JPH07103147A - ダイヤフラムポンプの出力制御方法およびその回路 - Google Patents
ダイヤフラムポンプの出力制御方法およびその回路Info
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- JPH07103147A JPH07103147A JP24517593A JP24517593A JPH07103147A JP H07103147 A JPH07103147 A JP H07103147A JP 24517593 A JP24517593 A JP 24517593A JP 24517593 A JP24517593 A JP 24517593A JP H07103147 A JPH07103147 A JP H07103147A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な制御回路での出力の制御ができ、効率
のよい運転ができるダイヤフラムポンプの出力制御方法
およびその回路を提供する。 【構成】 パルス信号を発生するパルス発生器5と、前
記パルス信号と制御信号によりSSR3の動作制御信号
を発生するゲート回路4と、前記動作制御信号によりS
SR3をスイッチングさせ、低速運転するばあいは前記
パルス発生器5のパルスによりAC電源2の駆動電流を
断続することによって、ダイヤフラムポンプ1の出力を
制御する。
のよい運転ができるダイヤフラムポンプの出力制御方法
およびその回路を提供する。 【構成】 パルス信号を発生するパルス発生器5と、前
記パルス信号と制御信号によりSSR3の動作制御信号
を発生するゲート回路4と、前記動作制御信号によりS
SR3をスイッチングさせ、低速運転するばあいは前記
パルス発生器5のパルスによりAC電源2の駆動電流を
断続することによって、ダイヤフラムポンプ1の出力を
制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイヤフラムポンプの出
力制御方法およびその回路に関する。さらに詳しくは、
定格出力とその約1/2の出力のいずれでも運転できる
ダイヤフラムポンプの出力制御方法およびその回路に関
する。
力制御方法およびその回路に関する。さらに詳しくは、
定格出力とその約1/2の出力のいずれでも運転できる
ダイヤフラムポンプの出力制御方法およびその回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤフラムポンプは、ダイヤフラムに
連結され永久磁石を有する振動子と、この振動子の外周
部に設けられ、交流電源により駆動される電磁コイルと
からなり、両者の磁気的相互作用によって、振動子を、
ひいては該振動子に連結されたダイヤフラムを交流電源
の周期に呼応して往復運動させることにより、流体を吸
引し、そののち吐出するものである。
連結され永久磁石を有する振動子と、この振動子の外周
部に設けられ、交流電源により駆動される電磁コイルと
からなり、両者の磁気的相互作用によって、振動子を、
ひいては該振動子に連結されたダイヤフラムを交流電源
の周期に呼応して往復運動させることにより、流体を吸
引し、そののち吐出するものである。
【0003】このダイヤフラムポンプは、たとえば水位
などに応じて汲み出し量を減らすため、ポンプの出力を
制御する必要が生じる。
などに応じて汲み出し量を減らすため、ポンプの出力を
制御する必要が生じる。
【0004】従来のダイヤフラムポンプの出力を制御す
る方法としては、サイリスタを使用することにより、交
流電源の各サイクルのある移相部分をカットする移相制
御による方法や、電磁コイルから中間タップを導出し、
このタップを切り替えるタップ切り替えによる方法が用
いられている。
る方法としては、サイリスタを使用することにより、交
流電源の各サイクルのある移相部分をカットする移相制
御による方法や、電磁コイルから中間タップを導出し、
このタップを切り替えるタップ切り替えによる方法が用
いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】移相制御による方法
は、ポンプを駆動する交流電流に高周波成分を含みやす
く、ポンプ特性を下げずにノイズ対策を行うことが難し
く、ポンプ特性を下げずにポンプの出力を制御するため
には、複雑な回路手段を用いて制御しなければならない
という問題がある。
は、ポンプを駆動する交流電流に高周波成分を含みやす
く、ポンプ特性を下げずにノイズ対策を行うことが難し
く、ポンプ特性を下げずにポンプの出力を制御するため
には、複雑な回路手段を用いて制御しなければならない
という問題がある。
【0006】また、タップ切り替えによる方法は有接点
となり、機械的故障が生じ易いという問題がある。
となり、機械的故障が生じ易いという問題がある。
【0007】さらに、この種のダイヤフラムポンプで
は、ダイヤフラムのバネ定数(ヤング率)やロッドの質
量、ポンプ側のダンピングファクタなどにより定まる機
械的インピーダンスに整合する周波数で振動し易く、出
力を下げれば励振周波数も下げることが好ましいが、従
来の方法はいずれも励振周波数は商用交流電源の周波数
のままで、機械的インピーダンスと整合せずノイズが発
生し易い。
は、ダイヤフラムのバネ定数(ヤング率)やロッドの質
量、ポンプ側のダンピングファクタなどにより定まる機
械的インピーダンスに整合する周波数で振動し易く、出
力を下げれば励振周波数も下げることが好ましいが、従
来の方法はいずれも励振周波数は商用交流電源の周波数
のままで、機械的インピーダンスと整合せずノイズが発
生し易い。
【0008】ここに機械的インピーダンスに整合する周
波数とは、ダイヤフラムのバネ定数やロッドの質量、ポ
ンプ側のダンピングファクタなどの機械的定数により定
まるダイヤフラムの励振し易い周波数を意味する。
波数とは、ダイヤフラムのバネ定数やロッドの質量、ポ
ンプ側のダンピングファクタなどの機械的定数により定
まるダイヤフラムの励振し易い周波数を意味する。
【0009】本発明は前述の問題を解消し、簡単な構成
で、出力を約1/2に制御するばあいにも効率のよい運
転ができるダイヤフラムポンプの出力制御方法およびそ
の回路を提供することを目的とする。
で、出力を約1/2に制御するばあいにも効率のよい運
転ができるダイヤフラムポンプの出力制御方法およびそ
の回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のダイヤフラムポ
ンプの出力制御方法は、商用交流電源で動作する電磁石
を有するダイヤフラムポンプの出力制御方法であって、
パルスにより前記商用交流電源をスイッチングすること
によりダイヤフラムポンプの出力を下げることを特徴と
するものである。
ンプの出力制御方法は、商用交流電源で動作する電磁石
を有するダイヤフラムポンプの出力制御方法であって、
パルスにより前記商用交流電源をスイッチングすること
によりダイヤフラムポンプの出力を下げることを特徴と
するものである。
【0011】前記パルスの周波数を前記ポンプの機械的
インピーダンスに整合する周波数に調整することが、ポ
ンプの効率を上げる点から好ましい。
インピーダンスに整合する周波数に調整することが、ポ
ンプの効率を上げる点から好ましい。
【0012】また、本発明のダイヤフラムポンプの出力
制御回路は、商用交流電源で動作する電磁石を有するダ
イヤフラムポンプの出力制御回路であって、前記商用交
流電源に接続される2端子の一方にソリッドステートリ
レーが接続され、該ソリッドステートリレーの入力側に
ゲート回路が接続され、該ゲート回路の第1の入力端子
にパルス発生器が接続され、かつ、前記ゲート回路の第
2の入力端子に制御信号が入力され、該制御信号に応じ
て前記商用交流電源が直接に、または前記パルス発生器
のパルスによりスイッチングされて前記ポンプに印加さ
れることにより前記ポンプの出力が制御されるものであ
る。
制御回路は、商用交流電源で動作する電磁石を有するダ
イヤフラムポンプの出力制御回路であって、前記商用交
流電源に接続される2端子の一方にソリッドステートリ
レーが接続され、該ソリッドステートリレーの入力側に
ゲート回路が接続され、該ゲート回路の第1の入力端子
にパルス発生器が接続され、かつ、前記ゲート回路の第
2の入力端子に制御信号が入力され、該制御信号に応じ
て前記商用交流電源が直接に、または前記パルス発生器
のパルスによりスイッチングされて前記ポンプに印加さ
れることにより前記ポンプの出力が制御されるものであ
る。
【0013】前記パルス発生器は周波数可変型であるこ
とが、ポンプの機械的インピーダンスに整合するのに好
都合である。
とが、ポンプの機械的インピーダンスに整合するのに好
都合である。
【0014】前記ソリッドステートリレーがゼロクロス
型であることが、出力切り替えに伴うノイズを低減させ
る点から好ましい。
型であることが、出力切り替えに伴うノイズを低減させ
る点から好ましい。
【0015】
【作用】本発明によれば、ポンプの出力を低下させる低
速運転を行うとき、商用交流電源をパルスでスイッチン
グするため、低速運転時のダイヤフラムの励振周波数は
パルスの周波数で変えることができ、低速運転にあった
機械的インピーダンスに整合する周波数でダイヤフラム
を励振させることができる。その結果、ポンプの効率が
向上し消費電力対吐出量の効率が上昇すると共に、ダイ
ヤフラムの励振周波数を下げても吐出量の脈動が少な
い。また機械的インピーダンスに整合させることにより
ダイヤフラムの振動により生じる騒音の高周波成分が低
くなり、静かな運転になる。
速運転を行うとき、商用交流電源をパルスでスイッチン
グするため、低速運転時のダイヤフラムの励振周波数は
パルスの周波数で変えることができ、低速運転にあった
機械的インピーダンスに整合する周波数でダイヤフラム
を励振させることができる。その結果、ポンプの効率が
向上し消費電力対吐出量の効率が上昇すると共に、ダイ
ヤフラムの励振周波数を下げても吐出量の脈動が少な
い。また機械的インピーダンスに整合させることにより
ダイヤフラムの振動により生じる騒音の高周波成分が低
くなり、静かな運転になる。
【0016】
【実施例】つぎに、図面を参照しながら本発明のダイヤ
フラムポンプの出力制御方法およびその回路について説
明する。図1は本発明のダイヤフラムポンプの出力制御
回路の一実施例のブロックダイヤグラムである。
フラムポンプの出力制御方法およびその回路について説
明する。図1は本発明のダイヤフラムポンプの出力制御
回路の一実施例のブロックダイヤグラムである。
【0017】図1において、1は可動磁石式ダイヤフラ
ムエアーポンプ(以下、ポンプという)であり、駆動電
流の一方の入力端子1aは100 V、50Hzまたは60Hz
の商用交流電源(以下、AC電源という)2の一方の端
子2bに接続され、ポンプ1の駆動電流の他方の入力端
子1bはソリッドステートリレー(以下、SSRとい
う)3の出力端子3a、3bを介してAC電源2の他方
の端子2aに接続されている。SSR3の一方の入力側
端子3cには直流電源6のプラス端子が接続され、SS
R3の他方の入力側端子3dには、ゲート回路4の出力
が入力され、ゲート回路4の出力がプラスのときはSS
R3がOFFとなり、AC電源2からの電力は遮断さ
れ、ゲート回路4の出力がマイナス(0)のときはSS
RがONになり、AC電源2の電力がポンプ1に印加さ
れる。ゲート回路4の一方の入力端子4aにはパルス発
生器5からのパルス信号が入力され、ゲート回路4の他
方の入力端子4bにはポンプの駆動を定格出力で行う
か、約1/2の低速運転で行うかの制御信号が入力さ
れ、定格出力で運転を行うばあいはゲート回路4がマイ
ナス(0)の信号を出し、SSR3がONになってAC
電源2の電力がポンプ1に印加され、低速運転を行うば
あいはパルス信号がSSR3の入力端子3dに印加さ
れ、パルスのプラスのときはSSR3がOFFになり、
パルスのマイナス(0)のときはSSR3がONにな
り、パルス的にAC電源2の電力がポンプ1に印加さ
れ、低速運転を行う。パルス発生器5、ゲート回路4は
直流電源6からそれぞれ電源電圧が供給されている。本
実施例においては、直流電源6にはAC電源2が接続さ
れ、直流電源6はAC電源2の交流電圧を整流して直流
電圧を発生させている。
ムエアーポンプ(以下、ポンプという)であり、駆動電
流の一方の入力端子1aは100 V、50Hzまたは60Hz
の商用交流電源(以下、AC電源という)2の一方の端
子2bに接続され、ポンプ1の駆動電流の他方の入力端
子1bはソリッドステートリレー(以下、SSRとい
う)3の出力端子3a、3bを介してAC電源2の他方
の端子2aに接続されている。SSR3の一方の入力側
端子3cには直流電源6のプラス端子が接続され、SS
R3の他方の入力側端子3dには、ゲート回路4の出力
が入力され、ゲート回路4の出力がプラスのときはSS
R3がOFFとなり、AC電源2からの電力は遮断さ
れ、ゲート回路4の出力がマイナス(0)のときはSS
RがONになり、AC電源2の電力がポンプ1に印加さ
れる。ゲート回路4の一方の入力端子4aにはパルス発
生器5からのパルス信号が入力され、ゲート回路4の他
方の入力端子4bにはポンプの駆動を定格出力で行う
か、約1/2の低速運転で行うかの制御信号が入力さ
れ、定格出力で運転を行うばあいはゲート回路4がマイ
ナス(0)の信号を出し、SSR3がONになってAC
電源2の電力がポンプ1に印加され、低速運転を行うば
あいはパルス信号がSSR3の入力端子3dに印加さ
れ、パルスのプラスのときはSSR3がOFFになり、
パルスのマイナス(0)のときはSSR3がONにな
り、パルス的にAC電源2の電力がポンプ1に印加さ
れ、低速運転を行う。パルス発生器5、ゲート回路4は
直流電源6からそれぞれ電源電圧が供給されている。本
実施例においては、直流電源6にはAC電源2が接続さ
れ、直流電源6はAC電源2の交流電圧を整流して直流
電圧を発生させている。
【0018】SSR3としては、ノイズを発生しにくい
という理由からゼロクロス型のSSRが好ましい。ま
た、入力パルスのON、OFF信号に対して、出力のス
イッチング動作は完全に追従しなければならない。
という理由からゼロクロス型のSSRが好ましい。ま
た、入力パルスのON、OFF信号に対して、出力のス
イッチング動作は完全に追従しなければならない。
【0019】図2に本実施例の直流電源の一例の回路図
を示す。変圧器61の一次側端子61a、61bはAC電源2
に接続され、二次側端子61c、61dはたとえば、整流ダ
イオードを4個ブリッジ接続した整流回路などからなる
整流器62に接続されている。整流器62のプラス側出力端
子はさらに3端子レギュレータ63に接続され、マイナス
側出力端子はアースに接続されている。3端子レギュレ
ータ63の入出力の両端子とアースとのあいだにはそれぞ
れ平滑コンデンサC1 、C2 が接続され、平滑コンデン
サC2 の両端が直流電源6の出力端子となり、直流電圧
Vccを供給する。
を示す。変圧器61の一次側端子61a、61bはAC電源2
に接続され、二次側端子61c、61dはたとえば、整流ダ
イオードを4個ブリッジ接続した整流回路などからなる
整流器62に接続されている。整流器62のプラス側出力端
子はさらに3端子レギュレータ63に接続され、マイナス
側出力端子はアースに接続されている。3端子レギュレ
ータ63の入出力の両端子とアースとのあいだにはそれぞ
れ平滑コンデンサC1 、C2 が接続され、平滑コンデン
サC2 の両端が直流電源6の出力端子となり、直流電圧
Vccを供給する。
【0020】直流電源6はこの例に限らず、バッテリ
ー、市販直流電源のような一般的な直流電源を使用する
ことができる。
ー、市販直流電源のような一般的な直流電源を使用する
ことができる。
【0021】つぎに、本実施例のパルス発生器5とゲー
ト回路4の一例について図3を参照しながら説明する。
パルス発生器5はたとえば抵抗R1 とコンデンサC3 か
らなるCR発振回路を有し、バイアス電圧を調整するこ
とにより発振周期を調整できるブロッキング発振器など
からなるパルス発生回路とパルス発生回路で発生したパ
ルス信号を分周して所望の周期のパルス信号に変換する
分周回路とから構成されている。電圧変換器Rvは、図
2に示される直流電源6の出力電圧Vccを、抵抗(R
2 、R3 、R4 )分割により所望の直流電圧に変換する
もので、基本周波数調整用電圧となる。これにより、パ
ルス信号の周期を調整することによりダイヤフラムポン
プの機械的インピーダンスに整合する周波数にダイヤフ
ラムの励振周波数を下げることができる。
ト回路4の一例について図3を参照しながら説明する。
パルス発生器5はたとえば抵抗R1 とコンデンサC3 か
らなるCR発振回路を有し、バイアス電圧を調整するこ
とにより発振周期を調整できるブロッキング発振器など
からなるパルス発生回路とパルス発生回路で発生したパ
ルス信号を分周して所望の周期のパルス信号に変換する
分周回路とから構成されている。電圧変換器Rvは、図
2に示される直流電源6の出力電圧Vccを、抵抗(R
2 、R3 、R4 )分割により所望の直流電圧に変換する
もので、基本周波数調整用電圧となる。これにより、パ
ルス信号の周期を調整することによりダイヤフラムポン
プの機械的インピーダンスに整合する周波数にダイヤフ
ラムの励振周波数を下げることができる。
【0022】ゲート回路4はNAND回路41、42が2個
直列に接続された構成であり、NAND回路41の2つの
入力端子がゲート回路4の入力端子4a、4bになり、
それぞれの入力端子にはパルス発生器5のパルス信号お
よび制御信号が入力される。NAND回路41の出力は、
NAND回路42に入力され、NAND回路42の出力がゲ
ート回路4の出力端子4cから出力される。
直列に接続された構成であり、NAND回路41の2つの
入力端子がゲート回路4の入力端子4a、4bになり、
それぞれの入力端子にはパルス発生器5のパルス信号お
よび制御信号が入力される。NAND回路41の出力は、
NAND回路42に入力され、NAND回路42の出力がゲ
ート回路4の出力端子4cから出力される。
【0023】つぎに、ゲート回路4の動作について説明
する。図4(a)は制御信号がHのばあい(出力が約1
/2の低速運転)であり、図4(b)は制御信号がLの
ばあい(定格運転)であり、それぞれ、上から制御信号
の波形、パルス信号の波形、NAND回路41の出力信号
の波形、ゲート回路4の出力信号波形を示している。図
4(a)において、制御信号がHのばあい、NAND回
路41の出力はパルス信号が反転した信号となり、この信
号がNAND回路42でさらに反転され、ゲート回路4の
出力はパルス信号と同じ信号になる。また、図4(b)
において、制御信号がLのばあい、NAND回路41の出
力はHとなり、これがNAND回路42で反転され、ゲー
ト回路4の出力はLとなる。
する。図4(a)は制御信号がHのばあい(出力が約1
/2の低速運転)であり、図4(b)は制御信号がLの
ばあい(定格運転)であり、それぞれ、上から制御信号
の波形、パルス信号の波形、NAND回路41の出力信号
の波形、ゲート回路4の出力信号波形を示している。図
4(a)において、制御信号がHのばあい、NAND回
路41の出力はパルス信号が反転した信号となり、この信
号がNAND回路42でさらに反転され、ゲート回路4の
出力はパルス信号と同じ信号になる。また、図4(b)
において、制御信号がLのばあい、NAND回路41の出
力はHとなり、これがNAND回路42で反転され、ゲー
ト回路4の出力はLとなる。
【0024】そのため、ゲート回路4の入力端子4bに
Lの制御信号が入力されたばあい(定格動作)、ゲート
回路4の出力は常にLの出力信号が出力端子4cに出力
される。この出力信号がSSR3の動作制御信号とな
る。SSR3の入力端子3dにゲート回路4からLの信
号が入力されると、SSR3の端子3a,3bは常にO
Nとなる。したがって、ポンプ1にはSSR3を介し
て、AC電源2より駆動電流が常に供給され、ポンプ1
は連続運転される。このため、その出力は定格出力とな
る。
Lの制御信号が入力されたばあい(定格動作)、ゲート
回路4の出力は常にLの出力信号が出力端子4cに出力
される。この出力信号がSSR3の動作制御信号とな
る。SSR3の入力端子3dにゲート回路4からLの信
号が入力されると、SSR3の端子3a,3bは常にO
Nとなる。したがって、ポンプ1にはSSR3を介し
て、AC電源2より駆動電流が常に供給され、ポンプ1
は連続運転される。このため、その出力は定格出力とな
る。
【0025】一方、ゲート回路4の入力端子4bにHの
制御信号が入力されたばあい(低速動作)、ゲート回路
4の出力はパルス信号と同じ周期のパルス信号が出力端
子4cに出力される。この出力信号がSSR3の動作制
御信号となる。SSR3の入力端子3dにゲート回路4
からパルス信号が入力されると、SSR3はパルス信号
がLのときONになり、HのときOFFになる。したが
って、ポンプ1にはSSR3がONのとき、AC電源2
より駆動電流が供給され、OFFのときは供給されな
い。これにより、ポンプ1は周期的に断続して駆動さ
れ、その出力は連続駆動のときの定格出力と比較して低
減される。パルス信号のON時間とOFF時間の比は必
ずしも1でなくてもポンプ1の出力を制御することがで
きる。ON時間とOFF時間が同じでなくても特定周期
のON、OFF制御でポンプ1の出力を定格出力の1/
2に制御することが可能となる。
制御信号が入力されたばあい(低速動作)、ゲート回路
4の出力はパルス信号と同じ周期のパルス信号が出力端
子4cに出力される。この出力信号がSSR3の動作制
御信号となる。SSR3の入力端子3dにゲート回路4
からパルス信号が入力されると、SSR3はパルス信号
がLのときONになり、HのときOFFになる。したが
って、ポンプ1にはSSR3がONのとき、AC電源2
より駆動電流が供給され、OFFのときは供給されな
い。これにより、ポンプ1は周期的に断続して駆動さ
れ、その出力は連続駆動のときの定格出力と比較して低
減される。パルス信号のON時間とOFF時間の比は必
ずしも1でなくてもポンプ1の出力を制御することがで
きる。ON時間とOFF時間が同じでなくても特定周期
のON、OFF制御でポンプ1の出力を定格出力の1/
2に制御することが可能となる。
【0026】低速運転のばあい、ポンプ1のダイヤフラ
ムはパルス信号に同期して周期的に振動するため、ポン
プ1の機械的インピーダンスと整合した周波数で、ダイ
ヤフラムを励振させることができ、ダイヤフラムの振動
により生じる騒音の高周波成分が低くなり、静かな運転
ができる。また、消費電力対吐出量の効率が上がるとと
もに、ダイヤフラムの励振周波数を下げても吐出量の脈
動が少ない。
ムはパルス信号に同期して周期的に振動するため、ポン
プ1の機械的インピーダンスと整合した周波数で、ダイ
ヤフラムを励振させることができ、ダイヤフラムの振動
により生じる騒音の高周波成分が低くなり、静かな運転
ができる。また、消費電力対吐出量の効率が上がるとと
もに、ダイヤフラムの励振周波数を下げても吐出量の脈
動が少ない。
【0027】本実施例ではゲート回路をNAND回路を
2個直列に接続した例で行ったが、NAND回路42はイ
ンバータのような他の回路でもよい。
2個直列に接続した例で行ったが、NAND回路42はイ
ンバータのような他の回路でもよい。
【0028】つぎに、具体的な実施例によりさらに詳細
に説明する。ポンプ1として、定格出力100 リットル/
分(0.15 kgf/cm2 )のダイヤフラム式エアーポンプ
を用い、AC電源2は単相100 V、60Hzの電源を用
い、制御信号は直流電源の出力電圧をトグルスイッチを
介してON、OFFさせることにより発生させた。
に説明する。ポンプ1として、定格出力100 リットル/
分(0.15 kgf/cm2 )のダイヤフラム式エアーポンプ
を用い、AC電源2は単相100 V、60Hzの電源を用
い、制御信号は直流電源の出力電圧をトグルスイッチを
介してON、OFFさせることにより発生させた。
【0029】パルス発生器5のパルスを12ミリ秒ON、
12ミリ秒OFFのパルスとしてポンプ1の特性を図5に
示す測定装置を用いて下記の手順で測定し、その結果を
図6に示した。図6のAは定格動作のグラフであり、B
は低速動作のグラフである。すなわち、ポンプ1の出力
口にデジタルマノメータ12とフロート式流量計13をホー
ス15で接続し、AC電源2とポンプ1の制御回路11との
あいだに電力計14が接続されている。
12ミリ秒OFFのパルスとしてポンプ1の特性を図5に
示す測定装置を用いて下記の手順で測定し、その結果を
図6に示した。図6のAは定格動作のグラフであり、B
は低速動作のグラフである。すなわち、ポンプ1の出力
口にデジタルマノメータ12とフロート式流量計13をホー
ス15で接続し、AC電源2とポンプ1の制御回路11との
あいだに電力計14が接続されている。
【0030】測定法は、まず制御信号をLとし、(イ)
ポンプ1を定格動作させたのち、デジタルマノメータ12
が意図した背圧を表示するようにフロート式流量計13の
流量しぼりダイヤル13aにより、流量計13のしぼり弁を
調整する。(ロ)つぎに、流量計13の流量値、デジタル
マノメータ12の背圧値、電力計14の電力値を記録する。
(ハ)ついで、制御信号をHとし、低速動作に切り替え
る。流量計13のしぼり弁は一定に保ってあっても背圧は
変化するので、再び流量計13の流量値、デジタルマノメ
ータ12の背圧値、電力計14の電力値を記録する。(ニ)
定格動作に戻し、(イ)の手順で背圧を変化させ、
(ロ)以下の手順を繰り返す。
ポンプ1を定格動作させたのち、デジタルマノメータ12
が意図した背圧を表示するようにフロート式流量計13の
流量しぼりダイヤル13aにより、流量計13のしぼり弁を
調整する。(ロ)つぎに、流量計13の流量値、デジタル
マノメータ12の背圧値、電力計14の電力値を記録する。
(ハ)ついで、制御信号をHとし、低速動作に切り替え
る。流量計13のしぼり弁は一定に保ってあっても背圧は
変化するので、再び流量計13の流量値、デジタルマノメ
ータ12の背圧値、電力計14の電力値を記録する。(ニ)
定格動作に戻し、(イ)の手順で背圧を変化させ、
(ロ)以下の手順を繰り返す。
【0031】これにより測定された測定値の一例を表1
に示す。
に示す。
【0032】
【表1】
【0033】なお、ホース15の流量がポンプ1の吐出量
であるため、吐出量は流量と同一の値となる。
であるため、吐出量は流量と同一の値となる。
【0034】以上の測定値からも分かるように低速動作
では定格動作と比較して電力は50%に下がるのに対して
吐出量は63%であり、効率が1.26倍上昇することがわか
る。
では定格動作と比較して電力は50%に下がるのに対して
吐出量は63%であり、効率が1.26倍上昇することがわか
る。
【0035】なお、ダイヤフラムエアーポンプの応用例
のなかには、たとえば、浄化槽のばあいのように、空気
吐出量が常に定格値である必要はなく、外部の条件に応
じて吐出量を制限しても差支えないばあいがある。この
ようなばあいには、外部条件を検知してその信号を、本
発明のポンプの制御信号として入力すれば省エネルギー
ポンプの制御システムを構築できる。
のなかには、たとえば、浄化槽のばあいのように、空気
吐出量が常に定格値である必要はなく、外部の条件に応
じて吐出量を制限しても差支えないばあいがある。この
ようなばあいには、外部条件を検知してその信号を、本
発明のポンプの制御信号として入力すれば省エネルギー
ポンプの制御システムを構築できる。
【0036】また、夜間時など騒音に対する配慮がとく
に要求されるばあいには、周囲の明るさを検知しその信
号や、タイムスイッチなどを用い、定刻になると発せら
れる信号や、手動スイッチなどからの信号を本発明の制
御回路に制御信号として入力することにより、低速動作
運転に切り替えれば効果的である。
に要求されるばあいには、周囲の明るさを検知しその信
号や、タイムスイッチなどを用い、定刻になると発せら
れる信号や、手動スイッチなどからの信号を本発明の制
御回路に制御信号として入力することにより、低速動作
運転に切り替えれば効果的である。
【0037】さらに、圧力センサや流量センサをつけ、
背圧や吐出量を監視するばあい、低速動作に切り替える
ことにより、背圧や吐出量が制限されセンサーの選定が
容易になる。
背圧や吐出量を監視するばあい、低速動作に切り替える
ことにより、背圧や吐出量が制限されセンサーの選定が
容易になる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、パルス発生器とゲート
回路とSSRによりAC駆動電流をパルスで制御してい
るため、簡単な構成でポンプの出力を制御することがで
き、しかもパルスの周波数でダイヤフラムの励振周波数
を調整できる。その結果低速運転を行ってもポンプの機
械的インピーダンスに整合させることができ、騒音の高
周波成分が低くなり、静かな運転をできると共に、消費
電力に対する吐出量の効率が上昇する。
回路とSSRによりAC駆動電流をパルスで制御してい
るため、簡単な構成でポンプの出力を制御することがで
き、しかもパルスの周波数でダイヤフラムの励振周波数
を調整できる。その結果低速運転を行ってもポンプの機
械的インピーダンスに整合させることができ、騒音の高
周波成分が低くなり、静かな運転をできると共に、消費
電力に対する吐出量の効率が上昇する。
【0039】さらに、回路構成が簡単で安価に形成でき
ると共に、無接点のSSRを使用しているため、寿命が
長く、しかもノイズ対策の必要がない。その結果、セン
サなどと組み合わせ、たとえば浄化槽の水位の自動監視
などと組合せて高度な省エネルギーシステムの確立に寄
与する。
ると共に、無接点のSSRを使用しているため、寿命が
長く、しかもノイズ対策の必要がない。その結果、セン
サなどと組み合わせ、たとえば浄化槽の水位の自動監視
などと組合せて高度な省エネルギーシステムの確立に寄
与する。
【図1】本発明のダイヤフラムポンプの出力制御回路の
一実施例のブロックダイヤグラムである。
一実施例のブロックダイヤグラムである。
【図2】本発明の出力制御回路に使用される直流電源の
一例の回路図である。
一例の回路図である。
【図3】本発明の出力制御回路に使用されるパルス発生
器とゲート回路の一例の回路図である。
器とゲート回路の一例の回路図である。
【図4】図3のゲート回路の各部の信号波形を示す図で
あり、(a)は低速動作のばあい、(b)は定格動作の
ばあいである。
あり、(a)は低速動作のばあい、(b)は定格動作の
ばあいである。
【図5】ダイヤフラムポンプの特性を測定するための装
置の説明図である。
置の説明図である。
【図6】本発明の制御回路を使用したダイヤフラムポン
プの特性を示すグラフである。
プの特性を示すグラフである。
1 ポンプ 2 AC電源 3 SSR 4 ゲート回路 5 パルス発生器
Claims (5)
- 【請求項1】 商用交流電源で動作する電磁石を有する
ダイヤフラムポンプの出力制御方法であって、パルスに
より前記商用交流電源をスイッチングすることによりダ
イヤフラムポンプの出力を下げることを特徴とするダイ
ヤフラムポンプの出力制御方法。 - 【請求項2】 前記パルスの周波数を前記ポンプの機械
的インピーダンスに整合する周波数に調整することを特
徴とする請求項1記載のダイヤフラムポンプの出力制御
方法。 - 【請求項3】 商用交流電源で動作する電磁石を有する
ダイヤフラムポンプの出力制御回路であって、前記商用
交流電源に接続される2端子の一方にソリッドステート
リレーが接続され、該ソリッドステートリレーの入力側
にゲート回路が接続され、該ゲート回路の第1の入力端
子にパルス発生器が接続され、かつ、前記ゲート回路の
第2の入力端子に制御信号が入力され、該制御信号に応
じて前記商用交流電源が直接に、または前記パルス発生
器のパルスによりスイッチングされて前記ポンプに印加
されることにより前記ポンプの出力が制御されるダイヤ
フラムポンプの出力制御回路。 - 【請求項4】 前記パルス発生器は周波数可変型である
請求項3記載のダイヤフラムポンプの出力制御回路。 - 【請求項5】 前記ソリッドステートリレーがゼロクロ
ス型である請求項3記載のダイヤフラムポンプの出力制
御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24517593A JPH07103147A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | ダイヤフラムポンプの出力制御方法およびその回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24517593A JPH07103147A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | ダイヤフラムポンプの出力制御方法およびその回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07103147A true JPH07103147A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17129729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24517593A Pending JPH07103147A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | ダイヤフラムポンプの出力制御方法およびその回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07103147A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103283A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Fuji Clean Kogyo Kk | 排水処理装置および排水処理方法 |
| JP2011208508A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Housetec Inc | 電磁式ポンプおよび水処理システム |
| IT201700103749A1 (it) * | 2017-09-15 | 2019-03-15 | Robertshaw S R L | Pompa e relativo metodo di controllo |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24517593A patent/JPH07103147A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103283A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Fuji Clean Kogyo Kk | 排水処理装置および排水処理方法 |
| JP2011208508A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Housetec Inc | 電磁式ポンプおよび水処理システム |
| IT201700103749A1 (it) * | 2017-09-15 | 2019-03-15 | Robertshaw S R L | Pompa e relativo metodo di controllo |
| EP3456965A1 (en) * | 2017-09-15 | 2019-03-20 | Robertshaw S.r.l. | Pump, and corresponding control method |
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