JPH07102739B2 - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
- Publication number
- JPH07102739B2 JPH07102739B2 JP61182220A JP18222086A JPH07102739B2 JP H07102739 B2 JPH07102739 B2 JP H07102739B2 JP 61182220 A JP61182220 A JP 61182220A JP 18222086 A JP18222086 A JP 18222086A JP H07102739 B2 JPH07102739 B2 JP H07102739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- optical recording
- group
- transparent substrate
- iodine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体レーザー等により記録出来る光記録媒体
に関する。
に関する。
従来の技術 情報化時代の到来は情報量の飛躍的な増大をもたらす。
そして、多様化し、肥大化した情報は大容量かつ迅速な
アクセスの出来るメモリー媒体がなければ有効な活用は
望みえない。こうした状況下において記録可能な光ディ
スクは正しく最適な外部メモリーだといえる。ユーザー
が記録、再生できる光ディスクは書き変え消去出来るタ
イプ(以下、E/Rディスクという)と一回のみ記録出来
るタイプ(以下W/Oディスクという)とに分けられる。
この両者はそれぞれの特徴を生かして共存、発展してい
くものと期待されるが、そのためには後者のW/Oディス
クは廉価に量産出来ることが最大の条件となる。このよ
うな目的に合致したものとして最近、有機色素を用いた
塗布型W/Oディスクが注目されてきている。(参考:有
機合成化学 43巻334ページ(1985)) 発明が解決しようとする問題点 半導体レーザー等を光源とする光ディスクシステムの記
録膜として用いる色素としては満たさねばならないいく
つかの条件がある。(1)半導体レーザー等の発振波長
帯で分光吸収特性を示す。(2)上記の波長帯で適当な
反射率を持つ。(3)溶剤に溶解する。などであり、こ
れらの条件を兼備する色素として前述の参考文献にも示
されているようにシアニン系色素が挙げられる。ナフト
キノン系やフタロシアニン系は溶剤に溶けないため塗布
による膜形成ができず、量産性に問題が残る。シアニン
系色素の中に赤外線領域に分光吸収をもつものがあるこ
とは従来から知られており、半導体レーザーによる光記
録材料としても多くの検討がなされてきた。シアニン系
色素の中には感度、溶解性、反射率、分光吸収率などの
初期性能の面では優れた特徴を持つものもあるが欠点と
して、日照などの外部光により退色したり、再生に用い
る弱い光の連続照射(繰り返し再生)により信号が劣化
したりするなど信頼性の点では不十分であった。この欠
点を解消するため種々の安定剤が検討されてきた。(例
えば特開昭59−81194号公報)しかしながらシアニン系
色素本体が非常に不安定であるため改善後でも十分な安
定性を確保するに至っていない。
そして、多様化し、肥大化した情報は大容量かつ迅速な
アクセスの出来るメモリー媒体がなければ有効な活用は
望みえない。こうした状況下において記録可能な光ディ
スクは正しく最適な外部メモリーだといえる。ユーザー
が記録、再生できる光ディスクは書き変え消去出来るタ
イプ(以下、E/Rディスクという)と一回のみ記録出来
るタイプ(以下W/Oディスクという)とに分けられる。
この両者はそれぞれの特徴を生かして共存、発展してい
くものと期待されるが、そのためには後者のW/Oディス
クは廉価に量産出来ることが最大の条件となる。このよ
うな目的に合致したものとして最近、有機色素を用いた
塗布型W/Oディスクが注目されてきている。(参考:有
機合成化学 43巻334ページ(1985)) 発明が解決しようとする問題点 半導体レーザー等を光源とする光ディスクシステムの記
録膜として用いる色素としては満たさねばならないいく
つかの条件がある。(1)半導体レーザー等の発振波長
帯で分光吸収特性を示す。(2)上記の波長帯で適当な
反射率を持つ。(3)溶剤に溶解する。などであり、こ
れらの条件を兼備する色素として前述の参考文献にも示
されているようにシアニン系色素が挙げられる。ナフト
キノン系やフタロシアニン系は溶剤に溶けないため塗布
による膜形成ができず、量産性に問題が残る。シアニン
系色素の中に赤外線領域に分光吸収をもつものがあるこ
とは従来から知られており、半導体レーザーによる光記
録材料としても多くの検討がなされてきた。シアニン系
色素の中には感度、溶解性、反射率、分光吸収率などの
初期性能の面では優れた特徴を持つものもあるが欠点と
して、日照などの外部光により退色したり、再生に用い
る弱い光の連続照射(繰り返し再生)により信号が劣化
したりするなど信頼性の点では不十分であった。この欠
点を解消するため種々の安定剤が検討されてきた。(例
えば特開昭59−81194号公報)しかしながらシアニン系
色素本体が非常に不安定であるため改善後でも十分な安
定性を確保するに至っていない。
問題点を解決するための手段 本発明の光記録媒体は、透明基板と、前記透明基板上に
形成された下記一般式で表されるスクアリリウム色素の
沃素もしくは過塩素酸付加物を少なくとも一つの成分と
して含む記録膜層としたものである。
形成された下記一般式で表されるスクアリリウム色素の
沃素もしくは過塩素酸付加物を少なくとも一つの成分と
して含む記録膜層としたものである。
(式中でR1〜R4はアリール基であるか、それともR1とR2
もしくはR3とR4とが連結した5〜7員環の飽和炭化水素
環、芳香族炭化水素環、ヘテロ環のいずれかであり、R5
およびR6は水素もしくはアリール基、アルキル基であり
Yは第VI族の元素をそれぞれ示す。) 作用 付加物を形成する前の色素単独の状態では分光吸収極大
は波長700nm以下にあるが、付加物形成により、800nm前
後に吸収ピークがシフトし、半導体レーザー等によって
記録再生することが可能となる。しかも、シアニン系色
素に比較すると、外部光および繰り返し再生に対しても
安定となる。
もしくはR3とR4とが連結した5〜7員環の飽和炭化水素
環、芳香族炭化水素環、ヘテロ環のいずれかであり、R5
およびR6は水素もしくはアリール基、アルキル基であり
Yは第VI族の元素をそれぞれ示す。) 作用 付加物を形成する前の色素単独の状態では分光吸収極大
は波長700nm以下にあるが、付加物形成により、800nm前
後に吸収ピークがシフトし、半導体レーザー等によって
記録再生することが可能となる。しかも、シアニン系色
素に比較すると、外部光および繰り返し再生に対しても
安定となる。
実施例 本発明においては、次式の一般式(1)に示す スクアリリウム色素のヨウ素もしくは過塩素酸付加物を
光記録層として有し、これを透明基板上に形成してい
る。式(1)中、R1〜R6は、アリール基であり、また、
R1とR2、もしくは、R3とR4とが連結して5〜7員環のヘ
テロ環、不飽和炭化水素環、飽和炭化水素環とすること
もある。また、式(1)中Yは第VI族の元素であり、中
でもO、S、Se、Teが適している。すなわち、オキサゾ
ール、チアゾール、セレナゾール環などがメチン基を介
して、スクアリリウム骨格に結合した構造となってい
る。これらの化合物が単独の状態で存在すると、分光吸
収ピークは600〜650nmに存在し、半導体レーザーによる
記録再生はできないが、一般式(1)で示される化合物
とヨウ素もしくは過塩素酸との付加物を形成すると分光
吸収ピークが200nm程度長波長シフトし、半導体レーザ
ーの発振波長域と重なりをもつようになり、半導体レー
ザーにより記録できるようになる。付加するヨウ素ある
いは過塩素酸の量は化合物に対して0.6〜1.3が適当。ま
た、一般式(1)の付加物は有機溶剤に可溶であり、透
明基板上に塗布による均一な膜を形成することができ
る。ここでは光ディスク上に膜形成するのに適したよう
に回転塗布法を用いた。透明基板としては、ガラスおよ
びポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネイト、ポリア
ミドイミドなどを用いることができる。また、透明基板
上にトラッキングサーボのための溝を形成し、このうえ
に本発明に記載する色素膜を形成してもよい。色素の溶
液が透明基板を溶解するおそれがある場合には、基板上
にあらかじめ透明な保護膜を薄く形成してもよい。透明
な保護膜としては、SiO2、SiO、アルキルシラン、ポリ
シロキサンなどが適している。
光記録層として有し、これを透明基板上に形成してい
る。式(1)中、R1〜R6は、アリール基であり、また、
R1とR2、もしくは、R3とR4とが連結して5〜7員環のヘ
テロ環、不飽和炭化水素環、飽和炭化水素環とすること
もある。また、式(1)中Yは第VI族の元素であり、中
でもO、S、Se、Teが適している。すなわち、オキサゾ
ール、チアゾール、セレナゾール環などがメチン基を介
して、スクアリリウム骨格に結合した構造となってい
る。これらの化合物が単独の状態で存在すると、分光吸
収ピークは600〜650nmに存在し、半導体レーザーによる
記録再生はできないが、一般式(1)で示される化合物
とヨウ素もしくは過塩素酸との付加物を形成すると分光
吸収ピークが200nm程度長波長シフトし、半導体レーザ
ーの発振波長域と重なりをもつようになり、半導体レー
ザーにより記録できるようになる。付加するヨウ素ある
いは過塩素酸の量は化合物に対して0.6〜1.3が適当。ま
た、一般式(1)の付加物は有機溶剤に可溶であり、透
明基板上に塗布による均一な膜を形成することができ
る。ここでは光ディスク上に膜形成するのに適したよう
に回転塗布法を用いた。透明基板としては、ガラスおよ
びポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネイト、ポリア
ミドイミドなどを用いることができる。また、透明基板
上にトラッキングサーボのための溝を形成し、このうえ
に本発明に記載する色素膜を形成してもよい。色素の溶
液が透明基板を溶解するおそれがある場合には、基板上
にあらかじめ透明な保護膜を薄く形成してもよい。透明
な保護膜としては、SiO2、SiO、アルキルシラン、ポリ
シロキサンなどが適している。
実施例1 図に示すように厚さ1.2mmで表面に深さ0.06μ、幅0.6μ
の溝(以下、トラックと称する)が1.6μピッチでスパ
イラル状に形成されているポリメタクリル酸メチル(以
下、PMMAと称する)製基板1上のトラックのある面上に
厚さ10nmのSiO2膜2をスパッタリングにより形成する。
この上に次式(2)で示される化合物のヨウ素付加物の
塩化メチレン溶液を回転塗布し、60nm厚の記録膜3を形
成した。
の溝(以下、トラックと称する)が1.6μピッチでスパ
イラル状に形成されているポリメタクリル酸メチル(以
下、PMMAと称する)製基板1上のトラックのある面上に
厚さ10nmのSiO2膜2をスパッタリングにより形成する。
この上に次式(2)で示される化合物のヨウ素付加物の
塩化メチレン溶液を回転塗布し、60nm厚の記録膜3を形
成した。
基板を回転させながらトラック上に、開口数0.5のコリ
メートレンズにより焦点を合せた半導体レーザー(以
下、LDと称する)の光を照射し1MHzの信号を記録した。
このときの記録パワーは4mW、回転速度は3m/secの線速
度一定とした。記録された信号を0.4mWで再生したとき
の特性を表1に示す。表1には、同一トラック上の繰り
返し再生試験を行い、106回の連続再生後の再生C/Nの初
期値に対する低下量を測定した結果を併記した。また、
ディスクを昼夜一ヶ月間、屋外に連続放置した後の再生
C/Nの低下を測定した結果を退色性試験として同じく表
1に示した。
メートレンズにより焦点を合せた半導体レーザー(以
下、LDと称する)の光を照射し1MHzの信号を記録した。
このときの記録パワーは4mW、回転速度は3m/secの線速
度一定とした。記録された信号を0.4mWで再生したとき
の特性を表1に示す。表1には、同一トラック上の繰り
返し再生試験を行い、106回の連続再生後の再生C/Nの初
期値に対する低下量を測定した結果を併記した。また、
ディスクを昼夜一ヶ月間、屋外に連続放置した後の再生
C/Nの低下を測定した結果を退色性試験として同じく表
1に示した。
実施例2 実施例1と同一形状のPMMA基板上に、同一の方法により
次式(3)〜(6)に示す化合物のヨウ素付加物を60nm
厚に塗布して記録膜とした光ディスクを作成し、実施例
1と同一の項目について評価した結果を表1に示す。
次式(3)〜(6)に示す化合物のヨウ素付加物を60nm
厚に塗布して記録膜とした光ディスクを作成し、実施例
1と同一の項目について評価した結果を表1に示す。
比較例1 実施例1と同一形状のPMMA基板上に、同一の方法により
次式(7)に示すシアニン色素化合物を60nm厚に塗布し
て記録膜とした光ディスクを作成し、実施例1と同一の
項目について評価した結果を表1に示す。
次式(7)に示すシアニン色素化合物を60nm厚に塗布し
て記録膜とした光ディスクを作成し、実施例1と同一の
項目について評価した結果を表1に示す。
実施例3 実施例1と同一形状のポリカーボネイト基板上に、同一
の方法により式(2)〜(3)に示す化合物の過塩素酸
付加物を60nm厚に塗布して記録膜とした光ディスクを作
成し、実施例1と同一の項目について評価した結果を表
2に示す。
の方法により式(2)〜(3)に示す化合物の過塩素酸
付加物を60nm厚に塗布して記録膜とした光ディスクを作
成し、実施例1と同一の項目について評価した結果を表
2に示す。
比較例2 実施例1と同一形状のPMMA基板上に、同一の方法により
式(2)に示す化合物をヨウ素付加物とせず単独で60nm
厚に塗布して記録膜とした光ディスクを作成し、実施例
1と同一の項目について評価した結果を表2に示す。
式(2)に示す化合物をヨウ素付加物とせず単独で60nm
厚に塗布して記録膜とした光ディスクを作成し、実施例
1と同一の項目について評価した結果を表2に示す。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明になるスクアリリウム化
合物のヨウ素もしくは過塩素酸付加物を記録膜とする光
記録媒体は良好な初期性能を持ち、しかも連続の繰り返
し再生性能と耐光性に優れている。
合物のヨウ素もしくは過塩素酸付加物を記録膜とする光
記録媒体は良好な初期性能を持ち、しかも連続の繰り返
し再生性能と耐光性に優れている。
図は本発明の光記録媒体の構造を説明するための断面図
である。 1……透明基板、2……透明保護膜、3……記録膜。
である。 1……透明基板、2……透明保護膜、3……記録膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯見 晃 大阪府門真市大字門真1006番地 (72)発明者 田村 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 (56)参考文献 特開 昭59−190895(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】透明基板と、前記透明基板上に形成された
下記一般式で表されるスクアリリウム色素の沃素もしく
は過塩素酸付加物を少なくとも一つの成分として含む記
録膜層とを備えたことを特徴とする光記録媒体。 (式中でR1〜R4はアリール基であるか、それともR1とR2
もしくはR3とR4とが連結した5〜7員環の飽和炭化水素
環、芳香族炭化水素環、ヘテロ環のいずれかであり、R5
およびR6は水素もしくはアリール基、アルキル基であり
Yは第VI族の元素をそれぞれ示す。) - 【請求項2】スクアリリウム色素中の第VI族の元素が酸
素、硫黄、セレン、テルルのいずれかである特許請求の
範囲第(1)項記載の光記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61182220A JPH07102739B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61182220A JPH07102739B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 光記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6339156A JPS6339156A (ja) | 1988-02-19 |
| JPH07102739B2 true JPH07102739B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=16114443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61182220A Expired - Lifetime JPH07102739B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102739B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2033821A1 (en) * | 1990-01-12 | 1991-07-13 | Evan D. Laganis | Photopolymerizable compositions sensitive to longer wavelength visible actinic radiation |
| JPWO2008023657A1 (ja) * | 2006-08-21 | 2010-01-07 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 電子写真用トナー、画像形成方法及びスクアリリウム色素 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59190895A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-29 | Tdk Corp | 光記録媒体 |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP61182220A patent/JPH07102739B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6339156A (ja) | 1988-02-19 |
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