JPH07101919A - 新規なジルコニウム塩およびその合成 - Google Patents

新規なジルコニウム塩およびその合成

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JPH07101919A
JPH07101919A JP6215154A JP21515494A JPH07101919A JP H07101919 A JPH07101919 A JP H07101919A JP 6215154 A JP6215154 A JP 6215154A JP 21515494 A JP21515494 A JP 21515494A JP H07101919 A JPH07101919 A JP H07101919A
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aluminum
zirconium
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zag
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エイチ ローゼンバーグ アラン
Herand M Markarian
エム マーカリアン ヘランド
Maria Onyszkewycz
オニスケビッチ マリア
Thomas Tencza
テンザ トーマス
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Bristol Myers Squibb Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 すぐれた制汗特性を有するアルミニウム/グ
リシン/ジルコニウム(ZAG)錯体の製法において、
周囲温度でジルコニウム出発物質とグリシンとの水性混
合物を形成させ、前記ジルコニウム/グリシシ水性混合
物をアルミニウムクロロハイドレート出発物質と組合
せ、そして得られたアルミニウムクロロハイドレート/
グリシン/ジルコニウム混合物を急速に乾燥し、これに
よりZAG塩錯体を得ることを特徴とする上記製法。 【効果】 この製法は増進された制汗効能を有する新規
なZAG塩の製造に特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム種、ジル
コニウム種およびアミノ酸を含有し、ジルコニウム種の
低分子量分布からみてすぐれた効能を有する制汗性塩に
関し、而してこの分子量分布は、制汗性塩の製造で使用
されるプロセス条件を適切に選定、調節することによ
り、調節される。本発明は、特に、活性化アルミニウム
クロロ種およびアミノ酸と混和された本発明の低分子量
ジルコニウム種を含有する高い効能を有する制汗性塩に
関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムおよびジルコニウムベース
の制汗性材料の製造は一般にこれらの金属の化合物を適
当な条件下でアミノ酸と組合せることを包括する。この
ような材料は一般にZAG錯体と称され、そして往々に
して発汗抑制効能を有する化学的に別異の種であること
が示されていた。すなわち、ヒトの皮膚、特に腋窩に適
用したときに発汗を抑制する効能を有することが判って
いた。
【0003】 る活性アルミニウムクロロハイドレックス(chlor
ohydrex)重合体性塩を含有するZAG塩を製造
することによりZAG塩の効能を増大させることが試み
ていた。これらの所謂活性化ZAG塩は、通常のACH
と比較した活性化ACHの場合の如く、増大したAlK
d0.4含量のために、通常のZAG塩よりもすぐれて
いるものと考えられていた。しかしながら、本発明者等
は、活性化ZAG塩が通常のZAG塩よりも必ずしも有
効ではなく、事実通常のZAG塩よりも有効ではないこ
ともあり得る。
【0004】カラハン(Callaghan)等の米国
特許第4,775,528号では、アルミニウムクロル
ヒドロオキサイドの2〜18%水溶液を少なくとも50
℃に加熱し、ヒドロオキシ塩化ジルコニウムを該溶液と
加熱前、加熱後または加熱後に混和し、所定の特性が得
られるまで水性混合物を連続加熱し、次に加熱水性混合
物を迅速に乾燥して、Al:Zr原子比6:1乃至1:
1を有し、かつまたピーク4およびピーク3のAlクロ
マトグラフピークを有し、而してピーク4対ピーク3の
比が少なくとも2:1である固体材料を得ることによ
り、発汗抑制組成物を製造している。該特許の特許権者
は、その特許請求の範囲第1項において、ヒドロオキシ
塩化ジルコニウムを、溶液がその水の全てを失う前、す
なわち、「乾燥完了前」にアルミニウムクロルヒドロオ
キサイド溶液と混和する旨特定している。
【0005】カラハン等の教示は、得られた生成物に対
するジルコニウム化学の効果について何等考慮すること
なく、ZAG塩錯体の製造におけるアルミニウム化学を
最適化することによって達成される改良に向けられてい
る。同様に、ジオバニエロ(Giovanniell
o)等の米国特許第4,871,525号には、本質的
にAlKd0.4含量を増大させることによりZAG錯
体を活性化する方法が示唆されている。
【0006】上述した特許は、Zr分布が効能にどのよ
うに影響を及ぼすかについて何も言及していないし、ま
たZr分布がZr出発物質および合成操作に基づいて異
なっていることを示すデータを何も提示していない。
【0007】本文中に開示した本出願人の知見とは異な
って、上述した特許では、AlおよびZr成分を製造す
るための加熱の使用および成分の混和における加熱の使
用を勧めている。Zr成分に直ちにアミノ酸成分を添加
する意義については、触れられていない。
【0008】事実、ジルコニウム化学に効果を及ぼすパ
ラメーターを適宜調節することによって生じる利点につ
いて触れている先行技術文献を本出願人は承知していな
い。主として、かかる効果はこれまで認められていなか
ったし、また関連するパラメーターを適切に調節するこ
とによって達成される積極的な利点が明瞭に理解されて
いなかったことによるものと考えられる。
【0009】
【発明の構成】
【問題を解決するための手段】本発明は、増大された制
汗活性を有するアルミニウム/ジルコニウム/アミノ酸
錯体に係るものである。本発明の制汗(A/P)活性錯
体の改善された特性は、錯体製造に用いる独特のプロセ
ス・パラメーターに由来し、該錯体はアルミニウムクロ
ロハイドレックス重合体性塩、ジルコニウム種およびア
ミノ酸の混合物により形成される。活性アルミニウムク
ロロハイドレックス塩(ACH)が特に好ましい。アミ
ノ酸としては、グリシンおよびアラニンの使用が好まし
い。グリシンが特に好ましい。
【0010】それで、本発明の活性錯体は、好ましく
は、活性アルミニウムクロロハイドレックス重合体性
塩、ジルコニウム種およびグリシンの混合物を包含し、
この混合によって相互作用をきたして最終の好適な塩を
生じる。
【0011】先行技術では、かかる成分は、発汗抑制錯
体を提供するために、混和していたが、本発明に開示し
たプロセスパラメーターはすぐれた発汗抑制特性を有す
る新しい錯体を生じるものである。従って、本発明は更
に本文記載の改善された制汗活性錯体を製造する方法に
係るものである。
【0012】更に、本発明は、活性成分として、本文に
開示した制汗活性錯体を包含する改善された制汗組成物
にも係るものである。
【0013】本発明の改善された制汗活性錯体を達成す
るのに最も重要な考究点の一つは、最終アルミニウム/
ジルコニウム/グリシン錯体中でジルコニウム重合体の
分子量をできるだけ低く保つことであることが見い出さ
れた。ジルコニウム重合体は分子量分布を有しているこ
と、および本文記載のジルコニウム重合体分子量はばら
ばらの数値ではなくて、むしろ重量平均値であることを
理解すべきである。また、本文に提示した結果の考察は
最も好適なアミノ酸成分としてのグリシンの使用に向け
られているが、当業者はその他のより好適ではないアミ
ノ酸例えばアラニンを都合よく使用し得ることを理解し
ていることをも理解すべきである。
【0014】望ましい低Zr重合体分子量は、次のプロ
セスパラメーターの組合せにより達成されることも見い
出された。 1)熱の不存在下、好ましくは室温で、水性系でグリシ
ンをジルコニウム種出発物質と、アルミニウム重合体性
塩と混和する前に、混和し、 2)Zr−グリシン成分を含有する得られた水溶液が加
熱を受けることを避け、そして 3)アルミニウム重合体溶液とジルコニウム/グリシン
溶液とを急速に混合し、そして次に混成溶液を混合急速
噴霧乾燥する。
【0015】「熱の不存在」、「加熱を避ける」、「急
速混合」および「急速乾燥」なる用語の意味は当業者に
理解されるし、またプロセスパラメーターの考察に関連
して以下に更に説明する。
【0016】上述の如く、本発明の改善された発汗抑制
活性錯体を得るための重要点はジルコニウム重合体の分
子量を最終アルミニウム/ジルコニウム/グリシン錯体
中で可能な限り低く保持することを確保することにあ
る。最も好ましくは、得られた錯体中のジルコニウム重
合体の分子量がジルコニウム出発原料の分子量に可能な
限り近いことである。本発明のZAG発汗抑制活性成分
の製造に使用するジルコニウム種出発物質が錯体の製造
過程でACHおよびグリシンと相互作用をしない。この
理由から、混合物は化学品の単なる集合体とみなすこと
はできない。
【0017】本発明の方法のいくつかの独特の特徴は、
ジルコニウム重合体の分子量をできるだけ低く保持する
助けとなる。まず、グリシンを、アルミニウム重合体性
塩との混合前に、ジルコニウム重合体と混合する。すな
わち、グリシンはジルコニウム出発物質がそれ以上重合
することに対する抑制剤であることが判った。第二に、
先行技術とは違って、ジルコニウム/グリシン溶液(ま
たは使用するならプレミックス)も、アルミニウム/ジ
ルコニウム/グリシン溶液も熱を受けていない。その理
由は、熱はジルコニウムを更に重合させることが判った
からである。最後に、アルミニウム重合体溶液およびジ
ルコニウム/グリシン溶液をできるだけ急速に混合し、
そして次にその混合後にできるだけ急速に噴霧乾燥す
る。それで、連続またはバッチ/連続プロセスは一般に
この目的を達成するのに好ましい。
【0018】本発明に従って製造されるZAG塩は、非
水性送達システム、例えばスティック、ゲル、エアゾル
および懸濁ロールオンもしくはパッドで効果的に使用す
ることができる。制汗組成物のための送達システムに使
用されている種々のビヒクルまたは担体は当業者に周知
である。本発明で効果的に使用し得る担体の考察のため
に、本出願人はマッカル(McCall)の米国特許第
4,944,937号、ジエリア(Geria)等の米
国特許第4,511,554号、ナビアル(Nabia
l)の米国特許第4,425,328号、ロエル(Ro
ehl)の米国特許第4,346,079号およびクラ
ーク(Clark)の米国特許第3,949,066号
を引照し、これらの記載を参考として本文に挿入する。
【0019】改良された分析技術を用いると、ZAG塩
中に存在するZr重合体分布は塩の効能を定めるのに主
要な役割を果たし、そして事実塩制汗効能に関してAl
重合体分布よりも更に重要であるあり得ることが見い出
された。
【0020】前文に明らかな如く、より低い分子量のZ
r重合体分布が塩の制汗効能を増進し、一方より高い分
子量のZr分布は塩効能を低減させることが見い出され
た。それで、いくつかの活性化ZAG錯体が通常のZA
G錯体と同等もしくはそれ以下の効能を示す事実の見か
けの異常さは、AlKd0.4含量のみならずZr分布
をも比較することにより容易に説明される。
【0021】上述の構造−効能効果を用いて、AlKd
0.4含量の大きい、かつ比較的低い分子量Zr分布を
有する活性化ZAG塩が合成された。
【0022】従って、本発明の一つの重要な貢献は、Z
AG錯体制汗活性に対するZr分布の効果の発見に存す
る。また別の貢献は、増進された制汗特性をもたらすた
めに、得られたZAG錯体生成物でのAlおよびZr両
方の分布を調節するのに使用し得る合成操作を発見した
ことに存する。
【0023】製造法:本発明のZAG塩は、優先的に
は、Zr−グリシン成分(ZrO(OH)Cl−グリシ
ン、ZrOCl−グリシンまたは両者の組合せ)を、
ACH成分、好適には活性化されたACH成分に加え、
噴霧乾燥して固体のZAG粉末にすることによって作ら
れる。三種類の例:
【0024】ZAG錯体における高いAlのKd0.4
含量および低分子量Zr分布を得るのに必要な、決定的
な合成のパラメーターは、以下のものである: (1)Al成分は、>50%のAlのKd0.4含量を
有していなければならない。 (2)Zr−グリシン成分は、周囲の温度を維持するに
要する温度以上に、熱を加えることなく作られなければ
ならない。 (3)AlおよびZr−グリシン成分は、熱を加えるこ
となく混合されなければならない。 (4)Zr原料は、最も好適には、利用できる最低の分
子量のZr分布を有する〔現在、マグネシウムエレクト
ロン(Magnesium Elektron)社(M
EI)は、最低の分子量のZr分布を有するZr原料を
提供している〕。 (5)グリシンは、Al成分と混合する前に、Zr成分
に加えられる。 (6)噴霧乾燥前の最終のZAG反応溶液の滞留(時
間)を短くする。AlおよびZr−グリシン成分が噴霧
乾燥機に通じている管の中で混合される流動システムが
好ましい。
【0025】本発明の新規なZr−グリシン成分は、少
なくとも、最終のZAG錯体の効力を増加するので、こ
の発明は、Al成分が50%以上のAlのKd0.4含
量に限定される、ZAG錯体に限定されないことを理解
すべきである。
【0026】上記の工程に関連したパラメーターは、所
望のAlおよびZr分布を生じることが判った。熱、グ
リシンの不存在および最終のZAG溶液の長い滞留時間
を用いてZAG塩を製造する場合に、金属分布に及ぼす
悪影響(すなわち、AlのKd0.4含量を低下し、分
子量Zr分布を増加する)が観察される。
【0027】本発明の工程パラメーターの利用は、Al
およびZr−グリシン組成物のいかなる化学量論的組合
せをも作るのに用いられることが一般に期待される。本
出願人の知るかぎり、上記の工程パラメーターで作られ
た活性化されたZAG錯体は、市販されているその他の
活性化されたZAG塩と比較して、最低分子量Zr分布
を示すものである。
【0028】発汗抑制性塩の化学は、この塩が均質でな
く、多分散系の荷電した金属(陽イオンの)ポリマーよ
りなる事実のために全く複雑である。過去10年間に、
アルミニウムA/P塩に存在するポリマー分布を決定す
る有意な進歩があった。これらの発見は、リヘイス(R
eheis)RE101(市販の消費者向け製品を調合
するのに用いられる市販の物質)のような活性化された
アルミニウムクロロハイドレート(ACH)塩の工業的
合成の発展に役立った。通常のACH塩と比較して、活
性化されたACH塩の高い効力は、一般的には、活性化
された塩に存在するAlのKd0.4ポリマー化学種の
高い濃度によるものである。
【0029】ジルコニウム−アルミニウム−グリシン
(ZAG)塩はまた、アルミニウム塩(活性化されたA
CHを含む)よりも一般的に有効であり、各種市販の消
費者向け懸濁剤ロールオンおよびスティック製品に用い
られている。市販の塩製造業者および消費者向け各種製
品の製造業者は、ZAG系で起こり得るアルミニウム化
学についての知識を有しているが、本発明者の知るかぎ
り、そして発表された文献に基づくかぎり、ZAG錯体
系で起こり得るジルコニウム化学の効果についての理解
はない。この事情は、主として、ジルコニウムポリマー
を特徴づけるに付随する困難に由来するものである。従
来、アルミニウム塩に対してなされてきたように、アル
ミニウムのKd0.4ポリマーを大量に含む塩を製造す
ることによってZAG塩の効力を改善するべく、多くの
研究者が努力してきている。これらの塩は活性化された
ZAG塩と呼ばれる。前記のように、米国特許明細書
は、AlのKd0.4化学種を増やすことに基づいた、
活性化されたZAG塩を開示している。不幸にして、ジ
ルコニウム化学についての正確な知識が乏しく、いわゆ
る「活性化された」ZAG塩の効力は、通常のZAG塩
のそれに等しいかまたは劣っている状況である。この特
異性は、これらのZAG塩に存在するジルコニウムポリ
マーのポリマー分布における差異に原因があると信じら
れており、その差異は、アルミニウムポリマー分布より
も、塩の有効性により重要であると思われる。
【0030】最近、ZAG塩におけるジルコニウム化学
の研究を理解する点で、本発明者に本質的な収穫があっ
た。ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)、ICP分光学、超遠心分離(UC)およびNMR
分光学のような各種の実験技術を用いて、本出願人は、
今や、各種のZAG塩に存在するZrポリマー分布を分
離し、同定し、定量化することができるようになった。
この情報を臨床上の効力と相関させることによって、主
に低分子量化学種を有するジルコニウム分布を含むZA
G塩錯体は、主に高分子量化学種を有するジルコニウム
分布を含むZAG塩錯体と比較して、優れたA/P効力
を示すことを確実にした。
【0031】上記の構造一活性相関を考慮して、工業的
な合成技術を用い、高度に有効な活性化されたZAG塩
を合成することができるようになっている。これらの塩
は、サミットケミカル(Summit Chemica
l)社から市販され、現在消費者が制汗製品に使用して
いるZAG塩であるW−370よりも有効であることが
判った。
【0032】分析の考察: ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)−
誘導結合プラズマ分光学(ICP):GPC−ICP分
析は、系内に存在するアルミニウムおよびジルコニウム
ポリマーの分離、検出および測定に関して、ZAG塩を
特徴づけるのに用いられる重要な技術となっている。G
PCカラムは、分子の大きさおよび/または分子量の機
能として、ZAG系に存在する化学種を分離し、より大
きな分子がカラムから最初に溶出し、より小さい分子が
次に溶出される。GPC樹脂は、分析される系に適当で
ある分子量範囲の分離に至適であるように選ばれる。分
離された化学種は、カラムの出口に接続された屈折率
(RI)検出器によって検出される。分離された化学種
の金属含量は、RI検出器の出口から集められた溶出液
画分の分析から得られる。金属分析(ICP)は、カラ
ムから試料を回収し、化学種の分布に関する正確なデー
タが得られるので重要である。化学種の分布にRI反応
データのみを用いるのは、各ピークに対するRI反応が
同一でないので、誤りを生じることがあり得る。
【0033】分離された化学種は、溶離時間(試料の注
入から最高のピークの高さまでの時間)、溶離容量(試
料の注入から最高のピークの高さまでに溶出した容量)
または、より正確には平均Kd値として定義され、次
式:
【0034】
【式1】
【0035】(式中、Ve=ピークの溶離容量 Vo=カラムの排除容量 Vt=カラムの総容量)によって定義されるKdによっ
て特徴づけられる。
【0036】Vo、すなわちカラムの排除容量は、カラ
ムからの分子量排除限界を越えた化学種がVoで溶離さ
れる値である。通常、この値は、デキストランブルー
(MW≧10)の溶離容量を測定することにより得ら
れる。Vt、すなわち総カラム容量は、HClのような
非常に低い分子量物質の溶離容量を測定することにより
得られる。Kd値の使用は、同じ型のカラムおよび同じ
溶出液から得られる結果を含む利点があるが、Voおよ
びVt値は、充填および流速条件における差異に基づい
て多少の差がある。
【0037】化学種のKd値は、特殊なカラムの長さの
特殊な樹脂および特殊な溶出液による分離に属するもの
であることを留意すべきである。かくして、同一の化学
種が、樹脂の種類、溶出液系およびカラムの長さによ
り、異なるKd平均値を有することがある。それ故、異
なったカラムでなされた分析は、直接に比較できないこ
とを注意すべきである。
【0038】Kd値を特定の分子量に関係づけて、GP
Cカラムを基準化するのに利用できる適当な「標識」化
合物がないことに注意すべきである。これは、特にZr
化学種にも当てはまる。別の技術者は、ACH中のAl
化学種の分子量を測定した。これらの値は定性的な方法
で用いられ、実験を行うのに用いた方法によって検出さ
れたAl化学種の分子量範囲を決定することができる、
この結果を以下の実施例で検討する。
【0039】超遠心分離試験(UC):ZAG塩、Zr
O(OH)ClおよびZrOClのUC試験は、ジル
コニウムの出所の機能として、Zr化学種の分子量範囲
の構成を確立するために行われた。例えば、ZrOCl
におけるZrポリマーは、あるZAG塩の200万と
比較して25,000ダルトンと測定された(分子量平
均値)。これらの値は、ZAGにおけるAlポリマーの
600ないし5000と測定された値よりもかなり大き
い。これらの測定がバルク溶液で行われたため、分子量
値が溶液の平均を表しているということを注意すること
が重要である。系に存在する二つ以上の主要な化学種の
分子量を区別するのに用いることはできない。
【0040】NMR試験:多くの13Cおよび27Al
NMR研究を、幾つかのZAG系について、水溶液およ
び固体の状態の両方で行った。行われた研究結果は、Z
AG系で起こるZr−グリシンとAl−グリシンの相互
反応を理解するのに重要である。
【0041】ZAG塩の特徴づけ: ZAG塩におけるアルミニウムポリマー分布:ZAG塩
におけるアルミニウムポリマー分布は、セファデックス
(Sephadex)G−25(特級品)カラム(60
cm)および0.2MKCl/0.0035MHCl溶
出液を用いたGPC−ICP分析から得られた。この技
術は、アルミニウムクロロヒドラート(ACH)のよう
なアルミニウムを含むA/P塩を特徴づけるのに、数年
間も使用されてきている。四種類の主要なアルミニウム
化学種は、通常、ACHおよびZAG塩で観察され、そ
れらの分布は塩を製造するのに用いた合成経路により異
なる。四種類の化学種のKd値は、0.0、0.25、
0.4および0.6であって、分子量は、Kd0.0に
対して約5000ダルトンないしKd0.6に対して6
00ダルトンの範囲である。既述のように、いわゆる活
性化されたACH塩の効力の増加は、Kd0.4含量が
通常のACHでは約10%なのに対して活性化されたA
CHでは≧50%に高められていることに帰せられる。
同様に、AlのKd0.4が高められたZAG塩は、活
性化されたZAGと呼ばれる。しかしながら、活性化さ
れたZAG塩は、相当するZrポリマー分布により異な
り、より有効であるかまたはより有効でない。図1は、
活性化されたおよび通常のZAG塩における典型的なア
ルミニウムポリマー分布を説明し、通常のZAGと比較
して、活性化されたZAGでの非常に大きなAlのKd
0.4ピークを示す。
【0042】ZAG塩におけるジルコニウムポリマー分
布:ZAG塩におけるZrポリマーの特徴づけは、GP
C樹脂を吸収して化学的に攻撃する、高度に反応性のジ
ルコニウム陽イオンポリマーが起こす激しい吸収および
分解のために非常に困難な研究であることが判った。こ
れらの諸問題は、セファクリル(Sephacryl)
樹脂および3MKCl/2Mグリシン溶出液を用いて克
服された。
【0043】四種類の別個の化学種が、常に、ある組合
せで存在するAl分布とは対照的に、Zr化学種は非常
に大きく、より多く多分散系であり、原料物質によって
分子量が変化し得る。ある場合には、ただ一つの主要な
化学種が観察される。かくして、Zr分布について分布
を比較する場合、見掛けの変化およびKd値を考慮しな
ければならない。混合金属Al−Zr化学種は観察され
ないので、観察されたAlおよびZr分布は、生体で起
こる分布を表すものと思われる。Al−Zr化学種は、
水溶液中では非常に低い濃度で存在し得るが、生体での
使用条件下では存在しそうにないと思われる。図2、3
および4は、幾つかの公知の活性化されたZAG塩およ
び公知の通常のZAG塩についてのZrポリマー分布を
示す。高分子量Zr化学種は、低いKd値を有し、見掛
けの初期の変化はKd軸に現れる。ピーク幅は、多分散
系における差を示し、GPC−光散乱法のような直接の
分子量測定によってのみ確かめられる。
【0044】図2は、サミットケミカル(Summit
Chemical)社〔以前は、ダウコーニング(D
ow−Corning)社〕で活性化されたZAG(S
ALT−AおよびSALT−B)およびサミットケミカ
ルから販売されている通常のZAG塩(W−369)の
二つのロットについてのZr分布を示す。主要なZr化
学種のKd値から明らかなように(SALT−AはKd
0.0であり、SALT−BはKd0.65)、活性化
されたZAGのSALT−Aは、試験用ロットである活
性化されたZAGのSALT−Bよりも非常に高い分子
量分布を有する製品ロットである。UCの結果は、SA
LT−Aの分子量範囲が200,000ないし200
万、平均分子量は180万である。W−369の分子量
範囲は200,000ないし100万、平均分子量は8
80,000である。ここでもまた、これらの値は、全
体としての系を示すものであって、個々のZr化学種を
示すものではない。かくして、SALT−BからSAL
T−Aへのスケール拡大で生じたZr化学における劇的
な変化を見ることができる。対照的に、図2で説明する
ように、SALT−AおよびSALT−Bのアルミニウ
ム分布は、全く同様である。
【0045】以下に示すデータに見られるように、Zr
化学における変化は、塩の有効性に関する重要な結果を
もたらす。
【0046】図3は、リーチ(Reach)701と名
付けるリヘイスの活性化されたZAG塩の二つのロット
についてのZr分布を示す。ここでもまた、多分、同じ
物質について全く異なるZr分布が見られる。Al分布
は、実際上、同一であった。
【0047】図4は、二種類の公知のウエストウッドケ
ミカル(Westwood Chemical)で活性
化されたZAG、本出願人の受託会社で試験的に活性化
されたZAG塩(BM−PIと名付ける)、そして市販
の消費者向け製品ドライアイディア(Dry Ide
a)から抽出された活性成分についてのZr分布を示
す。ここで、市販の消費者向け製品は、最低のZr分子
量範囲を有し、測定された総てのZAG塩のうち最小の
多分散系(最も狭いピーク)であることが容易に判る。
ウエストウッドの塩は、BM−PI塩と同じKdを有し
ているけれども、Kd軸上の見掛けの初期変化に見られ
るように、より高い分子量のZr分布を有している。
【0048】構造−効能相関:アルミニウムおよびジル
コニウム両方の分布に関し、ZAG塩を特徴付ける能力
が開発されれば、次にこれらの分布が塩の制汗効能にど
のように影響するかを定めることが可能である。特定の
実施例を検討する前に、普通に使用されている発汗抑制
塩について、歴史的に観察した一般的な順位による効能
に通じるのが有益である。この順位の順を表1に示す。
この表には、AlKd0.4含量値も含まれている。そ
の理由は、これらの数値は業界では活性および通常のA
/P塩を区別するのに使用されているからである。表1
から、制汗効能は通常のACHから活性化ZAGへと増
加することが判る。これは、これらの塩が商業上の用途
に開発された年代順の順序である。通常および活性化A
CHを比較すると、活性化ACHの増大された制汗効能
は、明らかに増大されたAlKd0.4含量に由来して
いる。しかしながら、通常のZAG塩は、活性化ACH
のAlKd0.4含量がより高いとしても、活性化AC
Hよりもすぐれていることが判る。これは、A/P塩中
のZrの存在がAl種分布でのいずれかの相違よりも全
体の塩効能についてより重要であることを示している。
【0049】Zr種がAl種よりも効果的である旨の結
論は、汗腺中での重合体の拡散および沈降に関して、添
加量/サイズおよび加水分解特性についての考究点と一
致している。
【0050】最後に、活性化ZAG塩の効能は変化し得
るものであり、最良のものは通常のZAGよりも約10
%より乾燥していることが判る。
【0051】
【表1】
【0052】表2には、塩をヘッド(head)同士で
比較する臨床効能試験から得られたAlKd0.4含
量、主要なZr種のKd値およびZr種対相対効能の発
現開始によって、活性化ZAG塩の化学特性を要約す
る。ほとんどの事例では、塩は同一処方で試験する。同
じような処方タイプ(すなわち、固体対固体、ロールオ
ン対ロールオン等)を使用したとしても、これは市販の
消費者用製品での活性成分に対して試験したBM−P処
方中の塩BM−PIについての事例ではない。A/P塩
それ自体以外の前述の処方での相違は製品の効能に対し
てほとんどあるいは全く効果を及ぼさないものと考えら
れる。
【0053】塩効能に対するZr分布の効果は、活性Z
AG SALT−AとSALT−BとW−369との特
性の比較からより一層著しく認められる。比較的低い分
子量Zr分布(主要なZr種について、Kd=0.6
5)を有するSALT−BはW−369より9.2%乾
燥性であり、一方比較的高い分子量Zr分布(主要なZ
r種について、Kd0.0)を有するSALT−AはW
−369よりも12.6%より効果が低い(双方のロッ
トがW−369と比較してより高いAlKd0.4含量
を有しているとしても)ことが判る。
【0054】
【表2】
【0055】Al分布は効能に影響するが、これらの結
果は、Zr分布の相違は所定のZAG塩の効能での無視
因子である。上述の塩については、効能は、Zr種の分
子量範囲を減少させるのと同一の順位の順にある;SA
LT−Bl<W−369<SALT−A。
【0056】リーチ701塩はW−369よりも僅か4
%より有効であり、AlKd0.4含量が相当に高いも
のであったとしても、これは統計上の有意ではない。こ
こで、双方の塩のZr分子量範囲は若干より小さいリー
チ701の分布と可成り類似していることが判る。
【0057】ウエストクロル塩について言えば、市販製
品比較対照品は10%だけウエストクロル30−BDM
および35−BDMを超えて結果を達成している。ウエ
ストクロル材料は若干低い目のAlKd0.4含量を有
しているが、効能で認められた相違を十分に説明してい
るZr分布を注目すべきである。ウエストクロル塩およ
び市販の製品対照品中の活性成分は可成り類似のZrK
d値を有しているが、ウエストクロル活性成分は、Kd
軸およびピーク巾に沿った早い方の出現開始からみて、
より大きいかつ巾の広いZr分子量範囲を有している
(第4図参照)。
【0058】最後に、BM−PIはW−369よりも
8.4%乾燥であることが判る。
【0059】上述の比較から、最適のZAG効能は最高
の可能なAlKd0.4含量および最低また最小の多分
散分子量Zr分布を有する塩を製造することにより達成
し得ることが明らかである。
【0060】本発明のZAG塩の合成: 一般的な方法論:ZAG塩の古典的な合成法は、ACH
またはAl(OH)のようなアルミニウム成分を、Z
rOClおよび/またはZrO(OH)Clのような
ジルコニウム成分およびグリシンと、加熱しながら一段
階で反応させ、粉末の形でZAG塩を得るために、反応
液を噴霧乾燥するものである。ZAG溶液は、A/P製
品の用途のために市販もされている;しかしながら、一
般に、市販の製品はZAG粉末のみを用いている。発汗
抑制薬のためのOTCモノグラフは、上記成分の各種の
化学量論的な組合せを記載している。本発明に示す研究
は、主として、ACH、ZrOCl、ZrO(OH)
Clおよびグリシンを用いた、いわゆるテトラZAG塩
の合成に焦点を合わせていた。テトラZAG塩は、2な
いし6のAl/Zr比、約1.5ないし0.9のAl/
Cl比を有している。用いるグリシンの量は、限定する
ものではないが、通常、用いるZrと等モルである。グ
リシン比は、0.5以上で異なってもよい。好適には、
クリシン比は1ないし3である。
【0061】本願に示す結果を得るために、テトラZA
G塩のみが使用されるが、別な型のZAG塩も用いるこ
とができる。本発明に使用し得る各種の型のZAG塩の
Al/Zr比およびAl/Cl比を、以下に示す:
【0062】
【表3】
【0063】BM−P型A:この塩は、AlおよびZr
の両者の分布について、本出願人が構造−効能相関を開
発する以前に合成されていた。この塩が合成された時点
で、目標は、活性化されたACH粉末に、ZrO(O
H)Cl−AlCl−グリシン粉末を乾燥混合する新
規な方法により、AlのKd0.4含量を最大にし、テ
トラZAG塩のための適当な化学量論を有する物質を製
造することであった。BM−P型Aとは異なり、本発明
のジルコニウムーグリシン溶液は、アルミニウム化学種
を含んでいない。BM−P型AにおけるZrの分子量分
布は、溶液中で作られた場合(以下、BM−PIと名付
ける)にもかなり低いことが測定されており、この物質
はW−369よりも8.4%だけ性能がすぐれている。
【0064】Zr分布が効力にいかなる影響を及ぼすか
を知るため、本出願人は、合成を水溶液で行い、次い
で、ZAG塩に速やかに噴霧乾燥して、所望の分子量分
布を有するZAG塩を合成する最善の方法を決定する立
場にあった。制汗製品にZAG粉末を使用することは、
金属分布が固定的である利点があり、長期間放置された
ZAG溶液の場合はそうではない。
【0065】Zr分布に影響する因子:本発明者の研究
の過程で、四つの因子が、最終のZAG製品に見い出さ
れるZr化学種の分子量範囲に有意に影響することが判
った。すなわち、 1.Zr原料の起源 2.熱 3.グリシンの存在および添加の順序 4.噴霧乾燥前の反応溶液中のAl成分との接触時間。
【0066】Zr原料の起源:マグネシウムエレクトロ
ン(Magnesium Elektron)社(ME
I)は、発汗抑制塩製造業者のための、ZrOCl
よびZrO(OH)Clの主要な製造企業である。ME
Iは、Zr炭酸塩ペーストをHClと反応させることに
よって、ZrO(OH)ClおよびZrOClを合成
する原料として用いられるZr炭酸塩を供給している。
また、ウエストウッドケミカル(Westwood C
hemical)社は、ZrO(OH)Clを販売して
おり、企業自体のZAG塩を合成するのに用いている。
ウエストウッドは、MEIからZr炭酸塩ペーストを購
入し、ZrO(OH)Clを製造している。GPC−I
CP分析〔セファクリル(Sephacryl)S−2
00(HR)カラム〕は、上記の物質におけるZr化学
種の分子量範囲が、(ウエストウッド)ZrO(OH)
Cl>(MEI)ZrO(OH)Cl>(MEI)Zr
OClの相対的順序であることを示している。図5
は、この考察結果を説明する。これは、UC試験の研究
から、それぞれ40,000〜400,000、40,
000〜200,000および1000〜25,000
と評価された分子量範囲と一致している(表3参照)。
Zr化学種の分子量範囲は、ZAG合成の過程で減少す
ることはないので、達成される最低の範囲は、Zr原料
に存在する範囲である。従って、本発明者の知る限り、
低分子量範囲に基づいた本発明の目的に用いるのに、市
販のMEI物質は最も優れている。
【0067】
【表4】
【0068】熱の適用:特許文献は、この技術分野にお
ける通常の方法として、合成工程でZAG錯化合物のA
lおよびZr成分を加熱することを教示している。実
際、活性化されたACHは、通常、ACHの水溶液を加
熱することによって製造され、活性化の程度、すなわち
増加したAlのKd0.4含量は、ACH濃度、反応温
度および反応時間により異なる。加熱はACHには好ま
しいけれども、熱がZr重合を起こし、本発明の指示と
は反対の大きな分子量の化学種になるので、この系のZ
r成分には不都合であることが判っている。
【0069】図6は、100℃で3日間、ZrO(O
H)Cl溶液を加熱した影響を説明する。加熱された試
料は、有意な重合を起こし、より大きな分子量のZr化
学種になり、その効果は希薄溶液で一層顕著である。図
6におけるピークの大きさは、試料濃度の差を反映して
いる。100℃で3日間の加熱工程は、工業的な合成に
は不向きであるけれども、これらの結果はやはり、Zr
溶液の加熱の合成工程で避けるべきことを示している。
同様に、約3ヵ月間室温に放置したZrO(OH)Cl
溶液は、最初に評価した分子量よりも僅かに高い分子量
のZr分布を有している証拠が見られる。この理由で、
Zr分子量分布範囲を可能な限り小さくしておくため
に、Zr成分は、好適には室温で、好適には可能な最高
の濃度〔(MEI)ZrO(OH)Clの場合、26
%〕で用いられるべきであると信じられている。
【0070】グリシンの存在:歴史的に、グリシンは、
Al−Zr塩に加えられ、水溶液中でのゲル化を防止
し、酸性塩を緩衝する(グリシンはpHを0.1〜0.
2pH単位増加する)。比較的最近、IR、ラーマンお
よびNMRの研究は、グリシンがZrと強い錯体を形成
することを示した:
【0071】Zr−−OOCCHNH
【0072】Al−グリシン結合が、有意な程度で起こ
ることはない。グリシンの約50〜75%は、水溶液中
でZrに結合し、固体状態では100%がZrに結合し
ている。Zrに結合するグリシンの特別な能力は、大き
な化学種へのZr重合の阻害剤として作用するグリシン
の性質である。
【0073】図7および8は、等モル比のグリシンの存
在および不存在下、ZrO(OH)Clを加熱した影響
を示す。グリシンを含む試料は、グリシンを含まない試
料よりも熱による重合が非常に少ない。この結果は、グ
リシンを、できるだけ速やかにZr成分に加えるべきで
あることを指示している。理想的には、室温に放置して
も起こり得るZr重合を最小にするため、原料自体が合
成された直後、Zr原料にグリシンを加えるべきであ
る。
【0074】Al成分との接触時間:Zr−グリシン成
分への、活性化されたACHのようなAl成分の添加
は、AlのKd0.4含量を減少させ、Zr化学種の分
子量を増加することになる、そしてこの現象の程度は、
接触時間および温度に依存性がある。図9は、Zr成分
としてZrOClを含む、本発明の活性化されたZA
G(BM−P II)の試験用バッチ合成のための室温
での接触時間の影響を示す。BM−Pの活性化されたZ
AGを用いるこのバッチは、グリシンの存在下、ACH
の2モル/ジルコニウムオキシクロリドの1モルを用い
て作られた。ジルコニウム/オキシクロリドのモル比は
1/1であった。この混合物は、加熱することなく、混
合直後に噴霧乾燥して作られた。別の試料は、3時間お
よび6時間後に噴霧乾燥して作られた。図9に示す結果
は、AlおよびZr成分間の溶液接触時間を最小にする
ことが、原料に存在するAlおよびZr分布を維持する
のに望ましいことを示している。
【0075】処理加工(プロセス)のパラメーター:上
記の知見および考慮に基づいて、本発明の好ましいZA
G塩錯体(Complex)は、以下の処理加工のパラ
メーターの組合せを用いて、該ZAG塩を製造すること
により達成される:Zr−グリシン溶液は、周囲温度
で、そのような周囲温度を維持するに要する以上に熱を
加えることなく、作られなければならない。同様に、A
lおよびZr−グリシン溶液は、周囲温度で加熱するこ
となく混合されなければならない。
【0076】周囲温度とは、これらの工程が、室温と通
常考えられる温度、すなわち約100゜F以下の温度で
行われる意味である。
【0077】より好適には、周囲温度とは、約65°な
いし約85°F、そして最も好適には約65°ないし約
75°Fである。
【0078】ZAG塩錯体の形成を行う初期反応は、実
際には吸熱反応であるので、「周囲温度」が、季節的な
変動または室温条件の変化によって余りにも低すぎる環
境では、前記の温度範囲内での反応条件を維持するに要
する少量の熱を加えることが必要な場合もある。
【0079】別の状況では、生成したZAG塩錯体の総
合的な所望の有効性を低下させることになるので、熱の
不在が要求され、余分な熱が加えられるべきではない。
【0080】ZAG塩を粉末の形に形成するのに先立
ち、最終的に混合したZAG反応溶液を処理するのに、
短い滞留(接触)時間が重要である。理想的には、最小
の、または本質的にゼロの滞留時間よりなる処理工程系
が利用される。
【0081】本発明者の実験で、工程のこの段階におけ
る接触時間が長ければ長いほど、生成したZAG塩は、
その発汗抑制活性の点で劣ることが判っているので、混
合したZAG反応溶液には、滞留時間または接触時間を
最小にする連続的または区分/連続操作が好ましい。
【0082】工程装置の選択は、混合したZAG反応溶
液に対する総接触時間を規定する。この理由で、最も好
適な工程系は、連続的な管状混合および供給装置の使用
よりなり、最終のZAG反応成分を混合し、可能な限り
最短時間に、混合された反応溶液を直ちに噴霧乾燥機に
供給するものである。その他の乾燥法も使用することが
できるが、噴霧乾燥は、最も速やかな乾燥法であり、Z
AG塩が熱に曝されることは最も少ない。従って、噴霧
乾燥は、特に好ましい。
【0083】1時間以内の滞留または接触時間は、望ま
しくはないが許容され、30分以内の滞留時間が望まし
い。約10分以内の滞留時間が好ましく、本質的にゼロ
の滞留時間である瞬間的な管状の流動混合/噴霧乾燥系
が最も好ましい。
【0084】本発明の前述した更に一般的な説明は、次
の特定の実施例により更に具体的に説明される。
【0085】
【実施例】
実施例I: BM−Pの活性化されたZAG塩の実験室的合成:Zr
原料、Al/Zr比およびAl/Cl比が異なる各種の
ZAG塩を、APVラボ乾燥機を用いて、研究室で合成
し、最終のZAG粉末を得た(60〜100gのバッ
チ)。加熱することなく、AlおよびZr成分溶液を製
し、加熱することなく、Zr成分をAl成分に加え、混
合した。両成分の混合後20〜25分以内に、反応溶液
をバッチごとに完全に噴霧乾燥した、ただし、化学種の
分布に及ぼす長時間(3〜6時間)放置の影響を測定し
た場合を除く。両成分溶液を混合して20〜25分以内
に噴霧乾燥した場合、合成したZAG塩は、高いAlの
Kd0.4含量(≧50%)および、Zr原料における
分布と同様のZr分布を示した。一例で、両成分を共通
の流液管、次いで噴霧乾燥機にポンプで送り込んで塩を
製した(両成分に、30秒の混合時間)。この塩、およ
びビーカーで両成分を混合し、次いで22分間噴霧乾燥
してバッチを乾燥させて製した塩は、類似のAlおよび
Zrの分布を示した。
【0086】バッチ当たり20〜25分の噴霧乾燥時間
は、AlおよびZr分布に関して優れた結果を生じたけ
れども、工業的な量のZAG粉末を合成するには、遥に
長い噴霧乾燥時間を要する。かくして、二つの反応成分
に対して接触時間を最小にするように、適切に設計され
た工程系が最も望ましいことは明らかである。
【0087】実施例II: BM−Pの活性化されたZAG塩の化学的合成:BM−
PIIおよびBM−PIIIと名付ける、二つのBM−
Pの活性化ZAG塩は、APVクレパコ(Crepac
o)社(Attleboro Falls,Massa
chusetts)で合成された(APVは噴霧乾燥装
置のメーカー)。Al成分(I)を、50ガロン容のス
テンレススチール製容器中で、Zr成分(II)を、1
0ガロン容のプラスチック製容器中で、周囲の温度で製
した。両成分を製造する場合、または成分(II)をス
チール製容器の成分(I)に加える場合にも、熱を加え
なかった。この容器中の最終反応溶液を、約27ガロン
/時間の速度でポンプで市販の噴霧乾燥機に送り込ん
だ。各バッチ(約10ガロン)を、20〜25分以内で
噴霧乾燥した。各々の塩を含むバッチを2回合成し、噴
霧乾燥し、同じ容器に集めた。噴霧装置に注入し蒸気
を、噴霧乾燥されたZAG粉末の密度を高めるために用
いた。表4および図10は、BM−PI対照品および本
発明の方法で製した二種のZAG塩の合成、処理および
化学的データを示す。
【0088】
【表5】
【0089】表4に見られるように、本発明のすべての
BM−Pの合成塩は、高いAlのKd0.4含量(≧5
0%)および、ZrのKd値から判るように、低分子量
のZr分布を有している。図10から判るように、塩を
合成するのに用いたZr原料を考慮すれば、Zr分布は
期待される水準にある。BM−PIIは、最低の分子量
Zr分布を示し、市販の活性品よりも幾らか低い。BM
−PIは、有意に低いKd値から明らかなように、最高
の分子量Zr分布を有している。スケールを拡大して作
った塩の化学的性質は、研究室で合成した同じ塩と、実
際上、全く同様であった。
【0090】かくして、本出願人は、合成を研究室から
工業的な装置へスケールを拡大するのに成功した。合成
された物質について、APVクレパコ社で行われた含水
量減少の測定は(センコー天秤)、ウエスチロール(W
estchlor)35BDMのような市販のZAG塩
と同様な結果を示した。従って、噴霧乾燥条件は、A/
P製造業者によって用いられた条件によく似ている。ジ
ェットミルを用いて、ナップケミカル(Napp Ch
emical)社(Lodi,New Jersey)
でZAG塩を粉砕し、現在、少なくとも一つの市販の消
費者向け固体発汗抑制製品に用いられているウイッケノ
ール(Wichenol)370の粒子の大きさに一致
させた。
【0091】実施例III: 効力試験−BM−Pの活性化されたZAG塩:BM−P
I、BM−PIIおよびW−370を、固体の低残留物
製剤に調合した。32°F、室温および104°Fで
の、4ヵ月間の安定性を、上記の固体スティックで満足
である見做した。スティックから抽出したBM−PIお
よびBM−PIIのAlおよびZr分布は、実際上、遊
離の塩の分布と同一であった。これを、図IIに示す
(抽出したBM−PI、BM−PIIおよびW−37
0)。かくして、固体スティックの研究室での処理加工
が、混合されたZAG塩の化学的性質に影響するとは思
われない。処理加工の方法が、研究室で実施した処理加
工とよく似ていると推定すると、上記の結果は工業的工
程にも正しいと思われる。
【0092】固体の発汗抑制製剤におけるBM−PI、
BM−PIIおよびW−370を比較する効力試験を、
ヒルトップラボラトリー(Hilltop Labor
atories)で行った。試験の結果を表5に示す。
【0093】
【表6】
【0094】上記の結果は、本発明の新規な方法で製し
た活性化ZAG塩が、現在商業上固定した消費者向け発
汗抑制製品に用いられているZAG塩よりも有効である
ことを明らかに示している。最も活性な塩はBM−PI
Iであり、その有効性は、W−370よりも予想された
8〜10%を越えていた(24時間テスト)。観察され
た有効性の順位は、本出願人の構造−効能相関と一致
し、有効性は、ZAG塩が大量のAlのKd0.4化学
種および比較的低分子量のZr化学種を含む場合に増加
する。BM−PII、BM−PIおよびW−370にお
けるAlのKd0.4は、それぞれ57%、53%と1
0%であった。図12は、BM−PIおよびW−370
と比較して、BM−PIIが最低分子量Zr分布を有す
ることを示している。
【0095】実施例IV: 効力試験−発明品対市販品:固体A/P製剤におけるB
M−PII対市販の高度に有効な固形剤〔ドライアイデ
ィア(Dry Idea)〕と比較した臨床の効力試験
を、表6に示す。この表に記されたデータから判るよう
に、BM−PIIを含む固形剤は、ドライアイディアよ
りも7%優れた効力を示した(24時間試験)。この優
位性は、ドライアイディア(Kd=0.65)における
活性成分に比較したBM−PII(Kd=0.75)の
分子量Zr分布によるものである。
【0096】
【表7】
【0097】本発明の好適な実施態様の限定的な数が上
記に記載され試験されたに過ぎないけれども、この技術
分野に精通した技術者には、以下のクレイムで規定され
るように、この発明の精神および範囲から逸脱すること
なく、多くの置換、修飾および変更がなされることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のZAGおよび活性化ZAG錯体中の典型
的なアルミニウム重合体分布のグラフによる図示であ
る。
【図2】既知の通常のZAG塩および既知の活性化ZA
G塩のZr分布のグラフによる図示であり、これらの塩
の全てはサミット・ケミカル(Summit Chem
ical)〔前ダウ・コーニング(Dow−Corni
ng)〕から得られたものである。
【図3】レハイス(Reheis)から得られた2種の
既知の活性化ZAG塩についてのZr分布のグラフによ
る図示である。
【図4】本発明者が開発した実験用活性化ZAG塩、な
らびに市販の消費者用製品に存在する活性化ZAGにつ
いて2種の既知のウエストウッド(Westwood)
活性化ZAGSのZr分布のグラフによる図示である。
【図5】種々の市販Zr出発物質にみられるZr分布の
グラフによる図示である。
【図6】ZrO(OH)Cl溶液に対する加熱の効果の
グラフによる図示である。
【図7】Zr重合に対するグリシンの効果のグラフによ
る図示である。
【図8】Zr重合に対するグリシンの効果の別のグラフ
による図示である。
【図9】活性化ACH−ZrOCl−グリシン塩につ
いてのZr分布に対する接触時間の効果のグラフによる
図示である。
【図10】本発明に従って製造された種々の活性化ZA
G塩および比較対照のZr分布のグラフによる図示であ
る。
【図11】本発明のBM−PI、ZAG塩および固体棒
状防臭剤から抽出した比較対照についてのZr分布のグ
ラフによる図示である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘランド エム マーカリアン アメリカ合衆国ニューヨーク州 10920 コンガース ウォタース エッジ 160 (72)発明者 マリア オニスケビッチ アメリカ合衆国ニューヨーク州 07111 アービントン シクスティーン アベニュ ー 387 (72)発明者 トーマス テンザ アメリカ合衆国ニュージャージー州 07057 ウオリントン ワグナー アベニ ュー 31

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すぐれた制汗特性を有するアルミニウム
    /グリシン/ジルコニウム(ZAG)錯体の製法におい
    て、周囲温度でジルコニウム出発物質とグリシンとの水
    性混合物を形成させ、前記ジルコニウム/グリシン水性
    混合物をアルミニウムクロロハイドレート出発物質と組
    合せ、そして得られたアルミニウムクロロハイドレート
    /グリシン/ジルコニウム混合物を急速に乾燥し、これ
    によりZAG塩錯体を得ることを特徴とする上記製法。
  2. 【請求項2】 約100°Fまでの温度で実施される請
    求項1の方法。
  3. 【請求項3】 約65°〜85°Fの温度で実施される
    請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 約65°〜75°Fの温度で実施される
    請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 ジルコニウム/グリシン水性混合物を、
    前記周囲の温度を維持するのに必要とされる熱を超える
    熱を加えることなく、製造する請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 Zr出発物質が、ZrO(OH)Cl、
    ZrOClまたは両者の組合せからなる群から選択さ
    れる請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 Zr出発物質が低分子量分布を有する請
    求項1の方法。
  8. 【請求項8】 Zr出発物質が、GPC−ICP分析で
    測定して約1,000乃至約400,000の分子量分
    布を有する請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 Zr出発物質がGPC−ICP分析で測
    定して約1,000乃至約25,000の分子量分布を
    有する請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 Zr出発物質がGPC−ICP分析で
    測定して約40,000乃至約200,000の分子量
    分布を有する請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 アルミニウム出発物質が少なくとも5
    0%のAlKd0.4含量を有する請求項1の方法。
  12. 【請求項12】 混合したグリシン/ジルコニウムを連
    続または半連続操業で噴霧乾燥直前にアルミニウムクロ
    ロハイドレート出発物質と混合する請求項1の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1の方法に従って形成されるア
    ルミニウム/グリシン/ジルコニウム錯体。
  14. 【請求項14】 アルミニウムクロロハイドレート塩、
    ジルコニウム出発物質およびグリシンの混合生成物から
    なり、而してGPC−ICP分析で測定して約1,00
    0乃至約200,000のZr重合体分子量分布を有す
    るすぐれた制汗活性を有するアルミニウム/グリシン/
    ジルコニウム錯体。
  15. 【請求項15】 GPC−ICP分析で測定して約1,
    000乃至約25,000のZr重合体分子量分布を示
    す請求項14のアルミニウム/グリシン/ジルコニウム
    錯体。
  16. 【請求項16】 GPC−ICP分析で測定して約4
    0,000乃至約200,000のZr重合体分子量分
    布を示す請求項14のアルミニウム/グリシン/ジルコ
    ニウム錯体。
  17. 【請求項17】 セフアクリルS−100(HR)カラ
    ム(12.5cm)を用いて測定して約0.65より大
    きいZrKdを有する請求項14のアルミニウム/グリ
    シン/ジルコニウム錯体。
  18. 【請求項18】 セフアクリルS−100(HR)カラ
    ム(12.5cm)を用いて測定して約0.65より大
    きいZrKdを有する請求項15のアルミニウム/グリ
    シン/ジルコニウム錯体。
  19. 【請求項19】 セフアクリルS−100(HR)カラ
    ム(12.5cm)を用いて測定して約0.65より大
    きいZrKdを有する請求項16のアルミニウム/グリ
    シン/ジルコニウム錯体。
  20. 【請求項20】 セフアクリルS−100(HR)カラ
    ム(12.5cm)を用いて測定して約0.725以上
    のZrKdを有する請求項14のアルミニウム/グリシ
    ン/ジルコニウム錯体。
  21. 【請求項21】 セフアクリルS−100(HR)カラ
    ム(12.5cm)を用いて測定して約0.725以上
    のZrKdを有する請求項15のアルミニウム/グリシ
    ン/ジルコニウム錯体。
  22. 【請求項22】 セフアクリルS−100(HR)カラ
    ム(12.5cm)を用いて測定して約0.725以上
    のZrKdを有する請求項16のアルミニウム/グリシ
    ン/ジルコニウム錯体。
  23. 【請求項23】 少なくとも1種の活性制汗成分とし
    て、請求項1に従って形成されたアルミニウム/グリシ
    ン/ジルコニウム錯体を包含する非水性制汗組成物。
  24. 【請求項24】 化粧上許容し得る担体またはビヒクル
    中に、少なくとも1種の活性制汗成分として、請求項1
    に従って形成されたアルミニウム/グリシン/ジルコニ
    ウム錯体を包含する非水性制汗組成物。
  25. 【請求項25】 少なくとも1種の活性制汗成分とし
    て、アルミニウムクロロハイドレート塩、ジルコニウム
    出発物質およびグリシンの混合生成物を包含するアルミ
    ニウム/グリシン/ジルコニウム錯体を包含し、而して
    該錯体がGPC−ICP分析により測定して約1,00
    0乃至約200,000のZr分子量分布を示す非水性
    制汗組成物。
  26. 【請求項26】 GPC−ICP分析により測定して約
    1,000乃至約25,000のZr重合体分子量分布
    を示す請求項25の制汗組成物。
  27. 【請求項27】 GPC−ICP分析により測定して約
    40,000乃至約200,000のZr重合体分子量
    分布を示す請求項25の制汗組成物。
  28. 【請求項28】 アルミニウム/グリシン/ジルコニウ
    ム錯体が、セフアクリルS−100(HR)カラム(1
    2.5cm)を用いて測定して、約0.65より大きい
    ZrKdを有する請求項25の制汗組成物。
  29. 【請求項29】 アルミニウム/グリシン/ジルコニウ
    ム錯体が、セフアクリルS−100(HR)カラム(1
    2.5cm)を用いて測定して、約0.65より大きい
    ZrKdを有する請求項26の制汗組成物。
  30. 【請求項30】 アルミニウム/グリシン/ジルコニウ
    ム錯体が、セフアクリルS−100(HR)カラム(1
    2.5cm)を用いて測定して、約0.65より大きい
    ZrKdを有する請求項27の制汗組成物。
  31. 【請求項31】 アルミニウム/グリシン/ジルコニウ
    ム錯体が、セフアクリルS−100(HR)カラム(1
    2.5cm)を用いて測定して、約0.725以上のZ
    rKdを有する請求項25の制汗組成物。
  32. 【請求項32】 アルミニウム/グリシン/ジルコニウ
    ム錯体が、セフアクリルS−100(HR)カラム(1
    2.5cm)を用いて測定して、約0.725以上のZ
    rKdを有する請求項26の制汗組成物。
  33. 【請求項33】 アルミニウム/グリシン/ジルコニウ
    ム錯体が、セフアクリルS−100(HR)カラム(1
    2.5cm)を用いて測定して、約0.725以上のZ
    rKdを有する請求項27の制汗組成物。
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