JPH07106097A - プラズマ処理装置 - Google Patents
プラズマ処理装置Info
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- JPH07106097A JPH07106097A JP5279017A JP27901793A JPH07106097A JP H07106097 A JPH07106097 A JP H07106097A JP 5279017 A JP5279017 A JP 5279017A JP 27901793 A JP27901793 A JP 27901793A JP H07106097 A JPH07106097 A JP H07106097A
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Landscapes
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Plasma Technology (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 基板を高速度でエッチングすることが出来、
かつ基板にチャージアップやそれに伴うダメージを招か
ないプラズマ処理装置を提供すること。 [構成] 真空槽20に配置した平行平板電極11、1
2にそれぞれRF電源15、19を接続し、かつ一方の
電極11には基板16を載置し、更にそれぞれの電極1
1、12に印加されるRF電力が互いに180度の位相
差を持つように移相器40をRF電源15、19に接続
する。
かつ基板にチャージアップやそれに伴うダメージを招か
ないプラズマ処理装置を提供すること。 [構成] 真空槽20に配置した平行平板電極11、1
2にそれぞれRF電源15、19を接続し、かつ一方の
電極11には基板16を載置し、更にそれぞれの電極1
1、12に印加されるRF電力が互いに180度の位相
差を持つように移相器40をRF電源15、19に接続
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマ処理装置に関す
るものであり、更に詳しくは金属、半導体、絶縁物な
ど、半導体製品やその他の電子部品を構成する材料をプ
ラズマ処理する装置に関するものである。
るものであり、更に詳しくは金属、半導体、絶縁物な
ど、半導体製品やその他の電子部品を構成する材料をプ
ラズマ処理する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】本発明は半導体製品のみ
に関するものではないが、一例として半導体製品の集積
回路を取り上げれば、その集積度の飛躍的な向上と共
に、基板への成膜前にその表面をクリーニングするため
のエッチング方法も溶液によるウエットエッチングから
エッチングガスによるドライエッチングに急速に転換さ
れ、技術的改良も精力的に進められている。例えば当初
使用された円筒形電極プラズマ処理装置は基板の置かれ
た位置によって処理速度が異なり、同一基板内の均一性
も十分でなかったことから、現在は、均一性に優れる平
行平板電極プラズマ処理装置が主流となっている。
に関するものではないが、一例として半導体製品の集積
回路を取り上げれば、その集積度の飛躍的な向上と共
に、基板への成膜前にその表面をクリーニングするため
のエッチング方法も溶液によるウエットエッチングから
エッチングガスによるドライエッチングに急速に転換さ
れ、技術的改良も精力的に進められている。例えば当初
使用された円筒形電極プラズマ処理装置は基板の置かれ
た位置によって処理速度が異なり、同一基板内の均一性
も十分でなかったことから、現在は、均一性に優れる平
行平板電極プラズマ処理装置が主流となっている。
【0003】更にはその平行平板電極によるプラズマ処
理装置も、当初は基板を載置しない電極に高周波を印加
するものであったが、最近では、バイアス電圧を発生し
易くするために、基板を載置した電極に高周波を印加す
るものとなっている。この種の平行平板電極プラズマ処
理装置を第1従来例として、その概略図を図6に示し
た。図6において、真空槽10内に平行平板電極として
の電極1と電極2とが平行に対向して配置されている。
電極2はアースに接続され、電極1にはクリーニングさ
れるべき基板6が載置され、かつ真空槽10とは絶縁体
4によって絶縁されてRF電極5が接続されている。ま
た、真空槽10の内壁部を接地電極3としている。
理装置も、当初は基板を載置しない電極に高周波を印加
するものであったが、最近では、バイアス電圧を発生し
易くするために、基板を載置した電極に高周波を印加す
るものとなっている。この種の平行平板電極プラズマ処
理装置を第1従来例として、その概略図を図6に示し
た。図6において、真空槽10内に平行平板電極として
の電極1と電極2とが平行に対向して配置されている。
電極2はアースに接続され、電極1にはクリーニングさ
れるべき基板6が載置され、かつ真空槽10とは絶縁体
4によって絶縁されてRF電極5が接続されている。ま
た、真空槽10の内壁部を接地電極3としている。
【0004】この作用を説明するに、真空槽10を真空
とし、エッチングガスを導入した後に、RF電極5から
電極1にRF電力を印加すると、電極1と電極2との間
にプラズマが発生し、プラズマ中のイオンが電極1にお
けるバイアス電圧によって加速されて基板6に衝突し、
そのスパッタ効果によって基板6がエッチングされるの
である。
とし、エッチングガスを導入した後に、RF電極5から
電極1にRF電力を印加すると、電極1と電極2との間
にプラズマが発生し、プラズマ中のイオンが電極1にお
けるバイアス電圧によって加速されて基板6に衝突し、
そのスパッタ効果によって基板6がエッチングされるの
である。
【0005】しかし、この第1従来例によるプラズマ処
理装置は一般にエッチング速度が低く、生産手段として
は適していない。これに対し、エッチング速度を高める
べくプラズマ密度を高くすることが考えられるが、その
ために印加するRF電力を大にすると、高密度プラズマ
が得られると共に電極1に必要以上のバイアス電圧が発
生し、電極1に載置されている基板6がチャージアップ
(静電荷集積)するようになる。
理装置は一般にエッチング速度が低く、生産手段として
は適していない。これに対し、エッチング速度を高める
べくプラズマ密度を高くすることが考えられるが、その
ために印加するRF電力を大にすると、高密度プラズマ
が得られると共に電極1に必要以上のバイアス電圧が発
生し、電極1に載置されている基板6がチャージアップ
(静電荷集積)するようになる。
【0006】チャージアップが発生する機構については
未だ十分に解明されていないものの、基板のチャージア
ップ自体は集積回路を製造する上で深刻な問題となって
いる。すなわち、集積回路の集積度の向上と共にゲート
酸化膜の厚さもnm単位に薄くなっており、多数の集積
回路が形成されている基板がチャージアップすると、こ
のチャージによってゲート酸化膜が破壊されて、集積回
路の収率が極度に低下するからであり、このことはチャ
ージアップ・ダメージと称されている。
未だ十分に解明されていないものの、基板のチャージア
ップ自体は集積回路を製造する上で深刻な問題となって
いる。すなわち、集積回路の集積度の向上と共にゲート
酸化膜の厚さもnm単位に薄くなっており、多数の集積
回路が形成されている基板がチャージアップすると、こ
のチャージによってゲート酸化膜が破壊されて、集積回
路の収率が極度に低下するからであり、このことはチャ
ージアップ・ダメージと称されている。
【0007】上記の印加RF電力を大とする以外の高密
度プラズマを発生させるプラズマ処理装置としては、磁
場を重畳させる第2従来例がありその概略図を図7に示
した。この装置は第1従来例と全く同様に構成されてい
る以外に真空槽10の外部において電極2に近接して、
電極1と電極2とは平行に、平板磁石7がその回転機構
8と共に配設されている。この平板磁石7は電極1と電
極2との間の電場に直交する磁場を形成させるものであ
り、両磁極の偏心位置で回転されるものが多い。そし
て、この平板磁石7によって基板6内では磁場強度はほ
ぼ均一になっている。
度プラズマを発生させるプラズマ処理装置としては、磁
場を重畳させる第2従来例がありその概略図を図7に示
した。この装置は第1従来例と全く同様に構成されてい
る以外に真空槽10の外部において電極2に近接して、
電極1と電極2とは平行に、平板磁石7がその回転機構
8と共に配設されている。この平板磁石7は電極1と電
極2との間の電場に直交する磁場を形成させるものであ
り、両磁極の偏心位置で回転されるものが多い。そし
て、この平板磁石7によって基板6内では磁場強度はほ
ぼ均一になっている。
【0008】この第2従来例の作用を説明するに、真空
槽10を真空としてエッチングガスを導入し電極1にR
F電力を印加すると、電極1と電極2との間にプラズマ
が発生し、プラズマ中のイオンが電極1におけるバイア
ス電圧によって加速されて基板6に衝突することは第1
従来例と同様であるが、プラズマ中の電子は電極1と電
極2との間の電場Eと平板磁石7による磁場Bとのベク
トル積(ベクトルE×ベクトルB)の方向にサイクロイ
ド曲線を描きながらドリフト運動し、更にそのドリフト
運動が閉じた軌跡を形成するので、電子とエッチングガ
ス分子との電離衝突の頻度が高まり、密度の高いプラズ
マが形成されるのである。そして高密度プラズマの分布
が偏ることを防ぐために、回転機構8によって平板磁石
7が回転される。
槽10を真空としてエッチングガスを導入し電極1にR
F電力を印加すると、電極1と電極2との間にプラズマ
が発生し、プラズマ中のイオンが電極1におけるバイア
ス電圧によって加速されて基板6に衝突することは第1
従来例と同様であるが、プラズマ中の電子は電極1と電
極2との間の電場Eと平板磁石7による磁場Bとのベク
トル積(ベクトルE×ベクトルB)の方向にサイクロイ
ド曲線を描きながらドリフト運動し、更にそのドリフト
運動が閉じた軌跡を形成するので、電子とエッチングガ
ス分子との電離衝突の頻度が高まり、密度の高いプラズ
マが形成されるのである。そして高密度プラズマの分布
が偏ることを防ぐために、回転機構8によって平板磁石
7が回転される。
【0009】しかし、この第2従来例においては、電極
1と電極2の中心軸近辺が常に高密度プラズマとなり易
く、従って基板6は不均一なエッチングを受け易く、ま
た不均一なプラズマ密度によると思われるチャージアッ
プを伴い易い。
1と電極2の中心軸近辺が常に高密度プラズマとなり易
く、従って基板6は不均一なエッチングを受け易く、ま
た不均一なプラズマ密度によると思われるチャージアッ
プを伴い易い。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記の問題
に鑑みてなされ、高いエッチング速度が得られ、かつ基
板にチャージアップ・ダメージを招かないプラズマ処理
装置を提供することを目的とする。
に鑑みてなされ、高いエッチング速度が得られ、かつ基
板にチャージアップ・ダメージを招かないプラズマ処理
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、真空槽
内にプラズマ発生用の気体が導入され、かつ一対の平行
平板電極が配設されたプラズマ処理装置において、一方
の第1電極には基板が載置されると共に前記基板にバイ
アスをかけるための高周波電源が接続され、他方の第2
電極にはプラズマ発生用の高周波電源が接続されてお
り、前記基板をプラズマ処理するに当っては、前記第1
電極と前記第2電極において互いに180度の位相差を
持つように高周波電力が印加されることを特徴とするプ
ラズマ処理装置、によって達成される。
内にプラズマ発生用の気体が導入され、かつ一対の平行
平板電極が配設されたプラズマ処理装置において、一方
の第1電極には基板が載置されると共に前記基板にバイ
アスをかけるための高周波電源が接続され、他方の第2
電極にはプラズマ発生用の高周波電源が接続されてお
り、前記基板をプラズマ処理するに当っては、前記第1
電極と前記第2電極において互いに180度の位相差を
持つように高周波電力が印加されることを特徴とするプ
ラズマ処理装置、によって達成される。
【0012】
【作用】一対の平行平板電極を配置したプラズマ処理装
置において、第1電極(基板を載置)と第2電極とに高
周波電力を互いに180度の位相差を持つように印加し
ているので、電極間に高密度プラズマが均一に発生し、
高いエッチング速度が得られる。一方、基板を載置する
第1電極には、エッチングに必要なバイアス電圧以上の
バイアス電圧が発生しないように、制御して高周波電力
を印加し得るので、基板にチャージアップが発生しな
い。
置において、第1電極(基板を載置)と第2電極とに高
周波電力を互いに180度の位相差を持つように印加し
ているので、電極間に高密度プラズマが均一に発生し、
高いエッチング速度が得られる。一方、基板を載置する
第1電極には、エッチングに必要なバイアス電圧以上の
バイアス電圧が発生しないように、制御して高周波電力
を印加し得るので、基板にチャージアップが発生しな
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例によるプラズマ処理装
置について、図面を参照して説明する。
置について、図面を参照して説明する。
【0014】すなわち、図1は第1実施例によるプラズ
マ処理装置の概略図であるが、真空槽20内に平行平板
電極としての電極11と電極12とが平行し対向して配
置されており、かつ電極12の面積は電極11の面積の
2.5倍としている。これはカソードカップリングとす
ることによって、発生するプラズマ中のイオンが電極1
1のバイアス電圧によって加速されるようにするためで
ある。そして、真空槽20の内壁部を接地電極13とし
ているが、このことは従来例と同様である。
マ処理装置の概略図であるが、真空槽20内に平行平板
電極としての電極11と電極12とが平行し対向して配
置されており、かつ電極12の面積は電極11の面積の
2.5倍としている。これはカソードカップリングとす
ることによって、発生するプラズマ中のイオンが電極1
1のバイアス電圧によって加速されるようにするためで
ある。そして、真空槽20の内壁部を接地電極13とし
ているが、このことは従来例と同様である。
【0015】また、電極12にはプラズマ発生用のRF
電源19(周波数13.56MHz)が真空槽20とは
絶縁体17を介して接続され、基板16が載置されてい
る電極11には基板16にバイアスをかけるためのRF
電源15(周波数13.56MHz)が真空槽20とは
絶縁体14を介して接続されている。そして印加される
RF電力が電極11と電極12とにおいて180度の位
相差を持つように、RF電源15及びRF電源19は移
相器40と接続されており、移相器40からの信号を各
電源で増幅使用するようにしている。なお、位相差を1
80度とした時にエッチング速度とエッチングの均一性
が最良となるので、位相差は180度に固定されてい
る。
電源19(周波数13.56MHz)が真空槽20とは
絶縁体17を介して接続され、基板16が載置されてい
る電極11には基板16にバイアスをかけるためのRF
電源15(周波数13.56MHz)が真空槽20とは
絶縁体14を介して接続されている。そして印加される
RF電力が電極11と電極12とにおいて180度の位
相差を持つように、RF電源15及びRF電源19は移
相器40と接続されており、移相器40からの信号を各
電源で増幅使用するようにしている。なお、位相差を1
80度とした時にエッチング速度とエッチングの均一性
が最良となるので、位相差は180度に固定されてい
る。
【0016】更には、基板16にかかるバイアスを均一
化するためと、金属である電極11による基板16の金
属汚染を避けるために、電極11と基板16との間に誘
電体の石英(SiO2 )板18を介在させている。
化するためと、金属である電極11による基板16の金
属汚染を避けるために、電極11と基板16との間に誘
電体の石英(SiO2 )板18を介在させている。
【0017】本発明の第1実施例によるプラズマ処理装
置は以上のように構成されるが、次にこの作用について
説明する。
置は以上のように構成されるが、次にこの作用について
説明する。
【0018】真空槽20内を図示しない真空ポンプで排
気した後、エッチングガスとしてのアルゴン(Ar)を
図示しない導入管から流入させる。アルゴンガスの流入
量と排気速度を調整して、真空槽20内のガス圧力を7
Paとする。ガス圧力を7Paと低圧にするのは、発生
するプラズマ中のイオンが基板16面に存在する小孔
(例えば直径5μmφ)内にも十分に到達して、完全な
エッチングを可能とするためである。そして、ガス圧7
Paを維持しつつRF電力を印加する。この時移相器4
0によって、電極11と電極12には互いに180度の
位相差を持ってRF電力が印加されるが、基板16を載
置する電極11には必要以上のバイアス電圧が発生しな
いようにRF電力はRF電源15によって制御して印加
される。
気した後、エッチングガスとしてのアルゴン(Ar)を
図示しない導入管から流入させる。アルゴンガスの流入
量と排気速度を調整して、真空槽20内のガス圧力を7
Paとする。ガス圧力を7Paと低圧にするのは、発生
するプラズマ中のイオンが基板16面に存在する小孔
(例えば直径5μmφ)内にも十分に到達して、完全な
エッチングを可能とするためである。そして、ガス圧7
Paを維持しつつRF電力を印加する。この時移相器4
0によって、電極11と電極12には互いに180度の
位相差を持ってRF電力が印加されるが、基板16を載
置する電極11には必要以上のバイアス電圧が発生しな
いようにRF電力はRF電源15によって制御して印加
される。
【0019】電極11と電極12との間の位相差180
度の印加RF電力によって、両電極間には高密度のアル
ゴンプラズマが均一に発生し、プラズマ中のアルゴンイ
オン(Ar+ )は電極11のバイアス電圧によって加速
されて基板16に衝突し、基板16は高いエッチング速
度でエッチングされる。なお、エッチングによる生成物
はガスとなって排気される。もしくは、真空槽20内の
壁面等に付着する。
度の印加RF電力によって、両電極間には高密度のアル
ゴンプラズマが均一に発生し、プラズマ中のアルゴンイ
オン(Ar+ )は電極11のバイアス電圧によって加速
されて基板16に衝突し、基板16は高いエッチング速
度でエッチングされる。なお、エッチングによる生成物
はガスとなって排気される。もしくは、真空槽20内の
壁面等に付着する。
【0020】一方、電極11上の制御されたバイアス電
圧のほか、電極11と基板16との間に介在させたアル
ミナ板18の効果もあって、基板16には適切なバイア
スが均一にかかることもあり、基板16にはチャージア
ップやそれに伴うダメージが発生しない。
圧のほか、電極11と基板16との間に介在させたアル
ミナ板18の効果もあって、基板16には適切なバイア
スが均一にかかることもあり、基板16にはチャージア
ップやそれに伴うダメージが発生しない。
【0021】図4は直径200mmφの基板についての
エッチング速度を本実施例によるプラズマ処理装置と第
1従来例によるプラズマ処理装置について比較した図で
あり、両者の基板載置電極1、11に印加するRF電力
を同一にして比較している。図4において縦軸はエッチ
ング速度、横軸は直径に沿う基板内位置であり、図中の
実線Aは本実施例のエッチング速度、破線Bは第1従来
例のエッチング速度である。図4で明らかなように、本
実施例によるプラズマ処理装置は第1従来例によるもの
に比較して約3倍のエッチング速度を示す。
エッチング速度を本実施例によるプラズマ処理装置と第
1従来例によるプラズマ処理装置について比較した図で
あり、両者の基板載置電極1、11に印加するRF電力
を同一にして比較している。図4において縦軸はエッチ
ング速度、横軸は直径に沿う基板内位置であり、図中の
実線Aは本実施例のエッチング速度、破線Bは第1従来
例のエッチング速度である。図4で明らかなように、本
実施例によるプラズマ処理装置は第1従来例によるもの
に比較して約3倍のエッチング速度を示す。
【0022】また、図5は同じく直径200mmφの基
板をプラズマ処理した時の基板へのチャージアップの度
合いを、本実施例と第1従来例、第2従来例について比
較した図である。ほぼ同じエッチング速度が得られる場
合について比較したものであり、図5において縦軸はチ
ャージアップの度合い、横軸は直径に沿う基板内の位置
である。図中の実線Aは本実施例、破線Bは第1従来
例、二点鎖線Cは第2従来例のチャージアップである。
図5で明らかなように、第1従来例、第2従来例ではチ
ャージアップが認められるに対し、本実施例ではチャー
ジアップは全く認められない。
板をプラズマ処理した時の基板へのチャージアップの度
合いを、本実施例と第1従来例、第2従来例について比
較した図である。ほぼ同じエッチング速度が得られる場
合について比較したものであり、図5において縦軸はチ
ャージアップの度合い、横軸は直径に沿う基板内の位置
である。図中の実線Aは本実施例、破線Bは第1従来
例、二点鎖線Cは第2従来例のチャージアップである。
図5で明らかなように、第1従来例、第2従来例ではチ
ャージアップが認められるに対し、本実施例ではチャー
ジアップは全く認められない。
【0023】図2は本発明の第2実施例によるプラズマ
処理装置の概略図である。本実施例は第1実施例と殆ど
同様に構成されているので、第1実施例と共通する部分
については同一の符号を付し、その説明は省略する。
処理装置の概略図である。本実施例は第1実施例と殆ど
同様に構成されているので、第1実施例と共通する部分
については同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0024】本実施例が第1実施例と異なるところは、
平行平板電極である電極11と電極12の周囲に間隙を
あけて円筒状の接地電極22が矢印で示すように上下動
可能に設置されていることにある。その作用を説明する
に、エッチングによって生成する物質の大部分は排気さ
れるが、排気されないものがこの円筒状接地電極22に
よって捕捉されるので、真空槽20の内壁がエッチング
生成物質の付着によって汚れるのを防ぐことが出来る。
平行平板電極である電極11と電極12の周囲に間隙を
あけて円筒状の接地電極22が矢印で示すように上下動
可能に設置されていることにある。その作用を説明する
に、エッチングによって生成する物質の大部分は排気さ
れるが、排気されないものがこの円筒状接地電極22に
よって捕捉されるので、真空槽20の内壁がエッチング
生成物質の付着によって汚れるのを防ぐことが出来る。
【0025】また、図3は本発明の第3実施例によるプ
ラズマ処理装置の概略図である。本実施例も第1実施例
と殆ど同様に構成されているので、第1実施例と共通す
る部分については同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
ラズマ処理装置の概略図である。本実施例も第1実施例
と殆ど同様に構成されているので、第1実施例と共通す
る部分については同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0026】本実施例が第1実施例と異なるところは、
第1実施例において電極11と基板16との間に介在さ
せたアルミナ板18の中に一対の電極31、32を埋め
込んで、これを真空槽20外の直流電源33に接続して
静電チャックを構成させていることにある。
第1実施例において電極11と基板16との間に介在さ
せたアルミナ板18の中に一対の電極31、32を埋め
込んで、これを真空槽20外の直流電源33に接続して
静電チャックを構成させていることにある。
【0027】この作用を説明するに、電極31、32に
より生じる直流電界により、アルミナ板18の表面に誘
起された電荷により基板16とアルミナ板18間でクー
ロン力が働き基板16とアルミナ板18が密着する。直
流電源をRFに対して浮遊電位とすることでプラズマ処
理になんらの影響を与えることはない。
より生じる直流電界により、アルミナ板18の表面に誘
起された電荷により基板16とアルミナ板18間でクー
ロン力が働き基板16とアルミナ板18が密着する。直
流電源をRFに対して浮遊電位とすることでプラズマ処
理になんらの影響を与えることはない。
【0028】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0029】例えば、以上の各実施例においては、エッ
チングガスにアルゴンを使用したが、エッチングに適し
たアルゴン以外の稀ガス、例えばネオン、クリプトンや
キセノンを使用することが出来るし、それら以外にCF
4 やCCl4 のような反応性のエッチングガスも使用し
得る。
チングガスにアルゴンを使用したが、エッチングに適し
たアルゴン以外の稀ガス、例えばネオン、クリプトンや
キセノンを使用することが出来るし、それら以外にCF
4 やCCl4 のような反応性のエッチングガスも使用し
得る。
【0030】また、各実施例においては、平行平板電極
に印加する高周波電力に、常用されている周波数13.
56MHzの高周波を採用したが、エッチングに使用す
るに適した高周波であればよく、13.56MHzに限
られないことは言うまでもない。
に印加する高周波電力に、常用されている周波数13.
56MHzの高周波を採用したが、エッチングに使用す
るに適した高周波であればよく、13.56MHzに限
られないことは言うまでもない。
【0031】また、各実施例においては、電極11と基
板16との間に介在させる誘電体として石英板18を採
用したが、これを他の公知の誘電体、例えばアルミナ
(Al 2 O3 )板としてもよい。
板16との間に介在させる誘電体として石英板18を採
用したが、これを他の公知の誘電体、例えばアルミナ
(Al 2 O3 )板としてもよい。
【0032】また、第2実施例においてはエッチング生
成物を捕捉するものとして円筒状の接地電極22を採用
したが、これを円筒状のメッシュ電極としてもよい。
成物を捕捉するものとして円筒状の接地電極22を採用
したが、これを円筒状のメッシュ電極としてもよい。
【0033】また、各実施例においては、本発明のプラ
ズマ処理装置を、基板のクリーニングのためのエッチン
グプロセスに使用するものとして説明したが、これ以外
のプラズマ処理、例えば同じくチャージアップ・ダメー
ジが深刻な基板上の各種レジスト膜のアッシング(灰
化)プロセスにも適用し得る。
ズマ処理装置を、基板のクリーニングのためのエッチン
グプロセスに使用するものとして説明したが、これ以外
のプラズマ処理、例えば同じくチャージアップ・ダメー
ジが深刻な基板上の各種レジスト膜のアッシング(灰
化)プロセスにも適用し得る。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプラズマ処
理装置は一対の平行平板電極のそれぞれに互いに180
度の位相差を有する高周波電力を印加し、かつ基板を載
置する電極には必要以上のバイアス電圧が発生しないよ
うに制御して高周波電力を印加し得るので、本発明のプ
ラズマ処理装置によれば高密度のプラズマが得られて基
板を高速でエッチング出来るほか、基板にはチャージア
ップやそれに伴うダメージを招かない。
理装置は一対の平行平板電極のそれぞれに互いに180
度の位相差を有する高周波電力を印加し、かつ基板を載
置する電極には必要以上のバイアス電圧が発生しないよ
うに制御して高周波電力を印加し得るので、本発明のプ
ラズマ処理装置によれば高密度のプラズマが得られて基
板を高速でエッチング出来るほか、基板にはチャージア
ップやそれに伴うダメージを招かない。
【図1】本発明の第1実施例によるプラズマ処理装置の
概略図である。
概略図である。
【図2】本発明の第2実施例によるプラズマ処理装置の
概略図である。
概略図である。
【図3】本発明の第3実施例によるプラズマ処理装置の
概略図である。
概略図である。
【図4】本発明の第1実施例と第1従来例とのエッチン
グ速度を比較した図である。
グ速度を比較した図である。
【図5】本発明の第1実施例と第1従来例、第2従来例
とのチャージアップの度合いを比較した図である。
とのチャージアップの度合いを比較した図である。
【図6】第1従来例のプラズマ処理装置の概略図であ
る。
る。
【図7】第2従来例のプラズマ処理装置の概略図であ
る。
る。
11 平行平板電極 12 平行平板電極 14 絶縁体 15 RF電源 16 基板 17 絶縁体 18 誘電体 19 RF電源 20 真空槽 40 移相器 22 円筒状接地電極 31 静電チャック電極 32 静電チャック電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 太郎 神奈川県茅ケ崎市萩園2500番地 日本真空 技術株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 真空槽内にプラズマ発生用の気体が導入
され、かつ一対の平行平板電極が配設されたプラズマ処
理装置において、一方の第1電極には基板が載置される
と共に前記基板にバイアスをかけるための高周波電源が
接続され、他方の第2電極にはプラズマ発生用の高周波
電源が接続されており、前記基板をプラズマ処理するに
当っては、前記第1電極と前記第2電極において互いに
180度の位相差を持つように高周波電力が印加される
ことを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項2】 前記第1電極に接続されている高周波電
源及び前記第2電極に接続されている高周波電源の周波
数が共に13.56MHzである請求項1に記載のプラ
ズマ処理装置。 - 【請求項3】 前記第1電極に接続されている高周波電
源と前記第2電極に接続されている高周波電源とに移相
器が接続されている請求項1又は請求項2に記載のプラ
ズマ処理装置。 - 【請求項4】 前記第2電極の面積が前記第1電極の面
積の1〜2.5倍である請求項1乃至請求項3のいづれ
かに記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項5】 前記第1電極とそれに載置される前記基
板との間に誘電体を介在させた請求項1乃至請求項4の
いづれかに記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項6】 前記誘電体がアルミナ(Al2 O3 )で
ある請求項5に記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項7】前記誘電体が石英(SiO2 )である請求
項5に記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項8】 前記誘電体が前記真空槽外の直流電源と
接続された一対の電極を埋蔵している請求項5に記載の
プラズマ処理装置。 - 【請求項9】 前記真空槽内において、前記第1電極と
前記第2電極とに挟まれた空間とは間隙をあけて、円筒
状の接地電極が上下動可能に配設されている請求項1乃
至請求項5のいづれかに記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項10】 前記プラズマ発生用の気体の圧力が7
Pa以下である請求項1乃至請求項8のいづれかに記載
のプラズマ処理装置。 - 【請求項11】 前記プラズマ発生用の気体がアルゴン
(Ar)である請求項1乃至請求項9のいづれかに記載
のプラズマ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5279017A JPH07106097A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | プラズマ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5279017A JPH07106097A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | プラズマ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07106097A true JPH07106097A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17605238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5279017A Pending JPH07106097A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | プラズマ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106097A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068985A1 (en) * | 1999-05-06 | 2000-11-16 | Tokyo Electron Limited | Apparatus for plasma processing |
| JP2010080984A (ja) * | 2002-04-19 | 2010-04-08 | Nordson Corp | プラズマ処理システム |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5279017A patent/JPH07106097A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068985A1 (en) * | 1999-05-06 | 2000-11-16 | Tokyo Electron Limited | Apparatus for plasma processing |
| US7537672B1 (en) | 1999-05-06 | 2009-05-26 | Tokyo Electron Limited | Apparatus for plasma processing |
| US8080126B2 (en) | 1999-05-06 | 2011-12-20 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing apparatus |
| JP2010080984A (ja) * | 2002-04-19 | 2010-04-08 | Nordson Corp | プラズマ処理システム |
| US8480850B2 (en) | 2002-04-19 | 2013-07-09 | Nordson Corporation | Plasma treatment system |
| US8613827B2 (en) | 2002-04-19 | 2013-12-24 | Nordson Corporation | Plasma treatment system |
| US8623471B2 (en) | 2002-04-19 | 2014-01-07 | Nordson Corporation | Plasma treatment system |
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