JPH071023A - 板材の誘導加熱方法 - Google Patents

板材の誘導加熱方法

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JPH071023A
JPH071023A JP16736393A JP16736393A JPH071023A JP H071023 A JPH071023 A JP H071023A JP 16736393 A JP16736393 A JP 16736393A JP 16736393 A JP16736393 A JP 16736393A JP H071023 A JPH071023 A JP H071023A
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Yoshiaki Mito
良紀 三登
Kazunori Nagai
一則 永井
Kanji Hayashi
寛治 林
Kiyoshi Izumi
清 和泉
Kazuya Tsurusaki
一也 鶴崎
Hideyuki Nikaido
英幸 二階堂
Takeshi Hirabayashi
毅 平林
Hirosuke Yamada
博右 山田
Toshiaki Amagasa
敏明 天笠
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱間圧延板材の両エッジ部、先後端の接合部
等をインダクタによって誘導加熱する方法に関するもの
で、板材の誘導加熱に使用する電力を大幅に節減するこ
とを目的としている。 【構成】 進行する板材2の両エッジ部にインダクタ4
がそれぞれ配設され、そのC字状開口部と板材2の隙間
に填隙板6が挿着される。填隙板6は磁気抵抗の小さい
材質でかつ鉄損の少ない構造で板厚t6 に形成したもの
を使用する。インダクタ4に高周波電流を印加して板材
2の両エッジ部をインダクタ4のC字状開口部を通過さ
せ、板材2の両エッジ部の板厚方向に渦電流を貫通させ
ると磁束は填隙板6の存在する領域を集中的に通過し、
その広がりを小さくして板材の目的とする部分だけを効
果的に誘導加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱間圧延板材の両エッジ
部、先後端の接合部等をインダクタによって誘導加熱す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来板材を板厚方向に貫通する磁束によ
って渦電流を誘起して加熱する誘導加熱方法は熱間圧延
板材のエッジヒータ、加熱接合装置等に広く応用されて
いる。
【0003】図3はこのような誘導加熱方法をエッジヒ
ータに利用した例を示すものであり、板材1の両エッジ
部に配設された1対のインダクタ4の略C字型開口部
は、板材1との衝突を避けるため、許容最大板厚t1
板材1の下面及び上面と最小限隙間g1 をそれぞれ形成
するように成形されている。
【0004】そしてこのインダクタ4の略C字型開口部
に板材1を通過させながら板材1の板厚方向に磁束を貫
通させ、渦電流を誘起して誘導加熱し、板材1の両エッ
ジ部の冷却を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の板
材両エッジ部の誘導加熱方法におけるインダクタ4の略
C字型開口部の上部と下部との間隔t1 +2g1 は一定
である。
【0006】ところが、このインダクタ4は種々の板厚
の板材に対応する必要があり、例えば2点鎖線で示すよ
うな板厚t2 の板材2を誘導加熱する場合、板材2の板
厚t2 が小さくなるとその隙間g2 は大きくなる。
【0007】この隙間g2 が大きいと(空間が長い
と)、磁束が広がって板材2の不必要に広い範囲を加熱
して加熱効率が低下し、空間の空気磁気抵抗が大きいた
め電力のロスが大きくなる不具合が生ずる。
【0008】本発明は、このような従来技術の不具合点
を解決するために提案されたもので、板材とインダクタ
との隙間が大きくなっても磁束の広がりを少なくし、磁
気抵抗を小さくする誘導加熱方法を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明の板材の誘導加熱方法は、板材を略
C字型インダクタの開口部を通過させまたはこの開口部
に停止させ、この開口部間に板材の板厚方向に貫通する
磁束を印加して板材に渦電流を発生させることによって
誘導加熱する方法において、前記板材と前記開口部との
隙間が最小限隙間よりも大きい場合に前記板材と前記開
口部との隙間に磁気抵抗の小さい材質であってかつ鉄損
の少ない構造の填隙板を挿着し、この填隙板と前記板材
とに最小限隙間を形成して磁束の広がり及びこの隙間の
空気磁気抵抗を小さくすることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記のように構成した本発明の板材の誘導加熱
方法では、略C字型インダクタの開口部を通過する板材
の板厚が最大許容値未満の板材を誘導加熱するときは前
記隙間の増大値に相当する厚さの填隙板を前記開口部の
板材と対向する部分に挿着し、この填隙板と板材とが最
小限隙間を形成するように調整する。
【0011】そしてインダクタに高周波電流を印加通電
して板材の両エッジ部をインダクタの略C字状開口部を
通過させ板材の両エッジ部の板厚方向に渦電流を貫通さ
せると、磁束は填隙板の存在する領域を集中的に通過
し、その広がりを小さくして板材の目的とする部分だけ
を効果的に誘導加熱し、磁束通路の空気磁気抵抗を小さ
くする。
【0012】その結果板材の誘導加熱に使用する電力を
大幅に節減することができる。
【0013】
【実施例】以下図面により本発明の1実施例について説
明する。図1は本発明の一実施例である、誘導加熱装置
をエッジヒータに利用した例を示す正面図、図2は図1
のII−II断面図である。
【0014】図1及び図2において、4はインダクタで
あり、進行する板材2の両エッジ部に配設され、そのそ
れぞれの略C字状開口部の上部のライン方向両側面に
は、上面に傾斜部を成形した支持板5が固設されてい
る。
【0015】板材2の板厚t2 は従来方法を示した図3
における2点鎖線で示す小さい板厚に相当するものであ
る。
【0016】6は磁性抵抗が小さくて鉄損の少ない構造
である、例えば硅素鋼板を積層した板厚t6 の填隙板で
あり、板材2とその両エッジ部に配設したインダクタ4
の略C字形状開口部との隙間に挿着され、その両側面に
は前記支持板5の傾斜部と係合する傾斜部を設けたフッ
ク7が固設されている。
【0017】次に、本装置の作用について説明する。図
1及び図2に示すように、各々のフック7を板材幅方向
中央側から双方の支持板5と係合させながら各々の填隙
板6を双方のインダクタ4の略C字状開口部の上部にそ
れぞれ装着し、板厚t2 の板材2の上面との最小限隙間
1 を形成する。
【0018】そして、インダクタ4に高周波電流を印加
通電して板材2の両エッジ部をインダクタ4の略C字状
開口部を通過させ、板材2の両エッジ部の板厚方向に渦
電流を貫通させ、磁束を填隙板6を集中的に通過させる
ことによってその広がりを小さくして板材2の目的とす
る部分だけを効果的に誘導加熱し、最小限隙間g1 を形
成することによって磁束通路の空気磁気抵抗を小さく
し、使用電力のロスを小さくする。
【0019】なお、本発明は前述した実施例に限定され
るものでなく、熱間圧延板の接合部をインダクタ4の略
C字状開口部で停止して先行板材及び後行板材の接触部
を誘導加熱及び加圧して接合する方法にも適用でき、そ
れらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明の板材の誘導加
熱方法によれば、板材とインダクタ開口部との隙間が最
小限隙間よりも大きい場合に板材と前記開口部との隙間
に磁気抵抗の小さい材質であってかつ鉄損の少ない構造
の填隙板を挿着し、この填隙板と板材との隙間を最小限
に形成することにより、磁束を填隙板の存在する領域に
集中的に通過させることができるのでその広がりを防止
して板材の目的とする部分だけを効果的に誘導加熱する
ことが可能になり、磁束が通過する空間が短くなるので
磁束通路の空気磁気抵抗を小さくすることができる。従
って、板材の誘導加熱に使用する電力を大幅に節減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、誘導加熱装置をエッ
ジヒータに利用した例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】従来の板材加熱方法を示す正面図である。
【符号の説明】
1,2 板材 4 インダクタ 6 填隙材 g1 最小限隙間 g2 板材2による隙間 t1 許容最大板厚 t2 板材2の板厚 t6 填隙材6の板厚
フロントページの続き (72)発明者 永井 一則 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 林 寛治 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 和泉 清 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 鶴崎 一也 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 二階堂 英幸 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 平林 毅 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 山田 博右 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 天笠 敏明 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を略C字型インダクタの開口部を通
    過させまたはこの開口部に停止させ、この開口部間に板
    材の板厚方向に貫通する磁束を印加して板材に渦電流を
    発生させることによって誘導加熱する方法において、前
    記板材と前記開口部との隙間が最小限隙間よりも大きい
    場合に前記板材と前記開口部との隙間に磁気抵抗の小さ
    い材質であってかつ鉄損の少ない構造の填隙板を挿着
    し、この填隙板と前記板材とに最小限隙間を形成して磁
    束の広がり及びこの隙間の空気磁気抵抗を小さくするこ
    とを特徴とする板材の誘導加熱方法。
JP16736393A 1993-06-15 1993-06-15 板材の誘導加熱方法 Expired - Fee Related JP2871399B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8461496B2 (en) 2009-04-21 2013-06-11 Samsung Sdi Co., Ltd. Induction heating device for battery electrode

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8461496B2 (en) 2009-04-21 2013-06-11 Samsung Sdi Co., Ltd. Induction heating device for battery electrode

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