JPH0710738B2 - 含水石綿等の水分離方法 - Google Patents
含水石綿等の水分離方法Info
- Publication number
- JPH0710738B2 JPH0710738B2 JP29960287A JP29960287A JPH0710738B2 JP H0710738 B2 JPH0710738 B2 JP H0710738B2 JP 29960287 A JP29960287 A JP 29960287A JP 29960287 A JP29960287 A JP 29960287A JP H0710738 B2 JPH0710738 B2 JP H0710738B2
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- JP
- Japan
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- asbestos
- water
- hydrous
- cement
- water separation
- Prior art date
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は建築内装の石綿又はそれと岩綿等との混合体を
除去した後の除去物をセメントと確実に混練できる程度
に水を分離する含水石綿等の水分離方法に関するもので
ある。
除去した後の除去物をセメントと確実に混練できる程度
に水を分離する含水石綿等の水分離方法に関するもので
ある。
(ロ) 従来の技術 建築内装材として広く多用された石綿又はそれと岩綿等
の混合体は吹付塗装後に吹付のバインダーであるセメン
トが経時変化により脆弱風化し、それにより石綿が大気
中に飛散する。それが人間の体内に入るとガンを誘起す
る発ガン性を有する危険物質の一つとして医学的に証明
され、大きな公害問題として社会的関心を惹起し、建築
構造物に吹付塗装された石綿の人体に安全な除去回収と
その廃棄処分が緊要な技術課題としてクローズアップさ
れている。
の混合体は吹付塗装後に吹付のバインダーであるセメン
トが経時変化により脆弱風化し、それにより石綿が大気
中に飛散する。それが人間の体内に入るとガンを誘起す
る発ガン性を有する危険物質の一つとして医学的に証明
され、大きな公害問題として社会的関心を惹起し、建築
構造物に吹付塗装された石綿の人体に安全な除去回収と
その廃棄処分が緊要な技術課題としてクローズアップさ
れている。
石綿は人間の視覚では確認できないミクロン単位の微小
繊維から数センチメートルに至る長繊維で構成されてい
るため、上記除去回収作業時には小さな繊維が大気中に
粉塵状に飛散するので、その粉塵防止策として回収作業
に際して活性剤入り等の水を予め塗装石綿に吹き付けて
該石綿を湿潤な状態にしてから剥離作業が行なわれる。
通常、石綿の保水率は重量比600%を超えるとされてい
るので、発塵防止には充分に含水させることが望まし
く、実際にもそのように行なわれている。剥離除去され
た石綿は飛散防止のためセメントにより固化されて産業
廃棄物として投棄処分される。
繊維から数センチメートルに至る長繊維で構成されてい
るため、上記除去回収作業時には小さな繊維が大気中に
粉塵状に飛散するので、その粉塵防止策として回収作業
に際して活性剤入り等の水を予め塗装石綿に吹き付けて
該石綿を湿潤な状態にしてから剥離作業が行なわれる。
通常、石綿の保水率は重量比600%を超えるとされてい
るので、発塵防止には充分に含水させることが望まし
く、実際にもそのように行なわれている。剥離除去され
た石綿は飛散防止のためセメントにより固化されて産業
廃棄物として投棄処分される。
上記剥離された石綿をセメントにより固化する場合、仮
に10kg/cm3に耐える強度を保持させるには石綿の種類等
により多少の違いはあるが、通常、 石綿:セメント:水=10:10:7 の混合比率による混練が標準と考えられている。
に10kg/cm3に耐える強度を保持させるには石綿の種類等
により多少の違いはあるが、通常、 石綿:セメント:水=10:10:7 の混合比率による混練が標準と考えられている。
しかし、前述の如く、発塵防止のためには可及的に多く
含水させなければならないが、セメント固化に際して最
適とされる水分量に対してはかなりの余剰水が残ること
になる。ところで、保水率の高いことに特徴のある石綿
は一種の管状を呈する繊維であり、そのため余剰水分の
大方はその管中に貯留される結果として (1) セメントとの混りが非常に悪い (2) セメント効果即ち固化効果が悪い (3) セメント固化後の耐久性に欠ける (4) セメントとの混練に時間がかかる 等の欠点があった。
含水させなければならないが、セメント固化に際して最
適とされる水分量に対してはかなりの余剰水が残ること
になる。ところで、保水率の高いことに特徴のある石綿
は一種の管状を呈する繊維であり、そのため余剰水分の
大方はその管中に貯留される結果として (1) セメントとの混りが非常に悪い (2) セメント効果即ち固化効果が悪い (3) セメント固化後の耐久性に欠ける (4) セメントとの混練に時間がかかる 等の欠点があった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は、上記の如き従来の
欠点を一挙に解消し、含水石綿等とセメントとが短時間
で良く混練され、而も固化強度が大きい含水石綿等の水
分離方法を得ようとするものである。
欠点を一挙に解消し、含水石綿等とセメントとが短時間
で良く混練され、而も固化強度が大きい含水石綿等の水
分離方法を得ようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、多量の水を含んだ管状繊維である石綿又はそれと
岩綿等との混合体を減圧容器に入れ、減圧して適度の減
圧状態に設定して攪拌し、それにより該管状繊維を潰し
て管内の水を抽出分離しながら攪拌したり、或いは減圧
を間歇的乃至脈動的に行なうようにして成る含水石綿等
の水分離方法を提供しようとするものである。
ので、多量の水を含んだ管状繊維である石綿又はそれと
岩綿等との混合体を減圧容器に入れ、減圧して適度の減
圧状態に設定して攪拌し、それにより該管状繊維を潰し
て管内の水を抽出分離しながら攪拌したり、或いは減圧
を間歇的乃至脈動的に行なうようにして成る含水石綿等
の水分離方法を提供しようとするものである。
(ホ) 作用及び実施例 以下、本発明の一実施例を作用と共に説明する。
構造物に吹付けられた石綿又はそれと岩綿等との混合体
を圧力噴射水によって適正なる湿潤にして大気中に飛散
を防止しながら連続的且つ細かく剥離粉砕する。それを
真空式自動吸引によって減圧容器に回収する。
を圧力噴射水によって適正なる湿潤にして大気中に飛散
を防止しながら連続的且つ細かく剥離粉砕する。それを
真空式自動吸引によって減圧容器に回収する。
該減圧容器を減圧すると石綿や岩綿等の管状を有する繊
維体は潰されてその管内に包容された水等の液体は抽出
し分離される。分離された水のうち余剰水はドレン等に
より外部に排出する。
維体は潰されてその管内に包容された水等の液体は抽出
し分離される。分離された水のうち余剰水はドレン等に
より外部に排出する。
前記減圧状態において前記繊維体を攪拌したり、減圧を
間歇的乃至脈動的にショックを与えながら行なうと繊維
体内に含有された液体の抽出分離効果は頗る高かった。
間歇的乃至脈動的にショックを与えながら行なうと繊維
体内に含有された液体の抽出分離効果は頗る高かった。
(ヘ) 発明の効果 本発明は以上の説明により明らかなように、充分に湿潤
な状態にした石綿又はそれと岩綿等との混合体を減圧容
器で減圧することにより管状繊維の管内に包容された水
等の液体は該管状繊維が潰される過程でそこから抽出し
て分離されるものであるから、セメントとの水和反応に
必要な分量以上の分離液は外部に排水し、必要量のセメ
ントを混入して攪拌することにより減圧する過程で攪拌
と脱水とを並行して一工程で行なわれ、セメントと水は
圧縮繊維の表面に付着して水和反応を起こし固化する。
従って、繊維体内から脱水してあるから、セメントとの
混練は短時間で能率よく行なうことができ、そして、減
圧混練することにより内部気泡が極めて少なく、又、管
内から脱水されていることと相俟って固化強度を大きく
することができる。更に、圧縮された状態にあるから容
積が縮小され処理費を軽減することができる等の幾多の
優れた効果を有するものである。
な状態にした石綿又はそれと岩綿等との混合体を減圧容
器で減圧することにより管状繊維の管内に包容された水
等の液体は該管状繊維が潰される過程でそこから抽出し
て分離されるものであるから、セメントとの水和反応に
必要な分量以上の分離液は外部に排水し、必要量のセメ
ントを混入して攪拌することにより減圧する過程で攪拌
と脱水とを並行して一工程で行なわれ、セメントと水は
圧縮繊維の表面に付着して水和反応を起こし固化する。
従って、繊維体内から脱水してあるから、セメントとの
混練は短時間で能率よく行なうことができ、そして、減
圧混練することにより内部気泡が極めて少なく、又、管
内から脱水されていることと相俟って固化強度を大きく
することができる。更に、圧縮された状態にあるから容
積が縮小され処理費を軽減することができる等の幾多の
優れた効果を有するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】多量の水を含んだ管状繊維である石綿又は
それと岩綿等の混合体を減圧容器に入れ、減圧して適度
の減圧状態に設定して攪拌し、それにより該管状繊維を
潰して管内の水を抽出分離しながら攪拌することを特徴
とする含水石綿等の水分離方法。 - 【請求項2】前記減圧を間歇的乃至脈動的に行なう特許
請求の範囲第1項記載の含水石綿等の水分離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29960287A JPH0710738B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 含水石綿等の水分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29960287A JPH0710738B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 含水石綿等の水分離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01141848A JPH01141848A (ja) | 1989-06-02 |
| JPH0710738B2 true JPH0710738B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17874757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29960287A Expired - Lifetime JPH0710738B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 含水石綿等の水分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710738B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5023300B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2012-09-12 | 株式会社エーアンドエーマテリアル | 無機質系廃材の処理方法 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP29960287A patent/JPH0710738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01141848A (ja) | 1989-06-02 |
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Legal Events
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