JPH07103602B2 - マンホ−ルの更生工法 - Google Patents
マンホ−ルの更生工法Info
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- JPH07103602B2 JPH07103602B2 JP3160762A JP16076291A JPH07103602B2 JP H07103602 B2 JPH07103602 B2 JP H07103602B2 JP 3160762 A JP3160762 A JP 3160762A JP 16076291 A JP16076291 A JP 16076291A JP H07103602 B2 JPH07103602 B2 JP H07103602B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
- F16L58/02—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水道等の既設マン
ホ−ルの更生工法、特に耐食性と止水性の向上に関する
ものである。
ホ−ルの更生工法、特に耐食性と止水性の向上に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば既設下水道の既設マンホ−
ルの防食と止水を図る更生工法としては、マンホ−ル壁
側にドリルで穴を開け、外側とひびやクラック部とにセ
メント系やウレタン系等のグラウト剤を注入して止水す
る工法や、マンホ−ルの側壁にエポキシ系やタ−ルエポ
キシ系などの合成樹脂塗料を塗装する工法、マンホ−ル
の側壁にエポキシ樹脂系など樹脂系モルタルをこてある
いは刷毛塗りして厚みを得る工法、あるいはマンホ−ル
内部に型枠を組み、側壁と型枠の間に樹脂系モルタルを
充填する工法等が行われている。
ルの防食と止水を図る更生工法としては、マンホ−ル壁
側にドリルで穴を開け、外側とひびやクラック部とにセ
メント系やウレタン系等のグラウト剤を注入して止水す
る工法や、マンホ−ルの側壁にエポキシ系やタ−ルエポ
キシ系などの合成樹脂塗料を塗装する工法、マンホ−ル
の側壁にエポキシ樹脂系など樹脂系モルタルをこてある
いは刷毛塗りして厚みを得る工法、あるいはマンホ−ル
内部に型枠を組み、側壁と型枠の間に樹脂系モルタルを
充填する工法等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記マンホ−ル壁側に
ドリルで穴を開け、グラウト剤を注入して止水する工法
は、亜硫酸ガス発生に起因するコンクリ−ト製直壁や斜
壁の防食には効果がないという短所があった。また、グ
ラウト剤が長年の使用の間に劣化したり収縮し、車両な
どの振動によって剥離するため長期間の止水効果が期待
出来ないという短所もあつた。
ドリルで穴を開け、グラウト剤を注入して止水する工法
は、亜硫酸ガス発生に起因するコンクリ−ト製直壁や斜
壁の防食には効果がないという短所があった。また、グ
ラウト剤が長年の使用の間に劣化したり収縮し、車両な
どの振動によって剥離するため長期間の止水効果が期待
出来ないという短所もあつた。
【0004】また、マンホ−ルの側壁に合成樹脂塗料を
塗装する工法は、合成樹脂塗料がマンホ−ルの側壁に密
着するよう十分な下地処理を行なわねばならず、かつ防
食効果を発揮させるためには三回以上塗装する必要があ
り、塗り重ねるための時間間隔をも考慮すると工期が長
くなり、交通の障害になるという短所があった。さらに
車両などの振動によって目地部の塗装にクラックが発生
して剥離してしまうという短所もあつた。
塗装する工法は、合成樹脂塗料がマンホ−ルの側壁に密
着するよう十分な下地処理を行なわねばならず、かつ防
食効果を発揮させるためには三回以上塗装する必要があ
り、塗り重ねるための時間間隔をも考慮すると工期が長
くなり、交通の障害になるという短所があった。さらに
車両などの振動によって目地部の塗装にクラックが発生
して剥離してしまうという短所もあつた。
【0005】また、マンホ−ルの側壁に樹脂系モルタル
を塗る工法においても下地処理を十分に行なう必要があ
るととも、樹脂系モルタルを厚く塗るための重ね合わせ
の時間が必要になり、やはり工期が長くなってしまう。
を塗る工法においても下地処理を十分に行なう必要があ
るととも、樹脂系モルタルを厚く塗るための重ね合わせ
の時間が必要になり、やはり工期が長くなってしまう。
【0006】また、マンホ−ル内部に型枠を組み、側壁
と型枠の間に樹脂系モルタルを充填する工法は、型枠の
組み立てと取外しに時間を要し、その分工期が長くなっ
てしまうという短所があった。
と型枠の間に樹脂系モルタルを充填する工法は、型枠の
組み立てと取外しに時間を要し、その分工期が長くなっ
てしまうという短所があった。
【0007】この発明はかかる短所を解決するためにな
されものであり、短時間で施工することができるととも
に、止水性と防食性を向上することができるマンホ−ル
の更生工法を提供することを目的とするものである。
されものであり、短時間で施工することができるととも
に、止水性と防食性を向上することができるマンホ−ル
の更生工法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマンホ−
ルの更生工法は、マンホ−ル直壁の内径よりやや小さな
外径を有する熱可塑性樹脂パイプを加熱,軟化して扁平
状に加工した後、断面積が小さくなるように形状を変
え、該樹脂パイプをマンホ−ル内部に立て込み、マンホ
−ルの上,下流側管渠を密封若しは連通させ、マンホ−
ル内の樹脂パイプの内外面に形状回復温度以上形状記憶
温度以下の加熱流体を供給して樹脂パイプの形状を円筒
上に回復し、形状が回復した樹脂パイプの下部を目地止
めし、マンホ−ル直壁と樹脂パイプの空隙にセメント系
モルタル,無機系モルタル又は有機系樹脂モルタルから
なる充填剤を充填し硬化させることを特徴とする。
ルの更生工法は、マンホ−ル直壁の内径よりやや小さな
外径を有する熱可塑性樹脂パイプを加熱,軟化して扁平
状に加工した後、断面積が小さくなるように形状を変
え、該樹脂パイプをマンホ−ル内部に立て込み、マンホ
−ルの上,下流側管渠を密封若しは連通させ、マンホ−
ル内の樹脂パイプの内外面に形状回復温度以上形状記憶
温度以下の加熱流体を供給して樹脂パイプの形状を円筒
上に回復し、形状が回復した樹脂パイプの下部を目地止
めし、マンホ−ル直壁と樹脂パイプの空隙にセメント系
モルタル,無機系モルタル又は有機系樹脂モルタルから
なる充填剤を充填し硬化させることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明においては、マンホ−ル直壁の内径よ
りやや小さな外径を有する熱可塑性樹脂パイプを形状回
復温度以上形状記憶温度以下の温度で加熱,軟化して扁
平状に加工した後、扁平樹脂パイプを両端が接近するよ
うにして丸めるか折り畳んで断面積を小さくして、マン
ホ−ルの口輪より外径が大きい樹脂パイプをマンホ−ル
の口輪から入るようにする。
りやや小さな外径を有する熱可塑性樹脂パイプを形状回
復温度以上形状記憶温度以下の温度で加熱,軟化して扁
平状に加工した後、扁平樹脂パイプを両端が接近するよ
うにして丸めるか折り畳んで断面積を小さくして、マン
ホ−ルの口輪より外径が大きい樹脂パイプをマンホ−ル
の口輪から入るようにする。
【0010】この断面積を小さくした樹脂パイプをマン
ホ−ル内部に立て込んだ後、マンホ−ルの上,下流側管
渠を密封若しは連通させてから、マンホ−ル内の樹脂パ
イプの内外面を形状回復温度以上形状記憶温度以下の温
度で同時に加熱することにより、樹脂パイプを均一に加
熱して形状を円筒上に回復させ、樹脂パイプをマンホ−
ル直壁に沿って立設する。
ホ−ル内部に立て込んだ後、マンホ−ルの上,下流側管
渠を密封若しは連通させてから、マンホ−ル内の樹脂パ
イプの内外面を形状回復温度以上形状記憶温度以下の温
度で同時に加熱することにより、樹脂パイプを均一に加
熱して形状を円筒上に回復させ、樹脂パイプをマンホ−
ル直壁に沿って立設する。
【0011】この形状が回復した樹脂パイプの下部を目
地止めした後、マンホ−ル直壁と樹脂パイプの空隙に充
填剤を充填し硬化させて、マンホ−ル直壁を充填剤と樹
脂パイプで覆う。
地止めした後、マンホ−ル直壁と樹脂パイプの空隙に充
填剤を充填し硬化させて、マンホ−ル直壁を充填剤と樹
脂パイプで覆う。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図であ
る。図において、1はマンホ−ル2内に立て込まれた扁
平樹脂パイプである。扁平樹脂パイプ1は、例えば塩化
ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリブテン等
の熱可塑性樹脂からなる。この熱可塑性樹脂を押し出し
成形法などによって、図2の斜視図に示すように、外径
Dが既設マンホ−ル2の直壁3の内径よりやや小さな、
例えば直壁3の内径より60mm程度小さな外径を有する円
筒状の樹脂パイプ1aに成形し、マンホ−ル2の直壁3
の深さと同じ長さに切断する。この樹脂パイプ1aを形
状回復温度以上、形状記憶温度以下の温度、例えば、樹
脂パイプ1aが硬質塩化ビニルで形成されているときは
90〜120度の加熱雰囲気中で軟化させながら、成形ロ−
ラや押出しスリット等の機械的方法により、図3に示す
ように扁平に加工する。この扁平樹脂パイプ1を、図4
(a),(b)に示すように両端が接近するように丸め
たり、図4(c)に示すように折り畳むかして、マンホ
−ル1の口輪4から挿入できる程度に断面積を小さく
し、冷却して形状を固定する。
る。図において、1はマンホ−ル2内に立て込まれた扁
平樹脂パイプである。扁平樹脂パイプ1は、例えば塩化
ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリブテン等
の熱可塑性樹脂からなる。この熱可塑性樹脂を押し出し
成形法などによって、図2の斜視図に示すように、外径
Dが既設マンホ−ル2の直壁3の内径よりやや小さな、
例えば直壁3の内径より60mm程度小さな外径を有する円
筒状の樹脂パイプ1aに成形し、マンホ−ル2の直壁3
の深さと同じ長さに切断する。この樹脂パイプ1aを形
状回復温度以上、形状記憶温度以下の温度、例えば、樹
脂パイプ1aが硬質塩化ビニルで形成されているときは
90〜120度の加熱雰囲気中で軟化させながら、成形ロ−
ラや押出しスリット等の機械的方法により、図3に示す
ように扁平に加工する。この扁平樹脂パイプ1を、図4
(a),(b)に示すように両端が接近するように丸め
たり、図4(c)に示すように折り畳むかして、マンホ
−ル1の口輪4から挿入できる程度に断面積を小さく
し、冷却して形状を固定する。
【0013】この扁平樹脂パイプ1を使用してマンホ−
ル2の更生を行うときは、断面積を小さくした扁平樹脂
パイプ1を現地に搬入し、リフトなどを使って吊り下げ
て、図1に示すようにマンホ−ル2内に挿入し、マンホ
−ル2のインバ−ト5上に仮設置する。その後、マンホ
−ル2に連結された上流側の管渠口6と下流側の管渠口
7に、柔軟なゴムからなり中央部に流体通路を有するパ
ッカ−8を挿入し、中央部の流体通路を密封した状態で
膨張させて管渠口6,7を密閉状態にする。この状態
で、図5に示すように、マンホ−ル2の近傍に加熱流体
発生装置9を設置する。この加熱流体発生装置9から供
給ホ−ス10,11を経由して扁平樹脂パイプ1の内外
面に、扁平樹脂パイプ1の形状回復温度以上で形状記憶
温度以下の温度を有する加熱流体を供給する。扁平樹脂
パイプ1は供給されている加熱流体の温度により、元の
円筒状の樹脂パイプ1aに形状が回復し始める。
ル2の更生を行うときは、断面積を小さくした扁平樹脂
パイプ1を現地に搬入し、リフトなどを使って吊り下げ
て、図1に示すようにマンホ−ル2内に挿入し、マンホ
−ル2のインバ−ト5上に仮設置する。その後、マンホ
−ル2に連結された上流側の管渠口6と下流側の管渠口
7に、柔軟なゴムからなり中央部に流体通路を有するパ
ッカ−8を挿入し、中央部の流体通路を密封した状態で
膨張させて管渠口6,7を密閉状態にする。この状態
で、図5に示すように、マンホ−ル2の近傍に加熱流体
発生装置9を設置する。この加熱流体発生装置9から供
給ホ−ス10,11を経由して扁平樹脂パイプ1の内外
面に、扁平樹脂パイプ1の形状回復温度以上で形状記憶
温度以下の温度を有する加熱流体を供給する。扁平樹脂
パイプ1は供給されている加熱流体の温度により、元の
円筒状の樹脂パイプ1aに形状が回復し始める。
【0014】この扁平樹脂パイプ1の形状回復が進み、
円筒状になった樹脂パイプ1aの外面がマンホ−ル2の
ステップ12に接触するままで膨張してきたら、加熱流
体の供給を一時中止し、図6に示すように、樹脂パイプ
1aの各ステップ12に当たる部分13を内側から箱抜
きしたように切断し除去する。なお、この各ステップ1
2に当たる部分13は、樹脂パイプ1aを扁平加工する
前にあらかじめ切断除去しておいても良い。また、この
とき亜硫酸ガスなどによって著しく腐食しているステッ
プ12があったら、そのステップ12は根本から除去す
る。
円筒状になった樹脂パイプ1aの外面がマンホ−ル2の
ステップ12に接触するままで膨張してきたら、加熱流
体の供給を一時中止し、図6に示すように、樹脂パイプ
1aの各ステップ12に当たる部分13を内側から箱抜
きしたように切断し除去する。なお、この各ステップ1
2に当たる部分13は、樹脂パイプ1aを扁平加工する
前にあらかじめ切断除去しておいても良い。また、この
とき亜硫酸ガスなどによって著しく腐食しているステッ
プ12があったら、そのステップ12は根本から除去す
る。
【0015】このようにステップ12の箱抜き部分13
を除去した後、再び加熱流体の供給を開始して、樹脂パ
イプ1aを成形した原形まで形状を回復して円筒形にす
る。なお、樹脂パイプ1aが形状回復したときに、その
断面が真円になりにくい場合にはゴムや合成樹脂の補助
袋を挿入し、その内部に例えば0.5Kgf/cm2程度の加熱加
圧蒸気を供給したり、樹脂パイプ1aの軟化中にジャッ
キを利用して断面を真円にしても良い。
を除去した後、再び加熱流体の供給を開始して、樹脂パ
イプ1aを成形した原形まで形状を回復して円筒形にす
る。なお、樹脂パイプ1aが形状回復したときに、その
断面が真円になりにくい場合にはゴムや合成樹脂の補助
袋を挿入し、その内部に例えば0.5Kgf/cm2程度の加熱加
圧蒸気を供給したり、樹脂パイプ1aの軟化中にジャッ
キを利用して断面を真円にしても良い。
【0016】樹脂パイプ1aの形状が成形した円筒状に
回復したら、上,下流管渠口6,7の樹脂パイプ1a
を、図6に示すように管渠径に合うよう半径分だけ切断
し除去する。なお、この部分は樹脂パイプ1aを扁平樹
脂パイプ1に加工する前に、切断,除去しておくと現地
施工を一層簡略化することができる。
回復したら、上,下流管渠口6,7の樹脂パイプ1a
を、図6に示すように管渠径に合うよう半径分だけ切断
し除去する。なお、この部分は樹脂パイプ1aを扁平樹
脂パイプ1に加工する前に、切断,除去しておくと現地
施工を一層簡略化することができる。
【0017】その後、樹脂パイプ1aの端部とインバ−
ト5との接触部14をエポキシ樹脂系等の接着剤で目地
止めする。また、パッカ−8を使って上・下流管渠口
6,7のモルタル漏れ防止を行なうために、パッカ−8
の表面がマンホ−ル直壁3と樹脂パイプ1aの双方に接
触するようにする。さらにステップ12の箱抜きした部
分13にも相当する形状の箱やパイプをマンホ−ル直壁
3まで当るように挿入し、エポキシ樹脂系等の接着剤で
目地止めする。
ト5との接触部14をエポキシ樹脂系等の接着剤で目地
止めする。また、パッカ−8を使って上・下流管渠口
6,7のモルタル漏れ防止を行なうために、パッカ−8
の表面がマンホ−ル直壁3と樹脂パイプ1aの双方に接
触するようにする。さらにステップ12の箱抜きした部
分13にも相当する形状の箱やパイプをマンホ−ル直壁
3まで当るように挿入し、エポキシ樹脂系等の接着剤で
目地止めする。
【0018】この目地止め作業が終了した後、図7に示
すようにパッカ−8の密封した中央部の流体通路を開放
し、この流体通路を通して下水を流す。この状態で樹脂
パイプ1aの下部に孔を開け、バルブ付ねじ込み継手1
5を接合する。そして、マンホ−ル2の近傍に充填ポン
プ16を設置し、充填ポンプ16とバルブ付ねじ込み継
手15をグラウトホ−ス17で接続する。その後、充填
ポンプ16からグラウトホ−ス17を通してセメント系
モルタル,エポシキ系等の無機系モルタル又は有機系樹
脂モルタルからなる充填剤18を圧送し、マンホ−ル2
と樹脂パイプ1aとの間隙に充填する。この充填剤18
をマンホ−ル2と樹脂パイプ1aとの間隙に充填すると
きに、空気の巻き込みがないようにゆっくりと圧送し、
充填剤18が樹脂パイプ1aの上端から僅かに溢れ出る
程度まで充填する。なお、充填剤18の流れを容易にす
るとともに空気の巻き込みを防止するために、バイブレ
−タ等の起震機を使っても良い。
すようにパッカ−8の密封した中央部の流体通路を開放
し、この流体通路を通して下水を流す。この状態で樹脂
パイプ1aの下部に孔を開け、バルブ付ねじ込み継手1
5を接合する。そして、マンホ−ル2の近傍に充填ポン
プ16を設置し、充填ポンプ16とバルブ付ねじ込み継
手15をグラウトホ−ス17で接続する。その後、充填
ポンプ16からグラウトホ−ス17を通してセメント系
モルタル,エポシキ系等の無機系モルタル又は有機系樹
脂モルタルからなる充填剤18を圧送し、マンホ−ル2
と樹脂パイプ1aとの間隙に充填する。この充填剤18
をマンホ−ル2と樹脂パイプ1aとの間隙に充填すると
きに、空気の巻き込みがないようにゆっくりと圧送し、
充填剤18が樹脂パイプ1aの上端から僅かに溢れ出る
程度まで充填する。なお、充填剤18の流れを容易にす
るとともに空気の巻き込みを防止するために、バイブレ
−タ等の起震機を使っても良い。
【0019】充填剤18をマンホ−ル2と樹脂パイプ1
aとの全間隙に充填した後、充填ポンプ16からの圧送
を停止し、バルブ付ねじ込み継手15のバルブを閉じて
充填剤18が硬化するまで待つ。
aとの全間隙に充填した後、充填ポンプ16からの圧送
を停止し、バルブ付ねじ込み継手15のバルブを閉じて
充填剤18が硬化するまで待つ。
【0020】充填剤18が硬化して乾燥したらバルブ付
ねじ込み継手15やパッカ−8とステップ12の箱抜き
材料等を取り除き、ステップ12の箱抜き部分にパテ等
を充填して表面を平滑に仕上げる。またステップ12を
根元から除去した場合には、その部分の充填剤18とマ
ンホ−ル直側3にドリル等で孔を開け、新しいステップ
12を挿入し、接着材を充填し固定する。このようにし
てマンホ−ル2の直壁3全面を充填剤18と硫酸、塩酸
等の酸やアルカリ等に対する耐薬品性を有する樹脂パイ
プ1aで2重に覆うことにより、直壁3の止水性と防食
性を高めることができる。
ねじ込み継手15やパッカ−8とステップ12の箱抜き
材料等を取り除き、ステップ12の箱抜き部分にパテ等
を充填して表面を平滑に仕上げる。またステップ12を
根元から除去した場合には、その部分の充填剤18とマ
ンホ−ル直側3にドリル等で孔を開け、新しいステップ
12を挿入し、接着材を充填し固定する。このようにし
てマンホ−ル2の直壁3全面を充填剤18と硫酸、塩酸
等の酸やアルカリ等に対する耐薬品性を有する樹脂パイ
プ1aで2重に覆うことにより、直壁3の止水性と防食
性を高めることができる。
【0021】マンホ−ル2の直壁3の処理が終了した
ら、マンホ−ル2の斜壁19の処理を行う。この斜壁1
9は地表面に近く、かつ面積が小さいから浸入水は少な
い。このため亜硫酸ガス等による防食対策を確実に行っ
ておけば良い。そこ斜壁19の表面をディスクサンダで
面荒らしし、エポキシ樹脂系パテ20を使って3mm以上
にこて塗りまたは手塗りする。
ら、マンホ−ル2の斜壁19の処理を行う。この斜壁1
9は地表面に近く、かつ面積が小さいから浸入水は少な
い。このため亜硫酸ガス等による防食対策を確実に行っ
ておけば良い。そこ斜壁19の表面をディスクサンダで
面荒らしし、エポキシ樹脂系パテ20を使って3mm以上
にこて塗りまたは手塗りする。
【0022】なお、上記実施例はマンホ−ル2と樹脂パ
イプ1aとの間隙に充填剤18のみを充填した場合につ
いて説明したが、マンホ−ル2と樹脂パイプ1aとの間
隙に金網を全面又は部分的に等間隔で張りめぐらせてお
くことにより、強度を補強することができる。
イプ1aとの間隙に充填剤18のみを充填した場合につ
いて説明したが、マンホ−ル2と樹脂パイプ1aとの間
隙に金網を全面又は部分的に等間隔で張りめぐらせてお
くことにより、強度を補強することができる。
【0023】また、樹脂パイプ1aとして図8の斜視図
に示すように、外周面に凸型リブを付けた樹脂パイプ1
aや、図9(a),(b)の断面図に示すように、外周
面に鍵型リブを付けた樹脂パイプ1aや外周面に凹凸を
有する樹脂パイプ1aを使用することにより、樹脂パイ
プ1aと充填剤18との接合力をより高めることができ
る。
に示すように、外周面に凸型リブを付けた樹脂パイプ1
aや、図9(a),(b)の断面図に示すように、外周
面に鍵型リブを付けた樹脂パイプ1aや外周面に凹凸を
有する樹脂パイプ1aを使用することにより、樹脂パイ
プ1aと充填剤18との接合力をより高めることができ
る。
【0024】また、上記実施例はパッカ−8を使って上
・下流管渠口6,7を密封し、かつ充填剤18の漏れ防
止を図った場合について説明したが、上・下流管渠口
6,7間に管渠径に相当する仮配管を連結しても良い。
この場合はマンホ−ル2内に扁平樹脂パイプ1を立て込
むときにも下水の流れを止めることなく作業を行うこと
ができる。
・下流管渠口6,7を密封し、かつ充填剤18の漏れ防
止を図った場合について説明したが、上・下流管渠口
6,7間に管渠径に相当する仮配管を連結しても良い。
この場合はマンホ−ル2内に扁平樹脂パイプ1を立て込
むときにも下水の流れを止めることなく作業を行うこと
ができる。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、マンホ
−ル直壁の内径よりやや小さな外径を有する熱可塑性樹
脂パイプを形状回復温度以上形状記憶温度以下の温度で
加熱,軟化して扁平状に加工した後、扁平樹脂パイプを
両端が接近するようにして丸めるか折り畳んで断面積を
小さくして、マンホ−ルの口輪より外径が大きい樹脂パ
イプをマンホ−ルの口輪から入るようにしたから、マン
ホ−ルの口輪より外径が大きい樹脂パイプを簡単にマン
ホ−ルに挿入することができる。
−ル直壁の内径よりやや小さな外径を有する熱可塑性樹
脂パイプを形状回復温度以上形状記憶温度以下の温度で
加熱,軟化して扁平状に加工した後、扁平樹脂パイプを
両端が接近するようにして丸めるか折り畳んで断面積を
小さくして、マンホ−ルの口輪より外径が大きい樹脂パ
イプをマンホ−ルの口輪から入るようにしたから、マン
ホ−ルの口輪より外径が大きい樹脂パイプを簡単にマン
ホ−ルに挿入することができる。
【0026】また断面積を小さくした樹脂パイプをマン
ホ−ル内部に立て込んだ後、マンホ−ルの上,下流側管
渠を密封若しは連通させてから、マンホ−ル内の樹脂パ
イプの内外面を形状回復温度以上形状記憶温度以下の温
度で同時に加熱することにより、樹脂パイプを均一に加
熱して形状を円筒上に回復させるから、短時間で樹脂パ
イプをマンホ−ル直壁に沿って立設することができる。
ホ−ル内部に立て込んだ後、マンホ−ルの上,下流側管
渠を密封若しは連通させてから、マンホ−ル内の樹脂パ
イプの内外面を形状回復温度以上形状記憶温度以下の温
度で同時に加熱することにより、樹脂パイプを均一に加
熱して形状を円筒上に回復させるから、短時間で樹脂パ
イプをマンホ−ル直壁に沿って立設することができる。
【0027】この形状が回復した樹脂パイプの下部を目
地止めした後、マンホ−ル直壁と樹脂パイプの空隙にセ
メント系や無機系モルタル又は有機系樹脂モルタルから
なるを充填剤を充填し硬化させて、マンホ−ル直壁を充
填剤と工場で製作されたピンホ−ルのない均質な樹脂パ
イプで2重に覆うことにより、マンホ−ル直壁の耐水性
と耐食性を高めることができる。
地止めした後、マンホ−ル直壁と樹脂パイプの空隙にセ
メント系や無機系モルタル又は有機系樹脂モルタルから
なるを充填剤を充填し硬化させて、マンホ−ル直壁を充
填剤と工場で製作されたピンホ−ルのない均質な樹脂パ
イプで2重に覆うことにより、マンホ−ル直壁の耐水性
と耐食性を高めることができる。
【0028】また、樹脂パイプと充填剤が一体化し、か
つ充填剤の厚みを厚くすることができるので、マンホ−
ル自体の強度を補強することもできる。
つ充填剤の厚みを厚くすることができるので、マンホ−
ル自体の強度を補強することもできる。
【0029】さらに、下水道管の場合には、下水を流し
ながら施工することもできるので、下水道管本来の機能
を損なうことなしにマンホ−ルを更生することができ
る。
ながら施工することもできるので、下水道管本来の機能
を損なうことなしにマンホ−ルを更生することができ
る。
【図1】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】樹脂パイプを示す斜視図である。
【図3】扁平樹脂パイプを示す断面図である。
【図4】(a),(b),(c)は各々断面積を小さく
した扁平樹脂パイプを示す断面図である。
した扁平樹脂パイプを示す断面図である。
【図5】扁平樹脂パイプの形状回復工程を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】樹脂パイプの加工工程を示す斜視図である。
【図7】充填剤の充填工程を示す断面図である。
【図8】樹脂パイプの他の例を示す斜視図である。
【図9】(a),(b)は各々樹脂パイプの他の例を示
す断面図である。
す断面図である。
1 扁平樹脂パイプ 1a 樹脂パイプ 2 マンホ−ル 3 マンホ−ルの直壁 4 マンホ−ルの口輪 8 パッカ− 9 加熱流体発生装置 16 充填ポンプ 18 充填剤
Claims (1)
- 【請求項1】 マンホ−ル直壁の内径よりやや小さな外
径を有する熱可塑性樹脂パイプを加熱,軟化して扁平状
に加工した後、断面積が小さくなるように形状を変え、
該樹脂パイプをマンホ−ル内部に立て込み、マンホ−ル
の上,下流側管渠を密封若しは連通させ、マンホ−ル内
の樹脂パイプの内外面に形状回復温度以上形状記憶温度
以下の加熱流体を供給して樹脂パイプの形状を円筒上に
回復し、形状が回復した樹脂パイプの下部を目地止め
し、マンホ−ル直壁と樹脂パイプの空隙にセメント系モ
ルタル,無機系モルタル又は有機系樹脂モルタルからな
る充填剤を充填し硬化させることを特徴とするマンホ−
ルの更生工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3160762A JPH07103602B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | マンホ−ルの更生工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3160762A JPH07103602B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | マンホ−ルの更生工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04360925A JPH04360925A (ja) | 1992-12-14 |
| JPH07103602B2 true JPH07103602B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=15721917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3160762A Expired - Lifetime JPH07103602B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | マンホ−ルの更生工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07103602B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI114232B (fi) * | 2003-03-14 | 2004-09-15 | Uponor Innovation Ab | Menetelmä ja sovitelma kaivon kunnostamiseksi sekä kaivon sisävuorauselementti |
| JP4573246B2 (ja) * | 2005-12-21 | 2010-11-04 | 日本電信電話株式会社 | 地中埋設管補修方法 |
| CN119843750B (zh) * | 2025-01-21 | 2025-08-29 | 北京市市政工程设计研究总院有限公司 | 一种不断水接驳的现状井改造为多功能检查井的方法 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP3160762A patent/JPH07103602B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04360925A (ja) | 1992-12-14 |
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