JPH07102771A - コンクリートのクーリング方法 - Google Patents

コンクリートのクーリング方法

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JPH07102771A
JPH07102771A JP24572693A JP24572693A JPH07102771A JP H07102771 A JPH07102771 A JP H07102771A JP 24572693 A JP24572693 A JP 24572693A JP 24572693 A JP24572693 A JP 24572693A JP H07102771 A JPH07102771 A JP H07102771A
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separators
cooling
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Shigeyuki Sogo
茂幸 十河
Shigeru Aoki
茂 青木
Norihiko Miura
律彦 三浦
Nobunori Takeda
宣典 竹田
Takayoshi Hirata
隆祥 平田
Masami Kurihara
正美 栗原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑な作業を要することなく、型枠内の全体
にわたって均等に冷却媒体の流通路を形成し、これによ
って効率よくコンクリートの温度上昇を抑制することの
できるコンクリートのクーリング方法を提供する。 【構成】 従来より型枠支保部材として用いられている
セパレータ11として中空断面のものを使用し、枠板2
0の外側において各セパレータ11を連通することによ
り、型枠10の全体にわたって流れる冷却媒体の流通路
を形成する。すなわち、枠板20の外側において、枠板
20から突出するセパレータ11の端部をゴムホース等
の連通管15を用いて連絡する。そして、かかるセパレ
ータ11によって形成された流通路内に冷却媒体を流通
させることにより打設されたコンクリートを冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、型枠内に打設されて
硬化発熱中のコンクリートを冷却するためのコンクリー
トのクーリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、硬化中の温度上昇及びその後
の温度降下による温度差によって生じるコンクリートの
ひび割れを防止すべく、硬化中のコンクリートの温度上
昇を抑制することを目的として、例えばパイプクーリン
グ方法が採用されている。この方法は、コンクリートを
型枠内に打設する前に、クーリング用の配管網を型枠内
に予め配設するとともに、かかる配管網に冷水等の冷却
媒体を流通させ、この冷却媒体との熱交換によって硬化
中のコンクリートの温度上昇を抑制せんとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパイプクーリング方法では、配管網の配設作業が煩
雑であるとともに、特に壁状のコンクリート構造物を構
築する場合、型枠内に配置される鉄筋やその他の金物と
の取り合いから、配管網の配設位置が制約され、したが
って、型枠内の全体にわたって均等に配管網を設置する
ことが困難となり、効率良くコンクリートの温度上昇を
抑制することができないという問題があった。
【0004】そこで、この発明は上記問題に着目してな
されたもので、煩雑な作業を要することなく、型枠内の
全体にわたって均等に冷却媒体の流通路を形成し、これ
によって効率よくコンクリートの温度上昇を抑制するこ
とのできるコンクリートのクーリング方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
鑑みてなされたものであり、その要旨は、型枠内に打設
されて硬化発熱中のコンクリートを冷却するためのコン
クリートのクーリング方法において、型枠内に多数設置
される型枠支保部材としてのセパレータとして中空断面
のセパレータを使用し、かかる多数設置した中空セパレ
ータ内に冷水等の冷却媒体を流通させることにより、打
設されたコンクリートを冷却することを特徴とするコン
クリートのクーリング方法にある。
【0006】
【作用】この発明のコンクリートのクーリング方法によ
れば、従来より型枠支保部材として型枠の組立て時に通
常用いられるとともに、型枠全体にわたって均等に多数
設置されるセパレータを利用して打設されたコンクリー
トを冷却する。すなわち、冷却専用の配管網を別途型枠
内に設けることなく、型枠の外部において各セパレータ
同士を連通し、あるいはセパレータに冷却媒体供給用の
配管を連通するだけの作業により、型枠全体にわたって
セパレータを介した冷却媒体の流通路が均等に形成さ
れ、したがって、当該流通路に冷却媒体を供給すること
により、コンクリートの温度上昇を効率良く抑制するこ
とが可能になる。
【0007】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。本実施例にかかるコンクリートのクーリン
グ方法は、一例として壁状のコンクリート構造物を構築
する際に採用するもので、図1に示すように、型枠10
の枠板20,20間の間隔を保持するための型枠支保部
材として、型枠全体にわたって均等に多数設置されるセ
パレータ11をそのまま利用してコンクリートを冷却せ
んとするものである。
【0008】すなわち、セパレータ11は、例えば型枠
10内に打設されたコンクリートの重量による側圧によ
って枠板20,20の間隔が拡がるのを防止すべく、あ
るいは枠板20,20の外側面に沿って設けられるたて
端太、よこ端太等の型枠固定部材(図示せず)の締付に
より枠板20,20の間隔が狭められるのを防止すべ
く、適宜設計された例えば50cm,100cm等の間
隔をおいて、型枠10内に配置された鉄筋等(図示せ
ず)の配設位置を回避しつつ枠板20,20の間を貫通
して、型枠10の全体にわたって水平方向及び垂直方向
に列状に多数均等に配置されるものである。
【0009】そして、この実施例では、図2にも示すよ
うに、これらのセパレータ11として中空断面のものを
使用し、枠板20の外側において各セパレータ11を連
通管15等を介して連通することにより、セパレータ1
1は、型枠10の内部において、型枠10の全体にわた
って流れる冷却媒体の流通路を形成する。すなわち、図
2に示すように、各セパレータ11はその端部に雄ネジ
部11aが形成されており、この雄ネジ部11aは枠板
20の厚さとナット13の厚さとを加えた長さよりも長
い範囲で設けられており、したがって、各セパレータ1
1の端部を枠板20に穿設した取付孔12に挿通しこれ
にナット13を締付けて各セパレータ11を枠板20に
固定した状態では、セパレータ11の端部がナット13
からさらに突出する。そしてこの突出部に中空エルボー
14をネジ込むとともに、隣接する中空エルボー14間
をゴムホース等の連通管15で連絡すれば各セパレータ
11が連通し、これによって前記流通路が形成される。
【0010】すなわち、枠板20の外側において各セパ
レータ11を連通するだけの簡単な作業により、型枠1
0の全体にわたって型枠10の内部を横断する冷却媒体
の流通路が容易に形成される。
【0011】なお、かかるセパレータ11による流通路
は全てのセパレータ11を一本の流通路として同時に連
通する必要は必ずしもなく、例えば型枠全体を数個のブ
ロックに分け、各ブロック毎に流通網を形成しても良
く、また、各セパレータ11に各々冷却媒体の供給用配
管を連通することもできる。
【0012】また、図1及び図2において16はいわゆ
るコーンと呼ばれる部材で、セパレータ11の端部にあ
って枠板20の内面に当接するように取付けられ、枠板
20の内方への食い込みを押さえて枠板20,20の間
隔が狭められるのを防止するためのものである。そし
て、この実施例ではコーン16をも含めてセパレータ1
1として記載してあるが、枠板20の内方への食い込み
を考慮する必要のない場合は、コーン16を必ずしも取
り付ける必要はなく、セパレータ11の端部をコーン1
6を介することなく直接枠板20の外側に突出させるこ
ともできる。また、セパレータ11の端部にフォームタ
イ等の他の型枠支保部材をさらに取り付ける場合には、
これらの部材をも中空断面のものを用いこれに冷却媒体
の供給用配管を連通することにより容易に本願発明を適
用することができる。
【0013】そして、かかるセパレータ11を用いて形
成した冷却媒体の流通路によりコンクリートを冷却する
には、流通路の端末に冷水や冷却ガス等の冷却媒体の供
給用の配管を連通し、コンクリート打設前からあるいは
コンクリートを打設した後に、かかる流通路に冷却媒体
を流通させる。すなわち、硬化中のコンクリートは、セ
パレータ11の外周を介した冷却媒体との熱交換により
その温度上昇が抑制されるとともに、セパレータ11は
型枠10の全体にわたって均等に配置されているので、
かかる冷却媒体によるコンクリートの冷却が効率良く行
われる。
【0014】なお、この実施例では、両面が枠板20,
20によって挟まれる部分にコンクリートを打設して壁
状のコンクリート構造物を構築する場合について記載し
たが、本願発明は、図3に示すように、一方が構築済み
のコンクリート躯体21、他方が枠板20によって形成
される型枠22を用いて壁状のコンクリート構造物を構
築する場合についても容易に適用することができる。す
なわち、かかる型枠22によれば、アンカー23及び固
定治具30を介して躯体21に固定されるセパレータ2
4の躯体21側の端部においては、躯体21が障害とな
って隣接するセパレータ24同士を相互に連通すること
はできないが、かかるセパレータ24として二重の中空
断面を有するものを用いることにより容易に本願発明を
適用することができる。ここで、上記二重の中空断面を
有するセパレータ24は、例えば外管25内に内管26
をスペーサー27によりこれらの間隔を保持しつつ挿通
設置するとともに、躯体21側先端部においてこれらを
連通し、かつ枠板20側端部において各々に冷却媒体の
供給用或いは排出用の配管28を連通したものである。
なお、かかる二重の中空断面を有するセパレータ24の
他に平行して密着延長するとともに、躯体21側先端部
において互いに連通する2列の中空セパレータからなる
いわゆるダブル配管状のセパレータを用いて冷却媒体を
往復させることもできる。
【0015】また、上記実施例では、壁状のコンクリー
ト構造物を構築する場合について記載したが、この発明
はかかる構造物に限定されるものではなく、セパレータ
を使用してコンクリート打設用の型枠を組みたてるあら
ゆる構造物について適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明のコンク
リートのクーリング方法によれば、型枠支保部材として
型枠内に多数設置するセパレータを冷却媒体の流通路と
して利用しつつコンクリートのクーリングを行うので、
煩雑な作業を要することなく冷却媒体の流通路を型枠内
に設置することができるとともに、型枠全体にわたって
均等に配置されたセパレータによる冷却媒体の流通路に
よって効率良くコンクリートの温度上昇を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セパレータを利用して冷却媒体の流通路を形成
した一実施例を示す斜視図である。
【図2】中空セパレータの取付状況を示す説明図であ
る。
【図3】コンクリート躯体と枠板とによって形成される
型枠を用いた場合の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 型枠 11 セパレータ 15 連通管 20 枠板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 宣典 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 平田 隆祥 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 栗原 正美 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠内に打設されて硬化発熱中のコンク
    リートを冷却するためのコンクリートのクーリング方法
    において、 型枠内に多数設置される型枠支保部材としてのセパレー
    タとして中空断面のセパレータを使用し、かかる多数設
    置した中空セパレータ内に冷水等の冷却媒体を流通させ
    ることにより、打設されたコンクリートを冷却すること
    を特徴とするコンクリートのクーリング方法。
JP24572693A 1993-09-30 1993-09-30 コンクリートのクーリング方法 Expired - Lifetime JP2906942B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117252A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Yamaken Inc コンクリート躯体の養生方法及びその装置
CN102830730A (zh) * 2012-08-22 2012-12-19 清华大学 通水智能温度控制试验系统与方法
JP2016011582A (ja) * 2015-09-14 2016-01-21 鹿島建設株式会社 壁状コンクリート構造物の温度応力ひび割れ抑制方法
JP2016050459A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 株式会社富士ピー・エス マスコンクリート部の打設工法

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