JPH071027B2 - シリンダ本体とシリンダライナとのシール構造 - Google Patents
シリンダ本体とシリンダライナとのシール構造Info
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- JPH071027B2 JPH071027B2 JP59239381A JP23938184A JPH071027B2 JP H071027 B2 JPH071027 B2 JP H071027B2 JP 59239381 A JP59239381 A JP 59239381A JP 23938184 A JP23938184 A JP 23938184A JP H071027 B2 JPH071027 B2 JP H071027B2
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- cylinder liner
- cylinder body
- metal ring
- liner
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F11/00—Arrangements of sealings in combustion engines
- F02F11/005—Arrangements of sealings in combustion engines involving cylinder liners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセラミツクスを利用した断熱エンジンのに関す
るものである。
るものである。
[従来の技術] 高温に耐えしかも断熱効果の優れたセラミツクスをエン
ジンの燃焼室の壁部に使用することにより熱サイクル効
率の向上を図るとともに、より高温の排気ガスを排気タ
ービンへ送るなどしてエネルギを回収することにより、
全体としての熱効率を向上する断熱エンジンは、例えば
特開昭58−72652号公報などに開示されているが、いま
だ種々の問題で実用の段階に達していない。
ジンの燃焼室の壁部に使用することにより熱サイクル効
率の向上を図るとともに、より高温の排気ガスを排気タ
ービンへ送るなどしてエネルギを回収することにより、
全体としての熱効率を向上する断熱エンジンは、例えば
特開昭58−72652号公報などに開示されているが、いま
だ種々の問題で実用の段階に達していない。
この種の断熱エンジンとして、例えば第5図に示すよう
なものが知られている。通常の金属製のシリンダヘツド
1の下面に円筒部37が形成され、円筒部37の内部に逆カ
ツプ形のセラミツクス製のヘツドライナ15が上下1対の
リング6を介して嵌合され、かつシリンダヘツド1の下
面1aとヘツドライナ15との間にリング23、燃料噴射ノズ
ル5と吸・排気ポート(図示せず)をそれぞれ取り囲む
リング22が介装される。燃焼室はセラミツクス製のヘツ
ドライナ15とセラミツクス製のピストン冠部3とにより
区画され、燃焼室の主要部から離れた部分でヘツドライ
ナ15がセラミツクス製のシリンダライナ10と突き合され
る。
なものが知られている。通常の金属製のシリンダヘツド
1の下面に円筒部37が形成され、円筒部37の内部に逆カ
ツプ形のセラミツクス製のヘツドライナ15が上下1対の
リング6を介して嵌合され、かつシリンダヘツド1の下
面1aとヘツドライナ15との間にリング23、燃料噴射ノズ
ル5と吸・排気ポート(図示せず)をそれぞれ取り囲む
リング22が介装される。燃焼室はセラミツクス製のヘツ
ドライナ15とセラミツクス製のピストン冠部3とにより
区画され、燃焼室の主要部から離れた部分でヘツドライ
ナ15がセラミツクス製のシリンダライナ10と突き合され
る。
実際には、ヘツドライナ15とシリンダライナ10との熱膨
張差による軸方向の応力を回避するために、両者の間に
は極めて僅から隙間が備えられる。ヘツドライナ15の下
端面と金属製のシリンダ本9の上端面との間にガスケツ
ト8が介装され、シリンダヘツド1は図示してないヘツ
ドボルトによりシリンダ本体9へ締結される。シリンダ
ライナ10はシリンダ本体9の円筒部20へ嵌合される。
張差による軸方向の応力を回避するために、両者の間に
は極めて僅から隙間が備えられる。ヘツドライナ15の下
端面と金属製のシリンダ本9の上端面との間にガスケツ
ト8が介装され、シリンダヘツド1は図示してないヘツ
ドボルトによりシリンダ本体9へ締結される。シリンダ
ライナ10はシリンダ本体9の円筒部20へ嵌合される。
ピストン13はセラミツクス製のピストン冠部3を普通の
金属からなるスカート部7へ重ね合せ、上から挿通した
ボルト18に皿ばね17を介しナツト16を締め付けて結合さ
れる。各ピストン冠部3は上面に燃料と空気の混合を促
す窪み2を設けられるとともに、下面中央に円筒部34
を、下面外周部に段部をそれぞれ設けられる。スカート
部7は外周面にピストンリング39を装着され、上面周縁
部に設けた突条4を前述したピストン冠部3の段部へ嵌
合される。また、スカート部7は上面中央に設けた柱35
に、ガスケツト19を介してピストン冠部3を重ね合さ
れ、柱35と円筒部34との間に空部12を形成される。ピス
トン冠部3とスカート部7との外周側の重合せ面はシー
ルリング31を介装される。
金属からなるスカート部7へ重ね合せ、上から挿通した
ボルト18に皿ばね17を介しナツト16を締め付けて結合さ
れる。各ピストン冠部3は上面に燃料と空気の混合を促
す窪み2を設けられるとともに、下面中央に円筒部34
を、下面外周部に段部をそれぞれ設けられる。スカート
部7は外周面にピストンリング39を装着され、上面周縁
部に設けた突条4を前述したピストン冠部3の段部へ嵌
合される。また、スカート部7は上面中央に設けた柱35
に、ガスケツト19を介してピストン冠部3を重ね合さ
れ、柱35と円筒部34との間に空部12を形成される。ピス
トン冠部3とスカート部7との外周側の重合せ面はシー
ルリング31を介装される。
上述のようにして、シリンダヘツド1の円筒部37とヘツ
ドライナ15との間に上下1対のリング6により空部21が
形成され、下面1aとヘツドライナ15との間にリング23,2
2により空部30が形成される。また、ピストン冠部3と
スカート部7との間にリング31により空部12が区画され
る。これらの空部21,30,12は断熱層として働く。
ドライナ15との間に上下1対のリング6により空部21が
形成され、下面1aとヘツドライナ15との間にリング23,2
2により空部30が形成される。また、ピストン冠部3と
スカート部7との間にリング31により空部12が区画され
る。これらの空部21,30,12は断熱層として働く。
上述の断熱エンジンでは燃料の燃焼期間の大半がヘツド
ライナ15とピストン冠部3とにより囲まれる空間で行わ
れ、ヘツドライナ15とシリンダライナ10との突合せ部は
燃焼ガスが最高温度から幾分低下した部部分に配置さ
れ、ガスケツト8の熱負荷を軽減する。
ライナ15とピストン冠部3とにより囲まれる空間で行わ
れ、ヘツドライナ15とシリンダライナ10との突合せ部は
燃焼ガスが最高温度から幾分低下した部部分に配置さ
れ、ガスケツト8の熱負荷を軽減する。
ヘツドライナ15に用いられるセラミツクスとしてはチツ
化ケイ素(Si3N4)が、シリンダライナ10にはPSZ(部分
安定ジルコニア)が、ピストン冠部3にはチツ化ケイ素
がそれぞれ用いられる。
化ケイ素(Si3N4)が、シリンダライナ10にはPSZ(部分
安定ジルコニア)が、ピストン冠部3にはチツ化ケイ素
がそれぞれ用いられる。
ところで、上述のようにヘツドライナ3とシリンダライ
ナ10とが直接衝合されないように、シリンダヘツド1と
シリンダ本体9との間にガスケツト8が介装される構造
では、燃焼室の燃焼ガスがシリンダライナ10の上端部か
ら洩れ、シリンダ本体9の円筒部20とシリンダライナ10
との嵌合部の隙間を経てクランク室へ吹き抜ける恐れが
ある。つまり、シリンダ本体9とシリンダライナ10との
熱膨張率の相違から両者の嵌合部に隙間が生じると、燃
焼ガスがヘツドライナ3の下端部とシリンダライナ10の
上端部との隙間から、シリンダ本体9の円筒部20とシリ
ンダライナ10との隙間を経てクランク室へ吹き抜ける。
ナ10とが直接衝合されないように、シリンダヘツド1と
シリンダ本体9との間にガスケツト8が介装される構造
では、燃焼室の燃焼ガスがシリンダライナ10の上端部か
ら洩れ、シリンダ本体9の円筒部20とシリンダライナ10
との嵌合部の隙間を経てクランク室へ吹き抜ける恐れが
ある。つまり、シリンダ本体9とシリンダライナ10との
熱膨張率の相違から両者の嵌合部に隙間が生じると、燃
焼ガスがヘツドライナ3の下端部とシリンダライナ10の
上端部との隙間から、シリンダ本体9の円筒部20とシリ
ンダライナ10との隙間を経てクランク室へ吹き抜ける。
[発明が解決しようとする問題点] ヘツドライナ3の下端面を直接シリンダライナ10の上端
面に強く衝合させれば、上述のような問題はある程度緩
和されるが、その場合は熱応力よりヘツドライナ3また
はシリンダライナ10が割れたりする恐れがある。
面に強く衝合させれば、上述のような問題はある程度緩
和されるが、その場合は熱応力よりヘツドライナ3また
はシリンダライナ10が割れたりする恐れがある。
そこで、本発の目的は燃焼室の燃焼ガスがシリンダヘツ
ドの下面とシリンダライナとの突合せ部の隙間から洩
れ、シリンダ本体の円筒部とシリンダライナとの嵌合部
の隙間を経てクランク室へ吹き抜けるのを防止する、断
熱エンジンにおけるシリンダ本体とシリンダライナとの
シール構造を提供することにある。
ドの下面とシリンダライナとの突合せ部の隙間から洩
れ、シリンダ本体の円筒部とシリンダライナとの嵌合部
の隙間を経てクランク室へ吹き抜けるのを防止する、断
熱エンジンにおけるシリンダ本体とシリンダライナとの
シール構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の構成はセラミツク
ス製のシリンダライナの上端部外周面に環状溝を設け、
熱膨張率がセラミツクスと同等の金属からなる金属リン
グの内周面に軟質金属層を備え、シリンダ本体の円筒部
の上端部に内径を拡大して大径円筒部を形成し、シリン
ダ本体の円筒部へシリンダライナを嵌合し、シリンダ本
体の大径円筒部とシリンダライナの上端部との間の環状
空部へ金属リングを加圧嵌合し、金属リングの軟質金属
層をシリンダライナの環状溝へ流動させて密着し、金属
リングの下端面を大径円筒部の段部へ密着したものであ
る。
ス製のシリンダライナの上端部外周面に環状溝を設け、
熱膨張率がセラミツクスと同等の金属からなる金属リン
グの内周面に軟質金属層を備え、シリンダ本体の円筒部
の上端部に内径を拡大して大径円筒部を形成し、シリン
ダ本体の円筒部へシリンダライナを嵌合し、シリンダ本
体の大径円筒部とシリンダライナの上端部との間の環状
空部へ金属リングを加圧嵌合し、金属リングの軟質金属
層をシリンダライナの環状溝へ流動させて密着し、金属
リングの下端面を大径円筒部の段部へ密着したものであ
る。
[作用] 熱膨張率がシリンダライナとほぼ同じ金属からなる金属
リングを高温(600〜700℃)に加熱し、シリンダライナ
の上端部外周面へ外嵌し、外力により押圧密着するか、
金属リングをガラス質、高融点酸化金属および銀ろうか
らなるメタライズ層を介して、シリンダライナの外周面
に結合する。
リングを高温(600〜700℃)に加熱し、シリンダライナ
の上端部外周面へ外嵌し、外力により押圧密着するか、
金属リングをガラス質、高融点酸化金属および銀ろうか
らなるメタライズ層を介して、シリンダライナの外周面
に結合する。
金属リングの下端面をシリンダ本体の円筒部の上端部に
形成した段部へ密着させて、シリンダ本体の円筒部とシ
リンダライナとのシール構造を得る。
形成した段部へ密着させて、シリンダ本体の円筒部とシ
リンダライナとのシール構造を得る。
燃焼室の燃焼ガスがヘツドライナとシリンダライナとぬ
突合せ部の隙間から洩れても、シール構造は燃焼ガスが
シリンダ本体の円筒部とシリンダライナとの嵌合部の隙
間を経てクランク室へ吹き抜けるのを阻止する。
突合せ部の隙間から洩れても、シール構造は燃焼ガスが
シリンダ本体の円筒部とシリンダライナとの嵌合部の隙
間を経てクランク室へ吹き抜けるのを阻止する。
[発明の実施例] 第1図に示すように、本発明によれば、金属製のシリン
ダ本体9の円筒部20にセラミツクス製のシリンダライナ
10が嵌合され、両者の嵌合部の上端部にシール構造40が
備えられる。すなわち、1つまたは複数の環状溝44がヘ
ツドライナ10の外周面に設けられ、環状溝44に熱膨張率
がセラミツクスと同等の例えばコバールなどの合金から
なる金属リング42が外挿される。
ダ本体9の円筒部20にセラミツクス製のシリンダライナ
10が嵌合され、両者の嵌合部の上端部にシール構造40が
備えられる。すなわち、1つまたは複数の環状溝44がヘ
ツドライナ10の外周面に設けられ、環状溝44に熱膨張率
がセラミツクスと同等の例えばコバールなどの合金から
なる金属リング42が外挿される。
第2図に示すように、金属リング42とシリンダライナ10
との密接な結合を得るために、金属リング42の内周面に
銅メツキを施すなどして軟質金属層45を備える。金属リ
ング42を加熱して、シリンダ本体9の円筒部20の上端部
の内径を拡大して形成した段部47へ載せ、金属リング42
の上端面42aへ円筒形のポンチなどの工具41を押し付け
ると、くぼみ46(第1図)が残るとともに、金属リング
42が押し潰されて、大径円筒部20aの内周面とシリンダ
ライナ10の外周面と段部47とよく密着し、特に軟質金属
層45が環状溝44にメタルフローして食い込み、金属リン
グ42がシリンダライナ10に結合される。
との密接な結合を得るために、金属リング42の内周面に
銅メツキを施すなどして軟質金属層45を備える。金属リ
ング42を加熱して、シリンダ本体9の円筒部20の上端部
の内径を拡大して形成した段部47へ載せ、金属リング42
の上端面42aへ円筒形のポンチなどの工具41を押し付け
ると、くぼみ46(第1図)が残るとともに、金属リング
42が押し潰されて、大径円筒部20aの内周面とシリンダ
ライナ10の外周面と段部47とよく密着し、特に軟質金属
層45が環状溝44にメタルフローして食い込み、金属リン
グ42がシリンダライナ10に結合される。
シリンダ本体9にシリンダライナ10を組み付ける前に、
予めシリンダライナ10に金属リング42を結合するように
してもよい。
予めシリンダライナ10に金属リング42を結合するように
してもよい。
本発明は上述のように構成することにより、金属リング
42がメタルフローした状態でシリンダライナ10の外周面
に密着されるから、燃焼ガスが金属リング42とシリンダ
ライナ10との嵌合部を通過するのを阻止できる。
42がメタルフローした状態でシリンダライナ10の外周面
に密着されるから、燃焼ガスが金属リング42とシリンダ
ライナ10との嵌合部を通過するのを阻止できる。
また、金属リング42の下端面42bはシリンダ本体9段部4
7へ密着されるので、シリンダ本体9の円筒部20の熱膨
張によりシリンダライナ10との嵌合部に隙間が生じ、ま
た燃焼ガスがヘツドライナ15の下端部とシリンダライナ
10の上端部との隙間から洩れても、シリンダ本体9の円
筒部20とシリンダライナ10との嵌合部が金属リング42に
より封止されるので、燃焼ガスがクランク室への吹き抜
けることはない。
7へ密着されるので、シリンダ本体9の円筒部20の熱膨
張によりシリンダライナ10との嵌合部に隙間が生じ、ま
た燃焼ガスがヘツドライナ15の下端部とシリンダライナ
10の上端部との隙間から洩れても、シリンダ本体9の円
筒部20とシリンダライナ10との嵌合部が金属リング42に
より封止されるので、燃焼ガスがクランク室への吹き抜
けることはない。
第3図に示す実施例は、シリンダ本体9の円筒部20の段
部47と金属リング42の下端面42bとの間を完全に密封す
るために、金属リング42の下半内周面に円錐面53を形成
し、円錐面53に断面楔形の軟質カーボンリング52を装着
し、軟質カーボンリング52をシリンダ本体9の段部47と
シリンダライナ10の外周面に弾性的に係合するものであ
る。軟質カーボンリング52の断面形状は、金属リング42
の円錐面53よりも大径で軸方向に長いことが好ましい。
部47と金属リング42の下端面42bとの間を完全に密封す
るために、金属リング42の下半内周面に円錐面53を形成
し、円錐面53に断面楔形の軟質カーボンリング52を装着
し、軟質カーボンリング52をシリンダ本体9の段部47と
シリンダライナ10の外周面に弾性的に係合するものであ
る。軟質カーボンリング52の断面形状は、金属リング42
の円錐面53よりも大径で軸方向に長いことが好ましい。
第4図に示す実施例は、シリンダライナ10の上端部外周
面にメタライズ層50を形成し、メタライズ層50に金属リ
ング2を外挿してろう付し、金属リング42の下端面42b
をシリンダ本体9の段部47へ押し付けるようにしたもの
である。
面にメタライズ層50を形成し、メタライズ層50に金属リ
ング2を外挿してろう付し、金属リング42の下端面42b
をシリンダ本体9の段部47へ押し付けるようにしたもの
である。
具体的には、M0,Mn,SiO2,A12O3,などの組成物を含むメ
タライズペーストをシリンダライナ10に塗布し、メタラ
イズペーストを乾燥した後、水素と窒素の混合ガス雰囲
気中で加熱してメタライズ層50を形成する。メタライズ
層50に銀箔、チタン箔などのろう材を巻き付けたうえ、
金属リング42を外嵌し、加熱してろう付けする。金属リ
ング42も第3図の場合と同様に、円錐面53を設けて、軟
質カーボンリング52を装着するようにしてもよい。
タライズペーストをシリンダライナ10に塗布し、メタラ
イズペーストを乾燥した後、水素と窒素の混合ガス雰囲
気中で加熱してメタライズ層50を形成する。メタライズ
層50に銀箔、チタン箔などのろう材を巻き付けたうえ、
金属リング42を外嵌し、加熱してろう付けする。金属リ
ング42も第3図の場合と同様に、円錐面53を設けて、軟
質カーボンリング52を装着するようにしてもよい。
第6図は他の形式の断熱エンジンの正面断面図を示す。
この場合シリンダ本体9の上面にヘツドライナに代るセ
ラミツクス製のシリンダヘツド1Aの下面1aがガスケツト
8を介して重ね合され、図示してないヘツドボルトによ
り結合される。他の構成については第5図に示すものと
同様であり、同様の構成部材に共通の符号つけて説明を
省略する。この場合も、セラミツクス製のシリンダライ
ナ10の上端部外周面に備えたシール構造40により、燃焼
ガスがシリンダ本体9の円筒部20とシリンダライナ10と
の嵌合部の隙間を経てクランク室へ吹き抜けるのを阻止
される。
この場合シリンダ本体9の上面にヘツドライナに代るセ
ラミツクス製のシリンダヘツド1Aの下面1aがガスケツト
8を介して重ね合され、図示してないヘツドボルトによ
り結合される。他の構成については第5図に示すものと
同様であり、同様の構成部材に共通の符号つけて説明を
省略する。この場合も、セラミツクス製のシリンダライ
ナ10の上端部外周面に備えたシール構造40により、燃焼
ガスがシリンダ本体9の円筒部20とシリンダライナ10と
の嵌合部の隙間を経てクランク室へ吹き抜けるのを阻止
される。
[発明の効果] 本発明は上述のように、セラミツクス製のシリンダライ
ナの上端部外周面に熱膨張率がセラミツクスと同等の金
属かなる金属リングを接合し、シリンダライナをシリン
ダ本体の円筒部へ嵌合し、前記円筒部の上端部に内径を
拡大して形成た大径円筒部の下端の段部へ金属リングの
下端面を密着させたものであるから、次のような効果を
奏する。
ナの上端部外周面に熱膨張率がセラミツクスと同等の金
属かなる金属リングを接合し、シリンダライナをシリン
ダ本体の円筒部へ嵌合し、前記円筒部の上端部に内径を
拡大して形成た大径円筒部の下端の段部へ金属リングの
下端面を密着させたものであるから、次のような効果を
奏する。
(a) 金属リング42がシリンダライナ10に機械的に接
合されるので、熱膨張により金属リング42とシリンダラ
イナ10との間に隙間が生じることはない。したがつて、
シリンダヘツド1の下面とシリンダライナ10の上端との
間に、シリンダライナ10に軸方向の荷重がかからないよ
うに隙間を備えても、燃焼室の燃焼ガスはシリンダヘツ
ド1の下面とシリンダライナ10の上端との隙間へ洩れる
ものの、金属リング42とシリンダライナ10との嵌合部が
軟質金属層45により密封されているので、燃焼ガスがク
ランク室へ吹き抜けることはない。
合されるので、熱膨張により金属リング42とシリンダラ
イナ10との間に隙間が生じることはない。したがつて、
シリンダヘツド1の下面とシリンダライナ10の上端との
間に、シリンダライナ10に軸方向の荷重がかからないよ
うに隙間を備えても、燃焼室の燃焼ガスはシリンダヘツ
ド1の下面とシリンダライナ10の上端との隙間へ洩れる
ものの、金属リング42とシリンダライナ10との嵌合部が
軟質金属層45により密封されているので、燃焼ガスがク
ランク室へ吹き抜けることはない。
(b) 金属リング42がシリンダライナ10に機械的に接
合され、金属リング42の外周面がシリンダ本体の大径円
筒部20aへ密着さ、かつ金属リング42の下端面がシリン
ダ本体の段部47へ密着されるので、燃焼ガスがクランク
室吹き抜けることはない。
合され、金属リング42の外周面がシリンダ本体の大径円
筒部20aへ密着さ、かつ金属リング42の下端面がシリン
ダ本体の段部47へ密着されるので、燃焼ガスがクランク
室吹き抜けることはない。
(c) 従来の主要部を何ら変更しないで構成できるの
で製造経費を節減できる。
で製造経費を節減できる。
第1図は本発明の第1実施例に係るシリンダ本体とシリ
ンダライナとのシール構造の要部を示す正面断面図、第
2図は同シール構造の装着工程を示す正面断面図、第3
図および第4図はそれぞれ本発明の第2、第3実施例に
係るシリンダ本体とシリンダライナとのシール構造の正
面断面図、第5図は本発明が適用される断熱エンジンの
正面断面図、第6図は同じく他の形式の断熱エンジンの
正面断面図である。 1:シリンダヘツド、9:シリンダ本体、10:シリンダライ
ナ、15:ヘツドライナ、20:円筒部、20a:拡大円筒部、4
0:シール構造、42:金属リング、44:環状溝、45:軟質金
属層、47:段部、53:円錐面 応
ンダライナとのシール構造の要部を示す正面断面図、第
2図は同シール構造の装着工程を示す正面断面図、第3
図および第4図はそれぞれ本発明の第2、第3実施例に
係るシリンダ本体とシリンダライナとのシール構造の正
面断面図、第5図は本発明が適用される断熱エンジンの
正面断面図、第6図は同じく他の形式の断熱エンジンの
正面断面図である。 1:シリンダヘツド、9:シリンダ本体、10:シリンダライ
ナ、15:ヘツドライナ、20:円筒部、20a:拡大円筒部、4
0:シール構造、42:金属リング、44:環状溝、45:軟質金
属層、47:段部、53:円錐面 応
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−119947(JP,U) 実開 昭57−101344(JP,U) 実開 昭59−35661(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】セラミツクス製のシリンダライナの上端部
外周面に環状溝を設け、熱膨張率がセラミツクスと同等
の金属からなる金属リングの内周面に軟質金属層を備
え、シリンダ本体の円筒部の上端部に内径を拡大して大
径円筒部を形成し、シリンダ本体の円筒部へシリンダラ
イナを嵌合し、シリンダ本体の大径円筒部とシリンダラ
イナの上端部との間の環状空部へ金属リングを加圧嵌合
し、金属リングの軟質金属層をシリンダライナの環状溝
へ流動させて密着し、金属リングの下端面を大径円筒部
の段部へ密着したことを特徴とする、シリンダ本体とシ
リンダライナとのシール構造。 - 【請求項2】セラミツクス製のシリンダライナの上端部
外周面にメタライズ層を備え、熱膨張率がセラミツクス
と同等の金属からなる金属リングをシリンダライナに外
嵌し、金属リングをシリンダライナのメタライズ層にろ
う付けし、シリンダ本体の円筒部の上端部に内径を拡大
して大径円筒部を形成し、シリンダ本体の円筒部へシリ
ンダライナを嵌合し、金属リングの下端面を大径円筒部
の段部へ密着したことを特徴とする、シリンダ本体とシ
リンダライナとのシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59239381A JPH071027B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | シリンダ本体とシリンダライナとのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59239381A JPH071027B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | シリンダ本体とシリンダライナとのシール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61118549A JPS61118549A (ja) | 1986-06-05 |
| JPH071027B2 true JPH071027B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17043933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59239381A Expired - Lifetime JPH071027B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | シリンダ本体とシリンダライナとのシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071027B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12460598B1 (en) * | 2024-08-02 | 2025-11-04 | Caterpillar Inc. | Seal for cylinder liner assembly and method for making the same |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6224018Y2 (ja) * | 1980-12-12 | 1987-06-19 | ||
| JPS5935661U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-06 | 日野自動車株式会社 | シリンダライナ |
| JPS59119947U (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | 京セラ株式会社 | 内燃機関のシリンダライナ |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP59239381A patent/JPH071027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61118549A (ja) | 1986-06-05 |
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