JPH07109057B2 - タフテッド織物及びタフト形成方法 - Google Patents
タフテッド織物及びタフト形成方法Info
- Publication number
- JPH07109057B2 JPH07109057B2 JP5063791A JP6379193A JPH07109057B2 JP H07109057 B2 JPH07109057 B2 JP H07109057B2 JP 5063791 A JP5063791 A JP 5063791A JP 6379193 A JP6379193 A JP 6379193A JP H07109057 B2 JPH07109057 B2 JP H07109057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tufts
- line
- needles
- row
- base cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 title claims description 104
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 17
- 238000009732 tufting Methods 0.000 claims description 14
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 4
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 2
- 235000003913 Coccoloba uvifera Nutrition 0.000 claims 1
- 240000008976 Pterocarpus marsupium Species 0.000 claims 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 25
- 239000000047 product Substances 0.000 description 9
- 244000208734 Pisonia aculeata Species 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 241000534431 Hygrocybe pratensis Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C15/00—Making pile fabrics or articles having similar surface features by inserting loops into a base material
- D05C15/04—Tufting
- D05C15/08—Tufting machines
- D05C15/26—Tufting machines with provision for producing patterns
- D05C15/28—Tufting machines with provision for producing patterns by moving the base material laterally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般的にはカーペット
や室内装飾品等の模様入織物製品製造用のタフティング
装置に関し、より具体的には、複数の糸が選択的に送ら
れる、互いに横断方向に間隔をおいて設けられた複数の
中空針と、隣接する中空針の間隔に相当する距離だけ基
布を横断方向に移動させる基布移動装置を備え、この装
置によって基布を移動させるとき、隣接する針によって
形成された縫い目間の境目が見えないようにしたタフテ
ィング装置に関する。
や室内装飾品等の模様入織物製品製造用のタフティング
装置に関し、より具体的には、複数の糸が選択的に送ら
れる、互いに横断方向に間隔をおいて設けられた複数の
中空針と、隣接する中空針の間隔に相当する距離だけ基
布を横断方向に移動させる基布移動装置を備え、この装
置によって基布を移動させるとき、隣接する針によって
形成された縫い目間の境目が見えないようにしたタフテ
ィング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1985年10月29日発行のKile
に与えられたアメリカ特許No.4549496には、色
および材質の異なる糸を用いて模様入織物製品を製造す
るのに非常に便利なタフティング装置が開示されてい
る。この装置は糸を基布に植え込むことによって、これ
までは織機や印刷技法などによってしかできなかった模
様やデザインを作り出すことができる。この特許を与え
られた装置は基布の幅方向に間隔をおいて設けられた複
数のヘッドを備えている。各ヘッドには往復運動する中
空の針、すなわち基布差し込み用チューブを一本ずつ設
け、この針を基布に突き刺した後、空気圧を利用してタ
フト糸を針に送り込むことによって糸を基布に植え込む
ようになっている。針は糸交換器に接続されており、糸
交換器にはたとえば色の異なる複数の糸が供給されてお
り、さらにこの糸交換器は針が基布に突き刺される毎
に、1本以上の糸を選択して針に送って基布に植え込む
ための機構を備えている。複数のヘッドを基布の幅方向
に,隣合うヘッドの距離に相当する長さだけ一斉に移動
させることによって、横断方向に1列分のタフトを形成
するようになっている。次に基布を次の横断方向の列を
形成すべき位置まで前進させた後、上記の工程を繰り返
し次のタフトの列を形成する。基布に針を突き刺す毎の
糸の選択はコンピューターによって制御されているの
で、所望の模様の付いた製品を簡単に製造できる。
に与えられたアメリカ特許No.4549496には、色
および材質の異なる糸を用いて模様入織物製品を製造す
るのに非常に便利なタフティング装置が開示されてい
る。この装置は糸を基布に植え込むことによって、これ
までは織機や印刷技法などによってしかできなかった模
様やデザインを作り出すことができる。この特許を与え
られた装置は基布の幅方向に間隔をおいて設けられた複
数のヘッドを備えている。各ヘッドには往復運動する中
空の針、すなわち基布差し込み用チューブを一本ずつ設
け、この針を基布に突き刺した後、空気圧を利用してタ
フト糸を針に送り込むことによって糸を基布に植え込む
ようになっている。針は糸交換器に接続されており、糸
交換器にはたとえば色の異なる複数の糸が供給されてお
り、さらにこの糸交換器は針が基布に突き刺される毎
に、1本以上の糸を選択して針に送って基布に植え込む
ための機構を備えている。複数のヘッドを基布の幅方向
に,隣合うヘッドの距離に相当する長さだけ一斉に移動
させることによって、横断方向に1列分のタフトを形成
するようになっている。次に基布を次の横断方向の列を
形成すべき位置まで前進させた後、上記の工程を繰り返
し次のタフトの列を形成する。基布に針を突き刺す毎の
糸の選択はコンピューターによって制御されているの
で、所望の模様の付いた製品を簡単に製造できる。
【0003】Kile特許に基づいて実際に製造した装
置の製造速度に大きな影響を及ぼす要因は、タフティン
グヘッドの数である。ヘッドの数が多いほど各ヘッドの
横断方向の移動量は小さくてすむので、一列分の糸をよ
り速く植え込むことができる。しかしヘッドの数が多い
と別の問題が生じる。すなわち、ヘッドの数が多いとヘ
ッド全体が重くなり、ヘッドの正確な移動およびヘッド
相互間の位置決めが難しくなる。そこでIngramの
アメリカ特許No.4991523では、中空針を取り付
けたヘッドを基布の幅方向に移動させる代わりに、ヘッ
ドよりもずっと軽量の基布を幅方向に移動させることを
提案している。こうすることによって横断方向移動装置
の構造を簡素化できるばかりでなく、糸植え込みの速度
および位置精度の向上が図れる。
置の製造速度に大きな影響を及ぼす要因は、タフティン
グヘッドの数である。ヘッドの数が多いほど各ヘッドの
横断方向の移動量は小さくてすむので、一列分の糸をよ
り速く植え込むことができる。しかしヘッドの数が多い
と別の問題が生じる。すなわち、ヘッドの数が多いとヘ
ッド全体が重くなり、ヘッドの正確な移動およびヘッド
相互間の位置決めが難しくなる。そこでIngramの
アメリカ特許No.4991523では、中空針を取り付
けたヘッドを基布の幅方向に移動させる代わりに、ヘッ
ドよりもずっと軽量の基布を幅方向に移動させることを
提案している。こうすることによって横断方向移動装置
の構造を簡素化できるばかりでなく、糸植え込みの速度
および位置精度の向上が図れる。
【0004】基布を移動させて、各針を基布に突き刺す
ことによって横断方向に間隔をおいた縫い目が形成され
る。隣接する縫い目すなわちタフト間の間隔が完成品の
タフト寸法になる。たとえば針の間隔が2インチで、隣
接するタフト間の寸法すなわち間隔が1/10インチと
すると、1本の針が最初に基布に突き刺されてから、同
じ針が最後に基布に突き刺された後、反対向きに基布が
移動されるまでの間に、基布は合計20回間欠的に同一
方向に移動されることになる。従来の装置の場合、In
gramのアメリカ特許に開示されているように、基布
を横にすなわち横断方向に間欠移動させている間は、装
置の長手方向すなわち送り方向には基布は移動させない
ようにしていた。すなわち、基布を横方向に移動させて
いる間は、基布送り用のローラーは停止させておき、各
針によって一列分のタフトが完成してから基布を長手方
向に送るようになっていた。長手方向前方に移動させて
から、基布を上記とは反対向きの横断方向に間欠的に移
動させ、一回の移動毎に針を基布に突き刺す。その後さ
らにもう一歩前方に基布を移動させてから、前回とは逆
向きの横断方向に基布を間欠的に移動させる。
ことによって横断方向に間隔をおいた縫い目が形成され
る。隣接する縫い目すなわちタフト間の間隔が完成品の
タフト寸法になる。たとえば針の間隔が2インチで、隣
接するタフト間の寸法すなわち間隔が1/10インチと
すると、1本の針が最初に基布に突き刺されてから、同
じ針が最後に基布に突き刺された後、反対向きに基布が
移動されるまでの間に、基布は合計20回間欠的に同一
方向に移動されることになる。従来の装置の場合、In
gramのアメリカ特許に開示されているように、基布
を横にすなわち横断方向に間欠移動させている間は、装
置の長手方向すなわち送り方向には基布は移動させない
ようにしていた。すなわち、基布を横方向に移動させて
いる間は、基布送り用のローラーは停止させておき、各
針によって一列分のタフトが完成してから基布を長手方
向に送るようになっていた。長手方向前方に移動させて
から、基布を上記とは反対向きの横断方向に間欠的に移
動させ、一回の移動毎に針を基布に突き刺す。その後さ
らにもう一歩前方に基布を移動させてから、前回とは逆
向きの横断方向に基布を間欠的に移動させる。
【0005】この方法には、隣接する針によって形成さ
れたタフトの間に、目に見える境目が生じてしまうとい
う問題があった。隣接する針間に生じるこの境目は、生
地が無地あるいは単色の場合特に目立つ。この場合、境
目は1本の線状をなし、これによって製品の外観が損ね
られてしまう。
れたタフトの間に、目に見える境目が生じてしまうとい
う問題があった。隣接する針間に生じるこの境目は、生
地が無地あるいは単色の場合特に目立つ。この場合、境
目は1本の線状をなし、これによって製品の外観が損ね
られてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の主要な
目的は、基布を隣接する針の間で間欠的に往復移動させ
るようになっている中空針付タフティング装置を用い
て、隣接する針によって形成されたタフトの間の境目が
見えない織物を提供することである。
目的は、基布を隣接する針の間で間欠的に往復移動させ
るようになっている中空針付タフティング装置を用い
て、隣接する針によって形成されたタフトの間の境目が
見えない織物を提供することである。
【0007】本発明のもう一つの目的は、横断方向に間
隔をあけて設けた複数の中空針を備えたタフティング装
置を用いて、基布を隣接する針の間で複数回間欠的に移
動させるとともに、各針によって基布の横断方向に間隔
をおいた複数の地点にタフトを形成することによって得
られる模様入りの織物において、各針によって形成され
た隣接するタフトが、基布を送る方向に対して傾斜した
線に沿って並び、また上記傾斜した線の横断方向端部は
隣接する傾斜線の端部から横断方向に位置がずれるよう
に各針と基布との相対移動を制御することによって、各
針によって同じ形の山形袖章状模様を周期的に形成した
織物を提供することである。
隔をあけて設けた複数の中空針を備えたタフティング装
置を用いて、基布を隣接する針の間で複数回間欠的に移
動させるとともに、各針によって基布の横断方向に間隔
をおいた複数の地点にタフトを形成することによって得
られる模様入りの織物において、各針によって形成され
た隣接するタフトが、基布を送る方向に対して傾斜した
線に沿って並び、また上記傾斜した線の横断方向端部は
隣接する傾斜線の端部から横断方向に位置がずれるよう
に各針と基布との相対移動を制御することによって、各
針によって同じ形の山形袖章状模様を周期的に形成した
織物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、基布
を送る方向に対して傾斜した線に沿ってタフトを形成
し、各傾斜線は基布を第1の方向に動かし始める地点か
ら、基布の移動方向を横断方向の逆向きに転換する地点
まで続いている。各径斜線の各端部に形成される最後の
タフトは、基布を同じ方向に動かすときに形成される隣
接する傾斜線から横断方向にずれた位置に形成される。
を送る方向に対して傾斜した線に沿ってタフトを形成
し、各傾斜線は基布を第1の方向に動かし始める地点か
ら、基布の移動方向を横断方向の逆向きに転換する地点
まで続いている。各径斜線の各端部に形成される最後の
タフトは、基布を同じ方向に動かすときに形成される隣
接する傾斜線から横断方向にずれた位置に形成される。
【0009】基布は駆動手段を用いて、横断方向には間
欠的に移動させ、横断方向の移動が停止する毎に基布に
タフトを植え込み、一方送り方向には基布は連続的に移
動させる。一本の針によって各傾斜線に沿って形成する
タフトの数は、製品のタフト寸法、すなわち横断方向に
隣接するタフト間の距離によって決まる。タフトによっ
て形成された各傾斜線の端部、すなわち基布の移動方向
を横断方向の逆向きに転換する地点が、互いに横断方向
にずれた位置になるように駆動手段を制御することによ
って、各針によって同じ形の山形袖章状模様を周期的に
形成する。
欠的に移動させ、横断方向の移動が停止する毎に基布に
タフトを植え込み、一方送り方向には基布は連続的に移
動させる。一本の針によって各傾斜線に沿って形成する
タフトの数は、製品のタフト寸法、すなわち横断方向に
隣接するタフト間の距離によって決まる。タフトによっ
て形成された各傾斜線の端部、すなわち基布の移動方向
を横断方向の逆向きに転換する地点が、互いに横断方向
にずれた位置になるように駆動手段を制御することによ
って、各針によって同じ形の山形袖章状模様を周期的に
形成する。
【0010】
【実施例】上で述べたように、本発明は上記アメリカ特
許No.4991523に開示されている種類の、カーペ
ット、壁カバー、室内装飾品等のタフティド製品製造用
の装置に応用するものであり、上記特許の開示内容は参
考用として本願明細書の一部を成すものとする。本願の
タフティング装置の構造および作用の内、本願の主題と
は直接関連のない部分であって、本明細書中に記載され
ていない内容は上記特許の明細書に記載されている。
許No.4991523に開示されている種類の、カーペ
ット、壁カバー、室内装飾品等のタフティド製品製造用
の装置に応用するものであり、上記特許の開示内容は参
考用として本願明細書の一部を成すものとする。本願の
タフティング装置の構造および作用の内、本願の主題と
は直接関連のない部分であって、本明細書中に記載され
ていない内容は上記特許の明細書に記載されている。
【0011】図1のタフティング装置は複数の基布差し
込み用チューブすなわち針10を備えている(図示して
いるのは1本だけ)。これらは中空の針であり、基布1
2にタフト糸14を植え込むために基布に差し込まれる
ので、以降の説明では基布差し込みチューブと称するこ
ともある。長い帯状の基布12は1対のピンローラー2
0、22からなる基布送り装置によって、往復運動する
針を通過して長手方向に(すなわち図1の矢印で示すよ
うに左向きに)送られる。ピンローラー20、22は図
2に示すとともに以下に説明するモーター24、26に
よって互いに少し異なる速度で回転させることによっ
て、基布が往復運動する針を通過する部分ではぴんと張
った状態で通過できるようにする。基布送り装置はさら
にピンローラー20、22と連動して基布をガイドする
ための1対のガイドローラー28、29を備えている。
以下に詳しく説明する理由により、図示のようにピンロ
ーラー20、22よりも直径の小さい第2のピンローラ
ー30、32を、往復運動する針10の近くで、基布の
反対側に設ける。ピンローラー30、32は基布のタフ
トを植え込む部分での移動を正確に制御する役目を果た
す。図示のようにピンローラー30は、針が基布に差し
込まれる部分の近くで、基布の下側に設けた支持プレー
ト34に取り付けられている。ピンローラー32は往復
運動する針の少し下流側で、基布の上側に設けた別のプ
レート36に取り付けられている。プレート34、36
は以下に示す理由により、基布の進行方向に対して直角
の方向に移動できるようにする。
込み用チューブすなわち針10を備えている(図示して
いるのは1本だけ)。これらは中空の針であり、基布1
2にタフト糸14を植え込むために基布に差し込まれる
ので、以降の説明では基布差し込みチューブと称するこ
ともある。長い帯状の基布12は1対のピンローラー2
0、22からなる基布送り装置によって、往復運動する
針を通過して長手方向に(すなわち図1の矢印で示すよ
うに左向きに)送られる。ピンローラー20、22は図
2に示すとともに以下に説明するモーター24、26に
よって互いに少し異なる速度で回転させることによっ
て、基布が往復運動する針を通過する部分ではぴんと張
った状態で通過できるようにする。基布送り装置はさら
にピンローラー20、22と連動して基布をガイドする
ための1対のガイドローラー28、29を備えている。
以下に詳しく説明する理由により、図示のようにピンロ
ーラー20、22よりも直径の小さい第2のピンローラ
ー30、32を、往復運動する針10の近くで、基布の
反対側に設ける。ピンローラー30、32は基布のタフ
トを植え込む部分での移動を正確に制御する役目を果た
す。図示のようにピンローラー30は、針が基布に差し
込まれる部分の近くで、基布の下側に設けた支持プレー
ト34に取り付けられている。ピンローラー32は往復
運動する針の少し下流側で、基布の上側に設けた別のプ
レート36に取り付けられている。プレート34、36
は以下に示す理由により、基布の進行方向に対して直角
の方向に移動できるようにする。
【0012】好ましくはピンローラー20、22も図
1、2に示すように可動プレート34、36に取り付け
る。プレート34、36が横断方向に、すなわち基布の
送り方向に対して横方向に移動できるように、各プレー
トは概略的に示す装置のフレームの固定部42に支持さ
れた1対の横断方向にのびる軸38に取り付けられてい
る。プレート34は上方にある基布に対しスライド可能
であり、またプレート36もそれよりも下方に位置する
基布に対してスライド可能である。好ましくはプレート
34、36は図2に示す機構42によって相互に機械的
に連結するとともに、プレート34、36とピンローラ
ー20、22およびピンローラーの駆動装置を、基布の
長手方向、すなわち長手方向に直角の方向に一斉に移動
させるための横断方向位置決めモーター46に連結す
る。このプレートの移動によって、基布12も横断方向
に同じ距離だけ移動し、これによって各針は基布の横断
方向の複数の地点に糸を植え込むことができる。横断方
向位置決め機構としては、モーター48で回転させるこ
とによって、高い精度で非常に短い距離を横断方向に移
動することができる市販のボールネジ駆動装置48が好
ましい。この位置決め機構によって、以下に詳しく述べ
るように、1/10インチ以下の距離の正確な移動が可
能になる。ローラー28、29も第2の、精度はそれほ
ど高くない移動機構を用いて、ピンローラー20、22
とともに横断方向に移動できるようにする。
1、2に示すように可動プレート34、36に取り付け
る。プレート34、36が横断方向に、すなわち基布の
送り方向に対して横方向に移動できるように、各プレー
トは概略的に示す装置のフレームの固定部42に支持さ
れた1対の横断方向にのびる軸38に取り付けられてい
る。プレート34は上方にある基布に対しスライド可能
であり、またプレート36もそれよりも下方に位置する
基布に対してスライド可能である。好ましくはプレート
34、36は図2に示す機構42によって相互に機械的
に連結するとともに、プレート34、36とピンローラ
ー20、22およびピンローラーの駆動装置を、基布の
長手方向、すなわち長手方向に直角の方向に一斉に移動
させるための横断方向位置決めモーター46に連結す
る。このプレートの移動によって、基布12も横断方向
に同じ距離だけ移動し、これによって各針は基布の横断
方向の複数の地点に糸を植え込むことができる。横断方
向位置決め機構としては、モーター48で回転させるこ
とによって、高い精度で非常に短い距離を横断方向に移
動することができる市販のボールネジ駆動装置48が好
ましい。この位置決め機構によって、以下に詳しく述べ
るように、1/10インチ以下の距離の正確な移動が可
能になる。ローラー28、29も第2の、精度はそれほ
ど高くない移動機構を用いて、ピンローラー20、22
とともに横断方向に移動できるようにする。
【0013】針10は、各針に対応するリンク機構52
を介して針に連結された1個以上の調節可能なカム機構
50によって往復運動させる。調節可能なカム機構は、
ヨーク部材56の円形部内に軸受を介して取り付けられ
た円形のカムローブ部材54を備えている。カムローブ
部材は、カムローブ部材の中心を外れたところで、好ま
しくは図示のように軸受を介してフレームの固定部60
に取り付けられた横断方向にのびる回転軸58に支持さ
れるとともにこの軸によって駆動される。リンク機構5
2は64の部分でヨーク部材56に回動自在に連結され
た連結部、すなわちクレビス62と、連結部62に接続
されており、フレームの別の固定部69に支持されたブ
ッシングまたは軸受によって垂直方向に往復運動できる
ようにガイドされている垂直方向にのびるプッシュロッ
ド66とからなる。プッシュロッド66の下端は、糸交
換器70が取り付けてある取り付けバー71に接続され
ている。各糸交換器には針10が1本ずつ取り付けられ
ている。軸58が回転すると、カム部材54が回転し、
ヨーク部材56が往復運動し、リンク部材を介してヨー
ク部材と連結している針も同様に往復運動し、針が基布
に繰り返し差し込まれ引き抜かれる。
を介して針に連結された1個以上の調節可能なカム機構
50によって往復運動させる。調節可能なカム機構は、
ヨーク部材56の円形部内に軸受を介して取り付けられ
た円形のカムローブ部材54を備えている。カムローブ
部材は、カムローブ部材の中心を外れたところで、好ま
しくは図示のように軸受を介してフレームの固定部60
に取り付けられた横断方向にのびる回転軸58に支持さ
れるとともにこの軸によって駆動される。リンク機構5
2は64の部分でヨーク部材56に回動自在に連結され
た連結部、すなわちクレビス62と、連結部62に接続
されており、フレームの別の固定部69に支持されたブ
ッシングまたは軸受によって垂直方向に往復運動できる
ようにガイドされている垂直方向にのびるプッシュロッ
ド66とからなる。プッシュロッド66の下端は、糸交
換器70が取り付けてある取り付けバー71に接続され
ている。各糸交換器には針10が1本ずつ取り付けられ
ている。軸58が回転すると、カム部材54が回転し、
ヨーク部材56が往復運動し、リンク部材を介してヨー
ク部材と連結している針も同様に往復運動し、針が基布
に繰り返し差し込まれ引き抜かれる。
【0014】図1のタフティング装置は、基布に植え込
む糸を制御して供給する機構も備えている。この機構は
所定の長さの選択された糸を各針に対応する糸交換器に
確実に供給するための糸供給装置を備えている。糸供給
装置は、送りローラー82と連動する駆動ローラー80
を備えている。送りローラー82は、フレーム部69に
取り付けたジャーナル軸受86に回動自在に支持された
可動部材84に取り付けられている。図示の例では各針
すなわち基布差し込み用チューブ10に送られる各糸に
対応する部材84一つに付、ローラー82は1個ずつ設
けられている。各送りローラー82は、対応する空気圧
アクチュエーター90等によって対応する駆動ローラー
80に押し付けられている。駆動ローラー80は複数個
の送りローラーにつき1個ずつ設けてもよい。アクチュ
エーター90はアクチュエーターに対して伸縮自在のロ
ッド91を介して回動部材84に接続され、部材84を
回動させることによって各ローラー82をローラー80
に押圧するようになっている。クリール(図示省略)の
糸巻コーン93等の糸供給部から送られる糸92は、ロ
ーラー82の外周に巻きつき、ローラー80、82の間
に挟み込まれる。駆動ローラー80は間欠的に回転する
駆動軸94に取り付けられており、ローラー80、82
が係合した状態で軸が回転すると、糸は糸引き戻し機構
96、糸排出装置98を通って糸交換器70に確実に送
られる。このように糸は曲がりくねった経路に沿って送
られるので、部材84が回動してローラー82がローラ
ー80から離れたときには所定の長さの糸が糸供給部か
ら引き出されている。こうして糸供給部から引き出され
た糸は、部材84が再び回動してローラー82がローラ
ー80に係合すると、各針に向かって送られる。
む糸を制御して供給する機構も備えている。この機構は
所定の長さの選択された糸を各針に対応する糸交換器に
確実に供給するための糸供給装置を備えている。糸供給
装置は、送りローラー82と連動する駆動ローラー80
を備えている。送りローラー82は、フレーム部69に
取り付けたジャーナル軸受86に回動自在に支持された
可動部材84に取り付けられている。図示の例では各針
すなわち基布差し込み用チューブ10に送られる各糸に
対応する部材84一つに付、ローラー82は1個ずつ設
けられている。各送りローラー82は、対応する空気圧
アクチュエーター90等によって対応する駆動ローラー
80に押し付けられている。駆動ローラー80は複数個
の送りローラーにつき1個ずつ設けてもよい。アクチュ
エーター90はアクチュエーターに対して伸縮自在のロ
ッド91を介して回動部材84に接続され、部材84を
回動させることによって各ローラー82をローラー80
に押圧するようになっている。クリール(図示省略)の
糸巻コーン93等の糸供給部から送られる糸92は、ロ
ーラー82の外周に巻きつき、ローラー80、82の間
に挟み込まれる。駆動ローラー80は間欠的に回転する
駆動軸94に取り付けられており、ローラー80、82
が係合した状態で軸が回転すると、糸は糸引き戻し機構
96、糸排出装置98を通って糸交換器70に確実に送
られる。このように糸は曲がりくねった経路に沿って送
られるので、部材84が回動してローラー82がローラ
ー80から離れたときには所定の長さの糸が糸供給部か
ら引き出されている。こうして糸供給部から引き出され
た糸は、部材84が再び回動してローラー82がローラ
ー80に係合すると、各針に向かって送られる。
【0015】各針に対応する糸引き戻し機構96は、1
対の糸ガイド103、105の間に設けられ、ガイド1
03、105に対して移動可能な、通路すなわちはと目
が形成されたロッドまたはプランジャー99を備えてい
る。この機構はタフトを一つ形成し、アメリカ特許No.
4991523に詳しく記載されている後述のカッター
装置によって糸を切断してから、糸を針10から引き抜
くためのものである。このとき糸は糸交換器70の内部
に引き戻すようにするのがよい。各針につき1個以上の
糸排出装置98がプッシュロッドに固定された取付バー
97に取り付けられている。排出装置には複数の種類の
違う糸(図では1本の糸92だけを示す)が、空気圧供
給装置100から送られる圧縮空気によって別々の通路
を通って送られる。好ましくは針1本につき排出装置を
1個ずつ設け、各装置に6本の種類の異なる糸を送るよ
うにする。隣接する針に取り付けた排出装置は互いに千
鳥状に配列する、すなわち一つの排出装置がバー97の
前部にある場合、その隣の装置はバーの裏側に位置させ
るのが好ましい(図1では紛らわしくなるので後者は省
略している)。圧縮空気供給装置100は針すなわち基
布差し込み用チューブに送るべき糸が入っている通路に
は高圧の空気を、他の通路には低圧の空気を送るように
なっている。この圧力の選択は圧力調節器および制御手
段(図示省略)によって行う。排出装置98に送られた
それぞれの糸のストランドは、排出装置から糸交換器に
続いている別々の供給管102を通って糸交換器70に
送られる。各糸供給管102に付1本ずつ設けた空気供
給ライン104が排出装置98に接続されており、この
ラインを通って圧縮空気が各糸供給通路に送り込まれ、
選択された糸が高圧空気により供給管から基布差し込み
用チューブに送られる。排出装置98および残りの空気
供給管には低圧空気が送られているので、別の糸が選択
されたときには直ちにその糸を針すなわち基布差し込み
用チューブに送ることができる。また前記空気圧供給装
置か、あるいはより好ましくはそれとは別のる空気圧供
給源107から、アクチュエーター90および糸引き戻
し機構96に圧縮空気を供給する。
対の糸ガイド103、105の間に設けられ、ガイド1
03、105に対して移動可能な、通路すなわちはと目
が形成されたロッドまたはプランジャー99を備えてい
る。この機構はタフトを一つ形成し、アメリカ特許No.
4991523に詳しく記載されている後述のカッター
装置によって糸を切断してから、糸を針10から引き抜
くためのものである。このとき糸は糸交換器70の内部
に引き戻すようにするのがよい。各針につき1個以上の
糸排出装置98がプッシュロッドに固定された取付バー
97に取り付けられている。排出装置には複数の種類の
違う糸(図では1本の糸92だけを示す)が、空気圧供
給装置100から送られる圧縮空気によって別々の通路
を通って送られる。好ましくは針1本につき排出装置を
1個ずつ設け、各装置に6本の種類の異なる糸を送るよ
うにする。隣接する針に取り付けた排出装置は互いに千
鳥状に配列する、すなわち一つの排出装置がバー97の
前部にある場合、その隣の装置はバーの裏側に位置させ
るのが好ましい(図1では紛らわしくなるので後者は省
略している)。圧縮空気供給装置100は針すなわち基
布差し込み用チューブに送るべき糸が入っている通路に
は高圧の空気を、他の通路には低圧の空気を送るように
なっている。この圧力の選択は圧力調節器および制御手
段(図示省略)によって行う。排出装置98に送られた
それぞれの糸のストランドは、排出装置から糸交換器に
続いている別々の供給管102を通って糸交換器70に
送られる。各糸供給管102に付1本ずつ設けた空気供
給ライン104が排出装置98に接続されており、この
ラインを通って圧縮空気が各糸供給通路に送り込まれ、
選択された糸が高圧空気により供給管から基布差し込み
用チューブに送られる。排出装置98および残りの空気
供給管には低圧空気が送られているので、別の糸が選択
されたときには直ちにその糸を針すなわち基布差し込み
用チューブに送ることができる。また前記空気圧供給装
置か、あるいはより好ましくはそれとは別のる空気圧供
給源107から、アクチュエーター90および糸引き戻
し機構96に圧縮空気を供給する。
【0016】糸排出装置98、糸供給チューブ102、
糸交換器70からなる構造は、合衆国特許No.4549
496に記載の糸交換器に構造および作用が似ている。
しかし前記の特許の場合、糸交換器と糸排出装置は単一
のユニット内に組み込まれているのに対し、本発明の装
置では管102は各糸排出装置から取付バー71に形成
された各通路の中まで延びており、この通路は糸交換器
70の漏斗状内部(図示省略)に連通している。このた
め各空気圧アクチュエーター90に空気を制御して送る
ことにより、選択された糸に対応する部材84を回動さ
せて、対応する送りローラー82を駆動ローラー80に
押し付け;次に糸引き戻し機構96に空気を制御して送
ることによって、プランジャー99を伸長させて、糸供
給部から引き出されている糸を離し;さらにアクチュエ
ーター90が作動してロッド91が伸長されてから、圧
縮空気供給源100から糸排出装置98に圧縮空気を制
御して送って、選択された糸を糸交換器に送ることによ
って、選択された糸を基布に植え込むことができる。す
なわち部材84を回動させてローラー82をローラー8
0に押し付けることによって、保持状態にあった糸92
は各針すなわち基布差し込み用チューブに送られる。ま
たプランジャー99が糸引き戻し機構96から伸びて、
プランジャーに形成された通路すなわち鳩目がガイド1
03、105を結ぶ線上に達し、糸は針に向けて送られ
る。ロッド91およびプランジャー99の伸長動作と、
選択された糸に対する空気の供給圧力を低圧から高圧へ
切り換える操作はほぼ同時に行われる。アクチュエータ
ー90によってロッド91が収縮すると、部材84が回
動してローラー82がローラー80から離れ糸の供給が
ストップする。またプランジャー99が糸引き戻し機構
内に引っ込み、針に送られたが基布には縫い込まれずに
貯蔵タンクすなわちプレナムに残っていた糸が引き戻さ
れる。この糸は次回針に送られるときまでこの状態に保
持される。このように糸引き戻し機構96によって針に
供給された糸を確実に糸引き戻し機構70の近く、好ま
しくはその内部に引き戻すことによって、針10の中で
糸が絡まって新しい糸が供給しにくくなるという問題が
防ぐことができる。このような構造にすることによって
糸を糸交換器から針に送るのに必要な空気圧を小さくす
ることができる。また糸引き戻し機構と送りローラー8
2の間に糸固定手段(図示省略)を設けることにより、
送りローラー80が駆動ローラー82と係合していなく
ても糸を糸供給側から引き出してしまう恐れはなく、確
実に針の側から引き戻すことができる。またローラー8
2がローラー80から離れたときにローラー82の周囲
で糸が弛んだ状態にあるので、この部分の糸を針に容易
に供給することができる。
糸交換器70からなる構造は、合衆国特許No.4549
496に記載の糸交換器に構造および作用が似ている。
しかし前記の特許の場合、糸交換器と糸排出装置は単一
のユニット内に組み込まれているのに対し、本発明の装
置では管102は各糸排出装置から取付バー71に形成
された各通路の中まで延びており、この通路は糸交換器
70の漏斗状内部(図示省略)に連通している。このた
め各空気圧アクチュエーター90に空気を制御して送る
ことにより、選択された糸に対応する部材84を回動さ
せて、対応する送りローラー82を駆動ローラー80に
押し付け;次に糸引き戻し機構96に空気を制御して送
ることによって、プランジャー99を伸長させて、糸供
給部から引き出されている糸を離し;さらにアクチュエ
ーター90が作動してロッド91が伸長されてから、圧
縮空気供給源100から糸排出装置98に圧縮空気を制
御して送って、選択された糸を糸交換器に送ることによ
って、選択された糸を基布に植え込むことができる。す
なわち部材84を回動させてローラー82をローラー8
0に押し付けることによって、保持状態にあった糸92
は各針すなわち基布差し込み用チューブに送られる。ま
たプランジャー99が糸引き戻し機構96から伸びて、
プランジャーに形成された通路すなわち鳩目がガイド1
03、105を結ぶ線上に達し、糸は針に向けて送られ
る。ロッド91およびプランジャー99の伸長動作と、
選択された糸に対する空気の供給圧力を低圧から高圧へ
切り換える操作はほぼ同時に行われる。アクチュエータ
ー90によってロッド91が収縮すると、部材84が回
動してローラー82がローラー80から離れ糸の供給が
ストップする。またプランジャー99が糸引き戻し機構
内に引っ込み、針に送られたが基布には縫い込まれずに
貯蔵タンクすなわちプレナムに残っていた糸が引き戻さ
れる。この糸は次回針に送られるときまでこの状態に保
持される。このように糸引き戻し機構96によって針に
供給された糸を確実に糸引き戻し機構70の近く、好ま
しくはその内部に引き戻すことによって、針10の中で
糸が絡まって新しい糸が供給しにくくなるという問題が
防ぐことができる。このような構造にすることによって
糸を糸交換器から針に送るのに必要な空気圧を小さくす
ることができる。また糸引き戻し機構と送りローラー8
2の間に糸固定手段(図示省略)を設けることにより、
送りローラー80が駆動ローラー82と係合していなく
ても糸を糸供給側から引き出してしまう恐れはなく、確
実に針の側から引き戻すことができる。またローラー8
2がローラー80から離れたときにローラー82の周囲
で糸が弛んだ状態にあるので、この部分の糸を針に容易
に供給することができる。
【0017】図1に示すとともに、上述の米国特許No.
4991523で詳しく説明しているように、タフティ
ング装置は、各針に一本ずつ別々に設けたナイフ120
からなるカッター機構を備えている。ナイフは図1に示
すように、針および針を往復運動させる機構に対して基
布の反対側に設けられており、中空針の先鋭端を形成し
ているテーパー面に沿ってスライドすることによって、
針から排出される糸を切断するようになっている。ナイ
フ120は平坦なスチール等の金属製の板状部材であ
り、横断方向にのびるフレーム部材126に接続された
横断方向に間隔をおいて配列されたブラケット124に
取り付けたナイフブロック122に固定されている。ブ
ラケット124は普段はシャフト128に強固に固定し
ておくことによりシャフトを回転できない状態に保持す
るとともに、シャフトを回転させるための手段を別に設
け、この手段を用いてシャフトを回転させることによっ
て、必要に応じてナイフの針に対する角度を変えたり、
ナイフを横断方向に移動させることができる。フレーム
部材128は好ましくは、装置の横断方向に間隔をおい
て配列したネジ式ジャッキ132(図では1台だけを示
す)を介して、装置のフレームの固定部材130に支持
させる。ジャッキの制御軸134を制御ロッドで互いに
連結することにより、ナイフの基布に対する相対位置を
調節する際に、ジャッキを一斉に上げ下げできるように
する。
4991523で詳しく説明しているように、タフティ
ング装置は、各針に一本ずつ別々に設けたナイフ120
からなるカッター機構を備えている。ナイフは図1に示
すように、針および針を往復運動させる機構に対して基
布の反対側に設けられており、中空針の先鋭端を形成し
ているテーパー面に沿ってスライドすることによって、
針から排出される糸を切断するようになっている。ナイ
フ120は平坦なスチール等の金属製の板状部材であ
り、横断方向にのびるフレーム部材126に接続された
横断方向に間隔をおいて配列されたブラケット124に
取り付けたナイフブロック122に固定されている。ブ
ラケット124は普段はシャフト128に強固に固定し
ておくことによりシャフトを回転できない状態に保持す
るとともに、シャフトを回転させるための手段を別に設
け、この手段を用いてシャフトを回転させることによっ
て、必要に応じてナイフの針に対する角度を変えたり、
ナイフを横断方向に移動させることができる。フレーム
部材128は好ましくは、装置の横断方向に間隔をおい
て配列したネジ式ジャッキ132(図では1台だけを示
す)を介して、装置のフレームの固定部材130に支持
させる。ジャッキの制御軸134を制御ロッドで互いに
連結することにより、ナイフの基布に対する相対位置を
調節する際に、ジャッキを一斉に上げ下げできるように
する。
【0018】図1のタフティング装置には、複数の横断
方向には移動できない針を設けるとともに、好ましくは
基布の幅方向に間隔をおいて配置され軸58に取り付け
られた数個のカム機構50を用い、カム機構によって針
を同時に基布に差し込むようになっている。各針によっ
て、糸の供給装置と、送りモーター24、26と、横断
方向位置決めモーター46と、軸58駆動用のメーンモ
ーター138の制御を行う図3に示すコンピューター等
の制御装置によって選ばれた1本以上の糸が植え込まれ
る。横断方向に一列分のタフトを形成するために、上で
説明したように基布を隣接する針の間隔に相当する短い
距離だけ横断方向に移動させる。多数の針を用いれば隣
接する針の間隔を例えば2.0インチ程度と比較的小さ
くできるので、横断方向に一列の糸を植え込むために必
要な基布の横断方向移動量も小さくすることができる。
上記横断方向距離を移動する際の移動の回数は、この距
離をタフト寸法、すなわちタフトの間隔で割ったものに
等しい。たとえばタフト寸法が0.1インチで、針の間
隔が2.0インチとすると、基布を横方向に20回間欠
的に移動させなければならない。
方向には移動できない針を設けるとともに、好ましくは
基布の幅方向に間隔をおいて配置され軸58に取り付け
られた数個のカム機構50を用い、カム機構によって針
を同時に基布に差し込むようになっている。各針によっ
て、糸の供給装置と、送りモーター24、26と、横断
方向位置決めモーター46と、軸58駆動用のメーンモ
ーター138の制御を行う図3に示すコンピューター等
の制御装置によって選ばれた1本以上の糸が植え込まれ
る。横断方向に一列分のタフトを形成するために、上で
説明したように基布を隣接する針の間隔に相当する短い
距離だけ横断方向に移動させる。多数の針を用いれば隣
接する針の間隔を例えば2.0インチ程度と比較的小さ
くできるので、横断方向に一列の糸を植え込むために必
要な基布の横断方向移動量も小さくすることができる。
上記横断方向距離を移動する際の移動の回数は、この距
離をタフト寸法、すなわちタフトの間隔で割ったものに
等しい。たとえばタフト寸法が0.1インチで、針の間
隔が2.0インチとすると、基布を横方向に20回間欠
的に移動させなければならない。
【0019】所定の模様を作るためには各針を差し込む
位置を正確に定めることが重要なので、基布送りモータ
ー24、26および横断方向移動用モーター46として
は、モーター138の位置に応じて位置制御ができる可
逆サーボモーターを用いる。コントローラー136とし
ては、たとえばカリフォルニア、リッチモンドのBer
keley Process Control,In
c.製のBerkeley Motion Contr
ollerモデルNo. BAM−832 Hypert
urbo等の、各モーターにつき1個ずつプロセッサー
を備えたプログラム可能なコンピューターを用いる。こ
の場合プログラムはホストコンピューターで作成してか
らコントローラー136に移す。タフト寸法やその他の
模様作成に必要なパラメーター等の変数の入力はタッチ
スクリーン140を利用して行う。コントローラーには
2つのマスタ−・スレーブ表をプログラムしておく。第
1の表にはメインシャフト58の各位置、すなわちメイ
ンモーター138の各位置に対する、横断方向移動モー
ター46の対応する位置が、また第2の表にはメインモ
ーターの各位置に対する、後方のピンローラー駆動用モ
ーター26の対応する位置が書き込んである。第1のピ
ンローラー駆動用モーター24はモーター26よりも少
し遅い速度で駆動することによって、基布12をぴんと
張った状態に保つ。このように各モーターにはパルス幅
変調増幅器142、144、146、148を介して信
号が送られ、また各モーターの位置を示す信号がコント
ローラー136に送られているので、各モーターの位置
をマスター・スレーブ表に定められた位置に制御するこ
とができる。
位置を正確に定めることが重要なので、基布送りモータ
ー24、26および横断方向移動用モーター46として
は、モーター138の位置に応じて位置制御ができる可
逆サーボモーターを用いる。コントローラー136とし
ては、たとえばカリフォルニア、リッチモンドのBer
keley Process Control,In
c.製のBerkeley Motion Contr
ollerモデルNo. BAM−832 Hypert
urbo等の、各モーターにつき1個ずつプロセッサー
を備えたプログラム可能なコンピューターを用いる。こ
の場合プログラムはホストコンピューターで作成してか
らコントローラー136に移す。タフト寸法やその他の
模様作成に必要なパラメーター等の変数の入力はタッチ
スクリーン140を利用して行う。コントローラーには
2つのマスタ−・スレーブ表をプログラムしておく。第
1の表にはメインシャフト58の各位置、すなわちメイ
ンモーター138の各位置に対する、横断方向移動モー
ター46の対応する位置が、また第2の表にはメインモ
ーターの各位置に対する、後方のピンローラー駆動用モ
ーター26の対応する位置が書き込んである。第1のピ
ンローラー駆動用モーター24はモーター26よりも少
し遅い速度で駆動することによって、基布12をぴんと
張った状態に保つ。このように各モーターにはパルス幅
変調増幅器142、144、146、148を介して信
号が送られ、また各モーターの位置を示す信号がコント
ローラー136に送られているので、各モーターの位置
をマスター・スレーブ表に定められた位置に制御するこ
とができる。
【0020】タフティング装置で模様を形成する従来の
方法は、図4に示すように、針を基布に差し込んでタフ
トを形成し、プレート34、36を横断方向移動用モー
ター46によって横断方向の一方に移動させる動作を所
定の回数交互に行い、その間基布12は送り方向には動
かさないというものであった。この動作が終わってか
ら、基布をモーター24、26によって前方にタフト寸
法に等しい距離移動させ、次に基布を横断方向の他方に
向けて上記と同じ回数だけ間欠的に移動させ、第1のタ
フトの列から少しはなれた位置に第2のタフトの列を形
成する。したがって、隣接する針の間隔が2インチで、
タフト寸法が0.1インチとすると、基布を地点aから
地点bまで動かすためには20回間欠的な横断方向への
移動を繰り返すことになる。この間基布は矢印で示す送
り方向には動かさない。また各間欠移動毎に針が基布に
差し込まれる。地点bまで移動したら、次に基布は送り
方向に地点cまで送られ、この地点に針が差し込まれタ
フトが形成される。地点cで送りモーターは再度停止
し、次に横断方向移動用モーターによって基布を上記と
は逆の横断方向に間欠的に移動させ、針を基布に差し込
む動作を交互に行い、地点dに針を差し込みタフトを形
成するまでは、基布は送り方向には動かさない。次に基
布を前方に地点eまで送る。製品全長に渡って模様が形
成されるまで上記の工程は繰り返される。
方法は、図4に示すように、針を基布に差し込んでタフ
トを形成し、プレート34、36を横断方向移動用モー
ター46によって横断方向の一方に移動させる動作を所
定の回数交互に行い、その間基布12は送り方向には動
かさないというものであった。この動作が終わってか
ら、基布をモーター24、26によって前方にタフト寸
法に等しい距離移動させ、次に基布を横断方向の他方に
向けて上記と同じ回数だけ間欠的に移動させ、第1のタ
フトの列から少しはなれた位置に第2のタフトの列を形
成する。したがって、隣接する針の間隔が2インチで、
タフト寸法が0.1インチとすると、基布を地点aから
地点bまで動かすためには20回間欠的な横断方向への
移動を繰り返すことになる。この間基布は矢印で示す送
り方向には動かさない。また各間欠移動毎に針が基布に
差し込まれる。地点bまで移動したら、次に基布は送り
方向に地点cまで送られ、この地点に針が差し込まれタ
フトが形成される。地点cで送りモーターは再度停止
し、次に横断方向移動用モーターによって基布を上記と
は逆の横断方向に間欠的に移動させ、針を基布に差し込
む動作を交互に行い、地点dに針を差し込みタフトを形
成するまでは、基布は送り方向には動かさない。次に基
布を前方に地点eまで送る。製品全長に渡って模様が形
成されるまで上記の工程は繰り返される。
【0021】上で述べたように、この方法には、隣接す
る針によって形成された2つの隣合ったタフトの境目が
線状をなすという問題があった。特にこの現象は無地の
基布に模様を形成する場合に顕著に現れる。たとえば基
布を長手方向に移動させることによって生じた境目b−
cのタフトと隣接する針によって形成された同様のd−
eの部分のタフトが1線上に並び、製品に仕上がったと
きこれらのタフトが1本の筋に見える。同じことは各針
によって形成されたタフトについてもいえる。すなわち
両端のタフトが例えば互いに2インチの距離離れた2本
の筋のようにみえる。
る針によって形成された2つの隣合ったタフトの境目が
線状をなすという問題があった。特にこの現象は無地の
基布に模様を形成する場合に顕著に現れる。たとえば基
布を長手方向に移動させることによって生じた境目b−
cのタフトと隣接する針によって形成された同様のd−
eの部分のタフトが1線上に並び、製品に仕上がったと
きこれらのタフトが1本の筋に見える。同じことは各針
によって形成されたタフトについてもいえる。すなわち
両端のタフトが例えば互いに2インチの距離離れた2本
の筋のようにみえる。
【0022】この問題を解決するために、本発明は図5
に示すような独特の基布の移動方法を提案する。すなわ
ち本発明の方法の場合、各針を基布に差し込む間は基布
の横断方向への移動は停止させるが、送り方向への移動
は停止させず連続的に行う。プレート34、36は、隣
接する針間の距離を横方向のタフト間隔で割った数に等
しい回数だけ間欠的に動かして、地点AとBの間を移動
させる。上記回数は仮に決めた値であって絶対的なもの
ではない。基布は連続的に矢印で示す送り方向に移動さ
せているので、A、Bの間に形成されるタフトは、送り
方向に対して斜めに並ぶ。このタフト列の終点、すなわ
ち地点Bで、横断方向移動用モーターの回転方向を逆転
させ、基布を逆向きの横断方向に間欠的に移動させつ
つ、針を布地に差し込む操作を行う。この間基布は送り
方向へ連続的に移動させる。こうして地点B、C間に第
2の斜めのタフト列が形成される。地点B、C間のタフ
トの数は地点A、B間のタフトの数と同じ、すなわち上
で述べた仮の値であってもよいが、次の斜めの列を形成
するタフト、すなわち地点C、D間に形成されるタフト
の数は、上記仮の値、すなわちA,B間のタフトの数よ
りも多くすることによって、地点Dが地点Aに対して横
断方向にずれた位置にくるようにする。次に基布を逆の
方向に動かして、斜めのラインD−E間にタフトを形成
するが、この時のタフトの数は上記仮の値に等しくし、
これによって地点Eが地点Cからずれた位置にくるよう
にする。このようにまず斜めの方向に上記仮の値に等し
い数のタフトを形成し、次に上記仮の値よりも多い数の
タフトを、上記斜めの方向とは逆の方向に並ぶように形
成する工程を繰り返すことによって、地点Dから横断方
向にずれた位置に地点Fを設け、地点Cからずれた位置
に地点Eがくるようにする。この動作を斜めのタフトの
列J−Kが形成されるまで繰り返す。これによって図5
に示すように、各地点B,D,F,H,Fはそれぞれ一
つ前の地点よりも更に左側に形成されることになる。右
側の各地点C,E,G,I,Kについても同様のことが
いえる。斜めの線J−Kはその両端が、線B−Cおよび
線B−Aの両端から所定の距離(例えば1/2インチ程
度)横断方向にずれるように設ける。この距離を横断方
向のずれの最大値とする。その後、上記のように形成し
たタフト列の鏡像を形成する。すなわち斜めの線K−L
は斜めの線J−Kと、斜めの線L−Mは斜めの線I−J
と対称になるように形成する。この工程を線C−Dと対
称をなす線R−Sが形成されるまで繰り返す。各端部
B,D,F,H,J,L,N,P,RおよびA,C,
E,G,I,K,M,O,Q,Sを線で結べば山形袖章
状の模様になる。しかし各針によって上で説明した形の
模様が作られ、隣接する模様の間には隙間ができないの
で、最終製品の模様の中に上で述べた山形の模様が現れ
ることはない。上で述べたように、各列のタフトの数
は、1列おきに上記仮の値よりも多くなるようにする
が、この場合、タフト寸法によって仮の値より1つ多く
しても、2つ多くしても、あるいは3つ多くしてもよ
い。タフト寸法が大きいほど、すなわち隣接する針の間
に形成するタフトの数が多いほど、仮の値を超過するタ
フトの数を多くする。
に示すような独特の基布の移動方法を提案する。すなわ
ち本発明の方法の場合、各針を基布に差し込む間は基布
の横断方向への移動は停止させるが、送り方向への移動
は停止させず連続的に行う。プレート34、36は、隣
接する針間の距離を横方向のタフト間隔で割った数に等
しい回数だけ間欠的に動かして、地点AとBの間を移動
させる。上記回数は仮に決めた値であって絶対的なもの
ではない。基布は連続的に矢印で示す送り方向に移動さ
せているので、A、Bの間に形成されるタフトは、送り
方向に対して斜めに並ぶ。このタフト列の終点、すなわ
ち地点Bで、横断方向移動用モーターの回転方向を逆転
させ、基布を逆向きの横断方向に間欠的に移動させつ
つ、針を布地に差し込む操作を行う。この間基布は送り
方向へ連続的に移動させる。こうして地点B、C間に第
2の斜めのタフト列が形成される。地点B、C間のタフ
トの数は地点A、B間のタフトの数と同じ、すなわち上
で述べた仮の値であってもよいが、次の斜めの列を形成
するタフト、すなわち地点C、D間に形成されるタフト
の数は、上記仮の値、すなわちA,B間のタフトの数よ
りも多くすることによって、地点Dが地点Aに対して横
断方向にずれた位置にくるようにする。次に基布を逆の
方向に動かして、斜めのラインD−E間にタフトを形成
するが、この時のタフトの数は上記仮の値に等しくし、
これによって地点Eが地点Cからずれた位置にくるよう
にする。このようにまず斜めの方向に上記仮の値に等し
い数のタフトを形成し、次に上記仮の値よりも多い数の
タフトを、上記斜めの方向とは逆の方向に並ぶように形
成する工程を繰り返すことによって、地点Dから横断方
向にずれた位置に地点Fを設け、地点Cからずれた位置
に地点Eがくるようにする。この動作を斜めのタフトの
列J−Kが形成されるまで繰り返す。これによって図5
に示すように、各地点B,D,F,H,Fはそれぞれ一
つ前の地点よりも更に左側に形成されることになる。右
側の各地点C,E,G,I,Kについても同様のことが
いえる。斜めの線J−Kはその両端が、線B−Cおよび
線B−Aの両端から所定の距離(例えば1/2インチ程
度)横断方向にずれるように設ける。この距離を横断方
向のずれの最大値とする。その後、上記のように形成し
たタフト列の鏡像を形成する。すなわち斜めの線K−L
は斜めの線J−Kと、斜めの線L−Mは斜めの線I−J
と対称になるように形成する。この工程を線C−Dと対
称をなす線R−Sが形成されるまで繰り返す。各端部
B,D,F,H,J,L,N,P,RおよびA,C,
E,G,I,K,M,O,Q,Sを線で結べば山形袖章
状の模様になる。しかし各針によって上で説明した形の
模様が作られ、隣接する模様の間には隙間ができないの
で、最終製品の模様の中に上で述べた山形の模様が現れ
ることはない。上で述べたように、各列のタフトの数
は、1列おきに上記仮の値よりも多くなるようにする
が、この場合、タフト寸法によって仮の値より1つ多く
しても、2つ多くしても、あるいは3つ多くしてもよ
い。タフト寸法が大きいほど、すなわち隣接する針の間
に形成するタフトの数が多いほど、仮の値を超過するタ
フトの数を多くする。
【0023】当業者ならここに開示して構造に様々な変
更を加えることが可能と思われる。しかしここで開示し
た実施例はあくまで例であって本発明の範囲を制限する
ものでは決してない。本発明の思想から外れない変更は
添付の請求の範囲に包含されるものとする。
更を加えることが可能と思われる。しかしここで開示し
た実施例はあくまで例であって本発明の範囲を制限する
ものでは決してない。本発明の思想から外れない変更は
添付の請求の範囲に包含されるものとする。
【0024】
【効果】上記の方法でタフトを形成すれば、隣接する針
によって形成されるタフト列間の境目の位置が横断方向
に変化する。タフトを斜めの線に沿って形成するととも
に、タフト形成方向の転換点を横断方向にずらして設け
ることにより、隣接する針によって形成されたタフトの
間の境目が筋状に見えるという問題を完全に解消するこ
とができる。
によって形成されるタフト列間の境目の位置が横断方向
に変化する。タフトを斜めの線に沿って形成するととも
に、タフト形成方向の転換点を横断方向にずらして設け
ることにより、隣接する針によって形成されたタフトの
間の境目が筋状に見えるという問題を完全に解消するこ
とができる。
【図1】本発明のタフティング装置の一部を切り欠き、
一部を概略的に示す側面図
一部を概略的に示す側面図
【図2】図1に示す装置の生地送り移動機構の上面図
【図3】図1に示す装置の移動送り制御装置の概略図
【図4】従来装置の1本の針によって形成された縫い目
すなわちタフトの概略図
すなわちタフトの概略図
【図5】本発明の装置の1本の針によって形成された縫
い目すなわちタフトを示す図4と同様の図
い目すなわちタフトを示す図4と同様の図
10 中空針 12 基布 14 タフト
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の列(A−B,B−C,C−
D...R−S)に沿って形成された複数のタフト14
を有し、前記各タフト列は第1の地点に形成された第1
のタフトから第2の地点に形成された第2のタフトまで
のびており、前記第1および第2のタフトの間に複数の
タフトが形成されており、前記第1および第2の地点が
前記各タフト列の横断方向両端を形成しており、前記各
タフト列は隣接するタフト列に対して傾いており、各タ
フト列の前記第1および第2の地点の内の一方は、隣接
するタフト列の第1および第2の地点と同一地点にあ
り、前記第1および第2の地点の内の他方は前記隣接す
るタフト列から離れた位置にあり、前記各タフト列を形
成しているタフトの数は、それに隣接するタフト列を形
成しているタフトの数とは異なり、また一本おきのタフ
ト列を形成しているタフトの数は等しいことを特徴とす
るタフテッド織物。 - 【請求項2】 各タフト列の横断方向両端の内の一方を
結んだ想像線、および各タフト列の横断方向両端の内の
他方を結んだ想像線によって山形袖章状の模様が形成さ
れるようした請求項1に記載のタフテッド織物。 - 【請求項3】 横断方向に1列に間隔をおいて設けた複
数の基布差し込み用の往復運動する針を備えたタフティ
ング装置を用いて、基布にタフトを形成する方法におい
て、 装置の長手方向、すなわち前記往復運動する針の配列方
向に対してほぼ直角の方向に、前記基布を連続的に移動
させるとともに、 前記基布を一対の隣接する針の間で第1の方向に複数回
断続的に移動させるとともに、前記第1の方向への1回
の移動毎に、前記針を前記基布に突き刺すことによっ
て、各針毎に第1の複数のタフトを互いに間隔をあけて
形成し、 各針毎に形成される前記第1の複数のタフトは、前記長
手方向および前記針の配列方向に対して傾斜している第
1の線に沿って1列に並んでおり、 前記1列のタフトを形成した後、前記基布を第1の方向
とは逆向きの第2の方向に、前記第1の方向への断続移
動の回数とは異なる回数断続的に移動させるとともに、
前記第2の方向への1回の移動毎に、前記針を前記基布
に突き刺すことによって、各針毎に前記第1のタフトと
は異なる数の第2の複数のタフトを互いに間隔をあけて
形成し、 各針毎に形成される前記第2の複数のタフトは、前記長
手方向、前記針の配列方向、前記第1の線のいずれに対
しても傾斜している第2の線に沿って1列に並んでいる
ことを特徴とする方法。 - 【請求項4】 前記第1の線の横断方向端部の一方が、
前記第2の線上にある請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記第1および第2の線の横断方向端部
の内、一方側の端部は一致させるとともに、他方側の端
部は互いに長手方向および横断方向にずらすように、前
記基布を断続的に移動させ、その断続移動の合間に前記
針を前記基布に突き刺す動作を制御して行うことを特徴
とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項6】 前記基布を前記一対の隣接する針の間で
前記第1の方向に複数回断続的に移動させるとともに、
1回の移動毎に前記針を前記基布に突き刺すことによっ
て、各針毎に前記第1の線に沿って並んでいるタフトの
数と同じ数の第3のタフトを、前記長手方向、前記針の
配列方向、前記第2の線のいずれに対しても傾斜してい
る第3の線に沿って互いに間隔をあけて形成し、また前
記第3の線は、その横断方向端部の一方が、前記第2の
線の横断方向端部の一方に一致し、他方は前記第1およ
び第2の線の共通の端部から長手方向および横断方向に
ずれるように形成した請求項3に記載の方法。 - 【請求項7】 前記第3の列に沿って第3のタフトを形
成した後、前記基布をまず前記第2の方向に、次に前記
第1の方向に間欠的に移動させるとともに、1回の移動
毎に前記針を前記基布に突き刺すことによって、さらに
別の複数組のタフトを、前記長手方向および前記針の配
列方向に対して傾斜している別の線に沿って互いに間隔
をあけて形成し、前記各線に沿って形成するタフトの数
はその直前および直後の線に沿って形成されたタフトの
数と異なり、また一本おいて前方および後方の線に沿っ
て形成されたタフトの数と等しくすることによって、各
線の一方の横断方向端部が隣接する線に一致し、他方の
端部はその直前および直後の線とはずれた位置にくるよ
うに各列のタフトを形成し、前記第1の線に対して所定
の距離横断方向にずれた位置に横断方向端部を有するタ
フトの列が形成されるまで上記工程を繰り返すことを特
徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の工程の後で、さらに前
記基布を横断方向に間欠的に移動させながら、針を基布
に突き刺すことによって、互いに横断方向にずれてお
り、かつ一直線上に並んだ横断方向端部を有する線に沿
ってタフトを形成し、最後の線はその横断方向端部が前
記第1の線の横断方向端部とほぼ同一位置にくるように
した請求項7に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/863,835 US5205233A (en) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | Fabric shift sequencing for pattern producing hollow needle tufting apparatus |
| US07/863,835 | 1992-04-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649763A JPH0649763A (ja) | 1994-02-22 |
| JPH07109057B2 true JPH07109057B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=25341901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5063791A Expired - Fee Related JPH07109057B2 (ja) | 1992-04-06 | 1993-03-23 | タフテッド織物及びタフト形成方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5205233A (ja) |
| JP (1) | JPH07109057B2 (ja) |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU712659B2 (en) * | 1995-09-14 | 1999-11-11 | Duskin Co., Ltd. | Shoe-wiping mat for rent |
| JP2667115B2 (ja) * | 1994-03-15 | 1997-10-27 | 株式会社ダスキン | レンタル用靴拭きマット |
| US5588383A (en) * | 1995-03-02 | 1996-12-31 | Tapistron International, Inc. | Apparatus and method for producing patterned tufted goods |
| US5979344A (en) * | 1997-01-31 | 1999-11-09 | Card-Monroe Corp. | Tufting machine with precision drive system |
| US6202580B1 (en) | 1999-05-05 | 2001-03-20 | Tapistron International, Inc. | Tufting apparatus with yarn pullback mechanism for producing patterned tufted goods |
| US6293211B1 (en) * | 1999-05-05 | 2001-09-25 | Tapistron International, Inc. | Method and apparatus for producing patterned tufted goods |
| JP2002191879A (ja) | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Brother Ind Ltd | 縫製方法及び模様被加工物 |
| US6401639B1 (en) | 2001-03-22 | 2002-06-11 | Cyp Technologies, Llc | Tufting apparatus with dual yarn feed mechanism for producing patterned tufted goods |
| US6834601B2 (en) * | 2002-07-03 | 2004-12-28 | Card-Monroe Corp. | Yarn feed system for tufting machines |
| US7096806B2 (en) * | 2002-07-03 | 2006-08-29 | Card-Monroe Corp. | Yarn feed system for tufting machines |
| US6807917B1 (en) | 2002-07-03 | 2004-10-26 | Card-Monroe Corp. | Yarn feed system for tufting machines |
| US7717051B1 (en) | 2004-08-23 | 2010-05-18 | Card-Monroe Corp. | System and method for control of the backing feed for a tufting machine |
| US7216598B1 (en) * | 2004-09-21 | 2007-05-15 | Card-Monroe Corp. | System and method for pre-tensioning backing material |
| US7267062B1 (en) | 2005-08-31 | 2007-09-11 | Cyp Technologies, Llc | Adjustable pile height mechanism and method for adjusting the pile height of a tufted floor covering |
| US7634326B2 (en) * | 2006-05-23 | 2009-12-15 | Card-Monroe Corp. | System and method for forming tufted patterns |
| US7318383B1 (en) * | 2006-06-13 | 2008-01-15 | Tuftco Corporation | Narrow gauge hollow needle tufting apparatus |
| CN101101069B (zh) * | 2006-07-04 | 2010-12-22 | 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 | 微型阀 |
| US8359989B2 (en) | 2008-02-15 | 2013-01-29 | Card-Monroe Corp. | Stitch distribution control system for tufting machines |
| US8141505B2 (en) | 2008-02-15 | 2012-03-27 | Card-Monroe Corp. | Yarn color placement system |
| GB2486103B (en) * | 2009-08-25 | 2014-05-07 | Card Monroe Corp | Integrated motor drive system for motor driven yarn feed attachments |
| EP3004446B1 (en) | 2013-05-29 | 2018-06-27 | Card-Monroe Corporation | Tufting machine drive system |
| US9290874B2 (en) | 2014-04-09 | 2016-03-22 | Card-Monroe Corp. | Backing material shifter for tufting machine |
| US10072368B2 (en) | 2014-06-05 | 2018-09-11 | Card-Monroe Corp. | Yarn feed roll drive system for tufting machine |
| US10233578B2 (en) | 2016-03-17 | 2019-03-19 | Card-Monroe Corp. | Tufting machine and method of tufting |
| US11193225B2 (en) | 2016-03-17 | 2021-12-07 | Card-Monroe Corp. | Tufting machine and method of tufting |
| US11134084B1 (en) | 2018-08-22 | 2021-09-28 | Hid Global Corporation | Diversified authentication and access control |
| US11585029B2 (en) | 2021-02-16 | 2023-02-21 | Card-Monroe Corp. | Tufting maching and method of tufting |
| USD1056680S1 (en) | 2021-02-16 | 2025-01-07 | Card-Monroe Corp. | Gauge module |
| US12180632B2 (en) | 2022-08-26 | 2024-12-31 | Card-Monroe Corp. | Tufting machines and methods of tufting |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4991523A (en) | 1989-06-15 | 1991-02-12 | Textile Corporation Of America | Tufting apparatus |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1188551A (en) * | 1967-01-12 | 1970-04-22 | D C One Ltd | Improvements in or relating to tufting machines |
| US3934524A (en) * | 1974-05-06 | 1976-01-27 | The Singer Company | Machine and method for producing dense pile fabric |
| DE3241237C2 (de) * | 1982-11-09 | 1985-10-24 | Gewerkschaft Eisenhütte Westfalia, 4670 Lünen | Schubkolbengetriebe, insbesondere zur Verwendung als Rückzylinder in Bergbau-Gewinnungsbetrieben, mit an der Kolbenstange angeordnetem Dauermagnetsystem |
-
1992
- 1992-04-06 US US07/863,835 patent/US5205233A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5063791A patent/JPH07109057B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4991523A (en) | 1989-06-15 | 1991-02-12 | Textile Corporation Of America | Tufting apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0649763A (ja) | 1994-02-22 |
| US5205233A (en) | 1993-04-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07109057B2 (ja) | タフテッド織物及びタフト形成方法 | |
| JPH04289258A (ja) | タフティングマシン | |
| US6293211B1 (en) | Method and apparatus for producing patterned tufted goods | |
| AU648964B2 (en) | Hollow needle tufting apparatus for producing patterned fabric | |
| US7814850B2 (en) | Tufting machine for producing athletic turf having a graphic design | |
| US5267520A (en) | Fabric produced by hollow needle tufting apparatus | |
| JP5745724B2 (ja) | ヤーン色配置システム | |
| US6202580B1 (en) | Tufting apparatus with yarn pullback mechanism for producing patterned tufted goods | |
| EP0547738B1 (en) | Presser foot for hollow needle tufting apparatus | |
| US10961647B2 (en) | Patterned tufted articles, and systems and methods for making same | |
| US12546042B2 (en) | Tufting machines and methods of tufting | |
| US6401639B1 (en) | Tufting apparatus with dual yarn feed mechanism for producing patterned tufted goods | |
| US6273011B1 (en) | Hollow needle tufting apparatus and method | |
| US9512548B1 (en) | Overtufting method | |
| JPH0637739B2 (ja) | タフティング機 | |
| JPH0635702B2 (ja) | カーペットの製造装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |