JPH0710703A - 動物忌避材料及び忌避方法 - Google Patents

動物忌避材料及び忌避方法

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JPH0710703A
JPH0710703A JP18434493A JP18434493A JPH0710703A JP H0710703 A JPH0710703 A JP H0710703A JP 18434493 A JP18434493 A JP 18434493A JP 18434493 A JP18434493 A JP 18434493A JP H0710703 A JPH0710703 A JP H0710703A
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animal
repelling
animal repellent
resin
composition
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JP18434493A
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English (en)
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Kimisato Hamano
公里 浜野
Kenji Nagata
健二 永田
Takao Iwata
隆男 岩田
Keishin Okui
敬信 奥井
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Nippon Kayaku Co Ltd
Shinto Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Shinto Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 忌避剤の効力を長期にわたって十分に保持
し、しかも人が直接忌避剤に接触することを防止できる
動物忌避材料にある。 【構成】 動物忌避組成物を、動物忌避対象物に混合す
るか、又はその表面に塗付した後、さらに表面に上塗り
塗料組成物を塗り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に脊椎動物、哺乳類
等の動物に対する忌避性能と人間に対する安全性を両立
させた動物忌避材料及び動物忌避方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスのOA化、ビルのインテ
リジェント化が進む都市構造の変化に伴い、配線、ケー
ブル、電気、情報機器、および包装資材、建築物の構造
物等に、鼠等が齧る、いわゆる咬害が重大な事故、甚大
な経済的損失をもたらしている。また、衛生上の面で
も、尿、糞、等の臭害、更にはこれ等が媒介してダニ、
ノミ、バクテリアがもたらす伝染病の被害に至らしめ
る。これ等の事前防護策を行うために、様々な手法が開
発され、実施されているが、これらの中で動物忌避剤を
含有した動物忌避組成物を動物忌避対象物の表面に塗付
したり、動物忌避対象物に練り込んで、咬害を防ぐ方法
も実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の材料
に用いられる動物忌避剤類は抗生物質とか、強刺激性の
物質であるなど、それぞれの特徴を持っていて、その効
果と安全性を高めるために、動物忌避剤をマイクロカプ
セルに封じた動物忌避組成物が提案されている。
【0004】しかしながら、かかる動物忌避剤をマイク
ロカプセルに封じた動物忌避組成物を動物忌避対象物の
表面に塗付して動物忌避被膜を形成したり、動物忌避対
象物に練り込んだ場合、マイクロカプセルは動物忌避被
膜、或いは動物忌避対象物の表面に点在したり、一部の
マイクロカプセルは機械的に破壊して動物忌避剤が全体
に拡散したりして、これに人の皮膚が触れると、遊離し
た動物忌避剤やマイクロカプセルが壊れて流出した動物
忌避剤が皮膚に影響を与える恐れを有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するため鋭意研究の結果、動物忌避組成物を塗付し
て形成した動物忌避被膜或いは、動物忌避組成物を混合
した忌避対象物の表面に、さらに動物忌避剤を含まない
被膜を形成した場合、動物忌避剤の安定維持を長期に十
分に行え、しかも、人が直接動物忌避剤に接触する恐れ
を防ぐことができるなど、従来の欠点を解決できること
を見いだし、この知見に基づき本発明を完成させた。
【0006】本発明は、動物忌避組成物を、動物忌避対
象物に混合するか、又はその表面に塗付したのち、さら
にその表面に上塗り塗料組成物を塗り付けたことを特徴
とする動物忌避材料及びその方法に関する。
【0007】本発明で用いる動物忌避組成物は、動物忌
避剤のマイクロカプセル、或いはこのマイクロカプセル
と樹脂を含有させたもので、その使用に当たっては、動
物忌避対象物に混合するか、又はその表面に塗付して乾
燥させ動物忌避被膜を形成させるものである。
【0008】かくして形成された動物忌避材料或いは動
物忌避被膜中にはマイクロカプセルが点在して、固定化
される。鼠などの動物が塗付してある塗膜を齧るため、
歯を入れた時点で、カプセルが壊れ、動物忌避剤が放出
され、齧りを止める、つまり忌避効果が出るのである。
【0009】本発明においては動物忌避組成物は、動物
忌避対象物に混合・練り込みされるか、或いは動物忌避
対象物の表面に塗付される。
【0010】従って前者の方法を採用する場合の動物忌
避組成物(練り込み型動物忌避組成物)と後者の方法を
採用する場合の動物忌避組成物(塗付型動物忌避組成
物)は、その組成が若干異なるものとなる。
【0011】すなわち、練り込み型動物忌避組成物は、
動物忌避対象物に、練り込むだけなのでその主成分は後
記のような動物忌避剤のマイクロカプセルだけでよい
が、塗付型動物忌避組成物は、これを動物忌避対象物の
表面に塗付して付着させ、動物忌避被膜を形成させなけ
ればならないので、動物忌避剤のマイクロカプセルに加
えてバインダー成分としての役割を果たす樹脂成分が必
要になる。
【0012】本発明の塗付型動物忌避組成物は、有機溶
剤溶液または分散液の形態としての溶剤系樹脂、あるい
は水性エマルションまたは水性溶液の形態での水系樹脂
等の樹脂を99〜50重量部(固形分として)、動物忌
避剤のマイクロカプセルを1〜50重量部の割合で含有
させる。
【0013】動物忌避剤のマイクロカプセルの含有割合
が、1重量部より少ないと、動物忌避効果が低下し、ま
た塗付したときの膜厚のバラツキで膜厚が薄くなると、
面積当たりの量が減少することもある。
【0014】一方動物忌避剤のマイクロカプセルの量を
多くするほど動物忌避効果は大きいが、50重量部を越
すと塗付膜の強度、動物忌避対象物に対する付着力の低
下が著しく、経済的にも問題がある。
【0015】本発明に用いる動物忌避剤は動物忌避効果
を有するものであれば制限されないが、特にカプサイシ
ン類及び/又はシクロヘキシミドが好ましい。
【0016】本発明で用いられるカプサイシン類は式
【0017】
【化1】
【0018】(式中Rは炭素数7〜12のアルキル基、
又はアルケニル基を示す)で示されるものである。
【0019】式(1)のRの内より好ましいものは以下
のような炭素数が7〜10のRのものが挙げられるがこ
れらに限定される訳ではない。
【0020】すなわち、RがCH3 (CH26 −のも
の(カプリリックアシドバニリルアミド)、RがCH3
(CH27 −のもの(ノナノイルバニリルアミド)、
RがCH3 (CH28 −のもの(デシリックアシドバ
ニリルアミド)、Rが(CH32 CH(CH25
のもの(ノルジヒドロカプサイシンI)、Rが(CH
32 CH(CH26 −のもの(ジヒドロカプサイシ
ン)、Rが(CH32CH(CH27 −のもの(ホ
モジヒドロカプサイシンI)、RがCH3 CH2CH
(CH3 )(CH24 −のもの(ノルジヒドロカプサ
イシンII)、RがCH3 CH2 CH(CH3 )(CH
26 −のもの(ホモジヒドロカプサイシンII)、Rが
(CH32 CHCH=CH(CH24 −のもの(カ
プサイシン)、Rが(CH32 CHCH2 CH=CH
(CH24 −のもの(ホモカプサイシンI)、RがC
3 CH2 CH(CH3 )CH=CH(CH24 −の
もの(ホモカプサイシンII)である。
【0021】本発明の式(1)の化合物はトウガラシか
ら抽出することもでき、当該トウガラシ抽出物は以下の
ようにして得ることができる。乾燥し、粉砕したトウガ
ラシをメタノール、エタノール等のアルコール系溶剤、
エチルエーテル等のエーテル系溶剤、アセトン等のケト
ン系溶剤、ベンゼン等の芳香族系溶剤、ジクロルエタ
ン、クロロホルム等の塩素系溶剤等で抽出し、濾過した
後、濾液をエバポレーターで加熱、減圧して溶剤を留去
し、トウガラシ抽出物を得る。また、この抽出物をシリ
カゲルまたはアルミナ等を使用したカラムクロマトグラ
フィを利用してより高濃度のカプサイシン類を含むトウ
ガラシ抽出物を得ることができる。
【0022】本発明で使用するマイクロカプセルを調整
するためのマイクロカプセル化技術は特に限定されず、
一般的に知られているところの例えばカプセル化される
側の動物忌避剤を含む芯物質に膜材を溶解してこれを不
溶の分散媒中に分散させ、撹拌しながら分散媒に可溶の
反応材を添加して分散粒子の表面で両者を反応させて芯
物質を内包した高分子のカプセル膜を形成せしめる界面
重合法、或いは分散粒子か分散媒のどちらか一方のみか
ら膜材が供給され分散粒子の表面でカプセル膜が形成さ
れる In situ 重合法、その他、コアセルベーション
法、液中硬化被覆法(オリフィス法)、液中乾燥法、噴
霧・造粒法等の何れの方法でマイクロカプセル化しても
よい。マイクロカプセルの粒径は通常平均粒径5〜50
μmのものを使用するが、この範囲に限定されない。ま
た、本発明で使用できるマイクロカプセル中の動物忌避
剤の含有量は通常1重量%以上、好ましくは5〜80重
量%である。尚膜材としては例えば多価イソシアネート
類と多価アミンとの反応により得られるポリウレタン膜
が挙げられる。
【0023】本発明の塗付型動物忌避組成物に用いられ
る樹脂としては、溶剤系樹脂或いは水系樹脂が用いられ
る。溶剤系樹脂として例えば油長45〜80%の中〜長
油性アルキド樹脂、ビニル変性アルキド樹脂、フェノー
ル変性アルキド樹脂、シリコーン変性アルキド樹脂、ウ
レタン化アルキド樹脂、油変性ポリウレタン、ラッカー
型アクリル、NAD型アクリル、エステルガム・石油樹
脂・ボイル油混合樹脂等を挙げる事が出来る。また溶剤
としては上記の樹脂を溶解しうるもので安全衛生上の毒
性の低い有機溶剤(例えばアルコール系、エーテル系、
ケトン系、芳香族系等)、例えばミネラルスピリットを
使用する事ができる。
【0024】また水系樹脂としては例えばアクリル系エ
マルション樹脂(アクリル酸アルキルエステル共重合
物、アクリロニトリル・アクリル酸アルキルエステル共
重合物、スチレン・アクリル酸アルキルエステル共重合
物、スチレン・メタクリル酸アルキルエステル・アクリ
ル酸アルキルエステル共重合物、メタクリル酸アルキル
エステル・アクリル酸アルキルエステル共重合物、アク
リル酸メタクリル酸・アクリル酸アルキルエステル共重
合物、塩化ビニリデン・アクリル酸アルキルエステル共
重合物等)、ポリウレタンエマルション樹脂、エポキシ
エマルション樹脂、アクリル・酢酸ビニル共重合・エマ
ルション樹脂、エチレンアクリル変性エマルション樹
脂、酢酸ビニル・エチレン共重合エマルション樹脂、酢
酸ビニル・エチレン・塩化ビニル系エマルション樹脂、
酢酸ビニル・エチレン・アクリル系エマルション樹脂、
エチレン・塩化ビニル系エマルション樹脂、アルキドエ
マルション樹脂、エポキシエステルエマルション樹脂、
またそれぞれ樹脂を水性媒体に分散または溶解したもの
を用いる事ができる。
【0025】本発明の塗付型動物忌避組成物を塗付して
形成する塗膜の乾燥膜厚は、通常5〜200μmに調整
するがこれらに限定するわけではなく、動物忌避効果等
種々の条件、経済性を鑑み適宜調整すればよいものであ
る。
【0026】本発明の塗付型動物忌避組成物には、更
に、美装または塗付した場合の明示及び野外使用におけ
る、長期耐用の目的で着色剤や紫外線遮断剤も含有させ
ることができる。
【0027】着色剤としては、塗料に使用されている顔
料類であれば、いずれでも良く、例えば二酸化チタン、
カーボンブラック、黒色酸化鉄黒、黄鉛、黄色酸化鉄
黄、チタンイエロー、ハンザイエロー等の有機系黄色顔
料類、モリブデートオレンジ、ペリノンオレンジなどの
有機オレンジ系顔料類、ベンガラ、キナクリドン等の有
機・無機赤色顔料類、ジオキサンバイオレッド等の紫色
顔料類、コバルトブルー、紺青、群青、シアニンブルー
等の無機青色顔料、クロムグリーン、シアニングリーン
等の無機・有機緑系顔料、蛍光顔料、アルミニウム等の
金属粉顔料、等を挙げることができる。
【0028】またマイクロカプセルの劣化防止のための
紫外線遮断には紫外線吸収または光を反射するものを用
いれば良く、塗付膜中に二酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、タルク、硫酸バリウム、炭酸バリウム、カオリン等
の体質顔料、および紫外線吸収剤であるベンゾフェノン
系、ベンゾトリアジン系等の市販品を含有させることが
できる。
【0029】本発明で使用する上塗り塗料組成物は、動
物に対する忌避性能の維持向上と人に対する安全性確保
を両立させるためのものであり、動物忌避組成物を混
合、或いはその表面に塗付した動物忌避材料の表面に塗
付するもので、動物忌避剤を含有しない塗料組成物であ
る。
【0030】本発明において用いる上塗り塗料組成物は
常温乾燥などで成膜ができ動物忌避対象物に接着し、有
害物質でなく塗付し易い条件の樹脂或いはこれに顔料、
溶剤、水等を混合してなる塗料組成物であれば、いずれ
も用いることができる。
【0031】本発明で用いられる上塗り塗料組成物とし
ては、例えば、水系樹脂としてはアクリル系エマルショ
ン樹脂、ポリウレタンエマルション樹脂、エポキシエマ
ルション樹脂、酢酸ビニル系エマルション樹脂、酢酸ビ
ニル・エチレン・アクリル系樹脂、エポキシエステルエ
マルション樹脂、アルキドエマルション樹脂、等を用い
ることができる。
【0032】また溶剤系樹脂として、油長45〜80%
の中〜長油性アルキド樹脂、ビニル変性アルキド樹
脂、、フェノール変性アルキド樹脂、シリコーン変性ア
ルキド樹脂、ウレタン化アルキド樹脂、油変性ポリウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、NAD型アクリル樹脂、エス
テルガム、石油樹脂、ボイル油混合樹脂、、ポリウレタ
ン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン系樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリエステル樹脂、ブチラール樹脂、等を使用する
ことができる。
【0033】また本発明の上塗り塗料組成物には、前記
成分の他に、紫外線吸収剤または、遮断剤を加えて太陽
光から、忌避被膜の保護を更に長期化させることができ
る。
【0034】上塗り塗料組成物の塗付方法としては、刷
毛または、エアースプレー及びエアーゾールに充填して
塗付しても良く、動物忌避対象物の形状によっては、浸
漬塗装方法でも塗装できる。
【0035】また上塗り塗料組成物を塗付して形成する
塗膜の乾燥膜厚は10μm以下では保護効果が低下する
ので10μm以上あるのが望ましい。
【0036】本発明の動物忌避材料としては、電線、ケ
ーブル、ホース、パイプ、テープ、シート、ネット又は
プレート等の樹脂成形物、段ボール等であるが、これら
に限定されるわけではない。
【0037】
【実施例】以下実施例に基づき、詳細に説明する。
【0038】本発明に用いることができる動物忌避剤マ
イクロカプセル製剤の製剤例を示す。 製剤例 フタル酸ジオクチル51.5重量部にノナノイルバニリ
ルアミド80重量部を溶解し、これを、スチレン無水マ
レイン酸樹脂を少量の水酸化ナトリウムと共に溶解して
調製したpHが4.5の3重量%水溶液150重量部中
に加え、500ミリリットル容量の丸底フラスコに入
れ、長さ7cmの攪拌羽根を取り付け、分散液の温度8
5℃、回転数700rpmで30分間処理し、O/W型
のエマルションを調製した。一方、メラミンホルマリン
プレポリマー水溶液「スミレズレジン613」(商品
名、住友化学社製)の50重量%水溶液160重量部
を、上記エマルションに回転速度350rpmで攪拌し
ながら滴下し、70℃で3時間攪拌を続け、メラミン樹
脂膜の水中懸濁状マイクロカプセルを調製した。このマ
イクロカプセルの粒径は、5μm〜100μmの範囲に
94%あり、平均粒径は25μmであった。これをスプ
レードライヤーで乾燥し、ノナノイルバニリルアミドを
40重量%内包するマイクロカプセル剤を得た。
【0039】実施例 1 アクリルエマルション樹脂(水性エマルションで樹脂固
形分94重量部)を攪拌しながら造膜助剤として、ペン
タジオールモノイソブチレート4.9重量部を徐々に加
える。ついで上記製剤例のノナノイルバニリルアミドの
マイクロカプセルを1.1重量部加えて良く混合して、
本発明の水系塗付型動物忌避組成物を得た。この水系塗
付型動物忌避組成物を塩化ビニルシート(厚さ1mm)
に刷毛で乾燥膜厚20〜30μmになるように塗付し、
16時間以上自然乾燥させて試験素材を得た。次にこの
試験素材に、上塗り塗料組成物として一液型アクリル樹
脂液をキシレンで5重量%希釈し、刷毛で乾燥膜厚が5
〜10μm及び10〜20μmになるようそれぞれ塗付
し16時間以上自然乾燥させ咬害、皮膚の刺激性、動物
忌避剤の保護性につき試験した。尚、試験項目の内、咬
害については動物忌避組成物及び上塗り塗料組成物を塗
付しないシートを、またその他の試験項目については上
塗り塗料組成物を塗付しないシートを比較として試験し
た。結果を後記表1,表2に示す。
【0040】実施例 2 ミネラルスピリット可溶アクリル樹脂49.0重量部に
ミネラルスピリット50.5重量部を加え、混合する。
ついでシクロヘキシミドのマイクロカプセルを0.5重
量部加えて均一混合して、本発明の塗付型動物忌避組成
物を得た(樹脂/カプセル=98/1)。この溶剤系塗
付型動物忌避組成物を実施例1と同一の塩化ビニルシー
トにエアースプレーで乾燥膜厚20〜30μmになるよ
う塗付し、16時間以上自然乾燥させて試験素材を作成
した。この試験素材に、上塗り塗料組成物として水系・
アクリル・スチレンエマルション樹脂を刷毛で乾燥膜厚
が5〜10μm及び10〜20μmになるようにそれぞ
れ塗付し、16時間以上自然乾燥させ咬害、皮膚の刺激
性、動物忌避剤の保護性につき試験した。尚、試験項目
の内、咬害については動物忌避組成物及び上塗り塗料組
成物を塗付しないシートを、またその他の試験項目につ
いては上塗り塗料組成物を塗付しないシートを比較とし
て試験した。結果を後記表3,表4に示す。
【0041】実施例 3 塩ビ粉末と可塑剤及び安定剤に実施例1のマイクロカプ
セルを1.25重量%加え混練して、加熱溶融後電線に
被覆した動物忌避電線を試験素材とした。この被覆電線
に、実施例2の上塗り塗料組成物を刷毛で乾燥膜厚が5
〜10μm及び10〜20μmになるようにそれぞれ塗
付し、16時間以上自然乾燥させ咬害、皮膚の刺激性、
動物忌避剤の保護性につき試験した。尚、試験項目の
内、咬害については動物忌避組成物を混練しない電線
を、またその他の試験項目については上塗り塗料組成物
を塗付しない電線を比較として試験した。結果を後記表
5,表6に示す。
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】(注1)咬害程度 シートの動物忌避組成物及び上塗り塗料組成物を塗付し
た面を外側にして、二つに折り中にラット用固形餌料を
数個入れホチキスで周囲を止めて餌袋を作成した。同様
に無塗付の塩化ビニルシートで餌袋を作り比較対照とし
た。動物(ラット)を収容したケージに各々を1個ずつ
入れて一夜放置後餌袋を回収して咬害の程度を観察し
た。放置期間中は餌を与えず水のみとした。
【0049】−:ほとんど咬害無し ±:試験面積に対して咬害傷面積 3%以下 +: 同上 10%以下 ++: 同上 30%以下 +++: 同上 30%以上
【0050】(注2)刺激性評価方法 被覆表面を指で強く5回こすり、こすった指を皮膚・粘
膜部に軽く擦り込んでその部分より受ける刺激感で判定
した。
【0051】○:刺激全く無し。 △:わずかな刺激を感じ、刺激感はすぐに消失する。 ×:熱感刺激があり、刺激感は30分間程度続く。
【0052】(注3)動物忌避剤の保護性 試験剤をJISK5663、合成樹脂エマルションペイ
ント、耐洗浄性の方法で500回の洗浄を行い、被膜表
面の状態を目視で調べた。 ○:上塗りの表面は擦り傷を受けているが忌避被膜に変
化はない。 △:忌避被膜表面に少し擦り傷が付いている。 ×:忌避被膜表面にかなり擦り傷が付いている。
【0053】(注4)咬害程度 ラットを収容したゲージに動物忌避組成物を混練した電
線と、混練しない電線を各々1本ずつ入れて、1週間後
回収して咬害の程度を観察した。放置期間中は餌、水と
も自由摂取とした。 −:ほとんど咬害無し ±:試験面積に対して咬害傷面積 3%以下 +: 同上 10%以下 ++: 同上 30%以下 +++: 同上 30%以上
【0054】
【発明の効果】本発明の方法に従うと動物忌避剤の保護
及び人の安全を守る効果が両立されるので鼠などによる
咬害から電気配線、包装資材等を守るのに好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 隆男 兵庫県尼崎市南塚口町6丁目10番73号 神 東塗料株式会社内 (72)発明者 奥井 敬信 茨城県古河市緑町22番14号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物忌避組成物を、動物忌避対象物に混
    合するか、又はその表面に塗付したのち、さらにその表
    面に上塗り塗料組成物を塗り付けたことを特徴とする動
    物忌避材料。
  2. 【請求項2】 動物忌避組成物が、動物忌避剤のマイク
    ロカプセル又は動物忌避剤のマイクロカプセルと樹脂を
    含有する請求項1の動物忌避材料。
  3. 【請求項3】 動物忌避剤が、カプサイシン類及び/又
    はシクロヘキシミドである請求項2の動物忌避材料。
  4. 【請求項4】 動物忌避組成物を、動物忌避対象物に混
    合するか、又はその表面に塗付したのち、さらにその表
    面に上塗り塗料組成物を塗り付けることを特徴とする動
    物忌避方法。
  5. 【請求項5】 動物忌避組成物が、動物忌避剤のマイク
    ロカプセル又は動物忌避剤のマイクロカプセルと樹脂を
    含有する請求項4の動物忌避方法。
  6. 【請求項6】 動物忌避剤が、カプサイシン類及び/又
    はシクロヘキシミドである請求項5の動物忌避方法。
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