JPH071076Y2 - 食品揚機 - Google Patents

食品揚機

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JPH071076Y2
JPH071076Y2 JP1989043533U JP4353389U JPH071076Y2 JP H071076 Y2 JPH071076 Y2 JP H071076Y2 JP 1989043533 U JP1989043533 U JP 1989043533U JP 4353389 U JP4353389 U JP 4353389U JP H071076 Y2 JPH071076 Y2 JP H071076Y2
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oil
smoke
smoke pipe
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Inventor
克介 下川
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サン・プラント工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は食品を揚げる食品揚機の改良に関する。
<従来の技術> 通常、食品揚機で多量の食品を連続して揚げると食品の
温度により揚油温度が下げられる。このため、これを防
止する方法として、従来から例えば揚油を循環するよう
にするとともに、温度の低くなった揚油を順次所定温度
に加熱して、その所定温度に戻した揚油を送り、揚げる
ようにしたものが知られている。
しかし、この方法においては、揚油が常時循環されてい
るため、温度の低くなった揚油を所定温度に戻すには、
瞬時に温度を上げなければならず、所定温度の揚油を送
るのが困難であるという課題を有していた。
そこで、この課題を解決するものとして、本出願人は実
開昭63−88238号公報において提案した。このものは第
5図(A)に示すように、油槽(a)の加熱部(c)
に、円筒状からなる複数の煙管(b)…(b)を横方向
のみならず、縦方向にも三段に配設し、第5図(B)に
示すように、側方の熱源(d)の熱を、画熱(e)
(e)を介して最下方の煙管(b1)からく順次中央の煙
管(b2)、最上方の煙管(b3)へ送るようにして、これ
等の煙管(b)…(b)を温めるようにしたものであ
る。そして、これ等の煙管(b)…(b)の間を揚油が
ポンプ(f)により送られて通ることにより、揚油の温
度を上げるようにしたものである。
ところが、このものは、円筒状の煙管(b)…(b)を
縦に三段、横に複数列配位されているため、その高さ及
び巾が大きくなってしまう。この結果、油槽(a)にお
ける加熱部(c)の占める割合が大きくなり、油槽
(a)自体が大型化してしまうことになる。
また、加熱部(c)が大きくなり、油槽(a)が大型化
すると、油槽(a)内に入れる揚油量も多くなる。しか
し、揚物を揚げることにより減少する揚油の量は油槽
(a)の揚油量に係わらず一定であるため、この減少し
た揚油を補給する際、油槽(a)内に残った揚油に対
し、新たに補給する揚油の比率が小さくなり、いわゆる
新油補給率が低下してしまうという課題を有する。
さらに、加熱部(c)の高さが高くなると、その上部、
中央部、下部を通過する揚油の流れの速度の差が大きく
なる。このため、速く流れる揚油の温度は、所定温度に
ならないうちに流れてしまい、全体として、所定温度に
達しない揚油が循環してしまうという課題を有する。
<考案が解決しようとする課題> 本考案は、以上のような実情に鑑み、提案されたもので
あり、その目的とするところは、瞬時に揚油を所定温度
に温められる熱効率の良好なものであって、油槽におけ
る加熱部を小さくすることのできる食品揚機を提供する
ことにある。
<課題を解決するための手段> 油槽(2)中に揚油を加熱するための筒状の煙管(6b)
を有する食品揚機において本考案は、次の特徴を有する
食品揚機を提供することにより上記課題を解決する。
本考案の食品揚機には、複数の煙管(6b)…(6b)が備
えられる。
煙管(6b)…(6b)各々は、周壁を湾曲させて形成した
複数の凹凸部(60)(61)を備え、この凸部(61)にお
ける煙管(6b)の外径及び内径が凹部(60)における煙
管(6b)の外径より径大に形成される。
これらの煙管(6b)…(6b)は、互いに隣接する一方の
煙管(6b)の凸部(61)を他方の煙管(6b)の凹部(6
0)に所定間隔だけ隔てて嵌まるようにして油槽(2)
内に導同方向に配設されてなるものである。
<作用> 本考案においては、周壁を湾曲させて形成した複数の凹
凸部(60)(61)を有する複数の煙管(6b)…(6b)
を、互いに隣接する一方の煙管(6b)の凸部(61)を他
方の煙管(6b)の凹部(60)に所定間隔だけ隔てて嵌ま
るようにして油槽(2)内に同方向に配設するため、従
来より熱効率を倍増させことができるとともに、円筒状
の煙管を複数並べた場合に比し、高さ及び幅を小さくで
き、加熱部全体として小さくすることができ、油槽
(2)を小型化することができる。又、油槽(2)を小
型化することにより、新油補給率の低下を防止できる。
しかも、加熱部における揚油の流れも加熱部の上部、下
部とも略一定にでき、常時揚油を所定温度にして循環さ
せることができる。
<実施例> 以下図面に基づき、本考案の一実施例を具体的に説明す
る。
第1図は、本考案の食品揚機の一実施例を示す構造図で
あり、第2図は加熱部を示す説明図である。
本実施例の食品揚機(1)は、実開昭63−88238号公報
に開示されたものを利用するもので、油槽(2)の中央
部に仕切板(3)を設け、油槽(2)内を上槽と下槽に
区画するとともに、揚油の循環路を形成している。そし
て、上槽に揚物(A)を、油槽(2)の図示右端の投入
口(2a)から左端の取出口(2b)まで移送するコンベア
(4)を備えている。
また、下槽には図示左端に揚油を循環させる羽根を有す
ポンプ(5)を設置するとともに、このポンプ(5)の
側方に揚油を加熱する加熱部(6)を備えてなるもので
ある。
コンベア(4)は、揚油中に配位される主ネットコンベ
ア(4a)と、この主ネットコンベア(4a)の上方に配位
される潜行ネットコンベア(4b)とから構成され、投入
口(2a)から入れられた揚物(A)を、これ等の間に保
持して、取出口(2b)へ移送できるようにしたものであ
る。
尚、第1図の図中の(7)は揚げカスを除去するための
フィルターを示し、(8)は、略三角柱状に形成された
突条を示すものである。この突条(7)は、加熱部
(6)から送られてくる揚油を均一にし、且つ揚油流通
路を狭くして通過速度を上げ、揚油の放熱を防ぐもので
ある。
加熱部(6)は、熱源であるボイラ(6a)(第2図図
示)と、複数の煙管(6b)…(6b)とからなる。これ等
の煙管(6b)…(6b)は、第2図に示すように、その周
壁に複数の凹部(60)と凸部(61)とを有する。この実
施例では、一つの凸部(61)を煙管(6b)の全周にわた
り、内周壁から外周壁にかけて径方向に突出させて形成
している。そして、煙管(6b)の長手方向に等間隔に同
形状の凸部(61)を複数配し、煙管(6b)の周壁に凹凸
部を形成して、いわゆる蛇腹状に形成している。そし
て、これ等の煙管(6b)…(6b)を、油槽(2)の加熱
部(6)に揚油が通る程度の間隔(t)を保って、互い
に隣接する煙管(6b)の凸部(61)と凹部(60)とを合
わせて縦に三段、横に五列に配している。又、縦に三段
に配した三つの煙管(6b)(6b)(6b)は、第2図に示
すように、画壁(6c)(6c)を介して接続され、ボイラ
(6a)の熱を下方の煙管(6b)から順次中央、上方の煙
管(6b)へ送るようにしている。
以上のようにすることにより、同じ長さの円筒状のもの
に比べ、外周壁の面積を増すことできる。
以下、円筒状のものと、本考案の形状のものとの表面積
を比較する。
a)円筒の側面の表面積 直径φ=76、長さl=600とすると、 S=76×3.14×600≒143184 b)本考案の煙管の形状を第4図に示すように凸部(6
1)の山のピッナ(p)=10、角度θ=60゜、とし、凹
部(60)における煙管の直径φ=76(r=38)、煙管長
さl=600とする。ここで凸部のQ1からQ2における面積
をsとすると全体の表面積はs×2×60=120sとなる。
又、三角錐の側面の面積は、底面の半径をxとし、高さ
をhとすると、 で与えられる。そこで、上記sを、この式により求め
る。
よって、上記の場合には、円筒状のものに比べ、約2.2
倍増すことになる。
従って、揚油の接する面積を増大させることができ、揚
油に与える熱効率を向上させるとができる。
また、二つの煙管(6b)(6b)の凹部(60)と、凸部
(61)とを夫々嵌め合わせて、煙管(6b)同士を重ね合
わせて並べることにより、従来と同じ熱交換にした場
合、油槽(2)内における加熱部(6)の占める割合を
少なくすることができる。
従って、油槽(2)全体を小型化することができる。ま
た、油槽(2)を小型化することにより、油槽(2)内
に入れる揚油量を少なくすることができ、揚物を揚げた
ことにより、減少した分の揚油を補給する際、残油量に
対し、新たに補給する揚油量の比率、いわゆる新油補給
率を高めることができる。
一方、従来と同じ径の煙管を同数、並設した場合には、
従来より熱効率を倍増させるとができるとともに、その
並設した煙管全体の占める面積をも小さくすることがで
き、新油補給率を向上させることができる。
さらに、煙管(6b)の縦方向に配設した高さを低くする
ことにより、加熱部(6)内における揚油全体をほぼ同
程度の速度で送ることができ、常時所定温度に温めた揚
油を循環させることができるものとなる。
尚、煙管(6b)の凹部(60)…(60)は第2図に示した
ものに限らず、例えば、第3図に示すように、一つの煙
管(6b)′の凹部(60a)…(60a)の配列を、その長手
方向に不規則に設けても良く、一方、凸部(61)、凹部
(60)の形状においても、実施例に示したものに限ら
ず、例えば凸部の断面形状を半円状にして、凹部を、こ
の凸部を嵌め得る形状にする等、適宜変更できるもので
ある。
また実施例においては、凸部(61)と凹部(60)を長手
方向に沿って交互に配しているが、例えば凸部(61)を
長手方向にスパイラル状に設け、凹凸部を形成するよう
にしても良く、適宜変更できるものである。
<考案の効果> 以上、実施例で述べたように、本考案の食品揚機は、従
来より熱効率を倍増させることができるとともに、円筒
状の煙管を複数並べた場合に比し、高さ及び幅を小さく
でき、加熱部全体として小さくすることができる。これ
により、油槽を小型化することができる。又、油槽を小
型化することにより、新油補給率の低下を防止できる。
しかも、加熱部における揚油を全体的に略同程度で送る
ことができ、常時揚油を所定温度にして循環させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の食品揚機の一実施例を示す構造図であ
り、第2図は加熱部を示す説明図、第3図は煙管の他の
実施例を示す断面図、第4図は煙管の表面積を算出する
際の説明図、第5図(A)は従来例を示す構造図、第5
図(B)は従来例の加熱部を示す断面図である。 (1)…食品揚機、(2)…油槽、(3)…仕切板、
(4)…コンベア、(5)…ポンプ、(6)…加熱部、
(6a)…ボイラー、(6b)…煙管、(60)…凹部、(6
1)…凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油槽(2)中に揚油を加熱するための筒状
    の煙管(6b)を有する食品揚機において、 この食品揚機に、複数の煙管(6b)…(6b)が備えら
    れ、 煙管(6b)…(6b)各々が、周壁を湾曲させて形成した
    複数の凹凸部(60)(61)を備え、この凸部(61)にお
    ける煙管(6b)の外径及び内径が凹部(60)における煙
    管(6b)の外径より径大に形成され、 これらの煙管(6b)…(6b)が、互いに隣接する一方の
    煙管(6b)の凸部(61)を他方の煙管(6b)の凹部(6
    0)に所定間隔だけ隔てて嵌まるようにして油槽(2)
    内に同方向に配設されてなるものであることを特徴とす
    る食品揚機。
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JPS4529261Y1 (ja) * 1966-07-30 1970-11-11
JPS62109037U (ja) * 1985-12-25 1987-07-11

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