JPH0710758A - 持続性セファクロル製剤 - Google Patents

持続性セファクロル製剤

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JPH0710758A
JPH0710758A JP15062893A JP15062893A JPH0710758A JP H0710758 A JPH0710758 A JP H0710758A JP 15062893 A JP15062893 A JP 15062893A JP 15062893 A JP15062893 A JP 15062893A JP H0710758 A JPH0710758 A JP H0710758A
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JP
Japan
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cefaclor
pharmaceutical preparation
dissolving
preparation
slow
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Pending
Application number
JP15062893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kanai
達夫 金井
Mitsuho Shibata
満穂 柴田
Kanzan Ogawa
貫山 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔構成〕 速溶性セファクロル製剤と遅溶性セファクロ
ル製剤とをセファクロル力価換算で約4:6の割合で含
む持続性セファクロル製剤であって、該遅溶性セファク
ロル製剤がpH約6で溶出する腸溶性コーティングが施さ
れた速溶性セファクロル製剤からなり、該腸溶性コーテ
ィングがヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテー
トサクシネートおよびクエン酸トリエチルを含みコーテ
ィング前の速溶性セファクロル製剤重量に対して30〜
60重量%の割合で施されていることを特徴とする持続
性セファクロル製剤。 〔効果〕 経口投与後、長時間にわたりセファクロルの
有効血中濃度を与えるので有用である。また、有機溶媒
を使用することなく製造でき、作業環境の向上や製造コ
ストの低減に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セファクロル持続性製
剤に関する。さらに具体的には、セファクロルの作用持
続性を可能にする持続性製剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セファクロルの吸収部位は小腸上部であ
るところから、持続性セファクロル製剤を製造するため
には遅溶成分の溶出pHが重要であり、溶出pHが低pH域で
あると充分な持続性が得られず、また溶出pHが高pH域で
は、バイオアベイラビリティーが低下するという問題が
ある。この問題を解決するための手段として、遅溶成分
の腸溶皮膜に、メタアクリル酸とメタアクリル酸メチル
エステル共重合体、セラック、グリセリン脂肪酸エステ
ルおよびタルクからなる皮膜をコーティングする方法
(特公昭62−32166号公報)が知られている。ま
た、類縁物質のセファレキシンに関しても、同様の組成
物をコーティングする方法(特公昭61−13683号
公報)が開示されている。しかし、これらの方法は、い
ずれもコーティング液調製の際に大量の有機溶媒を必要
とし、また製造工程上多大な時間を要するという問題が
あった。
【0003】水分散系による腸溶コーティング方法(特
開昭59−19025号公報)も知られているが、水分
散系腸溶基剤であるヒドロキシプロピルメチルセルロー
スアセテートサクシネートには溶解pHの異なるものが各
種知られており、適切な溶解pHのものを使用しないかぎ
り、セファクロルの持続性が不十分であったり、バイオ
アビラビリティーが低下するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、良好
なバイオアベイラビリティーと持続性を示すセファクロ
ル製剤を提供することを目的としている。また製剤化に
おいて、特殊な製剤原料や有機溶媒など使用せずに製造
できる持続性セファクロル製剤を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意努力した結果、速溶性セファクロル
製剤と遅溶性セファクロル製剤とを約4:6の割合で含
むセファクロル持続製剤において、該遅溶性セファクロ
ル製剤として、水分散系腸溶コーティング剤であるヒド
ロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネー
トを含み、溶出pHが6付近である腸溶コーティングを施
した粒状剤を用いると、上記の課題を解決することがで
きることを見出し、本発明を完成するにいたった。すな
わち、本発明は、速溶性セファクロル製剤と遅溶性セフ
ァクロル製剤とをセファクロル力価換算で約4:6の割
合で含む持続性セファクロル製剤であって、該遅溶性セ
ファクロル製剤がpH約6で溶出する腸溶性コーティング
が施された速溶性セファクロル製剤からなり、該腸溶性
コーティングがヒドロキシプロピルメチルセルロースア
セテートサクシネートおよびクエン酸トリエチルを含み
コーティング前の速溶性セファクロル製剤重量に対して
30〜60重量%の割合であることを特徴とする持続性
セファクロル製剤を提供するものである。本発明の好ま
しい態様によれば、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
スアセテートサクシネートのアセチル基が7.0〜14.0
%、サクシノイル基が4.0〜14.0%の範囲である製剤
が提供される。
【0006】本発明の製剤に含まれる速溶性セファクロ
ル製剤は公知の製剤であり、例えば特公昭62−321
66号公報に記載された速溶性セファクロル製剤を用い
ることができる。このような速溶性セファクロル製剤は
一般的には粒状剤であり、顆粒剤や細粒剤の形態となる
ように、公知の湿式押出し造粒法、あるいは攪拌造粒法
や転動造粒法によって製造することができる。本発明の
製剤に含まれる遅溶性セファクロル製剤は、例えば20
〜48メッシュ程度の粒径に造粒された上記の速溶性セ
ファクロル製剤を用いて、該製剤に腸溶性コーティング
を施すことにより製造することができる。本発明の製剤
に含まれる速溶性セファクロル製剤と同一の製剤に腸溶
性コーティングを施して、遅溶性セファクロル製剤を製
造することが好ましい。
【0007】本発明の製剤の遅溶性セファクロル製剤に
施される腸溶性コーティングは、腸溶基剤であるヒドロ
キシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート
および可塑剤であるクエン酸トリエチルを含むものであ
る。該コーティングは、腸溶性コーティングが施される
上記の速溶性セファクロル製剤の重量に対して、30〜
60重量%の割合で施すことが好ましい。このような割
合の腸溶性コーティングが施された遅溶性セファクロル
製剤は、耐酸性が良好であり、溶出pH域で速やかな溶出
性を示すものである。
【0008】遅溶性セファクロル製剤の溶出pHは約6付
近になることが好ましい。例えば、アセチル基が7.0〜
14.0%、サクシノイル基が4.0〜14.0%の範囲であ
る腸溶基剤のヒドロキシプロピルメチルセルロースアセ
テートサクシネートを用いて腸溶性コーティングを施す
ことにより、遅溶性セファクロル製剤を製造することが
できる。また、例えば、MFタイプとHFタイプを4:
6〜6:4で混合したものを腸溶性コーティング剤とし
て用いて遅溶性セファクロル製剤を製造してもよいが、
それぞれMFタイプとHFタイプのヒドロキシプロピル
メチルセルロースアセテートサクシネートを用いてコー
ティングを施した遅溶性セファクロル製剤を、4:6な
いし6:4の割合で混合して、本発明の製剤の遅溶性セ
ファクロル製剤として用いてもよい。
【0009】可塑剤として用いるクエン酸トリエチル
は、腸溶基剤であるヒドロキシプロピルメチルセルロー
スアセテートサクシネートの重量に対して約30重量%
の割合で添加することが好ましい。腸溶性コーティング
は、増量剤としてタルクを含んでもよい。タルクはコー
ティングの増量剤であるとともにコーティング工程にお
いて粒子間の付着を妨げる作用を有するので、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースアセテートサクシネートの
重量に対して約 重量%の割合で添加することが好ま
しい。腸溶性コーティングは、好ましくは、上記の成分
を 〜 重量%の割合で含む水性懸濁液を用いて、当業
者に周知のコーティング方法により行うことができる。
例えば、スプレーコーティング法を用いることができ
る。
【0010】本発明の持続性セファクロル製剤は、上記
の速溶性セファクロル製剤と遅溶性セファクロル製剤と
を、セファクロル力価換算で約4:6となるような割合
で含む製剤である。本発明の製剤を製造するためには、
例えば、顆粒状に製造された速溶性セファクロル製剤と
遅溶性セファクロル製剤とを、セファクロル力価換算で
約4:6になるように混合して顆粒剤を製造するか、あ
るいは、このようにして製造された顆粒剤を、好ましく
は、カプセルに充填すればよい。
【0011】以下に本発明の実施例によりさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 参考例1 セファクロル200g、トウモロコシデンプン17.5
g、D−マンニトール8.75g、カルボキシメチルセル
ロースCa15gの混合末に、マクロゴール6000、
ヒドロキシプロピルセルロース水溶液75gを加え練合
し、押出造粒機にて造粒した。流動層造粒機で乾燥した
後、20〜30メッシュ篩で整粒して速溶性セファクロ
ル製剤を製造した。 参考例2 参考例1により得られた速溶性セファクロル製剤200
gに対して、以下に示す組成のコーティング液360g
を流動層コーティング機を用いてスプレーすることによ
り、遅溶性セファクロル製剤を製造した。 AQOAT MF 5.0% 18g AQOAT HF 5.0% 18g クエン酸トリエチル 3.3% 12g タルク 3.3% 12g 水 83.4% 300g 合 計 100.0% 360g 参考例3 参考例1により得られた速溶性セファクロル製剤200
gに対して、以下に示す組成のコーティング液360g
を流動層コーティング機を用いてスプレーすることによ
り、遅溶性セファクロル製剤を製造した。 AQOAT MF 10.0% 36 g クエン酸トリエチル 3.0% 10.8g タルク 5.0% 18 g 水 82.0% 295.2g 合 計 100.0% 360 g 参考例4 参考例1により得られた速溶性セファクロル製剤200
gに対して、以下に示す組成のコーティング液360g
を流動層コーティング機を用いてスプレーすることによ
り、遅溶性セファクロル製剤を製造した。 AQOAT HF 10.0% 36 g クエン酸トリエチル 3.0% 10.8g タルク 5.0% 18 g 水 82.0% 295.2g 合 計 100.0% 360 g 実施例1 参考例1により得られた速溶性セファクロル製剤と、参
考例2で得られた遅溶性セファクロル製剤とを、セファ
クロル力価換算で4:6になるよう混合し、1カプセル
あたり187.5mg力価相当となるようにカプセルに充填
した。 実施例2 参考例1により得られた速溶性セファクロル製剤と、参
考例3及び参考例4で得られた遅溶性セファクロル製剤
を1:1の割合で混合した遅溶性セファクロル製剤と
を、セファクロル力価換算で4:6になるよう混合し、
1分包あたり375mg力価相当となるように分包した。
実施例1のカプセル剤を用いて本発明の製剤の有用性を
検討した。複数名の健常ボランティアにカプセル剤を経
口投与してセファクロルの血中濃度を調べたところ、本
発明の製剤は速やかに吸収され、かつ長時間にわたり血
中濃度が維持されていることが明らかとなった。
【0012】
【発明の効果】本発明による持続性セファクロル製剤
は、経口投与後、長時間にわたりセファクロルの有効血
中濃度を与えるので有用である。また、有機溶媒を使用
することなく製造でき、作業環境の向上や製造コストの
低減に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速溶性セファクロル製剤と遅溶性セファ
    クロル製剤とをセファクロル力価換算で約4:6の割合
    で含む持続性セファクロル製剤であって、該遅溶性セフ
    ァクロル製剤がpH約6で溶出する腸溶性コーティングが
    施された速溶性セファクロル製剤からなり、該腸溶性コ
    ーティングがヒドロキシプロピルメチルセルロースアセ
    テートサクシネートおよびクエン酸トリエチルを含みコ
    ーティング前の速溶性セファクロル製剤重量に対して3
    0〜60重量%の割合で施されていることを特徴とする
    持続性セファクロル製剤。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシプロピルメチルセルロースア
    セテートサクシネートのアセチル基が7.0〜14.0%、
    サクシノイル基が4.0〜14.0%の範囲である請求項1
    記載の製剤。
JP15062893A 1993-06-22 1993-06-22 持続性セファクロル製剤 Pending JPH0710758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522472A (ja) * 1998-08-12 2002-07-23 ビイク グルデン ロンベルク ヒエーミツシエ フアブリーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ピリジン−2−イルメチルスルフィニル−1h−ベンズイミダゾールの経口投与形
JP2007231635A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 推進工法用位置計測方法及びその装置

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JP2007231635A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Tokyo Electric Power Co Inc:The 推進工法用位置計測方法及びその装置

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