JPH07106862B2 - エレベータのドア装置 - Google Patents
エレベータのドア装置Info
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- JPH07106862B2 JPH07106862B2 JP63132031A JP13203188A JPH07106862B2 JP H07106862 B2 JPH07106862 B2 JP H07106862B2 JP 63132031 A JP63132031 A JP 63132031A JP 13203188 A JP13203188 A JP 13203188A JP H07106862 B2 JPH07106862 B2 JP H07106862B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は手動で駆動されるエレベータのドア装置、特
に高速の扉の改良に関するものである。
に高速の扉の改良に関するものである。
第6〜10図は、例えば実開昭62−186878号公報、実開昭
60−183782号公報に示された従来のエレベータのドア装
置を示す図である。図中、(1)は昇降格、(2)は巻
上機(3)により主索(4)を介して昇降路(1)内を
昇降するかご、(5)は乗場、(6)は乗場(5)のド
ア装置、(7)はかごドア装置、(8)は乗場(5)の
扉、(9)はかご(2)の扉、(10)は乗場ユニット、
(11)は乗場ユニット(10)の取付けを兼ね、かご
(2)が昇降する際のガイドレールである。
60−183782号公報に示された従来のエレベータのドア装
置を示す図である。図中、(1)は昇降格、(2)は巻
上機(3)により主索(4)を介して昇降路(1)内を
昇降するかご、(5)は乗場、(6)は乗場(5)のド
ア装置、(7)はかごドア装置、(8)は乗場(5)の
扉、(9)はかご(2)の扉、(10)は乗場ユニット、
(11)は乗場ユニット(10)の取付けを兼ね、かご
(2)が昇降する際のガイドレールである。
次に動作について説明する。近年建築基準法施工令が改
正され、一般個人住宅にも小容量(例えば2〜3人用)
で低階床数のホームエレベータが認められた。このホー
ムエレベータに於ては、乗用エレベータでありながら、
コストの点からも手動による戸閉が認められている。手
動戸閉であるため、乗場の扉(8)の高速の扉(8a)、
及びかごの扉(9)の高速の扉(9a)には、取手(12)
がそれぞれ設けられている。戸開閉の効率上、乗場ドア
装置(6)とかごドア装置(7)とは連動する構成とな
っている。手動戸閉のため、かご(2)及び乗場(5)
の各々の高速の扉(9a)及び(8a)に設けられた取手
(12)のため出張り(B)を確保しておく必要がある。
このため、見掛けの出入口幅(A)に対し、有効出入口
幅(C)は(C)=(A)−(B)となる。乗場の扉
(8)及びかごの扉(9)とも各々のドア装置(6)、
(7)は納まり上から、かご(2)及び乗場(5)の各
々の高速の扉(9a)、(8a)と各々の低速の扉(9b)、
(8b)とは、全開の際後端(第9図中の左方端)が同一
になるように設計されている。この高速の扉(9a)、
(8a)は、全開位置と全閉位置との移動距離が大きいた
め、並設されて連動する低速の扉(9b)、(8b)より高
速で開閉するようになっている。第10図は、第9図の取
手(12)の代りに引手(13)を用いたものであり、乗場
(5)側から操作する場合を例にとって説明すると、乗
場(5)の高速の扉(8a)に前面の引手(13a)が設け
られているため、戸開の際は、乗客は、出入口全開直前
の高速の扉(8a)が出張り(D)のある状態で、高速の
扉(8a)の引手(13a)から手を離し、高速の扉(8a)
の側端面(8c)を左方に押し、有効出入口幅(C)を確
保することとなる。他方、戸開の際、乗客が乗場(5)
側から操作する時は、乗場扉(8)の高速の扉(8a)の
裏面側の取手(13b)に手をかけて引出し、戸閉直前に
前面の取手(13a)に持ち替えて戸閉を完了することと
なる。
正され、一般個人住宅にも小容量(例えば2〜3人用)
で低階床数のホームエレベータが認められた。このホー
ムエレベータに於ては、乗用エレベータでありながら、
コストの点からも手動による戸閉が認められている。手
動戸閉であるため、乗場の扉(8)の高速の扉(8a)、
及びかごの扉(9)の高速の扉(9a)には、取手(12)
がそれぞれ設けられている。戸開閉の効率上、乗場ドア
装置(6)とかごドア装置(7)とは連動する構成とな
っている。手動戸閉のため、かご(2)及び乗場(5)
の各々の高速の扉(9a)及び(8a)に設けられた取手
(12)のため出張り(B)を確保しておく必要がある。
このため、見掛けの出入口幅(A)に対し、有効出入口
幅(C)は(C)=(A)−(B)となる。乗場の扉
(8)及びかごの扉(9)とも各々のドア装置(6)、
(7)は納まり上から、かご(2)及び乗場(5)の各
々の高速の扉(9a)、(8a)と各々の低速の扉(9b)、
(8b)とは、全開の際後端(第9図中の左方端)が同一
になるように設計されている。この高速の扉(9a)、
(8a)は、全開位置と全閉位置との移動距離が大きいた
め、並設されて連動する低速の扉(9b)、(8b)より高
速で開閉するようになっている。第10図は、第9図の取
手(12)の代りに引手(13)を用いたものであり、乗場
(5)側から操作する場合を例にとって説明すると、乗
場(5)の高速の扉(8a)に前面の引手(13a)が設け
られているため、戸開の際は、乗客は、出入口全開直前
の高速の扉(8a)が出張り(D)のある状態で、高速の
扉(8a)の引手(13a)から手を離し、高速の扉(8a)
の側端面(8c)を左方に押し、有効出入口幅(C)を確
保することとなる。他方、戸開の際、乗客が乗場(5)
側から操作する時は、乗場扉(8)の高速の扉(8a)の
裏面側の取手(13b)に手をかけて引出し、戸閉直前に
前面の取手(13a)に持ち替えて戸閉を完了することと
なる。
従来のエレベータのドア装置は以上のように構成されて
いるので、取手付の場合には、取手の形状及び高速の扉
の幅が大きく意匠的にもすっきりしないという課題があ
り、また、出入口幅の中心と、扉の重なり部とがずれる
ため、電動戸閉の場合と機器が共用出来ないなどの課題
もあった。即ち、電動戸閉の場合には取手不要で、出入
口の中心に扉の重なり部が来る必要があるためである。
一方、引手付の場合には、引手と低速の扉との間に乗客
が手をはさまれやすいこと、さらに戸開の際及び戸閉の
際にも、手を持替える必要があるなど使い勝手が悪く、
不評であった。
いるので、取手付の場合には、取手の形状及び高速の扉
の幅が大きく意匠的にもすっきりしないという課題があ
り、また、出入口幅の中心と、扉の重なり部とがずれる
ため、電動戸閉の場合と機器が共用出来ないなどの課題
もあった。即ち、電動戸閉の場合には取手不要で、出入
口の中心に扉の重なり部が来る必要があるためである。
一方、引手付の場合には、引手と低速の扉との間に乗客
が手をはさまれやすいこと、さらに戸開の際及び戸閉の
際にも、手を持替える必要があるなど使い勝手が悪く、
不評であった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、意匠向上のためかご及び乗場の扉から取手をな
くして引手方式にすることができ、引手と低速の扉との
間に乗客が手をはさまれたり、戸開及び戸閉の際に手を
持替える手間をなくすことが出来、さらに電動戸閉の場
合と機器の共用化の出来るエレベータのドア装置を得る
ことを目的とする。
もので、意匠向上のためかご及び乗場の扉から取手をな
くして引手方式にすることができ、引手と低速の扉との
間に乗客が手をはさまれたり、戸開及び戸閉の際に手を
持替える手間をなくすことが出来、さらに電動戸閉の場
合と機器の共用化の出来るエレベータのドア装置を得る
ことを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係るエレベータ
のドア装置は、表面の一端部に引手が設けられていると
ともに、手動で戸開可能になっており、並設されて連動
する低速の扉よりも高速で開閉する高速の扉と、この高
速の扉をその全開位置に保持する戸開保持装置とを備
え、高速の扉は、引手が露出するように低速の扉に対し
て所定の出張りを残した非全開位置までの第1の戸開駆
動力により戸開可能になっており、非全開位置から全開
位置までの戸開には第1の戸開駆動力より大きな第2の
戸開駆動力を必要とするようになっているものである。
のドア装置は、表面の一端部に引手が設けられていると
ともに、手動で戸開可能になっており、並設されて連動
する低速の扉よりも高速で開閉する高速の扉と、この高
速の扉をその全開位置に保持する戸開保持装置とを備
え、高速の扉は、引手が露出するように低速の扉に対し
て所定の出張りを残した非全開位置までの第1の戸開駆
動力により戸開可能になっており、非全開位置から全開
位置までの戸開には第1の戸開駆動力より大きな第2の
戸開駆動力を必要とするようになっているものである。
また、非全開位置で第1の戸開駆動力を取去った場合
に、自動的に戸閉を行うクローザーを設けたものであ
る。
に、自動的に戸閉を行うクローザーを設けたものであ
る。
さらに、高速の扉の後端部を押圧可能に配設され、全開
位置での高速の扉を戸開方向に所定量押圧すると、戸開
保持装置の保持力より大きいバネ力により戸閉を開始す
る押出し装置を設けたものである。
位置での高速の扉を戸開方向に所定量押圧すると、戸開
保持装置の保持力より大きいバネ力により戸閉を開始す
る押出し装置を設けたものである。
さらにまた、非全開位置における高速の扉の出張り部分
の表面部に、他の表面部と区別可能な表示手段を設けた
ものである。
の表面部に、他の表面部と区別可能な表示手段を設けた
ものである。
この発明においては、引手を利用して第1の戸開駆動力
で高速の扉を非全開位置まで開き、その後第1の戸開駆
動力よりも強い力、即ち第2の戸開駆動力で高速の扉を
全開位置まで開く。
で高速の扉を非全開位置まで開き、その後第1の戸開駆
動力よりも強い力、即ち第2の戸開駆動力で高速の扉を
全開位置まで開く。
また、全開位置に保持される前の状態では、高速の扉は
クローザーにより自動的に戸閉動作する。
クローザーにより自動的に戸閉動作する。
さらに、全開位置の高速の扉を戸開方向に押し込むこと
で、押出し装置のバネが高速の扉を戸閉方向に押し出
し、戸閉動作を開始させる。
で、押出し装置のバネが高速の扉を戸閉方向に押し出
し、戸閉動作を開始させる。
さらにまた、非全開位置では高速の扉が低速の扉端部か
ら所定範囲の表面部を露出することとなり、この露出部
に他の表面部と区別可能な表示手段を設ければ、乗客
は、上記非全開位置を容易に判別することができる。
ら所定範囲の表面部を露出することとなり、この露出部
に他の表面部と区別可能な表示手段を設ければ、乗客
は、上記非全開位置を容易に判別することができる。
この発明に係るエレベータのドア装置は、出入口扉の所
定の出張りを残した非全開位置例えば全開直前位置よ
り、第1の戸開駆動力よりも大きな第2の戸開駆動力で
戸開するという、2種類の戸開駆動力を出入口扉の全開
直前で使い分けるものであり、出入口扉を全開した場内
には戸開を保持する戸開保持装置と、第2の戸開駆動力
を必要とする全開直前で第1の戸開駆動力を取去った場
合には、自動的に戸閉を行うクローザーとを設けてい
る。
定の出張りを残した非全開位置例えば全開直前位置よ
り、第1の戸開駆動力よりも大きな第2の戸開駆動力で
戸開するという、2種類の戸開駆動力を出入口扉の全開
直前で使い分けるものであり、出入口扉を全開した場内
には戸開を保持する戸開保持装置と、第2の戸開駆動力
を必要とする全開直前で第1の戸開駆動力を取去った場
合には、自動的に戸閉を行うクローザーとを設けてい
る。
また、出入口扉の端が出入口端とほとんど同一面迄全開
した状態より戸開をする際、第1の扉後部側に位置する
扉押出し装置迄第1の扉を全開の位置よりもさらに押込
み、押出し装置の駆動力で、出入口端又は第2の扉があ
る場合は上記第2の扉の端部より少なくとも引手が出入
口側に露出するようにしている。
した状態より戸開をする際、第1の扉後部側に位置する
扉押出し装置迄第1の扉を全開の位置よりもさらに押込
み、押出し装置の駆動力で、出入口端又は第2の扉があ
る場合は上記第2の扉の端部より少なくとも引手が出入
口側に露出するようにしている。
以下、この発明の第1実施例について説明する。この実
施例では戸開の駆動を扉に設けた引手で行なうようにし
ている。第1図、第2図に示すように、乗場扉(8)の
高速の扉(8a)の上部の吊手(14)には、吊手(14)に
取付けられた軸(15a)と、この軸(15a)を中心に揺動
する腕(15b)と、腕(15b)の端部に設けられた回動自
在なローラ(15c)と、腕(15b)を弾撥保持する押しバ
ネ(15d)とによって構成された駆動ローラ(15)が取
付けられている。又、乗場ドア装置(6)内には、上記
駆動ローラー(15)に対応すべく、なぎなた状の戸開保
持装置(16)としてのカムが設けられている。上記高速
の扉(8a)は、他の扉より高速で開閉し、第1の戸開駆
動力により戸開可能になっている。上記戸開保持装置
(16)には斜辺(16a)が設けられているので、高速の
扉(8a)の戸当り側端部が戸袋側出入口端からの出張り
(C)の位置に来た時、上記駆動ローラ(15)が戸開保
持装置(16)の斜辺(16a)に当たり、上記第1の戸開
駆動力だけでは、高速の扉(8a)が出張り(C)を残す
こととなる。この時高速の扉(8a)から手を外せば、戸
の吊手(14)がワイヤー(17a)と、乗場の扉(8)と
レール(18)の端部に設けられたプーリ(17b)と、お
もり(17c)とから成るクローザー(17)により戸当り
側へ引張られて自動的に戸閉を開始する。即ちこのクロ
ーザー(17)は、第2の戸開駆動力を必要とする非全開
位置(全開直前位置)で第1の戸開駆動力を取去った場
合には、自動的に戸開を行なうように構成されている。
上記した乗場扉(8)の高速の扉(8a)の戸当り側端部
が出入口端から(C)だけ出張った位置から乗場扉(1
8)を全開させるには、上記駆動ローラ(15)が戸開保
持装置(16)の斜辺(16a)を伝い戸開保持装置(16)
の下辺(16b)に移動すべく駆動ローラ(15)を押上げ
ている押バネ(15d)の圧縮する荷重と、第1の戸開駆
動力とを加えた第2の戸開駆動力を伝えれば、乗場扉
(8)を全開することが出来る。
施例では戸開の駆動を扉に設けた引手で行なうようにし
ている。第1図、第2図に示すように、乗場扉(8)の
高速の扉(8a)の上部の吊手(14)には、吊手(14)に
取付けられた軸(15a)と、この軸(15a)を中心に揺動
する腕(15b)と、腕(15b)の端部に設けられた回動自
在なローラ(15c)と、腕(15b)を弾撥保持する押しバ
ネ(15d)とによって構成された駆動ローラ(15)が取
付けられている。又、乗場ドア装置(6)内には、上記
駆動ローラー(15)に対応すべく、なぎなた状の戸開保
持装置(16)としてのカムが設けられている。上記高速
の扉(8a)は、他の扉より高速で開閉し、第1の戸開駆
動力により戸開可能になっている。上記戸開保持装置
(16)には斜辺(16a)が設けられているので、高速の
扉(8a)の戸当り側端部が戸袋側出入口端からの出張り
(C)の位置に来た時、上記駆動ローラ(15)が戸開保
持装置(16)の斜辺(16a)に当たり、上記第1の戸開
駆動力だけでは、高速の扉(8a)が出張り(C)を残す
こととなる。この時高速の扉(8a)から手を外せば、戸
の吊手(14)がワイヤー(17a)と、乗場の扉(8)と
レール(18)の端部に設けられたプーリ(17b)と、お
もり(17c)とから成るクローザー(17)により戸当り
側へ引張られて自動的に戸閉を開始する。即ちこのクロ
ーザー(17)は、第2の戸開駆動力を必要とする非全開
位置(全開直前位置)で第1の戸開駆動力を取去った場
合には、自動的に戸開を行なうように構成されている。
上記した乗場扉(8)の高速の扉(8a)の戸当り側端部
が出入口端から(C)だけ出張った位置から乗場扉(1
8)を全開させるには、上記駆動ローラ(15)が戸開保
持装置(16)の斜辺(16a)を伝い戸開保持装置(16)
の下辺(16b)に移動すべく駆動ローラ(15)を押上げ
ている押バネ(15d)の圧縮する荷重と、第1の戸開駆
動力とを加えた第2の戸開駆動力を伝えれば、乗場扉
(8)を全開することが出来る。
即ち、戸開保持装置(16)は、高速の扉(8a)を、第1
の戸開駆動力では、非全開位置としての全開直前位置
に、第1の戸開駆動力より大きな第2の戸開駆動力では
全開位置に保持するように構成している。
の戸開駆動力では、非全開位置としての全開直前位置
に、第1の戸開駆動力より大きな第2の戸開駆動力では
全開位置に保持するように構成している。
しかして、乗場扉(8)を全開にした際、駆動ローラ
(15)の押バネ(15d)がローラ(15c)を戸開保持装置
(16)の下辺(16b)に押付ける力による摩擦力が、ク
ローザー(17)のおもり(17c)の重量よりも大きくし
てあるので、乗場扉(8)は全開状態を維持することと
なる。
(15)の押バネ(15d)がローラ(15c)を戸開保持装置
(16)の下辺(16b)に押付ける力による摩擦力が、ク
ローザー(17)のおもり(17c)の重量よりも大きくし
てあるので、乗場扉(8)は全開状態を維持することと
なる。
(19)は高速の扉(8a)の後端部(第1図中の左)を押
圧可能に配設され、全開位置での高速の扉(8a)を戸開
方向に所定量押圧すると、戸開保持装置(16)の保持力
より大きいバネ力により戸閉を開始する押出し装置であ
る。即ち、戸閉の際は、乗場扉(8)の高速の扉(8a)
の後端部(第1図中の左)に位置しているこの押出し装
置(19)を、高速の扉(8a)の端部で所定量押圧する
と、押出し装置(19)の押しバネ(19a)のバネ力が、
駆動ローラ(15)が戸開保持装置(16)の下辺(16b)
を押し付けている力による摩擦力に勝って、戸開保持を
中断し、戸閉が開始される。戸閉が開始されると、クロ
ーザー(17)の戸閉力により、自動的に戸閉は行われ
る。
圧可能に配設され、全開位置での高速の扉(8a)を戸開
方向に所定量押圧すると、戸開保持装置(16)の保持力
より大きいバネ力により戸閉を開始する押出し装置であ
る。即ち、戸閉の際は、乗場扉(8)の高速の扉(8a)
の後端部(第1図中の左)に位置しているこの押出し装
置(19)を、高速の扉(8a)の端部で所定量押圧する
と、押出し装置(19)の押しバネ(19a)のバネ力が、
駆動ローラ(15)が戸開保持装置(16)の下辺(16b)
を押し付けている力による摩擦力に勝って、戸開保持を
中断し、戸閉が開始される。戸閉が開始されると、クロ
ーザー(17)の戸閉力により、自動的に戸閉は行われ
る。
この実施例では、戸開保持装置(16)を設け、戸開保持
装置(16)の斜辺(16a)に駆動ローラ(15)が当接す
る位置迄引手(13)へ指を差し込み戸開操作をする事が
容易に出来るので、低速の扉(8b)と引手(13)の間で
指をはさむ事は防止可能であると同時に、通常は戸開保
持装置(16)の斜辺(16a)に駆動ローラ(15)が当接
する位置迄戸開し全開することなく、必要最小限の戸開
幅で出入りすれば、クローザー(17)の動作と相まって
効率的に戸開閉動作を行なってエレベータを出発させる
ことが可能となる。
装置(16)の斜辺(16a)に駆動ローラ(15)が当接す
る位置迄引手(13)へ指を差し込み戸開操作をする事が
容易に出来るので、低速の扉(8b)と引手(13)の間で
指をはさむ事は防止可能であると同時に、通常は戸開保
持装置(16)の斜辺(16a)に駆動ローラ(15)が当接
する位置迄戸開し全開することなく、必要最小限の戸開
幅で出入りすれば、クローザー(17)の動作と相まって
効率的に戸開閉動作を行なってエレベータを出発させる
ことが可能となる。
なお、全開を必要とする場合、例えば車イス乗車の場合
には、扉は全開で保持されており、余裕をもって出入り
も可能であり、乗場(5)からかご(2)へ、又はその
逆も容易に対応が可能となる。
には、扉は全開で保持されており、余裕をもって出入り
も可能であり、乗場(5)からかご(2)へ、又はその
逆も容易に対応が可能となる。
通常の使用が、クローザー(17)の作動範囲内での使用
となることから、戸開のままエレベータが他の乗場の呼
びに答えられないという不具合も解消出来る。
となることから、戸開のままエレベータが他の乗場の呼
びに答えられないという不具合も解消出来る。
扉の戸袋後部に扉押出し装置(19)を設けることで、両
手に荷物を持っていても手の甲で容易に高速の扉(8a)
を押すことが可能であり、戸閉させることが可能にな
る。
手に荷物を持っていても手の甲で容易に高速の扉(8a)
を押すことが可能であり、戸閉させることが可能にな
る。
また、従来の如く手を持替えるという動作については、
全開迄扉を押しつけるのに引手から指を離さずとも引手
から指を引出すと同時に低速の扉を押すことにより達成
出来るので、効率のよい安全なエレベータのドア装置が
得られる。
全開迄扉を押しつけるのに引手から指を離さずとも引手
から指を引出すと同時に低速の扉を押すことにより達成
出来るので、効率のよい安全なエレベータのドア装置が
得られる。
第3図(a)、(b)は、戸開保持装置(16)の下辺
(16b)に凹み(16c)を設け乗場扉(8)の全開時、駆
動ローラ(15)のローラ(15c)の係留位置を明確に
し、クローザー(17)の戸閉力に抗する力、即ち、駆動
ローラ(15)の押バネ(15d)のバネ力による摩擦力を
一段と弱くすることを可能とするので、より静粛な戸開
閉が可能となる。
(16b)に凹み(16c)を設け乗場扉(8)の全開時、駆
動ローラ(15)のローラ(15c)の係留位置を明確に
し、クローザー(17)の戸閉力に抗する力、即ち、駆動
ローラ(15)の押バネ(15d)のバネ力による摩擦力を
一段と弱くすることを可能とするので、より静粛な戸開
閉が可能となる。
その他の働き等については、第1図、第2図と同様につ
き説明は省略する。
き説明は省略する。
次にこの発明の第2実施例では手動式のエレベータのド
ア装置で、戸開駆動力を出入口扉の全開直前で2種類に
使い分ける手段を用いるものに於て、第2の戸開駆動力
を必要とする時期には、引手を有する第1の扉(高速の
扉)の引手を含む戸当り側部が第2の扉(低速の扉)の
端部又は戸袋側出入口端より出張り、この出張り部分の
少なくとも第1の扉(高速の扉)の正面及び扉厚部分
を、他の部分の表面処理の方法又は仕上げ方法とは異な
る構成とし、戸開保持装置により押圧される時期と、扉
が戸開される際扉の引手より手を引出す時期とを合わせ
るようにしている。第4図、第5図はこの第2実施例を
示しており、第4図に示すように、第1の戸開駆動力が
加えられて高速の扉(8a)が所定の非全開位置(全開直
前位置)に保持された時、低速の扉(8b)端部から露出
する上記高速の扉(8a)の表面部(80a)(図中斜線
部)に、他の表面部と区別可能な表示手段を設けてい
る。この表示手段としては、全開直前の高速の扉(8a)
の出張り(C)の状態位置が、戸開駆動者に明瞭に解る
様に、高速の扉(8a)の(D)(2枚戸の場合、低速の
扉(8b)は、高速の扉(8a)の1/2の速度で移動するこ
とから、D=2/3Cとなる)の部分は、高速の扉(8a)の
他の部分と表面の処理即ち仕上方法又は塗色が変化させ
てある。高速の扉(8a)の(D)部分及び扉厚(8c)部
分を同一の材料で仕上げを行う事も可能で例えばステン
レス又はアルミニウムの如く素地材質で構成し、この中
に引手(13)を形成することも可能である。少なくと
も、高速の扉(8a)の戸当り部(D)の乗場の正面側及
び扉の側面部を傷のつきにくい材料で構成すれば、意匠
的な損傷は妨げると共に意匠的寿命は長くすることが出
来る。また引手(13)を上記戸当り部(D)と同一の仕
上げ処理をすることで、引手(13)自体が、乗場の扉
(8)から遊離した意匠になることも防止できる。高速
の扉(8a)の戸当り部(D)部が低速の扉(8b)から
(D)だけ出張ることから、残りどれだけ戸開する必要
があるのかという点について、高速の扉(8a)の全高に
わたって(D)部のみ他部分と異る仕上げがしてあるの
で、容易に第1の戸開駆動力から第2の戸開駆動力への
切換点であることが判り、素早く、第2の戸開駆動力に
移行するための準備をすることができる。さらには駆動
ローラ(15)が戸開保持装置(16)に不用意に当って発
音するということもなく、静粛でかつエレベータの起動
開発迄の時間を最短で動作させることが可能になるな
ど、エレベータの使用効率を高めることが出来る。
ア装置で、戸開駆動力を出入口扉の全開直前で2種類に
使い分ける手段を用いるものに於て、第2の戸開駆動力
を必要とする時期には、引手を有する第1の扉(高速の
扉)の引手を含む戸当り側部が第2の扉(低速の扉)の
端部又は戸袋側出入口端より出張り、この出張り部分の
少なくとも第1の扉(高速の扉)の正面及び扉厚部分
を、他の部分の表面処理の方法又は仕上げ方法とは異な
る構成とし、戸開保持装置により押圧される時期と、扉
が戸開される際扉の引手より手を引出す時期とを合わせ
るようにしている。第4図、第5図はこの第2実施例を
示しており、第4図に示すように、第1の戸開駆動力が
加えられて高速の扉(8a)が所定の非全開位置(全開直
前位置)に保持された時、低速の扉(8b)端部から露出
する上記高速の扉(8a)の表面部(80a)(図中斜線
部)に、他の表面部と区別可能な表示手段を設けてい
る。この表示手段としては、全開直前の高速の扉(8a)
の出張り(C)の状態位置が、戸開駆動者に明瞭に解る
様に、高速の扉(8a)の(D)(2枚戸の場合、低速の
扉(8b)は、高速の扉(8a)の1/2の速度で移動するこ
とから、D=2/3Cとなる)の部分は、高速の扉(8a)の
他の部分と表面の処理即ち仕上方法又は塗色が変化させ
てある。高速の扉(8a)の(D)部分及び扉厚(8c)部
分を同一の材料で仕上げを行う事も可能で例えばステン
レス又はアルミニウムの如く素地材質で構成し、この中
に引手(13)を形成することも可能である。少なくと
も、高速の扉(8a)の戸当り部(D)の乗場の正面側及
び扉の側面部を傷のつきにくい材料で構成すれば、意匠
的な損傷は妨げると共に意匠的寿命は長くすることが出
来る。また引手(13)を上記戸当り部(D)と同一の仕
上げ処理をすることで、引手(13)自体が、乗場の扉
(8)から遊離した意匠になることも防止できる。高速
の扉(8a)の戸当り部(D)部が低速の扉(8b)から
(D)だけ出張ることから、残りどれだけ戸開する必要
があるのかという点について、高速の扉(8a)の全高に
わたって(D)部のみ他部分と異る仕上げがしてあるの
で、容易に第1の戸開駆動力から第2の戸開駆動力への
切換点であることが判り、素早く、第2の戸開駆動力に
移行するための準備をすることができる。さらには駆動
ローラ(15)が戸開保持装置(16)に不用意に当って発
音するということもなく、静粛でかつエレベータの起動
開発迄の時間を最短で動作させることが可能になるな
ど、エレベータの使用効率を高めることが出来る。
なお、上記各実施例では2枚戸片開きの場合を説明した
が、手動戸閉の場合ならば横方向スライド式、上下方向
又は上方向スライド式のいずれの扉の枚数が変化して
も、又、中央開き方式の場合であっても上記実施例と同
様の効果を奏する。
が、手動戸閉の場合ならば横方向スライド式、上下方向
又は上方向スライド式のいずれの扉の枚数が変化して
も、又、中央開き方式の場合であっても上記実施例と同
様の効果を奏する。
この発明は、上述のとおり構成されているので次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
請求項1のエレベータのドア装置においては、かご及び
乗場の扉から取手をなくして引手方式にすることができ
るため、手及び指を引手又は扉相互にはさまれることも
なく、安全でかつ安価にすることが可能となり、戸開及
び戸閉の際も手を持替える事も不要であり、又、車イス
乗車等全開を必要とする場合には、扉は第2の戸開駆動
力により全開位置に保持され得るので、健常者及び身障
者用としての使い分けも出来るなど効率的な使用が可能
となる。また、手動のドア装置としてでなく、電動戸閉
と共用出来るなど生産性の向上が得られる効果がある。
乗場の扉から取手をなくして引手方式にすることができ
るため、手及び指を引手又は扉相互にはさまれることも
なく、安全でかつ安価にすることが可能となり、戸開及
び戸閉の際も手を持替える事も不要であり、又、車イス
乗車等全開を必要とする場合には、扉は第2の戸開駆動
力により全開位置に保持され得るので、健常者及び身障
者用としての使い分けも出来るなど効率的な使用が可能
となる。また、手動のドア装置としてでなく、電動戸閉
と共用出来るなど生産性の向上が得られる効果がある。
請求項2のエレベータのドア装置においては、上記効果
に加え、クローザーが自動的に戸閉を行なうので、効率
的に戸開閉動作を行なってエレベータを出発させること
が可能となる。
に加え、クローザーが自動的に戸閉を行なうので、効率
的に戸開閉動作を行なってエレベータを出発させること
が可能となる。
請求項3のエレベータのドア装置においては、上記請求
項1の効果に加え、押出し装置の作用により、円滑かつ
容易に扉を戸閉させることができる。
項1の効果に加え、押出し装置の作用により、円滑かつ
容易に扉を戸閉させることができる。
請求項4のエレベータのドア装置においては、上記請求
項1の効果に加え、乗客は容易に第1の戸開駆動力から
第2の戸開駆動力への切換時期であることが判るため、
素早く扉操作の準備をすることができる。
項1の効果に加え、乗客は容易に第1の戸開駆動力から
第2の戸開駆動力への切換時期であることが判るため、
素早く扉操作の準備をすることができる。
第1図〜第3図(a)、(b)はこの発明の第1実施例
を示しており、第1図はエレベータのドア装置の要部概
略正面図、第2図は要部概略平面図、第3図(a)、
(b)は第1〜2図に示した戸開保持装置に改善を施し
た図であり、第3図(a)は要部概略正面図、第3図
(b)は要部概略平面図、第4図、第5図はこの発明の
第2実施例を示す図で、それぞれ第1図、第2図相当
図、第6図は個人住宅用エレベータの設置状況を示す昇
降路縦断面図、第7図は第6図の要部拡大斜視図で従来
のエレベータのドア装置の設置状況を示す図、第8図は
第6図のVIII−VIII線に沿う昇降路平面断面図、第9図
は第8図のIX部詳細図で、高速の扉に取手を付けた図、
第10図は第9図相当図で、高速の扉に引手を付けた図で
ある。 (8a)、(9a)……高速の扉、 (8b)、(9b)……低速の扉、 (16)……戸開保持装置、 (17)……クローザー、 (19)……押出し装置、 (80a)……表面部。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
を示しており、第1図はエレベータのドア装置の要部概
略正面図、第2図は要部概略平面図、第3図(a)、
(b)は第1〜2図に示した戸開保持装置に改善を施し
た図であり、第3図(a)は要部概略正面図、第3図
(b)は要部概略平面図、第4図、第5図はこの発明の
第2実施例を示す図で、それぞれ第1図、第2図相当
図、第6図は個人住宅用エレベータの設置状況を示す昇
降路縦断面図、第7図は第6図の要部拡大斜視図で従来
のエレベータのドア装置の設置状況を示す図、第8図は
第6図のVIII−VIII線に沿う昇降路平面断面図、第9図
は第8図のIX部詳細図で、高速の扉に取手を付けた図、
第10図は第9図相当図で、高速の扉に引手を付けた図で
ある。 (8a)、(9a)……高速の扉、 (8b)、(9b)……低速の扉、 (16)……戸開保持装置、 (17)……クローザー、 (19)……押出し装置、 (80a)……表面部。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】表面の一端部に引手が設けられているとと
もに、手動で戸開可能になっており、並設されて連動す
る低速の扉よりも高速で開閉する高速の扉と、 この高速の扉をその全開位置に保持する戸開保持装置と を備え、 上記高速の扉は、上記引手が露出するように上記低速の
扉に対して所定の出張りを残した非全開位置まで第1の
戸開駆動力により戸開可能になっており、上記非全開位
置から上記全開位置までの戸開には上記第1の戸開駆動
力より大きな第2の戸開駆動力を必要とするようになっ
ていることを特徴とするエレベータのドア装置。 - 【請求項2】非全開位置で第1の戸開駆動力を取去った
場合に、自動的に戸閉を行うクローザーを設けたことを
特徴とする請求項1記載のエレベータのドア装置。 - 【請求項3】高速の扉の後端部を押圧可能に配設され、
全開位置での高速の扉を戸開方向に所定量押圧すると、
戸開保持装置の保持力より大きいバネ力により戸閉を開
始する押出し装置を設けたことを特徴とする請求項1記
載のエレベータのドア装置。 - 【請求項4】非全開位置における高速の扉の出張り部分
の表面部に、他の表面部と区別可能な表示手段を設けた
ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63132031A JPH07106862B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | エレベータのドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63132031A JPH07106862B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | エレベータのドア装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01303286A JPH01303286A (ja) | 1989-12-07 |
| JPH07106862B2 true JPH07106862B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=15071878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63132031A Expired - Lifetime JPH07106862B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | エレベータのドア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106862B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005121013A1 (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | エレベータのかごドア装置 |
| JP4245392B2 (ja) | 2003-03-27 | 2009-03-25 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのかごドア装置 |
| WO2004106213A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータのドア装置 |
| CN114368665B (zh) * | 2021-12-23 | 2025-01-24 | 日立电梯(中国)有限公司 | 电梯、电梯辅助开门装置及方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4831218A (ja) * | 1971-08-27 | 1973-04-24 |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP63132031A patent/JPH07106862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01303286A (ja) | 1989-12-07 |
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