JPH07102256B2 - 多面カットガラス状の瞳を有する人形頭体及びその製造方法 - Google Patents
多面カットガラス状の瞳を有する人形頭体及びその製造方法Info
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- JPH07102256B2 JPH07102256B2 JP1115079A JP11507989A JPH07102256B2 JP H07102256 B2 JPH07102256 B2 JP H07102256B2 JP 1115079 A JP1115079 A JP 1115079A JP 11507989 A JP11507989 A JP 11507989A JP H07102256 B2 JPH07102256 B2 JP H07102256B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、合成樹脂材料を内封した成形雌金型を加熱回
転−冷却させる、いわゆるローテーション成形により形
成された人形頭体及びその製造方法に係り、特に多面カ
ットガラス状の瞳体を有する人形頭体及びその製造方法
に関する。
転−冷却させる、いわゆるローテーション成形により形
成された人形頭体及びその製造方法に係り、特に多面カ
ットガラス状の瞳体を有する人形頭体及びその製造方法
に関する。
「従来の技術」 少なくとも入射面側をダイヤモンドのように多面状にカ
ットしたガラス体を人形頭体に埋設して瞳として機能さ
せる事は、実公昭38−9142号公報(先行例1)により知
られているが、人形に高級感や立体感が出てくる事にな
り、又、付加価値を向上させる面でも好ましい。
ットしたガラス体を人形頭体に埋設して瞳として機能さ
せる事は、実公昭38−9142号公報(先行例1)により知
られているが、人形に高級感や立体感が出てくる事にな
り、又、付加価値を向上させる面でも好ましい。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、例えば第1図(C)に示すように断面三
角形状に形成したガラス体10′(以下瞳体という)を用
い、該瞳体10′の前面平面部10′bが人形頭体を形成す
る樹脂材20′表面と面一になるように埋設すると、結果
として光入射面が前面10′b一面のみになってしまい、
而も、内部で乱反射した光が出射する面も前記一面10′
bのみである為にダイヤモンド様のきらきらとした反射
光を得る事が出来ず、多面カット状の瞳体10′を用いる
意味が全く滅失されてしまう。
角形状に形成したガラス体10′(以下瞳体という)を用
い、該瞳体10′の前面平面部10′bが人形頭体を形成す
る樹脂材20′表面と面一になるように埋設すると、結果
として光入射面が前面10′b一面のみになってしまい、
而も、内部で乱反射した光が出射する面も前記一面10′
bのみである為にダイヤモンド様のきらきらとした反射
光を得る事が出来ず、多面カット状の瞳体10′を用いる
意味が全く滅失されてしまう。
一方、かかる欠点を解消する為に、前記瞳体10′の底側
10′dが円錐若しくは多角錐状に突起している事に着目
して、前記先行例1に示されるように人形頭体成形後に
表面側より前記瞳体10′を底側10′dより圧入するとと
もに接着剤を利用して固着させる事も考えられるが、例
えば、人形頭体を軟質の可撓性合成樹脂材で形成した場
合においては、用意に屈曲変形してしまう為に、該屈曲
時に前記瞳体10′と人形頭体を形成する樹脂材20′間が
離間する方向に変形力が働く為に、両者間が容易に剥離
して人形頭体より瞳体10′が脱落してしまい、実用的で
ない。
10′dが円錐若しくは多角錐状に突起している事に着目
して、前記先行例1に示されるように人形頭体成形後に
表面側より前記瞳体10′を底側10′dより圧入するとと
もに接着剤を利用して固着させる事も考えられるが、例
えば、人形頭体を軟質の可撓性合成樹脂材で形成した場
合においては、用意に屈曲変形してしまう為に、該屈曲
時に前記瞳体10′と人形頭体を形成する樹脂材20′間が
離間する方向に変形力が働く為に、両者間が容易に剥離
して人形頭体より瞳体10′が脱落してしまい、実用的で
ない。
また、かかる欠点を解消するために、特開昭62−133990
号(先行例2)公報に開示されているように人形頭体を
石膏で形成し、中空内面側から眼体4を眼体配置凹部に
嵌合して、背後から接着剤にて固着する方法も存剤する
が、石膏は衝撃に弱く、また重く、さらに、中空内面側
から眼体配置凹部への削設加工、該凹部への眼帯の載置
及び接着剤による固着等、加工組立が複雑化して、コス
トが上昇するという問題がある。
号(先行例2)公報に開示されているように人形頭体を
石膏で形成し、中空内面側から眼体4を眼体配置凹部に
嵌合して、背後から接着剤にて固着する方法も存剤する
が、石膏は衝撃に弱く、また重く、さらに、中空内面側
から眼体配置凹部への削設加工、該凹部への眼帯の載置
及び接着剤による固着等、加工組立が複雑化して、コス
トが上昇するという問題がある。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、人形頭体の屈曲
変形その他の要因により前記瞳体と人形頭体間が離間が
離間する方向に変形力が働いた場合においても、人形頭
体より瞳体が脱落する事なく確実に保持する事の出来る
人形頭体及びその製造方法を提供する事を目的とする。
変形その他の要因により前記瞳体と人形頭体間が離間が
離間する方向に変形力が働いた場合においても、人形頭
体より瞳体が脱落する事なく確実に保持する事の出来る
人形頭体及びその製造方法を提供する事を目的とする。
「課題を解決するための手段」 係る技術的課題を達成するために、請求項1に記載され
た発明は、人形頭体の瞳位置に前面より奥側に最大外径
部が形成された多面カットガラス状の瞳体を、前記最大
外径部が埋没した状態で嵌合保持されている多面カット
ガラス状の瞳体を有する人形頭体において、 前記人形頭体を柔軟性のある柔軟樹脂材の被膜体によ
り、一端を外部と連通して、内部を中空として成形する
とともに、 前記多面カットガラス状の瞳体の前面から最大外径部に
至る傾斜面の前面側を残し、最大外径部側を該最大外径
部とともに嵌合係止する係止部を前記被膜体に設け、 前記瞳体を前記人形頭体の外部から挿入することによ
り、前記瞳体の少なくとも前記傾斜面の前面側が人形頭
体表面より突出した状態で前記係止部内に嵌入固定され
るように構成した。
た発明は、人形頭体の瞳位置に前面より奥側に最大外径
部が形成された多面カットガラス状の瞳体を、前記最大
外径部が埋没した状態で嵌合保持されている多面カット
ガラス状の瞳体を有する人形頭体において、 前記人形頭体を柔軟性のある柔軟樹脂材の被膜体によ
り、一端を外部と連通して、内部を中空として成形する
とともに、 前記多面カットガラス状の瞳体の前面から最大外径部に
至る傾斜面の前面側を残し、最大外径部側を該最大外径
部とともに嵌合係止する係止部を前記被膜体に設け、 前記瞳体を前記人形頭体の外部から挿入することによ
り、前記瞳体の少なくとも前記傾斜面の前面側が人形頭
体表面より突出した状態で前記係止部内に嵌入固定され
るように構成した。
このように構成された、請求項1)に記載された発明
は、第1図(A)に図示するように、少なくとも前面よ
りも奥側に最大外径部10aが形成された多面カットガラ
ス状の瞳体10を用い、瞳体10前面より奥側に形成された
最大外径部10aを有効に利用して、該最大外径部10aを人
形頭体を形成する樹脂材20の凹穴(係止部)21内に埋没
保持させつつ、その前面側10b−10cを前記樹脂材20の表
面より突出した状態で、前記瞳体10を係止部21内に嵌入
固定されている。
は、第1図(A)に図示するように、少なくとも前面よ
りも奥側に最大外径部10aが形成された多面カットガラ
ス状の瞳体10を用い、瞳体10前面より奥側に形成された
最大外径部10aを有効に利用して、該最大外径部10aを人
形頭体を形成する樹脂材20の凹穴(係止部)21内に埋没
保持させつつ、その前面側10b−10cを前記樹脂材20の表
面より突出した状態で、前記瞳体10を係止部21内に嵌入
固定されている。
かかる技術手段によれば、最大外径部10aを樹脂材20の
係止部21内に埋没させた為に、人形頭体の屈曲変形その
他の要因により前記瞳体10と人形頭体間が離間する方向
に変形力が働いた場合においても、人形頭体より瞳体10
が脱落する事なく確実に保持する事が可能となる。
係止部21内に埋没させた為に、人形頭体の屈曲変形その
他の要因により前記瞳体10と人形頭体間が離間する方向
に変形力が働いた場合においても、人形頭体より瞳体10
が脱落する事なく確実に保持する事が可能となる。
又、前記瞳体10は前面とともにその周囲に位置する多面
カット状の傾斜面も併せて人形頭体表面より突出する為
に、光入射面と出射面が飛躍的に増大し、これによりダ
イヤモンド様のきらきらとした反射光を効果的に得る事
が出来、人形自体の高級感と立体感を大幅に向上する。
カット状の傾斜面も併せて人形頭体表面より突出する為
に、光入射面と出射面が飛躍的に増大し、これによりダ
イヤモンド様のきらきらとした反射光を効果的に得る事
が出来、人形自体の高級感と立体感を大幅に向上する。
尚、第1図(B)に図示するように前記瞳体10の底部に
ピンその他の支持体11を固着し、該支持体11とともに瞳
体10が一体的に前記係止部21内に嵌入固定する事により
前記保持効果が一層向上する。
ピンその他の支持体11を固着し、該支持体11とともに瞳
体10が一体的に前記係止部21内に嵌入固定する事により
前記保持効果が一層向上する。
一方、請求項(3)に記載された発明は特に前記人形頭
体を製造するのに好適な製造方法を提案するもので、 (イ)前記瞳体と同形の型体を有した先端部と、前記瞳
体の前面に対応する前記型体の対応面に植設されたピン
軸とで形成された金属ピン体を用意する工程、 (ロ)ワックス原型の瞳位置に、すくなくとも前記対応
面から最大外径部に至る傾斜面の対応面側を残し、最大
外径部側を該最大外径部とともに埋没した状態で前記金
属ピン体を立設する工程、 (ハ)前記ピン体を立設させたワックス原型を用いて雌
金型を形成し、これにより該雌金型内壁面側に少なくと
も前記対応面から最大外径部に至る傾斜面の最大外径側
を残し、対応面側を前記ピン軸とともに固着した状態で
前記金属ピン体を保持させる工程、 (ニ)前記雌金型を回転させ、少なくとも前記対応面か
ら最大外径部に至る傾斜面の対応面側を残し、最大外径
部側を外最大外径部とともに嵌合保持可能な凹穴を有す
る柔軟性のある軟質樹脂材の被膜体により人形頭体を成
形する工程、 (ホ)前記凹穴に外部により前記瞳体を嵌入する工程。
体を製造するのに好適な製造方法を提案するもので、 (イ)前記瞳体と同形の型体を有した先端部と、前記瞳
体の前面に対応する前記型体の対応面に植設されたピン
軸とで形成された金属ピン体を用意する工程、 (ロ)ワックス原型の瞳位置に、すくなくとも前記対応
面から最大外径部に至る傾斜面の対応面側を残し、最大
外径部側を該最大外径部とともに埋没した状態で前記金
属ピン体を立設する工程、 (ハ)前記ピン体を立設させたワックス原型を用いて雌
金型を形成し、これにより該雌金型内壁面側に少なくと
も前記対応面から最大外径部に至る傾斜面の最大外径側
を残し、対応面側を前記ピン軸とともに固着した状態で
前記金属ピン体を保持させる工程、 (ニ)前記雌金型を回転させ、少なくとも前記対応面か
ら最大外径部に至る傾斜面の対応面側を残し、最大外径
部側を外最大外径部とともに嵌合保持可能な凹穴を有す
る柔軟性のある軟質樹脂材の被膜体により人形頭体を成
形する工程、 (ホ)前記凹穴に外部により前記瞳体を嵌入する工程。
とを少なくとも有して構成したものである。
したがって、特に前記係止部21をワックス原型30自体で
形成する事なく、第3図に示すように、先側に前記瞳体
10と同形の型体41が形成され、前記瞳体の前面10bに対
応する前記型体41の対応面40bに植設されたピン軸43に
より形成された金属ピン体40を用意し、 第2図(a)に示すように、該ワックス原型30の瞳位置
に、すくなくとも前記対応面40bから最大外径部40aに至
る傾斜面40cの対応面40b側を残し、最大外径部40a側を
該最大外径部40aとともに埋没した状態で前記金属ピン
体40を立設し、 前記ピン体40を立設させたワックス原型を用いて雌金型
50を形成し、これにより該雌金型内壁面側に少なくとも
前記対応面40bから最大外径部40aに至る傾斜面40cの最
大外径40a側を残し、対応面40b側を前記ピン軸43ととも
に固着した状態で前記金属ピン体40を雌金型50に保持さ
せ、 前記雌金型50を回転させ、少なくとも前記対応面40bか
ら最大外径部40aに至る傾斜面40cの対応面40b側を残
し、最大外径部40a側を該最大外径部40aとともに嵌合保
持可能な係止部である凹穴21を有する柔軟性のある軟質
樹脂材の被膜体20により人形頭体を形成し、 前記凹穴21に外部より前記瞳体10を嵌入する工程を備え
たものである。
形成する事なく、第3図に示すように、先側に前記瞳体
10と同形の型体41が形成され、前記瞳体の前面10bに対
応する前記型体41の対応面40bに植設されたピン軸43に
より形成された金属ピン体40を用意し、 第2図(a)に示すように、該ワックス原型30の瞳位置
に、すくなくとも前記対応面40bから最大外径部40aに至
る傾斜面40cの対応面40b側を残し、最大外径部40a側を
該最大外径部40aとともに埋没した状態で前記金属ピン
体40を立設し、 前記ピン体40を立設させたワックス原型を用いて雌金型
50を形成し、これにより該雌金型内壁面側に少なくとも
前記対応面40bから最大外径部40aに至る傾斜面40cの最
大外径40a側を残し、対応面40b側を前記ピン軸43ととも
に固着した状態で前記金属ピン体40を雌金型50に保持さ
せ、 前記雌金型50を回転させ、少なくとも前記対応面40bか
ら最大外径部40aに至る傾斜面40cの対応面40b側を残
し、最大外径部40a側を該最大外径部40aとともに嵌合保
持可能な係止部である凹穴21を有する柔軟性のある軟質
樹脂材の被膜体20により人形頭体を形成し、 前記凹穴21に外部より前記瞳体10を嵌入する工程を備え
たものである。
これにより、精度よい寸法精度を有する凹穴21が形成さ
れ、前記瞳体10を確実に保持することが出来る多面カッ
トガラス状の瞳体を有する人形頭体が提供される。
れ、前記瞳体10を確実に保持することが出来る多面カッ
トガラス状の瞳体を有する人形頭体が提供される。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特
定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特
定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
先ず本発明の実施例に係る人形頭体に取付ける多面カッ
トガラス状の瞳体10、及び該瞳体10が嵌入される凹穴
(係止部)21を形成する為の金属ピン体40の形状につい
て説明する。
トガラス状の瞳体10、及び該瞳体10が嵌入される凹穴
(係止部)21を形成する為の金属ピン体40の形状につい
て説明する。
瞳体10は、いわゆるダイヤモンド様に多面カットされた
ガラス体若しくは屈折率の高い硬質透明樹脂体により形
成され、その形状を第1図(A)及び(B)に基づいて
詳細に説明するに、該瞳体10はほぼ中央位置に正多角形
状の最大外径部10aを有しその下方部(底側10d)を多角
錐上に形成するとともに、その上方部(前側)を断面台
形状の多角錐台、即ちより具体的には平面状の前面10b
と、該前面10b縁部より最大外径部10aを結ぶ多面カット
部からなる傾斜面10cを有する。
ガラス体若しくは屈折率の高い硬質透明樹脂体により形
成され、その形状を第1図(A)及び(B)に基づいて
詳細に説明するに、該瞳体10はほぼ中央位置に正多角形
状の最大外径部10aを有しその下方部(底側10d)を多角
錐上に形成するとともに、その上方部(前側)を断面台
形状の多角錐台、即ちより具体的には平面状の前面10b
と、該前面10b縁部より最大外径部10aを結ぶ多面カット
部からなる傾斜面10cを有する。
一方、金属ピン体40は第3図に示すように中央位置に円
板状の保持リング部42が形成されているピン軸43の先端
側に前記瞳体10と同形の型体41を一体的に固着する。
板状の保持リング部42が形成されているピン軸43の先端
側に前記瞳体10と同形の型体41を一体的に固着する。
尚、前記型体41の取付位置は前記瞳体10の前面10bと対
応する部位が前記ピン軸43先端に固着させるのがよい。
応する部位が前記ピン軸43先端に固着させるのがよい。
次に、かかる金属ピン体40を用いた人形頭体の成形方法
を、第2図に示す成形手順に従って基づいて説明する。
を、第2図に示す成形手順に従って基づいて説明する。
先ず、(a)に示すようなワックス原型30をつくり、該
原型30の瞳位置に、先端型体41の最大外径部40aが埋没
するまで前記金属ピン体40を挿設する。
原型30の瞳位置に、先端型体41の最大外径部40aが埋没
するまで前記金属ピン体40を挿設する。
尚、前記型体41の埋没量は、前記瞳体10の前面10b及び
その周囲に位置する傾斜面10cの一部がワックス原型30
表面より露出する如く設定する。
その周囲に位置する傾斜面10cの一部がワックス原型30
表面より露出する如く設定する。
次に、前記ピン体40の挿設により陥没したワックス原型
30表面部位を補修した後、該ワックス原型30をピン体40
が挿設された状態で電鋳に入れ、(b)に示すような、
後述する上部開口部52及び首ピン装着穴51を有する雌金
型50をつくる。
30表面部位を補修した後、該ワックス原型30をピン体40
が挿設された状態で電鋳に入れ、(b)に示すような、
後述する上部開口部52及び首ピン装着穴51を有する雌金
型50をつくる。
その後、前記雌金型50内に充填されているワックス30を
加熱溶融し首ピン装着穴51より外部に排出すると、
(c)に示すように前記ワックス原型30表面より露出し
ていた型体41の前面40b及びこれに連接するピン軸43と
保持リング部42が逆に前記雌金型50内に埋設保持される
事となる。
加熱溶融し首ピン装着穴51より外部に排出すると、
(c)に示すように前記ワックス原型30表面より露出し
ていた型体41の前面40b及びこれに連接するピン軸43と
保持リング部42が逆に前記雌金型50内に埋設保持される
事となる。
次に、前記雌金型50の上部開口部52より首ピン装着穴51
に挿入した首ピン53の脚部を該装着穴51より外部に突出
させてナット54により固定し該首ピン53を雌金型50に一
体的に結合した後、前記上部開口部52より軟質塩化ビニ
ール等のゾル状樹脂材を入れて蓋体55にて閉塞する。
に挿入した首ピン53の脚部を該装着穴51より外部に突出
させてナット54により固定し該首ピン53を雌金型50に一
体的に結合した後、前記上部開口部52より軟質塩化ビニ
ール等のゾル状樹脂材を入れて蓋体55にて閉塞する。
次に、前記雌金型50を回転させながら加熱する事により
雌金型50の内壁面に溶融化して樹脂材20が均一にまわ
り、次いで、前記雌金型50を冷却する事により(d)に
示すように被膜体として前記樹脂材20が固化する。
雌金型50の内壁面に溶融化して樹脂材20が均一にまわ
り、次いで、前記雌金型50を冷却する事により(d)に
示すように被膜体として前記樹脂材20が固化する。
尚、固化後の樹脂材20の肉厚は前記ピン体40の型体41の
高さより少なくとも大にし、該型体41が隠蔽されるよう
に樹脂材20の投入量を決定する。
高さより少なくとも大にし、該型体41が隠蔽されるよう
に樹脂材20の投入量を決定する。
次に、前記樹脂材20を上部開口部52から採り出す事によ
り、(e)に示すような樹脂材20からなる人形頭体が得
られるが、この際該人形頭体の瞳位置には前記型体41と
対応する内径形状を有する凹穴(係止部)21が形成され
ており、従って該凹穴21に前記瞳体10を外部から圧入
し、必要に応じて接着材で固着する事により、前記瞳体
10の少なくとも最大外径部10aが埋没した状態で凹穴21
内に嵌合保持されるとともに、該瞳体10の前面10b及び
その周囲の傾斜面10cが人形頭体表面より突出した状態
で前記凹穴21内に嵌入保持されることとなる。
り、(e)に示すような樹脂材20からなる人形頭体が得
られるが、この際該人形頭体の瞳位置には前記型体41と
対応する内径形状を有する凹穴(係止部)21が形成され
ており、従って該凹穴21に前記瞳体10を外部から圧入
し、必要に応じて接着材で固着する事により、前記瞳体
10の少なくとも最大外径部10aが埋没した状態で凹穴21
内に嵌合保持されるとともに、該瞳体10の前面10b及び
その周囲の傾斜面10cが人形頭体表面より突出した状態
で前記凹穴21内に嵌入保持されることとなる。
また、前記瞳体10の一層強固な保持を図るには、(f)
に示すように底部にピン軸13を固着した瞳体10を用意
し、一方第1図(B)に示すように人形頭体側も前記ピ
ン軸13と同様な細穴22が連通する凹穴21を成形し、該凹
穴21内に前記ピン軸13とともに瞳体10を一体的に嵌入保
持させる事により前記ピン軸13により瞳体10が一層強固
に保持される事になり、これにより人形頭体を極度に屈
曲変形させても脱落が生じる恐れがなくなる。
に示すように底部にピン軸13を固着した瞳体10を用意
し、一方第1図(B)に示すように人形頭体側も前記ピ
ン軸13と同様な細穴22が連通する凹穴21を成形し、該凹
穴21内に前記ピン軸13とともに瞳体10を一体的に嵌入保
持させる事により前記ピン軸13により瞳体10が一層強固
に保持される事になり、これにより人形頭体を極度に屈
曲変形させても脱落が生じる恐れがなくなる。
尚、本実施例においては、人形頭体を柔軟性のある軟質
樹脂材によりローテーション成形するとともに、前記最
大外径部10aを前記凹穴の開口を拡開して挿入している
ので、中空内面側から眼体を眼体配置凹部に嵌合して、
背後から接着剤にて固着する必要もなく、衝撃に強く、
さらに、中空内面側から眼体配置凹部への削設加工、該
凹部への眼体の載置及び接着剤による固着等、不要であ
り、加工組縦が簡素化して、経済的に人形頭体を提供す
ることができる。
樹脂材によりローテーション成形するとともに、前記最
大外径部10aを前記凹穴の開口を拡開して挿入している
ので、中空内面側から眼体を眼体配置凹部に嵌合して、
背後から接着剤にて固着する必要もなく、衝撃に強く、
さらに、中空内面側から眼体配置凹部への削設加工、該
凹部への眼体の載置及び接着剤による固着等、不要であ
り、加工組縦が簡素化して、経済的に人形頭体を提供す
ることができる。
「発明の効果」 以上記載した如く本発明によれば、人形頭体の凹穴に瞳
体の最大外径部を拡開して挿入しているので、係止力が
確実でありながら瞳体前面と最大外径部との斜面の瞳体
前面側部分が人形頭体表面より突出している為に、ダイ
ヤモンド様のきらきらとした反射光を得る事が出来、こ
れにより人形自体の高級感と立体感を大幅に向上し得
る。
体の最大外径部を拡開して挿入しているので、係止力が
確実でありながら瞳体前面と最大外径部との斜面の瞳体
前面側部分が人形頭体表面より突出している為に、ダイ
ヤモンド様のきらきらとした反射光を得る事が出来、こ
れにより人形自体の高級感と立体感を大幅に向上し得
る。
又、本発明は、瞳体の最大外径部が凹穴内に埋没保持さ
れている為に、人形頭体の屈曲変形その他の要因により
前記瞳体と人形頭体間が離間する方向に変形力が働いた
場合においても、人形頭体より瞳が脱落する事なく確実
に保持する事の出来る。
れている為に、人形頭体の屈曲変形その他の要因により
前記瞳体と人形頭体間が離間する方向に変形力が働いた
場合においても、人形頭体より瞳が脱落する事なく確実
に保持する事の出来る。
また、本発明は、人形頭体外部から瞳体を凹穴に挿入し
ているので、中空内面側からの削設加工、及び組立等、
不要であり、加工組立が簡素化して、経済的に人形頭体
を提供することができる。等の種々の著効を有す。
ているので、中空内面側からの削設加工、及び組立等、
不要であり、加工組立が簡素化して、経済的に人形頭体
を提供することができる。等の種々の著効を有す。
第1図は瞳体を凹穴に嵌入させた状態を示す要部断面図
で(A)(B)本発明の各実施例を示し、(C)は従来
技術を示す。 第2図は本発明の人形頭体の製造手順を示す作用図であ
る。 第3図は本発明の製造方法に用いられる金属ピン体の形
状及び金型や樹脂材との関係状態を示す説明図である。
で(A)(B)本発明の各実施例を示し、(C)は従来
技術を示す。 第2図は本発明の人形頭体の製造手順を示す作用図であ
る。 第3図は本発明の製造方法に用いられる金属ピン体の形
状及び金型や樹脂材との関係状態を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】人形頭体の瞳位置に前面より奥側に最大外
径部が形成された多面カットガラス状の瞳体を、前期最
大外径部が埋没した状態で嵌合保持されている多面カッ
トガラス状の瞳体を有する人形頭体において、 前記人形頭体を柔軟性のある軟質樹脂材の被膜体によ
り、一端を外部と連通して、内部を中空として成形する
とともに、 前記多面カットガラス状の瞳体の前面から最大外径部に
至る傾斜面の前面側を残し、最大外径部側を該最大外径
部とともに嵌合係止する係止部を前記被膜体に設け、 前記瞳体を前記人形頭体の外部から挿入することによ
り、前記瞳体の少なくとも前記傾斜面の前面側が人形頭
体表面より突出した状態で前記係止部内に嵌入固定され
ることを特徴とする多面カットガラス状の瞳を有する人
形頭体。 - 【請求項2】前記瞳体の底部にピンその他の支持体を固
着し、該支持体とともに瞳体が一体的に前記係止部内に
嵌入固定されている請求項(1)記載の多面カットガラ
ス状の瞳を有する人形頭体。 - 【請求項3】少なくとも以下の工程を含む多面カットガ
ラス状の瞳体を有する人形頭体の製造方法、 (イ)前記瞳体と同形の型体を有した先端部と、前記瞳
体の前面に対応する前記型体の対応面に植設されたピン
軸とで形成された金属ピン体を用意する工程、 (ロ)ワックス原型の瞳位置に、すくなくとも前記対応
面から最大外径部に至る傾斜面の対応面側を残し、最大
外径部側を該最大外径部とともに埋没した状態で前記金
属ピン体を立設する工程、 (ハ)前記ピン体を立設させたワックス原型を用いて雌
金型を形成し、これにより該雌金型内壁面側に少なくと
も前記対応面から最大外径部に至る傾斜面の最大外径側
を残し、対応面側を前記ピン軸とともに固着した状態で
前記金属ピン体を保持させる工程、 (ニ)前記雌金型を回転させ、少なくとも前記対応面か
ら最大外径部に至る傾斜面の対応面側を残し、最大外径
部側を該最大外径部とともに嵌合保持可能な凹穴を有す
る柔軟性のある軟質樹脂材の被膜体により人形頭体を成
形する工程、 (ホ)前記凹穴に外部より前記瞳体を嵌入する工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115079A JPH07102256B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 多面カットガラス状の瞳を有する人形頭体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115079A JPH07102256B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 多面カットガラス状の瞳を有する人形頭体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02295587A JPH02295587A (ja) | 1990-12-06 |
| JPH07102256B2 true JPH07102256B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=14653662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1115079A Expired - Fee Related JPH07102256B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 多面カットガラス状の瞳を有する人形頭体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102256B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62133990A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-17 | 有限会社鈴木人形 | 日本人形頭の眼部の製造方法 |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP1115079A patent/JPH07102256B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02295587A (ja) | 1990-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
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