JPH0710460A - 吊り荷の揺れ止め装置 - Google Patents
吊り荷の揺れ止め装置Info
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- JPH0710460A JPH0710460A JP16177693A JP16177693A JPH0710460A JP H0710460 A JPH0710460 A JP H0710460A JP 16177693 A JP16177693 A JP 16177693A JP 16177693 A JP16177693 A JP 16177693A JP H0710460 A JPH0710460 A JP H0710460A
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Abstract
制御し、短時間に吊り荷の揺れを止める。 【構成】 移動装置2と、移動装置2から下方に延びる
対の吊りワイヤ3,4と、荷8を支持し上部に設けられ
たフック5,6等を介して個々に又は対にして吊りワイ
ヤ3,4の夫々によって吊り下げられた吊り具7と、フ
ック5,6を吊り具7に対して移動させる移動アクチュ
エータ17,18と、吊りワイヤ3,4の揺れ量を検出
する揺れ量検出装置19と、揺れ量検出装置19の検出
値に基づいて移動アクチュエータ17,18を作動させ
る重心移動量演算器とを備え、フック5,6を移動して
荷8の揺れを止める。
Description
クレーン、ゴンドラ、リフト等において、吊りワイヤで
吊り下げて搬送する吊り荷の揺れを止めるようにした吊
り荷の揺れ止め装置に関するものである。
ラ、リフト等において、吊りワイヤで吊り下げて搬送す
る吊り荷の揺れを止めるようにした従来の吊り荷の揺れ
止め装置を図13によって説明すると、走行台車iを備
えた走行装置mが車輪jによってレールk上を走行する
ことができるようになっていて、走行装置mには、対の
モータeから減速機dを介して回転される対のドラムc
が設けられている。
イヤaは、張力を調整するダンパl、シーブbを経由し
て走行装置mの下方に垂下し、対の吊りワイヤaの下端
は、夫々フックhを介して吊り具fを吊り下げている。
そして吊り具fは、搬送しようとする所要の吊り荷gを
把持等によって支持することができるようになってい
る。
gを吊りワイヤaによって吊り下げ、走行装置mがレー
ルk上を走行して吊り荷gを所要箇所に搬送する。
行を開始すると、シーブbから下方に吊り下げられてい
るフックh、吊り具f、吊り荷gは任意振幅で揺れるよ
うになる。又走行装置mが停止した場合も吊り荷gは揺
れることになる。
と吊り荷gが振れて所定位置へ吊り荷gを着地させるこ
とが不可能なので、吊り荷gの揺れを減衰させるために
ダンパlによって対の吊りワイヤaの張力が一定になる
ように調整し、揺れを減衰させていた。
荷の揺れ止め装置は、吊り荷gの揺れの大小にかかわり
なく、ダンパlの持っている物理的能力で減衰力がきま
るため、吊り荷gの重量の大小によって揺れ止め効果が
違い、又能動的に吊り荷gの運動を制御していないの
で、揺れ止め効果が小さい欠点があった。
りワイヤaの長さにより吊り荷gの固有揺れ周期が変化
し、一方ダンパlの能力は、シーブbから垂下している
部分の吊りワイヤaの長さの任意のポイント1点におい
て決定しているので、シーブbから垂下している部分の
吊りワイヤaの長さが変化すると揺れ止め効果が少なく
なり、従って十分な揺れ止め効果が期待できない欠点が
あった。
吊り荷の揺れを検出して吊り支点を能動的に制御し、短
時間に吊り荷の揺れを止めることができるようにした吊
り荷の揺れ止め装置を提供することを目的とするもので
ある。
め装置は、移動装置と、該移動装置から下方に延びる対
の吊りワイヤと、荷を支持し上部に設けられたフック等
を介して個々に又は対にして前記吊りワイヤの夫々によ
って吊り下げられた吊り具と、前記フックを前記吊り具
に対して移動させる移動アクチュエータと、前記吊りワ
イヤの揺れ量を検出する揺れ量検出装置と、該揺れ量検
出装置の検出値に基づいて前記移動アクチュエータを作
動させる重心移動量演算器と、を備えたことを特徴とす
るものである。
し、検出した揺れ量に基づいて重心移動量演算器により
移動アクチュエータを作動させ、フックを吊り具に対し
て移動装置の移動方向と平行な方向に移動し、吊り荷の
吊り支点を制御して揺れを減衰させる。
る。
図1の右側面図であって、レール1に沿って走行するト
ロリー等の移動装置2から、図1の左右で対になってい
る吊りワイヤ3,4が下方に延びていて、吊りワイヤ
3,4の上端は、移動装置2に固定又は移動装置2上に
設けてあるウインチ等によって巻取り、巻戻しされるよ
うになっている。又吊りワイヤ3,4の下端には、図1
の左右で対になっているフック5,6を介して吊り具7
が次に説明するように吊り下げられている。そしてこの
吊り具7は、搬送しようとする荷8を把持等の手段で支
持することができるようになっている。
図、図5は図4のV−V断面図、図6は図4のVI−V
I断面図であって、これらの図に示すように平板状の吊
り具7の上部には対の移動架台9,10が設けてあっ
て、前述したフック5,6は、図4、図6に示すように
移動架台9,10の上面に固着されている。移動架台
9,10の両端は平行なガイドロッド11,12によっ
て移動可能に支持されている。又移動架台9,10の下
面には、図4、図5に示すようにボールナット13,1
4が取付けられていて、ボールナット13,14には各
別にねじ杆15,16が螺合していて、ねじ杆15,1
6は個別に移動アクチュエータ17,18により回転さ
れるようになっている。
クチュエータ17によってねじ杆15を回転させると移
動架台9がガイドロッド11,12に沿って移動し、こ
れにともなってフック5が吊り具7に対して移動するこ
とになる。又移動アクチュエータ18によってねじ杆1
6を回転させると移動架台10がガイドロッド11,1
2に沿って移動し、これにともなってフック6が吊り具
7に対して移動し、吊り具7の吊り点位置を変えて重心
位置を変更することになる。
には揺れ量検出装置19が設けられていて、揺れ量検出
装置19は図3に示すように揺れ量演算器20、重心移
動量演算器21を介して、前述した移動アクチュエータ
17,18に接続されている。
9としては、吊りワイヤ3,4の揺れを監視できるカメ
ラが用いられ、移動装置2が停止している時の原点に対
するワイヤ3,4の揺れ角度を検出し、揺れ量演算器2
0において吊りワイヤ3,4の吊り長さから吊り具7の
揺れ振幅を演算し、重心移動量演算器21に入力する。
る時には加速度計が用いられ、揺れ量演算器20におい
て吊り具7の加速度を2回積分して吊り具7の揺れ振幅
を演算し、重心移動量演算器21に入力する。
り具7が荷8を支持していて、移動装置2がレール1に
沿って走行すると、吊り具7は任意振幅で振動する。又
移動装置2が停止した場合も吊り具7は任意振幅で振動
する。
ち±1mの振幅で任意の周期で振動したとし、吊り具7
が図1の左方向に振れた時に揺れを止めるとすると、振
れの振幅は±1mで揺れるので、この振幅を当初の振幅
±1mの片振幅+1mの半分即ち+0.5mの位置、い
いかえるならば振幅±1mの原点と+1mの片振幅を案
分した±0.5mの振幅になるようにフック5を移動ア
クチュエータ17により左方向に移動させて重心位置を
変更する。この移動量は図3の揺れ量検出装置19、揺
れ量演算器20、重心移動量演算器21を介して演算さ
れ、もとの重心と移動アクチュエータ17作動後の重心
との間で復元力が等価になるように、すなわち移動アク
チュエータ17作動後の重心を原点とする振幅がもとの
重心位置で最大振幅となるように、移動アクチュエータ
17の移動量を決定する。
チュエータ17を元の位置に戻すと、吊り具7は任意周
期の半周期で停止させることができる。
動アクチュエータ18を作動させることにより、同様に
吊り具7を停止させることができる。
な正面図によって説明する。
面に垂直方向に対称であるので、2本吊りのモデルで説
明する。
げ位置で、その間隔はOを中心として夫々Iである。2
本の吊りワイヤの長さはLで、吊り具7上のS1,S2で
張力T1,T2により吊り下げられている。重心はこの間
のMにあり、荷8の重量もここに掛かるものとし、その
距離はD1,D2で、これらは夫々制御により長さを変動
することが出来る。吊りワイヤの傾きθ1,θ2や吊り具
7の傾きφは、Mの移動装置2の中心Oに対する相対変
位Xにより全て決まるため、吊り具7の運動は水平方向
1自由度で計算を行った。
と以下に示す式7、8、9、10で表わされる。
より、xに対してx1,x2,y1,y2,φ,θ1,θ2が
求まる。これらの式と式2、3とを連立させて式1の運
動方程式を解く。
ク+吊り具7:13t) 吊りワイヤピッチ (ケース1)吊り具7部D1,D2=1m (ケース2)吊り具7部D1=1m、D2=1.7m (ケース3)吊り具7部D1=1.7m、D2=1m (ケース4)吊り具7部D1=1.1m、D2=1m 移動装置2部I=4m、静止状態での吊りワイヤ傾き角
θ1,θ2=約5度、吊りワイヤは曲がったり、伸びたり
しないことで計算した。
自由振動させた場合の計算結果を夫々図8、図9、図1
0、図11に示す。縦軸の単位は、mおよび角度、横軸
の単位は秒を示し、荷8の重心位置の変位xと傾き角φ
を示す。
で初期変位0.5mを振幅として±0.5mの範囲で振
動する。その周期は約11.5秒で最大傾き角度は2.
5度になっている。
ワイヤ吊り下げピッチを0.7m伸ばした場合で振幅は
約±1.5mになる。
りワイヤ吊り下げピッチを0.7m伸ばした場合で、中
心位置と逆の方向に±0.5mの振幅で振動している。
チを0.1m伸ばすと、その振幅は±0.31mとな
り、この事から振幅が±0.25mになるように吊り下
げピッチを伸ばし、振幅が0の位置で吊り下げピッチを
元に戻すことにより、振動を停止させることができる。
1,D2と荷8に掛かる力Fの変位Xに対する関係を図1
2に示す。縦軸が荷8に掛かる力F(tf)を示し、力
がマイナスの時に荷8を変位と逆に戻す方向に力が働
く。横軸がD1,D2の長さで、1.0から2.0mの範
囲を示す(D1,D2の初期値は1.0mとする)。右上
がりのカーブがD1を変動させたときの変位Xを示し、
右下がりのカーブがD2を変動させたときの変位を示
す。
振動となる。
で、Xが0.5m変動した位置でD2を0.7m変動さ
せると約2tfの復元力が働く(Bの下部)。従ってこ
のままの状態であれば−2tfの力が働く位置が逆の最
大変位点となるので、その位置をグラフ上で見ると、X
は約−2.5mとなる(Bの上部)。
0.5m変動した位置でD1を0.7m変動させると約
0.7tfの復元力が働き(Cの上部)、外側に振動す
る。そして0.7tfの復元力を得るためにXが1.5
mの位置まで振動する。
D1を0.1m変動させると約0.4tfの復元力とな
り、−0.4tfの復元力を得る位置はXが−0.1m
となる。
すると、変動の最大振幅位置で吊り下げピッチの必要変
動量を計算して、変位した側の吊り下げ位置を移動さ
せ、振幅が0になった位置(相対速度が0)で変動量を
元に戻すことにより停止する。従って最大振幅の位置か
ら1/2周期で停止することになり、制振に要する時間
は吊りワイヤの長さによって決まる。
大変位が0.6mであったとすると、そのままでは0.
8tfの復元力が働き、振動してしまうことになる。こ
こでD 1を変化させるということは、X=0.6の右上
がりのカーブ上を動くことになる。従ってD1を大きく
すると復元力は小さくなる。D1を1.35にすると復
元力がなくなり、その場で停止する。変位Xが0の位置
で停止させるためには、X=0とX=0.6の中間で正
負の復元力が釣り合う位置にD1を調整すればよい。そ
の位置は図12のEで示す位置で、D1を0.17にし
た位置になる。D1を0.17にすると、復元力が夫々
約0.4tfとなり、変位Xが0になった時点でD 1を
0にすれば、運動は停止することになる。
したが、直角方向の2方向に重心移動できる装置にする
こともできる。又フックを対で重心移動できるようにし
たが、フックはそれぞれ単独で移動するようにしてもよ
い。
ロリーロープ式クレーンのほか、荷役クレーン、ゴンド
ラ、リフト、ケーブルクレーン等ロープ、チェーン等に
よって荷役する装置の揺れを止める必要があるものには
適用することができる。
ねじ式のほかジャッキ式、リンク機構式等移動可能な装
置に使用することもできる。又フックはロープ固定とし
たが、フックをシーブとしてロープが自由に移動(回転
等)できるようにしたものでもよい。
短時間で確実に止めることができる効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 移動装置と、該移動装置から下方に延び
る対の吊りワイヤと、荷を支持し上部に設けられたフッ
ク等を介して個々に又は対にして前記吊りワイヤの夫々
によって吊り下げられた吊り具と、前記フックを前記吊
り具に対して移動させる移動アクチュエータと、前記吊
りワイヤの揺れ量を検出する揺れ量検出装置と、該揺れ
量検出装置の検出値に基づいて前記移動アクチュエータ
を作動させる重心移動量演算器と、を備えたことを特徴
とする吊り荷の揺れ止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16177693A JP3251720B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 吊り荷の揺れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16177693A JP3251720B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 吊り荷の揺れ止め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710460A true JPH0710460A (ja) | 1995-01-13 |
| JP3251720B2 JP3251720B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=15741695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16177693A Expired - Fee Related JP3251720B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 吊り荷の揺れ止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3251720B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111252655A (zh) * | 2020-03-27 | 2020-06-09 | 天津航天机电设备研究所 | 一种两吊点的通用吊装机器人及使用方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5566248B2 (ja) * | 2010-10-06 | 2014-08-06 | 大和製衡株式会社 | 吊下げ装置及び重心位置測定方法 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16177693A patent/JP3251720B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111252655A (zh) * | 2020-03-27 | 2020-06-09 | 天津航天机电设备研究所 | 一种两吊点的通用吊装机器人及使用方法 |
Also Published As
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|---|---|
| JP3251720B2 (ja) | 2002-01-28 |
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