JPH07107395B2 - スクリュー型ポンプ - Google Patents

スクリュー型ポンプ

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JPH07107395B2
JPH07107395B2 JP2300228A JP30022890A JPH07107395B2 JP H07107395 B2 JPH07107395 B2 JP H07107395B2 JP 2300228 A JP2300228 A JP 2300228A JP 30022890 A JP30022890 A JP 30022890A JP H07107395 B2 JPH07107395 B2 JP H07107395B2
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discharge port
housing
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type pump
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守 吉川
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/16—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using lift valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、相互に噛合する一対のスクリューロータがハ
ウジングに回転自在に支承されるスクリュー型ポンプに
関し、特に内部圧縮比を可変としたスクリュー型ポンプ
に関する。
(2) 従来の技術 内部圧縮比を可変としたスクリュー型ポンプは、たとえ
ば実開昭64−46345号公報および実開昭53−40727号公報
等により既に知られている。
(3) 発明が解決しようとする課題 ところで、上記実開昭64−46345号公報で開示されたス
クリュー型ポンプとしての機械式過給機では、両スクリ
ューロータの軸方向に沿って移動可能なスライド弁をハ
ウジングに設け、該スライド弁を駆動することにより内
部圧縮比を変化させるようにしているが、スライド弁を
軸方向に移動させるためにその移動範囲でハウジングが
大型化するのが避けられない。しかもスクリューロータ
を用いた機械式過給機ではその軸方向に沿って温度分布
が生じるので、スライド弁を軸方向に移動させる構造で
は、前記温度分布に応じた熱膨張差により前記軸方向に
沿ってスライド弁とハウジングとの間のクリアランスに
差が生じ、確実なシールが困難となる。
また上記実公昭53−49727号公報で開示されたスクリュ
ー型ポンプとしての機械式過給機では、ハウジングの側
部に設けた開口を開閉制御することにより、吸入気体の
一部を循環するようにしており、効率の低下が避けられ
ない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、簡
単な構成により上記問題を解決して内部圧縮比を変化さ
せ得るようにしたスクリュー型ポンプを提供することを
目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴によれ
ば、軸方向一端側に吸入ポートが設けられるハウジング
の側部には、該ハウジングの軸方向他端側に設けられる
導出部と協働して吐出ポートを形成するピストンが、両
スクリューロータの軸線と直交する移動方向に沿う内方
側の高圧縮位置と、前記移動方向に沿う外方側の低圧縮
位置との間で移動可能にして設けられ、該ピストンのハ
ウジング内に臨む部分は、該ピストンが前記低圧縮位置
にあるときの吐出ポートの吐出開始位置を前記高圧縮位
置にあるときの吐出ポートの吐出開始位置よりも吸入ポ
ート寄りの位置とすべく形成される。
また本発明の第2の特徴によれば、上記第1の特徴の構
成に加えて、ピストンの背面を臨ませて背圧室が形成さ
れ、該背圧室を吐出ポートに連通させる連通孔がピスト
ンに設けられる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、上記第1または第
2の特徴の構成に加えて、前記移動方向に沿って変位可
能であるとともに移動方向に沿う外方に向けてばね付勢
された駆動部材が前記ピストンに連結され、該駆動部材
の前記移動方向に沿う外方側を臨ませて形成された制御
室には、吐出ポートの吐出圧と大気圧とを切換えて該制
御室に導入可能な切換弁が接続される。
(2) 作用 上記第1の特徴の構成によれば、ピストンを高圧縮位置
としたときには、吐出ポートの吐出開始位置の吸入ポー
トからの距離が長くなって内部圧縮比が高くなるのに対
し、ピストンを低圧縮位置とすると前記吐出開始位置の
吸入ポートからの距離が短くなって内部圧縮比が低くな
る。しかもピストンは両スクリューロータの軸線にほぼ
直交する移動方向に沿って移動するものであるので、ハ
ウジングの大型化が回避され、熱膨張量の差による不具
合も解消され、気体を循環するものではないので作動効
率の低下も避けられる。
また上記第2の特徴の構成によれば、上記第1の特徴の
作用に加えて、ピストンの両面に均等の圧力を作用させ
ることが可能となる。
さらに上記第3の特徴の構成によれば、上記第1または
第2の特徴の作用に加えて、吐出ポートの圧力に応じて
ピストンを高圧縮位置に作動させて、高圧縮状態でのピ
ストンの位置を安定化することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は全体系統図、第2図は過給機の切欠き縦断
側面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は
第2図のIV−IV線断面図、第5図は過給機の圧縮比制御
のための制御手順を示すフローチャート、第6図は機関
回転数およびスロットル開度に対応した制御領域を示す
図、第7図は機関回転数および過給圧に対応した過給圧
導入領域および大気圧導入領域を示す図である。
先ず第1図において、機関本体Eには、吸気通路1およ
び排気通路2が接続されており、吸気通路1の上流端に
はエアクリーナAが接続される。しかも吸気通路1の途
中には、その上流側から順にスクリュー型ポンプとして
の機械式過給機SC、インタークーラICおよびスロットル
弁VTHが介設されており、機械式過給機SCおよびインタ
ークーラICを迂回するバイパス通路3が吸気通路1に接
続される。而して該バイパス通路3にはバイパス弁VBP
が介設されている。
第2図、第3図および第4図において、機械式過給機SC
は、相互に噛合する一対のスクリューロータであるメイ
ンロータ7およびゲートロータ8がハウジング6に回転
自在に支承されて成るものであり、機関本体Eにより回
転駆動される両ロータ7,8により、ハウジング6の軸方
向一方側の吸入ポート4から吸入された空気が軸方向他
端側の吐出ポート5から吐出される。
ハウジング6は、一端を端壁9aで閉塞した有底筒状に形
成される筒体9と、該筒体9にその開口端を覆うように
して結着される端壁部材10とから成り、筒体9は前記両
ロータ7,8の半分方向外端が描く回転軌跡に対応した横
断面形状に形成されるとともに前記両ロータ7,8とは非
接触である内面9bを有する。また前記端壁9aに吸入ポー
ト4が穿設される。
前記両ロータ7,8は回転軸11,12にそれぞれ固着されてい
るものであり、両回転軸11,12の一端は筒体9の端壁9a
に軸受13,14を介してそれぞれ支承される。また端壁部
材10には、該端壁部材10との間にギヤ室16を形成するカ
バー15が結合されており、前記両回転軸11,12の他端は
端壁部材10を貫通してギヤ室16内に突入される。而して
回転軸11と端壁部材10との間にはシール部材17および一
対の軸受18が介設され、回転軸12と端壁部材10との間に
はシール部材19および一対の軸受20が介設される。
ギヤ室16内で両回転軸11,12には相互に噛合するギヤ22,
23が固定されており、回転軸11には前記ギヤ22に加えて
ギヤ24が固定される。一方、端壁部材10には両回転軸1
1,12と平行な軸線を有する軸25の一端が軸受26を介して
回転自在に支承されており、該軸25はカバー15を貫通し
て外方に突出する。而して軸25およびカバー15間にはシ
ール部材27および一対の軸受28が介設されている。しか
もギヤ室16内で軸25には前記ギヤ24に噛合するギヤ29が
固定され、カバー15から突出した軸25の外端にはプーリ
30が固定される。このプーリ30には、機関本体Eのクラ
ンク軸21(第1図参照)からの動力が図示しない無端状
ベルトを介して伝達され、これによりメインロータおよ
びゲートロータ8が相互に噛合して回転駆動されること
になる。
メインロータ7およびゲートロータ8の噛合部に対応す
る位置でハウジング6における筒体9の側部には、両ス
クリューロータ7,8の軸線とほぼ直交する移動方向32に
沿う内方側の高圧縮位置(第2図および第3図の鎖線で
示す位置)と、前記移動方向32に沿う外方側の低圧縮位
置(第2図および第3図の実線で示す位置)との間で移
動可能にしてピストン31が配設される。すなわち筒体9
の側部には両ロータ7,8の軸線と直交する方向に延びる
横断面円形の案内筒部33が一体に設けられており、ピス
トン31は、移動方向32に沿う移動を可能として該案内筒
部33内に配置される。しかもピストン31は、その外径を
案内筒部33の内径よりも小さくして横断面円形に形成さ
れるものであり、案内筒部33で支持されるものではな
い。
ピストン31は閉塞端をハウジング6内に向けた有底筒状
に形成されるものであり、その開口端部すなわち外端に
は半径方向外方に張出す鍔部31aが設けられる。一方、
案内筒部33の軸方向外端寄りの内面には、前記鍔部31a
を移動方向に沿って移動可能とすべく大径孔部33aが外
方に臨む段部33bを介して設けられており、案内筒部33
の外端に結合されるケース40と前記段部33bとでピスト
ン31の軸方向位置が規制される。また案内筒部33の内面
における周方向1個所には軸方向に延びるキー34が固着
されており、ピストン31における鍔部31aにはキー34を
嵌合させる切欠き31bが設けられる。したがってピスト
ン31は、その軸線まわりの回転を阻止されて移動方向32
に沿って移動することになる。
ところで、吐出ポート5は、メインロータ7およびゲー
トロータ8の噛合部に対応する位置でハウジング6の軸
方向他端部に設けられている導出部35と、前記ピストン
31とで協働して形成されるものであり、導出部35は、ハ
ウジング6における筒体9の他端部で内面9bから外側方
に隆起して設けられる隆起部9cと、端壁部材10に設けら
れる導出筒36とで構成される。一方、ピストン31のハウ
ジング6内に臨む部分は、該ピストン31が前記高圧縮位
置にあるときの吐出ポート5の吐出開始位置PEの吸入ポ
ート4からの距離が、前記低圧縮位置にあるときの吐出
開始位置PE′,PE′の吸入ポート4からの距離よりも大
となるべく形成されるものであり、前記高圧縮位置にあ
るときにハウジング6の内面9bに滑らかに連なる面31c
と、導出部35の内面35aに滑らかに連なる面31dとがピス
トン31のハウジング6内に臨む部分に設けられる。すな
わち、ピストン31が高圧縮位置にあるときには第4図の
右下がりの斜め鎖線で示す部分が叶出ポート5となって
前記両面31c,31dの連結部が吐出開始位置PEとなり、ピ
ストン31が低圧縮位置にあるときには面31cがハウジン
グ6の内面9bよりも外方に位置することにより第4図の
左下がりおよび右下がりの斜め鎖線で示す部分が吐出ポ
ート5となり、両ロータ7,8の溝部がその回転に応じて
吐出ポート5に最初に連通する2つの位置が吐出開始位
置PE′,PE′となる。而してピストン31を低圧縮位置と
して吐出開始位置PE′,PE′を吸入ポート4寄りとした
ときに内部圧縮比εは1.0となり、またピストン31を高
圧縮位置として吐出開始位置PEを吸入ポート4から離反
させたときに内部圧縮比εはたとえば1.3となる。
ところで、ピストン31には駆動手段38が連結されるもの
であり、この駆動手段38は、ピストン31との間に背圧室
39を形成して案内筒部33の外端に結合されるケース40
と、該ケース40で周縁部を挟持されてケース40内に収納
される駆動部材としてのダイヤフラム41と、ダイヤフラ
ム41およびケース40間に縮設されるばね42とを備える。
ケース40は一対のケース部材43,44が相互に結合されて
成るものであり、ダイヤフラム41の周縁部は両ケース部
材43,44間に挟持される。而してダイヤフラム41により
ケース40内は、ピストン31の移動方向32に沿う内方側の
大気圧室45と、前記移動方向32に沿う外方側の制御室46
とに区画され、ばね42は制御室46の容積を縮小する側に
ダイヤフラム41を付勢するばね力を発揮すべく大気圧室
45に収納される。またケース40において背圧室39および
大気圧室45を区画するケース部材44の中央部には透孔47
が穿設されており、この透孔47には円筒状の軸受スリー
ブ48が嵌入固定される。一方、ピストン31には移動方向
32に沿って延びる連結ロッド31eが一体に設けられてお
り、該連結ロッド31eは、前記軸受スリーブ48を摺動自
在に貫通してダイヤフラム41の中央部に連結される。
このようにしてピストン31は、案内筒部33で支持されず
に連結ロッド31eを介して駆動手段38に支持されること
になり、それによりピストン31を移動方向32に沿って移
動せしめるときの摺接面積を小さくしてフリクションロ
スの低減を図ることができるとともに、比較的温度が高
い吐出ポート5に近いための熱影響によるピストン31の
変形に起因した案内筒部33内でのスティックを防止する
ことができる。
かかる駆動手段38によれば、制御室46の圧力が増大する
ことによりばね42のばね力に抗してピストン31が高圧縮
位置に移動せしめられ、制御室46の圧力低下時にはばね
42のばね力によりピストン31が低圧縮位置に移動せしめ
られることになる。
またピストン31には、背圧室39を吐出ポート5に連通さ
せるための連通孔49が穿設されており、背圧室39の圧力
は吐出ポート5の吐出圧と等しくなる。
再び第1図を参照して、インタークーラICよりも下流側
におけるバイパス通路3の合流位置に対応する部分で吸
気通路1からは導管51が分岐されている。一方、前記駆
動手段38における制御室46には導管52が接続されてお
り、エアクリーナ53を介して大気に開放した通路54およ
び前記導管51と、前記導管52との間には、それらの連通
・遮断を択一的に切換可能な切換弁Vが介設される。而
して該切換弁Vは、励磁時に前記通路54を導管52に連通
する状態すなわち制御室46に大気室を導入する状態と、
消磁時に前記導管51を導管52に連通する状態すなわち制
御室46に吐出圧P2を導入する状態とを切換可能な電磁弁
である。
この切換弁Vの切換作動と、バイパス弁VBPを開閉駆動
するためのバイパス弁駆動手段55の作動とは、マイクロ
コンピュータを含む制御手段Cにより制御されるもので
あり、該制御手段Cは、スロットル弁VTHのスロットル
開度θTH、機関回転数NE、バイパス弁VBPのバイパス開
度θBP、ならびに過給圧P2に応じて前記切換弁Vおよび
バイパス弁駆動手段55の作動を制御する。このため制御
手段Cには、機関回転数NEを検出する回転数検出センサ
SNE、スロットル開度θTHを検出するスロットル開度検
出センサSTH、ならびに導管51の途中に付設されている
過給圧検出センサSP2からの信号がそれぞれ入力され
る。
ところで、過給圧P2の制御はバイパス弁VBPにより行な
われるものであり、制御手段Cは、機関回転数NEが比較
的低くかつスロットル開度θTHが比較的大きいフィード
バック制御領域でバイパス弁VBPのフィードバック制御
を実行し、また機関回転数NEが比較的高くかつスロット
ル開度θTHが比較的小さいオープン制御領域では目標開
度を定めてバイパス弁VBPのオープン制御を実行する。
而して、そのようにバイパス弁VBPの開度を定めた状態
で、制御手段Cは、第5図で示す制御手順に従って過給
機SCの圧縮比を制御する。
第5図において、第1ステップL1ではスロットル開度θ
THが予め定めた設定スロットル開度θSOLLを超える(θ
TH>θSOLL)かどうかが判断される。この設定スロット
ル開度θSOLLは、スロットル開度θTHが小のときにはバ
イパス弁VBPが開いているために過給機SCの内部圧縮比
を高くする必要がなく、過給圧P2も小さいままであるこ
とに基づいて前記内部圧縮比を強制的に低くする判断基
準として用いられるものであり、ヒステリシスを有して
たとえば15/10度に設定される。而して、θ≦θSOLLの
ときには第2ステップL2に進み、たとえば3秒に設定さ
れている遅延タイマtのカウントダウンが開始され、次
の第3ステップL3で切換弁Vを励磁して制御室46に大気
圧を導入する。
第1ステップL1において、θTH>θSOLLであると判断さ
れたときには第4ステップL4に進み、この第4ステップ
L4では、機関回転数NEが設定回転数NSOLを超える(NE>
NSOL)かどうかが判断される。この設定回転数NSOLは、
機関回転数NEが低い状態では過給圧P2の増大を期待し得
ないので、過給機SCの内部圧縮比を強制的に低くする判
断基準として用いられるものであり、ヒステリシスを有
してたとえば1200/1000rpmに設定される。而してNE≦N
SOLであると判断されたときには第2ステップL2に、ま
たNE>NSOLであると判断されたときには第5ステップL5
に進む。
第5ステップL5では、スロットル開度θTHが予め定めた
設定スロットル開度θSOLHを超える(θTH>θSOLH)か
どうかが判断される。この設定スロットル開度θ
SOLHは、車両の運転者に加速意志があるかどうかを判断
するために用いられるものであり、ヒステリシスを有し
てたとえば60/50度に設定される。而してθTH>θSOLH
と判断されたときには加速意志があるものとして第6ス
テップL6に進み、第6ステップL6では、過給圧P2が設定
過給圧PSOLHを超える(P2>PSOLH)かどうかが判断され
る。この設定過給圧PSOLHは、加速意志があっても充分
な過給圧P2を得られない状態で過給機SCの内部圧縮比を
高めると脈動による騒音が生じることを回避するために
設定されるものであり、たとえば300mmHgに設定されて
いる。而してP2≦PSOLHであると判断されたときには第
2ステップL2に、またP2>PSOLHであると判断されたと
きには第13ステップL13に進む。
第5ステップL5で、θTH≦θSOLHと判断されたときには
第7ステップL7に進み、この第7ステップL7において、
機関回転数NEおよび過給圧P2による切換領域の検索が行
なわれる。すなわち第5ステップL5までの判断で、機関
回転数NEおよびスロットル開度θTHが第6図の左下がり
の斜線で示す範囲内にあることを条件として第7ステッ
プL7に進んでおり、この範囲内で駆動手段38における制
御室46に大気圧および過給圧P2のいずれを導入するか
を、第7図で示すように予め設定されたマップにより検
索する。ここで大気圧導入領域および過給圧導入領域の
境界値は、ヒステリシスを有するものであり、過給機SC
はその高圧縮状態では機関回転数NEが高くなるにつれて
過給圧P2を大とするものであるので、機関回転数NEが大
きくなるにつれて大となる過給圧P2で過給圧導入領域と
するように前記境界値が設定されている。
次の第8ステップL8で大気圧導入領域にあると判断され
たときには第2ステップL2に進み、また過給圧導入領域
にあると判断されたときには第9ステップL9に進む。
第9ステップL9では、スロットル開度θTHの変化割合Δ
θTHが所定値よりも大きいかどうかが判断され、所定値
よりも大きいときには加速要求があるものとして第13ス
テップL13に進み、所定値未満である場合には第10ステ
ップL10に進む。この、第10ステップL10では、スロット
ル開度θTHが予め設定されている設定スロットル開度θ
DELたとえば40度を超える(θTH>θDEL)かどうかが判
断され、θTH>θDELである場合には第13ステップL13
に、またθTH≦θDELの場合には第11ステップL11に進
む。さらに第11ステップL11では、機関回転数NEが予め
設定した設定回転数NDELたとえば5000rpmを超える(NE
>NDEL)かどうかが判断され、NE>NDELであると判断さ
れたときには第13ステップL13に、またNE≦NDELである
と判断されたときには第12ステップL12に進む。
第12ステップL12では、遅延タイマtが「0」となった
かどうか、すなわち第2ステップL2で遅延タイマtのカ
ウントダウンが開始されてから所定時間が経過したかど
うかが判断され、「0」となっていないときには第3ス
テップL3に、また所定時間が経過して「0」となったと
きには、第13ステップL13に進む。
第13ステップL13では、第6、第9、第10および第11ス
テップL6,L9,L10,L11から進んで来たときに遅延タイマ
tをリセットする処理が行なわれ、次の第14ステップL1
4において、制御室46に過給圧P2を導入するように切換
弁Vを作動せしめる。
このような第5図の制御手順によると、第6図で示すよ
うに、機関回転数NEとスロットル開度θTHとに応じて切
換弁Vの作動を制御し、制御室46に大気圧を導入して過
給機SCの圧縮比εを1.0とする状態と、制御室46に過給
圧P2を導入して圧縮比εを1.3とする状態との切換制御
が行なわれることになる。しかも、θSOLL<θTH≦θ
SOLHでかつNE>NSOLの領域では、第7図のマップに従っ
て切換弁Vの作動が切換制御されるものであるが、その
領域内でも特に、θTH≦θDELでかつNE≦NDELの領域で
は、過給機SCの内部圧縮比εを1.3とすべき状態が所定
時間たとえば3秒以上持続しなければ、制御室46に過給
圧P2を導入して過給機SCの圧縮比εを1.3とする状態へ
の切換を回避するようにしている。
次にこの実施例の作用について説明すると、切換弁Vに
より駆動手段38の制御室46に大気圧を導入した状態で
は、ピストン31が低圧縮位置にあり、吐出開始位置
PE′,PE′が吸入ポート4寄りとなることにより、過給
機SCの内部圧縮比εが1.0となり、また切換弁Vにより
前記制御室46に過給圧P2を導入する状態に切換えると、
ピストン31が高圧縮位置となり、吐出開始位置PEが吸入
ポート4から離反する位置となって過給機SCの内部圧縮
比が1.3となる。
このような過給機SCにおいて、ピストン31はメインロー
タ7およびゲートロータ8の軸線にほぼ直交する移動方
向32に沿って移動するものであるので、ハウジング6の
大型化が回避され、ハウジング6の軸方向に沿う温度分
布が生じても熱膨張量の差による不具合もなく、また気
体を循環させるものではないので作動効率の低下も避け
られる。
また吐出ポート5を背圧室39に連通させる連通孔49がピ
ストン31に設けられることにより、該ピストン31の両面
に均等の圧力を作用させて、ピストン31の位置を安定的
に維持することができるとともに、ピストン31の切換作
動時の作動力を軽くすることができる。
しかも駆動手段38においては、過給機SCの吐出圧でピス
トン31を高圧縮位置とするので、内部圧縮比εを1.3と
した高圧縮状態で、過給機SC内部の動圧によりピストン
31の位置が不安定となることを回避し、ピストン31の位
置の不安定化による効率低下を防止することができる。
これにたいし、ばね42のばね力によりピストン31を高圧
縮位置とすると、高圧縮状態で前記動圧によりピストン
31の位置が不安定となるものである。
ところで、切換弁Vの切換作動すなわち過給機SCの内部
圧縮比εの切換は、過給圧P2および機関回転数NEに応じ
て制御されるので、過給機SC内部の圧力と機関回転数NE
に応じた過給圧P2との差による脈動の発生が回避され、
その脈動発生による騒音の発生が防止されることにな
る。
また低圧縮状態から高圧縮状態へと切換える際には、バ
イパス弁VBPが閉じるので過給機SCの吐出側で生じる騒
音がエアクリーナAから外部に漏れ難い。このため切換
が多少遅れても騒音が漏れることはなく、所定時間たと
えば3秒以上高圧縮状態とすべき状態が維持しない限
り、高圧縮状態へと切換えないので、ピストン31の作動
頻度を小さく抑えて耐久性向上を図ることができる。し
かも加速意志が強い場合、すなわちΔθTHが所定値以
上、θTH>θDEL、NE>NDELである場合いには、直ちに
高圧縮状態へと切換えるので応答性に問題が生じること
はない。
なお、高圧縮状態から低圧縮状態への切換時にはバイパ
ス弁VBPが開くので、切換作動を遅延なく行なうことに
より騒音が外部に漏れることを防止することができる。
さらに、低圧縮状態から高圧縮状態へと切換えるための
過給圧P2の基準値を機関回転数NEが大きくなるにつれて
大となるように設定しているので、過給圧P2に適切に対
応した内部圧縮比εの切換が可能となり、効率の向上を
図ることができる。
次にピストンの変形例について第8図および第9図を参
照して説明するが、第8図は過給機の切欠き縦断側面
図、第9図は第8図のIX−IX線断面図であり、前記実施
例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
ハウジング6の筒体9における案内筒部33には、その内
面の周方向1個所にキー34が固着されており、ピストン
31には、該キー34を嵌合させるとともに連通孔49′をキ
ー34との間に形成する嵌合溝57が設けられる。
このようにすると、第1図ないし第7図で示した実施例
のように連通孔を穿設するための加工作業が不要とな
る。
C.発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴によれば、ピストンを
両スクリューロータの軸線に直交する移動方向に沿って
移動させることにより、ハウジングの大型化ならびに軸
方向に沿う熱膨張量の差による不具合の発生を回避する
とともに作動効率を向上させて圧縮比を変化させること
ができる。
また本発明の第2の特徴によれば、ピストンの両面に均
等の圧力を作用させることができ、ピストンの位置を安
定的に維持することができるとともにピストンを駆動す
る力を小さく抑えることができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、吐出ポートの圧力
に応じてピストンを高圧縮位置に作動させることにより
高圧縮状態でのピストンの位置を安定化させ、それによ
り効率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は全体系統図、第2図は過給機の切欠き縦断
側面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は
第2図のIV−IV線断面図、第5図は過給機の圧縮比制御
のための制御手順を示すフローチャート、第6図は機関
回転数およびスロットル開度に対応した制御領域を示す
図、第7図は機関回転数および過給圧に対応した過給圧
導入領域および大気圧導入領域を示す図、第8図および
第9図はピストンの変形例を示すものであり、第8図は
過給機の切欠き縦断側面図、第9図は第8図のIX−IX線
断面図である。 4……吸入ポート、5……吐出ポート、6……ハウジン
グ、7……スクリューロータとしてのメインロータ、8
……スクリューロータとしてのゲートロータ、31……ピ
ストン、32……移動方向、35……導出部、39……背圧
室、41……駆動部材としてのダイヤフラム、46……制御
室、49,49′……連通孔、PE,PE′……吐出開始位置、SC
……スクリュー型ポンプとしての機械式過給機、V……
切換弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互の噛合する一対のスクリューロータ
    (7,8)がハウジング(6)に回転自在に支承されるス
    クリュー型ポンプにおいて、軸方向一端側に吸入ポート
    (4)が設けられるハウジング(6)の側部には、該ハ
    ウジング(6)の軸方向他端側に設けられる導出部(3
    5)と協働して吐出ポート(5)を形成するピストン(3
    1)が、両スクリューロータ(7,8)の軸線とほぼ直交す
    る移動方向(32)に沿う内方側の高圧縮位置と、前記移
    動方向(32)に沿う外方側の低圧縮位置との間で移動可
    能にして設けられ、該ピストン(31)のハウジング
    (6)内に臨む部分は、該ピストン(31)が前記低圧縮
    位置にあるときの吐出ポート(5)の吐出開始位置
    (PE′)を前記高圧縮位置にあるときの吐出ポート
    (5)の吐出開始位置(PE)よりも吸入ポート(4)寄
    りの位置とすべく形成されることを特徴とするスクリュ
    ー型ポンプ
  2. 【請求項2】前記ピストン(31)の背面を臨ませて背圧
    室(39)が形成され、該背圧室(39)を吐出ポート
    (5)に連通させる連通孔(49,49′)がピストン(3
    1)に設けられることを特徴とする請求項第項記載の
    スクリュー型ポンプ。
  3. 【請求項3】前記移動方向(32)に沿って変位可能であ
    るとともに移動方向(32)に沿う外方に向けてばね付勢
    された駆動部材(41)が前記ピストン(31)に連結さ
    れ、該駆動部材(41)の前記移動方向(32)に沿う外方
    側を臨ませて形成された制御室(46)には、吐出ポート
    (5)の吐出圧と大気圧とを切換えて該制御室(46)に
    導入可能な切換弁(V)が接続されていることを特徴と
    する請求項第項または第項記載のスクリュー型ポン
    プ。
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