JPH07106958A - フェーズ・ロックド・ループ回路及びディジタル波形の同期方法 - Google Patents
フェーズ・ロックド・ループ回路及びディジタル波形の同期方法Info
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- JPH07106958A JPH07106958A JP5142258A JP14225893A JPH07106958A JP H07106958 A JPH07106958 A JP H07106958A JP 5142258 A JP5142258 A JP 5142258A JP 14225893 A JP14225893 A JP 14225893A JP H07106958 A JPH07106958 A JP H07106958A
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 周期的な第1のクロック信号へ周期的な第2
のクロック信号を所定の位相関係を保持する遅延量によ
って位相同期させるディジタル・フェーズ・ロックド・
ループ及びこれらクロック信号間の位相同期方法を提供
する。 【構成】 第1のクロック信号(システムクロック)を
伝搬遅延の調整が可能な遅延路15を介して伝搬させ、
第1のクロック信号の立上りエッジに対して遅延路15
により遅延させた第2のクロック信号(チップクロッ
ク)の立上りエッジが1/2サイクル以下により追従し
ていても、最終的に第2のクロック信号のエッジが次に
対応する第1のクロック信号のエッジを過ぎるまで、遅
延路15の遅延量を増加させるように制御して、第1の
クロック信号に第2のクロック信号を位相同期させる。
のクロック信号を所定の位相関係を保持する遅延量によ
って位相同期させるディジタル・フェーズ・ロックド・
ループ及びこれらクロック信号間の位相同期方法を提供
する。 【構成】 第1のクロック信号(システムクロック)を
伝搬遅延の調整が可能な遅延路15を介して伝搬させ、
第1のクロック信号の立上りエッジに対して遅延路15
により遅延させた第2のクロック信号(チップクロッ
ク)の立上りエッジが1/2サイクル以下により追従し
ていても、最終的に第2のクロック信号のエッジが次に
対応する第1のクロック信号のエッジを過ぎるまで、遅
延路15の遅延量を増加させるように制御して、第1の
クロック信号に第2のクロック信号を位相同期させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概要的にフェーズ・ロ
ックド・ループ回路及びディジタル波形の同期方法に関
し、特に高周波クロック信号の同期装置に用いる高性能
ディジタル・フェーズ・ロックド・ループ回路及びこの
ようなフェーズ・ロックド・ループによるディジタル波
形の同期方法に関する。
ックド・ループ回路及びディジタル波形の同期方法に関
し、特に高周波クロック信号の同期装置に用いる高性能
ディジタル・フェーズ・ロックド・ループ回路及びこの
ようなフェーズ・ロックド・ループによるディジタル波
形の同期方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子装置のクロック周波数の必要条件
は、益々厳しいものになりつつある。このために、装置
の設計者は益々複雑になるクロック同期の必要条件に対
応しなければならない。例えば、特定用途向集積回路
(ASIC)を用いる装置では、ASIC間で確実なデ
ータ転送を行なうためにオン・チップ・クロックの分布
遅延及び総合的なシステム・クロック・スキューを最小
化することが重要である。従って、効果的な高周波クロ
ック同期が必要なことは明らかである。
は、益々厳しいものになりつつある。このために、装置
の設計者は益々複雑になるクロック同期の必要条件に対
応しなければならない。例えば、特定用途向集積回路
(ASIC)を用いる装置では、ASIC間で確実なデ
ータ転送を行なうためにオン・チップ・クロックの分布
遅延及び総合的なシステム・クロック・スキューを最小
化することが重要である。従って、効果的な高周波クロ
ック同期が必要なことは明らかである。
【0003】クロック・スキューを最小化させる問題に
対するいくつかの通常的な解決方法は、電子装置に各集
積回路用のディジタル・フェーズ・ロックド・ループ
(PLL)を用いることである。各PLLは、関連の集
積回路のオン・チップ・クロック信号の分布遅延効果を
除去するように機能する。各PLLは、典型的には、位
相検出器、及びディジタル遅延線を備えており、それぞ
れ入力としてシステム・クロック信号を有する。ディジ
タル遅延線は、オン・チップ・クロック分配路の部品と
して構成されている。オン・チップ・クロック分配路の
下流端で得られるオン・チップ・クロック信号は、位相
検出器の入力としてフィードバックされる。この位相検
出器、典型的には、D型フリップ・フロップは、システ
ム・クロック信号とオン・チップ・クロック信号との間
の位相関係に関する情報を検出し、この情報をディジタ
ル遅延線に送出する。ディジタル遅延線は位相検出器か
ら供給される位相情報に基づいてオン・チップ・クロッ
ク分配路の遅延を調整する。オン・チップ・クロック分
配路の遅延に関するこのフィードバック調整は、オン・
チップ・クロック信号及びシステム・クロック信号が許
容し得る同期状態になるまで、続けられる。
対するいくつかの通常的な解決方法は、電子装置に各集
積回路用のディジタル・フェーズ・ロックド・ループ
(PLL)を用いることである。各PLLは、関連の集
積回路のオン・チップ・クロック信号の分布遅延効果を
除去するように機能する。各PLLは、典型的には、位
相検出器、及びディジタル遅延線を備えており、それぞ
れ入力としてシステム・クロック信号を有する。ディジ
タル遅延線は、オン・チップ・クロック分配路の部品と
して構成されている。オン・チップ・クロック分配路の
下流端で得られるオン・チップ・クロック信号は、位相
検出器の入力としてフィードバックされる。この位相検
出器、典型的には、D型フリップ・フロップは、システ
ム・クロック信号とオン・チップ・クロック信号との間
の位相関係に関する情報を検出し、この情報をディジタ
ル遅延線に送出する。ディジタル遅延線は位相検出器か
ら供給される位相情報に基づいてオン・チップ・クロッ
ク分配路の遅延を調整する。オン・チップ・クロック分
配路の遅延に関するこのフィードバック調整は、オン・
チップ・クロック信号及びシステム・クロック信号が許
容し得る同期状態になるまで、続けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常のいくつかのPL
Lは、オン・チップ・クロック信号が1/2サイクル以
下によりシステム・クロック信号に追従しているとき
は、オン・チップ・クロック分配路による遅延を減少さ
せ、またオン・チップ・クロック信号が1/2サイクル
以上によりシステム・クロック信号に追従しているとき
は、オン・チップ・クロック分配路に遅延を付加する。
しかし、初期の起動時に、遅延路は、典型的には、その
最小遅延状態にあって、その最小遅延はしばしば1/2
サイクル以下である。従って、PLLは遅延路による遅
延を取り除くように機能するが、遅延をその最小値以下
に減少させることができない。その結果、オン・チップ
・クロック信号を同期させることができない。
Lは、オン・チップ・クロック信号が1/2サイクル以
下によりシステム・クロック信号に追従しているとき
は、オン・チップ・クロック分配路による遅延を減少さ
せ、またオン・チップ・クロック信号が1/2サイクル
以上によりシステム・クロック信号に追従しているとき
は、オン・チップ・クロック分配路に遅延を付加する。
しかし、初期の起動時に、遅延路は、典型的には、その
最小遅延状態にあって、その最小遅延はしばしば1/2
サイクル以下である。従って、PLLは遅延路による遅
延を取り除くように機能するが、遅延をその最小値以下
に減少させることができない。その結果、オン・チップ
・クロック信号を同期させることができない。
【0005】通常のいくつかのPLLは、オン・チップ
・クロック信号が1/2サイクル以下によりシステム・
クロック信号に追従しているときでも、遅延を付加して
いる。しかし、通常のD型フリップ・フロップ位相検出
器は、エッジ検知が立ち上り端のみではない。このため
に、検出器は、オン・チップ・クロック信号の立ち上り
エッジがシステム・クロック信号の次の立ち上りエッジ
に達するように遅延されない前に、介在しているシステ
ム・クロック信号の下降エッジに到達し、この下降エッ
ジにロックされる。従って、PLLは、システム・クロ
ック信号の下降エッジか、又は立ち上りエッジにロック
することになる。これは、オン・チップ・クロック信号
分配路に与えられた最小遅延時間がどのようなものであ
っても、システム・クロック信号の許容周波数及びデュ
ーティ・サイクルが制限されるという欠点を意味する。
・クロック信号が1/2サイクル以下によりシステム・
クロック信号に追従しているときでも、遅延を付加して
いる。しかし、通常のD型フリップ・フロップ位相検出
器は、エッジ検知が立ち上り端のみではない。このため
に、検出器は、オン・チップ・クロック信号の立ち上り
エッジがシステム・クロック信号の次の立ち上りエッジ
に達するように遅延されない前に、介在しているシステ
ム・クロック信号の下降エッジに到達し、この下降エッ
ジにロックされる。従って、PLLは、システム・クロ
ック信号の下降エッジか、又は立ち上りエッジにロック
することになる。これは、オン・チップ・クロック信号
分配路に与えられた最小遅延時間がどのようなものであ
っても、システム・クロック信号の許容周波数及びデュ
ーティ・サイクルが制限されるという欠点を意味する。
【0006】オン・チップ・クロック信号が1/2サイ
クル以下によりシステム・クロック信号に追従している
ときに発生し得る前述の問題を避けるために、いくつか
の装置は、位相検出器の上流のシステム・クロック路に
外部遅延素子を設けている。この外部遅延素子は位相関
係を変化させるので、オン・チップ・クロック信号は位
相検出器の入力において1/2サイクル以上によりシス
テム・クロック信号を追従している。即ち、この外部遅
延素子は、PLLの同期機能に対して2つのクロック信
号をより遅れた位相関係へ強制させるものである。しか
し、この解決方法は、コストを付加するものであり、設
計を複雑にする欠点をもたらす。
クル以下によりシステム・クロック信号に追従している
ときに発生し得る前述の問題を避けるために、いくつか
の装置は、位相検出器の上流のシステム・クロック路に
外部遅延素子を設けている。この外部遅延素子は位相関
係を変化させるので、オン・チップ・クロック信号は位
相検出器の入力において1/2サイクル以上によりシス
テム・クロック信号を追従している。即ち、この外部遅
延素子は、PLLの同期機能に対して2つのクロック信
号をより遅れた位相関係へ強制させるものである。しか
し、この解決方法は、コストを付加するものであり、設
計を複雑にする欠点をもたらす。
【0007】従来のPLLが有する他の問題は、好まし
くない大きな位相ジッタが存在することである。位相ジ
ッタは位相検出器の位相分解能及びディジタル遅延線の
ステップ・サイズの関数である。いくつかの従来のD型
フリップ・フロップ位相検出器は、約400psの位相
分解能を有する。これのみが総合的なPLL位相ジッタ
を500ps又はそれ以上にすることができる。
くない大きな位相ジッタが存在することである。位相ジ
ッタは位相検出器の位相分解能及びディジタル遅延線の
ステップ・サイズの関数である。いくつかの従来のD型
フリップ・フロップ位相検出器は、約400psの位相
分解能を有する。これのみが総合的なPLL位相ジッタ
を500ps又はそれ以上にすることができる。
【0008】前述の位相検出器の問題に加えて、従来の
PLLは、ディジタル遅延線の構造のために、しばしば
動作的には、単一周波数か、又は非常に狭い周波数範囲
に限定される。一方の遅延線には、直列接続された複数
の遅延素子と、ロックを確立するために更に長い遅延
か、又は短い遅延へこれらの遅延素子を切り換えるシフ
ト・レジスタとが含まれている。クロック信号は各遅延
素子を介して伝搬する。通常の他方の遅延線には、直列
接続された複数の遅延素子と、各遅延素子の出力を遅延
線の総合出力に接続させる複数のスイッチとが含まれて
いる。これらのスイッチの適当な動作により、クロック
路に所望数の遅延素子を選択的に切り換え接続したり、
切り離すことができる。前述した2つの遅延線の構造
は、PLLの周波数範囲を限定している。更に、これら
の方法はクロック波形に逆効果となる好ましくない負荷
条件を導入する恐れがある。
PLLは、ディジタル遅延線の構造のために、しばしば
動作的には、単一周波数か、又は非常に狭い周波数範囲
に限定される。一方の遅延線には、直列接続された複数
の遅延素子と、ロックを確立するために更に長い遅延
か、又は短い遅延へこれらの遅延素子を切り換えるシフ
ト・レジスタとが含まれている。クロック信号は各遅延
素子を介して伝搬する。通常の他方の遅延線には、直列
接続された複数の遅延素子と、各遅延素子の出力を遅延
線の総合出力に接続させる複数のスイッチとが含まれて
いる。これらのスイッチの適当な動作により、クロック
路に所望数の遅延素子を選択的に切り換え接続したり、
切り離すことができる。前述した2つの遅延線の構造
は、PLLの周波数範囲を限定している。更に、これら
の方法はクロック波形に逆効果となる好ましくない負荷
条件を導入する恐れがある。
【0009】以上の説明した観点から、従来のPLLに
関連した前述の問題を克服する高性能ディジタルPLL
を提供することが望ましい。
関連した前述の問題を克服する高性能ディジタルPLL
を提供することが望ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、周期的
な第1のディジタル波形に調整可能な伝搬遅延を有する
遅延路を介して前記第1のディジタル波形を伝搬するこ
とにより得た周期的な第2のディジタル波形を同期させ
る。同期を確立するために、第2のディジタル波形のエ
ッジが1/2サイクル以下により対応する前記第1のデ
ィジタル波形のエッジに追従していても、前記遅延路の
遅延を増加させる。この遅延は、最終的に時間シフトに
より第2のディジタル波形のエッジが次に対応する第1
のディジタル波形のエッジを過ぎるまで、増加され続け
る。
な第1のディジタル波形に調整可能な伝搬遅延を有する
遅延路を介して前記第1のディジタル波形を伝搬するこ
とにより得た周期的な第2のディジタル波形を同期させ
る。同期を確立するために、第2のディジタル波形のエ
ッジが1/2サイクル以下により対応する前記第1のデ
ィジタル波形のエッジに追従していても、前記遅延路の
遅延を増加させる。この遅延は、最終的に時間シフトに
より第2のディジタル波形のエッジが次に対応する第1
のディジタル波形のエッジを過ぎるまで、増加され続け
る。
【0011】以下、本発明の実施例を添付図面に関連さ
せて説明する。
せて説明する。
【0012】
【実施例】図1はシステム・クロック信号を個別的な集
積回路のチップ・クロック信号に同期させるPLL回路
10を示す。電子装置は、典型的には、複数の集積回路
を備えている。各集積回路は、その全てのチップ・クロ
ック信号をシステム・クロック信号に同期できるように
同じようなPLL回路を備えている。システム・クロッ
ク信号は位相検出器11及び遅延路13に入力される。
遅延路13には、ディジタル遅延線15と、他の遅延素
子、例えば高いファン・アウトのクロック分配回路17
とが含まれている。クロック分配回路17は集積回路の
全体にチップ・クロック信号を分配しており、かつこの
チップ・クロック信号を位相検出器11に対する入力と
してフィードバックしている。システム・クロック信号
が遅延路13の入力に供給され、かつ遅延路13の出力
からチップ・クロック信号が得られるので、このチップ
・クロック信号は、遅延路13の遅延のために、システ
ム・クロック信号に対して時間シフトされている。
積回路のチップ・クロック信号に同期させるPLL回路
10を示す。電子装置は、典型的には、複数の集積回路
を備えている。各集積回路は、その全てのチップ・クロ
ック信号をシステム・クロック信号に同期できるように
同じようなPLL回路を備えている。システム・クロッ
ク信号は位相検出器11及び遅延路13に入力される。
遅延路13には、ディジタル遅延線15と、他の遅延素
子、例えば高いファン・アウトのクロック分配回路17
とが含まれている。クロック分配回路17は集積回路の
全体にチップ・クロック信号を分配しており、かつこの
チップ・クロック信号を位相検出器11に対する入力と
してフィードバックしている。システム・クロック信号
が遅延路13の入力に供給され、かつ遅延路13の出力
からチップ・クロック信号が得られるので、このチップ
・クロック信号は、遅延路13の遅延のために、システ
ム・クロック信号に対して時間シフトされている。
【0013】位相検出器11はシステム・クロック信号
とチップ・クロック信号との間の位相関係を検出し、検
出した位相関係に基づき制御信号を発生する制御回路を
備えている。次いで、制御回路からの制御信号はディジ
タル遅延線15に入力され、ディジタル遅延線15は制
御信号に応答して遅延路13における遅延量を調整す
る。
とチップ・クロック信号との間の位相関係を検出し、検
出した位相関係に基づき制御信号を発生する制御回路を
備えている。次いで、制御回路からの制御信号はディジ
タル遅延線15に入力され、ディジタル遅延線15は制
御信号に応答して遅延路13における遅延量を調整す
る。
【0014】位相検出器11の制御回路は図2に詳細に
示されている。特に、位相検出器11は一対の交差接続
されたNANDゲ−ト19及び21を有し、NANDゲ
−ト19はシステム・クロック信号を入力しており、N
ANDゲ−ト21はチップ・クロック信号を入力してい
る。NANDゲ−ト21の出力はANDゲート23に入
力され、ANDゲート23は他方の入力にチップ・クロ
ック信号が印加されている。ANDゲート23の出力は
D型フリップ・フロップ25のデータ入力に印加されて
いる。システム・クロック信号は固定遅延素子27を介
してD型フリップ・フロップ25のクロック入力に印加
されている。特に、固定遅延素子27の入力は、NAN
Dゲ−ト19のシステム・クロック入力に接続された入
力、及びD型フリップ・フロップ25のクロック入力に
接続された出力を有する。固定遅延素子27は、入力と
出力との間に固定伝搬遅延量を発生させ、従ってシステ
ム・クロック信号とD型フリップ・フロップ25のクロ
ック入力との間に遅延を発生させる。勿論、固定遅延素
子27の伝搬遅延量は、処理、電圧及び温度により変化
するので、絶対的に固定されたものではない。しかし、
この遅延は、その他の伝搬遅延、及び位相検出器11の
セットアップ時間に対しては固定されている。負荷のバ
ランスをとるために、NANDゲ−ト19の出力にはA
NDゲート28が接続されている。
示されている。特に、位相検出器11は一対の交差接続
されたNANDゲ−ト19及び21を有し、NANDゲ
−ト19はシステム・クロック信号を入力しており、N
ANDゲ−ト21はチップ・クロック信号を入力してい
る。NANDゲ−ト21の出力はANDゲート23に入
力され、ANDゲート23は他方の入力にチップ・クロ
ック信号が印加されている。ANDゲート23の出力は
D型フリップ・フロップ25のデータ入力に印加されて
いる。システム・クロック信号は固定遅延素子27を介
してD型フリップ・フロップ25のクロック入力に印加
されている。特に、固定遅延素子27の入力は、NAN
Dゲ−ト19のシステム・クロック入力に接続された入
力、及びD型フリップ・フロップ25のクロック入力に
接続された出力を有する。固定遅延素子27は、入力と
出力との間に固定伝搬遅延量を発生させ、従ってシステ
ム・クロック信号とD型フリップ・フロップ25のクロ
ック入力との間に遅延を発生させる。勿論、固定遅延素
子27の伝搬遅延量は、処理、電圧及び温度により変化
するので、絶対的に固定されたものではない。しかし、
この遅延は、その他の伝搬遅延、及び位相検出器11の
セットアップ時間に対しては固定されている。負荷のバ
ランスをとるために、NANDゲ−ト19の出力にはA
NDゲート28が接続されている。
【0015】図3も参照すると、D型フリップ・フロッ
プ25のQZ出力は、ディジタル遅延線15における直
列の双方向シフト・レジスタ29の右/左(RF)シフ
ト制御入力に接続されている。ディジタル遅延線15も
個別的な複数の遅延ユニット31を有する。これらの遅
延ユニット31は、遅延路13に選択的に挿入する複数
の遅延路セクションを定めて遅延路13により得られる
総合的な遅延量を調整する協調動作が可能である。図3
A及び図3Bに示すように、各遅延素子31は、遅延素
子として機能する一対のインバータ33及び35と、ス
イッチ素子として機能する一対のパス・ゲ−ト37及び
39とを有する。各インバータ33及び35はその入出
力間で伝搬遅延を発生し、各パス・ゲ−ト37及び39
は開放位置及び閉成位置に切り換え可能なスイッチ素子
として機能する。パス・ゲ−ト37はインバータ33と
インバータ35との間に配置されており、インバータ3
3の出力をインバータ35の入力に対して選択的に接続
させる。また、パス・ゲ−ト39は、インバータ35の
入力に接続されており、この入力を隣接する次の遅延ユ
ニット31に対して選択的に接続させる。
プ25のQZ出力は、ディジタル遅延線15における直
列の双方向シフト・レジスタ29の右/左(RF)シフ
ト制御入力に接続されている。ディジタル遅延線15も
個別的な複数の遅延ユニット31を有する。これらの遅
延ユニット31は、遅延路13に選択的に挿入する複数
の遅延路セクションを定めて遅延路13により得られる
総合的な遅延量を調整する協調動作が可能である。図3
A及び図3Bに示すように、各遅延素子31は、遅延素
子として機能する一対のインバータ33及び35と、ス
イッチ素子として機能する一対のパス・ゲ−ト37及び
39とを有する。各インバータ33及び35はその入出
力間で伝搬遅延を発生し、各パス・ゲ−ト37及び39
は開放位置及び閉成位置に切り換え可能なスイッチ素子
として機能する。パス・ゲ−ト37はインバータ33と
インバータ35との間に配置されており、インバータ3
3の出力をインバータ35の入力に対して選択的に接続
させる。また、パス・ゲ−ト39は、インバータ35の
入力に接続されており、この入力を隣接する次の遅延ユ
ニット31に対して選択的に接続させる。
【0016】図1及び図3A、特に図3Aにおける左端
の第1段の遅延ユニット31を参照すると、第1段のイ
ンバータ33の入力もディジタル遅延線15の入力Aを
定め、かつ第1段のインバータ35の出力もディジタル
遅延線15の出力Yを定める。残りの複数の遅延ユニッ
ト31は図3Aに示すように、連鎖状構造に配列されて
いる。連鎖状構造における個々の段は、図3Aに示すよ
うに接続されている。第1段のインバータ33の出力は
第2段のインバータ33の入力に接続され、また第2段
のインバータ35の出力は第1段のパス・ゲ−ト39に
接続されて第1段のインバータ35の入力に選択的に接
続可能にされている。残りの各段は、第2段を第1段に
接続する方法と同一の方法により直ぐ前の段に接続され
ている。
の第1段の遅延ユニット31を参照すると、第1段のイ
ンバータ33の入力もディジタル遅延線15の入力Aを
定め、かつ第1段のインバータ35の出力もディジタル
遅延線15の出力Yを定める。残りの複数の遅延ユニッ
ト31は図3Aに示すように、連鎖状構造に配列されて
いる。連鎖状構造における個々の段は、図3Aに示すよ
うに接続されている。第1段のインバータ33の出力は
第2段のインバータ33の入力に接続され、また第2段
のインバータ35の出力は第1段のパス・ゲ−ト39に
接続されて第1段のインバータ35の入力に選択的に接
続可能にされている。残りの各段は、第2段を第1段に
接続する方法と同一の方法により直ぐ前の段に接続され
ている。
【0017】双方向シフト・レジスタ29は、位相検出
器11に応答する遅延調整回路として機能するものであ
り、スイッチング素子としてパス・ゲ−ト37及び39
を動作させて種々の遅延が可能な複数の遅延路セクショ
ンを図1の遅延路13へ選択的に挿入させる。例えば、
第1段のパス・ゲ−ト37をエネーブルし、かつ全ての
パス・ゲ−ト39をディセーブルすることにより、第1
段のインバータ33により定められる遅延路セクショ
ン、第1段のパス・ゲ−ト37及び第1段のインバータ
35を遅延路13に挿入する。他の例として、第1段の
パス・ゲ−ト37をディセーブルし、第1段のパス・ゲ
−ト39をエネーブルし、第2段のパス・ゲ−ト37を
エネーブルし、かつ残りのパス・ゲ−ト39をディセー
ブルすることにより、第1段のインバータ33、第2段
のインバータ33、第2段のパス・ゲ−ト37、第2段
のインバータ35、第1段のパス・ゲ−ト39、及び第
1段のインバータ35により定められた遅延路セクショ
ンが遅延路13に挿入される。
器11に応答する遅延調整回路として機能するものであ
り、スイッチング素子としてパス・ゲ−ト37及び39
を動作させて種々の遅延が可能な複数の遅延路セクショ
ンを図1の遅延路13へ選択的に挿入させる。例えば、
第1段のパス・ゲ−ト37をエネーブルし、かつ全ての
パス・ゲ−ト39をディセーブルすることにより、第1
段のインバータ33により定められる遅延路セクショ
ン、第1段のパス・ゲ−ト37及び第1段のインバータ
35を遅延路13に挿入する。他の例として、第1段の
パス・ゲ−ト37をディセーブルし、第1段のパス・ゲ
−ト39をエネーブルし、第2段のパス・ゲ−ト37を
エネーブルし、かつ残りのパス・ゲ−ト39をディセー
ブルすることにより、第1段のインバータ33、第2段
のインバータ33、第2段のパス・ゲ−ト37、第2段
のインバータ35、第1段のパス・ゲ−ト39、及び第
1段のインバータ35により定められた遅延路セクショ
ンが遅延路13に挿入される。
【0018】図3Bを参照すると、双方向シフト・レジ
スタ29の1レジスタ・セル即ちビット41によって、
各遅延ユニット31のパス・ゲ−ト37及び39がエネ
ーブル又はディセーブルされる。レジスタ・セル41に
おけるビットが0のときは、パス・ゲ−ト37がエネー
ブルされ、かつパス・ゲ−ト39がディセーブルされ
る。レジスタ・セル41におけるビットが1のときは、
パス・ゲ−ト37がディセーブルされ、かつパス・ゲ−
ト39がエネーブルされる。従って、個別的な各遅延ユ
ニット31に関連する一対のパス・ゲ−ト37及び39
について考えると、レジスタ・セル41におけるビット
が1であるか、0であるかに従って、一方のパス・ゲ−
トがエネーブルされ、他方のパス・ゲ−トがディセーブ
ルされる。更に、パス・ゲ−ト37及び39が共に双方
向シフト・レジスタ29の1ビットにより制御されるの
で、個別的な各遅延ユニット31のパス・ゲ−ト37及
び39が互いにほぼ同時にエネーブル又はディセーブル
されることにも注意すべきである。
スタ29の1レジスタ・セル即ちビット41によって、
各遅延ユニット31のパス・ゲ−ト37及び39がエネ
ーブル又はディセーブルされる。レジスタ・セル41に
おけるビットが0のときは、パス・ゲ−ト37がエネー
ブルされ、かつパス・ゲ−ト39がディセーブルされ
る。レジスタ・セル41におけるビットが1のときは、
パス・ゲ−ト37がディセーブルされ、かつパス・ゲ−
ト39がエネーブルされる。従って、個別的な各遅延ユ
ニット31に関連する一対のパス・ゲ−ト37及び39
について考えると、レジスタ・セル41におけるビット
が1であるか、0であるかに従って、一方のパス・ゲ−
トがエネーブルされ、他方のパス・ゲ−トがディセーブ
ルされる。更に、パス・ゲ−ト37及び39が共に双方
向シフト・レジスタ29の1ビットにより制御されるの
で、個別的な各遅延ユニット31のパス・ゲ−ト37及
び39が互いにほぼ同時にエネーブル又はディセーブル
されることにも注意すべきである。
【0019】図3Aを再び参照すると、双方向シフト・
レジスタ29内を右方向にシフトされるデータがDR入
力に供給され、かつ左方向へシフトされるデータがDL
に供給されている。図3Aに示すように、DR入力は論
理1に接続され、DL入力は論理0に接続されている。
装置の電源投入時は、双方向シフト・レジスタ29の全
てのレジスタ・セル41がクリアされるので、全てのパ
ス・ゲ−ト37がエネーブルされ、かつ全てのパス・ゲ
−ト39がディセーブルされる。従って、電源投入時
は、第1段のインバータ33、第1段のパス・ゲ−ト3
7、及び第1段のインバータ35により定められた遅延
路セクションが遅延路13内に存在する。しかし、その
後、論理1が双方向シフト・レジスタ29内を右方向へ
シフトされると、パス・ゲ−ト39が逐次エネーブルさ
れ、一方、パス・ゲ−ト37が逐次ディセーブルされ
る。従って、電源投入後に3つの1が双方向シフト・レ
ジスタ29へ右方向へシフトされて、次の遅延路セクシ
ョン:即ち第1段〜第4段のインバータ33、第4段の
パス・ゲ−ト37、第1段〜第4段のインバータ35、
及び第1段〜第3段のパス・ゲ−ト39が遅延路13に
挿入される。選択された遅延路セクションは、通常の手
段により双方向シフト・レジスタ29の内容を単に読み
込むことにより識別され得る。
レジスタ29内を右方向にシフトされるデータがDR入
力に供給され、かつ左方向へシフトされるデータがDL
に供給されている。図3Aに示すように、DR入力は論
理1に接続され、DL入力は論理0に接続されている。
装置の電源投入時は、双方向シフト・レジスタ29の全
てのレジスタ・セル41がクリアされるので、全てのパ
ス・ゲ−ト37がエネーブルされ、かつ全てのパス・ゲ
−ト39がディセーブルされる。従って、電源投入時
は、第1段のインバータ33、第1段のパス・ゲ−ト3
7、及び第1段のインバータ35により定められた遅延
路セクションが遅延路13内に存在する。しかし、その
後、論理1が双方向シフト・レジスタ29内を右方向へ
シフトされると、パス・ゲ−ト39が逐次エネーブルさ
れ、一方、パス・ゲ−ト37が逐次ディセーブルされ
る。従って、電源投入後に3つの1が双方向シフト・レ
ジスタ29へ右方向へシフトされて、次の遅延路セクシ
ョン:即ち第1段〜第4段のインバータ33、第4段の
パス・ゲ−ト37、第1段〜第4段のインバータ35、
及び第1段〜第3段のパス・ゲ−ト39が遅延路13に
挿入される。選択された遅延路セクションは、通常の手
段により双方向シフト・レジスタ29の内容を単に読み
込むことにより識別され得る。
【0020】ディジタル遅延線15が発生する遅延は、
双方向シフト・レジスタ29内を右方向へ付加的な論理
1をシフトさせることにより増加され、また双方向シフ
ト・レジスタ29内を左方向へ論理0をシフトさせるこ
とにより減少することが理解されるであろう。遅延路1
3に挿入可能な最小可能遅延路セクションは、第1段の
インバータ33、第1段のパス・ゲ−ト37、及び第1
段のインバータ35により定められるセクションであ
る。この最小遅延は、シフト・レジスタの内容が全て0
となるとき、例えば電源投入時に発生する。右方向にシ
フトされる付加的な各1により、付加的な増加遅延量が
遅延路13に加算される。増加遅延量は、2つのインバ
ータの遅延のみを加算する第N段を除き、2インバータ
の伝搬遅延と1パス・ゲ−トの伝搬遅延との和である。
全体を均一にするために、第N段のインバータ33とイ
ンバータ35との間に「ダミー」ゲートの遅延を挿入し
てもよい。最大可能遅延は双方向シフト・レジスタ29
の内容が全て1のときに発生し、また最大可能遅延はデ
ィジタル遅延線15における段数Nにより定められる。
段数Nは所要最大遅延を実現するために必要とする数に
すればよい。更に、従来技術の遅延線から来る好ましく
ない負荷条件は、どのような段数を用いようとも避けこ
とができる。
双方向シフト・レジスタ29内を右方向へ付加的な論理
1をシフトさせることにより増加され、また双方向シフ
ト・レジスタ29内を左方向へ論理0をシフトさせるこ
とにより減少することが理解されるであろう。遅延路1
3に挿入可能な最小可能遅延路セクションは、第1段の
インバータ33、第1段のパス・ゲ−ト37、及び第1
段のインバータ35により定められるセクションであ
る。この最小遅延は、シフト・レジスタの内容が全て0
となるとき、例えば電源投入時に発生する。右方向にシ
フトされる付加的な各1により、付加的な増加遅延量が
遅延路13に加算される。増加遅延量は、2つのインバ
ータの遅延のみを加算する第N段を除き、2インバータ
の伝搬遅延と1パス・ゲ−トの伝搬遅延との和である。
全体を均一にするために、第N段のインバータ33とイ
ンバータ35との間に「ダミー」ゲートの遅延を挿入し
てもよい。最大可能遅延は双方向シフト・レジスタ29
の内容が全て1のときに発生し、また最大可能遅延はデ
ィジタル遅延線15における段数Nにより定められる。
段数Nは所要最大遅延を実現するために必要とする数に
すればよい。更に、従来技術の遅延線から来る好ましく
ない負荷条件は、どのような段数を用いようとも避けこ
とができる。
【0021】従って、ディジタル遅延線15は広範囲の
遅延調整を可能にし、これが処理、電圧及び温度におけ
る変化による装置部品の大幅なばらつきを補償するのに
役立つ。更に、広い範囲の遅延調整は、2つのチップ間
のゲートの複雑性/ファンアウトにおける大きな相違を
吸収できるために、2つのチップが互いに安全に通信で
きるようになる。ディジタル遅延線15が発生する前述
の最小遅延は、その連鎖状構造においてどのような段数
を用いようとも同一であることにも注意すべきである。
従って、唯一の設計基準は、処理、電圧及び温度が最小
遅延条件のときであっても、十分な遅延ユニット31を
備えて適当な遅延を確保しなければならないことであ
る。このため、処理、電圧及び温度の最小遅延条件にお
ける最大遅延が処理、電圧及び温度の最大遅延条件にお
ける最小遅延よりもかなり大きくなるように、ディジタ
ル遅延線15を構築することが可能である。換言すれ
ば、従来技術の遅延線に比較して高い周波、かつ比較的
に広い周波数範囲で動作するようにディジタル遅延線1
5を設計することは容易である。
遅延調整を可能にし、これが処理、電圧及び温度におけ
る変化による装置部品の大幅なばらつきを補償するのに
役立つ。更に、広い範囲の遅延調整は、2つのチップ間
のゲートの複雑性/ファンアウトにおける大きな相違を
吸収できるために、2つのチップが互いに安全に通信で
きるようになる。ディジタル遅延線15が発生する前述
の最小遅延は、その連鎖状構造においてどのような段数
を用いようとも同一であることにも注意すべきである。
従って、唯一の設計基準は、処理、電圧及び温度が最小
遅延条件のときであっても、十分な遅延ユニット31を
備えて適当な遅延を確保しなければならないことであ
る。このため、処理、電圧及び温度の最小遅延条件にお
ける最大遅延が処理、電圧及び温度の最大遅延条件にお
ける最小遅延よりもかなり大きくなるように、ディジタ
ル遅延線15を構築することが可能である。換言すれ
ば、従来技術の遅延線に比較して高い周波、かつ比較的
に広い周波数範囲で動作するようにディジタル遅延線1
5を設計することは容易である。
【0022】以上で説明したディジタル遅延線15は、
図3Cに示すように、出力Yと入力Aとの間にインバー
タ51を挿入することにより、リング・オシレータとし
て構築されてもよい。図3Dに示すように、インバータ
51と入力Aとの間にパス・ゲ−ト53を挿入すると、
その結果の構造は、制御線Cを介してパス・ゲ−ト53
をそれぞれエネーブル又はディセーブルすることにより
選択的にリング・オシレータ又は遅延線として、構築可
能なものとなる。従って、図3Dの単一回路構造はユー
ザに2つの設計オプションを提供する。
図3Cに示すように、出力Yと入力Aとの間にインバー
タ51を挿入することにより、リング・オシレータとし
て構築されてもよい。図3Dに示すように、インバータ
51と入力Aとの間にパス・ゲ−ト53を挿入すると、
その結果の構造は、制御線Cを介してパス・ゲ−ト53
をそれぞれエネーブル又はディセーブルすることにより
選択的にリング・オシレータ又は遅延線として、構築可
能なものとなる。従って、図3Dの単一回路構造はユー
ザに2つの設計オプションを提供する。
【0023】図2を再び参照すると、D型フリップ・フ
ロップ25のQZ出力が図3Aにおける双方向シフト・
レジスタ29の右/左(RL)シフト制御入力に接続さ
れている。D型フリップ・フロップ25のQZ出力が1
のときは、各クロック・パルスによって1が双方向シフ
ト・レジスタ29内を右方向へシフトされ、これによっ
てディジタル遅延線15が発生する遅延を増加させる。
これに対して、QZ出力が0のときは、0が双方向シフ
ト・レジスタ29内を左方向へシフトされ、これによっ
てディジタル遅延線15が発生する遅延を減少させる。
ロップ25のQZ出力が図3Aにおける双方向シフト・
レジスタ29の右/左(RL)シフト制御入力に接続さ
れている。D型フリップ・フロップ25のQZ出力が1
のときは、各クロック・パルスによって1が双方向シフ
ト・レジスタ29内を右方向へシフトされ、これによっ
てディジタル遅延線15が発生する遅延を増加させる。
これに対して、QZ出力が0のときは、0が双方向シフ
ト・レジスタ29内を左方向へシフトされ、これによっ
てディジタル遅延線15が発生する遅延を減少させる。
【0024】ここで、位相検出器11の動作を図2及び
図4を参照して説明しよう。電源の立ち上り時は、D型
フリップ・フロップ25がクリアされてQZ出力が1と
なる。従って、位相検出器11は、最初、遅延路13に
おける遅延量を増加するようにディジタル遅延線15を
起動させる。この遅延はQZ出力が0に切り変わるまで
増加し続ける。しかし、QZ出力は、システム・クロッ
ク信号の正極性のパルス・エッジが発生した後に、指定
された時間窓内にチップ・クロック信号の正極性のパル
ス・エッジが発生したときにのみ、論理0に駆動され
る。この状況を図4におけるチップ・クロック信号2に
より示す。時間窓の幅は、固定遅延素子27の固定遅延
量からANDゲート23の伝搬遅延及びD型フリップ・
フロップ25のセットアップ時間を引算することにより
決定される。時間窓の幅は、以下で更に詳細に説明する
ように、ディジタル遅延線15の増加遅延量よりも大き
くなければならない。
図4を参照して説明しよう。電源の立ち上り時は、D型
フリップ・フロップ25がクリアされてQZ出力が1と
なる。従って、位相検出器11は、最初、遅延路13に
おける遅延量を増加するようにディジタル遅延線15を
起動させる。この遅延はQZ出力が0に切り変わるまで
増加し続ける。しかし、QZ出力は、システム・クロッ
ク信号の正極性のパルス・エッジが発生した後に、指定
された時間窓内にチップ・クロック信号の正極性のパル
ス・エッジが発生したときにのみ、論理0に駆動され
る。この状況を図4におけるチップ・クロック信号2に
より示す。時間窓の幅は、固定遅延素子27の固定遅延
量からANDゲート23の伝搬遅延及びD型フリップ・
フロップ25のセットアップ時間を引算することにより
決定される。時間窓の幅は、以下で更に詳細に説明する
ように、ディジタル遅延線15の増加遅延量よりも大き
くなければならない。
【0025】図4におけるチップ・クロック信号2の場
合を考えると、最初はシステム・クロック信号及びチッ
プ・クロック信号2が共にローなので、NANDゲ−ト
19及び21の出力は、最初はハイである。システム・
クロック信号がハイになると、NANDゲ−ト19の出
力がローとなり、NANDゲ−ト21の出力をハイにセ
ットする。チップ・クロック信号2がハイになると、こ
れがANDゲート23を介してD型フリップ・フロップ
25のD入力に伝搬する。チップ・クロック信号2が図
4の時間窓内に入っている限り、1がD型フリップ・フ
ロップ25を介してクロック駆動されるので、0が双方
向シフト・レジスタ29の右/左シフト制御入力に印加
され、従ってディジタル遅延線15が遅延路13の遅延
を減少させる。
合を考えると、最初はシステム・クロック信号及びチッ
プ・クロック信号2が共にローなので、NANDゲ−ト
19及び21の出力は、最初はハイである。システム・
クロック信号がハイになると、NANDゲ−ト19の出
力がローとなり、NANDゲ−ト21の出力をハイにセ
ットする。チップ・クロック信号2がハイになると、こ
れがANDゲート23を介してD型フリップ・フロップ
25のD入力に伝搬する。チップ・クロック信号2が図
4の時間窓内に入っている限り、1がD型フリップ・フ
ロップ25を介してクロック駆動されるので、0が双方
向シフト・レジスタ29の右/左シフト制御入力に印加
され、従ってディジタル遅延線15が遅延路13の遅延
を減少させる。
【0026】これに対して、チップ・クロック信号の正
極性のパルス・エッジが図4の時間窓内に入らないとき
は、位相検出器11は双方向シフト・レジスタ29に1
を出力して、遅延を増加させる。図4のチップ・クロッ
ク信号1の場合を考えると、システム・クロック信号及
びチップ・クロック信号1は最初は共にローなので、N
ANDゲ−ト19及び21の出力は、最初は、共にハイ
である。チップ・クロック信号1がハイになると、NA
NDゲ−ト21の出力はローとなり、これによってAN
Dゲート23の出力をローに駆動し、D型フリップ・フ
ロップ25のD入力を0にする。システム・クロック信
号がハイになると、NANDゲ−ト21の出力がローな
ので、NANDゲ−ト19の出力はハイに保持される。
従って、システム・クロック信号が固定遅延素子27を
介してD型フリップ・フロップ25に伝搬すると、これ
がD型フリップ・フロップ25を介して0をクロック駆
動し(QZ出力が1になっているため)、ディジタル遅
延線15は遅延路13の遅延を継続的に増加させる。チ
ップ・クロック信号1のパルス・エッジ46は最終的に
時間窓内に入り、その時点でディジタル遅延線15は、
以上で説明したように、チップ・クロック信号2に対し
て遅延を減少させる。時間窓の幅をディジタル遅延線1
5の増加遅延量よりも大きくさせることにより、チップ
・クロック信号1のパルス・エッジ46が時間窓内に入
り込むのを保証することができるが、完全なものにはな
らない。
極性のパルス・エッジが図4の時間窓内に入らないとき
は、位相検出器11は双方向シフト・レジスタ29に1
を出力して、遅延を増加させる。図4のチップ・クロッ
ク信号1の場合を考えると、システム・クロック信号及
びチップ・クロック信号1は最初は共にローなので、N
ANDゲ−ト19及び21の出力は、最初は、共にハイ
である。チップ・クロック信号1がハイになると、NA
NDゲ−ト21の出力はローとなり、これによってAN
Dゲート23の出力をローに駆動し、D型フリップ・フ
ロップ25のD入力を0にする。システム・クロック信
号がハイになると、NANDゲ−ト21の出力がローな
ので、NANDゲ−ト19の出力はハイに保持される。
従って、システム・クロック信号が固定遅延素子27を
介してD型フリップ・フロップ25に伝搬すると、これ
がD型フリップ・フロップ25を介して0をクロック駆
動し(QZ出力が1になっているため)、ディジタル遅
延線15は遅延路13の遅延を継続的に増加させる。チ
ップ・クロック信号1のパルス・エッジ46は最終的に
時間窓内に入り、その時点でディジタル遅延線15は、
以上で説明したように、チップ・クロック信号2に対し
て遅延を減少させる。時間窓の幅をディジタル遅延線1
5の増加遅延量よりも大きくさせることにより、チップ
・クロック信号1のパルス・エッジ46が時間窓内に入
り込むのを保証することができるが、完全なものにはな
らない。
【0027】図2及び図4を参照して、チップ・クロッ
ク信号3の場合を説明しよう。最初は、チップ・クロッ
ク信号3のパルス・エッジ43が1/2サイクル以下に
よりシステム・クロック信号のパルス・エッジ45に追
従していることに注意すべきである。システム・クロッ
ク信号及びチップ・クロック信号3は最初はローなの
で、NANDゲ−ト19及び21の出力は、最初はハイ
である。システム・クロック信号がハイとなると、NA
NDゲ−ト19の出力はローとなり、NANDゲ−ト2
1の出力はハイにラッチされ、これによってチップ・ク
ロック信号3をANDゲート23を介してD型フリップ
・フロップ25に印加可能にする。チップ・クロック信
号3のパルス・エッジ43は少なくとも遅延路13の総
合最小遅延によりシステム・クロック信号のパルス・エ
ッジ45に追従しなければならないことに注意すべきで
ある。そのために、固定遅延素子27は、遅延路13の
総合最小遅延より小さくされてもよいので、D型フリッ
プ・フロップ25はチップ・クロック信号3のパルス・
エッジ43が発生する前にシステム・クロック信号のパ
ルス・エッジ45によりクロック駆動される。従って、
0はD型フリップ・フロップ25によりクロック駆動さ
れて、ディジタル遅延線15の遅延を増加させる。
ク信号3の場合を説明しよう。最初は、チップ・クロッ
ク信号3のパルス・エッジ43が1/2サイクル以下に
よりシステム・クロック信号のパルス・エッジ45に追
従していることに注意すべきである。システム・クロッ
ク信号及びチップ・クロック信号3は最初はローなの
で、NANDゲ−ト19及び21の出力は、最初はハイ
である。システム・クロック信号がハイとなると、NA
NDゲ−ト19の出力はローとなり、NANDゲ−ト2
1の出力はハイにラッチされ、これによってチップ・ク
ロック信号3をANDゲート23を介してD型フリップ
・フロップ25に印加可能にする。チップ・クロック信
号3のパルス・エッジ43は少なくとも遅延路13の総
合最小遅延によりシステム・クロック信号のパルス・エ
ッジ45に追従しなければならないことに注意すべきで
ある。そのために、固定遅延素子27は、遅延路13の
総合最小遅延より小さくされてもよいので、D型フリッ
プ・フロップ25はチップ・クロック信号3のパルス・
エッジ43が発生する前にシステム・クロック信号のパ
ルス・エッジ45によりクロック駆動される。従って、
0はD型フリップ・フロップ25によりクロック駆動さ
れて、ディジタル遅延線15の遅延を増加させる。
【0028】チップ・クロック信号3のパルス・エッジ
43は最終的にシステム・クロック信号のパルス・エッ
ジ47を過ぎて時間シフトされるので、パルス・エッジ
43はパルス・エッジ47の直後に発生する。システム
・クロック信号がパルス・エッジ47でローになると、
NANDゲ−ト19の出力がハイに駆動され、一方チッ
プ・クロック信号3は依然としてローなので、NAND
ゲ−ト21の出力はハイのままである。チップ・クロッ
ク信号3がパルス・エッジ43でハイになると、NAN
Dゲ−ト21の2つの入力が共にハイなので、NAND
ゲ−ト21はローに駆動される。NANDゲ−ト21の
ロー出力はANDゲート23の出力をローに駆動し、従
ってD型フリップ・フロップ25の入力にロー・レベル
を設定する。従って、システム・クロック信号の次の正
極性のパルス・エッジ49が発生すると、D型フリップ
・フロップ25の入力がローになり、従ってQZ出力を
ハイに保持し、ディジタル遅延線15は遅延を増加し続
ける。その後、チップ・クロック信号3のパルス・エッ
ジ43は、最終的にシステム・クロック信号のパルス・
エッジ49を通り過ぎる時点まて時間シフトされる。デ
ィジタル遅延線15の増加遅延量は図4の時間窓の幅よ
り小さいので、パルス・エッジ43はシステム・クロッ
ク信号のパルス・エッジ49に対する時間窓に入ること
になる。その後、PLLはチップ・クロック信号2に関
して前述のように遅延を減少させることになる。
43は最終的にシステム・クロック信号のパルス・エッ
ジ47を過ぎて時間シフトされるので、パルス・エッジ
43はパルス・エッジ47の直後に発生する。システム
・クロック信号がパルス・エッジ47でローになると、
NANDゲ−ト19の出力がハイに駆動され、一方チッ
プ・クロック信号3は依然としてローなので、NAND
ゲ−ト21の出力はハイのままである。チップ・クロッ
ク信号3がパルス・エッジ43でハイになると、NAN
Dゲ−ト21の2つの入力が共にハイなので、NAND
ゲ−ト21はローに駆動される。NANDゲ−ト21の
ロー出力はANDゲート23の出力をローに駆動し、従
ってD型フリップ・フロップ25の入力にロー・レベル
を設定する。従って、システム・クロック信号の次の正
極性のパルス・エッジ49が発生すると、D型フリップ
・フロップ25の入力がローになり、従ってQZ出力を
ハイに保持し、ディジタル遅延線15は遅延を増加し続
ける。その後、チップ・クロック信号3のパルス・エッ
ジ43は、最終的にシステム・クロック信号のパルス・
エッジ49を通り過ぎる時点まて時間シフトされる。デ
ィジタル遅延線15の増加遅延量は図4の時間窓の幅よ
り小さいので、パルス・エッジ43はシステム・クロッ
ク信号のパルス・エッジ49に対する時間窓に入ること
になる。その後、PLLはチップ・クロック信号2に関
して前述のように遅延を減少させることになる。
【0029】従って、チップ・クロック信号1及びチッ
プ・クロック信号3の両者は、最終的に十分遅延されて
正極性の各パルス・エッジ46及び43が図4の時間窓
に入ることになる。その後、PLL回路10はチップ・
クロック信号2に関して前述のように遅延を減少させ
る。チップ・クロック信号2のパルス・エッジ44によ
り示すように、チップ・クロック信号の正極性のパルス
・エッジ43、44又は46が時間窓内に存在すると、
位相検出器11はパルス・エッジが左方向へ時間窓から
抜け出すまで、遅延を減少させるようにディジタル遅延
線15を制御し、その時点で、位相検出器11は遅延を
増加させるようにディジタル遅延線15を制御する。従
って、正極性のパルス・エッジ44を順方向に時間窓内
へ進め、かつ逆方向へ時間窓から抜け出すように繰り返
すことにより、ロックを確立する。換言すれば、ロック
において、位相検出器11は双方向シフト・レジスタ2
9を制御するので、そのデータが左方向へ1位置シフト
され、次いで右方向へ1位置シフトされ、以下同じよう
な繰り返しとなる。
プ・クロック信号3の両者は、最終的に十分遅延されて
正極性の各パルス・エッジ46及び43が図4の時間窓
に入ることになる。その後、PLL回路10はチップ・
クロック信号2に関して前述のように遅延を減少させ
る。チップ・クロック信号2のパルス・エッジ44によ
り示すように、チップ・クロック信号の正極性のパルス
・エッジ43、44又は46が時間窓内に存在すると、
位相検出器11はパルス・エッジが左方向へ時間窓から
抜け出すまで、遅延を減少させるようにディジタル遅延
線15を制御し、その時点で、位相検出器11は遅延を
増加させるようにディジタル遅延線15を制御する。従
って、正極性のパルス・エッジ44を順方向に時間窓内
へ進め、かつ逆方向へ時間窓から抜け出すように繰り返
すことにより、ロックを確立する。換言すれば、ロック
において、位相検出器11は双方向シフト・レジスタ2
9を制御するので、そのデータが左方向へ1位置シフト
され、次いで右方向へ1位置シフトされ、以下同じよう
な繰り返しとなる。
【0030】従って、PLL回路10は、常に、チップ
・クロック信号の正極性のパルス・エッジが時間窓内に
入るまで遅延路13の遅延を増加させ、次いで正極性の
パルス・エッジが時間窓から抜け出すまで遅延を減少さ
せ、その後、交互に遅延を増減させてシステム・クロッ
ク信号の正極性のパルス・エッジにチップ・クロック信
号の正極性のパルス・エッジをロックさせる。
・クロック信号の正極性のパルス・エッジが時間窓内に
入るまで遅延路13の遅延を増加させ、次いで正極性の
パルス・エッジが時間窓から抜け出すまで遅延を減少さ
せ、その後、交互に遅延を増減させてシステム・クロッ
ク信号の正極性のパルス・エッジにチップ・クロック信
号の正極性のパルス・エッジをロックさせる。
【0031】固定遅延素子27の設計に関連し、例とし
て:ディジタル遅延線15の増加遅延量は処理、電圧及
び温度に基づき200ps、かつ最大遅延条件に基づき
650psであるとし;またANDゲート23の伝搬遅
延とD型フリップ・フロップ25のセットアップ時間と
の和は処理、電圧及び温度の最小遅延条件に基づき70
0ps、かつ最大遅延条件に基づき200psであると
仮定する。以上の例のパラメータを用いると、処理、電
圧及び温度の最小遅延条件に基づき1100psの固定
遅延、及び最大遅延条件に基づき3600psの固定遅
延を固定遅延素子27に発生させてもよい。固定遅延素
子27は、便宜的に、一連のゲート遅延を用いて実施さ
れてもよい。
て:ディジタル遅延線15の増加遅延量は処理、電圧及
び温度に基づき200ps、かつ最大遅延条件に基づき
650psであるとし;またANDゲート23の伝搬遅
延とD型フリップ・フロップ25のセットアップ時間と
の和は処理、電圧及び温度の最小遅延条件に基づき70
0ps、かつ最大遅延条件に基づき200psであると
仮定する。以上の例のパラメータを用いると、処理、電
圧及び温度の最小遅延条件に基づき1100psの固定
遅延、及び最大遅延条件に基づき3600psの固定遅
延を固定遅延素子27に発生させてもよい。固定遅延素
子27は、便宜的に、一連のゲート遅延を用いて実施さ
れてもよい。
【0032】前述のように、固定遅延素子27における
固定遅延も遅延路13の最小総合遅延より小さくなけれ
ばならない。この最小総合遅延には、ディジタル遅延線
15の最小遅延と、図1のクロック分配回路17のよう
に、遅延路13における他の遅延要素の最小遅延とが含
まれる。従って、遅延路13の最小遅延は、設計の複雑
さの関数であって、PLL回路10を使用しようとする
特定の装置のファン・アウト/周波数必要条件に依存す
る。
固定遅延も遅延路13の最小総合遅延より小さくなけれ
ばならない。この最小総合遅延には、ディジタル遅延線
15の最小遅延と、図1のクロック分配回路17のよう
に、遅延路13における他の遅延要素の最小遅延とが含
まれる。従って、遅延路13の最小遅延は、設計の複雑
さの関数であって、PLL回路10を使用しようとする
特定の装置のファン・アウト/周波数必要条件に依存す
る。
【0033】ディジタルのPLL回路10は、非常に高
いクロック周波数で動作するように容易に設計すること
が可能である。勿論、双方向シフト・レジスタ29には
超えてはならない最大クロッキング周波数がある。しか
し、システム・クロック信号は、双方向シフト・レジス
タ29が許容し得るクロッキング周波数まで容易に分周
される。
いクロック周波数で動作するように容易に設計すること
が可能である。勿論、双方向シフト・レジスタ29には
超えてはならない最大クロッキング周波数がある。しか
し、システム・クロック信号は、双方向シフト・レジス
タ29が許容し得るクロッキング周波数まで容易に分周
される。
【0034】交差接続されたNANDゲ−ト19及び2
1を有する位相検出器11は、80psより小さな位相
差の検知が可能である。これは、D型フリップ・フロッ
プしか使用していない従来技術の位相検出器よりかなり
の改善を表わす。
1を有する位相検出器11は、80psより小さな位相
差の検知が可能である。これは、D型フリップ・フロッ
プしか使用していない従来技術の位相検出器よりかなり
の改善を表わす。
【0035】図5は、相互接続された複数のIC55を
有する電子装置におけるPLL回路10の使用を概要的
に示すものであり、これらIC55は全てシステム・ク
ロック信号に接続されている。各IC55はオン・チッ
プ・クロック信号をシステム・クロック信号に同期させ
るPLL回路10を備えている。オン・チップ・クロッ
ク信号はIC55の動作回路57に印加される。
有する電子装置におけるPLL回路10の使用を概要的
に示すものであり、これらIC55は全てシステム・ク
ロック信号に接続されている。各IC55はオン・チッ
プ・クロック信号をシステム・クロック信号に同期させ
るPLL回路10を備えている。オン・チップ・クロッ
ク信号はIC55の動作回路57に印加される。
【0036】本発明の実施例を詳細に説明したが、本発
明は種々の実施例が可能とされるので、この説明は限定
として解釈されるべきではない。
明は種々の実施例が可能とされるので、この説明は限定
として解釈されるべきではない。
【0037】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
る。
【0038】(1)一連の交互的なパルス立ち上りエッ
ジ及びパルス下降エッジを有する第1のクロック信号と
第2のクロック信号との間の位相関係を検出する位相検
出器であって、前記第1及び第2のクロック信号が印加
される入力を有する前記位相検出器と、前記第1のクロ
ック信号用の入力を有し、かつ1出力を有する遅延路を
定める手段であって、前記遅延路が前記入力と前記出力
との間で伝搬遅延量の調整をし、前記第2のクロック信
号が前記遅延路の出力で発生され、前記第2のクロック
信号が前記遅延路により発生した遅延のために前記第1
のクロック信号に対して時間シフトされ、前記遅延路が
前記位相検出器に接続されて前記位相関係に基づき検出
された制御信号を受け取り、かつ前記遅延路が前記制御
信号に応答して前記伝搬遅延量を調整する前記手段とを
備え、前記位相検出器は、前記第2のクロック信号のエ
ッジが最終的に1/2サイクル以下により対応する前記
第1のクロック信号のエッジに追従する時点で、前記第
2のクロック信号の前記エッジが連続的に対応する次の
前記第1のクロック信号のエッジを過ぎて時間シフトさ
れるまで、前記遅延路に前記伝搬遅延量を増加させる第
1の制御信号を出力する制御回路を含むことを特徴とす
るフェーズ・ロックド・ループ回路。
ジ及びパルス下降エッジを有する第1のクロック信号と
第2のクロック信号との間の位相関係を検出する位相検
出器であって、前記第1及び第2のクロック信号が印加
される入力を有する前記位相検出器と、前記第1のクロ
ック信号用の入力を有し、かつ1出力を有する遅延路を
定める手段であって、前記遅延路が前記入力と前記出力
との間で伝搬遅延量の調整をし、前記第2のクロック信
号が前記遅延路の出力で発生され、前記第2のクロック
信号が前記遅延路により発生した遅延のために前記第1
のクロック信号に対して時間シフトされ、前記遅延路が
前記位相検出器に接続されて前記位相関係に基づき検出
された制御信号を受け取り、かつ前記遅延路が前記制御
信号に応答して前記伝搬遅延量を調整する前記手段とを
備え、前記位相検出器は、前記第2のクロック信号のエ
ッジが最終的に1/2サイクル以下により対応する前記
第1のクロック信号のエッジに追従する時点で、前記第
2のクロック信号の前記エッジが連続的に対応する次の
前記第1のクロック信号のエッジを過ぎて時間シフトさ
れるまで、前記遅延路に前記伝搬遅延量を増加させる第
1の制御信号を出力する制御回路を含むことを特徴とす
るフェーズ・ロックド・ループ回路。
【0039】(2)前記制御回路は、前記第2のクロッ
ク信号のエッジが所定の時間量以下により前記第1のク
ロック信号の対応するエッジに追従するときは、応答し
て前記遅延路に前記伝搬遅延量を減少させる第2の制御
信号を出力することを特徴とする第1項記載のフェーズ
・ロックド・ループ回路。
ク信号のエッジが所定の時間量以下により前記第1のク
ロック信号の対応するエッジに追従するときは、応答し
て前記遅延路に前記伝搬遅延量を減少させる第2の制御
信号を出力することを特徴とする第1項記載のフェーズ
・ロックド・ループ回路。
【0040】(3)前記制御回路は交差接続された一対
のNANDゲ−トと、前記NANDゲ−トの両入力に接
続されているD型フリップ・フロップとを含み、前記交
差接続された一対のNANDゲ−トのうちの一つは前記
第1のクロック信号用の入力を有し、前記交差接続され
た一対のNANDゲ−トのうちの他方は、前記第2のク
ロック信号用の入力を有することを特徴とする第2項記
載のフェーズ・ロックド・ループ回路。
のNANDゲ−トと、前記NANDゲ−トの両入力に接
続されているD型フリップ・フロップとを含み、前記交
差接続された一対のNANDゲ−トのうちの一つは前記
第1のクロック信号用の入力を有し、前記交差接続され
た一対のNANDゲ−トのうちの他方は、前記第2のク
ロック信号用の入力を有することを特徴とする第2項記
載のフェーズ・ロックド・ループ回路。
【0041】(4)前記制御回路は、交差接続された前
記他方のNANDゲ−トの一方の出力に接続された第1
の入力を有し、かつ交差接続された前記他方のNAND
ゲ−トの前記入力に接続された他方の入力を有すると共
に、前記D型フリップ・フロップのデータ入力に接続さ
れている出力を有するANDゲートと、1入力及び1出
力を有し、前記入力と前記出力との間に固定伝搬遅延量
を発生させる固定遅延素子とを含み、前記固定遅延素子
の前記入力は前記一方のNANDゲートの前記入力に接
続され、前記固定遅延素子の前記出力は前記D型フリッ
プ・フロップのクロック入力に接続され、前記ANDゲ
−トは伝搬遅延を有し、前記D型フリップ・フロップの
前記データ入力はセットアップ時間を有し、かつ前記所
定の時間量は前記固定伝搬遅延量から前記ANDゲ−ト
の伝搬遅延及び前記D型フリップ・フロップのセットア
ップ時間を引算することにより定められたことを特徴と
する第3項記載のフェーズ・ロックド・ループ回路。
記他方のNANDゲ−トの一方の出力に接続された第1
の入力を有し、かつ交差接続された前記他方のNAND
ゲ−トの前記入力に接続された他方の入力を有すると共
に、前記D型フリップ・フロップのデータ入力に接続さ
れている出力を有するANDゲートと、1入力及び1出
力を有し、前記入力と前記出力との間に固定伝搬遅延量
を発生させる固定遅延素子とを含み、前記固定遅延素子
の前記入力は前記一方のNANDゲートの前記入力に接
続され、前記固定遅延素子の前記出力は前記D型フリッ
プ・フロップのクロック入力に接続され、前記ANDゲ
−トは伝搬遅延を有し、前記D型フリップ・フロップの
前記データ入力はセットアップ時間を有し、かつ前記所
定の時間量は前記固定伝搬遅延量から前記ANDゲ−ト
の伝搬遅延及び前記D型フリップ・フロップのセットア
ップ時間を引算することにより定められたことを特徴と
する第3項記載のフェーズ・ロックド・ループ回路。
【0042】(5)前記遅延路は、前記調整可能な伝搬
遅延量を選択的に調整するように配列されたディジタル
遅延線と、開放された位置及び閉成された位置に切り換
え可能な第1及び第2のスイッチング素子とを含み、前
記ディジタル遅延線は個別的な複数の遅延ユニットを有
し、前記遅延ユニットは、前記遅延路の前記伝搬遅延量
を調整するように前記遅延路に選択的に挿入可能な複数
の遅延路セクションを定めるように協調動作が可能であ
って、前記各遅延ユニットは第1及び第2の遅延素子を
含み、前記各遅延素子は1入力及び1出力を有し、前記
各遅延素子は前記入力と前記出力との間に伝搬遅延を発
生させ、前記第1のスイッチング素子は前記遅延素子間
に配列されて前記第1の遅延素子の出力を前記第2の遅
延素子の前記入力に選択的に接続させ、かつ前記第2の
スイッチング素子は前記第2の遅延素子の前記入力に接
続されて前記第2の遅延素子の入力を他の前記遅延ユニ
ットに選択的に接続させることを特徴とする第4項記載
のフェーズ・ロックド・ループ回路。
遅延量を選択的に調整するように配列されたディジタル
遅延線と、開放された位置及び閉成された位置に切り換
え可能な第1及び第2のスイッチング素子とを含み、前
記ディジタル遅延線は個別的な複数の遅延ユニットを有
し、前記遅延ユニットは、前記遅延路の前記伝搬遅延量
を調整するように前記遅延路に選択的に挿入可能な複数
の遅延路セクションを定めるように協調動作が可能であ
って、前記各遅延ユニットは第1及び第2の遅延素子を
含み、前記各遅延素子は1入力及び1出力を有し、前記
各遅延素子は前記入力と前記出力との間に伝搬遅延を発
生させ、前記第1のスイッチング素子は前記遅延素子間
に配列されて前記第1の遅延素子の出力を前記第2の遅
延素子の前記入力に選択的に接続させ、かつ前記第2の
スイッチング素子は前記第2の遅延素子の前記入力に接
続されて前記第2の遅延素子の入力を他の前記遅延ユニ
ットに選択的に接続させることを特徴とする第4項記載
のフェーズ・ロックド・ループ回路。
【0043】(6)複数の前記遅延ユニットのうちの第
1の遅延ユニットにおける前記第1の遅延素子の前記入
力は前記ディジタル遅延線の入力を定め、かつ前記第1
の前記遅延ユニットの第2の前記遅延素子の前記出力は
前記ディジタル遅延線の出力を定め、複数の前記遅延ユ
ニットは連鎖状構造により配列されており、更なる前記
遅延ユニットは前記第1の遅延ユニットの第1の前記遅
延素子の出力に接続された前記第1の遅延素子の入力を
有し、前記更なる遅延ユニットは、前記第1の遅延ユニ
ットの前記第2のスイッチング素子を介して前記第1の
遅延ユニットの前記第2の遅延素子の入力に接続された
前記第2の遅延素子の出力を有することを特徴とする第
5項記載のフェーズ・ロックド・ループ回路。
1の遅延ユニットにおける前記第1の遅延素子の前記入
力は前記ディジタル遅延線の入力を定め、かつ前記第1
の前記遅延ユニットの第2の前記遅延素子の前記出力は
前記ディジタル遅延線の出力を定め、複数の前記遅延ユ
ニットは連鎖状構造により配列されており、更なる前記
遅延ユニットは前記第1の遅延ユニットの第1の前記遅
延素子の出力に接続された前記第1の遅延素子の入力を
有し、前記更なる遅延ユニットは、前記第1の遅延ユニ
ットの前記第2のスイッチング素子を介して前記第1の
遅延ユニットの前記第2の遅延素子の入力に接続された
前記第2の遅延素子の出力を有することを特徴とする第
5項記載のフェーズ・ロックド・ループ回路。
【0044】(7)付加的な前記遅延ユニットは前記連
鎖状構造内に設けられ、前記各付加的な遅延ユニット
は、前記更なる遅延ユニットを前記第1の遅延ユニット
に接続する形式により、前に隣接する遅延ユニットに接
続されていることを特徴とする第6項記載のフェーズ・
ロックド・ループ回路。
鎖状構造内に設けられ、前記各付加的な遅延ユニット
は、前記更なる遅延ユニットを前記第1の遅延ユニット
に接続する形式により、前に隣接する遅延ユニットに接
続されていることを特徴とする第6項記載のフェーズ・
ロックド・ループ回路。
【0045】(8)前記ディジタル遅延線は前記位相検
出器と前記スイッチング素子との間に接続されて、前記
遅延路セクションを前記遅延路に選択的に挿入するよう
に前記スイッチング素子を動作させる遅延調整回路を含
み、前記遅延調整回路はそれぞれ対向する動作位置に前
記各対のスイッチング素子を常時保持するように動作可
能であり、かつ前記遅延調整回路は前記制御信号に応答
して複数の前記遅延ユニットを逐次的に選択し、かつ関
連した遅延ユニットを逐次的に選択するとほぼ同時に、
前記スイッチング素子の対の動作位置を逆転させること
を特徴とする第7項記載のフェーズ・ロックド・ループ
回路。
出器と前記スイッチング素子との間に接続されて、前記
遅延路セクションを前記遅延路に選択的に挿入するよう
に前記スイッチング素子を動作させる遅延調整回路を含
み、前記遅延調整回路はそれぞれ対向する動作位置に前
記各対のスイッチング素子を常時保持するように動作可
能であり、かつ前記遅延調整回路は前記制御信号に応答
して複数の前記遅延ユニットを逐次的に選択し、かつ関
連した遅延ユニットを逐次的に選択するとほぼ同時に、
前記スイッチング素子の対の動作位置を逆転させること
を特徴とする第7項記載のフェーズ・ロックド・ループ
回路。
【0046】(9)前記遅延素子はインバータであり、
前記遅延調整回路は複数のビットを有する直列双方向シ
フト・レジスタを含み、前記各ビットは各スイッチング
素子の対における前記両スイッチング素子に接続され、
各スイッチング素子対の一方の前記スイッチング素子は
関連するビットがクリアされたときたときに閉成され、
かつ関連するビットがセットされたときに開放され、各
前記スイッチング素子の対における他方の前記スイッチ
ング素子は関連するビットがセットされたときに閉成さ
れ、かつ関連するビットがクリアされたときに開放さ
れ、前記直列双方向シフト・レジスタは、データを左方
向へシフトするのか、又は右方向へシフトするのかを制
御する制御入力を有し、前記位相検出器の前記D型フリ
ップ・フロップは前記制御信号を供給する出力を有し、
前記D型フリップ・フロップの出力は前記直列双方向シ
フト・レジスタの前記制御入力に接続されて前記直列双
方向シフト・レジスタに前記制御信号を供給し、前記直
列双方向シフト・レジスタは右方向へシフトされるべき
データ用の第1のデータ入力を有し、かつ左方向へシフ
トされるべきデータ用の第2のデータ入力を有し、前記
データ入力のうちの一方はクリア状態に保持され、前記
データ入力のうちの他方はセット状態に保持されること
を特徴とする第8項記載のフェーズ・ロックド・ループ
回路。
前記遅延調整回路は複数のビットを有する直列双方向シ
フト・レジスタを含み、前記各ビットは各スイッチング
素子の対における前記両スイッチング素子に接続され、
各スイッチング素子対の一方の前記スイッチング素子は
関連するビットがクリアされたときたときに閉成され、
かつ関連するビットがセットされたときに開放され、各
前記スイッチング素子の対における他方の前記スイッチ
ング素子は関連するビットがセットされたときに閉成さ
れ、かつ関連するビットがクリアされたときに開放さ
れ、前記直列双方向シフト・レジスタは、データを左方
向へシフトするのか、又は右方向へシフトするのかを制
御する制御入力を有し、前記位相検出器の前記D型フリ
ップ・フロップは前記制御信号を供給する出力を有し、
前記D型フリップ・フロップの出力は前記直列双方向シ
フト・レジスタの前記制御入力に接続されて前記直列双
方向シフト・レジスタに前記制御信号を供給し、前記直
列双方向シフト・レジスタは右方向へシフトされるべき
データ用の第1のデータ入力を有し、かつ左方向へシフ
トされるべきデータ用の第2のデータ入力を有し、前記
データ入力のうちの一方はクリア状態に保持され、前記
データ入力のうちの他方はセット状態に保持されること
を特徴とする第8項記載のフェーズ・ロックド・ループ
回路。
【0047】(10)周期的な第1及び第2のディジタ
ル波形間の位相関係を検出する位相検出器において、一
対の交差接続されたNANDゲ−トであって、そのうち
の一方が前記第1のディジタル波形用の入力を有し、そ
のうちの他方が前記第2のディジタル波形用の入力を有
し、それぞれ出力を有する前記交差接続されたNAND
ゲ−トと、前記交差接続されたNANDゲ−トの両入力
に接続され、前記交差接続されたNANDゲ−トの出力
のうちの一方に接続されたフリップ・フロップとを備え
ていることを特徴とする位相検出器。
ル波形間の位相関係を検出する位相検出器において、一
対の交差接続されたNANDゲ−トであって、そのうち
の一方が前記第1のディジタル波形用の入力を有し、そ
のうちの他方が前記第2のディジタル波形用の入力を有
し、それぞれ出力を有する前記交差接続されたNAND
ゲ−トと、前記交差接続されたNANDゲ−トの両入力
に接続され、前記交差接続されたNANDゲ−トの出力
のうちの一方に接続されたフリップ・フロップとを備え
ていることを特徴とする位相検出器。
【0048】(11)前記フリップ・フロップはクロッ
ク入力及びデータ入力を有するD型フリップ・フロップ
であり、前記位相検出器は前記他方の交差接続されたD
ゲ−トの前記出力に接続された一方の入力を有し、前記
他方の交差接続されたDゲ−トの前記入力に接続された
他方の入力を有するANDゲートを含み、前記位相検出
器は更に一つの入力及び一つの出力を有し、かつ前記入
力と前記出力との間に固定伝搬遅延量を発生させる固定
遅延素子を含み、前記一方のNAND ゲ−トの前記入力
は前記固定遅延素子の前記入力に接続され、前記固定遅
延素子の出力は前記D型フリップ・フロップのクロック
入力に接続され、前記ANDゲートは前記D型フリップ
・フロップの前記データ入力に接続された出力を有する
ことを特徴とする第10項記載の位相検出器回路。
ク入力及びデータ入力を有するD型フリップ・フロップ
であり、前記位相検出器は前記他方の交差接続されたD
ゲ−トの前記出力に接続された一方の入力を有し、前記
他方の交差接続されたDゲ−トの前記入力に接続された
他方の入力を有するANDゲートを含み、前記位相検出
器は更に一つの入力及び一つの出力を有し、かつ前記入
力と前記出力との間に固定伝搬遅延量を発生させる固定
遅延素子を含み、前記一方のNAND ゲ−トの前記入力
は前記固定遅延素子の前記入力に接続され、前記固定遅
延素子の出力は前記D型フリップ・フロップのクロック
入力に接続され、前記ANDゲートは前記D型フリップ
・フロップの前記データ入力に接続された出力を有する
ことを特徴とする第10項記載の位相検出器回路。
【0049】(12)調整可能な伝搬遅延量を信号路に
選択的に挿入するディジタル遅延線において、複数の個
別的な遅延ユニットであって、前記信号路に選択的に挿
入可能な複数の遅延路セクションを定めるように協調し
た動作が可能な前記複数の個別的な遅延ユニットを含
み、前記各遅延ユニットは第1及び第2の遅延素子を含
み、前記各遅延素子は1入力及び1出力を有し、前記各
遅延素子は前記入力と前記出力との間に伝搬遅延を発生
させ、かつ、前記遅延ユニットは、更に開放位置及び閉
成位置に切り換え可能な一対の前記第1及び第2のスイ
ッチング素子を含み、前記第1のスイッチング素子は前
記遅延素子間に配列されて前記第1の遅延素子の前記出
力を前記第2の遅延素子の前記入力に選択的に接続さ
せ、かつ前記第2のスイッチング素子は前記第2の遅延
素子の前記入力に接続されて前記第2の遅延素子の入力
を他の前記遅延ユニットに選択的に接続させることを特
徴とするディジタル遅延線。
選択的に挿入するディジタル遅延線において、複数の個
別的な遅延ユニットであって、前記信号路に選択的に挿
入可能な複数の遅延路セクションを定めるように協調し
た動作が可能な前記複数の個別的な遅延ユニットを含
み、前記各遅延ユニットは第1及び第2の遅延素子を含
み、前記各遅延素子は1入力及び1出力を有し、前記各
遅延素子は前記入力と前記出力との間に伝搬遅延を発生
させ、かつ、前記遅延ユニットは、更に開放位置及び閉
成位置に切り換え可能な一対の前記第1及び第2のスイ
ッチング素子を含み、前記第1のスイッチング素子は前
記遅延素子間に配列されて前記第1の遅延素子の前記出
力を前記第2の遅延素子の前記入力に選択的に接続さ
せ、かつ前記第2のスイッチング素子は前記第2の遅延
素子の前記入力に接続されて前記第2の遅延素子の入力
を他の前記遅延ユニットに選択的に接続させることを特
徴とするディジタル遅延線。
【0050】(13)複数の遅延ユニットにおける第1
の遅延ユニットの前記第1の遅延素子の前記入力は前記
ディジタル遅延線の入力を定め、前記第1の遅延ユニッ
トの前記第2の遅延素子の前記出力は前記ディジタル遅
延線の出力を定め、前記複数の遅延ユニットは連鎖状構
造に配列され、更なる前記遅延ユニットは前記第1の遅
延ユニットの前記第1の遅延素子の出力に接続した前記
第1の遅延素子の入力を有し、前記更なる遅延ユニット
は、前記第1の遅延ユニットの前記第2のスイッチング
素子を介して前記第1の遅延ユニットの前記第2の遅延
素子の入力に接続された前記第2の遅延素子の出力を有
することを特徴とする第12項記載のディジタル遅延
線。
の遅延ユニットの前記第1の遅延素子の前記入力は前記
ディジタル遅延線の入力を定め、前記第1の遅延ユニッ
トの前記第2の遅延素子の前記出力は前記ディジタル遅
延線の出力を定め、前記複数の遅延ユニットは連鎖状構
造に配列され、更なる前記遅延ユニットは前記第1の遅
延ユニットの前記第1の遅延素子の出力に接続した前記
第1の遅延素子の入力を有し、前記更なる遅延ユニット
は、前記第1の遅延ユニットの前記第2のスイッチング
素子を介して前記第1の遅延ユニットの前記第2の遅延
素子の入力に接続された前記第2の遅延素子の出力を有
することを特徴とする第12項記載のディジタル遅延
線。
【0051】(14)付加的な複数の前記遅延ユニット
は前記連鎖状構造内に設けられ、前記付加的な各遅延ユ
ニットは、前記第1の遅延ユニットに前記更なる遅延ユ
ニットを接続する形式により、前に隣接する遅延ユニッ
トに接続されていることを特徴とする第13項記載のデ
ィジタル遅延線。
は前記連鎖状構造内に設けられ、前記付加的な各遅延ユ
ニットは、前記第1の遅延ユニットに前記更なる遅延ユ
ニットを接続する形式により、前に隣接する遅延ユニッ
トに接続されていることを特徴とする第13項記載のデ
ィジタル遅延線。
【0052】(15)前記ディジタル遅延線は前記スイ
ッチング素子に接続されて複数の前記遅延路セクション
を前記信号路に選択的に挿入するように複数の前記スイ
ッチング素子を動作させる遅延調整回路を含み、前記遅
延調整回路は前記各対のスイッチング素子をそれぞれ逆
動作位置に常時保持するように動作し、前記遅延調整回
路は複数の前記遅延ユニットを逐次的に選択し、かつ関
連する遅延ユニットの逐次的な選択とほぼ同時に、前記
スイッチング素子の対の動作位置を逆転させるように動
作することを特徴とする第13項記載のディジタル遅延
線。
ッチング素子に接続されて複数の前記遅延路セクション
を前記信号路に選択的に挿入するように複数の前記スイ
ッチング素子を動作させる遅延調整回路を含み、前記遅
延調整回路は前記各対のスイッチング素子をそれぞれ逆
動作位置に常時保持するように動作し、前記遅延調整回
路は複数の前記遅延ユニットを逐次的に選択し、かつ関
連する遅延ユニットの逐次的な選択とほぼ同時に、前記
スイッチング素子の対の動作位置を逆転させるように動
作することを特徴とする第13項記載のディジタル遅延
線。
【0053】(16)前記遅延素子はインバータであ
り、前記遅延調整回路は複数のビットを有する直列双方
向シフト・レジスタを含み、前記各ビットは各スイッチ
ング素子の対の前記両スイッチング素子に接続され、各
対のうちの一方の前記スイッチング素子は関連するビッ
トがクリアされたときに閉成され、かつ関連するビット
がセットされたときに開放され、前記各対のうちの他方
の前記スイッチング素子は関連するビットがセットされ
たときに閉成され、かつ関連するビットがクリアされた
ときに開放され、前記直列双方向シフト・レジスタは、
データを左方向へシフトするのか、又は右方向へシフト
するのかを制御する制御入力を有し、前記直列双方向シ
フト・レジスタは右方向へシフトさせるデータ用の第1
のデータ入力を有し、かつ左方向へシフトさせるデータ
用の第2のデータ入力を有し、前記データ入力の一方は
クリア状態に保持され、前記データ入力の他方はセット
状態に保持されることを特徴とする第15項記載のディ
ジタル遅延線。
り、前記遅延調整回路は複数のビットを有する直列双方
向シフト・レジスタを含み、前記各ビットは各スイッチ
ング素子の対の前記両スイッチング素子に接続され、各
対のうちの一方の前記スイッチング素子は関連するビッ
トがクリアされたときに閉成され、かつ関連するビット
がセットされたときに開放され、前記各対のうちの他方
の前記スイッチング素子は関連するビットがセットされ
たときに閉成され、かつ関連するビットがクリアされた
ときに開放され、前記直列双方向シフト・レジスタは、
データを左方向へシフトするのか、又は右方向へシフト
するのかを制御する制御入力を有し、前記直列双方向シ
フト・レジスタは右方向へシフトさせるデータ用の第1
のデータ入力を有し、かつ左方向へシフトさせるデータ
用の第2のデータ入力を有し、前記データ入力の一方は
クリア状態に保持され、前記データ入力の他方はセット
状態に保持されることを特徴とする第15項記載のディ
ジタル遅延線。
【0054】(17)前記遅延素子はインバータであ
り、複数の前記遅延ユニットは連鎖状構造内に配列され
ており、前記第1の遅延ユニットは他の前記遅延ユニッ
トの前記第1のインバータの出力に接続された前記第1
のインバータの入力を有し、前記第1の遅延ユニット
は、前記他の遅延ユニットの前記第2のスイッチング素
子を介して前記他の遅延ユニットの前記第2のインバー
タの入力に接続された前記第2のインバータの出力を有
し、前記他の遅延ユニットの前記第1のインバータの入
力及び前記第2のインバータの出力は直列に配列されて
前記遅延路セクションが選択的に挿入可能なリング・オ
シレータとして前記ディジタル遅延線を構築する更なる
インバータを有することを特徴とする第12項記載のデ
ィジタル遅延線。
り、複数の前記遅延ユニットは連鎖状構造内に配列され
ており、前記第1の遅延ユニットは他の前記遅延ユニッ
トの前記第1のインバータの出力に接続された前記第1
のインバータの入力を有し、前記第1の遅延ユニット
は、前記他の遅延ユニットの前記第2のスイッチング素
子を介して前記他の遅延ユニットの前記第2のインバー
タの入力に接続された前記第2のインバータの出力を有
し、前記他の遅延ユニットの前記第1のインバータの入
力及び前記第2のインバータの出力は直列に配列されて
前記遅延路セクションが選択的に挿入可能なリング・オ
シレータとして前記ディジタル遅延線を構築する更なる
インバータを有することを特徴とする第12項記載のデ
ィジタル遅延線。
【0055】(18)前記第1のインバータの入力と前
記他の遅延ユニットの前記第2のインバータの出力との
間に前記更なるインバータと直列に配列されて前記第1
のインバータの入力と前記他の遅延ユニットの前記第2
のインバータの出力との間に前記更なるインバータを選
択的に挿入して、かつ電気的に直列接続させる、及び切
り離すようにさせるスイッチング素子を含むことを特徴
とする第17項記載のディジタル遅延線。
記他の遅延ユニットの前記第2のインバータの出力との
間に前記更なるインバータと直列に配列されて前記第1
のインバータの入力と前記他の遅延ユニットの前記第2
のインバータの出力との間に前記更なるインバータを選
択的に挿入して、かつ電気的に直列接続させる、及び切
り離すようにさせるスイッチング素子を含むことを特徴
とする第17項記載のディジタル遅延線。
【0056】(19)付加的な複数の前記遅延ユニット
は前記連鎖状構造に設けられ、前記付加的な各遅延ユニ
ットは、前記第第1の遅延ユニットを前記他の遅延ユニ
ットに接続する形式により、前に隣接する遅延ユニット
に接続されていることを特徴とする第17項記載のディ
ジタル遅延線。
は前記連鎖状構造に設けられ、前記付加的な各遅延ユニ
ットは、前記第第1の遅延ユニットを前記他の遅延ユニ
ットに接続する形式により、前に隣接する遅延ユニット
に接続されていることを特徴とする第17項記載のディ
ジタル遅延線。
【0057】(20)それぞれが一連の交互的なパルス
立ち上りエッジ及びパルス下降エッジを含む一対の周期
的なディジタル波形を同期させる方法において、調整可
能な伝搬遅延を有する遅延路を介して周期的な第1のデ
ィジタル波形を伝搬させるステップと、前記遅延路の出
力から周期的な第2のディジタル波形を得るステップ
と、前記第2のディジタル波形のエッジが最終的に連続
的に対応する次の前記第1のディジタル波形のエッジを
過ぎて時間シフトされるまで、前記遅延路の前記伝搬遅
延を連続して増加させるステップを含み、前記第2の波
形の前記エッジが1/2サイクル以下により前記第1の
波形の対応するエッジに追従するときでも、前記遅延路
の前記伝搬遅延を増加させるステップとを含むことを特
徴とする方法。
立ち上りエッジ及びパルス下降エッジを含む一対の周期
的なディジタル波形を同期させる方法において、調整可
能な伝搬遅延を有する遅延路を介して周期的な第1のデ
ィジタル波形を伝搬させるステップと、前記遅延路の出
力から周期的な第2のディジタル波形を得るステップ
と、前記第2のディジタル波形のエッジが最終的に連続
的に対応する次の前記第1のディジタル波形のエッジを
過ぎて時間シフトされるまで、前記遅延路の前記伝搬遅
延を連続して増加させるステップを含み、前記第2の波
形の前記エッジが1/2サイクル以下により前記第1の
波形の対応するエッジに追従するときでも、前記遅延路
の前記伝搬遅延を増加させるステップとを含むことを特
徴とする方法。
【0058】(21)前記第2のディジタル波形のエッ
ジが所定の時間量以下により前記第1のディジタル波形
の対応するエッジに追従するときは、前記遅延路の前記
伝搬遅延を減少させるステップを含むことを特徴とする
第20項記載の方法。
ジが所定の時間量以下により前記第1のディジタル波形
の対応するエッジに追従するときは、前記遅延路の前記
伝搬遅延を減少させるステップを含むことを特徴とする
第20項記載の方法。
【0059】(22)電子装置において、複数の相互接
続された集積回路チップを備え、全ての前記集積回路チ
ップは、一連の交互的なパルス立ち上りエッジ及びパル
ス下降エッジを有する一つのシステム・クロック信号が
供給されるように接続され、前記各集積回路チップはフ
ェーズ・ロックド・ループ回路を有し、前記フェーズ・
ロックド・ループ回路は前記システム・クロック信号用
の入力を有し、かつ1出力を有する遅延路を定める手段
を含み、前記遅延路は前記入力と前記出力との間に調整
可能な伝搬遅延量を発生させ、前記遅延路は前記出力か
ら、一連の互的なパルス立ち上りエッジ及びパルス下降
エッジを有し、かつ前記集積回路チップ上の動作回路を
駆動するチップ・クロック信号を供給し、前記チップ・
クロック信号は前記遅延路により発生する遅延のために
前記システム・クロック信号に対して時間シフトされ、
前記フェーズ・ロックド・ループ回路は前記システム・
クロック信号と前記チップ・クロック信号との間の位相
関係を検出する位相検出器を更に含み、前記位相検出器
は前記システム・クロック信号及び前記チップ・クロッ
ク信号を印加するための複数の入力を有し、前記遅延路
は前記位相検出器に接続されて前記検出された位相関係
に基づいて前記位相検出器から制御信号を受け取り、か
つ前記遅延路は前記制御信号に応答して前記伝搬遅延量
を調整させ、前記位相検出器は、前記チップ・クロック
信号のエッジが1/2サイクル以下により対応する前記
システム・クロック信号のエッジに追従する時点で、最
終的に連続的に対応する次の前記チップ・クロック信号
のエッジを過ぎて時間シフトされるまで、前記遅延路に
その伝搬遅延量を増加させる第1の制御信号を出力する
制御回路を含むことを特徴とするフェーズ・ロックド・
ループ回路。
続された集積回路チップを備え、全ての前記集積回路チ
ップは、一連の交互的なパルス立ち上りエッジ及びパル
ス下降エッジを有する一つのシステム・クロック信号が
供給されるように接続され、前記各集積回路チップはフ
ェーズ・ロックド・ループ回路を有し、前記フェーズ・
ロックド・ループ回路は前記システム・クロック信号用
の入力を有し、かつ1出力を有する遅延路を定める手段
を含み、前記遅延路は前記入力と前記出力との間に調整
可能な伝搬遅延量を発生させ、前記遅延路は前記出力か
ら、一連の互的なパルス立ち上りエッジ及びパルス下降
エッジを有し、かつ前記集積回路チップ上の動作回路を
駆動するチップ・クロック信号を供給し、前記チップ・
クロック信号は前記遅延路により発生する遅延のために
前記システム・クロック信号に対して時間シフトされ、
前記フェーズ・ロックド・ループ回路は前記システム・
クロック信号と前記チップ・クロック信号との間の位相
関係を検出する位相検出器を更に含み、前記位相検出器
は前記システム・クロック信号及び前記チップ・クロッ
ク信号を印加するための複数の入力を有し、前記遅延路
は前記位相検出器に接続されて前記検出された位相関係
に基づいて前記位相検出器から制御信号を受け取り、か
つ前記遅延路は前記制御信号に応答して前記伝搬遅延量
を調整させ、前記位相検出器は、前記チップ・クロック
信号のエッジが1/2サイクル以下により対応する前記
システム・クロック信号のエッジに追従する時点で、最
終的に連続的に対応する次の前記チップ・クロック信号
のエッジを過ぎて時間シフトされるまで、前記遅延路に
その伝搬遅延量を増加させる第1の制御信号を出力する
制御回路を含むことを特徴とするフェーズ・ロックド・
ループ回路。
【0060】(23)周期的な第1のディジタル波形に
調整可能な伝搬遅延を有する遅延路(13)を介して前
記第1の波形を伝搬させることにより得た周期的な第2
のディジタル波形を同期させる高性能ディジタル・フェ
ーズ・ロックド・ループ。開示した解決方法では、前記
第2のディジタル波形のエッジ(43)が1/2サイク
ル以下により対応する前記第1のディジタル波形のエッ
ジ(45)に追従していても、前記遅延路の遅延を増加
させる。この遅延は、最終的に、時間シフトにより前記
第2のディジタル波形のエッジが次に対応する前記第1
のディジタル波形のエッジ(49)を過ぎるまで、増加
され続ける。
調整可能な伝搬遅延を有する遅延路(13)を介して前
記第1の波形を伝搬させることにより得た周期的な第2
のディジタル波形を同期させる高性能ディジタル・フェ
ーズ・ロックド・ループ。開示した解決方法では、前記
第2のディジタル波形のエッジ(43)が1/2サイク
ル以下により対応する前記第1のディジタル波形のエッ
ジ(45)に追従していても、前記遅延路の遅延を増加
させる。この遅延は、最終的に、時間シフトにより前記
第2のディジタル波形のエッジが次に対応する前記第1
のディジタル波形のエッジ(49)を過ぎるまで、増加
され続ける。
【図1】本発明によるディジタルPLL回路を示すブロ
ック図。
ック図。
【図2】図1の位相検出器の一実施例の回路図。
【図3】Aは図1のディジタル遅延線の一実施例の回路
図。Bは図3Aの遅延線の個別的な遅延ユニットの回路
図。Cは図3Aの遅延線をリング・オシレータとして構
築可能にする方法を示す図。Dは図3Aの遅延線をリン
グ・オシレータとして構築可能にする方法を示す図。
図。Bは図3Aの遅延線の個別的な遅延ユニットの回路
図。Cは図3Aの遅延線をリング・オシレータとして構
築可能にする方法を示す図。Dは図3Aの遅延線をリン
グ・オシレータとして構築可能にする方法を示す図。
【図4】図2の位相検出器の動作を示すタイミング図。
【図5】多重IC装置により実施された図1のPLL回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
10 PLL回路 11 位相検出器 13 遅延路 15 ディジタル遅延線 17 クロック信号分配回路 25 D型フリップ・フロップ 27 固定遅延素子 29 双方向シフト・レジスタ 31 遅延ユニット 33、35 インバータ 37、39 パス・ゲ−ト
フロントページの続き (72)発明者 スタンリィ シー.キーニィ アメリカ合衆国テキサス州ダラス,シンフ ォニィ レーン 6429 (72)発明者 ロバート シー.マーチン アメリカ合衆国テキサス州ダラス,ノウル ビュー 14912 (72)発明者 ヨシノリ サトウ アメリカ合衆国テキサス州プラノ,プレス トン 6820,アパートメント ナンバー 324 (72)発明者 サムエル エス.ケイ.ラ アメリカ合衆国テキサス州ダラス,ウオル ナット ストリート 9831,アパートメン ト ナンバー ピー304
Claims (2)
- 【請求項1】 一連の交互的なパルス立ち上りエッジ及
びパルス下降エッジを有する第1のクロック信号と第2
のクロック信号との間の位相関係を検出する位相検出器
であって、前記第1及び第2のクロック信号が印加され
る入力を有する前記位相検出器と、 前記第1のクロック信号用の入力を有し、かつ1出力を
有する遅延路を定める手段であって、前記遅延路が前記
入力と前記出力との間で伝搬遅延量の調整をし、前記第
2のクロック信号が前記遅延路の出力で発生され、前記
第2のクロック信号が前記遅延路により発生した遅延の
ために前記第1のクロック信号に対して時間シフトさ
れ、前記遅延路が前記位相検出器に接続されて前記位相
関係に基づき検出された制御信号を受け取り、かつ前記
遅延路が前記制御信号に応答して前記伝搬遅延量を調整
する前記手段とを備え、 前記位相検出器は、前記第2のクロック信号のエッジが
最終的に1/2サイクル以下により対応する前記第1の
クロック信号のエッジに追従する時点で、前記第2のク
ロック信号の前記エッジが連続的に対応する次の前記第
1のクロック信号のエッジを過ぎて時間シフトされるま
で、前記遅延路に前記伝搬遅延量を増加させる第1の制
御信号を出力する制御回路を含むことを特徴とするフェ
ーズ・ロックド・ループ回路。 - 【請求項2】 それぞれが一連の交互的なパルス立ち上
りエッジ及びパルス下降エッジを含む一対の周期的なデ
ィジタル波形を同期させるディジタル波形の同期方法に
おいて、 調整可能な伝搬遅延を有する遅延路を介して周期的な第
1のディジタル波形を伝搬させるステップと、 前記遅延路の出力から周期的な第2のディジタル波形を
得るステップと、 前記第2のディジタル波形のエッジが最終的に連続的に
対応する次の前記第1のディジタル波形のエッジを過ぎ
て時間シフトされるまで、前記遅延路の前記伝搬遅延を
連続して増加させるステップを含み、前記第2の波形の
前記エッジが1/2サイクル以下により前記第1の波形
の対応するエッジに追従するときでも、前記遅延路の前
記伝搬遅延を増加させるステップとを含むことを特徴と
する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/898,981 US5355037A (en) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | High performance digital phase locked loop |
| US898981 | 1992-06-15 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07106958A true JPH07106958A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=25410335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5142258A Pending JPH07106958A (ja) | 1992-06-15 | 1993-06-14 | フェーズ・ロックド・ループ回路及びディジタル波形の同期方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5355037A (ja) |
| JP (1) | JPH07106958A (ja) |
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