JPH071047B2 - 油圧緩衝器のガス封入方法 - Google Patents
油圧緩衝器のガス封入方法Info
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- JPH071047B2 JPH071047B2 JP22715687A JP22715687A JPH071047B2 JP H071047 B2 JPH071047 B2 JP H071047B2 JP 22715687 A JP22715687 A JP 22715687A JP 22715687 A JP22715687 A JP 22715687A JP H071047 B2 JPH071047 B2 JP H071047B2
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- JP
- Japan
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- shock absorber
- hydraulic shock
- outer cylinder
- gas
- cylinder
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/43—Filling or drainage arrangements, e.g. for supply of gas
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、油圧緩衝器のガス封入方法に関する。
「従来の技術」 例えば乗用車においては乗り心地を良くするために各種
の油圧緩衝器が用いられている。このような油圧緩衝器
の一例として、第11図に示すように油圧緩衝器1のシリ
ンダ2内に摺動自在に設けられたピストン・ピストンロ
ッド組立体3によりシリンダ2内を2室に区画し、これ
らの2室を、ピストン3aに連通孔3bを設けて連通し、さ
らにシリンダ2内に油4を入れた後シリンダ上部にロッ
ドガイド,シール部材,キャップ9等を設け、シリンダ
2の底部に設けられたガス供給孔7より圧縮ガスを封入
し、作動時において減衰力を発生するようにした油圧緩
衝器1が知られている。
の油圧緩衝器が用いられている。このような油圧緩衝器
の一例として、第11図に示すように油圧緩衝器1のシリ
ンダ2内に摺動自在に設けられたピストン・ピストンロ
ッド組立体3によりシリンダ2内を2室に区画し、これ
らの2室を、ピストン3aに連通孔3bを設けて連通し、さ
らにシリンダ2内に油4を入れた後シリンダ上部にロッ
ドガイド,シール部材,キャップ9等を設け、シリンダ
2の底部に設けられたガス供給孔7より圧縮ガスを封入
し、作動時において減衰力を発生するようにした油圧緩
衝器1が知られている。
この油圧緩衝器1のシリンダ2内に圧縮ガスを封入する
には最初、シリンダ2に何も組み込まれていない状態で
第11図に示す油圧緩衝器1を正立状態(ピストンロッド
5が上方に位置して直立した状態)にしたときのシリン
ダ2の底部を閉塞しているキャップ6の中央にガス供給
孔7を明けておき、シリンダ2内にピストン・ピストン
ロッド組立体3を組み込んだ後、前記ガス供給孔7にテ
ーパピン状の栓8を密嵌合して油圧緩衝器1を正立状態
とし、この状態でシリンダ2内に油4を入れ、シリンダ
2の上部にロッドガイド,シール部材を組み込み、最後
にシリンダ2にキャップ9をシーム溶接により溶接し、
次に油圧緩衝器1を倒立状態(ピストンロッド5が垂下
した状態)として、ガス供給孔7より栓8を抜き、ガス
供給孔7より圧縮ガスを供給してこのガス供給孔7に第
14図に示すプラグ10を密嵌合してこれをキャップ6に溶
接してシリンダ2内に圧縮ガスを封入し、この後、再び
油圧緩衝器1を正立させ、この緩衝器1が正常な減衰力
を発生させることができるかどうかの減衰力性能テスト
を行なっている。
には最初、シリンダ2に何も組み込まれていない状態で
第11図に示す油圧緩衝器1を正立状態(ピストンロッド
5が上方に位置して直立した状態)にしたときのシリン
ダ2の底部を閉塞しているキャップ6の中央にガス供給
孔7を明けておき、シリンダ2内にピストン・ピストン
ロッド組立体3を組み込んだ後、前記ガス供給孔7にテ
ーパピン状の栓8を密嵌合して油圧緩衝器1を正立状態
とし、この状態でシリンダ2内に油4を入れ、シリンダ
2の上部にロッドガイド,シール部材を組み込み、最後
にシリンダ2にキャップ9をシーム溶接により溶接し、
次に油圧緩衝器1を倒立状態(ピストンロッド5が垂下
した状態)として、ガス供給孔7より栓8を抜き、ガス
供給孔7より圧縮ガスを供給してこのガス供給孔7に第
14図に示すプラグ10を密嵌合してこれをキャップ6に溶
接してシリンダ2内に圧縮ガスを封入し、この後、再び
油圧緩衝器1を正立させ、この緩衝器1が正常な減衰力
を発生させることができるかどうかの減衰力性能テスト
を行なっている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、従来のこのような油圧緩衝器1のガス封入方
法においては、油圧緩衝器1の正立時のシリンダ底部の
キャップ6にガス供給孔7があけられているので、上述
のように油圧緩衝器1の製造過程において、栓8をガス
供給孔7に嵌合したりガス供給孔7から抜いたり、プラ
グ10を溶接する必要がありこの作業は面倒である。ま
た、油圧緩衝器1を正立,倒立,正立と反転させること
によりリザーバ内のガスが油液と混ざることで泡が生
じ、減衰力性能テストの際にこの泡が消えるまで待たな
いと正確な減衰力性能テストを行うことができないとい
う問題があった。
法においては、油圧緩衝器1の正立時のシリンダ底部の
キャップ6にガス供給孔7があけられているので、上述
のように油圧緩衝器1の製造過程において、栓8をガス
供給孔7に嵌合したりガス供給孔7から抜いたり、プラ
グ10を溶接する必要がありこの作業は面倒である。ま
た、油圧緩衝器1を正立,倒立,正立と反転させること
によりリザーバ内のガスが油液と混ざることで泡が生
じ、減衰力性能テストの際にこの泡が消えるまで待たな
いと正確な減衰力性能テストを行うことができないとい
う問題があった。
本発明は、従来の油圧緩衝器のガス封入方法がもつ以上
のような問題点を解決した油圧緩衝器のガス封入方法を
提供することを目的とする。
のような問題点を解決した油圧緩衝器のガス封入方法を
提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、前記目的を達成させるために次のような構成
としている。即ち、内筒と外筒とからなる二重筒の前記
内筒内を、ピストンロッドの一端に取り付けられ前記内
筒に摺動自在に設けられたピストンによりピストン上室
とピストン下室との2室に区画し、前記内筒,外筒間に
形成されたリザーバと前記ピストン下室とを連通し、前
記ピストン上室,ピストン下室及び前記リザーバに油を
封入し該リザーバの油の上部にガスを封入する油圧緩衝
器において、前記外筒の前記リザーバ内油液上面より高
い位置に、両側に破断面部を有し前記外筒の外側へ隆起
する隆起部を形成し、前記破断面部より前記外筒内にガ
スを流入させ、前記隆起部を内筒側へ加圧して前記破断
面部の隙間を密閉し、前記リザーバの油上にガスを封入
するようにしている。
としている。即ち、内筒と外筒とからなる二重筒の前記
内筒内を、ピストンロッドの一端に取り付けられ前記内
筒に摺動自在に設けられたピストンによりピストン上室
とピストン下室との2室に区画し、前記内筒,外筒間に
形成されたリザーバと前記ピストン下室とを連通し、前
記ピストン上室,ピストン下室及び前記リザーバに油を
封入し該リザーバの油の上部にガスを封入する油圧緩衝
器において、前記外筒の前記リザーバ内油液上面より高
い位置に、両側に破断面部を有し前記外筒の外側へ隆起
する隆起部を形成し、前記破断面部より前記外筒内にガ
スを流入させ、前記隆起部を内筒側へ加圧して前記破断
面部の隙間を密閉し、前記リザーバの油上にガスを封入
するようにしている。
「作用」 前記外筒の前記リザーバ内油液上面より高い位置に隆起
部を設けたので、正立状態のままで油圧緩衝器内への油
の注入、上部キャップのシーム溶接、ガス封入が行な
え、組立からガス封入までの作業が極めて簡便となる。
部を設けたので、正立状態のままで油圧緩衝器内への油
の注入、上部キャップのシーム溶接、ガス封入が行な
え、組立からガス封入までの作業が極めて簡便となる。
また、油圧緩衝器を反転させる必要がなくなり、緩衝器
内に泡を生じさせることがなくなるので、泡を消泡する
のに要していた時間を省き、作業能率を大幅に向上さ
せ、減衰力性能テストを正確に行わせる。
内に泡を生じさせることがなくなるので、泡を消泡する
のに要していた時間を省き、作業能率を大幅に向上さ
せ、減衰力性能テストを正確に行わせる。
「実施例」 以下、本発明の方法の一実施例を第1図ないし第10図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
まず最初に本発明が適用された油圧緩衝器について説明
する。第3図中11はシリンダであり、このシリンダ11は
外筒12,内筒13及びこれらの下端部,上端部にそれぞれ
設けられたキャップ14,15からなっている。外筒12と内
筒13との間にはリザーバ16が形成されている。このリザ
ーバ16は内筒13の下部に設けられた連通孔17によって内
筒13内と連通されている。シリンダ11の上部にはロッド
ガイド18,ブッシュ18a,チェック弁19,シール部材20,止
め輪21,オイルシール22,前記キャップ15,バンプラバー
受け23が設けられている。
する。第3図中11はシリンダであり、このシリンダ11は
外筒12,内筒13及びこれらの下端部,上端部にそれぞれ
設けられたキャップ14,15からなっている。外筒12と内
筒13との間にはリザーバ16が形成されている。このリザ
ーバ16は内筒13の下部に設けられた連通孔17によって内
筒13内と連通されている。シリンダ11の上部にはロッド
ガイド18,ブッシュ18a,チェック弁19,シール部材20,止
め輪21,オイルシール22,前記キャップ15,バンプラバー
受け23が設けられている。
内筒13内には、ピストンロッド24の一端に取り付けられ
たピストン25が摺動自在に嵌入されている。ピストンロ
ッド24の他端はロッドガイド18,ブッシュ18a,チェック
弁19,シール部材20,止め輪21,オイルシール22,キャップ
15,バンプラバー受け23を貫通してシリンダ11外に突出
している。従って内筒13内はピストン25によりピストン
上室26とピストン下室27とに区画されている。ピストン
上室26,ピストン下室27及びリザーバ16内には油が封入
され、リザーバ16内の油の上部にはガスが封入されてい
る。ピストン25にはピストン上室26とピストン下室27と
を連通する連通孔28,29が設けられている。またピスト
ンの上下両端にはディスクバルブ30,31が設けられてい
る。なお、32は後記する隆起部、33,34は切欠溝、35は
リザーバ16の油上に圧縮ガスを供給するためのガス導入
路である。
たピストン25が摺動自在に嵌入されている。ピストンロ
ッド24の他端はロッドガイド18,ブッシュ18a,チェック
弁19,シール部材20,止め輪21,オイルシール22,キャップ
15,バンプラバー受け23を貫通してシリンダ11外に突出
している。従って内筒13内はピストン25によりピストン
上室26とピストン下室27とに区画されている。ピストン
上室26,ピストン下室27及びリザーバ16内には油が封入
され、リザーバ16内の油の上部にはガスが封入されてい
る。ピストン25にはピストン上室26とピストン下室27と
を連通する連通孔28,29が設けられている。またピスト
ンの上下両端にはディスクバルブ30,31が設けられてい
る。なお、32は後記する隆起部、33,34は切欠溝、35は
リザーバ16の油上に圧縮ガスを供給するためのガス導入
路である。
以上のように構成された油圧緩衝器は、伸び行程の場
合、ピストン25がシリンダ11に対して第3図に示す矢印
A方向に移動すると、ピストン上室26内の油がディスク
バルブ31の作用により連通孔29を通りピストン下室27に
流入する。またこのとき同時にリザーバ16内の油がその
上部のガス圧に押されて連通孔17を介しピストン下室27
内に流入する。なお、この時チェック弁19は上方からリ
ザーバ16へのガスの流入を許容する。以上により伸び行
程時における減衰力が発生する。
合、ピストン25がシリンダ11に対して第3図に示す矢印
A方向に移動すると、ピストン上室26内の油がディスク
バルブ31の作用により連通孔29を通りピストン下室27に
流入する。またこのとき同時にリザーバ16内の油がその
上部のガス圧に押されて連通孔17を介しピストン下室27
内に流入する。なお、この時チェック弁19は上方からリ
ザーバ16へのガスの流入を許容する。以上により伸び行
程時における減衰力が発生する。
他方、縮み行程の場合、ピストン25がシリンダ11に対し
て相対的に第3図に示す矢印B方向に移動すると、ピス
トン下室27内の油がディスクバルブ30の作用により連通
孔28を通りピストン上室26内に流入する。またこのとき
同時にピストン下室27内の油が連通孔17を介してリザー
バ16に流入する。この時にはチェック弁19がリザーバ16
内のガス及び油の上方への流出を阻止する。以上により
縮み行程時における減衰力が発生する。
て相対的に第3図に示す矢印B方向に移動すると、ピス
トン下室27内の油がディスクバルブ30の作用により連通
孔28を通りピストン上室26内に流入する。またこのとき
同時にピストン下室27内の油が連通孔17を介してリザー
バ16に流入する。この時にはチェック弁19がリザーバ16
内のガス及び油の上方への流出を阻止する。以上により
縮み行程時における減衰力が発生する。
次に、本発明の方法について説明する。
本発明の方法を実施するには、まず外筒12内に内筒13,
ピストン25,ピストンロッド24,ロッドガイド18,ブッシ
ュ18a,チェック弁19,シール部材20,止め輪21,オイルシ
ール22,前記キャップ15,バンプラバー受け23等が組み込
まれていない状態において、第6図及び第7図に示すダ
イス41と第8図及び第9図に示すポンチ42とを用いて、
第1図及び第3図に示すガス導入路35を、外筒12に形成
する。
ピストン25,ピストンロッド24,ロッドガイド18,ブッシ
ュ18a,チェック弁19,シール部材20,止め輪21,オイルシ
ール22,前記キャップ15,バンプラバー受け23等が組み込
まれていない状態において、第6図及び第7図に示すダ
イス41と第8図及び第9図に示すポンチ42とを用いて、
第1図及び第3図に示すガス導入路35を、外筒12に形成
する。
次に、外筒12内に油を注入し、外筒12内に内筒13,ピス
トン25,ピストンロッド24,ロッドガイド18,ブッシュ18
a,チェック弁19,シール部材20,止め輪21,オイルシール2
2を組み込み、外筒12の上部にキャップ15をシーム溶接
し、このキャップ15にバンプラバー受け23を溶接する。
トン25,ピストンロッド24,ロッドガイド18,ブッシュ18
a,チェック弁19,シール部材20,止め輪21,オイルシール2
2を組み込み、外筒12の上部にキャップ15をシーム溶接
し、このキャップ15にバンプラバー受け23を溶接する。
次に、油圧緩衝器の外筒12に第1図及び第2図に示すガ
ス供給溶接治具51を嵌合してガス導入路35よりリザーバ
16内にガスを供給する。
ス供給溶接治具51を嵌合してガス導入路35よりリザーバ
16内にガスを供給する。
ダイス41の上面には外筒12と同半径の円弧面からなる凹
部43が形成され、この凹部43の中央部には横方向に延び
る長溝44が形成され、かつこの長溝44の幅より大径の円
孔45が形成されており、長溝44の底部44aは円孔45に向
けて傾斜され、長溝44と円孔45とは連続状態となってい
る。
部43が形成され、この凹部43の中央部には横方向に延び
る長溝44が形成され、かつこの長溝44の幅より大径の円
孔45が形成されており、長溝44の底部44aは円孔45に向
けて傾斜され、長溝44と円孔45とは連続状態となってい
る。
一方、第8図,第9図に示すようにポンチ42の先端には
円孔45内に挿入可能な板状の突出部46が設けられてお
り、この突出部46の先端には尖鋭な三角形状部47が形成
されている。
円孔45内に挿入可能な板状の突出部46が設けられてお
り、この突出部46の先端には尖鋭な三角形状部47が形成
されている。
ガス供給溶接治具51は、第1図及び第2図に示すよう
に、治具本体(2つ割りフランジ結合されたもの)52の
略中央に外筒12の外径より僅かに大径の円孔53が形成さ
れ、円孔53の一方側に位置してこの円孔53に連通する室
54が形成され、さらに治具本体52に円孔53の軸線と直交
して摺動自在にかつ円孔53及び室54に突出可能に電極押
圧棒55が設けられたものである。室54には外部と連通す
る連通孔56が形成され、この連通孔56には配管及びバル
ブ57を介して圧縮空気源(図示せず)が接続されてい
る。なお、58,59はシール部材である。
に、治具本体(2つ割りフランジ結合されたもの)52の
略中央に外筒12の外径より僅かに大径の円孔53が形成さ
れ、円孔53の一方側に位置してこの円孔53に連通する室
54が形成され、さらに治具本体52に円孔53の軸線と直交
して摺動自在にかつ円孔53及び室54に突出可能に電極押
圧棒55が設けられたものである。室54には外部と連通す
る連通孔56が形成され、この連通孔56には配管及びバル
ブ57を介して圧縮空気源(図示せず)が接続されてい
る。なお、58,59はシール部材である。
ガス導入路35を形成する場合には、 外筒12の外周のガス導入路35を形成すべき位置にダイ
ス41の円孔45を位置させて外筒12の外周にダイス41の凹
部43を面接触させる。
ス41の円孔45を位置させて外筒12の外周にダイス41の凹
部43を面接触させる。
次に、外筒12内にポンチ42を挿入し、このポンチ42を
外筒12の軸線と直交する方向に向け、ポンチ42の先端を
外筒12の内周面のガス導入路35を形成すべき位置に当接
させ、かつポンチ42の先端がダイス41の長溝44内に嵌入
し得るように治具(図示せず)のポンチホルダに取り付
けこのポンチ42の位置を固定する。
外筒12の軸線と直交する方向に向け、ポンチ42の先端を
外筒12の内周面のガス導入路35を形成すべき位置に当接
させ、かつポンチ42の先端がダイス41の長溝44内に嵌入
し得るように治具(図示せず)のポンチホルダに取り付
けこのポンチ42の位置を固定する。
ダイス41に力を加え、このダイス41とポンチ42との間
に外筒12の周壁を挟んだ状態で外筒12と共にダイス41を
ポンチ42の軸線方向ポンチ42側に移動させる。すると、
ポンチ42の先端が尖鋭な三角形状とされているので、こ
のポンチ42の先端が外筒12の内周面を押圧した状態とな
り、外筒12の内周面に第5図に示すポンチ42の突出部46
の先端形状に類似した形状の切断部12aが形成される。
に外筒12の周壁を挟んだ状態で外筒12と共にダイス41を
ポンチ42の軸線方向ポンチ42側に移動させる。すると、
ポンチ42の先端が尖鋭な三角形状とされているので、こ
のポンチ42の先端が外筒12の内周面を押圧した状態とな
り、外筒12の内周面に第5図に示すポンチ42の突出部46
の先端形状に類似した形状の切断部12aが形成される。
さらに外筒12と共にダイス41をポンチ42側へ進める。
するとこのポンチ42は、第10図に示すように外筒12の一
部を外側へ隆起させて長溝44及び円孔45内に突出部46を
嵌入させ、外筒12の一部に、基端側より先端側が小径と
なった錐体形の隆起部32を形成する。このとき、この隆
起部32には、ダイス41とポンチ42との間で外筒12にせん
断応力が作用するので、第10図に示すようにダイス41の
円孔45の孔縁部45aとポンチ42の先端角部42aとの間の薄
肉部分が押し切られ、隆起部32の両側にテーパ状の破断
面部12bが生じ、この破断面部12bが若干開いて隙間が生
じこの隙間がガス導入路35となる。
するとこのポンチ42は、第10図に示すように外筒12の一
部を外側へ隆起させて長溝44及び円孔45内に突出部46を
嵌入させ、外筒12の一部に、基端側より先端側が小径と
なった錐体形の隆起部32を形成する。このとき、この隆
起部32には、ダイス41とポンチ42との間で外筒12にせん
断応力が作用するので、第10図に示すようにダイス41の
円孔45の孔縁部45aとポンチ42の先端角部42aとの間の薄
肉部分が押し切られ、隆起部32の両側にテーパ状の破断
面部12bが生じ、この破断面部12bが若干開いて隙間が生
じこの隙間がガス導入路35となる。
次に、このガス導入路35より外筒12内に圧縮ガスを封
入するには、第1図及び第2図に示すように、外筒12に
シール部材58を介し円孔53を密嵌合し、バルブ57を開い
て圧縮空気源から室54,ガス導入路35を介しリザーバ16
の油液上に所定量の圧縮ガスを供給する。
入するには、第1図及び第2図に示すように、外筒12に
シール部材58を介し円孔53を密嵌合し、バルブ57を開い
て圧縮空気源から室54,ガス導入路35を介しリザーバ16
の油液上に所定量の圧縮ガスを供給する。
次に、電極押圧棒55を外筒12側へ移動させて隆起部32
を押圧する。すると、破断面部12bの隙間即ちガス導入
路35が密着して閉鎖状態となる。
を押圧する。すると、破断面部12bの隙間即ちガス導入
路35が密着して閉鎖状態となる。
電極押圧棒55を用いて密着した破断面部12bを溶接す
る。これにより、リザーバ16の油液上にガスが封入され
る。
る。これにより、リザーバ16の油液上にガスが封入され
る。
本実施例によれば、正立状態のままで緩衝器内への油の
注入,上部キャップのシーム溶接,ガス封入,減衰力性
能テストを行うことができ、手間と時間とを省略するこ
とができ、 油圧緩衝器を反転させることがないので、減衰力性能テ
ストにおいて、従来油圧緩衝器を正立,倒立反転させた
ことにより油中に生じた泡を消泡するのに要していた時
間を省くことができ、作業能率を大幅に向上させること
ができ、これにより減衰力性能テストを正確に行うこと
ができ、 また従来、油圧緩衝器の塗装においては、上部キャップ
のシーム溶接部をマスキングして塗装し、この部のシー
ム溶接を行ってからこの部分を塗装しているので、本実
施例ではこのシーム溶接部付近にガス導入路を設けるの
であるから、従来の油圧緩衝器底部におけるプラグ溶接
時のガス封入口部分の塗装膜を剥がす工程が不要とな
り、この点においても手間と時間とを省略することがで
きる。
注入,上部キャップのシーム溶接,ガス封入,減衰力性
能テストを行うことができ、手間と時間とを省略するこ
とができ、 油圧緩衝器を反転させることがないので、減衰力性能テ
ストにおいて、従来油圧緩衝器を正立,倒立反転させた
ことにより油中に生じた泡を消泡するのに要していた時
間を省くことができ、作業能率を大幅に向上させること
ができ、これにより減衰力性能テストを正確に行うこと
ができ、 また従来、油圧緩衝器の塗装においては、上部キャップ
のシーム溶接部をマスキングして塗装し、この部のシー
ム溶接を行ってからこの部分を塗装しているので、本実
施例ではこのシーム溶接部付近にガス導入路を設けるの
であるから、従来の油圧緩衝器底部におけるプラグ溶接
時のガス封入口部分の塗装膜を剥がす工程が不要とな
り、この点においても手間と時間とを省略することがで
きる。
「発明の効果」 本発明によれば、外筒の前記リザーバ内油液上面より高
い位置に、両側に破断面部を有し前記外筒の外側へ隆起
する隆起部を形成し、前記破断面部より前記外筒内にガ
スを流入させ、前記隆起部を内筒側へ加圧して前記破断
面部の隙間を密閉し、前記リザーバの油上にガスを封入
するようにしたので、 油圧緩衝器の底部に孔をあけてこの孔に栓またはプラ
グをする必要がなくなり、従って油圧緩衝器を正立,倒
立,正立と反転を繰り返す必要もなくなり、正立状態の
ままで緩衝器内への油の注入,上部キャップのシーム溶
接,ガス封入,減衰力性能テストを行うことができ、手
間と時間とを省略することができ、製造コストが安くな
るという格別な効果を生じ、 油圧緩衝器を反転させることがないので、減衰力性能
テストにおいて従来油圧緩衝器を正立,倒立,正立反転
させたことにより油中に生じた泡を消泡するのに要した
時間を省くことができ、作業能率が大幅に向上し、しか
も減衰力性能テストを正確に行うことができ、 従来、油圧緩衝器の塗装においては、上部キャップの
シーム溶接部をマスキングして塗装し、この部のシーム
溶接を行ってからこの部分を塗装しているので、このシ
ーム溶接部付近にガス導入路を設ければ、従来の油圧緩
衝器底部におけるプラグ溶接時のガス封入口部分の塗装
膜を剥がす工程が不要となり、この点においても手間と
時間とを省略することができ、 全体として前記油圧緩衝器内への油の注入,上部キャ
ップのシーム溶接,ガス封入,減衰力性能テストの自動
化の可能性を有する。
い位置に、両側に破断面部を有し前記外筒の外側へ隆起
する隆起部を形成し、前記破断面部より前記外筒内にガ
スを流入させ、前記隆起部を内筒側へ加圧して前記破断
面部の隙間を密閉し、前記リザーバの油上にガスを封入
するようにしたので、 油圧緩衝器の底部に孔をあけてこの孔に栓またはプラ
グをする必要がなくなり、従って油圧緩衝器を正立,倒
立,正立と反転を繰り返す必要もなくなり、正立状態の
ままで緩衝器内への油の注入,上部キャップのシーム溶
接,ガス封入,減衰力性能テストを行うことができ、手
間と時間とを省略することができ、製造コストが安くな
るという格別な効果を生じ、 油圧緩衝器を反転させることがないので、減衰力性能
テストにおいて従来油圧緩衝器を正立,倒立,正立反転
させたことにより油中に生じた泡を消泡するのに要した
時間を省くことができ、作業能率が大幅に向上し、しか
も減衰力性能テストを正確に行うことができ、 従来、油圧緩衝器の塗装においては、上部キャップの
シーム溶接部をマスキングして塗装し、この部のシーム
溶接を行ってからこの部分を塗装しているので、このシ
ーム溶接部付近にガス導入路を設ければ、従来の油圧緩
衝器底部におけるプラグ溶接時のガス封入口部分の塗装
膜を剥がす工程が不要となり、この点においても手間と
時間とを省略することができ、 全体として前記油圧緩衝器内への油の注入,上部キャ
ップのシーム溶接,ガス封入,減衰力性能テストの自動
化の可能性を有する。
第1図ないし第10図は本発明の方法を実施するための装
置例を示すもので、第1図は油圧緩衝器にガスを封入す
るための装置を付加した要部の縦断面図、第2図は第1
図のII-II線に沿う断面図、第3図は油圧緩衝器の縦断
面図、第4図は第3図のIV矢視図、第5図は第4図のV-
V線に沿う断面図、第6図はダイスの平面図、第7図は
第6図のVII-VII線に沿う断面図、第8図はポンチの正
面図、第9図は第8図の底面図、第10図は外筒の一部に
ガス導入路を形成する過程を説明するための断面図、第
11図ないし第14図は従来の油圧緩衝器のガス封入方法を
説明するための図であり、第11図は正立状態の油圧緩衝
器の一部切欠縦断正面図、第12図は油圧緩衝器の倒立状
態を示す正面図、第13図は底部にプラグを溶接した油圧
緩衝器の正立状態を示す正面部、第14図は油圧緩衝器の
底部に溶接するためのプラグの正面図である。 12……外筒、12a……切断部、12b……破断面部、13……
内筒、16……リザーバ、17……連通孔、24……ピストン
ロッド、25……ピストン、26……ピストン上室、27……
ピストン下室、32……隆起部、35……ガス導入路、41…
…ダイス、42……ポンチ、51……ガス供給溶接治具。
置例を示すもので、第1図は油圧緩衝器にガスを封入す
るための装置を付加した要部の縦断面図、第2図は第1
図のII-II線に沿う断面図、第3図は油圧緩衝器の縦断
面図、第4図は第3図のIV矢視図、第5図は第4図のV-
V線に沿う断面図、第6図はダイスの平面図、第7図は
第6図のVII-VII線に沿う断面図、第8図はポンチの正
面図、第9図は第8図の底面図、第10図は外筒の一部に
ガス導入路を形成する過程を説明するための断面図、第
11図ないし第14図は従来の油圧緩衝器のガス封入方法を
説明するための図であり、第11図は正立状態の油圧緩衝
器の一部切欠縦断正面図、第12図は油圧緩衝器の倒立状
態を示す正面図、第13図は底部にプラグを溶接した油圧
緩衝器の正立状態を示す正面部、第14図は油圧緩衝器の
底部に溶接するためのプラグの正面図である。 12……外筒、12a……切断部、12b……破断面部、13……
内筒、16……リザーバ、17……連通孔、24……ピストン
ロッド、25……ピストン、26……ピストン上室、27……
ピストン下室、32……隆起部、35……ガス導入路、41…
…ダイス、42……ポンチ、51……ガス供給溶接治具。
Claims (1)
- 【請求項1】内筒と外筒とからなる二重筒の前記内筒内
を、ピストンロッドの一端に取り付けられ前記内筒に摺
動自在に設けられたピストンによりピストン上室とピス
トン下室との2室に区画し、前記内筒,外筒間に形成さ
れたリザーバと前記ピストン下室とを連通し、前記ピス
トン上室,ピストン下室及び前記リザーバに油を封入し
該リザーバの油の上部にガスを封入する油圧緩衝器にお
いて、前記外筒の前記リザーバ内油液上面より高い位置
に、両側に破断面部を有し前記外筒の外側へ隆起する隆
起部を形成し、前記破断面部より前記外筒内にガスを流
入させ、前記隆起部を内筒側へ加圧して前記破断面部の
隙間を密閉し、前記リザーバの油上にガスを封入するこ
とを特徴とする油圧緩衝器のガス封入方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22715687A JPH071047B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 油圧緩衝器のガス封入方法 |
| FR8811121A FR2620500B1 (fr) | 1987-09-10 | 1988-08-23 | Procede pour enfermer de facon etanche un gaz dans un amortisseur de chocs hydraulique |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22715687A JPH071047B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 油圧緩衝器のガス封入方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6469835A JPS6469835A (en) | 1989-03-15 |
| JPH071047B2 true JPH071047B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=16856373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22715687A Expired - Lifetime JPH071047B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 油圧緩衝器のガス封入方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071047B2 (ja) |
| FR (1) | FR2620500B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100880820B1 (ko) * | 2007-06-16 | 2009-01-30 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 유체 봉입 방법 및 장치 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1303492B (ja) * | 1971-12-02 | Remensperger W | ||
| GB627170A (en) * | 1947-07-22 | 1949-08-02 | Noel Banner Newton | Improvements in or relating to hydraulic shock absorbers or the like |
| US3751786A (en) * | 1969-09-03 | 1973-08-14 | T Lyon | Method and service kit for revitalizing shock absorbers |
| JPS60584B2 (ja) * | 1977-03-19 | 1985-01-09 | トキコ株式会社 | 圧力容器 |
| EP0107102A1 (en) * | 1982-09-29 | 1984-05-02 | Rwc Inc. | Apparatus and methods for supplying gas under pressure to weldable shock absorber casings having an opening pierced therein, and like products, and weld-sealing the opening |
| US4564138A (en) * | 1984-09-17 | 1986-01-14 | Monroe Auto Equipment Company | Gas pressurized shock absorber assembly |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP22715687A patent/JPH071047B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-08-23 FR FR8811121A patent/FR2620500B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6469835A (en) | 1989-03-15 |
| FR2620500A1 (fr) | 1989-03-17 |
| FR2620500B1 (fr) | 1993-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
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