JPH07105702A - 自動車用ヘッドランプの傾斜測定器 - Google Patents

自動車用ヘッドランプの傾斜測定器

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Publication number
JPH07105702A
JPH07105702A JP25312293A JP25312293A JPH07105702A JP H07105702 A JPH07105702 A JP H07105702A JP 25312293 A JP25312293 A JP 25312293A JP 25312293 A JP25312293 A JP 25312293A JP H07105702 A JPH07105702 A JP H07105702A
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JP
Japan
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nut member
screw
male screw
aiming
screw portion
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Application number
JP25312293A
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English (en)
Inventor
Katsutada Shirai
克忠 白井
Hirotoku Tsukamoto
広徳 塚本
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく構造が非常に簡潔で、しか
も組付けおよび零点調整も非常に簡単な自動車用ヘッド
ランプの傾斜測定器の提供。 【構成】 ランプボディの後方に延出する、リフレクタ
ーの左右方向への傾動調整用エイミングスクリュー20
の雄ねじ部20aと、この雄ねじ部20aに平行に設け
られたガイド部材70の双方に組付けられて、リフレク
ター4の左右方向の傾斜の測定に用いる測定器50であ
る。測定器50を、エイミングスクリュー雄ねじ部20
aと係合する係合円孔54(雌ねじ部54a)が形成さ
れた略U字型の弾性ナット部材52と、このナット部材
52を抱持し、爪63と爪受(突起53b)を係合させ
ることでU字縦棒状部53,53を内側に弾性変形させ
て雌ねじ部54aを雄ねじ部20aに螺合させるととも
に、ガイド部材70と前後スライド可能に係合してナッ
ト部材52を回り止めするスライドケース60と、スラ
イドケース60とガイド部材70間に設けられた相対目
盛(カーソル61と直線目盛71)とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ヘッドランプ
の左右方向の照射方向、即ちランプの左右方向の照射角
が正規位置にあるかどうかを確認するための測定器に係
り、正規位置にない場合には、ヘッドランプの左右方向
の照射角が正規位置となるように容易に調整することの
できる自動車用ヘッドランプの傾斜測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ヘッドランプは、ランプボディ
内においてリフレクターが傾動可能に支持されているリ
フレクター可動型ヘッドランプを例にとって説明する
と、図13に示されるように、ランプボディ201に対
し、リフレクター202の背面側が前後に延びる2本の
エイミングスクリュー203,204と1個の揺動支点
205の3点によって支持されている。なお図13はリ
フレクターを正面視しており、エイミングスクリュー2
03,204はそれぞれ紙面に垂直方向に延びている。
エイミングスクリュー203,204はランプボディ2
01の背面壁において回動可能に支承されており、エイ
ミングスクリュー203,204によるリフレクター2
02の支持点は、ランプの前面から見て揺動支点205
に対し例えば直交配置されている。そしてエイミングス
クリュー203,204の回動操作によってリフレクタ
ー202を水平軸Lx,垂直軸Ly回りにそれぞれ傾動
させて、ランプの照射角を調整するようになっている。
なお符号206はリフレクター202に装着された光源
であるバルブである。
【0003】そして傾斜測定器は、図14に示されるよ
うに、ランプボディ201の背面壁に固定されてエイミ
ングスクリュー203と平行に延出するガイド部材20
2と、エイミングスクリュー203に螺合するナット部
材204と、ナット部材204及びガイド部材202に
スライド可能に組付けられたスライドケース205と、
ガイド部材202とスライドケース205間に設けられ
た基準点206及び直線目盛207と、スライドケース
205の円孔205aに係合しかつナット部材204の
雌ねじ部204aに螺合し、ナット部材204をスライ
ドケース205に対し前後スライドさせる零点調整ねじ
208とから構成されている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来の
傾斜測定器では、部品点数が多く、構造が非常に複雑で
コストもかさみ、しかもヘッドランプへの組付けも煩雑
であるという問題があった。そこで出願人は特願平4−
88484号に示す簡潔な構造の傾斜測定器を提案し
た。これは、図15および図16に示されるように、エ
イミングスクリュー203に螺合する一側面の開口され
たコ字型のナット部材214と、このナット部材214
に取着一体化されるとともに、ガイド部材202に係合
しガイド部材202に沿ってスライドできる零点調整プ
レート218と、このプレート218とガイド部材20
2間に設けられたカーソル218aと目盛202aとか
ら構成されている。
【0005】しかし特願平4−88484号に係る傾斜
測定器は、従来技術に比べて構造が簡潔になっているも
のの、零点調整を行なうにはいちいち零点調整プレート
218の固定ねじ218bをゆるめて、プレート218
をナット部材214に対しスレイドさせ、プレート21
8を適正位置にした後、再び固定ねじ218bを締めつ
けなければならず、零点調整作業が非常に面倒である。
【0006】本発明は前記した問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は、部品点数が少なく構造が非常に簡潔
で、しかも組付けおよび零点調整も非常に簡単な自動車
用ヘッドランプの傾斜測定器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る自動車用ヘッドランプの傾斜測定器
においては、ランプの照射方向を設定する光反射面を有
する傾動部材が、基準部材に支承された1つの揺動支点
部と、基準部材を前後に貫通し、かつ基準部材に支承さ
れた左右方向エイミングスクリュー及び上下方向エイミ
ングスクリューの3点で支持され、前記エイミングスク
リューを回動操作することによって傾動部材を基準部材
に対し上下方向および左右方向にそれぞれ傾動させて、
ヘッドランプの照射角を調整する傾動部材可動型の自動
車用ヘッドランプにおいて、前記左右方向エイミングス
クリューの基準部材後方への突出部に雄ねじ部が形成さ
れるとともに、基準部材に支持されて前記左右方向エイ
ミングスクリューの雄ねじ部と略平行にガイド部材が延
出形成され、前記雄ねじ部とガイド部材間に組付けられ
て、傾動部材の左右方向の傾きを測定する傾斜測定器で
あって、この傾斜測定器は、前記エイミングスクリュー
の雄ねじ部に整合する雌ねじ部が対向する内側面に設け
られた横断面U字型の弾性ナット部材と、前記U字円弧
状部側からナット部材を抱持して、U字縦棒状部を内側
に弾性変形させて雌ねじ部を雄ねじ部に螺合状態とし、
スクリューの回動に伴ってガイド部材に沿ってナット部
材と一体に進退スライドする横断面門型のスライドケー
スと、前記スライドケースとガイド部材間に設けられ、
ナット部材のガイド部材に対する移動量を示す相対目盛
とから構成され、前記ナット部材のU字縦棒状部の対向
する内側面の開口側には、挿通されたエイミングスクリ
ュー雄ねじ部との相対摺動を許容する円弧面が雌ねじ部
に隣接して設けられ、前記スライドケースがナット部材
のU字縦棒状部延在方向に沿ってスライド可能にナット
部材に組付けられるとともに、ナット部材のU字縦棒状
部外側面とスライドケースの内側面間には、ナット部材
のU字縦棒状部を内側に弾性変形させて雌ねじ部をエイ
ミングスクリュー雄ねじ部に螺合した状態に保持する爪
と爪受からなる凹凸係合部が設けられており、ナット部
材の対向するU字縦棒状部をさらに接近する側に弾性変
形させて前記凹凸係合部の係合を解除するようにしたも
のである。
【0008】請求項2に係る自動車用ヘッドランプの傾
斜測定器においては、ランプの照射方向を設定する光反
射面を有する傾動部材が、基準部材に支承された1つの
揺動支点部と、基準部材を前後に貫通し、かつ基準部材
に支承された左右方向エイミングスクリュー及び上下方
向エイミングスクリューの3点で支持され、前記エイミ
ングスクリューを回動操作することによって傾動部材を
基準部材に対し上下方向および左右方向にそれぞれ傾動
させて、ヘッドランプの照射角を調整する傾動部材可動
型の自動車用ヘッドランプにおいて、前記左右方向エイ
ミングスクリューの基準部材後方への突出部に雄ねじ部
が形成されるとともに、基準部材に支持されて前記左右
方向エイミングスクリューの雄ねじ部と略平行にガイド
部材が延出形成され、前記雄ねじ部とガイド部材間に組
付けられて、傾動部材の左右方向の傾きを測定する傾斜
測定器であって、この傾斜測定器は、前記エイミングス
クリューの雄ねじ部に整合するが雄ねじ径より径がわず
かに大きいために、挿通されたエイミングスクリュー雄
ねじ部との相対摺動を許容する、雌ねじ部が対向する内
側面に設けられた横断面U字型の弾性ナット部材と、前
記U字円弧状部側からナット部材を抱持し、U字縦棒状
部を内側に弾性変形させて雌ねじ部を雄ねじ部に螺合状
態とし、スクリューの回動に伴ってガイド部材に沿って
ナット部材と一体に進退スライドする横断面門型のスラ
イドケースと、前記スライドケースとガイド部材間に設
けられ、ナット部材のガイド部材に対する移動量を示す
相対目盛とから構成され、前記スライドケースはナット
部材のU字縦棒状部延在方向に沿ってスライド可能にナ
ット部材に組付けられるとともに、ナット部材のU字縦
棒状部外側面とスライドケースの内側面間には、ナット
部材のU字縦棒状部を内側に弾性変形させて雌ねじ部を
エイミングスクリュー雄ねじ部に螺合した状態に保持す
る爪と爪受からなる凹凸係合部が設けられており、ナッ
ト部材の対向するU字縦棒状部をさらに接近する側に弾
性変形させて前記凹凸係合部の係合を解除するようにし
たものである。
【0009】
【作用】左右方向エイミングスクリューを回動すると、
傾動部材が基準部材に対し傾動し(傾動中心軸回りに傾
動し)、かつナット部材とスライドケースがスクリュー
雄ねじ部に沿って一体に進退する。そしてエイミングス
クリューの回動による基準部材に対する傾動部材の傾動
量(傾動部材が左右方向エイミングスクリューによって
支持される点の前後方向への移動量)はナット部材(ス
ライドケース)とガイド部材間の移動量に比例し、傾動
部材の基準部材に対する傾動量、即ちヘッドランプの照
射角の左右方向のずれ量は、ナット部材(スライドケー
ス)とガイド部材間の目盛の変化としてあらわれる。こ
のため、この目盛の変化からヘッドランプの左右方向の
照射角が適正か否か、また適正でない場合にはそのずれ
量を知ることができる。そしてずれがある場合には、こ
の目盛におけるずれをなくすように、左右方向エイミン
グスクリューによって照射角を調整すればよい。
【0010】また、零点調整を行なうには、請求項1で
は、ナット部材の一対のU字縦棒状部を指でつまんで互
いに接近する側に弾性変形させて、ナット部材とスライ
ドケース間の爪と爪受からなる凹凸係合部の係合を解除
するとともに、スライドケースによるナット部材の抱持
量が少なくなる側(スライドケースをナット部材から抜
き出す側)にスライドケースをスライドさせてスライド
ケースのU字縦棒状部の弾性変形を解除し、かつ、ナッ
ト部材およびスライドケースを側方(エイミングスクリ
ュー雄ねじ部から抜き出す側)に引き上げてエイミング
スクリュー雄ねじ部をナット部材の円弧面位置にするこ
とにより、スライドケースとナット部材をエイミングス
クリュー雄ねじ部に沿って自由に移動させることができ
る。
【0011】また、請求項2における零点調整は、ナッ
ト部材の一対のU字縦棒状部を指でつまんで互いに接近
する側に弾性変形させて、ナット部材とスライドケース
間の爪と爪受からなる凹凸係合部の係合を解除し、スラ
イドケースによるナット部材の抱持量が少なくなる側
(スライドケースをナット部材から抜き出す側)にスラ
イドケースをスライドさせ、この状態で指を離せばスラ
イドケースのU字縦棒状部は弾発力により拡がり(開脚
し)、スライドケースとナット部材をエイミングスクリ
ュー雄ねじ部に沿って自由に移動させることができる。
【0012】また傾斜測定器を組付けるには、エイミン
グスクリュー雄ねじ部の側方から弾性を利用してナット
部材を装着し、次いで同じくエイミングスクリュー雄ね
じ部の側方から、ガイド部材とナット部材との間にスラ
イドケースの一側部が係合するように、U字縦棒状部の
弾性を利用してスライドケースをナット部材に外嵌装着
すればよい。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図9は、基準部材がランプボディで、傾動
部材がリフレクターであるリフレクター可動型のヘッド
ランプに本発明を適用した実施例を示すもので、図1は
傾斜測定器の組み付けられているリフレクター可動型ヘ
ッドランプの正面図、図2は同ヘッドランプの水平断面
図(図1に示す線II−IIに沿う断面図)、図3は同ヘッ
ドランプの縦断面図(図1に示す線III−IIIに沿う断面
図)、図4は同ヘッドランプの左右方向の照射角の傾斜
を測定する傾斜測定器の平面図、図5は同傾斜測定器の
分解斜視図、図6は同傾斜測定器のナット部材のU字縦
棒状部周辺の拡大正面図、図7〜図9は同傾斜測定器の
零点調整の様子を説明する説明図で、(a)は図4に示
す線A−Aに沿う断面図、(b)は図4に示す線B−B
に沿う断面図である。
【0014】これらの図において、符号2は基準部材で
ある容器状のランプボディで、ランプボディ2内には光
源であるバルブ3の挿着された傾動部材である放物面形
状のリフレクター4が配置され、ランプボディ2の前面
開口部に前面レンズ6が組み付けられてヘッドランプと
して一体化されている。リフレクター4は、図1〜図3
に示されるように、ランプボディ2内において、玉継手
10,左右方向エイミングスクリュー20及び上下方向
エイミングスクリュー30の3点によって支持されてい
る。玉継手10の球部12はランプボディ2側に固定支
持され、玉部12と係合する球受部14はリフレクター
4の背面側に突設されたブラケット7に挿着固定され
て、リフレクター4はこの球継手10を中心に揺動でき
る構造となっている。またエイミングスクリュー20,
30は、いずれもランプボディ2を貫通して前後に延出
し、貫通部において、図4に示すようにフランジ22と
プッシュオンフィックス24とによって軸方向に位置決
めされるとともに、回転可能に支承されている。またス
クリュー20,30の前端部は、リフレクター4側のス
クリュー支持ナット21,31に螺合している。エイミ
ングスクリュー20,30のランプボディ後方への延出
端部にはドライバー等の治具係合部23,33が形成さ
れており、エイミングスクリュー20,30を回動する
ことによってナット21,31がスクリュー20,30
に沿って進退し、これによってリフレクター4の傾きが
変わるようになっている。
【0015】即ち、左右方向エイミングスクリュー20
によるリフレクター4の支持点(エイミングスクリュー
20とスクリュー支持ナット21の係合部)は、ヘッド
ランプの照射軸L(図2参照)に直交して玉継手10を
通る水平軸Lx上に位置し、上下方向エイミングスクリ
ュー30によるリフレクター4の支持点(エイミングス
クリュー30とスクリュー支持ナット31の係合部)
は、ヘッドランプの照射軸Lに直交して玉継手10を通
る垂直軸Ly上に位置している。このためエイミングス
クリュー20を回動操作すると、スクリュー支持ナット
21がスクリュー20に沿って進退し、リフレクター4
が垂直軸Ly回りに傾動して、傾動部材であるリフレク
ター4の基準部材であるランプボディ2に対する左右方
向の傾斜、即ちヘッドランプの左右方向の照射角を調整
することができる。一方、エイミングスクリュー30を
回動操作すると、スクリュー支持ナット31がスクリュ
ー30に沿って進退し、リフレクター4が垂直軸Lyと
直交する水平軸Lx回りに傾動して、傾動部材であるリ
フレクター4の基準部材であるランプボディ2に対する
上下方向の傾斜、即ちヘッドランプの上下方向の照射角
を調整することができる。このように2本のエイミング
スクリュー20,30によってリフレクター4の傾動調
整、即ちヘッドランプの照射角の調整ができるようにな
っている。
【0016】図4〜図7において、符号20aは、左右
方向エイミングスクリュー20のランプボディ2からの
後方突出部に形成された雄ねじ部で、ランプボディ2の
背面壁には、この雄ねじ部20aと平行に延びる横断面
矩形状のガイド部材70が一体に形成されている。符号
50はエイミングスクリューの雄ねじ部20aとガイド
部材70との間に組付けられて、リフレクター4の左右
方向の傾き、即ちヘッドランプの照射角の左右方向の傾
きを測定する第1の傾斜測定器である。この傾斜測定器
50は、エイミングスクリュー雄ねじ部20aに螺合す
るナット部材52と、このナット部材52を抱持し、ガ
イド部材70の側面に当接するスライドケース60と、
スライドケース60とガイド部材60間に設けられた相
対目盛であるカーソル61と直線目盛71とから構成さ
れている。
【0017】ナット部材52は、横断面が略U字型に形
成された合成樹脂の一体成形体で、一対のU字縦棒状部
53,53の内側面付根部には、雄ねじ部20aの外形
に整合する係合円孔54が形成されるとともに、この係
合円孔54には、雄ねじ部20aと螺合可能な雌ねじ部
54aが形成されている。さらにU字縦棒状部53の内
側面には、雄ねじ部20aの外径より大きい内径で、平
坦な表面の円弧部55が係合円孔54に隣接して形成さ
れて、ナット部材52にだるま形の孔52aが設けられ
ている。即ち、雄ねじ部20aが雌ねじ部54aに係合
しているときは、ナット部材52はエイミングスクリュ
ー20の回動操作に拘束されるが、雄ねじ部20aが円
弧部55に係合(遊合)しているときは、円弧部55と
雄ねじ部20aとの間に隙間があるため、ナット部材5
2をエイミングスクリュー20に沿って自由に移動させ
ることができる。また円弧部55の周縁部には、孔52
aに沿って外側に延出する円弧形延出部56が設けられ
るとともに、この延出部56の延出端部内周には、円弧
部55に挿通状態となっているエイミングスクリュー雄
ねじ部20aに当接して、雄ねじ部20aを支持するリ
ブ56aが周設されている。即ち、図9(a),(b)
に示すように、だるま形の孔52aの大孔である円弧部
55にエイミングスクリュー雄ねじ部20aが位置する
ときに、リブ56aがないと雄ねじ部20aと円弧部5
5間に隙間があるため、ナット部材52がエイミングス
クリュー20に対しガタつくが、このリブ56aがスク
リュー雄ねじ部20aと接触することで、ナット部材5
2のガタつきをなくすようになっている。またU字縦棒
状部53,53の内側面付根位置にはスリット54bが
形成されて、U字縦棒状部53,53の接近離反方向へ
の弾性変形が容易となっている。
【0018】また、U字縦棒状部53,53のそれぞれ
の外側面には、後述するスライドケース60の爪63の
係合できる爪受である突起53a,53bが形成されて
いる。上段突起53aは、係合円孔54の中心C1(図
6参照)に対応する位置に形成されており、スライドケ
ース60の爪63が上段突起53aに係合したときに
は、図9(a),(b)に示すように、U字縦棒状部5
3,53が外側に拡開した状態(開脚状態)となって、
円弧部55内の雄ねじ部20aは遊合状態(雄ねじ部2
0aが円弧部55に緩く係合した状態)に保持される。
一方、下段突起53bはU字縦棒状部53の揺動先端側
に形成されており、爪63が下段突起53bに係合した
ときには、図7(a),(b)に示すように、U字縦棒
状部53,53が爪63によって内側に弾性変形された
状態(閉脚状態)となって、U字縦棒状部53,53の
内側面に形成されている係合円孔54が雄ねじ部20a
を把持し、係合円孔54内の雄ねじ部20aは雌ねじ部
54aと螺合状態に保持される。
【0019】符号57はナット部材52の上端部に突出
形成された板ばね状突出片で、スライドケース60がナ
ット部材52に装着され、かつ爪63が下段突起53b
に係合したときに、スライドケース60の天上部に付勢
当接して、爪63と下段突起53bを圧接状態に付勢保
持するべく作用するとともに、U字縦棒状部53,53
を内側に弾性変形させることで、爪63と下段突起53
bの係合を外したときには、スライドケース60を上方
にわずかに押圧スライドさせて下段突起53bを爪63
と係合する位置より上方にずらし、U字縦棒状部53,
53が復元(開脚)したときに爪63と下段突起53b
を係合させないように作用する。この板ばね状突出片5
7の前後位置には、フランジ58,58が対向して形成
され、ナット部材52に装着されたスライドケース60
を前後方向に拘束している。
【0020】スライドケース60は、横断面が略門型に
形成された合成樹脂の一体成形体で、ナット部材52を
抱持するスライドケース60の左側壁62a(図5参
照)がガイド部材70の右側面72(図5参照)にちょ
うど当接して、ナット部材52およびスライドケース6
0が回り止めされている。即ち、エイミングスクリュー
の雄ねじ部20aにナット部材52が螺合している状態
でエイミングスクリュー20を回動すると、ナット部材
52とスライドケース60はガイド部材70によって回
動を阻止されるため、ナット部材52とスライドケース
60は一体となってガイド部材70に沿ってスライドす
る。対向側壁62,62下端部には爪63が突設されて
いる。この爪63は、スライドケース60がナット部材
52を抱持したときに、ナット部材52の縦棒状部5
3,53を内側に弾性変形させるとともに、上段突起5
3a又は下段突起53bと係合してスライドケース60
をナット部材52に対し抜け止め保持するためのもので
ある。また側壁62の外側面には、カーソル61形成位
置に合わせて上下に延びる凸条部64が突設されてお
り、この凸条部64をガイド部材70の右側面72に設
けられた上下に延びる凹条部74に係合させることで、
カーソル61を目盛71の零点71aに合わせることが
できる。
【0021】そしてこの傾斜測定器50では、エイミン
グスクリュー20を回動すると、ナット部材52とスラ
イドケース60がガイド部材70に沿って一体に前後に
下段進退する。このためリフレクター4の左右方向の傾
動量(垂直軸Ly回りの傾動量)がスライドケース60
のカーソル61の移動量としてあらわれ、予めカーソル
61を目盛71の零点71a位置に調整しておく(以
下、零点調整という)ことにより、カーソル61の示す
目盛表示からリフレクター4の左右方向の傾き具合を知
ることができる。
【0022】なお目盛の零点調整は、図7(a),
(b)白抜矢印Aに示すように、U字縦棒状部53、5
3を指でつまみ仮想線に示すように内側に弾性変形させ
て、下段突起53bをスライドケース60の爪63から
外す。すると爪63による係止が外れたスライドケース
60は、板ばね状突出片57の上方付勢力によって上方
にわずかにスライド(白抜矢印B参照)し、U字縦棒状
部53,53から指を離したとしても、爪63と下段突
起53bは係合しない状態となる(図6参照)。なおU
字縦棒状部53,53は指による拘束が解除されるため
開脚状態となる。次に、図8(a),(b)白抜矢印C
に示すように、スライドケース60をナット部材52と
もども上方に引き上げる(スライドケース60を上方に
引き上げると爪63が上段突起53aに係合してナット
部材52も一体に引き上げられる)ことで、図9
(a),(b)に示すように、エイミングスクリュー雄
ねじ部20aをだるま孔52aの小孔である係合円孔5
4から大孔である円弧部55に移動させる。エイミング
スクリュー雌ねじ部20aは、この円弧部55内におい
て遊合状態となるため、ナット部材52とスライドケー
ス60を手で持って雌ねじ部20aに沿って移動させ、
スライドケース60の凸条部64をガイド部材50の凹
条部74に係合状態とする(カーソル61を目盛零点7
1aに一致させる)。このとき、ナット部材52はエイ
ミングスクリュー雌ねじ部20aと連係しておらず、し
かもスライドケース60は、凸条部64がガイド部材7
0の凹条部74に係合して、前後方向の動きが拘束され
ているので、エイミングスクリュー20を回動操作して
もナット部材52およびスライドケース60のガイド部
材70に対する位置は変わらない。そこで、カーソル6
1を目盛零点71aに一致させた状態のままで、エイミ
ングスクリュー20を回動操作してエイミング調整を行
う。そしてエイミング調整が終了すると、図9(a),
(b)白抜矢印Dに示すように、スライドケース60を
ナット部材52に押し込み、爪63を下段突起53bに
係合させることで、図7に示すようにエイミングスクリ
ュー雄ねじ部20aとナット部材52とが螺合状態に保
持され、これによって零点調整が終了する。
【0023】次に、この第1の傾斜測定器50をエイミ
ングスクリュー20に組付ける手順を説明する。傾斜測
定器50の組付けに先立ってエイミング調整(リフレク
ター4の上下左右方向の傾動調整)が行なわれており、
このエイミング調整済みのヘッドランプのエイミングス
クリュー20に傾斜測定器50を新たに組付ける場合を
説明する。
【0024】まず目盛零点71a位置近傍においてナッ
ト部材52の開口側からナット部材52をエイミングス
クリュー雄ねじ部20aに装着し、雄ねじ部20aを円
弧部55に遊合させる。次いで図9(a),(b)白抜
矢印Dに示すように、凸条部64をガイド部材70の凹
条部74に合わせてスライドケース60をナット部材5
2のU字縦棒状部円弧状部側から装着する。次いで図9
(a),(b)白抜矢印Eに示すように、U字縦棒状部
53,53を下方に引っ張り、雄ねじ部20aを係合円
孔54に係合させる。さらにスライドケース60を押し
込んで、図7(a),(b)に示すように、爪63を下
段突起53bに係合させて、雌ねじ部20aとナット部
材52の螺合を確保する。
【0025】また図1及び図2において、符号80は、
リフレクター4の上下方向の傾き、即ちヘッドランプの
照射角の上下方向の傾きを測定する気泡管式傾斜測定器
である。測定器80は、リフレクター4の上面壁に取着
され、上方に開口する容器状のケーシング81と、ケー
シング81に水平軸Lxに対し揺動可能に支持されてい
る蓋体82と、この蓋体82に懸吊支持されてケーシン
グ81内に収容されている直線気泡管84とから構成さ
れている。符号86は気泡管84の零点調整用の調整ね
じである。
【0026】図10は本発明の第2の実施例の傾斜測定
器の要部であるナット部材の拡大正面図である。この実
施例では、ナット部材52のU字縦棒状部53の外側面
に形成されている上段突起53から下段係起53bにか
けての形状に特徴がある。即ち、上段突起53aから下
段突起53bにかけての領域53cは、前記第1の実施
例では鉛直線に対し平行に形成されていたが、本実施例
では外側に拡がるように傾斜して形成されており、下段
突起53bと係止爪63の係合が外れると、U字縦棒状
部53,53は図10白抜矢印Fに示すように復元し、
これに伴って、スライドケース60を上方に引き上げな
くても爪63が上段突起53aに係合する位置まで爪6
3(スライドケース60)が傾斜領域53cに沿って上
昇するようになっている。その他は、前記第1の実施例
と同一であり、同一の符号を付すことによってその説明
は省略する。
【0027】図11および図12は本発明の第3の実施
例である傾斜測定器を示すもので、図11は同傾斜測定
器の正面図、図12は同傾斜測定器の零点調整の様子を
説明する説明図ある。
【0028】この第2の実施例では、横断面略U字型の
ナット部材52Aに形成されている係合円孔54はエイ
ミングスクリュー雄ねじ部20aより一回り大きく形成
されており、図12に示すように、スライドケース60
の爪63がナット部材52Aの上段突起53aに係合
し、雄ねじ部20aがこの係合円孔54に係合した(遊
合)状態において、ナット部材52Aと雄ねじ部20a
の相対移動ができる、即ち、ナット部材52Aを雄ねじ
部20aに沿って自由に移動できる。しかし図11に示
すように、スライドケース60の爪63がナット部材5
2の下段突起53bに係合した状態となると、爪63に
押されたU字縦棒状部53,53が内側に弾性変形し
て、係合円孔54が縮径してエイミングスクリュー雄ね
じ部20aを把持する。係合円孔54には、前記第1の
実施例と同様、雌ねじ部54aが形成されており、雌ね
じ部54aはエイミングスクリュー雄ねじ部20aと螺
合状態となる。そしてこの状態において、エイミングス
クリュー20を回動すると、エイミングスクリュー20
の回動に連係し、ナット部材52Aとスライドケース6
0が一体にガイド部材70に沿って進退スライドする。
その他は前記第1の実施例と同一であり、同一の符号を
付すことによりその説明は省略する。
【0029】次に、この第3の実施例における傾斜測定
器の零点調整の手順を図面に基づいて説明する。まず図
11白抜矢印Hに示すように、ナット部材52Aの縦棒
状部53,53の先端を指でつまみ、仮想線で示すよう
に内側に弾性変形させて、下段突起53bをスライドケ
ース60の爪63から外す。爪63による係止が外れた
スライドケース60は、板ばね状突出片57のばね付勢
力によって上方にわずかにスライドし、さらにU字縦棒
状部53,53が開脚状態に復元しようとするため、ス
ライドケース60は、白抜矢印Iに示すように、下段突
起53bから上段突起53aに延びる傾斜領域53dに
沿って上方にスライドし、図12に示すように、爪63
が上段突起53aに係合する状態となる。ナット部材5
2A(U字縦棒状部53,53)は、図12に示すよう
に、開脚状態となり、エイミングスクリュー雄ねじ部2
0aは係合円孔54に遊合状態(雄ねじ部20aが雌ね
じ部54aと係合しない状態)となる。そしてナット部
材52Aおよびスライドケース60をエイミングスクリ
ュー雄ねじ部20aに沿って移動させて、スライドケー
ス60のカーソルを目盛の零点に一致する位置とする。
次に、図12白抜矢印Jに示すように、スライドケース
60を押し込み、爪63を下段突起53bに係合させる
ことで、ナット部材52Aとエイミングスクリュー雄ね
じ部20aの螺合状態を確保できる。
【0030】なお前記実施例では、リフレクター可動型
のヘッドランプにおける傾斜測定器について説明した
が、基準部材がランプハウジングで、傾動部材がランプ
ボディ・リフレクターユニットであるユニット可動型の
ヘッドランプにおける傾斜測定器についても同様に適用
できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用ヘッドランプの傾斜測定器は、主として
ガイド部材とナット部材とスライドケースによって構成
されており、部品点数が少なく構成が非常に簡潔で、そ
れだけ安価に提供できる。またナット部材およびスライ
ドケースのもつ弾性を利用して、これらをガイド部材と
エイミングスクリュー雄ねじ部間に簡単に組付けること
ができるので、傾斜測定器の組付け作業も非常に簡単で
ある。
【0032】さらに一対のU字縦棒状部の先端をつまん
で内側に弾性変形させて、爪と爪受との係合を外し、ス
ライドケースをナット部材から抜き出す側にスライドさ
せれば、エイミングスクリュー側雄ねじ部とナット部材
側雌ねじ部間の螺合を簡単に解除できるので、ナット部
材をガイド部材に沿ってスライドさせて目盛の零点合わ
せ、いわゆる零点調整を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である傾斜測定器を装着した
リフレクター可動型ヘッドランプの正面図
【図2】同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)
【図3】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III
−IIIに沿う断面図)
【図4】本発明の第1の実施例である傾斜測定器の平面
【図5】同傾斜測定器の分解斜視図
【図6】同傾斜測定器のナット部材のU字縦棒状部周辺
の拡大正面図
【図7】同傾斜測定器の零点調整の様子を説明する説明
【図8】同傾斜測定器の零点調整の様子を説明する説明
【図9】同傾斜測定器の零点調整の様子を説明する説明
【図10】本発明の第2の実施例である傾斜測定器の要
部であるナット部材の拡大正面図
【図11】本発明の第3の実施例である傾斜測定器の断
面図
【図12】同傾斜測定器の零点調整の様子を説明する説
明図
【図13】従来のヘッドランプの正面図
【図14】同ヘッドランプに装着されている傾斜測定器
の分解斜視図
【図15】先の提案に係る傾斜測定器の斜視図
【図16】同傾斜測定器の横断面図
【符号の説明】 2 基準部材であるランプボディ 3 光源であるバルブ 4 傾動部材であるリフレクター 6 前面レンズ 10 リフレクターの揺動支点としての玉継手 20 左右方向エイミングスクリュー 20a 左右方向エイミングスクリューのランプボディ
後方への突出部に形成された雄ねじ部 30 上下方向エイミングスクリュー 50 ヘッドランプの左右方向の照射角の傾斜を測定す
る傾斜測定器 52,52A 弾性ナット部材 52a だるま形の円孔 53 ナット部材のU字縦棒状部 53a ナット部材側の凹凸係合部である上段突起 53b ナット部材側の凹凸係合部である下段突起 54 係合円孔 54b スクリュー雄ねじ部と螺合する雌ねじ部 55 円弧部 60 スライドケース 63 スライドケース側の凹凸係合部である爪 61 カーソル 70 ガイド部材 71 目盛 71a 目盛零点 L ヘッドランプの照射軸 Lx 水平軸 Ly 鉛直軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプの照射方向を設定する光反射面を
    有する傾動部材が、基準部材に支承された1つの揺動支
    点部と、基準部材を前後に貫通し、かつ基準部材に支承
    された左右方向エイミングスクリュー及び上下方向エイ
    ミングスクリューの3点で支持され、前記エイミングス
    クリューを回動操作することによって傾動部材を基準部
    材に対し上下方向および左右方向にそれぞれ傾動させ
    て、ヘッドランプの照射角を調整する傾動部材可動型の
    自動車用ヘッドランプにおいて、前記左右方向エイミン
    グスクリューの基準部材後方への突出部に雄ねじ部が形
    成されるとともに、基準部材に支持されて前記左右方向
    エイミングスクリューの雄ねじ部と略平行にガイド部材
    が延出形成され、前記雄ねじ部とガイド部材間に組付け
    られて、傾動部材の左右方向の傾きを測定する傾斜測定
    器であって、 この傾斜測定器は、 前記エイミングスクリューの雄ねじ部に整合する雌ねじ
    部が対向する内側面に設けられた横断面U字型の弾性ナ
    ット部材と、前記U字円弧状部側からナット部材を抱持
    して、U字縦棒状部を内側に弾性変形させて雌ねじ部を
    雄ねじ部に螺合状態とし、スクリューの回動に伴ってガ
    イド部材に沿ってナット部材と一体に進退スライドする
    横断面門型のスライドケースと、前記スライドケースと
    ガイド部材間に設けられ、ナット部材のガイド部材に対
    する移動量を示す相対目盛とから構成され、 前記ナット部材のU字縦棒状部の対向する内側面の開口
    側には、挿通されたエイミングスクリュー雄ねじ部との
    相対摺動を許容する円弧面が雌ねじ部に隣接して設けら
    れ、前記スライドケースがナット部材のU字縦棒状部延
    在方向に沿ってスライド可能にナット部材に組付けられ
    るとともに、ナット部材のU字縦棒状部外側面とスライ
    ドケースの内側面間には、ナット部材のU字縦棒状部を
    内側に弾性変形させて雌ねじ部をエイミングスクリュー
    雄ねじ部に螺合した状態に保持する爪と爪受からなる凹
    凸係合部が設けられており、ナット部材の対向するU字
    縦棒状部をさらに接近する側に弾性変形させて前記凹凸
    係合部の係合を解除することを特徴とする自動車用ヘッ
    ドランプの傾斜測定器。
  2. 【請求項2】 ランプの照射方向を設定する光反射面を
    有する傾動部材が、基準部材に支承された1つの揺動支
    点部と、基準部材を前後に貫通し、かつ基準部材に支承
    された左右方向エイミングスクリュー及び上下方向エイ
    ミングスクリューの3点で支持され、前記エイミングス
    クリューを回動操作することによって傾動部材を基準部
    材に対し上下方向および左右方向にそれぞれ傾動させ
    て、ヘッドランプの照射角を調整する傾動部材可動型の
    自動車用ヘッドランプにおいて、前記左右方向エイミン
    グスクリューの基準部材後方への突出部に雄ねじ部が形
    成されるとともに、基準部材に支持されて前記左右方向
    エイミングスクリューの雄ねじ部と略平行にガイド部材
    が延出形成され、前記雄ねじ部とガイド部材間に組付け
    られて、傾動部材の左右方向の傾きを測定する傾斜測定
    器であって、 この傾斜測定器は、 前記エイミングスクリューの雄ねじ部に整合するが雄ね
    じ径より径がわずかに大きいために、挿通されたエイミ
    ングスクリュー雄ねじ部との相対摺動を許容する、雌ね
    じ部が対向する内側面に設けられた横断面U字型の弾性
    ナット部材と、前記U字円弧状部側からナット部材を抱
    持し、U字縦棒状部を内側に弾性変形させて雌ねじ部を
    雄ねじ部に螺合状態とし、スクリューの回動に伴ってガ
    イド部材に沿ってナット部材と一体に進退スライドする
    横断面門型のスライドケースと、前記スライドケースと
    ガイド部材間に設けられ、ナット部材のガイド部材に対
    する移動量を示す相対目盛とから構成され、 前記スライドケースはナット部材のU字縦棒状部延在方
    向に沿ってスライド可能にナット部材に組付けられると
    ともに、ナット部材のU字縦棒状部外側面とスライドケ
    ースの内側面間には、ナット部材のU字縦棒状部を内側
    に弾性変形させて雌ねじ部をエイミングスクリュー雄ね
    じ部に螺合した状態に保持する爪と爪受からなる凹凸係
    合部が設けられており、ナット部材の対向するU字縦棒
    状部をさらに接近する側に弾性変形させて前記凹凸係合
    部の係合を解除することを特徴とする自動車用ヘッドラ
    ンプの傾斜測定器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1176052A3 (en) * 2000-07-28 2004-01-07 Aoyama Seisakusho Co., Ltd. Aiming apparatus and process for manufacturing headlight using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1176052A3 (en) * 2000-07-28 2004-01-07 Aoyama Seisakusho Co., Ltd. Aiming apparatus and process for manufacturing headlight using the same

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