JPH07102358A - 表面被覆用の高溶融性線式及び粉末式溶射材を高速度フレーム溶射する方法と装置 - Google Patents
表面被覆用の高溶融性線式及び粉末式溶射材を高速度フレーム溶射する方法と装置Info
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- JPH07102358A JPH07102358A JP3115758A JP11575891A JPH07102358A JP H07102358 A JPH07102358 A JP H07102358A JP 3115758 A JP3115758 A JP 3115758A JP 11575891 A JP11575891 A JP 11575891A JP H07102358 A JPH07102358 A JP H07102358A
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/16—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed
- B05B7/20—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed by flame or combustion
- B05B7/201—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed by flame or combustion downstream of the nozzle
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C4/00—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
- C23C4/12—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the method of spraying
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 火炎ジェットの運動エネルギーを著しく高め
ることにより基材に対する溶射材の粘着−引張り破壊強
度を高め、低気孔率にして溶射被覆層の気密性を一層高
めることによって被覆層品質を改善する。 【構成】 一次加熱炎によって溶射材を溶融し、発生す
る一次高速度炎によって加速し、一次膨張ノズル孔を通
して後置の二次燃焼室内へ導入し、しかも溶融可塑状態
の溶射材を連行しつつ該二次燃焼室を通って超音速で通
流する前記一次高速度炎を、前記二次燃焼室に同心的な
後置の水冷式の二次膨張ノズル孔内に流入させ、こうし
て前記二次燃焼室へ開口する二次燃焼ガス−酸素通路の
範囲において負圧ゾーンを生ぜしめて低い流入圧力によ
る加熱ガス混合気供給を可能にし、しかも二次燃焼室内
では加熱ガス混合気を着火・膨張させ、かつその高い火
炎温度と極限的な着火・燃焼速度とに基いて溶射材残分
を溶融・加速させる。
ることにより基材に対する溶射材の粘着−引張り破壊強
度を高め、低気孔率にして溶射被覆層の気密性を一層高
めることによって被覆層品質を改善する。 【構成】 一次加熱炎によって溶射材を溶融し、発生す
る一次高速度炎によって加速し、一次膨張ノズル孔を通
して後置の二次燃焼室内へ導入し、しかも溶融可塑状態
の溶射材を連行しつつ該二次燃焼室を通って超音速で通
流する前記一次高速度炎を、前記二次燃焼室に同心的な
後置の水冷式の二次膨張ノズル孔内に流入させ、こうし
て前記二次燃焼室へ開口する二次燃焼ガス−酸素通路の
範囲において負圧ゾーンを生ぜしめて低い流入圧力によ
る加熱ガス混合気供給を可能にし、しかも二次燃焼室内
では加熱ガス混合気を着火・膨張させ、かつその高い火
炎温度と極限的な着火・燃焼速度とに基いて溶射材残分
を溶融・加速させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面被覆用の高溶融性
線式及び粉末式溶射材を高速度フレーム溶射する方法と
装置に関するものであり、この場合任意の高溶融性の線
式又は粉末式溶射材で表面被覆するためには全ガス型高
速度フレーム溶射バーナーが使用される。
線式及び粉末式溶射材を高速度フレーム溶射する方法と
装置に関するものであり、この場合任意の高溶融性の線
式又は粉末式溶射材で表面被覆するためには全ガス型高
速度フレーム溶射バーナーが使用される。
【0002】しかもこの場合種々の可燃ガス−酸素混合
気で稼働することのできる互いに無関係に動作する2つ
以上のガス混合系がフレーム溶射装置に組み込まれてい
る。
気で稼働することのできる互いに無関係に動作する2つ
以上のガス混合系がフレーム溶射装置に組み込まれてい
る。
【0003】
【従来の技術】従来技術に基づいて多数の方法、装置及
びテクノロジーが公知になっているが、これらは、現代
のテクノロジーの高い要求にもはや応えることができな
い。
びテクノロジーが公知になっているが、これらは、現代
のテクノロジーの高い要求にもはや応えることができな
い。
【0004】西独国特許第 81 18 99 号明細書によれ
ば、金属材料及び非金属材料を溶射する装置が提案され
ており、当該装置は、可燃ガスと酸素を使用した高速度
溶射のための基本原理と見做すことができる。この場合
の装置は実質的に、主として水素を爆鳴ガスとして使用
して線式、粉末式又は溶融液相式溶射材を溶射する、燃
焼室と膨張ノズルとか成る装置である。要するに前記特
許明細書において提案されている装置は、その都度、圧
力ガス原理に基づいて燃焼室に導入される加熱ガス又は
駆動ガス、主として水素を用いて作業するにすぎない。
水素の点火は当該特許明細書によれば手操作で、膨張ノ
ズルからの水素の噴出時に電気的短絡によって、あるい
は電弧によって行われる。
ば、金属材料及び非金属材料を溶射する装置が提案され
ており、当該装置は、可燃ガスと酸素を使用した高速度
溶射のための基本原理と見做すことができる。この場合
の装置は実質的に、主として水素を爆鳴ガスとして使用
して線式、粉末式又は溶融液相式溶射材を溶射する、燃
焼室と膨張ノズルとか成る装置である。要するに前記特
許明細書において提案されている装置は、その都度、圧
力ガス原理に基づいて燃焼室に導入される加熱ガス又は
駆動ガス、主として水素を用いて作業するにすぎない。
水素の点火は当該特許明細書によれば手操作で、膨張ノ
ズルからの水素の噴出時に電気的短絡によって、あるい
は電弧によって行われる。
【0005】水素の着火は、入口を経て燃焼室を通って
爆鳴ガスと合流される溶融液相に加熱された溶射材によ
って行うこともできる。
爆鳴ガスと合流される溶融液相に加熱された溶射材によ
って行うこともできる。
【0006】前記西独国特許第 81 18 99 号明細書にお
いて提案されている構成手段は、当今の高速度フレーム
溶射装置に課されている要求を幾多の判断基準において
満たさない。
いて提案されている構成手段は、当今の高速度フレーム
溶射装置に課されている要求を幾多の判断基準において
満たさない。
【0007】一面において可燃ガス(当該特許明細書に
よれば水素)は圧力ガス原理に基づいて燃焼室に導入さ
れるが、この原理はガスバーナー構造法規並びに防災規
定UVV-VGB 15にも則していない。
よれば水素)は圧力ガス原理に基づいて燃焼室に導入さ
れるが、この原理はガスバーナー構造法規並びに防災規
定UVV-VGB 15にも則していない。
【0008】更にまた水素の加熱効率は、付加的な酸化
ガス例えば酸素なしでは、例えばモリブデン、タングス
テン及び酸化物のような高溶融性溶射材を溶射し得るよ
うにするためには不十分である。他面において水素は還
元しつつ燃焼し、従ってこの理由から金属酸化物の溶射
には適していない。それというのは水素炎は、溶融液相
又は可塑状態の溶射材から酸素を奪い去るからである。
ガス例えば酸素なしでは、例えばモリブデン、タングス
テン及び酸化物のような高溶融性溶射材を溶射し得るよ
うにするためには不十分である。他面において水素は還
元しつつ燃焼し、従ってこの理由から金属酸化物の溶射
には適していない。それというのは水素炎は、溶融液相
又は可塑状態の溶射材から酸素を奪い去るからである。
【0009】更に別の高速度フレーム溶射システムが欧
州特許出願公開第 0 049 915号明細書に基づいて公知で
ある。当該高速度フレーム溶射システムは水冷式膨張ノ
ズルを有し、該膨張ノズルは、線式及び粉末式溶射材を
溶射するのに適している。前記西独国特許第 81 18 99
号明細書に開示された構成手段とは異なって、加熱ガス
として選択的に水素、プロパン又はMAPPガスが付加的に
酸素と一緒に用いられる。その都度使用される可燃ガス
は、圧力ガス原理に基づいて大きな混合室に導かれかつ
酸素と混合される。複数の孔を介して可燃ガス−酸素混
合気は水冷式の膨張ノズルに到達し、次いで該混合気は
燃焼室において粉末式又は線式溶射材と合流する。
州特許出願公開第 0 049 915号明細書に基づいて公知で
ある。当該高速度フレーム溶射システムは水冷式膨張ノ
ズルを有し、該膨張ノズルは、線式及び粉末式溶射材を
溶射するのに適している。前記西独国特許第 81 18 99
号明細書に開示された構成手段とは異なって、加熱ガス
として選択的に水素、プロパン又はMAPPガスが付加的に
酸素と一緒に用いられる。その都度使用される可燃ガス
は、圧力ガス原理に基づいて大きな混合室に導かれかつ
酸素と混合される。複数の孔を介して可燃ガス−酸素混
合気は水冷式の膨張ノズルに到達し、次いで該混合気は
燃焼室において粉末式又は線式溶射材と合流する。
【0010】しかしながら前記欧州特許出願公開第 0 0
49 915号明細書に開示された構成手段はやはり適用技術
上及び安全対策上多くの欠点を有している。
49 915号明細書に開示された構成手段はやはり適用技術
上及び安全対策上多くの欠点を有している。
【0011】欧州特許出願公開第 0 049 915号明細書に
おいて提案されている構成手段では、加熱ガスとしての
アセチレンの使用は排除されている。それというのは、
圧力ガス混合原理であるため、アセチレンの高い着火速
度によって逆火と逆点火の可能性が極めて大だからであ
る。アセチレンと酸素との併用を排除したことによって
適用範囲が著しく制約されることになる。それというの
は、例えば高溶融性金属や酸化物のような溶射材は、高
い火炎エネルギーのゆえに3160℃のアセチレン酸素
炎でしか溶射され得ないからである。混合比1:5で着
火速度約3.6m/sec.のプロパン−酸素混合気
(該着火速度は実際には、決定的に高い火炎速度、従っ
てより高い粒子運動速度の作用を受けるが)に対比して
アセチレン−酸素混合気の約11.5m/sec.とい
う著しく高い着火速度は前記の提案されている高速度溶
射システムでは活用不可能である。またこのような形式
のガス混合方式は前記防災規定にもガスバーナーの構造
上の法規にも則していない。
おいて提案されている構成手段では、加熱ガスとしての
アセチレンの使用は排除されている。それというのは、
圧力ガス混合原理であるため、アセチレンの高い着火速
度によって逆火と逆点火の可能性が極めて大だからであ
る。アセチレンと酸素との併用を排除したことによって
適用範囲が著しく制約されることになる。それというの
は、例えば高溶融性金属や酸化物のような溶射材は、高
い火炎エネルギーのゆえに3160℃のアセチレン酸素
炎でしか溶射され得ないからである。混合比1:5で着
火速度約3.6m/sec.のプロパン−酸素混合気
(該着火速度は実際には、決定的に高い火炎速度、従っ
てより高い粒子運動速度の作用を受けるが)に対比して
アセチレン−酸素混合気の約11.5m/sec.とい
う著しく高い着火速度は前記の提案されている高速度溶
射システムでは活用不可能である。またこのような形式
のガス混合方式は前記防災規定にもガスバーナーの構造
上の法規にも則していない。
【0012】アセチレン−酸素炎は、その他の可燃ガス
−酸素混合気によっては決して得ることのできないよう
な優れた特性を有しており、この理由から高溶融性溶射
材の熱的な溶射のためには理想的に適合している。
−酸素混合気によっては決して得ることのできないよう
な優れた特性を有しており、この理由から高溶融性溶射
材の熱的な溶射のためには理想的に適合している。
【0013】しかしながら高速度フレーム溶射装置を稼
働させるために加熱ガスとしてアセチレンを酸素と併用
することはアセチレンの特殊な分子構造に基づいて問題
を孕んでいる。
働させるために加熱ガスとしてアセチレンを酸素と併用
することはアセチレンの特殊な分子構造に基づいて問題
を孕んでいる。
【0014】アセチレンは炭素と水素の化学的結合であ
る。いわゆる不飽和炭化水素というものがあり、該不飽
和炭化水素の分子はバランスしようとする内的緊張に満
ちている。要するにアセチレンは安定した物質ではな
く、むしろその構成成分、すなわち炭素と水素とに分解
しようとする傾向がある。例えばアセチレンを約300
℃の温度に加熱すると、該アセチレンは加圧され、こう
して一度始まった分解は全ガス量を通って伝播する。熱
の形で解放されるエネルギーは隣接したアセチレン微粒
子を分解温度にするのに充分である。この動作過程は極
めて迅速で、分解が始まると、圧縮されたアセチレンは
突燃状に分解する。この状態は例えば、アセチレンが高
速度バーナーの燃焼室内に導入されて着火される場合に
生じ、膨張によって2〜3.5バールのオーダー範囲の
燃焼室圧力が発生するので、可燃ガス誘導に対する堰止
めによって前記のアセチレン分解が生じることになる。
る。いわゆる不飽和炭化水素というものがあり、該不飽
和炭化水素の分子はバランスしようとする内的緊張に満
ちている。要するにアセチレンは安定した物質ではな
く、むしろその構成成分、すなわち炭素と水素とに分解
しようとする傾向がある。例えばアセチレンを約300
℃の温度に加熱すると、該アセチレンは加圧され、こう
して一度始まった分解は全ガス量を通って伝播する。熱
の形で解放されるエネルギーは隣接したアセチレン微粒
子を分解温度にするのに充分である。この動作過程は極
めて迅速で、分解が始まると、圧縮されたアセチレンは
突燃状に分解する。この状態は例えば、アセチレンが高
速度バーナーの燃焼室内に導入されて着火される場合に
生じ、膨張によって2〜3.5バールのオーダー範囲の
燃焼室圧力が発生するので、可燃ガス誘導に対する堰止
めによって前記のアセチレン分解が生じることになる。
【0015】前記の不都合な事態に基づいて、可燃ガス
(この場合はアセチレンと酸素)の合流するガス混合域
において逆着火が生じる。前記のネガティブな現象が、
可燃ガスつまりアセチレンと酸素を燃焼室で燃焼させ、
こうして高速度火炎を発生させることを妨害することに
なるのは明かである。
(この場合はアセチレンと酸素)の合流するガス混合域
において逆着火が生じる。前記のネガティブな現象が、
可燃ガスつまりアセチレンと酸素を燃焼室で燃焼させ、
こうして高速度火炎を発生させることを妨害することに
なるのは明かである。
【0016】さらに目下の技術水準において、例えばハ
ステロイ、トリバロイ又は高純度ニッケルから成るよう
な、酸化物を含まない溶射被覆層を、プラズマ真空室溶
射法を使用して製作することも公知である。しかしなが
らこの前記テクノロジーは極めて複雑で著しくコスト高
である。
ステロイ、トリバロイ又は高純度ニッケルから成るよう
な、酸化物を含まない溶射被覆層を、プラズマ真空室溶
射法を使用して製作することも公知である。しかしなが
らこの前記テクノロジーは極めて複雑で著しくコスト高
である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、アセ
チレンと酸素とによる稼働を問題なく可能にするよう
な、高速度フレーム溶射法とその実施装置を提供するこ
とは元よりのこと、被覆プロセスを著しく単純化すると
同時に、火炎ジェットの運動エネルギーを著しく高める
ことにより基材に対する溶射材の粘着−引張り破壊強度
を最適にすると共に、気孔率を僅少にして溶射被覆層の
気密性を一層高めることによって被覆層品質を申し分な
く改善し、ひいては製作コストを大幅に引き下げること
である。
チレンと酸素とによる稼働を問題なく可能にするよう
な、高速度フレーム溶射法とその実施装置を提供するこ
とは元よりのこと、被覆プロセスを著しく単純化すると
同時に、火炎ジェットの運動エネルギーを著しく高める
ことにより基材に対する溶射材の粘着−引張り破壊強度
を最適にすると共に、気孔率を僅少にして溶射被覆層の
気密性を一層高めることによって被覆層品質を申し分な
く改善し、ひいては製作コストを大幅に引き下げること
である。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の方法上の構成手段は、互いに無関係に動作する少な
くとも2つのガス混合系を用いて、一次燃焼室内に装入
された線式又は粉末式溶射材を、供給通路を中心として
同心的に配置された一次加熱炎によって溶融し、発生す
る一次高速度炎によって加速し、一次膨張ノズル孔を通
して後置の二次燃焼室内へ導入し、しかも溶融可塑状態
の溶射材を連行しつつ該二次燃焼室を通って超音速で通
流する前記一次高速度炎を、前記二次燃焼室に同心的に
拡張して後置されていて軸方向に延在した水冷式の二次
膨張ノズル本体又は二次膨張ノズル孔内へ流入させ、こ
うして半径方向・軸方向にかつ/又は集束整合するよう
に配置されて前記二次燃焼室へ開口する二次燃焼ガス−
酸素通路の範囲において負圧ゾーンを生ぜしめて低い流
入圧力による加熱ガス混合気供給を可能にし、しかも二
次燃焼室内では半径方向・軸方向で前記一次高速度炎を
めぐって加熱ガス混合気を着火・膨張させ、かつその高
い火炎温度と極限的な着火・燃焼速度とに基いて溶射材
残分の溶融と溶射材の付加的な加速のために該加熱ガス
混合気を援用する点にある。
明の方法上の構成手段は、互いに無関係に動作する少な
くとも2つのガス混合系を用いて、一次燃焼室内に装入
された線式又は粉末式溶射材を、供給通路を中心として
同心的に配置された一次加熱炎によって溶融し、発生す
る一次高速度炎によって加速し、一次膨張ノズル孔を通
して後置の二次燃焼室内へ導入し、しかも溶融可塑状態
の溶射材を連行しつつ該二次燃焼室を通って超音速で通
流する前記一次高速度炎を、前記二次燃焼室に同心的に
拡張して後置されていて軸方向に延在した水冷式の二次
膨張ノズル本体又は二次膨張ノズル孔内へ流入させ、こ
うして半径方向・軸方向にかつ/又は集束整合するよう
に配置されて前記二次燃焼室へ開口する二次燃焼ガス−
酸素通路の範囲において負圧ゾーンを生ぜしめて低い流
入圧力による加熱ガス混合気供給を可能にし、しかも二
次燃焼室内では半径方向・軸方向で前記一次高速度炎を
めぐって加熱ガス混合気を着火・膨張させ、かつその高
い火炎温度と極限的な着火・燃焼速度とに基いて溶射材
残分の溶融と溶射材の付加的な加速のために該加熱ガス
混合気を援用する点にある。
【0019】インゼクターガス混合ブロックとして構成
された中間部材内で一次ガス混合を行い、二次ガス用の
混合ブロックとして構成された一次燃焼室ケーシング内
で二次ガス混合を行うのが有利である。本発明の特に有
利な実施態様では、一次燃焼室の直ぐ近くで一次加熱ガ
ス混合がインゼクター原理に基づいてガス混合ブロック
内で直接行われ、また二次インゼクタガス混合ブロック
内に一次燃焼室及び/又は膨張ノズルが組み込まれる。
本発明の方法では、粉末状の溶射材及び粉末搬送ガスを
室温で供給するか、あるいは粉末状の溶射材及び/又は
粉末搬送ガスを予熱して供給することも可能である。こ
の場合、溶射材及び/又は粉末搬送ガス用の接続通路に
は水冷装置が装備される。常温の、或いは予熱された溶
射材は一次燃焼室通走時に溶融開始され、一次加熱炎に
よって二次燃焼室を通走して溶融かつ加速され、膨張ノ
ズル孔から二次炎と一緒に噴出するようにする。
された中間部材内で一次ガス混合を行い、二次ガス用の
混合ブロックとして構成された一次燃焼室ケーシング内
で二次ガス混合を行うのが有利である。本発明の特に有
利な実施態様では、一次燃焼室の直ぐ近くで一次加熱ガ
ス混合がインゼクター原理に基づいてガス混合ブロック
内で直接行われ、また二次インゼクタガス混合ブロック
内に一次燃焼室及び/又は膨張ノズルが組み込まれる。
本発明の方法では、粉末状の溶射材及び粉末搬送ガスを
室温で供給するか、あるいは粉末状の溶射材及び/又は
粉末搬送ガスを予熱して供給することも可能である。こ
の場合、溶射材及び/又は粉末搬送ガス用の接続通路に
は水冷装置が装備される。常温の、或いは予熱された溶
射材は一次燃焼室通走時に溶融開始され、一次加熱炎に
よって二次燃焼室を通走して溶融かつ加速され、膨張ノ
ズル孔から二次炎と一緒に噴出するようにする。
【0020】前記課題を解決するための本発明の装置上
の構成手段は、溶射ガンとして構成された請求項1記載
の高速度フレーム溶射法を実施する装置であって、溶射
ガンがガンベース体、分配室を有する使用成分接続ブロ
ック、インゼクターガス混合ブロック並びに溶射材用の
中央孔及び冷却装置から成っている形式の高速度フレー
ム溶射装置において、使用成分接続ブロックを起点とし
て二次ガス通路、二次加熱ガス通路、一次ガス通路及び
一次加熱ガス通路が夫々別々に一次燃焼室又は二次燃焼
室に通じており、しかも溶射材用の供給通路が前記一次
ガス通路及び一次加熱ガス通路によって囲まれて一次燃
焼室に開口し、かつ前記二次ガス通路及び二次加熱ガス
通路が前記一次燃焼室を超えて膨張ノズルの方に向かっ
て導かれて前記二次燃焼室に開口していることを特徴と
している。
の構成手段は、溶射ガンとして構成された請求項1記載
の高速度フレーム溶射法を実施する装置であって、溶射
ガンがガンベース体、分配室を有する使用成分接続ブロ
ック、インゼクターガス混合ブロック並びに溶射材用の
中央孔及び冷却装置から成っている形式の高速度フレー
ム溶射装置において、使用成分接続ブロックを起点とし
て二次ガス通路、二次加熱ガス通路、一次ガス通路及び
一次加熱ガス通路が夫々別々に一次燃焼室又は二次燃焼
室に通じており、しかも溶射材用の供給通路が前記一次
ガス通路及び一次加熱ガス通路によって囲まれて一次燃
焼室に開口し、かつ前記二次ガス通路及び二次加熱ガス
通路が前記一次燃焼室を超えて膨張ノズルの方に向かっ
て導かれて前記二次燃焼室に開口していることを特徴と
している。
【0021】本発明の有利な実施態様では、装置は、使
用成分接続ブロック、ガンベース体、ガス混合ブロック
支持体、インゼクターガス混合ブロック、内部部分又は
中心孔体を有する一次燃焼室ケーシング、圧着ねじ及び
キャップ状スリーブ部分、並びに二次膨張ノズル体、イ
ンナーねじスリーブ及びアウターねじスリーブから成っ
ている。
用成分接続ブロック、ガンベース体、ガス混合ブロック
支持体、インゼクターガス混合ブロック、内部部分又は
中心孔体を有する一次燃焼室ケーシング、圧着ねじ及び
キャップ状スリーブ部分、並びに二次膨張ノズル体、イ
ンナーねじスリーブ及びアウターねじスリーブから成っ
ている。
【0022】使用成分接続ブロックは少なくとも夫々1
つの冷却水取入れ用の接続通路、二次ガス用接続通路、
一次ガス用接続通路、粉末式及び/又は線式溶射材用接
続通路、一次加熱ガス接続通路、二次加熱ガス接続通路
並びに冷却水戻し用接続通路を有し、前記の各通路が前
記使用成分接続ブロックの端面又は該端面に配設された
分配室に至るまで所属の通路を形成して連通しているの
が特に有利である。
つの冷却水取入れ用の接続通路、二次ガス用接続通路、
一次ガス用接続通路、粉末式及び/又は線式溶射材用接
続通路、一次加熱ガス接続通路、二次加熱ガス接続通路
並びに冷却水戻し用接続通路を有し、前記の各通路が前
記使用成分接続ブロックの端面又は該端面に配設された
分配室に至るまで所属の通路を形成して連通しているの
が特に有利である。
【0023】使用成分接続ブロックの通路もしくは分配
室は、該使用成分接続ブロックに接続しているガンベー
ス体の等媒質用通路と連通している。
室は、該使用成分接続ブロックに接続しているガンベー
ス体の等媒質用通路と連通している。
【0024】ガンベース体は少なくとも部分的に、二次
ガス用のガス混合ブロック支持体を囲んで収容してお
り、該ガス混合ブロック支持体内には一次ガス用のイン
ゼクターガス混合ブロックが配置されている。
ガス用のガス混合ブロック支持体を囲んで収容してお
り、該ガス混合ブロック支持体内には一次ガス用のイン
ゼクターガス混合ブロックが配置されている。
【0025】ガンベース体は、使用成分接続ブロックの
通路、又は該使用成分接続ブロックの端面に配設された
環状通路と連通する通路を有しているのが殊に有利であ
る。
通路、又は該使用成分接続ブロックの端面に配設された
環状通路と連通する通路を有しているのが殊に有利であ
る。
【0026】本発明の別の実施態様によれば、ガンベー
ス体の通路は、インナーねじスリーブとアウターねじス
リーブとの間の冷却水給送通路に開口し、冷却水戻し用
の通路は、ガンベース体と圧着ねじとの間に形成された
冷却水戻し通路と連通している。
ス体の通路は、インナーねじスリーブとアウターねじス
リーブとの間の冷却水給送通路に開口し、冷却水戻し用
の通路は、ガンベース体と圧着ねじとの間に形成された
冷却水戻し通路と連通している。
【0027】本発明の有利な構成では、ガス混合ブロッ
ク支持体の内部を、夫々少なくとも1つの二次ガス通路
と二次加熱ガス通路が貫通して延びておりかつ一方の側
ではガンベース体の等媒質用通路に夫々連通し、また一
次燃焼室寄り端面では、該端面に配設された二次加熱ガ
ス用及び二次ガス用の半径方向環状溝に通じている。
ク支持体の内部を、夫々少なくとも1つの二次ガス通路
と二次加熱ガス通路が貫通して延びておりかつ一方の側
ではガンベース体の等媒質用通路に夫々連通し、また一
次燃焼室寄り端面では、該端面に配設された二次加熱ガ
ス用及び二次ガス用の半径方向環状溝に通じている。
【0028】一次ガス用のインゼクターガス混合ブロッ
クは少なくとも夫々1つの一次加熱ガス通路及び一次ガ
ス通路並びに溶射材用の中心孔を有し、前記の各通路は
一方の側ではガンベース体の等媒質用通路と連通してお
り、かつ、前記一次加熱ガス通路は、ガス混合ブロック
支持体とインゼクターガス混合ブロックとの間の半径方
向環状室に、また一次ガス通路は酸素分配用の環状室に
開口しているのに対して、溶射材用の中心孔はインゼク
ターガス混合ブロックの端面まで及んでおりかつ前記酸
素分配用の環状室から複数のインゼクター圧力ノズル孔
を経てインゼクターギャップに導かれており、かつそこ
から複数のインゼクター混合ノズル孔が1つの半径方向
環状溝に通じている。
クは少なくとも夫々1つの一次加熱ガス通路及び一次ガ
ス通路並びに溶射材用の中心孔を有し、前記の各通路は
一方の側ではガンベース体の等媒質用通路と連通してお
り、かつ、前記一次加熱ガス通路は、ガス混合ブロック
支持体とインゼクターガス混合ブロックとの間の半径方
向環状室に、また一次ガス通路は酸素分配用の環状室に
開口しているのに対して、溶射材用の中心孔はインゼク
ターガス混合ブロックの端面まで及んでおりかつ前記酸
素分配用の環状室から複数のインゼクター圧力ノズル孔
を経てインゼクターギャップに導かれており、かつそこ
から複数のインゼクター混合ノズル孔が1つの半径方向
環状溝に通じている。
【0029】インゼクターガス混合ブロックには二次膨
張ノズル体の方向で一次燃焼室ケーシングが接続してお
り、該一次燃焼室ケーシングは、一次ガス混合気用の複
数のインゼクターガス混合孔並びに溶射材用の中心孔を
内設した少なくとも1つの内部部分を有しているのが、
殊に有利である。
張ノズル体の方向で一次燃焼室ケーシングが接続してお
り、該一次燃焼室ケーシングは、一次ガス混合気用の複
数のインゼクターガス混合孔並びに溶射材用の中心孔を
内設した少なくとも1つの内部部分を有しているのが、
殊に有利である。
【0030】この場合、複数のインゼクターガス混合孔
は軸方向にかつ/又は集束するように内部部分内に配設
されている。
は軸方向にかつ/又は集束するように内部部分内に配設
されている。
【0031】インゼクターガス混合ブロック寄りの、内
部部分の端面には、可燃ガス−酸素−一次ガス用の半径
方向環状溝が配置されており、該半径方向環状溝はイン
ゼクターガス混合ブロックの半径方向環状溝に連通し、
また前記内部部分の溶射材用の中心孔はインゼクターガ
ス混合ブロックの中心孔に連通している。
部部分の端面には、可燃ガス−酸素−一次ガス用の半径
方向環状溝が配置されており、該半径方向環状溝はイン
ゼクターガス混合ブロックの半径方向環状溝に連通し、
また前記内部部分の溶射材用の中心孔はインゼクターガ
ス混合ブロックの中心孔に連通している。
【0032】一次燃焼室ケーシングはガス混合ブロック
支持体寄りの端面に二次加熱ガス用の半径方向環状溝と
二次加熱酸素用の半径方向環状溝を夫々1つ有してお
り、前記の両半径方向環状溝はガス混合ブロック支持体
の等媒質用の半径方向環状溝と連通しているのが有利で
ある。
支持体寄りの端面に二次加熱ガス用の半径方向環状溝と
二次加熱酸素用の半径方向環状溝を夫々1つ有してお
り、前記の両半径方向環状溝はガス混合ブロック支持体
の等媒質用の半径方向環状溝と連通しているのが有利で
ある。
【0033】二次ガス用の半径方向環状溝及び二次加熱
酸素用の半径方向環状溝から夫々対応した通路が延びて
おり、該通路はインゼクターギャップを形成する1つの
半径方向環状溝において合流しており、この場合、通路
は前記半径方向環状溝に直接に開口し、また通路はイン
ゼクター圧力ノズル孔を介して前記半径方向環状溝に開
口している。この場合、二次加熱ガス用の通路は少なく
とも部分的には一次燃焼室ケーシングとキャップ状スリ
ーブ部分との間のギャップによって形成されている。
酸素用の半径方向環状溝から夫々対応した通路が延びて
おり、該通路はインゼクターギャップを形成する1つの
半径方向環状溝において合流しており、この場合、通路
は前記半径方向環状溝に直接に開口し、また通路はイン
ゼクター圧力ノズル孔を介して前記半径方向環状溝に開
口している。この場合、二次加熱ガス用の通路は少なく
とも部分的には一次燃焼室ケーシングとキャップ状スリ
ーブ部分との間のギャップによって形成されている。
【0034】半径方向環状溝を起点として軸方向に延び
て集束する複数の二次ガス混合気孔は二次燃焼室に通じ
ている。しかも二次ガス混合気孔は一次燃焼室を超えて
導かれている。また二次燃焼室には二次膨張ノズル体が
接続している。
て集束する複数の二次ガス混合気孔は二次燃焼室に通じ
ている。しかも二次ガス混合気孔は一次燃焼室を超えて
導かれている。また二次燃焼室には二次膨張ノズル体が
接続している。
【0035】冷却水給送通路は使用成分接続ブロックの
接続通路を起点としてガンベース体を通りインナーねじ
スリーブとアウターねじスリーブとの間を経て膨張ノズ
ル噴出孔の半径方向孔まで延び、次いで冷却水戻し通路
へ移行し、その場合冷却水通路は二次膨張ノズル体とイ
ンナーねじスリーブとの間に延在しかつ冷却水戻し用の
環状室へ移行し、そこから冷却水通路が使用成分接続ブ
ロックの冷却水戻し用の接続通路に達している。
接続通路を起点としてガンベース体を通りインナーねじ
スリーブとアウターねじスリーブとの間を経て膨張ノズ
ル噴出孔の半径方向孔まで延び、次いで冷却水戻し通路
へ移行し、その場合冷却水通路は二次膨張ノズル体とイ
ンナーねじスリーブとの間に延在しかつ冷却水戻し用の
環状室へ移行し、そこから冷却水通路が使用成分接続ブ
ロックの冷却水戻し用の接続通路に達している。
【0036】特に有利な構成では、一次燃焼室ケーシン
グは二次インゼクターガス混合ブロックとして構成され
ている。この場合、一次燃焼室ケーシングの一次燃焼室
が一次膨張ノズル孔を有しているのが殊に有利である。
グは二次インゼクターガス混合ブロックとして構成され
ている。この場合、一次燃焼室ケーシングの一次燃焼室
が一次膨張ノズル孔を有しているのが殊に有利である。
【0037】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【0038】図1は、フレーム溶射ガンとして構成され
た本発明の高速度フレーム溶射装置を示している。
た本発明の高速度フレーム溶射装置を示している。
【0039】該高速度フレーム溶射装置は、使用成分接
続ブロック9、ガンベース体12、一次ガス用の混合ノ
ズルブロック/インゼクターガス混合ブロック13、ガ
ス混合ブロック支持体14、キャップ状スリーブ部分8
0と圧着ねじ62を有する一次燃焼室ケーシング29、
膨張ノズル本体39、該膨張ノズル本体を包囲するイン
ナーねじスリーブ34とアウターねじスリーブ35並び
に、中心孔体81を収容する内部部分76から成ってい
る。
続ブロック9、ガンベース体12、一次ガス用の混合ノ
ズルブロック/インゼクターガス混合ブロック13、ガ
ス混合ブロック支持体14、キャップ状スリーブ部分8
0と圧着ねじ62を有する一次燃焼室ケーシング29、
膨張ノズル本体39、該膨張ノズル本体を包囲するイン
ナーねじスリーブ34とアウターねじスリーブ35並び
に、中心孔体81を収容する内部部分76から成ってい
る。
【0040】該高速度フレーム溶射装置には、冷却水給
送通路1、二次ガス通路2、一次ガス通路3、(粉末式
又は線式)溶射材供給用の中心孔4、一次加熱ガス通路
5、二次加熱ガス通路6及び冷却水戻し通路7が通って
延びている。
送通路1、二次ガス通路2、一次ガス通路3、(粉末式
又は線式)溶射材供給用の中心孔4、一次加熱ガス通路
5、二次加熱ガス通路6及び冷却水戻し通路7が通って
延びている。
【0041】一次ガスと一次加熱ガスとは、一次ガス用
のインゼクターガス混合ブロック13内で混合されて一
次燃焼室28に入り、その際、一次燃焼室28内に同じ
く装入される線式又は粉末式の溶射材は、供給用の中心
孔4を同心的にめぐって配位された一次加熱炎64によ
って溶融され、発生する一次高速度炎65で加速され、
かつ一次膨張ノズル孔30を通って後置の二次燃焼室3
2内へ導入される。前記一次高速度炎65は、溶融可塑
状態の溶射材を連行しつつ前記二次燃焼室32を超音速
で通流する。該一次高速度炎65は、前記二次燃焼室3
2に同心的に後置されていて軸方向に延在した水冷式の
二次膨張ノズル本体39又は二次膨張ノズル孔38に流
入し、従って半径方向・軸方向に、かつ/又は集束整合
するように配置されて前記二次燃焼室32へ開口する二
次燃焼ガス−酸素通路44,45の範囲では負圧ゾーン
が生じかつ加熱ガス混合気は低い流入圧力で供給するこ
とが可能になり、しかも二次燃焼室32内では半径方向
・軸方向で前記一次高速度炎65をめぐって加熱ガス混
合気が着火・膨張し、かつその高い火炎温度と極限的な
着火・燃焼速度とに基づいて該加熱ガス混合気は溶射材
残分の溶融と溶射材の付加的な加速とのために寄与す
る。
のインゼクターガス混合ブロック13内で混合されて一
次燃焼室28に入り、その際、一次燃焼室28内に同じ
く装入される線式又は粉末式の溶射材は、供給用の中心
孔4を同心的にめぐって配位された一次加熱炎64によ
って溶融され、発生する一次高速度炎65で加速され、
かつ一次膨張ノズル孔30を通って後置の二次燃焼室3
2内へ導入される。前記一次高速度炎65は、溶融可塑
状態の溶射材を連行しつつ前記二次燃焼室32を超音速
で通流する。該一次高速度炎65は、前記二次燃焼室3
2に同心的に後置されていて軸方向に延在した水冷式の
二次膨張ノズル本体39又は二次膨張ノズル孔38に流
入し、従って半径方向・軸方向に、かつ/又は集束整合
するように配置されて前記二次燃焼室32へ開口する二
次燃焼ガス−酸素通路44,45の範囲では負圧ゾーン
が生じかつ加熱ガス混合気は低い流入圧力で供給するこ
とが可能になり、しかも二次燃焼室32内では半径方向
・軸方向で前記一次高速度炎65をめぐって加熱ガス混
合気が着火・膨張し、かつその高い火炎温度と極限的な
着火・燃焼速度とに基づいて該加熱ガス混合気は溶射材
残分の溶融と溶射材の付加的な加速とのために寄与す
る。
【0042】この場合アウターねじスリーブ35は、冷
却水給送用の環状室36を形成するようにインナーねじ
スリーブ34を取り囲んでいる。該インナーねじスリー
ブ34は雌ねじ山83を有し、従ってガンベース体12
の雄ねじ山84に螺合可能であり、かつOリング19に
よってシールされている。アウターねじスリーブ35は
雄ねじ山85を有し、該雄ねじ山はガンベース体12の
雌ねじ山86に係合し、つまり該ガンベース体12と螺
合締結される。ここでもシール目的のためにOリング1
5が嵌め込まれている。この構成によって冷却水給送通
路1のための環状室36はガンベース体12にまで続い
ている。膨張ノズル噴出孔43の区域ではアウターねじ
スリーブ35とインナーねじスリーブ34との間並びに
インナーねじスリーブ34と二次膨張ノズル本体39と
の間にやはりOリングパッキン41及び42が配置され
ている。
却水給送用の環状室36を形成するようにインナーねじ
スリーブ34を取り囲んでいる。該インナーねじスリー
ブ34は雌ねじ山83を有し、従ってガンベース体12
の雄ねじ山84に螺合可能であり、かつOリング19に
よってシールされている。アウターねじスリーブ35は
雄ねじ山85を有し、該雄ねじ山はガンベース体12の
雌ねじ山86に係合し、つまり該ガンベース体12と螺
合締結される。ここでもシール目的のためにOリング1
5が嵌め込まれている。この構成によって冷却水給送通
路1のための環状室36はガンベース体12にまで続い
ている。膨張ノズル噴出孔43の区域ではアウターねじ
スリーブ35とインナーねじスリーブ34との間並びに
インナーねじスリーブ34と二次膨張ノズル本体39と
の間にやはりOリングパッキン41及び42が配置され
ている。
【0043】環状室36を起点とすれば冷却水通路1c
がガンベース体12を通って使用成分接続ブロック9の
冷却水通路1bにまで達し、該使用成分接続ブロックは
冷却水取入れ用の接続通路1aを有している。
がガンベース体12を通って使用成分接続ブロック9の
冷却水通路1bにまで達し、該使用成分接続ブロックは
冷却水取入れ用の接続通路1aを有している。
【0044】使用成分接続ブロック9は工具嵌合溝付き
ヘッドを有する固定用ねじ8によってガンベース体12
に固定されかつOリング50によってシールされてお
り、該Oリングは夫々接続通路1a〜7a並びに前記固
定用ねじ8を取り囲んでシールしている。
ヘッドを有する固定用ねじ8によってガンベース体12
に固定されかつOリング50によってシールされてお
り、該Oリングは夫々接続通路1a〜7a並びに前記固
定用ねじ8を取り囲んでシールしている。
【0045】インナーねじスリーブ34の内部に二次膨
張ノズル本体39が配置されており、該二次膨張ノズル
本体は、内位の一次燃焼室ケーシング29に螺合されて
いる。
張ノズル本体39が配置されており、該二次膨張ノズル
本体は、内位の一次燃焼室ケーシング29に螺合されて
いる。
【0046】この場合やはり冷却水を還流させるために
環状室37が前記二次膨張ノズル本体39とインナーね
じスリーブ34との間に形成されている。該環状室37
は、より大きな断面積の環状室33へ移行しており、し
かも、使用成分接続ブロック9の接続通路7aを起点と
してガンベース体12を貫通する冷却水通路7dが、前
記大断面積の環状室33に開口している。
環状室37が前記二次膨張ノズル本体39とインナーね
じスリーブ34との間に形成されている。該環状室37
は、より大きな断面積の環状室33へ移行しており、し
かも、使用成分接続ブロック9の接続通路7aを起点と
してガンベース体12を貫通する冷却水通路7dが、前
記大断面積の環状室33に開口している。
【0047】この場合該冷却水通路7dはガンベース体
12と圧着ねじ62との間のギャップを介して環状室3
3にまで導かれる。
12と圧着ねじ62との間のギャップを介して環状室3
3にまで導かれる。
【0048】従ってこの冷却系は次のような経路を辿
る。すなわち:使用成分接続ブロック9の冷却水給送通
路1の接続通路1aを起点として冷却水はガンベース体
12の冷却水通路1b内へ流入し、環状室36を介して
アウターねじスリーブ35とインナーねじスリーブ34
との間で冷却水給送用の複数の半径方向孔40に分配さ
れて環状室37内へ流入する。二次膨張ノズル本体39
とインナーねじスリーブ34との間に形成されている該
環状室37を経て冷却水は、冷却水通路7dを介して冷
却水戻し通路7へ還流する。
る。すなわち:使用成分接続ブロック9の冷却水給送通
路1の接続通路1aを起点として冷却水はガンベース体
12の冷却水通路1b内へ流入し、環状室36を介して
アウターねじスリーブ35とインナーねじスリーブ34
との間で冷却水給送用の複数の半径方向孔40に分配さ
れて環状室37内へ流入する。二次膨張ノズル本体39
とインナーねじスリーブ34との間に形成されている該
環状室37を経て冷却水は、冷却水通路7dを介して冷
却水戻し通路7へ還流する。
【0049】次に図2及び図3並びに図4乃至図8に基
づいて、前記実施例において互いに無関係に動作する2
つのガス混合系を詳細に説明する。但し、以下に説明す
る装置は、図1においてすでに示したのと同等の装置で
ある。
づいて、前記実施例において互いに無関係に動作する2
つのガス混合系を詳細に説明する。但し、以下に説明す
る装置は、図1においてすでに示したのと同等の装置で
ある。
【0050】なお図2及び図3では、冷却水給送側と冷
却水戻し側との弁別を容易にするために、冷却水給送通
路を破線で、また冷却水戻し通路を鎖線で特別に表示し
た。更にこの場合二次ガス経路を左上から右斜め下へ延
びる波状線で、また二次加熱ガス経路を左下から右斜め
上へ延びる波状線で明示した。更に又、一次ガス経路を
水平方向の波状線で、また一次加熱ガス経路を垂直方向
の波状線で示し、しかもその都度クロスオーバーする水
平方向と垂直方向の波状線は混合気を表している。中心
孔内に点在する多数の点は溶射材を表している。
却水戻し側との弁別を容易にするために、冷却水給送通
路を破線で、また冷却水戻し通路を鎖線で特別に表示し
た。更にこの場合二次ガス経路を左上から右斜め下へ延
びる波状線で、また二次加熱ガス経路を左下から右斜め
上へ延びる波状線で明示した。更に又、一次ガス経路を
水平方向の波状線で、また一次加熱ガス経路を垂直方向
の波状線で示し、しかもその都度クロスオーバーする水
平方向と垂直方向の波状線は混合気を表している。中心
孔内に点在する多数の点は溶射材を表している。
【0051】先ず図2に基づいて一次系を説明する。該
一次系のために、使用成分接続ブロック9は、例えば殊
に加熱酸素(一次ガス)用の接続通路3aと、水素やプ
ロパンなどの可燃ガス(一次加熱ガス)用の接続通路5
aとを有している。
一次系のために、使用成分接続ブロック9は、例えば殊
に加熱酸素(一次ガス)用の接続通路3aと、水素やプ
ロパンなどの可燃ガス(一次加熱ガス)用の接続通路5
aとを有している。
【0052】加熱酸素(一次ガス)用の接続通路3aか
らガス通路3bが使用成分接続ブロック9を通って、該
接続ブロックの、ガンベース体12寄りの端面68に設
けた酸素分配室11に達している。
らガス通路3bが使用成分接続ブロック9を通って、該
接続ブロックの、ガンベース体12寄りの端面68に設
けた酸素分配室11に達している。
【0053】一次ガス通路3はガンベース体12内の通
路3cとインゼクターガス混合ブロック13内の通路3
dとによって形成される。この場合前記通路3cは酸素
分配室11に開口し、また前記通路3dはインナー混合
ノズルブロックつまりインゼクターガス混合ブロック1
3内で酸素を分配するための環状室56に開口してい
る。可燃ガス用の接続通路5aから使用成分接続ブロッ
ク9の内部で通路5bが可燃ガス分配室10に達してお
り、該可燃ガス分配室はやはり、該使用成分接続ブロッ
ク9の、ガンベース体12寄りの端面68に配設されて
いる。該可燃ガス分配室10からガンベース体12内の
通路5cが通路5dを経て環状室57に開口している。
路3cとインゼクターガス混合ブロック13内の通路3
dとによって形成される。この場合前記通路3cは酸素
分配室11に開口し、また前記通路3dはインナー混合
ノズルブロックつまりインゼクターガス混合ブロック1
3内で酸素を分配するための環状室56に開口してい
る。可燃ガス用の接続通路5aから使用成分接続ブロッ
ク9の内部で通路5bが可燃ガス分配室10に達してお
り、該可燃ガス分配室はやはり、該使用成分接続ブロッ
ク9の、ガンベース体12寄りの端面68に配設されて
いる。該可燃ガス分配室10からガンベース体12内の
通路5cが通路5dを経て環状室57に開口している。
【0054】すでに述べたように環状室56内では酸素
分配が行われ、この場合該環状室は圧力補償室として機
能する。インゼクター圧力ノズル孔58を通って酸素
は、環状室57に接続する環状溝(インゼクターギャッ
プ)57aを通流し、次いで該インゼクターギャップか
ら可燃ガスを連行しつつインゼクター混合ノズル孔59
を通流する。可燃ガス−酸素混合気は、半径方向環状溝
22/22aを介して可燃ガス−酸素混合気孔47及び
48を経て一次ガス燃焼室28に達する。可燃ガス(主
として水素、プロパンガスまたはプロピレン)は一次加
熱ガス通路5に供給され可燃ガス分配室(圧力補償室)
10を介して通路5c/5d及び半径方向環状室57を
経て半径方向環状溝(インゼクターギャップ)57aに
流入する。該半径方向環状溝57aから可燃ガスは、超
音速で通流する酸素のインゼクター作用によってインゼ
クター混合孔59内へ連行されて混合される。こうして
可燃ガスと酸素とから成る一次ガス混合気はインゼクタ
ーガス混合孔47及び48を経て一次燃焼室28に達す
る。
分配が行われ、この場合該環状室は圧力補償室として機
能する。インゼクター圧力ノズル孔58を通って酸素
は、環状室57に接続する環状溝(インゼクターギャッ
プ)57aを通流し、次いで該インゼクターギャップか
ら可燃ガスを連行しつつインゼクター混合ノズル孔59
を通流する。可燃ガス−酸素混合気は、半径方向環状溝
22/22aを介して可燃ガス−酸素混合気孔47及び
48を経て一次ガス燃焼室28に達する。可燃ガス(主
として水素、プロパンガスまたはプロピレン)は一次加
熱ガス通路5に供給され可燃ガス分配室(圧力補償室)
10を介して通路5c/5d及び半径方向環状室57を
経て半径方向環状溝(インゼクターギャップ)57aに
流入する。該半径方向環状溝57aから可燃ガスは、超
音速で通流する酸素のインゼクター作用によってインゼ
クター混合孔59内へ連行されて混合される。こうして
可燃ガスと酸素とから成る一次ガス混合気はインゼクタ
ーガス混合孔47及び48を経て一次燃焼室28に達す
る。
【0055】インゼクターガス混合ブロック(インナー
ガス混合ブロック)13におけるインゼクター作用は、
可燃ガス流入圧力よりも高い酸素流入圧力によって得ら
れる。膨張ノズル噴出孔43(図1参照)から噴出する
一次可燃ガス−酸素混合気が着火されると、火炎は一次
燃焼室28内へ逆行する。該一次燃焼室28の円筒形の
一次膨張ノズル孔30もしくは一次燃焼室孔46から噴
出する可燃ガス−酸素混合気は今度は一次高速度炎とし
て燃焼しつつ二次燃焼室32を通って水冷式の膨張ノズ
ル孔38内へ進入する。前記一次燃焼室孔46を同心的
にめぐる軸方向に配置された二次ガス混合気孔44,4
5の流入域においては一次加熱ガス流の高い火炎速度に
基づいて負圧ゾーンがは発生する。
ガス混合ブロック)13におけるインゼクター作用は、
可燃ガス流入圧力よりも高い酸素流入圧力によって得ら
れる。膨張ノズル噴出孔43(図1参照)から噴出する
一次可燃ガス−酸素混合気が着火されると、火炎は一次
燃焼室28内へ逆行する。該一次燃焼室28の円筒形の
一次膨張ノズル孔30もしくは一次燃焼室孔46から噴
出する可燃ガス−酸素混合気は今度は一次高速度炎とし
て燃焼しつつ二次燃焼室32を通って水冷式の膨張ノズ
ル孔38内へ進入する。前記一次燃焼室孔46を同心的
にめぐる軸方向に配置された二次ガス混合気孔44,4
5の流入域においては一次加熱ガス流の高い火炎速度に
基づいて負圧ゾーンがは発生する。
【0056】次に図3に基づいて二次系を説明する。接
続通路2aにおいて二次加熱酸素が供給され、通路2
b,2c,2dを介して半径方向環状溝63/21(圧
力補償・分配用環状溝)に達する。酸素接続孔を介して
酸素は多数のインゼクター圧力ガス孔24内に達し、該
インゼクター圧力ガス孔内において超音速に加速されて
半径方向環状溝25(インゼクターギャップ)を通流
し、該半径方向環状溝25から可燃ガスを連行し、かつ
対向した軸方向の、かつ/又は集束整合した混合孔26
内に流入し、可燃ガス−酸素混合気として二次ガス混合
気孔44,45から噴出する。該噴出流は前記二次ガス
混合気孔の流入域において一次高速度炎によって発生し
た負圧ゾーンの作用をポジティブに受ける。二次燃焼室
32内に流入する可燃ガス−酸素混合気(主としてアセ
チレン−酸素混合気)は一次高速度炎に触れて着火し、
溶射材粒子の溶融動作を最適化しかつ火炎速度と溶射材
粒子速度とを高める。
続通路2aにおいて二次加熱酸素が供給され、通路2
b,2c,2dを介して半径方向環状溝63/21(圧
力補償・分配用環状溝)に達する。酸素接続孔を介して
酸素は多数のインゼクター圧力ガス孔24内に達し、該
インゼクター圧力ガス孔内において超音速に加速されて
半径方向環状溝25(インゼクターギャップ)を通流
し、該半径方向環状溝25から可燃ガスを連行し、かつ
対向した軸方向の、かつ/又は集束整合した混合孔26
内に流入し、可燃ガス−酸素混合気として二次ガス混合
気孔44,45から噴出する。該噴出流は前記二次ガス
混合気孔の流入域において一次高速度炎によって発生し
た負圧ゾーンの作用をポジティブに受ける。二次燃焼室
32内に流入する可燃ガス−酸素混合気(主としてアセ
チレン−酸素混合気)は一次高速度炎に触れて着火し、
溶射材粒子の溶融動作を最適化しかつ火炎速度と溶射材
粒子速度とを高める。
【0057】このために使用成分接続ブロック9は加熱
酸素(二次ガス)用の接続通路2aと可燃ガスC2,H
2(二次加熱ガス)用の接続通路6aとを有しており、
前記接続通路2a,6aから通路2b,6bが使用成分
接続ブロック9を貫通してその端面68(図4参照)に
達している。
酸素(二次ガス)用の接続通路2aと可燃ガスC2,H
2(二次加熱ガス)用の接続通路6aとを有しており、
前記接続通路2a,6aから通路2b,6bが使用成分
接続ブロック9を貫通してその端面68(図4参照)に
達している。
【0058】前記端面68において通路2bに接続する
通路2cがガンベース体12を貫通してガス混合ブロッ
ク支持体14の通路2dに通じ、また同じく前記端面6
8において通路6bに接続する通路6cがガス混合ブロ
ック支持体14の通路6dに通じている。前記通路2d
はやはり半径方向環状溝63もしくは21に達し、また
通路6dは半径方向環状溝18に達している。この場
合、一次系の場合も同様であるが、ガス混合ブロック支
持体14の半径方向環状溝は一次燃焼室ケーシング29
の半径方向環状溝と合致している。二次加熱酸素用の孔
23を経たのち、加熱酸素(二次ガス)は、複数のイン
ゼクター圧力ノズル孔24(これらのインゼクター圧力
ノズル孔は半分ずつ集束位置と軸方向位置を有してい
る)を介して半径方向環状溝25(インゼクターギャッ
プ)へ流入し、次いでそこから混合気は二次ガス混合気
孔44,45を介して、すでに述べたように噴流する。
通路2cがガンベース体12を貫通してガス混合ブロッ
ク支持体14の通路2dに通じ、また同じく前記端面6
8において通路6bに接続する通路6cがガス混合ブロ
ック支持体14の通路6dに通じている。前記通路2d
はやはり半径方向環状溝63もしくは21に達し、また
通路6dは半径方向環状溝18に達している。この場
合、一次系の場合も同様であるが、ガス混合ブロック支
持体14の半径方向環状溝は一次燃焼室ケーシング29
の半径方向環状溝と合致している。二次加熱酸素用の孔
23を経たのち、加熱酸素(二次ガス)は、複数のイン
ゼクター圧力ノズル孔24(これらのインゼクター圧力
ノズル孔は半分ずつ集束位置と軸方向位置を有してい
る)を介して半径方向環状溝25(インゼクターギャッ
プ)へ流入し、次いでそこから混合気は二次ガス混合気
孔44,45を介して、すでに述べたように噴流する。
【0059】更に図2及び図3には、粉末式溶射材又は
線式溶射材のための中心孔4が示されている。
線式溶射材のための中心孔4が示されている。
【0060】この場合前記溶射材を供給するために使用
成分接続ブロック9には接続通路4が配置されており、
該接続通路から通路4bが端面68に至るまで延びてお
り、該端面で通路4bはガンベース体12の通路4cと
整合して該通路に移行している。
成分接続ブロック9には接続通路4が配置されており、
該接続通路から通路4bが端面68に至るまで延びてお
り、該端面で通路4bはガンベース体12の通路4cと
整合して該通路に移行している。
【0061】またインゼクターガス混合ブロック13内
には通路4dが続き、該通路は、中心孔用内部部分76
(図2及び図9参照)の溶射材進出用の孔49と整合し
ている。
には通路4dが続き、該通路は、中心孔用内部部分76
(図2及び図9参照)の溶射材進出用の孔49と整合し
ている。
【0062】図9には、図1のA−A線に沿った断面図
が、また図10には、図1のB−B線に沿った断面図が
示されている。
が、また図10には、図1のB−B線に沿った断面図が
示されている。
【0063】しかも図9では一次燃焼室への一次ガス流
の流入区域が示されており、また図10では二次ガス流
の流入区域が正面図で示されている。
の流入区域が示されており、また図10では二次ガス流
の流入区域が正面図で示されている。
【0064】従って図9に基づいて二次加熱ガス−酸素
混合気用の「軸方向の」孔44と該二次加熱ガス−酸素
混合気用の「集束した」孔45を明確に確認することが
できる。
混合気用の「軸方向の」孔44と該二次加熱ガス−酸素
混合気用の「集束した」孔45を明確に確認することが
できる。
【0065】同じく図9では一次加熱ガス−酸素混合気
用の「軸方向の」インゼクターガス混合孔が符号47
で、また該一次加熱ガス−酸素混合気用の「集束した」
インゼクターガス混合孔が符号48で、また溶射材進出
用の孔が符号49で、かつ中心孔体が符号81で示され
ている。
用の「軸方向の」インゼクターガス混合孔が符号47
で、また該一次加熱ガス−酸素混合気用の「集束した」
インゼクターガス混合孔が符号48で、また溶射材進出
用の孔が符号49で、かつ中心孔体が符号81で示され
ている。
【0066】図10では二次燃焼室ケーシングが符号3
1で、一次膨張ノズル孔が符号30で、また二次加熱ガ
ス−酸素混合気用の「軸方向の」孔が符号44で、該二
次加熱ガス−酸素混合気用の「集束した」孔が符号45
で示されている。
1で、一次膨張ノズル孔が符号30で、また二次加熱ガ
ス−酸素混合気用の「軸方向の」孔が符号44で、該二
次加熱ガス−酸素混合気用の「集束した」孔が符号45
で示されている。
【0067】同じく図10では一次炎噴出用の膨張ノズ
ル孔は符号46で、溶射材進出用の孔は符号49で示さ
れている。
ル孔は符号46で、溶射材進出用の孔は符号49で示さ
れている。
【0068】図4に示した使用成分接続ブロック9は、
冷却水給送用接続通路1a、二次ガス用接続通路2a、
一次ガス用接続通路3a、溶射材供給用の接続通路4
a、一次加熱ガス用の接続通路5a、二次加熱ガス用の
接続通路6a及び冷却水戻し用の接続通路7aを有して
いる。前記の各接続通路1a〜7aは夫々使用成分接続
ブロック9内の対応した、つまり等媒質用の通路1b〜
7bに接続し、該通路1b〜7bはガンベース体12の
対応した通路1c〜7cと整合している。
冷却水給送用接続通路1a、二次ガス用接続通路2a、
一次ガス用接続通路3a、溶射材供給用の接続通路4
a、一次加熱ガス用の接続通路5a、二次加熱ガス用の
接続通路6a及び冷却水戻し用の接続通路7aを有して
いる。前記の各接続通路1a〜7aは夫々使用成分接続
ブロック9内の対応した、つまり等媒質用の通路1b〜
7bに接続し、該通路1b〜7bはガンベース体12の
対応した通路1c〜7cと整合している。
【0069】ただ一次ガス用の通路3bと一次加熱ガス
用の通路5bだけは、ガンベース体12内の通路3c,
5cに接続する前に、酸素分配室11もしくは可燃ガス
分配室10に開口している。使用成分接続ブロック9は
ガンベース体12に複数本のねじ8によってねじ締結さ
れ、かつ端面68ではOリング50によって気密にシー
ルされている。
用の通路5bだけは、ガンベース体12内の通路3c,
5cに接続する前に、酸素分配室11もしくは可燃ガス
分配室10に開口している。使用成分接続ブロック9は
ガンベース体12に複数本のねじ8によってねじ締結さ
れ、かつ端面68ではOリング50によって気密にシー
ルされている。
【0070】図5に示したガンベース体12は、すでに
前述したように、使用成分接続ブロック9の対応した等
媒質用の通路1b〜7bに合致した通路1c〜7cを有
している。
前述したように、使用成分接続ブロック9の対応した等
媒質用の通路1b〜7bに合致した通路1c〜7cを有
している。
【0071】ガンベース体12の二次ガス用通路2c及
び二次加熱ガス用通路6cはガス混合ブロック支持体1
4の等媒質の通路2d,6dに夫々通じているのに対し
て、一次ガス用通路3c及び一次加熱ガス用通路5cは
夫々インゼクターガス混合ブロック13の等媒質の通路
3d,5dに通じている。この場合、溶射材供給用の中
心通路4cはインゼクターガス混合ブロック13の通路
4dと整合している。冷却水給送用の通路1cは、イン
ナーねじスリーブ34とアウターねじスリーブ35との
間に形成される通路1dと連通する。この場合前記アウ
ターねじスリーブ35はその雄ねじ山85によってガン
ベース体12の雌ねじ山86に、また前記インナーねじ
スリーブ34はその雌ねじ山83によってガンベース体
12の雄ねじ山84に螺合されている。
び二次加熱ガス用通路6cはガス混合ブロック支持体1
4の等媒質の通路2d,6dに夫々通じているのに対し
て、一次ガス用通路3c及び一次加熱ガス用通路5cは
夫々インゼクターガス混合ブロック13の等媒質の通路
3d,5dに通じている。この場合、溶射材供給用の中
心通路4cはインゼクターガス混合ブロック13の通路
4dと整合している。冷却水給送用の通路1cは、イン
ナーねじスリーブ34とアウターねじスリーブ35との
間に形成される通路1dと連通する。この場合前記アウ
ターねじスリーブ35はその雄ねじ山85によってガン
ベース体12の雌ねじ山86に、また前記インナーねじ
スリーブ34はその雌ねじ山83によってガンベース体
12の雄ねじ山84に螺合されている。
【0072】冷却水戻し用の通路7cは、ガンベース体
12と圧着ねじ62との間に形成される通路7dと連通
する。
12と圧着ねじ62との間に形成される通路7dと連通
する。
【0073】図6に示したガス混合ブロック支持体14
は中心にインゼクターガス混合ブロック13を内蔵し、
かつ、すでに述べた二次ガス用通路2dと二次加熱ガス
用通路6dとを有し、両通路はガンベース体12の通路
2c,6cと整合している。
は中心にインゼクターガス混合ブロック13を内蔵し、
かつ、すでに述べた二次ガス用通路2dと二次加熱ガス
用通路6dとを有し、両通路はガンベース体12の通路
2c,6cと整合している。
【0074】ガス混合ブロック支持体14の端面71に
は二次加熱ガス用の半径方向環状溝18と二次ガス用の
半径方向環状溝60が設けられており、この場合通路2
dが前記半径方向環状溝60に、また通路6dが前記半
径方向環状溝18に開口している。前記の両半径方向環
状溝自体は、一次燃焼室ケーシング29の対応した等媒
質の半径方向環状溝20,21と夫々連通している。
は二次加熱ガス用の半径方向環状溝18と二次ガス用の
半径方向環状溝60が設けられており、この場合通路2
dが前記半径方向環状溝60に、また通路6dが前記半
径方向環状溝18に開口している。前記の両半径方向環
状溝自体は、一次燃焼室ケーシング29の対応した等媒
質の半径方向環状溝20,21と夫々連通している。
【0075】図7に示したガス混合ブロック支持体14
によって収容されたインゼクターガス混合ブロック13
は、すでに述べたようにガンベース体12の一次ガス用
通路3c、溶射材供給用通路4c及び一次加熱ガス用通
路5cと連通した、それぞれ等媒質の通路3d,4d及
び5dを有している。一次ガス用の通路3dは酸素分配
用の環状室56に通じ、該環状室からインゼクター圧力
ノズル孔58を経てインゼクターギャップ57aに通じ
ているのに対して、一次加熱ガス用の通路5dは一次加
熱ガス(可燃ガス)用の半径方向環状室57に通じ、そ
こから前記インゼクターギャップ57aに通じている。
次いで混合気はインゼクター混合ノズル孔59を通って
半径方向環状溝22aへ流動する。また溶射材用の中心
通路4dは端面65にまで達し、そこで中心孔体81の
中心通路49に移行している。
によって収容されたインゼクターガス混合ブロック13
は、すでに述べたようにガンベース体12の一次ガス用
通路3c、溶射材供給用通路4c及び一次加熱ガス用通
路5cと連通した、それぞれ等媒質の通路3d,4d及
び5dを有している。一次ガス用の通路3dは酸素分配
用の環状室56に通じ、該環状室からインゼクター圧力
ノズル孔58を経てインゼクターギャップ57aに通じ
ているのに対して、一次加熱ガス用の通路5dは一次加
熱ガス(可燃ガス)用の半径方向環状室57に通じ、そ
こから前記インゼクターギャップ57aに通じている。
次いで混合気はインゼクター混合ノズル孔59を通って
半径方向環状溝22aへ流動する。また溶射材用の中心
通路4dは端面65にまで達し、そこで中心孔体81の
中心通路49に移行している。
【0076】図8には、二次加熱ガス用の半径方向環状
溝20と二次加熱酸素用の半径方向環状溝21を有する
一次燃焼室ケーシング29並びに、該一次燃焼室ケーシ
ング内に内蔵されていて中心孔体81を有する内部部分
76が示されている。該図面から明かに判るように、一
次燃焼室ケーシング29は、二次ガス混合及び二次加熱
ガス混合も遂行する。これは次のようにして行われる。
すなわちインゼクターガス混合ブロック13から導かれ
てくる混合気はインゼクターガス混合孔47,48を通
って一次燃焼室28へ流入し、かつ、二次ガス成分と二
次加熱ガス成分がガス混合ブロック支持体14から別々
に一次燃焼室ケーシング29へ導かれ、かつそこで半径
方向環状溝25(インゼクターギャップ)で合流し、一
次燃焼室28を出て二次ガス混合気孔44,45を通っ
て二次膨張ノズル体39の二次燃焼室32内に導かれる
のである。
溝20と二次加熱酸素用の半径方向環状溝21を有する
一次燃焼室ケーシング29並びに、該一次燃焼室ケーシ
ング内に内蔵されていて中心孔体81を有する内部部分
76が示されている。該図面から明かに判るように、一
次燃焼室ケーシング29は、二次ガス混合及び二次加熱
ガス混合も遂行する。これは次のようにして行われる。
すなわちインゼクターガス混合ブロック13から導かれ
てくる混合気はインゼクターガス混合孔47,48を通
って一次燃焼室28へ流入し、かつ、二次ガス成分と二
次加熱ガス成分がガス混合ブロック支持体14から別々
に一次燃焼室ケーシング29へ導かれ、かつそこで半径
方向環状溝25(インゼクターギャップ)で合流し、一
次燃焼室28を出て二次ガス混合気孔44,45を通っ
て二次膨張ノズル体39の二次燃焼室32内に導かれる
のである。
【0077】図11乃至図13に基づいてアセチレン−
酸素炎の圧倒的に優位な特性を次に説明する。
酸素炎の圧倒的に優位な特性を次に説明する。
【0078】図11は、可燃ガス量/酸素量を関数とす
る可燃ガス−酸素混合気の火炎温度線図、図12は、可
燃ガス量/酸素量を関数とする可燃ガス−酸素混合気の
一次炎効率線図、図13は、可燃ガス量/酸素量を関数
とする可燃ガス−酸素混合気の着火速度線図である。こ
れらの線図から一目瞭然のように、アセチレン−酸素混
合気炎は、その他の可燃ガス−酸素混合気によっては決
して得ることのできないような、格別顕著な特性を有し
ている。この理由からアセチレン−酸素炎が、高溶融性
溶射材を熱的に溶射するのに適しかつ理想的でもある。
る可燃ガス−酸素混合気の火炎温度線図、図12は、可
燃ガス量/酸素量を関数とする可燃ガス−酸素混合気の
一次炎効率線図、図13は、可燃ガス量/酸素量を関数
とする可燃ガス−酸素混合気の着火速度線図である。こ
れらの線図から一目瞭然のように、アセチレン−酸素混
合気炎は、その他の可燃ガス−酸素混合気によっては決
して得ることのできないような、格別顕著な特性を有し
ている。この理由からアセチレン−酸素炎が、高溶融性
溶射材を熱的に溶射するのに適しかつ理想的でもある。
【0079】アセチレン−酸素炎の圧倒的な優位性を証
明するために図11ではアセチレンの特性曲線を、2
1.5〜22.5% アセチレン、71.5〜73.5
% エチレン及び5.0〜 6.0% プロピレンを組成
とするTRG103による混合気I、メチル−アセチレ
ンを含む混合気、並びにメタン、プロピレン及びプロパ
ンの特性曲線に対比して示した。
明するために図11ではアセチレンの特性曲線を、2
1.5〜22.5% アセチレン、71.5〜73.5
% エチレン及び5.0〜 6.0% プロピレンを組成
とするTRG103による混合気I、メチル−アセチレ
ンを含む混合気、並びにメタン、プロピレン及びプロパ
ンの特性曲線に対比して示した。
【0080】図12及び図13の線図においても同等の
対比が示されている。
対比が示されている。
【0081】なお念のために粉末及び粉末搬送ガスの供
給に関して図1乃至図8に基づいて以下に説明する。
給に関して図1乃至図8に基づいて以下に説明する。
【0082】標準例では粉末及び粉末搬送ガスは室温で
溶射材用供給通路4に供給される。特殊例では、特に高
溶融性金属質又は酸化セラミック質の粉末状溶射材を溶
射する場合には、予熱された粉末搬送ガス(例えばアル
ゴン、窒素その他のガス)及び予熱された粉末を供給す
ることも可能である。この可能態様を主として使用する
場合には、図1乃至図8に示した図示とは異なって接続
通路4aは水冷作用を有するように構成される(冷却水
給送と冷却水戻し)。常温式または予熱式の粉末と粉末
搬送ガスとの混合物は中心通路4を通って導かれ一次燃
焼室28において孔49から流出する。
溶射材用供給通路4に供給される。特殊例では、特に高
溶融性金属質又は酸化セラミック質の粉末状溶射材を溶
射する場合には、予熱された粉末搬送ガス(例えばアル
ゴン、窒素その他のガス)及び予熱された粉末を供給す
ることも可能である。この可能態様を主として使用する
場合には、図1乃至図8に示した図示とは異なって接続
通路4aは水冷作用を有するように構成される(冷却水
給送と冷却水戻し)。常温式または予熱式の粉末と粉末
搬送ガスとの混合物は中心通路4を通って導かれ一次燃
焼室28において孔49から流出する。
【0083】予熱されない粉末搬送ガス混合物は高速度
炎によって溶融開始され、かつ運動エネルギーでもって
二次燃焼室を通って導かれ、被覆する二次加熱炎(アセ
チレン/酸素炎)によって後溶融され、付加的に加速さ
れて水冷式膨張ノズル孔38を通って導かれ、かつ、膨
張ノズル噴出孔43から最適の溶融状態でか又は溶融可
塑状態で二次高速度炎と共に音速の数倍の速度で噴出す
る。
炎によって溶融開始され、かつ運動エネルギーでもって
二次燃焼室を通って導かれ、被覆する二次加熱炎(アセ
チレン/酸素炎)によって後溶融され、付加的に加速さ
れて水冷式膨張ノズル孔38を通って導かれ、かつ、膨
張ノズル噴出孔43から最適の溶融状態でか又は溶融可
塑状態で二次高速度炎と共に音速の数倍の速度で噴出す
る。
【0084】予熱されたフレーム溶射粉末及び予熱され
た粉末搬送ガスを供給通路4で溶射ガンに供給する場合
(予熱温度は50℃〜800℃)、予熱された溶射材
は、粉末粒子が一次燃焼室を通って導かれて一次加熱炎
によって二次燃焼室に到達した時にはすでに良好に溶融
開始された状態にあり、該二次燃焼室で前記粉末粒子は
さらに溶融され、付加的に加速され、膨張ノズル孔から
最高可能速度で二次高速度炎と共に噴出する。粉末式溶
射材及び粉末搬送ガスを、一次燃焼室への供給前に50
℃〜800℃に予熱することは常温供給に対比して若干
の利点を有している。この利点として例えば、粉末粒子
と一次炎の加熱出力との間の温度差が僅かであることが
挙げられる。これによって火炎中における粉末の滞在時
間が等しい場合、該粉末は、常温で導入される場合より
も、遥かに良好に溶融されることになる。また例えば、
予熱された粉末搬送ガスは、常温で供給される粉末搬送
ガスよりも一次炎及び二次炎を冷却することが少ないの
で有利である。この結果、火炎加熱効率及び火炎速度が
一層高くなる。
た粉末搬送ガスを供給通路4で溶射ガンに供給する場合
(予熱温度は50℃〜800℃)、予熱された溶射材
は、粉末粒子が一次燃焼室を通って導かれて一次加熱炎
によって二次燃焼室に到達した時にはすでに良好に溶融
開始された状態にあり、該二次燃焼室で前記粉末粒子は
さらに溶融され、付加的に加速され、膨張ノズル孔から
最高可能速度で二次高速度炎と共に噴出する。粉末式溶
射材及び粉末搬送ガスを、一次燃焼室への供給前に50
℃〜800℃に予熱することは常温供給に対比して若干
の利点を有している。この利点として例えば、粉末粒子
と一次炎の加熱出力との間の温度差が僅かであることが
挙げられる。これによって火炎中における粉末の滞在時
間が等しい場合、該粉末は、常温で導入される場合より
も、遥かに良好に溶融されることになる。また例えば、
予熱された粉末搬送ガスは、常温で供給される粉末搬送
ガスよりも一次炎及び二次炎を冷却することが少ないの
で有利である。この結果、火炎加熱効率及び火炎速度が
一層高くなる。
【0085】また接続通路4aから線式溶射材を中心の
供給通路4を介して一次燃焼室内に装入して溶融するこ
とも可能である。線式溶射材の送りは、連続的な溶射材
処理を行い得るように、融点及び線材直径に関連して制
御される。
供給通路4を介して一次燃焼室内に装入して溶融するこ
とも可能である。線式溶射材の送りは、連続的な溶射材
処理を行い得るように、融点及び線材直径に関連して制
御される。
【0086】図14には本発明の別の変化実施例が示さ
れている。本実施例における機能上の実質的な相違点
は、一次ガス混合をインゼクターガス混合ブロック13
で、要するに中間部材において行う図1に示した実施例
に対比して、この場合は一次加熱ガス混合(可燃ガスと
酸素との混合)を一次燃焼室28の直ぐ近くで、要する
に中間部材なしにインゼクター原理に基づいてガス混合
ブロック13a内で直接行う点にある。図1に示した実
施例においてその他の装置エレメント及び方法手段に関
して行った説明は、図14に示した変化実施態様の適合
を考慮すれば、この場合も当然該当しており、従って図
14の変化実施例も概括的な発明の思想に従属するもの
であるので、機能上の説明はここでは割愛する。
れている。本実施例における機能上の実質的な相違点
は、一次ガス混合をインゼクターガス混合ブロック13
で、要するに中間部材において行う図1に示した実施例
に対比して、この場合は一次加熱ガス混合(可燃ガスと
酸素との混合)を一次燃焼室28の直ぐ近くで、要する
に中間部材なしにインゼクター原理に基づいてガス混合
ブロック13a内で直接行う点にある。図1に示した実
施例においてその他の装置エレメント及び方法手段に関
して行った説明は、図14に示した変化実施態様の適合
を考慮すれば、この場合も当然該当しており、従って図
14の変化実施例も概括的な発明の思想に従属するもの
であるので、機能上の説明はここでは割愛する。
【0087】本発明の方法を実施する装置は、任意の高
溶融性線式又は粉末式溶射材で表面被覆する全ガス型高
速度溶射ガン又は溶射バーナーとして構成することがで
き、しかも該全ガス型高速度溶射ガンまたは溶射バーナ
ーは例えば、アセチレンと酸素とによる稼働を問題なく
可能にする。
溶融性線式又は粉末式溶射材で表面被覆する全ガス型高
速度溶射ガン又は溶射バーナーとして構成することがで
き、しかも該全ガス型高速度溶射ガンまたは溶射バーナ
ーは例えば、アセチレンと酸素とによる稼働を問題なく
可能にする。
【図1】本発明による溶射装置の断面図である。
【図2】図1に示した一次系の拡大断面図である。
【図3】図1に示した二次系の拡大断面図である。
【図4】使用成分接続ブロックの拡大図である。
【図5】ガンベース体の拡大断面図である。
【図6】ガス混合ブロックの拡大断面図である。
【図7】インゼクターガス混合ブロックの拡大断面図で
ある。
ある。
【図8】一次燃焼室ケーシングの拡大断面図である。
【図9】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図10】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図11】可燃ガス/酸素混合気の火炎温度特性線図で
ある。
ある。
【図12】可燃ガス/酸素混合気の一次炎効率特性線図
である。
である。
【図13】可燃ガス/酸素混合気の着火速度特性線図で
ある。
ある。
【図14】本発明による溶射装置の1変化実施例の断面
図である。
図である。
1 冷却水給送通路、 2 二次ガス通路、 3
一次ガス通路、 4溶射材用の供給通路、 5 一
次加熱ガス通路、 6 二次加熱ガス通路、 7
冷却水戻し通路、 8 工具嵌合溝付きヘッドを有す
るねじ、9 使用成分接続ブロック、 10 可燃
ガス分配室(一次ガス)、 11酸素分配室(一次ガ
ス)、 12 ガンベース体、 13 一次ガス用
のインゼクターガス混合ブロック、 14 二次ガス
用のガス混合ブロック支持体、 15 Oリング、
18 二次ガス用の半径方向環状溝、 19Oリン
グ、 20 二次ガス用の半径方向環状溝、 21
二次加熱酸素用の半径方向環状溝、 22 可燃ガ
ス−酸素−一次ガス用の半径方向環状溝、 22a
半径方向環状溝、 23 二次加熱酸素用の孔、 2
4 インゼクター圧力ノズル孔、 25 二次加熱
ガス用の半径方向環状溝(インゼクターギャップ)、
26 二次ガスと酸素混合用の孔、 28 一次燃
焼室、 29 一次燃焼室ケーシング、 30 一
次膨張ノズル孔、 31二次燃焼室ケーシング、 32
二次燃焼室、 33 冷却水戻し用の環状室、
34 インナーねじスリーブ、、 35 アウター
ねじスリーブ、36 冷却水給送用の環状室、 37
冷却水戻し用の環状室、 38膨張ノズル孔、 3
9 二次膨張ノズル体、 40 冷却水用の半径方
向孔、 41,42 Oリング、 43 膨張ノズ
ル噴出孔、 44,45二次ガス混合気孔、 46
一次炎出口膨張ノズル孔、 47,48 一次ガス混
合気用のインゼクターガス混合孔、 49 溶射材用
の孔、 50Oリング、 56 酸素分配用の環状
室、 57 一次加熱ガス(可燃ガス)用の半径方向
環状室、 57a インゼクターギャップ、 58
インゼクター圧力ノズル孔、 59 インゼクター
混合ノズル孔、 60 二次ガス用の半径方向環状
溝、 62 圧着ねじ、 63 二次酸素用の半径
方向溝、 64 一次加熱炎、 65 高速度炎、
68,71,75 端面、 76 中心孔用の内
部部分、 77,78 端面、 79 二次加熱ガ
ス用の孔、 80 キャップ状スリーブ部分、 8
1,82 中心孔体、 83 雌ねじ山、 84,
85 雄ねじ山、 86 雌ねじ山
一次ガス通路、 4溶射材用の供給通路、 5 一
次加熱ガス通路、 6 二次加熱ガス通路、 7
冷却水戻し通路、 8 工具嵌合溝付きヘッドを有す
るねじ、9 使用成分接続ブロック、 10 可燃
ガス分配室(一次ガス)、 11酸素分配室(一次ガ
ス)、 12 ガンベース体、 13 一次ガス用
のインゼクターガス混合ブロック、 14 二次ガス
用のガス混合ブロック支持体、 15 Oリング、
18 二次ガス用の半径方向環状溝、 19Oリン
グ、 20 二次ガス用の半径方向環状溝、 21
二次加熱酸素用の半径方向環状溝、 22 可燃ガ
ス−酸素−一次ガス用の半径方向環状溝、 22a
半径方向環状溝、 23 二次加熱酸素用の孔、 2
4 インゼクター圧力ノズル孔、 25 二次加熱
ガス用の半径方向環状溝(インゼクターギャップ)、
26 二次ガスと酸素混合用の孔、 28 一次燃
焼室、 29 一次燃焼室ケーシング、 30 一
次膨張ノズル孔、 31二次燃焼室ケーシング、 32
二次燃焼室、 33 冷却水戻し用の環状室、
34 インナーねじスリーブ、、 35 アウター
ねじスリーブ、36 冷却水給送用の環状室、 37
冷却水戻し用の環状室、 38膨張ノズル孔、 3
9 二次膨張ノズル体、 40 冷却水用の半径方
向孔、 41,42 Oリング、 43 膨張ノズ
ル噴出孔、 44,45二次ガス混合気孔、 46
一次炎出口膨張ノズル孔、 47,48 一次ガス混
合気用のインゼクターガス混合孔、 49 溶射材用
の孔、 50Oリング、 56 酸素分配用の環状
室、 57 一次加熱ガス(可燃ガス)用の半径方向
環状室、 57a インゼクターギャップ、 58
インゼクター圧力ノズル孔、 59 インゼクター
混合ノズル孔、 60 二次ガス用の半径方向環状
溝、 62 圧着ねじ、 63 二次酸素用の半径
方向溝、 64 一次加熱炎、 65 高速度炎、
68,71,75 端面、 76 中心孔用の内
部部分、 77,78 端面、 79 二次加熱ガ
ス用の孔、 80 キャップ状スリーブ部分、 8
1,82 中心孔体、 83 雌ねじ山、 84,
85 雄ねじ山、 86 雌ねじ山
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルヴィン ディーター ヒューネ ドイツ連邦共和国 シャルシュタット シ ョイヤーレヴェーク 14
Claims (30)
- 【請求項1】 互いに無関係に動作する少なくとも2つ
のガス混合系を用いて、一次燃焼室(28)内に装入さ
れた線式又は粉末式溶射材を、供給通路(4)を中心と
して同心的に配置された一次加熱炎(64)によって溶
融し、発生する一次高速度炎(65)によって加速し、
一次膨張ノズル孔(30)を通して後置の二次燃焼室
(32)内へ導入し、しかも溶融可塑状態の溶射材を連
行しつつ該二次燃焼室(32)を通って超音速で通流す
る前記一次高速度炎(65)を、前記二次燃焼室(3
2)に同心的に拡張して後置されていて軸方向に延在し
た水冷式の二次膨張ノズル本体(39)又は二次膨張ノ
ズル孔(38)内へ流入させ、こうして半径方向・軸方
向にかつ/又は集束するように配置されて前記二次燃焼
室(32)へ開口する二次燃焼ガス−酸素通路(44,
45)の範囲において負圧ゾーンを生ぜしめて低い流入
圧力による加熱ガス混合気供給を可能にし、しかも二次
燃焼室(32)内では半径方向・軸方向で前記一次高速
度炎(65)をめぐって加熱ガス混合気を着火・膨張さ
せ、かつその高い火炎温度と極限的な着火・燃焼速度と
に基いて溶射材残分の溶融と溶射材の付加的な加速のた
めに該加熱ガス混合気を援用することを特徴とする、表
面被覆用の高溶融性線式及び粉末式溶射材を高速度フレ
ーム溶射する方法。 - 【請求項2】 インゼクターガス混合ブロック(13)
として構成された中間部材内で一次ガス混合を行う、請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】 二次ガス用の混合ブロックとして構成さ
れた一次燃焼室ケーシング(29)内で二次ガス混合を
行う、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 一次燃焼室(28)の直ぐ近くで一次加
熱ガス混合をインゼクター原理に基づいてガス混合ブロ
ック(13a)内で直接行う、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 二次インゼクタガス混合ブロック内に一
次燃焼室及び/又は膨張ノズルを組み込む、請求項1か
ら4までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 粉末状の溶射材及び粉末搬送ガスを室温
で供給する、請求項1から5までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項7】 粉末状の溶射材及び/又は粉末搬送ガス
を予熱して供給する、請求項1から6までのいずれか1
項記載の方法。 - 【請求項8】 溶射材及び/又は粉末搬送ガス用の接続
通路を水冷する、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 常温の、或いは予熱された溶射材を一次
燃焼室通走時に溶融開始し、一次加熱炎によって二次燃
焼室を通走させて溶融しかつ加速し、膨張ノズル孔から
二次炎と一緒に噴出する、請求項1から8までのいずれ
か1項記載の方法。 - 【請求項10】 溶射ガンとして構成された請求項1記
載の高速度フレーム溶射法を実施する装置であって、溶
射ガンがガンベース体(12)、分配室(10,11)
を有する使用成分接続ブロック(9)、インゼクターガ
ス混合ブロック(13)並びに溶射材用の中央孔(4)
及び冷却装置から成っている形式の高速度フレーム溶射
装置において、使用成分接続ブロック(9)を起点とし
て二次ガス通路(2)、二次加熱ガス通路(6)、一次
ガス通路(3)及び一次加熱ガス通路(5)が夫々別々
に一次燃焼室(28)又は二次燃焼室(32)に通じて
おり、しかも溶射材用の供給通路(4)が前記一次ガス
通路(3)及び一次加熱ガス通路(5)によって囲まれ
て一次燃焼室(28)に開口し、かつ前記二次ガス通路
(2)及び二次加熱ガス通路(6)が前記一次燃焼室
(28)を超えて膨張ノズル(39)の方に向かって導
かれて前記二次燃焼室(32)に開口していることを特
徴とする、表面被覆用の高溶融性線式及び粉末式溶射材
を高速度フレーム溶射する装置。 - 【請求項11】 使用成分接続ブロック(9)、ガンベ
ース体(12)、ガス混合ブロック支持体(14)、イ
ンゼクターガス混合ブロック(13)、内部部分(7
6)又は中心孔体(81)を有する一次燃焼室ケーシン
グ(29)、圧着ねじ(62)及びキャップ状スリーブ
部分(80)、並びに二次膨張ノズル体(39)、イン
ナーねじスリーブ(34)及びアウターねじスリーブ
(35)から成っている、請求項10記載の装置。 - 【請求項12】 使用成分接続ブロック(9)が少なく
とも夫々1つの冷却水取入れ用の接続通路(1a)、二
次ガス用接続通路(2a)、一次ガス用接続通路(3
a)、粉末式及び/又は線式溶射材用接続通路(4
a)、一次加熱ガス接続通路(5a)、二次加熱ガス接
続通路(6a)並びに冷却水戻し用接続通路(7a)を
有し、前記の各通路が前記使用成分接続ブロック(9)
の端面(68)又は該端面に配設された分配室(10,
11)に至るまで所属の通路(1b,2b,3b,4
b,5b,6b,7b)を形成して連通している、請求
項11記載の装置。 - 【請求項13】 使用成分接続ブロック(9)の通路
(1b〜7b)もしくは分配室(10,11)が、該使
用成分接続ブロック(9)に接続しているガンベース体
(12)の等媒質用通路(1c,2c,3c,4c,5
c,6c,7c)と連通している、請求項10から12
までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項14】 ガンベース体(12)が少なくとも部
分的に、二次ガス用のガス混合ブロック支持体(14)
を囲んで収容しており、該ガス混合ブロック支持体(1
4)内には一次ガス用のインゼクターガス混合ブロック
(13)が配置されている、請求項10から13までの
いずれか1項記載の装置。 - 【請求項15】 ガンベース体(12)が、使用成分接
続ブロック(9)の通路(1b〜7b)、又は該使用成
分接続ブロックの端面(68)に配設された環状通路
(10,11)と連通する通路(1c〜7c)を有して
いる、請求項10から14までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項16】 ガンベース体(12)の通路(1c)
が、インナーねじスリーブ(34)とアウターねじスリ
ーブ(35)との間の冷却水給送通路(1d)に開口
し、冷却水戻し用の通路(7c)が、ガンベース体(1
2)と圧着ねじ(62)との間に形成された冷却水戻し
通路(7b)と連通している、請求項10から15まで
のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項17】 ガス混合ブロック支持体(14)の内
部を、夫々少なくとも1つの二次ガス通路(2d)と二
次加熱ガス通路(6d)が貫通して延びておりかつ一方
の側ではガンベース体(12)の等媒質用通路(2c,
6c,)に夫々連通し、また一次燃焼室(28)寄り端
面(71)では、該端面に配設された二次加熱ガス用及
び二次ガス用の半径方向環状溝(18,60))に通じ
ている、請求項10から16までのいずれか1項記載の
装置。 - 【請求項18】 一次ガス用のインゼクターガス混合ブ
ロック(13)が少なくとも夫々1つの一次加熱ガス通
路(5d)及び一次ガス通路(3d)並びに溶射材用の
中心孔(4d)を有し、前記の各通路(3d,4d,5
d)が一方の側ではガンベース体(12)の等媒質用通
路(3c,4c,5c)と連通しており、かつ、前記一
次加熱ガス通路(5d)は、ガス混合ブロック支持体
(14)とインゼクターガス混合ブロック(13)との
間の半径方向環状室(57)に、また一次ガス通路(3
d)は酸素分配用の環状室(56)に開口しているのに
対して、溶射材用の中心孔(4d)はインゼクターガス
混合ブロック(13)の端面(75)まで及んでおりか
つ前記酸素分配用の環状室(56)から複数のインゼク
ター圧力ノズル孔(58)を経てインゼクターギャップ
(57a)に導かれており、かつそこから複数のインゼ
クター混合ノズル孔(59)が1つの半径方向環状溝
(22a)に通じている、請求項10から17までのい
ずれか1項記載の装置。 - 【請求項19】 インゼクターガス混合ブロック(1
3)には二次膨張ノズル体(39)の方向で一次燃焼室
ケーシング(29)が接続しており、該一次燃焼室ケー
シングが、一次ガス混合気用の複数のインゼクターガス
混合孔(47,48)並びに溶射材用の中心孔(49)
を内設した少なくとも1つの内部部分(76)を有して
いる、請求項10から18までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項20】 複数のインゼクターガス混合孔(4
7,48)が軸方向にかつ/又は集束するように内部部
分(76)内に配設されている、請求項10から19ま
でのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項21】 インゼクターガス混合ブロック(1
3)寄りの、内部部分(76)の端面(77)に、可燃
ガス−酸素−一次ガス用の半径方向環状溝(22)が配
置されており、該半径方向環状溝がインゼクターガス混
合ブロック(13)の半径方向環状溝(22a)に連通
し、また溶射材用の中心孔(49)がインゼクターガス
混合ブロック(13)の中心孔(4d)に連通してい
る、請求項10から20までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項22】 一次燃焼室ケーシング(29)がガス
混合ブロック支持体(14)寄りの端面(78)に二次
加熱ガス用の半径方向環状溝(20)と二次加熱酸素用
の半径方向環状溝(21)を夫々1つ有しており、前記
の両半径方向環状溝がガス混合ブロック支持体(14)
の等媒質用の半径方向環状溝(18,60)と連通して
いる、請求項10から21までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項23】 二次ガス用の半径方向環状溝(20)
及び二次加熱酸素用の半径方向環状溝(21)から夫々
対応した通路(23,79)が延びており、該通路がイ
ンゼクターギャップを形成する1つの半径方向環状溝
(25)において合流しており、この場合、通路(7
9)は前記半径方向環状溝(25)に直接に開口し、ま
た通路(23)はインゼクター圧力ノズル孔(24)を
介して前記半径方向環状溝(25)に開口している、請
求項10から22までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項24】 二次加熱ガス用の通路(79)が少な
くとも部分的には、一次燃焼室ケーシング(29)とキ
ャップ状スリーブ部分(80)との間のギャップによっ
て形成されている、請求項10から23までのいずれか
1項記載の装置。 - 【請求項25】 半径方向環状溝(25)を起点として
軸方向に延びて集束する複数の二次ガス混合気孔(4
4,45)が二次燃焼室(23)に通じている、請求項
10から24までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項26】 二次ガス混合気孔(44,45)が一
次燃焼室(28)を超えて導かれている、請求項10か
ら25までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項27】 二次燃焼室(32)には二次膨張ノズ
ル体(39)が接続している、請求項10から26まで
のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項28】 冷却水給送通路(1)が使用成分接続
ブロック(9)の接続通路(1a)を起点としてガンベ
ース体(12)を通りインナーねじスリーブ(34)と
アウターねじスリーブ(35)との間を経て膨張ノズル
噴出孔(43)の半径方向孔(40)まで延び、次いで
冷却水戻し通路へ移行し、その場合冷却水通路が二次膨
張ノズル体(39)とインナーねじスリーブ(34)と
の間に延在しかつ冷却水戻し用の環状室(33)へ移行
し、そこから冷却水通路(7d)が使用成分接続ブロッ
ク(9)の冷却水戻し用の接続通路(7a)に達してい
る、請求項10から27までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項29】 一次燃焼室ケーシング(29)が二次
インゼクターガス混合ブロックとして構成されている、
請求項10から28までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項30】 一次燃焼室ケーシング(29)の一次
燃焼室(28)が一次膨張ノズル孔(30)を有してい
る、請求項29記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4016412.8 | 1990-05-22 | ||
| DE4016412A DE4016412A1 (de) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | Verfahren und vorrichtung zum hochgeschwindigkeitsflammspritzen von hochschmelzenden draht- und pulverfoermigen zusatzwerkstoffen zum beschichten von oberflaechen |
Publications (1)
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|---|---|
| JPH07102358A true JPH07102358A (ja) | 1995-04-18 |
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| JP3115758A Pending JPH07102358A (ja) | 1990-05-22 | 1991-05-21 | 表面被覆用の高溶融性線式及び粉末式溶射材を高速度フレーム溶射する方法と装置 |
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| JP (1) | JPH07102358A (ja) |
| AT (1) | ATE105596T1 (ja) |
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| DE (2) | DE4016412A1 (ja) |
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- 1990-05-22 DE DE4016412A patent/DE4016412A1/de active Granted
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- 1991-03-05 AT AT9191103273T patent/ATE105596T1/de active
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- 1991-03-05 DE DE59101597T patent/DE59101597D1/de not_active Expired - Fee Related
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- 1991-05-22 CA CA002043024A patent/CA2043024A1/en not_active Abandoned
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