JPH07107780A - 直流電動機の界磁電流制御方法およびその装置 - Google Patents
直流電動機の界磁電流制御方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH07107780A JPH07107780A JP24724193A JP24724193A JPH07107780A JP H07107780 A JPH07107780 A JP H07107780A JP 24724193 A JP24724193 A JP 24724193A JP 24724193 A JP24724193 A JP 24724193A JP H07107780 A JPH07107780 A JP H07107780A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】界磁電流により可変速制御する直流電動機にお
いて、界磁電流の変化率を調整することにより、可変速
制御の応答性を悪くすることなく、回生電流を防止す
る。 【構成】直流電源1が直流電動機2の電機子巻線に接続
され、電機子電流を供給する。界磁電流制御装置は指令
発生器3、変化率調整回路6、界磁調節器5で構成さ
れ、変化率調整回路6により界磁電流の変化率を直流電
動機2の負荷を含め、最適に調整する構成。
いて、界磁電流の変化率を調整することにより、可変速
制御の応答性を悪くすることなく、回生電流を防止す
る。 【構成】直流電源1が直流電動機2の電機子巻線に接続
され、電機子電流を供給する。界磁電流制御装置は指令
発生器3、変化率調整回路6、界磁調節器5で構成さ
れ、変化率調整回路6により界磁電流の変化率を直流電
動機2の負荷を含め、最適に調整する構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、界磁電流により可変
速制御する直流電動機の界磁電流制御方法およびその装
置に関する。
速制御する直流電動機の界磁電流制御方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の界磁電流により可変速制御する直
流電動機の構成例を図5に示す。同図において、直流電
源1が直流電動機2の電機子巻線に接続され、電機子電
流Iaを供給する。一方、界磁電流制御装置は指令発生
器3、RCフィルタ4、界磁調節器5で構成され、指令
発生器3よりの界磁電流指令値をRCフィルタ4を介し
て界磁電流設定値として界磁電流調節器5に入力され、
界磁電流調節器5の出力が直流電動機2の界磁巻線に接
続され、界磁電流Ifを供給するように構成している。
流電動機の構成例を図5に示す。同図において、直流電
源1が直流電動機2の電機子巻線に接続され、電機子電
流Iaを供給する。一方、界磁電流制御装置は指令発生
器3、RCフィルタ4、界磁調節器5で構成され、指令
発生器3よりの界磁電流指令値をRCフィルタ4を介し
て界磁電流設定値として界磁電流調節器5に入力され、
界磁電流調節器5の出力が直流電動機2の界磁巻線に接
続され、界磁電流Ifを供給するように構成している。
【0003】上記従来の構成例により、直流電動機2を
減速させる場合の各部の波形を図6に示す。直流電動機
を減速させるには、指令発生器よりの界磁電流指令値を
図6(イ)に示すように増加させる。その結果、RCフ
ィルタの出力、すなわち界磁電流設定値は図6(ロ)に
示す一次遅れ関数状の変化で界磁電流調節器に入力さ
れ、界磁電流Ifは図6(ハ)に示すように増加し、電
機子電流Iaは図6(ニ)のように変化し、直流電動機
が減速する。図6(ニ)の波形では、電機子電流Ia
は、界磁電流設定値の変化直後はRCフィルタによる界
磁電流の変化率(増加率)が大きいため、一時的に負の
電流、すなわち回生電流が流れている。
減速させる場合の各部の波形を図6に示す。直流電動機
を減速させるには、指令発生器よりの界磁電流指令値を
図6(イ)に示すように増加させる。その結果、RCフ
ィルタの出力、すなわち界磁電流設定値は図6(ロ)に
示す一次遅れ関数状の変化で界磁電流調節器に入力さ
れ、界磁電流Ifは図6(ハ)に示すように増加し、電
機子電流Iaは図6(ニ)のように変化し、直流電動機
が減速する。図6(ニ)の波形では、電機子電流Ia
は、界磁電流設定値の変化直後はRCフィルタによる界
磁電流の変化率(増加率)が大きいため、一時的に負の
電流、すなわち回生電流が流れている。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、直流電
源として、商用電源をダイオード整流器等で整流した直
流電源を使用した場合、界磁電流の変化率(増加率)が
大きい時に発生する回生電流を流すことができず、その
結果、直流電動機の可変速制御の応答性が悪くなり、
又、前記回生電流が流れないようにRCフィルタの時定
数を大きくした場合にも可変速制御の応答性が悪くなる
という問題があった。
源として、商用電源をダイオード整流器等で整流した直
流電源を使用した場合、界磁電流の変化率(増加率)が
大きい時に発生する回生電流を流すことができず、その
結果、直流電動機の可変速制御の応答性が悪くなり、
又、前記回生電流が流れないようにRCフィルタの時定
数を大きくした場合にも可変速制御の応答性が悪くなる
という問題があった。
【0005】この発明の課題は、直流電動機の可変速制
御の応答性を悪くすることなく、回生電流を防止するこ
とにある。
御の応答性を悪くすることなく、回生電流を防止するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明では、直流電動機を可変速制御する際に、
前記界磁電流の変化率を調整するものであり、その変化
は変化率が一定のランプ信号状にして、界磁電流を指令
値に達するまで、変化させるものである。また、界磁電
流制御装置は、界磁電流の指令値を発生する指令発生器
と、前記界磁電流指令値に達するまで間の界磁電流の変
化率を調整する変化率調整回路と、前記変化率調整回路
の出力に基づいて界磁電流を調節する界磁電流調節器と
を備えるものである。
に、この発明では、直流電動機を可変速制御する際に、
前記界磁電流の変化率を調整するものであり、その変化
は変化率が一定のランプ信号状にして、界磁電流を指令
値に達するまで、変化させるものである。また、界磁電
流制御装置は、界磁電流の指令値を発生する指令発生器
と、前記界磁電流指令値に達するまで間の界磁電流の変
化率を調整する変化率調整回路と、前記変化率調整回路
の出力に基づいて界磁電流を調節する界磁電流調節器と
を備えるものである。
【0007】
【作用】界磁電流により可変速制御する直流電動機にお
いて、可変速制御する際に、前記界磁電流の変化率を調
整して、前記界磁電流を流すことにより、従来例のRC
フィルタのように前記界磁電流の変化率が大きく変化し
ないので、前記直流電動機の可変速制御の応答性を悪く
することなく、回生電流を防止できる。
いて、可変速制御する際に、前記界磁電流の変化率を調
整して、前記界磁電流を流すことにより、従来例のRC
フィルタのように前記界磁電流の変化率が大きく変化し
ないので、前記直流電動機の可変速制御の応答性を悪く
することなく、回生電流を防止できる。
【0008】
【実施例】図1にこの発明の実施例の構成図を示す。図
1において、図5と同一機能を有するものには同一符号
を付して説明を省略し、図5と異なる機能のものを中心
に説明する。すなわち図1において、界磁電流の指令発
生器3の出力は変化率調整回路6に入力され、指令発生
器3の出力のステップ信号状の変化が変化率調整回路6
でランプ信号状の変化に調整され、界磁電流設定値とし
て界磁電流調節器5に入力される。
1において、図5と同一機能を有するものには同一符号
を付して説明を省略し、図5と異なる機能のものを中心
に説明する。すなわち図1において、界磁電流の指令発
生器3の出力は変化率調整回路6に入力され、指令発生
器3の出力のステップ信号状の変化が変化率調整回路6
でランプ信号状の変化に調整され、界磁電流設定値とし
て界磁電流調節器5に入力される。
【0009】図1の実施例において、直流電動機2を減
速させた場合の各部の波形を図2に示す。直流電動機を
減速するには、指令発生器よりの界磁電流指令値を図2
(イ)に示すように増加させる。この信号を受けて、変
化率調整回路の出力、すなわち界磁電流設定値は図2
(ロ)に示す直線状の変化で界磁電流調節器に入力さ
れ、界磁電流Ifは図2(ハ)に示すように直線状に増
加し、電機子電流Iaは図2(ニ)のように変化し、直
流電動機が減速する。図2(ニ)の波形では、電機子電
流Iaは正の電流領域で変化しており、負の電流領域に
入り込まないように変化率調整回路で界磁電流の増加率
(ランプ信号の傾斜)を調整している。
速させた場合の各部の波形を図2に示す。直流電動機を
減速するには、指令発生器よりの界磁電流指令値を図2
(イ)に示すように増加させる。この信号を受けて、変
化率調整回路の出力、すなわち界磁電流設定値は図2
(ロ)に示す直線状の変化で界磁電流調節器に入力さ
れ、界磁電流Ifは図2(ハ)に示すように直線状に増
加し、電機子電流Iaは図2(ニ)のように変化し、直
流電動機が減速する。図2(ニ)の波形では、電機子電
流Iaは正の電流領域で変化しており、負の電流領域に
入り込まないように変化率調整回路で界磁電流の増加率
(ランプ信号の傾斜)を調整している。
【0010】図3は、図1の変化率調整回路を示す構成
図であり、コンパレータ(比較器)11a,11b、ア
ナログスイッチ12a〜12c、NAND(否定積)素
子13、可変抵抗器15を含む積分回路14より構成さ
れている。図3の変化率調整回路の動作を各素子の名
称,符号を参照しつつ、図4の波形図により説明する。
同図において、変化率調整回路の入力信号すなわち界磁
電流指令値がステップ状に増加すると、コンパレータ1
1aが動作し、アナログスイッチ12aによりS1がオ
ン(ON)状態となり、マイナス(N)電位が積分回路
14の入力に接続され、変化率調整回路の出力信号はラ
ンプ信号状に増加し、出力信号のレベルが入力信号のレ
ベルと一致したとき、コンパレータ11aによりS1が
オフ(OFF)状態になるため積分回路14は動作を停
止し、NAND素子によりアナログスイッチ12cを介
してS3が再びオン(ON)状態となるので、出力信号
は入力信号と同じレベルを維持する。
図であり、コンパレータ(比較器)11a,11b、ア
ナログスイッチ12a〜12c、NAND(否定積)素
子13、可変抵抗器15を含む積分回路14より構成さ
れている。図3の変化率調整回路の動作を各素子の名
称,符号を参照しつつ、図4の波形図により説明する。
同図において、変化率調整回路の入力信号すなわち界磁
電流指令値がステップ状に増加すると、コンパレータ1
1aが動作し、アナログスイッチ12aによりS1がオ
ン(ON)状態となり、マイナス(N)電位が積分回路
14の入力に接続され、変化率調整回路の出力信号はラ
ンプ信号状に増加し、出力信号のレベルが入力信号のレ
ベルと一致したとき、コンパレータ11aによりS1が
オフ(OFF)状態になるため積分回路14は動作を停
止し、NAND素子によりアナログスイッチ12cを介
してS3が再びオン(ON)状態となるので、出力信号
は入力信号と同じレベルを維持する。
【0011】また、変化率調整回路の入力信号すなわち
界磁電流指令値がステップ状に減少すると、コンパレー
タ11bが動作し、アナログスイッチ12BによりS2
がオン(ON)状態となり、プラス(P)電位が積分回
路14の入力に接続され、変化率調整回路の出力信号は
ランプ信号状に減少し、出力信号のレベルが入力信号の
レベルと一致したとき、コンパレータ11bによりS2
がオフ(OFF)状態になるため積分回路14は動作を
停止し、NAND素子によりS3が再びオン(ON)状
態となるので、出力信号は入力信号と同じレベルを維持
する。
界磁電流指令値がステップ状に減少すると、コンパレー
タ11bが動作し、アナログスイッチ12BによりS2
がオン(ON)状態となり、プラス(P)電位が積分回
路14の入力に接続され、変化率調整回路の出力信号は
ランプ信号状に減少し、出力信号のレベルが入力信号の
レベルと一致したとき、コンパレータ11bによりS2
がオフ(OFF)状態になるため積分回路14は動作を
停止し、NAND素子によりS3が再びオン(ON)状
態となるので、出力信号は入力信号と同じレベルを維持
する。
【0012】なお、積分回路14は可変抵抗器15と演
算増幅器とコンデンサで構成され、演算増幅器の一方の
入力は零(M)電位に接続し、可変抵抗器15により積
分時間すなわち所望の界磁電流の増加率に調整できる。
算増幅器とコンデンサで構成され、演算増幅器の一方の
入力は零(M)電位に接続し、可変抵抗器15により積
分時間すなわち所望の界磁電流の増加率に調整できる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、界磁電流により可変
速制御する直流電動機において、可変速制御する際に、
前記界磁電流の変化率を調整して、前記界磁電流を流す
ことにより、直流電源として、商用電源をダイオード整
流器等で整流した直流電源を使用した場合にも前記直流
電動機の可変速制御の応答性を悪くすることなく、回生
電流を防止できる。
速制御する直流電動機において、可変速制御する際に、
前記界磁電流の変化率を調整して、前記界磁電流を流す
ことにより、直流電源として、商用電源をダイオード整
流器等で整流した直流電源を使用した場合にも前記直流
電動機の可変速制御の応答性を悪くすることなく、回生
電流を防止できる。
【0014】また、前記界磁電流の変化率を調整するこ
とにより、前記直流電動機を増速する場合の電機子巻線
に流れる駆動電流の最大値を抑制できるので、直流電動
機の負荷の状態を含め、好適な可変速制御が実現でき
る。
とにより、前記直流電動機を増速する場合の電機子巻線
に流れる駆動電流の最大値を抑制できるので、直流電動
機の負荷の状態を含め、好適な可変速制御が実現でき
る。
【図1】この発明の実施例を示す構成図
【図2】図1の動作を説明する波形図
【図3】図1の変化率調整回路を示す構成図
【図4】図3の動作を説明する波形図
【図5】従来例を示す構成図
【図6】図5の動作を説明する波形図
1…直流電源、2…直流電動機、3…指令発生器、4…
RCフィルタ、5…界磁調節器、6…変化率調整回路、
11a,11b…コンパレータ、12a〜12c…アナ
ログスイッチ、13…NAND素子、14…積分回路、
15…可変抵抗器、Ia…電機子電流、If…界磁電
流。
RCフィルタ、5…界磁調節器、6…変化率調整回路、
11a,11b…コンパレータ、12a〜12c…アナ
ログスイッチ、13…NAND素子、14…積分回路、
15…可変抵抗器、Ia…電機子電流、If…界磁電
流。
Claims (3)
- 【請求項1】界磁電流を調節して、直流電動機を可変速
制御する際に、前記界磁電流の変化率を調整してなるこ
とを特徴とする直流電動機の界磁電流制御方法。 - 【請求項2】界磁電流が指令値に達するまでの間、界磁
電流の変化率が一定のランプ信号状に変化させることを
特徴とする請求項1に記載の直流電動機の界磁電流制御
方法。 - 【請求項3】界磁電流を調節して、直流電動機を可変速
制御する界磁電流制御装置において、界磁電流の指令値
を発生する指令発生器と、前記界磁電流指令値に達する
まで間の界磁電流の変化率を調整する変化率調整回路
と、前記変化率調整回路の出力に基づいて界磁電流を調
節する界磁電流調節器とを備えてなることを特徴とする
直流電動機の界磁電流制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24724193A JPH07107780A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 直流電動機の界磁電流制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24724193A JPH07107780A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 直流電動機の界磁電流制御方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07107780A true JPH07107780A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17160558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24724193A Pending JPH07107780A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 直流電動機の界磁電流制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107780A (ja) |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP24724193A patent/JPH07107780A/ja active Pending
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