JPH07103748A - 定圧型測定機 - Google Patents
定圧型測定機Info
- Publication number
- JPH07103748A JPH07103748A JP5246850A JP24685093A JPH07103748A JP H07103748 A JPH07103748 A JP H07103748A JP 5246850 A JP5246850 A JP 5246850A JP 24685093 A JP24685093 A JP 24685093A JP H07103748 A JPH07103748 A JP H07103748A
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- Japan
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- piece member
- piece
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- constant pressure
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- Granted
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B3/00—Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
- G01B3/18—Micrometers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定圧を一定にできる定圧型測定機の提供。
【構成】 スピンドル3の端部に駒部材12を回動可能
に支持し、この駒部材12をスリーブ15内で移動自在
とし、駒部材12に取り付けられた係合部材13を係合
部材駆動機構14によりスピンドル軸方向へ進退させ、
スピンドル3と駒部材12との間に駒部材12を所定姿
勢に保持するとともに係合部材に所定以上の力が作用し
たときに駒部材12を回動させる保持手段23を設け
る。この保持手段23が作動して駒部材12が回動する
と、駒部材12のエッジ12Bがスリーブ15の内壁に
食い込んでスピンドル3をロックする。
に支持し、この駒部材12をスリーブ15内で移動自在
とし、駒部材12に取り付けられた係合部材13を係合
部材駆動機構14によりスピンドル軸方向へ進退させ、
スピンドル3と駒部材12との間に駒部材12を所定姿
勢に保持するとともに係合部材に所定以上の力が作用し
たときに駒部材12を回動させる保持手段23を設け
る。この保持手段23が作動して駒部材12が回動する
と、駒部材12のエッジ12Bがスリーブ15の内壁に
食い込んでスピンドル3をロックする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンドルの移動量に
より被測定物の長さ、厚み等の寸法を計測する定圧型測
定機に関する。
より被測定物の長さ、厚み等の寸法を計測する定圧型測
定機に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、スピンドルの移動量により被測
定物の寸法を計測する測定機としてマイクロメータやダ
イヤルゲージ等が知られている。この測定機は、種々の
ものが開発さているが、その一般的な構造は、本体フレ
ームにスピンドルを軸方向進退可能に取り付け、このス
ピンドルの端部に係合部材を設け、この係合部材を係合
部材駆動機構によりスピンドル軸方向へ進退させ、この
時のスピンドルの移動量を読み取ることにより被測定物
の測定を行うものである。測定に際しては、スピンドル
の端部で被測定物を押圧するが、このスピンドルの測定
圧が一定でないと、測定誤差が生じることになる。その
ためで、従来より、測定圧を一定に保つための構造が施
された定圧測定機がある。その従来構造として、例え
ば、係合部材をスピンドル前進方向に常時付勢する引張
ばねを用いたもの(従来例1)や、係合部材を駒部材に
取り付けるとともにこの駒部材を圧縮ばねを介してスピ
ンドルの端部に取り付けたもの(従来例2)がある。
定物の寸法を計測する測定機としてマイクロメータやダ
イヤルゲージ等が知られている。この測定機は、種々の
ものが開発さているが、その一般的な構造は、本体フレ
ームにスピンドルを軸方向進退可能に取り付け、このス
ピンドルの端部に係合部材を設け、この係合部材を係合
部材駆動機構によりスピンドル軸方向へ進退させ、この
時のスピンドルの移動量を読み取ることにより被測定物
の測定を行うものである。測定に際しては、スピンドル
の端部で被測定物を押圧するが、このスピンドルの測定
圧が一定でないと、測定誤差が生じることになる。その
ためで、従来より、測定圧を一定に保つための構造が施
された定圧測定機がある。その従来構造として、例え
ば、係合部材をスピンドル前進方向に常時付勢する引張
ばねを用いたもの(従来例1)や、係合部材を駒部材に
取り付けるとともにこの駒部材を圧縮ばねを介してスピ
ンドルの端部に取り付けたもの(従来例2)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】引張ばねを用いた従来
例1では、スピンドルのストロークにより測定圧が変化
する。つまり、長い被測定物を測定する時には測定圧が
大きくなり、短い被測定物を測定する時には測定圧が小
さくなる。駒部材とスピンドルとの間に圧縮ばねを介装
した従来例2では、圧縮ばねの縮み量によって測定圧が
変化し、さらに、駒部材を介してスピンドルを前進させ
る際に、圧縮ばねが十分に縮んでもスピンドルがまだ押
せるため、過大な測定圧が被測定物に作用する場合があ
る。
例1では、スピンドルのストロークにより測定圧が変化
する。つまり、長い被測定物を測定する時には測定圧が
大きくなり、短い被測定物を測定する時には測定圧が小
さくなる。駒部材とスピンドルとの間に圧縮ばねを介装
した従来例2では、圧縮ばねの縮み量によって測定圧が
変化し、さらに、駒部材を介してスピンドルを前進させ
る際に、圧縮ばねが十分に縮んでもスピンドルがまだ押
せるため、過大な測定圧が被測定物に作用する場合があ
る。
【0004】ここに、本発明の目的は、測定圧を一定に
できる定圧型測定機を提供することにある。
できる定圧型測定機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、駒
部材とスピンドルとの間にばね等を有する保持手段や付
勢手段を介装するとともにこれらの手段に一定の力がか
かって駒部材がスピンドルに対して一定量移動した時に
楔効果により駒部材を固定して前記目的を達成しようと
するものである。
部材とスピンドルとの間にばね等を有する保持手段や付
勢手段を介装するとともにこれらの手段に一定の力がか
かって駒部材がスピンドルに対して一定量移動した時に
楔効果により駒部材を固定して前記目的を達成しようと
するものである。
【0006】具体的には、本発明の定圧型測定機は、本
体フレームと、この本体フレームに軸方向進退可能に取
り付けられたスピンドルと、このスピンドルの端部に設
けられる係合部材と、この係合部材をスピンドル軸方向
へ進退させる係合部材駆動機構とを有し、前記スピンド
ルの移動量によって被測定物の寸法を計測する定圧型測
定機であって、前記スピンドルの端部においてスピンド
ルの軸方向に対して交差する軸線を回動中心として回動
可能に支持されるとともに前記係合部材がスピンドル半
径方向に突出して取り付けられた駒部材と、スピンドル
と同軸上に配置されるとともに前記駒部材が軸方向に沿
って移動可能とされるスリーブと、前記駒部材を所定姿
勢に保持するとともに前記係合部材に所定圧以上の力が
作用したときに駒部材を回動させる保持手段と、駒部材
の側面に形成されるとともに駒部材が回動した際にスリ
ーブの内壁に食い込むエッジとを備えたことを特徴とす
る。また、本発明の他の定圧型測定機は、本体フレーム
と、この本体フレームに軸方向進退可能に取り付けられ
たスピンドルと、このスピンドルの端部に設けられる係
合部材と、この係合部材をスピンドル軸方向へ進退させ
る係合部材駆動機構とを有し、前記スピンドルの移動量
によって被測定物の寸法を計測する定圧型測定機であっ
て、前記スピンドルの端部においてスピンドルの軸方向
に近接離隔可能に支持されるとともに前記係合部材が取
り付けられた駒部材と、この駒部材とスピンドルの端部
との近接を阻止する方向に駒部材を付勢するとともに一
定以上の力が生じたときに駒部材の近接を許容する付勢
手段と、スピンドルの端部と駒部材の一方に設けられる
突出部材と、スピンドルの端部と駒部材の他方に設けら
れるとともに駒部材がスピンドルの端部に近接した際に
前記突出部材をスリーブの内壁に押しつけるテーパ部と
を備えたとを備えたことを特徴とする。
体フレームと、この本体フレームに軸方向進退可能に取
り付けられたスピンドルと、このスピンドルの端部に設
けられる係合部材と、この係合部材をスピンドル軸方向
へ進退させる係合部材駆動機構とを有し、前記スピンド
ルの移動量によって被測定物の寸法を計測する定圧型測
定機であって、前記スピンドルの端部においてスピンド
ルの軸方向に対して交差する軸線を回動中心として回動
可能に支持されるとともに前記係合部材がスピンドル半
径方向に突出して取り付けられた駒部材と、スピンドル
と同軸上に配置されるとともに前記駒部材が軸方向に沿
って移動可能とされるスリーブと、前記駒部材を所定姿
勢に保持するとともに前記係合部材に所定圧以上の力が
作用したときに駒部材を回動させる保持手段と、駒部材
の側面に形成されるとともに駒部材が回動した際にスリ
ーブの内壁に食い込むエッジとを備えたことを特徴とす
る。また、本発明の他の定圧型測定機は、本体フレーム
と、この本体フレームに軸方向進退可能に取り付けられ
たスピンドルと、このスピンドルの端部に設けられる係
合部材と、この係合部材をスピンドル軸方向へ進退させ
る係合部材駆動機構とを有し、前記スピンドルの移動量
によって被測定物の寸法を計測する定圧型測定機であっ
て、前記スピンドルの端部においてスピンドルの軸方向
に近接離隔可能に支持されるとともに前記係合部材が取
り付けられた駒部材と、この駒部材とスピンドルの端部
との近接を阻止する方向に駒部材を付勢するとともに一
定以上の力が生じたときに駒部材の近接を許容する付勢
手段と、スピンドルの端部と駒部材の一方に設けられる
突出部材と、スピンドルの端部と駒部材の他方に設けら
れるとともに駒部材がスピンドルの端部に近接した際に
前記突出部材をスリーブの内壁に押しつけるテーパ部と
を備えたとを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】係合部材駆動機構により係合部材を前進させる
と、この前進が駒部材を介してスピンドルに伝達され
る。スピンドルに被測定物が当接し、スピンドルに負荷
がかかると、駒部材に力が生じる。この力が一定以上に
なると、駒部材がスピンドルに対して回動又は近接す
る。すると、駒部材のエッジがスリーブの内壁に食い込
み、あるいは、突出部材がスリーブの内壁に押しつけら
れて駒部材がそれ以上移動できなくなり、スピンドルが
ロックされる。
と、この前進が駒部材を介してスピンドルに伝達され
る。スピンドルに被測定物が当接し、スピンドルに負荷
がかかると、駒部材に力が生じる。この力が一定以上に
なると、駒部材がスピンドルに対して回動又は近接す
る。すると、駒部材のエッジがスリーブの内壁に食い込
み、あるいは、突出部材がスリーブの内壁に押しつけら
れて駒部材がそれ以上移動できなくなり、スピンドルが
ロックされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。ここで、各実施例中、同一又は同様構成要
素は同一符号を付して説明を省略もしくは簡略にする。
図1は本発明の第1実施例にかかる定圧型測定機の正面
図であり、図2はその断面図である。これらの図におい
て、定圧型測定機1は、内部が密閉構造とされた測定機
本体2にスピンドル3が出没可能とされた防水・防塵構
造である。前記測定機本体2は、U型本体フレーム4
と、前記スピンドル3を進退駆動するスピンドル駆動機
構5と、スピンドル3の移動量を検出する検出器6と、
U型本体フレーム4とスピンドル3との間に設けられた
間隔規制手段7と、U型本体フレーム4の正面に設けら
れた蓋部材8と、この蓋部材8の正面に設けられたデジ
タル表示器9及び複数の操作スイッチ10とを備えてい
る。
に説明する。ここで、各実施例中、同一又は同様構成要
素は同一符号を付して説明を省略もしくは簡略にする。
図1は本発明の第1実施例にかかる定圧型測定機の正面
図であり、図2はその断面図である。これらの図におい
て、定圧型測定機1は、内部が密閉構造とされた測定機
本体2にスピンドル3が出没可能とされた防水・防塵構
造である。前記測定機本体2は、U型本体フレーム4
と、前記スピンドル3を進退駆動するスピンドル駆動機
構5と、スピンドル3の移動量を検出する検出器6と、
U型本体フレーム4とスピンドル3との間に設けられた
間隔規制手段7と、U型本体フレーム4の正面に設けら
れた蓋部材8と、この蓋部材8の正面に設けられたデジ
タル表示器9及び複数の操作スイッチ10とを備えてい
る。
【0009】前記U型本体フレーム4は、その開口一端
部にアンビル11が設けられ、その開口他端部には、一
端面がアンビル11に当接可能とされた前記スピンドル
3が軸方向移動可能に支持されている。図3には前記ス
ピンドル駆動機構5が拡大して示されている。スピンド
ル駆動機構5は、スピンドル3の他端に取り付けられた
駒部材12と、この駒部材12に取り付けられたピン状
の係合部材13と、この係合部材13をスピンドル3の
軸方向に進退させる係合部材駆動機構14とを含んで構
成されている。この係合部材駆動機構14は、前記係合
部材13が挿通されるスリット15Aがスピンドル3の
軸方向に延びて形成されるとともに前記U型本体フレー
ム4に一端が固定されたインナースリーブ15と、この
インナースリーブ15の外周に周方向回転自在に被嵌さ
れるとともに係合部材13と係合する1条のスパイラル
溝16Aが内周部に形成されたアウタースリーブ16
と、このアウタースリーブ16の外周面に回転自在に被
嵌されるシンブル17と、このシンブル17とアウター
スリーブ16との間に配置される2枚の板ばね18とか
ら構成され、シンブル17を一方向に回転させると、こ
の回転力が板ばね18、アウタースリーブ16のスパイ
ラル溝16A及び係合部材13を介してスピンドル3を
前進させ、他方向に回転させると、スピンドル3を後退
させる構造である。前記スパイラル溝16Aは、比較的
大きなピッチ、具体的には、従来のマイクロメータのね
じピッチより大きなピッチとされている。
部にアンビル11が設けられ、その開口他端部には、一
端面がアンビル11に当接可能とされた前記スピンドル
3が軸方向移動可能に支持されている。図3には前記ス
ピンドル駆動機構5が拡大して示されている。スピンド
ル駆動機構5は、スピンドル3の他端に取り付けられた
駒部材12と、この駒部材12に取り付けられたピン状
の係合部材13と、この係合部材13をスピンドル3の
軸方向に進退させる係合部材駆動機構14とを含んで構
成されている。この係合部材駆動機構14は、前記係合
部材13が挿通されるスリット15Aがスピンドル3の
軸方向に延びて形成されるとともに前記U型本体フレー
ム4に一端が固定されたインナースリーブ15と、この
インナースリーブ15の外周に周方向回転自在に被嵌さ
れるとともに係合部材13と係合する1条のスパイラル
溝16Aが内周部に形成されたアウタースリーブ16
と、このアウタースリーブ16の外周面に回転自在に被
嵌されるシンブル17と、このシンブル17とアウター
スリーブ16との間に配置される2枚の板ばね18とか
ら構成され、シンブル17を一方向に回転させると、こ
の回転力が板ばね18、アウタースリーブ16のスパイ
ラル溝16A及び係合部材13を介してスピンドル3を
前進させ、他方向に回転させると、スピンドル3を後退
させる構造である。前記スパイラル溝16Aは、比較的
大きなピッチ、具体的には、従来のマイクロメータのね
じピッチより大きなピッチとされている。
【0010】前記スピンドル3の他端には一対の起立部
19が対向して設けられ(図4参照)、この起立部19
にはスピンドル3の半径方向に延びるピン20が固定さ
れ、このピン20には前記駒部材12が回動可能に支持
されている。駒部材12にはインナースリーブ15の内
壁と当接する当接部12Aが形成され、この当接部12
Aのスピンドル3の進退方向の前後面には駒部材12が
前記ピン20を支点として回動した際にインナースリー
ブ15の内壁に食い込む略直角のエッジ12Bが形成さ
れている。また、前記スピンドル3の他端部には前記エ
ッジ12Bの近傍において切欠部3Cが形成されてい
る。これにより、スピンドル3の他端部は、切欠部3C
を除く部分でインナースリーブ15の内壁に摺動自在に
支持されることになる。スピンドル3の他端部には、駒
部材12を図3中時計方向に回動付勢するコイルばね2
1が植設されている。係合部材13には、係合部材13
の図3中時計方向の回動付勢を阻止するピン22が植設
されている。ここで、前記コイルばね21及びピン22
から保持手段23が構成され、この保持手段23は、係
合部材13がスピンドル半径方向に突出する姿勢で駒部
材12を保持するとともに、係合部材13にスピンドル
前進方向に一定以上の力が作用したときにコイルばね2
1の付勢力に抗して駒部材12の図3中反時計方向の回
動を許容する。
19が対向して設けられ(図4参照)、この起立部19
にはスピンドル3の半径方向に延びるピン20が固定さ
れ、このピン20には前記駒部材12が回動可能に支持
されている。駒部材12にはインナースリーブ15の内
壁と当接する当接部12Aが形成され、この当接部12
Aのスピンドル3の進退方向の前後面には駒部材12が
前記ピン20を支点として回動した際にインナースリー
ブ15の内壁に食い込む略直角のエッジ12Bが形成さ
れている。また、前記スピンドル3の他端部には前記エ
ッジ12Bの近傍において切欠部3Cが形成されてい
る。これにより、スピンドル3の他端部は、切欠部3C
を除く部分でインナースリーブ15の内壁に摺動自在に
支持されることになる。スピンドル3の他端部には、駒
部材12を図3中時計方向に回動付勢するコイルばね2
1が植設されている。係合部材13には、係合部材13
の図3中時計方向の回動付勢を阻止するピン22が植設
されている。ここで、前記コイルばね21及びピン22
から保持手段23が構成され、この保持手段23は、係
合部材13がスピンドル半径方向に突出する姿勢で駒部
材12を保持するとともに、係合部材13にスピンドル
前進方向に一定以上の力が作用したときにコイルばね2
1の付勢力に抗して駒部材12の図3中反時計方向の回
動を許容する。
【0011】前記板ばね18の取付構造が図4乃至図6
に示されている。図4及び図5において、前記アウター
スリブ16の外周部には凹部16Dが全周にわたって形
成されており、この凹部16Dには板ばね18の基端部
がねじ24で取り付けられている。前記シンブル17の
内周部には板ばね18の先端部が当接するラチェト車1
7Aが形成されている。このラチェト車17Aと板ばね
18とから定圧装置25が構成され、この定圧装置25
は、前記シンブル17が前記一方向に回転してアウター
スリーブ16との間に一定以上の力が作用したときに板
ばね18が折り曲げられてシンブル18をアウタースリ
ーブ16に対して空転させる構造となっている。前記板
ばね18には、基端部近傍から先端にかけて複数本の切
り込み18Aが形成されている。この切り込み18A
は、板ばね18の切断を容易にするもので、板ばね18
の幅寸法を適宜設定することにより板ばね18のばね
力、ひいては、定圧装置25が作動する力を調整できる
ようになっている。図6において、前記アウタースリー
ブ16の凹部16Dには切欠部16Bが形成され、この
切欠部16Bのエッジ16Cは、前記シンブル17がア
ウタースリーブ16に対し空転して板ばね18が折り曲
がった際の折り曲げ支点とされている。
に示されている。図4及び図5において、前記アウター
スリブ16の外周部には凹部16Dが全周にわたって形
成されており、この凹部16Dには板ばね18の基端部
がねじ24で取り付けられている。前記シンブル17の
内周部には板ばね18の先端部が当接するラチェト車1
7Aが形成されている。このラチェト車17Aと板ばね
18とから定圧装置25が構成され、この定圧装置25
は、前記シンブル17が前記一方向に回転してアウター
スリーブ16との間に一定以上の力が作用したときに板
ばね18が折り曲げられてシンブル18をアウタースリ
ーブ16に対して空転させる構造となっている。前記板
ばね18には、基端部近傍から先端にかけて複数本の切
り込み18Aが形成されている。この切り込み18A
は、板ばね18の切断を容易にするもので、板ばね18
の幅寸法を適宜設定することにより板ばね18のばね
力、ひいては、定圧装置25が作動する力を調整できる
ようになっている。図6において、前記アウタースリー
ブ16の凹部16Dには切欠部16Bが形成され、この
切欠部16Bのエッジ16Cは、前記シンブル17がア
ウタースリーブ16に対し空転して板ばね18が折り曲
がった際の折り曲げ支点とされている。
【0012】図2に示される通り、前記スピンドル3と
U型本体フレーム4との間及び前記インナースリーブ1
5とアウタースリーブ16との間には、それぞれシール
部材26が設けられている。インナースリーブ15の開
口端部にはエンドキャップ27が螺合され、このエンド
キャップ27には測定機本体2の内外を連通する開口部
27Aが形成されている。前記エンドキャップ27の内
側には前記開口部27Aを閉塞する多孔質部材28が取
り付けられ、この多孔質部材28は、気体の透過を許容
するとともに液体及び固体の透過を許容しない合成樹脂
(商品名ゴアテックス)から形成されている。
U型本体フレーム4との間及び前記インナースリーブ1
5とアウタースリーブ16との間には、それぞれシール
部材26が設けられている。インナースリーブ15の開
口端部にはエンドキャップ27が螺合され、このエンド
キャップ27には測定機本体2の内外を連通する開口部
27Aが形成されている。前記エンドキャップ27の内
側には前記開口部27Aを閉塞する多孔質部材28が取
り付けられ、この多孔質部材28は、気体の透過を許容
するとともに液体及び固体の透過を許容しない合成樹脂
(商品名ゴアテックス)から形成されている。
【0013】前記検出器6は、U型本体フレーム4の内
部に前記間隔規制手段7を介して設けられた第1検知体
であるインデックススケール29と、前記スピンドル3
にスケール取付部材30を介して設けられた第2検知体
であるメインスケール31とを含んで構成された静電容
量型エンコーダである。前記メインスケール31はスピ
ンドル3の軸方向に沿って一定ピッチで整列配列された
格子電極及びこの格子電極間に配設されたアース電極を
備えた構造である。前記インデックススケール29は、
複数組の送信電極要素からなる送信電極及び受信電極を
備えた構造である。この静電容量型エンコーダの測定原
理は、特公昭64-11883号及びスウェーデン特許出願第77
14010-1 号等に詳述されているように、一般的な構造で
ある。前記検出器6はカウンタ及びCPU等の図示しな
い電装品等を介して図1に示される前記デジタル表示器
9と接続され、このデジタル表示器9では、前記操作ス
イッチ10の操作によりスピンドル3の移動量がデジタ
ル表示されるようになっている。
部に前記間隔規制手段7を介して設けられた第1検知体
であるインデックススケール29と、前記スピンドル3
にスケール取付部材30を介して設けられた第2検知体
であるメインスケール31とを含んで構成された静電容
量型エンコーダである。前記メインスケール31はスピ
ンドル3の軸方向に沿って一定ピッチで整列配列された
格子電極及びこの格子電極間に配設されたアース電極を
備えた構造である。前記インデックススケール29は、
複数組の送信電極要素からなる送信電極及び受信電極を
備えた構造である。この静電容量型エンコーダの測定原
理は、特公昭64-11883号及びスウェーデン特許出願第77
14010-1 号等に詳述されているように、一般的な構造で
ある。前記検出器6はカウンタ及びCPU等の図示しな
い電装品等を介して図1に示される前記デジタル表示器
9と接続され、このデジタル表示器9では、前記操作ス
イッチ10の操作によりスピンドル3の移動量がデジタ
ル表示されるようになっている。
【0014】前記間隔規制手段7の構造は図7乃至図9
に詳細に示されている。図7及び図8において、間隔規
制手段7は、前記インデックススケール29が接着され
た第1取付片32と、この第1取付片32がねじ38で
取り付けられた第2取付片33と、この第2取付片33
がねじ34A及びT字型板材35で取り付けられた第3
取付片36とから構成され、この第3取付片36は、ね
じ34BでU型本体フレーム4の取付用突起4Aに取り
付けられている。前記第1取付片32にはインデックス
スケール29と干渉しない位置に3個の突起37が形成
され、これらの突起37は、その先端が前記メインスケ
ール31の電極と干渉しない位置に摺動可能に当接さ
れ、これにより、インデックススケール29とメインス
ケール31がスピンドル軸方向へ相対移動可能にされ、
かつ、所定の隙間を隔てて一定間隔に保持されるように
なっている。また、第1取付片32の中央部には孔部3
2Aが形成され、この孔部32Aを挟んで前記ねじ38
を取り付けるための突部32Bが2個形成されている。
図9において、前記第2取付片33は、両側部33A及
び中央部33Bの間にそれぞれ切り込みが形成された板
ばねである。両側部33Aは、剛性を高めるため端部が
折り曲げられている。前記中央部33Bは、その先端部
33Cと中間部33Dが第1取付片32側に向かって折
り曲げられた形状であり、中間部33Dが前記T字型板
材35で第1取付片32側に押されることにより中央部
33Bが付勢手段として機能する。この中央部33Bの
付勢中心は、先端部35Cが第1取付片32に当接する
位置であり、この位置は3個の突起37を結んで形成さ
れる仮想の三角形の重心である(図2参照)。
に詳細に示されている。図7及び図8において、間隔規
制手段7は、前記インデックススケール29が接着され
た第1取付片32と、この第1取付片32がねじ38で
取り付けられた第2取付片33と、この第2取付片33
がねじ34A及びT字型板材35で取り付けられた第3
取付片36とから構成され、この第3取付片36は、ね
じ34BでU型本体フレーム4の取付用突起4Aに取り
付けられている。前記第1取付片32にはインデックス
スケール29と干渉しない位置に3個の突起37が形成
され、これらの突起37は、その先端が前記メインスケ
ール31の電極と干渉しない位置に摺動可能に当接さ
れ、これにより、インデックススケール29とメインス
ケール31がスピンドル軸方向へ相対移動可能にされ、
かつ、所定の隙間を隔てて一定間隔に保持されるように
なっている。また、第1取付片32の中央部には孔部3
2Aが形成され、この孔部32Aを挟んで前記ねじ38
を取り付けるための突部32Bが2個形成されている。
図9において、前記第2取付片33は、両側部33A及
び中央部33Bの間にそれぞれ切り込みが形成された板
ばねである。両側部33Aは、剛性を高めるため端部が
折り曲げられている。前記中央部33Bは、その先端部
33Cと中間部33Dが第1取付片32側に向かって折
り曲げられた形状であり、中間部33Dが前記T字型板
材35で第1取付片32側に押されることにより中央部
33Bが付勢手段として機能する。この中央部33Bの
付勢中心は、先端部35Cが第1取付片32に当接する
位置であり、この位置は3個の突起37を結んで形成さ
れる仮想の三角形の重心である(図2参照)。
【0015】前記スケール取付部材30とスピンドル3
との取り付け構造が図10に示されている。図10にお
いて、スピンドル3は段付き円柱状のスピンドル本体3
Aと、このスピンドル本体3Aの小径部に螺合されると
ともに前記駒部材12が取り付けられた端部部材3Bと
から構成されている。前記スケール取付部材30には前
記メインスケール31が接着されており、スケール取付
部材30の両端部にはスピンドル本体3Aの小径部が挿
入される孔部30Aが形成されている。前記スケール取
付部材30は、その内部に重量を軽減するための空洞部
30Bが形成され、かつ、その側部にはメインスケール
31を接着する際に、スケール取付部材30からはみ出
した余分な接着剤を収納する凹部30Cが形成されてい
る。なお、スピンドル3の進退により発電させるタイプ
の測定機では、スケール取付部材30の側部にラックを
形成するとともに、このラックに噛合するピニオンを有
する発電装置を測定機本体2内に配置する。この発電装
置を備えた測定機の発電原理は、特公平4-31527 号乃至
特公平4-31529 号等に詳述されているように、一般的な
構造である。
との取り付け構造が図10に示されている。図10にお
いて、スピンドル3は段付き円柱状のスピンドル本体3
Aと、このスピンドル本体3Aの小径部に螺合されると
ともに前記駒部材12が取り付けられた端部部材3Bと
から構成されている。前記スケール取付部材30には前
記メインスケール31が接着されており、スケール取付
部材30の両端部にはスピンドル本体3Aの小径部が挿
入される孔部30Aが形成されている。前記スケール取
付部材30は、その内部に重量を軽減するための空洞部
30Bが形成され、かつ、その側部にはメインスケール
31を接着する際に、スケール取付部材30からはみ出
した余分な接着剤を収納する凹部30Cが形成されてい
る。なお、スピンドル3の進退により発電させるタイプ
の測定機では、スケール取付部材30の側部にラックを
形成するとともに、このラックに噛合するピニオンを有
する発電装置を測定機本体2内に配置する。この発電装
置を備えた測定機の発電原理は、特公平4-31527 号乃至
特公平4-31529 号等に詳述されているように、一般的な
構造である。
【0016】次に、本実施例の作用について説明する。
アンビル11とスピンドル3の一端との間に被測定物を
配置した状態で、スピンドル駆動機構5のシンブル17
を一方向へ回転させる。すると、この回転力は、定圧装
置25、アウタースリーブ16のスパイラル溝16A、
係合部材13及び駒部材12に伝達されるが、係合部材
13はインナースリーブ15のスリット15Aにより回
転規制され、そのスリット長手方向へのみ移動できる構
造であるため、スピンドル3及び駒部材12は回転しな
いで軸方向にのみ前進する。このスピンドル3の前進
は、スパイラル溝16Aが比較的に大きなピッチで形成
されているので、従来より高速となる。スピンドル3の
前進により測定機本体2の内部の圧力が減少するが、こ
の圧力の減少分は、測定機本体2の外部から気体が多孔
質部材28を透過して内部へ送られることにより吸収さ
れる。従って、スピンドル3はスムースに前進する。
アンビル11とスピンドル3の一端との間に被測定物を
配置した状態で、スピンドル駆動機構5のシンブル17
を一方向へ回転させる。すると、この回転力は、定圧装
置25、アウタースリーブ16のスパイラル溝16A、
係合部材13及び駒部材12に伝達されるが、係合部材
13はインナースリーブ15のスリット15Aにより回
転規制され、そのスリット長手方向へのみ移動できる構
造であるため、スピンドル3及び駒部材12は回転しな
いで軸方向にのみ前進する。このスピンドル3の前進
は、スパイラル溝16Aが比較的に大きなピッチで形成
されているので、従来より高速となる。スピンドル3の
前進により測定機本体2の内部の圧力が減少するが、こ
の圧力の減少分は、測定機本体2の外部から気体が多孔
質部材28を透過して内部へ送られることにより吸収さ
れる。従って、スピンドル3はスムースに前進する。
【0017】スピンドル3のアンビル11からの移動量
をメインスケール31とインデックススケール29とを
有する検出器6で検出するとともに、デジタル表示器9
で表示する。スピンドル3の一端が被測定物に当接した
ら、そのときの移動量を読み取る。ここで、スピンドル
3が移動するとき、メインスケール31とインデックス
スケール29との位置は間隔規制手段7により一定間隔
に保持される。
をメインスケール31とインデックススケール29とを
有する検出器6で検出するとともに、デジタル表示器9
で表示する。スピンドル3の一端が被測定物に当接した
ら、そのときの移動量を読み取る。ここで、スピンドル
3が移動するとき、メインスケール31とインデックス
スケール29との位置は間隔規制手段7により一定間隔
に保持される。
【0018】スピンドル3の一端が被測定物に当接した
状態で、シンブル17をさらに回転させると、駒部材1
2が回動しようとする力が生じる。この力が一定以上に
なると、保持手段23が作動して駒部材12がロックす
る。即ち、保持手段23のコイルばね21の付勢力に抗
して駒部材12が回動し、駒部材12のエッジ12Bが
インナースリーブ15の内壁に食い込む。この状態で、
シンブル17をさらに回転させると、アウタースリーブ
16に対してシンブル17が回転しようとする。この回
転力が一定以上になると、定圧装置25が作動してシン
ブル17が空転する。即ち、定圧装置25の板ばね18
は、シンブル17のラッチェト車17Aによりアウター
スリーブ16のエッジ16Cを支点として折り曲げら
れ、これにより、シンブル18がアウタースリーブ16
に対して回転する。駒部材12のロックは、シンブル1
7を逆方向に回転させて駒部材12を後退させることに
より、解除される。
状態で、シンブル17をさらに回転させると、駒部材1
2が回動しようとする力が生じる。この力が一定以上に
なると、保持手段23が作動して駒部材12がロックす
る。即ち、保持手段23のコイルばね21の付勢力に抗
して駒部材12が回動し、駒部材12のエッジ12Bが
インナースリーブ15の内壁に食い込む。この状態で、
シンブル17をさらに回転させると、アウタースリーブ
16に対してシンブル17が回転しようとする。この回
転力が一定以上になると、定圧装置25が作動してシン
ブル17が空転する。即ち、定圧装置25の板ばね18
は、シンブル17のラッチェト車17Aによりアウター
スリーブ16のエッジ16Cを支点として折り曲げら
れ、これにより、シンブル18がアウタースリーブ16
に対して回転する。駒部材12のロックは、シンブル1
7を逆方向に回転させて駒部材12を後退させることに
より、解除される。
【0019】従って、第1実施例によれば、係合部材1
3がスピンドル半径方向に突出する姿勢で駒部材12を
保持するとともに、係合部材13に一定以上の力が作用
したときにコイルばね21の付勢力に抗し駒部材12が
回動してコイルばね21が一定長さに縮んだ時スピンド
ル3をロックする保持手段23を備えたから、スピンド
ル3の測定圧が一定に保たれる。さらに、コイルばね2
1をばね定数が異なるばねに変えることにより、測定圧
を変えることができる。また、第1実施例では、スピン
ドル3の他端部に切欠部3Cを形成し、この切欠部3C
を除く部分がインナースリーブ15の内壁に摺動する構
造としたから、駒部材12のエッジ12Bがインナース
リーブ15の内壁に食い込んだ際に、インナースリーブ
15の内壁に凸凹状の跡が残っても、この跡をスピンド
ル3の他端部は避けて移動することから、保持手段23
が作動した後でも、測定精度に影響しない。
3がスピンドル半径方向に突出する姿勢で駒部材12を
保持するとともに、係合部材13に一定以上の力が作用
したときにコイルばね21の付勢力に抗し駒部材12が
回動してコイルばね21が一定長さに縮んだ時スピンド
ル3をロックする保持手段23を備えたから、スピンド
ル3の測定圧が一定に保たれる。さらに、コイルばね2
1をばね定数が異なるばねに変えることにより、測定圧
を変えることができる。また、第1実施例では、スピン
ドル3の他端部に切欠部3Cを形成し、この切欠部3C
を除く部分がインナースリーブ15の内壁に摺動する構
造としたから、駒部材12のエッジ12Bがインナース
リーブ15の内壁に食い込んだ際に、インナースリーブ
15の内壁に凸凹状の跡が残っても、この跡をスピンド
ル3の他端部は避けて移動することから、保持手段23
が作動した後でも、測定精度に影響しない。
【0020】さらに、前記シンブル17が回転してアウ
タースリーブ16との間に一定以上の力が作用したとき
に板ばね18が折り曲げられてシンブル18をアウター
スリーブ16に対して空転させる定圧装置25をシンブ
ル17とアウタースリーブ16との間に設けたから、必
要以上に係合部材13に力がかからず、破損を防止でき
る。
タースリーブ16との間に一定以上の力が作用したとき
に板ばね18が折り曲げられてシンブル18をアウター
スリーブ16に対して空転させる定圧装置25をシンブ
ル17とアウタースリーブ16との間に設けたから、必
要以上に係合部材13に力がかからず、破損を防止でき
る。
【0021】また、エンドキャップ27の開口部27A
に気体の透過を許容するとともに液体及び固体の透過を
許容しない多孔質部材28を取り付けて測定機本体2の
内部圧力変化に対応できるようにしたから、測定機の密
封性を低下させることなくスピンドル3の操作を軽くで
きる。
に気体の透過を許容するとともに液体及び固体の透過を
許容しない多孔質部材28を取り付けて測定機本体2の
内部圧力変化に対応できるようにしたから、測定機の密
封性を低下させることなくスピンドル3の操作を軽くで
きる。
【0022】また、本実施例によれば、スピンドル駆動
機構5はスパイラル溝16Aが形成されたアウタースリ
ーブ16を備えて構成され、このスパイラル溝16Aは
比較的大きなねじピッチとされたので、スピンドル3の
高速操作を行える。しかも、スピンドル5の移動量の検
出をインデックススケール29とメインスケール31と
の直線的な相対移動量から求めるとともに間隔規制手段
7によりインデックススケール29とメインスケール3
1とを一定間隔に保持したから、従来のマイクロメータ
に比べて測定精度を低下させることがない。その上、ス
ピンドル3、U型本体フレーム4及びシンブル17等マ
イクロメータとして操作するための必須構造は従来通り
維持したので、マイクロメータを使い慣れている作業者
が違和感なく使用できる。
機構5はスパイラル溝16Aが形成されたアウタースリ
ーブ16を備えて構成され、このスパイラル溝16Aは
比較的大きなねじピッチとされたので、スピンドル3の
高速操作を行える。しかも、スピンドル5の移動量の検
出をインデックススケール29とメインスケール31と
の直線的な相対移動量から求めるとともに間隔規制手段
7によりインデックススケール29とメインスケール3
1とを一定間隔に保持したから、従来のマイクロメータ
に比べて測定精度を低下させることがない。その上、ス
ピンドル3、U型本体フレーム4及びシンブル17等マ
イクロメータとして操作するための必須構造は従来通り
維持したので、マイクロメータを使い慣れている作業者
が違和感なく使用できる。
【0023】次に、本発明の第2実施例を図11に基づ
いて説明する。第2実施例はスピンドル3の他端部と駒
部材112の構造が相違する点で第1実施例と相違する
が、他の構成については第1実施例と同じである。図1
1において、前記スピンドル3の他端部は、その端面に
ロッド3Cが軸芯に沿って突出され、このロッド3Cに
は前記駒部材112がスピンドル3に近接離隔可能に支
持されている。この駒部材112は、スピンドル径方向
に前記係合部材13が取り付けられているとともに、前
記ロッド3Cの端部に取り付けられたねじ113により
抜け止めされている。前記駒部材112とスピンドル3
の他端部との間には付勢手段としてのばね121が介装
され、このばね121は、スピンドル3への近接を阻止
する方向に駒部材112を付勢するとともに一定以上の
力が生じたときに駒部材112の近接を許容するように
なっている。
いて説明する。第2実施例はスピンドル3の他端部と駒
部材112の構造が相違する点で第1実施例と相違する
が、他の構成については第1実施例と同じである。図1
1において、前記スピンドル3の他端部は、その端面に
ロッド3Cが軸芯に沿って突出され、このロッド3Cに
は前記駒部材112がスピンドル3に近接離隔可能に支
持されている。この駒部材112は、スピンドル径方向
に前記係合部材13が取り付けられているとともに、前
記ロッド3Cの端部に取り付けられたねじ113により
抜け止めされている。前記駒部材112とスピンドル3
の他端部との間には付勢手段としてのばね121が介装
され、このばね121は、スピンドル3への近接を阻止
する方向に駒部材112を付勢するとともに一定以上の
力が生じたときに駒部材112の近接を許容するように
なっている。
【0024】前記スピンドル3の他端部には突出部材1
14がロッド3Cを囲うように設けられ、この突出部材
114の所定位置には突出部材114をインナースリー
ブ15側へ向かって変形することを許容する切欠が形成
されている。前記駒部材112のスピンドル3の他端部
と対向する部分には、スピンドル3の他端部に近接した
際に突出部材114をインナースリーブ15の内壁へ押
しつけるテーパ部115が形成されている。
14がロッド3Cを囲うように設けられ、この突出部材
114の所定位置には突出部材114をインナースリー
ブ15側へ向かって変形することを許容する切欠が形成
されている。前記駒部材112のスピンドル3の他端部
と対向する部分には、スピンドル3の他端部に近接した
際に突出部材114をインナースリーブ15の内壁へ押
しつけるテーパ部115が形成されている。
【0025】この第2実施例では、測定に際して、前記
係合部材駆動機構14で係合部材13を前進させると、
駒部材112がばね121を介してスピンドル3を前進
させる。スピンドル3が被測定物に当接し、スピンドル
3に負荷がかかると、駒部材112がスピンドル3を押
す力が大きくなり、この力が一定以上になると、ばね1
21の付勢力に抗して駒部材112がスピンドル3に対
して近接し、テーパ部115が突出部材114に食い込
む。すると、突出部材114がインナースリーブ15の
内壁側へ変形し、駒部材112が一定量以上移動した時
に突出部材114がインナースリーブ15の内壁に押し
つけられ、楔効果によりそれ以上スピンドル3に近接で
きなくなり、スピンドル3がロックされる。従って、第
2実施例によっても、第1実施例と同様の効果を奏する
ことができる。
係合部材駆動機構14で係合部材13を前進させると、
駒部材112がばね121を介してスピンドル3を前進
させる。スピンドル3が被測定物に当接し、スピンドル
3に負荷がかかると、駒部材112がスピンドル3を押
す力が大きくなり、この力が一定以上になると、ばね1
21の付勢力に抗して駒部材112がスピンドル3に対
して近接し、テーパ部115が突出部材114に食い込
む。すると、突出部材114がインナースリーブ15の
内壁側へ変形し、駒部材112が一定量以上移動した時
に突出部材114がインナースリーブ15の内壁に押し
つけられ、楔効果によりそれ以上スピンドル3に近接で
きなくなり、スピンドル3がロックされる。従って、第
2実施例によっても、第1実施例と同様の効果を奏する
ことができる。
【0026】なお、前記第1実施例では、コイルばね2
1及びピン22から保持手段23を構成したが、本発明
では、コイルばね21に代えてゴム等の弾性部材を用い
てもよく、さらに、ピン22に代えてスピンドル3の他
端部にスペーサを設けるものでもよい。
1及びピン22から保持手段23を構成したが、本発明
では、コイルばね21に代えてゴム等の弾性部材を用い
てもよく、さらに、ピン22に代えてスピンドル3の他
端部にスペーサを設けるものでもよい。
【0027】また、前記第2実施例では、駒部材112
にテーパ部115を形成し、スピンドル3に突出部材1
14を設けたが、本発明では、駒部材112に突出部材
を設け、スピンドル3にテーパ部を形成するものでもよ
い。さらに、付勢手段としてばね121を用いたが、こ
のばね121に代えてゴム等の弾性部材を用いてもよ
い。第2実施例では、アウタースリーブ16に形成され
たスパイラル溝16Aは1条であったが、その数は複数
でもよい。スパイラル溝16Aを複数とし、これと同じ
数の係合部材13を等間隔に配置すれば、1本あたりの
係合部材13の負荷を減らすことができるとともに駒部
材12にかかるモーメントを無くすことができ、測定機
の耐久性向上が図れる。
にテーパ部115を形成し、スピンドル3に突出部材1
14を設けたが、本発明では、駒部材112に突出部材
を設け、スピンドル3にテーパ部を形成するものでもよ
い。さらに、付勢手段としてばね121を用いたが、こ
のばね121に代えてゴム等の弾性部材を用いてもよ
い。第2実施例では、アウタースリーブ16に形成され
たスパイラル溝16Aは1条であったが、その数は複数
でもよい。スパイラル溝16Aを複数とし、これと同じ
数の係合部材13を等間隔に配置すれば、1本あたりの
係合部材13の負荷を減らすことができるとともに駒部
材12にかかるモーメントを無くすことができ、測定機
の耐久性向上が図れる。
【0028】また、前記第1及び第2実施例では、前記
検出器6を第1検知体であるインデックススケール29
と第2検知体であるメインスケール31とを備えた静電
容量型エンコーダとしたが、本発明では、光電式エンコ
ーダや磁気式エンコーダをスピンドル3の移動量を検知
する検出器として利用できる。さらに、本発明の測定機
は、係合部材13をスピンドル軸方向へ進退させる係合
部材駆動機構14を有し、前記スピンドル3の移動量に
よって被測定物の寸法を計測する構造であれば、スピン
ドル3の移動量を目盛りで読み取る測定機であってもよ
い。また、本発明の測定機は、ダイヤルゲージであって
もよい。また、本発明では、間隔規制手段7、定圧装置
25及び多孔質部材28を必ずしも設けることを要しな
い。スピンドル3は、必ずしもスピンドル本体3Aと端
部部材3Bとに分けて構成することを要しない。
検出器6を第1検知体であるインデックススケール29
と第2検知体であるメインスケール31とを備えた静電
容量型エンコーダとしたが、本発明では、光電式エンコ
ーダや磁気式エンコーダをスピンドル3の移動量を検知
する検出器として利用できる。さらに、本発明の測定機
は、係合部材13をスピンドル軸方向へ進退させる係合
部材駆動機構14を有し、前記スピンドル3の移動量に
よって被測定物の寸法を計測する構造であれば、スピン
ドル3の移動量を目盛りで読み取る測定機であってもよ
い。また、本発明の測定機は、ダイヤルゲージであって
もよい。また、本発明では、間隔規制手段7、定圧装置
25及び多孔質部材28を必ずしも設けることを要しな
い。スピンドル3は、必ずしもスピンドル本体3Aと端
部部材3Bとに分けて構成することを要しない。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、駒部材と
スピンドルとの間に保持手段や付勢手段を介装するとと
もにこれらの手段に一定の力がかかって駒部材がスピン
ドルに対して一定の移動量移動した時に楔効果により駒
部材を固定するようにしたから、測定圧を一定にできる
という効果がある。
スピンドルとの間に保持手段や付勢手段を介装するとと
もにこれらの手段に一定の力がかかって駒部材がスピン
ドルに対して一定の移動量移動した時に楔効果により駒
部材を固定するようにしたから、測定圧を一定にできる
という効果がある。
【図1】図1は本発明の第1実施例にかかる定圧型測定
機の正面図である。
機の正面図である。
【図2】図2はその断面図である。
【図3】図3は定圧型測定機の係合部材駆動機構を示す
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図4】図4は図2中IV−IV線に沿う矢視断面図であ
る。
る。
【図5】図5は前記係合部材駆動機構の分解斜視図であ
る。
る。
【図6】図6は前記係合部材駆動機構のシンブルとアウ
タースリブとの取付状態を示す断面図である。
タースリブとの取付状態を示す断面図である。
【図7】図7は図2中VII −VII 線に沿う矢視断面図で
ある。
ある。
【図8】図8は定圧型測定機の間隔規制手段を取り付け
る状態を示す分解斜視図である。
る状態を示す分解斜視図である。
【図9】図9は前記間隔規制手段の分解斜視図である。
【図10】図10は定圧型測定機のスピンドルの分解斜
視図である。
視図である。
【図11】図11は本発明の第2実施例にかかる定圧型
測定機の要部を示す図3に相当する図である。
測定機の要部を示す図3に相当する図である。
1 定圧型測定機 3 スピンドル 4 本体フレーム 12,112 駒部材 12B エッジ 13 係合部材 14 係合部材駆動機構 15 インナースリーブ 23 保持手段 114 突出部材 115 テーパ部 121 付勢手段であるばね
Claims (2)
- 【請求項1】本体フレームと、この本体フレームに軸方
向進退可能に取り付けられたスピンドルと、このスピン
ドルの端部に設けられる係合部材と、この係合部材をス
ピンドル軸方向へ進退させる係合部材駆動機構とを有
し、前記スピンドルの移動量によって被測定物の寸法を
計測する定圧型測定機であって、 前記スピンドルの端部においてスピンドルの軸方向に対
して交差する軸線を回動中心として回動可能に支持され
るとともに前記係合部材がスピンドル半径方向に突出し
て取り付けられた駒部材と、スピンドルと同軸上に配置
されるとともに前記駒部材が軸方向に沿って移動可能と
されるスリーブと、前記駒部材を所定姿勢に保持すると
ともに前記係合部材に所定圧以上の力が作用したときに
駒部材を回動させる保持手段と、駒部材の側面に形成さ
れるとともに駒部材が回動した際にスリーブの内壁に食
い込むエッジとを備えたことを特徴とする定圧型測定
機。 - 【請求項2】本体フレームと、この本体フレームに軸方
向進退可能に取り付けられたスピンドルと、このスピン
ドルの端部に設けられる係合部材と、この係合部材をス
ピンドル軸方向へ進退させる係合部材駆動機構とを有
し、前記スピンドルの移動量によって被測定物の寸法を
計測する定圧型測定機であって、 前記スピンドルの端部においてスピンドルの軸方向に近
接離隔可能に支持されるとともに前記係合部材が取り付
けられた駒部材と、この駒部材とスピンドルの端部との
近接を阻止する方向に駒部材を付勢するとともに一定以
上の力が生じたときに駒部材の近接を許容する付勢手段
と、スピンドルの端部と駒部材の一方に設けられる突出
部材と、スピンドルの端部と駒部材の他方に設けられる
とともに駒部材がスピンドルの端部に近接した際に前記
突出部材をスリーブの内壁に押しつけるテーパ部とを備
えたことを特徴とする定圧型測定機。
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