比の聴覚
検知限界を完全にクリアできる。次に、本発明の第3の
実施例について説明する。第3の実施例は直線符号(2
4ビット)をランレングス1/4圧縮フローティング符
号(8ビット)に圧縮伸長する符号方法である。すなわ
ち、第2の実施例の符号のビット数を変更したものであ
る。従って、圧縮(符号化)および伸長(復号化)の手
順については第2の実施例と同様であるので説明を略
す。全ての指数部すなわちレンジの場合についてまとめ
た結果を(表9)に示す。
【表9】 (表9)より、本実施例によれば最高24ビットないし
6ビットの精度が得られる。図5は第3の実施例のラン
レングス1/4圧縮フローティング符号を用いた圧縮符
号を復号して伸長した復元符号の瞬時S/N比特性図で
ある。同図の横軸に入力レベル、縦軸に瞬時S/N比を
示す。同図の特性曲線V1は(表9)に示すランレング
ス1/4圧縮フローティング符号の瞬時S/N比を表す
ものである。図より明らかに特性曲線Y1は直線符号
(8ビット)に比較してはるかに広大な入力レベル範囲
で略フラットな瞬時S/N比の特性を示している。この
ままでは瞬時S/N比の聴覚検知限界48dBに満たな
いけれども、差分符号などと組み合わせることによっ
て、広大な入力レベル範囲と高分解能を活かすことがで
きる。イメージデータのサンプル間相関性を利用する冗
長圧縮などに活用できる。なお、以上説明した第1ない
し第3の実施例では、直線符号は折り返し2進符号とし
たが、2’Sコンプリメンタリ符号やオフセットバイナ
リ符号など他の直線符号であっても、相互に変換するか
または所定の論理値を変更するだけで、全く同様に適用
できる。また、nは「2」と「4」の場合だけについて
説明したが、nは「2以上」の整数であれば何でもよ
い。この場合、nの値に応じて圧縮剰余の場合の数が変
わるので、圧縮剰余データの語長を変更すればよいこと
は言うまでもない。
【発明の効果】以上のように本発明は、元データの上位
ランレングスを約1/nに圧縮して得られる圧縮連続デ
ータと反転ビットとランレングスを圧縮する時派生する
剰余データとで指数部すなわちレンジを構成するもので
ある。指数部すなわちレンジの語長は元データのランレ
ングスに応じて変化する。この作用により、ランレング
スが小さい時は指数部すなわちレンジを小さい語長で構
成し、仮数部の語長を大きくするので表現精度を最大限
とすることができる。また、ランレングスが大きい時は
指数部すなわちレンジを大きい語長で構成するので、指
数部すなわちレンジの種類を細分化して表現して入力レ
ベルの範囲を広くでき、圧縮符号の表現する空間が拡張
される。これにより、精度と入力レベル範囲の両方を所
定の特性以上に保つので、特に業務編集用のデジタル記
録再生装置などに適用すると、増幅減衰を伴うミキシン
グやダビングを繰り返しても、量子化ノイズが聴覚検知
されることが無くなり、入力レベル0ないし−96dB
の広い範囲において、瞬時S/N比の聴覚検知限界であ
る約48dB以上を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例におけるランレ
ングス1/2圧縮フローティング符号の構成を示す概念
図 (b)は同じく変換処理を説明するための説明図
【図2】(a)は本発明の第2の実施例におけるランレ
ングス1/4圧縮フローティング符号の構成を示す概念
図 (b)は同じく変換処理を説明するための具体例を表す
説明図
【図3】本発明の第1の実施例におけるランレングス1
/2圧縮フローティング符号を用いた圧縮符号を復号し
て伸長した復元符号の瞬時S/N比特性図
【図4】本発明の第2の実施例におけるランレングス1
/4圧縮フローティング符号を用いた圧縮符号を復号し
て伸長した復元符号の瞬時S/N比特性図
【図5】本発明の第3の実施例におけるランレングス1
/4圧縮フローティング符号を用いた圧縮符号を復号し
て伸長した復元符号の瞬時S/N比特性図
【図6】(a)従来の13折れ線符号(12ビット)の
構成を示す概念図 (b)は同じく変換方法を説明するための具体例を表す
説明図
【図7】従来の折れ線符号を用いた圧縮符号を復号して
伸長した復元符号の特性図
【符号の説明】
P 極性ビット Q0 連続データ Q1 圧縮連続データ Q2 レンジデータ L0 連続データQ0のランレングス L1 圧縮連続データQ1のランレングス L2 レンジデータQ2のランレングス T0,T1 反転ビット D0 残り部分のデータ D1,D2 仮数データ W0 元データの符号長 W1,W2 圧縮データの符号長

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元データとなる直線符号すなわち、上位
    で所定論理のビットが連続する連続データQ0と、前記
    連続データQ0の連続性をブレークする反転ビットT0
    と、前記反転ビットT0以降の下位データD0とで構成
    される直線符号を符号化して、圧縮データすなわち、前
    記連続データQ0のランレングスを圧縮して得られる圧
    縮連続データQ1と、前記圧縮連続データQ1の連続性
    をブレークする反転ビットT1と、前記ランレングスを
    圧縮する時に生じる剰余F1を表す圧縮剰余データC1
    と、前記下位データD0を丸めて得るようにした仮数デ
    ータD1とで構成する圧縮データに変換するランレング
    ス1/n圧縮フローティング符号方法。ただし、前記連
    続データQ0のランレングスをL0、前記圧縮連続デー
    タQ1のランレングスをL1、nを2以上の整数とする
    とき、 L1=int(L0/n) F1=L0 mod n とする。
  2. 【請求項2】 圧縮データは上位から、圧縮連続データ
    Q1、反転ビットT1、圧縮剰余データC1、仮数デー
    タD1の順に配置する請求項1記載のランレングス1/
    n圧縮フローティング符号方法。
  3. 【請求項3】 元データとなる直線符号すなわち、極性
    ビットPと、この極性ビットPを除いて上位で所定論理
    のビットが連続する連続データQ0と、前記連続データ
    Q0の連続性をブレークする反転ビットT0と、前記反
    転ビットT0以降の下位データD0とで構成される直線
    符号を、符号化して、圧縮データすなわち、極性ビット
    Pと、前記連続データQ0のランレングスを圧縮して得
    られる圧縮連続データQ1と、前記圧縮連続データQ1
    の連続性をブレークする反転ビットT1と、前記ランレ
    ングスを圧縮する時に生じる剰余F1を表す圧縮剰余デ
    ータC1と、前記下位データD0を丸めて得るようにし
    た仮数データD1とで構成する圧縮データに変換するラ
    ンレングス1/n圧縮フローティング符号方法。ただ
    し、前記連続データQ0のランレングスをL0、前記圧
    縮連続データQ1のランレングスをL1、nを2以上の
    整数とするとき、 L1=int(L0/n) F1=L0 mod n とする。
  4. 【請求項4】 圧縮剰余データC1は圧縮剰余F1の補
    数とする請求項1または3記載のランレングス1/n圧
    縮フローティング符号方法。
  5. 【請求項5】 圧縮データは所定の符号長W1となるよ
    うにデータD1の下位ビットを削除する請求項1または
    3記載のランレングス1/n圧縮フローティング符号方
    法。
  6. 【請求項6】 所定の制限長LSとランレングスL0の
    小さい方をLminとするとき、L1およびF1は、 L1=int(Lmin/n) F1=Lmin mod n である請求項1または3記載のランレングス1/n圧縮
    フローティング符号方法。
  7. 【請求項7】 圧縮データは上位から、極性ビットP、
    圧縮連続データQ1、反転ビットT1、圧縮剰余データ
    C1、仮数データD1の順に配置する請求項3記載のラ
    ンレングス1/n圧縮フローティング符号方法。
  8. 【請求項8】 所定の制限長LSとランレングスL0の
    小さい方をLminとするとき、L1およびF1は、 L1=int(Lmin/n) F1=Lmin mod n であって、ランレングスL0が前記制限長LSより大な
    るときは反転ビットT0および反転ビットT1を省略し
    て前詰めとする請求項6記載のランレングス1/n圧縮
    フローティング符号方法。
  9. 【請求項9】 所定の制限長LSとランレングスL0の
    小さい方をLminとするとき、L1およびF1は、 L1=int(Lmin/n) F1=Lmin mod n であって、ランレングスL0が前記制限長LSより大な
    るときは反転ビットT0および反転ビットT1を省略し
    て前詰めとし、圧縮剰余F1を表す圧縮剰余データC1
    を所定の固定値にする請求項6記載のランレングス1/
    n圧縮フローティング符号方法。
  10. 【請求項10】 圧縮データすなわち、上位で所定論理
    のビットが連続する圧縮連続データQ1と、前記圧縮連
    続データQ1の連続性をブレークする反転ビットT1
    と、ランレングスを圧縮する時に生じる剰余F1を表す
    圧縮剰余データC1と、仮数データD1とで構成する圧
    縮データを復号化して、元データとなる直線符号すなわ
    ち、上位で所定論理のビットが連続する連続データQ0
    と、前記連続データQ0の連続性をブレークする反転ビ
    ットT0と、前記反転ビットT0以降の下位データD0
    とで構成される直線符号に変換するランレングス1/n
    圧縮フローティング符号の復号方法。ただし、前記連続
    データQ0のランレングスをL0、前記圧縮連続データ
    Q1のランレングスをL1、圧縮剰余データC1から求
    める剰余をF1、nを2以上の整数とするとき、 L0=L1*n+F1 D0=D1 とする。
  11. 【請求項11】 圧縮データすなわち、極性ビットP
    と、この極性ビットPを除く上位で所定論理のビットが
    連続する圧縮連続データQ1と、前記圧縮連続データQ
    1の連続性をブレークする反転ビットT1と、ランレン
    グスを圧縮する時に生じる剰余F1を表す圧縮剰余デー
    タC1と、仮数データD1とで構成する圧縮データを、
    復号化して、元データとなる直線符号すなわち、極性ビ
    ットPと、この極性ビットPを除いて上位で所定論理の
    ビットが連続する連続データQ0と、前記連続データQ
    0の連続性をブレークする反転ビットT0と、前記反転
    ビットT0以降の下位データD0とで構成される直線符
    号に変換するランレングス1/n圧縮フローティング符
    号の復号方法。ただし、前記連続データQ0のランレン
    グスをL0、前記圧縮連続データQ1のランレングスを
    L1、圧縮剰余データC1から求める剰余をF1、nを
    2以上の整数とするとき、 L0=L1*n+F1 D0=D1 とする。
  12. 【請求項12】 復号した直線符号は所定の符号長W0
    になるようにデータD0の下位に固定値「100・・
    ・」または「011・・・」または「000・・・」ま
    たは「111・・・」を追加するか、または下位のビッ
    トを削除する請求項10または11記載のランレングス
    1/n圧縮フローティング符号の復号方法。
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