JPH07102472B2 - 極薄物部材と真空接手との気密溶接方法 - Google Patents
極薄物部材と真空接手との気密溶接方法Info
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- JPH07102472B2 JPH07102472B2 JP108587A JP108587A JPH07102472B2 JP H07102472 B2 JPH07102472 B2 JP H07102472B2 JP 108587 A JP108587 A JP 108587A JP 108587 A JP108587 A JP 108587A JP H07102472 B2 JPH07102472 B2 JP H07102472B2
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- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明の主として真空機器部品の製造に適用される極薄
物部材と真空接手とを気密に溶接する方法に関する。
物部材と真空接手とを気密に溶接する方法に関する。
(従来の技術) 従来、真空機器例えば原子吸光式モニタの部品として、
厚さ0.17mmで直径3/8インチのパイプ状の極薄物部材を
真空接手へ接合することが行なわれているが、この場
合、該極薄物部材は溶接では溶け落ちるので、第1図示
のように極薄物部材aの内側に円筒状の厚手の接続部材
bを挿入し、まずこれら部材a,bをアセチレンガスバー
ナの炎で予熱を与えて大気中でろう付けし、次で接続部
材bと真空接手cとをテイグ溶接で連続溶接するか、或
は第2図示のように板厚のある真空接手cに極薄物部材
aの先端を挿入し、その内側に円筒dを設けてすみ肉接
合部e,fの2個所をテイグ溶接により同時にI形溶接で
接合するを一般とする。尚、第2図示の場合、極薄物部
材aとの接合を容易にするために、真空接手cの極薄物
部材aの挿入孔gの周縁にU溝hが加工される。
厚さ0.17mmで直径3/8インチのパイプ状の極薄物部材を
真空接手へ接合することが行なわれているが、この場
合、該極薄物部材は溶接では溶け落ちるので、第1図示
のように極薄物部材aの内側に円筒状の厚手の接続部材
bを挿入し、まずこれら部材a,bをアセチレンガスバー
ナの炎で予熱を与えて大気中でろう付けし、次で接続部
材bと真空接手cとをテイグ溶接で連続溶接するか、或
は第2図示のように板厚のある真空接手cに極薄物部材
aの先端を挿入し、その内側に円筒dを設けてすみ肉接
合部e,fの2個所をテイグ溶接により同時にI形溶接で
接合するを一般とする。尚、第2図示の場合、極薄物部
材aとの接合を容易にするために、真空接手cの極薄物
部材aの挿入孔gの周縁にU溝hが加工される。
(発明が解決しようとする問題点) 第1図示のように、極薄物部材aに接続部材bを挿入
し、その接合を大気ろう付けすると、該極薄物部材aは
アセチレンガスバーナの炎により表面酸化され、ろうが
一様に流れ付かず、また接続部材bと真空接手cとをテ
イグ溶接する際にその溶接熱の影響によりろう付け接合
部のろうが溶け、接合不良に個所が発生し易く、該個所
は真空機器の気密性を損うので好ましくない。
し、その接合を大気ろう付けすると、該極薄物部材aは
アセチレンガスバーナの炎により表面酸化され、ろうが
一様に流れ付かず、また接続部材bと真空接手cとをテ
イグ溶接する際にその溶接熱の影響によりろう付け接合
部のろうが溶け、接合不良に個所が発生し易く、該個所
は真空機器の気密性を損うので好ましくない。
また第2図示の場合、すみ肉接合部e、fをテイグ溶接
する時に、アーク熱により極薄物部材aが溶け飛び、均
一な接合が出来ず、しかも前記の場合と同様に気密性を
損うような接合不良個所が発生し易い欠点がある。
する時に、アーク熱により極薄物部材aが溶け飛び、均
一な接合が出来ず、しかも前記の場合と同様に気密性を
損うような接合不良個所が発生し易い欠点がある。
本発明はこうした欠点等を解決し、極薄物部材を気密性
良く安価に真空接手に溶接することを目的とするもので
ある。
良く安価に真空接手に溶接することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、極薄物部材の一側面にこれよりも厚手の接
続部材の一端側を重合してこれら部材の継ぎ目を連続溶
接し、該接続部材の他端側を真空接手に連続溶接するよ
うにしたものにおいて、該極薄物部材の他側面に、その
端部側に溶接代を存して該極薄物部材よりも厚手の当て
部材を重合させ、且つ該当て部材と接続部材を中間の極
薄物部材を介して互に重なり合わせ、該溶接代に対し該
接続部材と当て部材を同時に連続溶接することにより前
記問題点を解決するようにした。
続部材の一端側を重合してこれら部材の継ぎ目を連続溶
接し、該接続部材の他端側を真空接手に連続溶接するよ
うにしたものにおいて、該極薄物部材の他側面に、その
端部側に溶接代を存して該極薄物部材よりも厚手の当て
部材を重合させ、且つ該当て部材と接続部材を中間の極
薄物部材を介して互に重なり合わせ、該溶接代に対し該
接続部材と当て部材を同時に連続溶接することにより前
記問題点を解決するようにした。
(作 用) 溶接される極薄物部材がパイプ状の部材である場合、該
部材の内側面に該部材よりも厚手の筒状の接続部材を挿
入して重合すると共に、その外側面に厚手の筒状の当て
部材を該極薄物部材の端部側に溶接代を残すようにして
嵌め、しかも該接続部材と当て部材は該極薄物部材を介
して重なり合うようにする。そして該溶接代に対し該溶
接部材と当て部材をテイグ溶接機のアークを安定させ溶
加材を溶かし乍ら同時に連続して溶接する。この溶接
中、アーク熱は接続部材と当て部材とに吸収されるの
で、極薄物部材が溶け飛ぶことがなく気密性の良い溶接
を行なえる。次で該接続部材を真空接手に同じくテイグ
溶接により連続溶接して極薄物部材と真空接手との接合
が完了するが、該真空接手にはU溝の加工が不要であ
り、安価に接合を行なえる。
部材の内側面に該部材よりも厚手の筒状の接続部材を挿
入して重合すると共に、その外側面に厚手の筒状の当て
部材を該極薄物部材の端部側に溶接代を残すようにして
嵌め、しかも該接続部材と当て部材は該極薄物部材を介
して重なり合うようにする。そして該溶接代に対し該溶
接部材と当て部材をテイグ溶接機のアークを安定させ溶
加材を溶かし乍ら同時に連続して溶接する。この溶接
中、アーク熱は接続部材と当て部材とに吸収されるの
で、極薄物部材が溶け飛ぶことがなく気密性の良い溶接
を行なえる。次で該接続部材を真空接手に同じくテイグ
溶接により連続溶接して極薄物部材と真空接手との接合
が完了するが、該真空接手にはU溝の加工が不要であ
り、安価に接合を行なえる。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づき説明すると、第3図は原
子吸光式モニタの真空機器部品の製作例を示し、パイプ
状の極薄物部材(1)を真空接手(2)に接合する場合
を示す。該極薄物部材(1)の厚さが0.17mmでその直径
が3/8インチの場合、該部材(1)の内側に、第4図示
のような長さが30mmで一端側(3a)の外径が9.24mm、他
端側(3b)の長さ10mmに亘り外径を各種サイズの真空接
手(2)との接合を容易にするため、9.52mmと太く形成
し、貫通した直径7.2mmの透孔(3c)を有する接続部材
(3)が該一端側(3a)から挿入される。
子吸光式モニタの真空機器部品の製作例を示し、パイプ
状の極薄物部材(1)を真空接手(2)に接合する場合
を示す。該極薄物部材(1)の厚さが0.17mmでその直径
が3/8インチの場合、該部材(1)の内側に、第4図示
のような長さが30mmで一端側(3a)の外径が9.24mm、他
端側(3b)の長さ10mmに亘り外径を各種サイズの真空接
手(2)との接合を容易にするため、9.52mmと太く形成
し、貫通した直径7.2mmの透孔(3c)を有する接続部材
(3)が該一端側(3a)から挿入される。
また該部材(1)の外側に、第5図示のような長さ10m
m、外径11.6mm、内径9.60mmの当て部材(4)が該部材
(1)の端部側に溶接代(5)を存して嵌着される。
m、外径11.6mm、内径9.60mmの当て部材(4)が該部材
(1)の端部側に溶接代(5)を存して嵌着される。
該溶接部材(3)はその一端側(3a)を該部材(1)内
に5mm挿入して互に重合させ、該当て部材(4)は部材
(1)を介して接続部材(3)と4mmの重合部(6)を
有し、1mmの溶接代(5)が残るように重合される。
に5mm挿入して互に重合させ、該当て部材(4)は部材
(1)を介して接続部材(3)と4mmの重合部(6)を
有し、1mmの溶接代(5)が残るように重合される。
この状態で、アークを安定させたテイク溶接機により溶
加材を溶かし、溶接代(5)に対し接続部材(3)と当
て部材(5)とを接合部(7)(8)に於て同時にすみ
肉溶接する。該接合部(7)(8)に加わるアーク熱
は、極薄物部材(1)の両面に設けた厚手の接続部材
(3)と当て部材(4)とに吸収されるので極薄部材
(1)が溶けとぶことなく均一で気密性の良い溶液を行
なえる。
加材を溶かし、溶接代(5)に対し接続部材(3)と当
て部材(5)とを接合部(7)(8)に於て同時にすみ
肉溶接する。該接合部(7)(8)に加わるアーク熱
は、極薄物部材(1)の両面に設けた厚手の接続部材
(3)と当て部材(4)とに吸収されるので極薄部材
(1)が溶けとぶことなく均一で気密性の良い溶液を行
なえる。
次いで真空接手(2)が該接続部材(3)の他端側(3
b)に嵌着され、接合部(9)にテイグ溶接機によりI
形溶接を施すが、この場合、該接続部材(3)は比較的
厚手であるので真空接手(2)にU溝等の特別の加工を
施すことなくテイグ溶接により均一に気密性の良い接合
を行なえる。
b)に嵌着され、接合部(9)にテイグ溶接機によりI
形溶接を施すが、この場合、該接続部材(3)は比較的
厚手であるので真空接手(2)にU溝等の特別の加工を
施すことなくテイグ溶接により均一に気密性の良い接合
を行なえる。
第6図はガス流路や水流路を構成する真空機器部品の製
作例を示すもので、極薄物部材(1)を厚さ0.17mm、直
径1/4インチとした場合、接続部材(3)の長さは30mm
で一端側(3a)の外径を6.04mm、他端側(3b)から10mm
の長さに亘り外径6.35mmとし、直径4.00mmの透孔(3c)
を有するものが使用される。
作例を示すもので、極薄物部材(1)を厚さ0.17mm、直
径1/4インチとした場合、接続部材(3)の長さは30mm
で一端側(3a)の外径を6.04mm、他端側(3b)から10mm
の長さに亘り外径6.35mmとし、直径4.00mmの透孔(3c)
を有するものが使用される。
また当て部材(4)は長さ10mm、外径が8.4mm、内径が
6.40mmのものが使用され、極薄物部材(1)の内側と外
側に接続部材(3)と当て部材(4)を第6図示のよう
に挿入し、接合部(7)(8)を同時にテイグ溶接した
のち真空接手(2)と接続部材(3)との接合部(9)
のテイグ溶接が施される。この場合も極薄物部材(1)
がアーク熱により溶けとぶことがなく、各接合部(7)
(8)(9)を均一で気密性良く溶接することが出来
た。
6.40mmのものが使用され、極薄物部材(1)の内側と外
側に接続部材(3)と当て部材(4)を第6図示のよう
に挿入し、接合部(7)(8)を同時にテイグ溶接した
のち真空接手(2)と接続部材(3)との接合部(9)
のテイグ溶接が施される。この場合も極薄物部材(1)
がアーク熱により溶けとぶことがなく、各接合部(7)
(8)(9)を均一で気密性良く溶接することが出来
た。
(発明の効果) 以上のように本発明によるときは、極薄物部材の一側面
と他側面に接続部材と当て部材を重合し、該当て部材を
極薄物部材の端部側に溶接代を残すと共に接続部材とも
重なり合うように設け、該接続部材及び当て部材を同時
に溶接代に対し連続溶接するようにしたので、アーク熱
が接続部材と当て部材とで吸収され、極薄物部材がアー
クで溶けとぶことなく溶接し得、真空接手に特別の加工
を施す必要がないので安価になり、気密性の良い溶接を
行なえ生産性を向上させ得る等の効果がある。
と他側面に接続部材と当て部材を重合し、該当て部材を
極薄物部材の端部側に溶接代を残すと共に接続部材とも
重なり合うように設け、該接続部材及び当て部材を同時
に溶接代に対し連続溶接するようにしたので、アーク熱
が接続部材と当て部材とで吸収され、極薄物部材がアー
クで溶けとぶことなく溶接し得、真空接手に特別の加工
を施す必要がないので安価になり、気密性の良い溶接を
行なえ生産性を向上させ得る等の効果がある。
第1図及び第2図は従来例の截断側面図、第3図は本発
明の実施例の截断側面図、第4図及び第5図は接続部材
及び当て部材の断面図、第6図は本発明の他の実施例の
截断面図である。 (1)……極薄物部材、(2)……真空接手 (3)……接続部材、(3a)……一端側 (4)……当て部材、(5)……溶接代
明の実施例の截断側面図、第4図及び第5図は接続部材
及び当て部材の断面図、第6図は本発明の他の実施例の
截断面図である。 (1)……極薄物部材、(2)……真空接手 (3)……接続部材、(3a)……一端側 (4)……当て部材、(5)……溶接代
Claims (1)
- 【請求項1】極薄物部材の一側面にこれよりも厚手の接
続部材の一端側を重合してこれら部材の継ぎ目を連続溶
接し、該接続部材の他端側を真空接手に連続溶接するよ
うにしたものにおいて、該極薄物部材の他側面に、その
端部側に溶接代を存して該極薄物部材よりも厚手の当て
部材を重合させ、且つ該当て部材と接続部材を中間の極
薄物部材を介して互に重なり合わせ、該溶接代に対し該
接続部材と当て部材を同時に連続溶接することを特徴と
する極薄物部材と真空接手との気密溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP108587A JPH07102472B2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 極薄物部材と真空接手との気密溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP108587A JPH07102472B2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 極薄物部材と真空接手との気密溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63171292A JPS63171292A (ja) | 1988-07-15 |
| JPH07102472B2 true JPH07102472B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=11491662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP108587A Expired - Lifetime JPH07102472B2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 極薄物部材と真空接手との気密溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102472B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111975238A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-11-24 | 成都众远管业有限公司 | 一种补偿器环压焊接方法 |
-
1987
- 1987-01-08 JP JP108587A patent/JPH07102472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63171292A (ja) | 1988-07-15 |
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