JPH07101975B2 - 補機の自動運転切換方法 - Google Patents

補機の自動運転切換方法

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JPH07101975B2
JPH07101975B2 JP21795385A JP21795385A JPH07101975B2 JP H07101975 B2 JPH07101975 B2 JP H07101975B2 JP 21795385 A JP21795385 A JP 21795385A JP 21795385 A JP21795385 A JP 21795385A JP H07101975 B2 JPH07101975 B2 JP H07101975B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は液化ガス燃料基地の補機の自動運転切換方法に
関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年の発電ユニットの大容量化に伴ない、また、世界的
エネルギー情勢を反映して、発電ユニットの燃料には液
化ガスが使用されるようになってきた。その受入基地と
して大規模なものが建設されるようになり、受入基地自
身で気化して直接発電プラントに供給するケースが多く
なって来ている。このため、受入基地側でのトラブルは
発電プラントの停止にもつながることになり、基地の運
用にあたっては特に高い信頼性が要求されている。
この要求を満たすため、一般に液化ガス燃料基地の所内
電源構成は、2つの系統からなる2系統受電方式が採用
されており、一方の系統において事故が発生した場合や
無警告で停電が起った場合には故障側電源を切離し、母
線連絡しゃ断器を投入しさえすれば、自動的かつ短時間
に電源が切換えられる方策がとられている。しかし、事
故内容のうち一線地絡の場合には、検出装置による地絡
点および地絡による影響範囲が明確でないため、上記の
母線切換は行なえない。このため、地絡警報として運転
員に告知し、ある一定時間内に地絡が復帰しない場合
は、運転員が一方の健全側系統の補機すなわち地絡側系
統の補機と同種同等の補機を起動し、地絡側の系統の運
転していた補機を停止すると言う補機の運転移動操作を
行なうのが通常である。
しかしながら、この操作は運転員に一線地絡から二相短
絡へ移動するか否かの可能性の予測判断をゆだね、いつ
二相短絡へ移行するか解らないと言う状況下において、
補機の運転移動操作を行なわせているため、地絡発生側
電源系の停電および運転員の誤操作等を誘発させる危険
性を有していた。
[発明の目的] 本発明は、一線地絡事故時には自動的に地絡系から健全
系の補機へ切え換えると共に、その際補機の重要度に応
じて地絡系および健全系の補機の自動起動および自動停
止させる補機の自動運転切換方法 [発明の概要] このため、一線地絡事故検出要素とタイマ要素により地
絡系運転補機と同種同等の補機に起動信号を発し、補機
一勢起動によるインラッシュ電流により変圧器の過負荷
耐量をオーバーしないようあらかじめ決められた補機の
重要度の順番に自動起動するよう回路を構成し、各々の
補機起動を確認後、随時地絡系の運転補機を停止させ、
プラントが安定かつ安全に運転継続できるようにしたも
のである。
[発明の実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は、液化ガス燃料基地の所内電源構成を表わした
ものである。電源1は、共通母線2からA系統共通母線
しゃ断器3、A系統変圧器4、A系統受電しゃ断器5を
経てA系統母線6に給電される。重要度1ランク補機11
Aは重要度1ランク補機しゃ断器111Aの開閉により起
動,停止される。補機モータおよびケーブルの地絡は、
フィーダ地絡検出器14A1,14A2,14A3により検出されて警
報器に出力される。重要度2ランク補機12Aは、重要度
2ランク補機しゃ断器112Aの開閉により起動,停止され
る。重要度3ランク補機13Aは重要度3ランク補機しゃ
断器113Aの開閉により起動,停止される。
同様にして、電源1は、共通母線2からB系統共通母線
しゃ断器7、B系統変圧器8、B系統受電しゃ断器9を
介してB系統母線10にも給電される。重要度1ランク補
機11Bは重要度1ランク補機しゃ断器111Bの開閉により
起動,停止される。補機モータ及びケーブルの地絡は、
フィーダ地絡検出器14B1,14B2,14B3により検出されて警
報器に出力される。重要度2ランク補機12Bは、重要度
2ランク補機しゃ断器112Bの開閉により起動,停止され
る。重要度3ランク補機13Bは、重要度ランク補機しゃ
断器113Bの開閉により起動,停止される。
フィーダ地絡検出器14A1〜3,14B1〜3、変圧器2次側地
絡検出器15A,15B、母線地絡検出器16A,16Bからの検出信
号は自動運転切替装置20に取り込まれて処理され、その
結果により補機しゃ断器111A,111B,112A,112B,113A,113
Bの開閉制御が行なわれる。なお、図中、52BTは母線連
絡しゃ断器を示す。
上記のように、補機はA,B系統に同種同等のものが配備
され、通常はバランスをとってA,B系統がパラに運用さ
れる。
第2図は第1図のA側電源系の地絡発生時を例として自
動運転切換装置20の動作をフローチャートで表わしたも
のである。
A変圧器中性点接地回路における変圧器2次側地絡検出
装置15Aの動作判断ステップ(21)は単独で警報出力さ
れ運転員に告知される。A系統受電しゃ断器5がONして
いるか否かの判断ステップ(22)で、YESの場合は次ス
テップの第1図におけるフィーダ地絡検出器14A1,14A2,
14A3の動作のフィーダ地絡か否かの判断ステップ(23)
に進む。一方、母線地絡検出装置16Aの動作すなわちA
系統母線一線地絡か否かの判断ステップ(24)からもフ
ィーダ地絡か否かの判断ステップ(23)に進む。フィー
ダ地絡でない場合、即ち補機単位の地絡ではなく、補機
全体に影響するA系統変圧器4の2次側地絡あるいはA
系統母線6のいずれかの一線地絡の条件にてタイマ(2
5)を起動し、タイマカウンタUP判断ステップ(26)の
出力により、B系の重要度1ランク補機11Bの起動操作
(27)を行なう。次いで、起動判断ステップ(28)で起
動を確認し、B系の重要度2ランク補機12B起動操作(3
0)を行なうと同時に、A系の重要度1ランク補機11Aの
停止操作(29)を行なう。B系の重要度2ランク補機12
Bの起動操作(30)の起動判断ステップ(31)で起動を
確認し、次の重要度ランクの補機の起動操作に信号を送
り、前ステップと同じくA系の重要度2ランク補機12A
停止操作(32)を行なう。このように地絡を検出し、タ
イマにより一定時間内に地絡が何らかの条件で復帰する
場合を除き、タイマカウントマップしたことにより、健
全系の重要度のランクのあらかじめ定められた順番に補
機起動を行なうと同時に、運転不要となった地絡系の補
機を停止する。このようなステップを繰り返して行なう
ことにより、補機の自動運転切換操作を行なうことがで
きる。
このとき、フィーダ地絡検出器14A1,14A2,14A3いずれか
の動作、すなわち補機単位の地絡判断ステップ(33),
(34)により健全なB系の同ランク補機に起動信号を発
するようにしておくことにより、フィーダ単独地絡の際
も補機の自動運転切換操作を行なうことができる。
尚、重要度のランク付けは各プラント規模や電源変圧器
容量により定めることとし、電源変圧器容量によっては
同一ランクに複数台の補機を含めることも可能である。
また、補機の起動操作におけるインターロックはその操
作の中における諸条件を組み合わせ、総合的な起動イン
ターロックとすることは言うまでもなく、そこにおける
運転員に告知すべく種々の警報信号を生み出すことも従
来技術の範囲で可能である。
また、第2図のフローチャートはハードワイヤリングを
用いても実現できるが、最近めざましい進歩をとげてい
るマイコンを用いれば簡単に実現でき、計算機における
プラント制御の中に組み進むことも可能となる。
また、上記実施例ではA系統側の地絡発生時について説
明したが、B系統側の地絡発生時についても同様に実施
できることは言う迄もない。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、従来運転員が最も苦手と
する地絡発生時の操作の判断を省き、複雑な補機の運転
切換操作も自動的に短時間で行なうことができ、運転員
の誤操作防止に役立つと共に、地絡発生の電源系の点検
に必要な補機停止も同時に行なわれるため、二つの系統
からなる液化ガス燃料基地のプロセス系の安全運転と所
内電源の確保に大いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る液化ガス燃料基地の所
内電源構成図、第2図は第1図のA系統における地絡発
生時の動作を示す本発明のフローチャートである。 1……電源、2……共通母線、3……A系統共通母線し
ゃ断器、4……A系統変圧器、5……A系統受電しゃ断
器、6……A系統母線、7……B系統共通母線しゃ断
器、8……B系統変圧器、9……B系統受電しゃ断器、
10……B系統母線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源系統から2個の変圧器を介しそれぞれ
    受電するA,B2系統の所内母線にそれぞれ接続される複数
    台の補機の運転状態を切り換える補機の自動運転切換方
    法において、 前記A系統変圧器の2次側に設けられるA系統変圧器地
    絡検出装置の動作を判断する動作判断ステップ1と、 前記動作判断ステップ1にて動作が検出された場合に、
    前記A系統変圧器の2次側と前記所内母線の間に設けら
    れたA系統しゃ断器の動作を検出する動作判断ステップ
    2と、 前記動作判断ステップ1にて不動作が検出された場合に
    前記所内母線の地絡を検出するA系統母線地絡検出器の
    動作を検出し、不動作が検出された場合には前記動作判
    断ステップ1に戻る動作判断ステップ3と、 前記動作判断ステップ2、前記動作判断ステップ3にて
    動作が検出された場合に、前記A系統補機に応じて設け
    られているA系統フィーダー地絡検出器の動作を検出す
    る動作判断ステップ4と、 前記動作判断ステップにて不動作が検出された場合に前
    記B系統に設けられている複数の補機の内、重要度の高
    い補機から起動操作を行う起動操作ステップと、 前記起動操作ステップにて前記B系統の補機の起動操作
    が確認された場合、A系統に設けられている複数の補機
    の内、重要度の高い補機から起動停止を行う起動停止ス
    テップとからなることを特徴とする補機の自動運転切換
    方法。
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
土屋喜英著「リレープラクティクスシリーズ第4巻発電所の保護継電システム」(昭和50年4月15日株式会社電気書院P.30〜31

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