JPH0710211A - 移換装置 - Google Patents

移換装置

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JPH0710211A
JPH0710211A JP5162853A JP16285393A JPH0710211A JP H0710211 A JPH0710211 A JP H0710211A JP 5162853 A JP5162853 A JP 5162853A JP 16285393 A JP16285393 A JP 16285393A JP H0710211 A JPH0710211 A JP H0710211A
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JP
Japan
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lead frame
claw
contact
transfer device
claws
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Application number
JP5162853A
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English (en)
Inventor
Takafumi Nakai
隆文 中居
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Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Akita Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Akita Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0710211A publication Critical patent/JPH0710211A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードフレームの移換における確実なクラン
プおよび損傷防止。 【構成】 リードフレーム1を3本の爪2でクランプす
る把持部を有する移換装置において、前記爪2は下部に
リードフレーム1の縁に接触する傾斜した接触面59を
有する。爪2の上部は半円形断面となり、円弧面53を
コの字状のガードブロック51の内壁面に接触するよう
になっている。爪2の上部は、ガードブロック51の開
口側を塞ぐ爪接点発生板52を貫通する固定ビス50に
よってガードブロック51に取り付けられる。前記爪接
点発生板52の下端はV字状となり、先鋭な下接点57
を形成している。爪2は固定ビス50に対して回転かつ
傾斜自在となり、リードフレーム1のクランプ時、前記
円弧面53と下接点57が支持点となることから、爪2
は左右に揺動自在となり、接触面59の全幅がリードフ
レーム1の縁に接触し、均一圧による確実なクランプが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移換装置、特に積層され
る薄い板状物を上から順次保持して所定の場所に移し換
えることができる装置に関し、たとえば半導体装置の製
造において、金属製の薄いリードフレームを順次チップ
ボンディング装置にローディング,アンローディングす
る移換装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造において、リードフレ
ームのチップ固定部に半導体チップを固定(ボンディン
グ)する工程がある。このチップボンディングを行う装
置として、一般にチップボンディング装置(ダイボン
ダ)が使用されている。ダイボンダについては、たとえ
ば、工業調査会発行「電子材料別冊」1990年10月20日発
行、P94〜P99に記載されている。ダイボンダは、この
文献にも記載されているように、ダイ供給部, ローダ
部,フィーダ部,プリフォーム部,ダイ突き上げ部(粘
着シート使用時),検出部,ボンディング部およびアン
ローダ部等からなっている。また、この文献には、ロー
ダ部について、「リードフレームをマガジンに入れて供
給する方法と,リードフレームを積み重ねておいて,爪
や真空吸着,あるいはその組み合わせで強制分離供給す
る方法がある。前者はインナリード変形などのダメージ
は少ないが,マガジンのリードフレーム収納数が40〜
50枚と少ない上に,マガジンにリードフレームを収納
するという手間がかかるため,非常に効率が悪い。後者
の場合,リードフレーム供給量は数百枚可能であるが,
安定した分離という点で前者に劣る。その対策のため
に,リードフレームの間に中間紙を入れて分離をよくす
る方法があり,その中間紙を除去しながらリードフレー
ムを供給できる装置も出てきた。」旨記載されている。
【0003】一方、工業調査会発行「電子材料」1982年
9月号、同年9月1日発行、P127〜P131には、ロボット
マニピュレータについて記載されている。この文献に
は、マニピュレータを構成するハンド部の記載におい
て、「これまでにメカニズムに関する多くのアイデアが
出されている。これらの平均的特徴として,形態は1自
由度2本ハンドが主流となっており,とくに把握の安定
性を重視する場合には3本ハンドが利用されてきた。」
旨記載されている。
【0004】他方、日経BP社発行「日経マイクロデバ
イス」1988年8月号、同年8月1日発行、P54〜P60に
は、リードフレームについて記載されている。この文献
には、QFP(Quad Flat Package )用のリードフレー
ムとしてFe−Ni系42合金やCu合金が使用され、
リードフレームの厚さは0.15mmと薄くなっている
ことが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人にあっては、
チップボンディング装置のローダ部において、マガジン
ラックに積重ねられて収容されるリードフレームを、ガ
イドテーブルに供給(移換)する場合、3本爪を有する
移換装置(ハンド)で最上層のリードフレームを把持
(クランプ)してガイドテーブル上に供給している。リ
ードフレームは、薄くかつパターニングされていること
から機械的強度が小さい。このため、クランプ力が強く
作用することもあって、リードフレームが変形すること
がある。また、ときには、クランプができない現象が発
生したり、リードフレームが爪から脱落する等クランプ
ミスが発生することがある。この点について検討したと
ころ、図12に示すように、リードフレーム1をクラン
プする3本の爪(チャック爪)2は、矢印に示すように
単に開閉運動するだけであることから、リードフレーム
1の外形のバラツキ,反り等によってリードフレーム1
と3本の爪2との相関が不安定となることが判明した。
この結果として、一部で強い力が作用してリードフレー
ム1が変形したり、あるいは把持しても把持途中で爪か
らリードフレームが脱落してしまう。
【0006】一般に物品を把持(保持)する場合、物品
の3箇所のポイント(把持点)を押さえることが、物理
的に力のモーメントの在り方が最も平均化されて安定す
ることは公知である。しかし、物品の把持点に対して常
に一定の姿勢で接触する爪構造では、前記のように物品
に大きな力が加わったり、あるいは接触力が弱くなる等
の現象が生じる。そこで、本発明者は、前記物品の把持
点に接触する爪が、物品に最も安定した姿勢で接触でき
るような構造の爪とすることを思い付き本発明をなし
た。
【0007】本発明の目的は、被把持物を損傷させない
移換装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、クランプミスを起こ
さない移換装置を提供することにある。本発明の前記な
らびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述
および添付図面からあきらかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明の移換装置は、マ
ガジンラックに積層収容された被把持物であるリードフ
レームを上層から3本の爪からなる把持部でクランプし
てガイドテーブル上に供給したり、あるいは前記ガイド
テーブル上のリードフレームをクランプしてマガジンラ
ック内に移送する移換装置であって、前記爪は2本が並
列に並び、1本が前記2本の爪の略中間で一定の距離を
隔てて対面した構造となっている。各爪は開閉方向に沿
う軸に対して左右に所定の角度を有する範囲で揺動自在
となっている。また、前記爪は積層状態の板状物の最上
層の板状物のみをクランプできるように、各爪の把持面
(接触面)は面が側方下部を向く傾斜面となっている。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、本発明の3本爪によっ
てリードフレームをクランプする移換装置においては、
各爪が開閉方向に対して所定の角度左右に揺動自在な構
造となり、爪の接触面がリードフレームの直線状の縁に
幅広く接触するため、つかみ圧(押圧力)が局部的に大
きくなることもなく、リードフレームの変形破損が生じ
難くなる。
【0011】また、本発明の移換装置では、各爪が開閉
方向に対して所定の角度左右に揺動自在な構造となって
いることから、3本の爪がそれぞれリードフレームに安
定して接触するため、一度クランプしたリードフレーム
を搬送途中で脱落させるようなことがなくなる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。図1は本発明の一実施例による移換装置に
おける把持部でのリードフレームの把持状態を示す模式
的斜視図、図2は本発明の一実施例による移換装置が配
設されたチップボンディング装置の概要を示す平面図、
図3は本発明による移換装置における把持部でのリード
フレームの把持状態を示す正面図、図4は同じくリード
フレームの把持状態を示す平面図、図5は同じく側面
図、図6は同じく把持部を構成する爪部分を示す断面
図、図7は同じく移換装置におけるリードフレームクラ
ンプ開始状態を示す模式的正面図、図8は同じく移換装
置におけるリードフレームクランプ状態を示す模式的正
面図、図9は同じく移換装置におけるリードフレーム移
送状態を示す模式的正面図、図10は同じく移換装置に
おけるリードフレーム移換終了状態を示す模式的正面図
である。
【0013】本実施例においては、半導体装置製造にお
けるチップボンディング装置の移換装置に本発明を適用
した例について説明する。チップボンディング装置は、
図2の平面図に示すように、細長のガイドテーブル(フ
レームフィーダシュート)3と、前記ガイドテーブル3
の左端部分に配設されるローダ部4と、前記ガイドテー
ブル3の右端部分に配設されるアンローダ部5と、中間
部分に配設されたボンディング部6とからなっている。
前記ローダ部4とアンローダ部5は同一の構造となり、
いずれもガイドテーブル3と、このガイドテーブル3に
沿って配設されたマガジンラック7間でのリードフレー
ム1の移し換えを移換装置10で行うようになってい
る。前記移換装置10は、本体11と、この本体11か
ら前記ガイドテーブル3に向かって延在するアーム12
と、このアーム12の先端に設けられる把持部(クラン
プ部)13とからなっている。前記移換装置10は、ロ
ーダ部4ではマガジンラック7に積層状態で収容された
被把持物であるリードフレーム1を上から順次クランプ
してガイドテーブル3上に移送し、アンローダ部5では
ガイドテーブル3上のリードフレーム1をクランプして
マガジンラック7内に順次移送するようになっている。
なお、ガイドテーブル3上のリードフレーム1は、図示
はしないが、フレームフィーダによって間欠的にガイド
テーブル3上を移送されるようになっている。
【0014】ボンディング部6は、ボンディング本体1
5と、このボンディング本体15から前記ガイドテーブ
ル3に向かって延在するボンディングアーム16と、こ
のボンディングアーム16の先端に設けられるボンディ
ングツール17とからなっている。前記ボンディングア
ーム16は、前後および上下に移動可能となり、前記ガ
イドテーブル3の一側に配設されたチップ供給部19の
トレー20に載置された半導体チップ21を、ボンディ
ングツール17の下端に真空吸着保持し、ガイドテーブ
ル3上のリードフレーム1に移送するようになってい
る。したがって、チップボンディング装置においては、
ローダ部4では移換装置10によってローダ部用のマガ
ジンラック7から順次リードフレーム1がガイドテーブ
ル3上に供給される。供給されたリードフレーム1はガ
イドテーブル3に沿って順次移動し、ボンディングステ
ーションでチップボンディングが行われる。また、チッ
プボンディングが終了したリードフレーム1は、アンロ
ーダ部5において移換装置10によってアンローダ用の
マガジンラック7に順次収容される。
【0015】つぎに、移換装置10および把持部(クラ
ンプ部)13について説明する。移換装置10は図7に
示すように、本体11と、本体11からガイドテーブル
3の上方に向かって延在するアーム12と、このアーム
12の先端に設けられる把持部(クランプ部)13とか
らなっている。前記本体11内には、スライドベース2
5が配設されている。このスライドベース25は、後端
を支軸26に支持されるとともに、下部突出部にはカム
フォロア27が設けられている。前記カムフォロア27
は駆動軸29に取り付けられた駆動カム30に接触して
いる。前記スライドベース25は前記駆動カム30によ
って制御され、水平状態あるいは前端のみが上昇する傾
斜状態を構成する。前記スライドベース25が水平状態
にある場合、図8および図10に示すように、被把持物
であるリードフレーム1をクランプしたりあるいは開放
する作業が行われる。
【0016】前記本体11およびアーム12に亘る部分
には、スライドアーム31が設けられている。このスラ
イドアーム31には、その後端近傍に支持体32がボル
ト33によって固定されている。前記支持体32は下方
に延在するとともに、下端にカムフォロア34を有して
いる。このカムフォロア34は、前記スライドベース2
5上に載り、スライドアーム31に外力を加えると容易
に回転するようになっている。また、前記スライドアー
ム31の後端は下方に広がる幅広部となり、この幅広部
には上下方向に延在する長孔35が設けられている。こ
の長孔35には、前後動アーム36の先端に取り付けら
れたカムフォロア37が嵌合している。前記前後動アー
ム36は、図示しない下端部を中心に回動し、先端が左
側(クランプ部13寄り:前進)に移動して前記スライ
ドアーム31をスライドベース25に沿って押し出し
(前進)、先端が右側に移動して前記スライドアーム3
1をスライドベース25に沿って引き戻す(後退)よう
になっている。
【0017】また、前記スライドアーム31上には、一
対のガイド片39がスライドアーム31に沿って設けら
れている。このガイド片39には、スライド軸40が摺
動自在に挿嵌されている。また、前記一対のガイド片3
9間のスライド軸40には、鍔状のバネ押さえ41が固
定されている。前記バネ押さえ41と前方のガイド片3
9間のスライド軸40には、圧縮コイルバネ42が取り
付けられ、常にスライド軸40をアーム12の後退側
(右側)に押圧するようになっている。また、前記スラ
イド軸40の後端側のスライドアーム31上には、エア
ーシリンダ45が取り付けられている。また、前記エア
ーシリンダ45のロッド46の先端には、前記スライド
軸40の後端を受ける受体47が設けられている。した
がって、前記エアーシリンダ45をON動作させること
によって、スライド軸40を前進させることができる。
このスライド軸40の前進によって、クランプ部13の
爪2が開く。また、エアーシリンダ45をOFF動作さ
せると、前記スライド軸40は圧縮コイルバネ42の弾
発力によって後退する。このスライド軸40の後退によ
って、前記クランプ部13の爪2が閉じる。
【0018】クランプ部13は、3本の爪(チャック
爪)2を有している。これら3本の爪2のうちの2本の
爪2は、図1および図4に示すように、並列に配置さ
れ、残りの1本の爪2は、前記2本の爪2の中間で前記
2本の爪2に対面して配設されている。各爪2は、図3
〜図6に示すように、その上部が固定ビス50によって
コの字状のガードブロック51内に取り付けられてい
る。固定ビス50は、ガードブロック51の開口部分を
塞ぐような板状の爪接点発生板52を貫通し、前記ガー
ドブロック51のネジ孔に螺合されている。また、前記
爪接点発生板52とガードブロック51とによって形成
された矩形断面部分に挿入された爪2部分は、半円形断
面となり、円弧面53をガードブロック51の中央の内
壁面に対面させている。また、ガードブロック51内の
爪2部分の厚さは、前記爪接点発生板52とガードブロ
ック51の中央の内壁面との間の間隔よりも薄くなって
いる。また、前記固定ビス50が挿入される爪2に設け
られたガイド孔55の直径は、前記固定ビス50のネジ
部56の直径よりも太くなっている。したがって、爪2
は前記固定ビス50のネジ部56を中心として、図1の
矢印に示すように、回転方向に揺動自在となるととも
に、前記ネジ部56の延在方向、すなわち、リードフレ
ーム1をクランプあるいは解放する方向に沿って揺動自
在(傾斜自在)となっている。また、前記爪接点発生板
52は、図5に示すように、その下端がV字状となり、
先鋭な下接点57を形成している。
【0019】このようなクランプ部13においては、図
1に示すように、3本の爪2でリードフレーム1をクラ
ンプする場合、爪2の下部内側の傾斜した接触面(把持
面)59が、リードフレーム1の直線的に延在する縁に
接触する。そして、リードフレーム1の縁に接触面59
が一部しか接触していない状態では、爪2のリードフレ
ーム1に向かう押圧力によって、爪2は上部の円弧面5
3で転動しかつ下部の下接点57で揺動することから、
爪2は動いて接触面59とリードフレーム1の縁が多く
接触する安定な状態になる。3本の爪2がそれぞれリー
ドフレーム1に安定して接触することによって、リード
フレーム1は確実にクランプされるようになるととも
に、クランプ後にリードフレーム1が脱落するようなこ
ともなくなる。また、各爪2は、接触面59がその幅全
体でリードフレーム1の縁に接触するようになることか
ら、リードフレーム1に部分的に大きな力(押圧力)が
加わるようなこともなく、リードフレーム1の変形も防
止できる。
【0020】前記3本の爪2は、前記ガードブロック5
1を介して、図7に示すように、それぞれ連結体60ま
たは支持体61に接続される。また、前記支持体61の
先端には、カムフォロア62が取り付けられている。こ
のカムフォロア62は、前記連結体60の先端上に接触
している。この接触を維持すべく、前記連結体60の裏
面と支持体61の裏面との間には、引張コイルバネ63
が取り付けられている。また、前記支持体61には開閉
レバー64が取り付けられている。この開閉レバー64
には、前記スライド軸40の先端が接触するようにな
り、前記連結体60および支持体61をそれぞれ支軸6
5,66を中心に回動させ、スライド軸40の前進によ
って爪2を開放し、スライド軸40の後退によって爪2
を閉じるようになっている。
【0021】このような移換装置10においては、ロー
ダ部4ではガイドテーブル3にリードフレーム1を供給
し、アンローダ部5ではガイドテーブル3上からリード
フレーム1を搬出する。ここで、ローダ部4における移
換装置10によるリードフレーム1のローディング動作
について簡単に説明する。図1に示すように、駆動軸2
9を回転させて駆動カム30を回転させるとともに、前
後動アーム36を駆動させる。駆動カム30の回転によ
ってスライドベース25が傾斜し、クランプ部13が上
位置になる。また、同時にスライドアーム31は前進す
る。その後、駆動カム30の回転によって、スライドベ
ース25は先端側が降下して水平状態となるとともに、
前後動アーム36の動きによって、図8に示すように、
クランプ部13の爪2がマガジンラック7内に位置する
ようになる。この状態では、エアーシリンダ45はON
動作状態にあることから、爪2は開放状態にあり、リー
ドフレーム1をクランプできる状態にある。
【0022】つぎに、前記エアーシリンダ45がOFF
動作する。爪2は引張コイルバネ63の弾発力によって
閉じ、リードフレーム1をクランプする。このクランプ
は、爪2が左右の最も安定した向きに動くことから、リ
ードフレーム1をクランプする押圧力はリードフレーム
1の縁で均一になり、リードフレーム1を変形損傷させ
ることがないとともに、脱落が生じ難い確実なクランプ
となる。その後、駆動カム30の回転によってスライド
アーム31は先端が徐々に上昇する。また、これに同期
して前後動アーム36の先端が後退し、図9に示すよう
に、スライドアーム31、すなわちアーム12およびク
ランプ部13も後退する。
【0023】つぎに、図10に示すように、駆動カム3
0および前後動アーム36によってクランプ部13の爪
2は、ガイドテーブル3上に移動し、かつエアーシリン
ダ45のON動作によって爪2を開放させてクランプし
ていたリードフレーム1をガイドテーブル3上に供給す
る。その後、前記クランプ部13は再び上昇,前進,下
降動作して、つぎのリードフレーム供給に移る。このよ
うに、順次同期してリードフレームの供給が行われる。
また、図示はしないが、アンローダ部5においても、ガ
イドテーブル3上のチップボンディングが終了したリー
ドフレーム1を、同様な動作によってマガジンラック7
に収容する。なお、図示はしないが、ローダ部4および
アンローダ部5におけるマガジンラック7においては、
リードフレームの授受を最上段で行なえるようなリフト
構造が設けられている。
【0024】
【発明の効果】
(1)本発明の移換装置は、3本爪によってリードフレ
ームをクランプするが、各爪が開閉方向に対して所定の
角度左右に揺動自在な構造となっていることから、リー
ドフレームクランプ時、爪が安定したクランプ姿勢に移
るため、爪の接触面がリードフレームの直線状の縁に幅
広く接触し、押圧力が局部的に大きく作用することもな
く、リードフレームの変形破損が生じ難くなるという効
果が得られる。
【0025】(2)上記(1)により、本発明の移換装
置は、各爪が開閉方向に対して所定の角度左右に揺動自
在な構造となっていることから、3本の爪がそれぞれリ
ードフレームに安定して接触するため、確実にリードフ
レームをクランプできるという効果が得られる。
【0026】(3)上記(1)により、本発明の移換装
置は、各爪が開閉方向に対して所定の角度左右に揺動自
在な構造となっていることから、3本の爪がそれぞれリ
ードフレームに安定して接触するため、一度クランプし
たリードフレームを搬送途中で脱落させるようなことが
なくなるという効果が得られる。
【0027】(4)上記(3)により、本発明の移換装
置は、一度クランプしたリードフレームを搬送途中で脱
落させるようなことがなくなることから、リードフレー
ム破損が防止でき、製品歩留りの向上が達成できるとい
う効果が得られる。
【0028】(5)上記(2)により、本発明の移換装
置は、確実にリードフレームをクランプでき、リードフ
レーム残しを生じさせないことから、装置稼働率の向上
が達成できるという効果が得られる。
【0029】(6)上記(1)〜(5)により、本発明
によれば、リードフレームを損傷させることなくかつ確
実に移換できることから、半導体装置の製造コスト低減
が達成できるという相乗効果が得られる。
【0030】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない、たとえば、
本発明は、円板状の物品70をクランプするように、3
本の爪2を同一円周上に配設した構造にも同様に適用で
き前記実施例同様な効果が得られる。
【0031】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である板状物
の移換技術に適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではない。本発明は少なくとも物品の移
換技術には適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による移換装置における把持
部でのリードフレームの把持状態を示す模式的斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による移換装置が配設された
チップボンディング装置の概要を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例による移換装置における把持
部でのリードフレームの把持状態を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例による移換装置における把持
部でのリードフレームの把持状態を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例による移換装置における把持
部でのリードフレームの把持状態を示す側面図である。
【図6】本発明の一実施例による移換装置における把持
部を構成する爪部分を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例による移換装置におけるリー
ドフレームクランプ開始状態を示す模式的正面図であ
る。
【図8】本発明の一実施例による移換装置におけるリー
ドフレームクランプ状態を示す模式的正面図である。
【図9】本発明の一実施例による移換装置におけるリー
ドフレーム移送状態を示す模式的正面図である。
【図10】本発明の一実施例による移換装置におけるリ
ードフレーム移換終了状態を示す模式的正面図である。
【図11】本発明の他の実施例による移換装置における
把持部および被把持物を示す平面図である。
【図12】従来の移換装置における把持部でのリードフ
レームの把持状態を示す模式的斜視図である。
【符号の説明】
1…リードフレーム、2…爪(チャック爪)、3…ガイ
ドテーブル(フレームフィーダシュート)、4…ローダ
部、5…アンローダ部、6…ボンディング部、7…マガ
ジンラック、10…移換装置、11…本体、12…アー
ム、13…把持部(クランプ部)、15…ボンディング
本体、16…ボンディングアーム、17…ボンディング
ツール、19…チップ供給部、20…トレー、21…半
導体チップ、25…スライドベース、26…支軸、27
…カムフォロア、29…駆動軸、30…駆動カム、31
…スライドアーム、32…支持体、33…ボルト、34
…カムフォロア、35…長孔、36…前後動アーム、3
7…カムフォロア、39…ガイド片、40…スライド
軸、41…バネ押さえ、42…圧縮コイルバネ、45…
エアーシリンダ、46…ロッド、47…受体、50…固
定ビス、51…ガードブロック、52…爪接点発生板、
53…円弧面、55…ガイド孔、56…ネジ部、57…
下接点、59…接触面(把持面)、60…連結体、61
…支持体、62…カムフォロア、63…引張コイルバ
ネ、64…開閉レバー、65,66…支軸、70…物
品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本の爪の開閉動作によって物品を把持
    する把持部を有する移換装置であって、少なくとも1本
    の前記爪は開閉方向に沿う軸に対して左右に所定の角度
    を有する範囲で揺動自在となっていることを特徴とする
    移換装置。
  2. 【請求項2】 前記3本の爪は、並列に並ぶ2本の爪
    と、前記2本の爪に対面する1本の爪とからなり矩形状
    物品を把持することを特徴とする請求項1記載の移換装
    置。
  3. 【請求項3】 前記3本の爪による把持部は積層状態の
    板状物の最上層の板状物を把持できるように、各爪の把
    持面は面が側方下部を向く傾斜面となっていることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の移換装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212826A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Ihi Corp ロボットハンド
CN105789100A (zh) * 2016-05-17 2016-07-20 安徽大华半导体科技有限公司 用于半导体封装系统的引线框架夹取系统
CN109625726A (zh) * 2018-11-29 2019-04-16 湖州世轩丝绸进出口有限公司 一种自动化纺织卷布仓库取货装置
JP2020084237A (ja) * 2018-11-20 2020-06-04 アイシン精機株式会社 チャック装置

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