JPH07109249B2 - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents
無段変速機の油圧制御装置Info
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- JPH07109249B2 JPH07109249B2 JP28098689A JP28098689A JPH07109249B2 JP H07109249 B2 JPH07109249 B2 JP H07109249B2 JP 28098689 A JP28098689 A JP 28098689A JP 28098689 A JP28098689 A JP 28098689A JP H07109249 B2 JPH07109249 B2 JP H07109249B2
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- pressure
- hydraulic pressure
- oil passage
- hydraulic
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H2061/6604—Special control features generally applicable to continuously variable gearings
- F16H2061/6608—Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、無段変速機の油圧制御装置に関するものであ
る。
る。
(ロ)従来の技術 従来の無段変速機の油圧制御装置として、例えば特開昭
61-105353号公報に示されるものがある。これに示され
る無段変速機の油圧制御装置は、無段変速機の前後進切
換機構である前進用クラッチ及び後進用ブレーキへマニ
ュアル弁を介して供給する油圧を、スロットル弁によっ
て調圧している。スロットル弁は、基本的にはエンジン
負荷に対応して変化するスロットル圧を調圧する。ただ
し、低車速の場合のスロットル全閉時には、スロットル
弁に増圧向きに作用している油圧を電磁弁によって減圧
し、スロットル圧を低下させるように構成されている。
これは、マニュアル弁を例えばNレンジからDレンジに
切換えた場合に、通常の場合よりも低い油圧を前進用ク
ラッチに供給し、緩やかに前進用クラッチが締結される
ようにするためである。これにより、前進用クラッチ締
結時のショックが軽減される。また、このスロットル弁
の調圧用排出ポートに接続された油路にチェック弁が設
けられている。このチェック弁は前進用クラッチなどに
供給される油圧がチェック弁設定値以下とならないよう
にする機能を有している。すなわち、調圧用排出ポート
の油圧がチェック弁設定値以下とならないので、このチ
ェック弁を介して油を排出して調圧を行なうスロットル
弁によって得られるスロットル圧はチェック弁設定値以
下とはならないからである。このチェック弁を設けたの
は、スロットル弁がスロットル圧を出力するポートと調
圧用排出ポートとが連通した状態でスティックした場合
にも、前進用クラッチなどへ供給される油圧がチェック
弁設定値以上に保持されるようにするためである。これ
により、スロットル弁が上述のようにスティックした場
合であっても、前進用クラッチをとりあえず締結状態と
して走行することが可能となる。
61-105353号公報に示されるものがある。これに示され
る無段変速機の油圧制御装置は、無段変速機の前後進切
換機構である前進用クラッチ及び後進用ブレーキへマニ
ュアル弁を介して供給する油圧を、スロットル弁によっ
て調圧している。スロットル弁は、基本的にはエンジン
負荷に対応して変化するスロットル圧を調圧する。ただ
し、低車速の場合のスロットル全閉時には、スロットル
弁に増圧向きに作用している油圧を電磁弁によって減圧
し、スロットル圧を低下させるように構成されている。
これは、マニュアル弁を例えばNレンジからDレンジに
切換えた場合に、通常の場合よりも低い油圧を前進用ク
ラッチに供給し、緩やかに前進用クラッチが締結される
ようにするためである。これにより、前進用クラッチ締
結時のショックが軽減される。また、このスロットル弁
の調圧用排出ポートに接続された油路にチェック弁が設
けられている。このチェック弁は前進用クラッチなどに
供給される油圧がチェック弁設定値以下とならないよう
にする機能を有している。すなわち、調圧用排出ポート
の油圧がチェック弁設定値以下とならないので、このチ
ェック弁を介して油を排出して調圧を行なうスロットル
弁によって得られるスロットル圧はチェック弁設定値以
下とはならないからである。このチェック弁を設けたの
は、スロットル弁がスロットル圧を出力するポートと調
圧用排出ポートとが連通した状態でスティックした場合
にも、前進用クラッチなどへ供給される油圧がチェック
弁設定値以上に保持されるようにするためである。これ
により、スロットル弁が上述のようにスティックした場
合であっても、前進用クラッチをとりあえず締結状態と
して走行することが可能となる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の無段変速機の油圧制
御装置では、セレクトショックを十分に軽減することが
できないという問題点がある。すなわち、上述のように
セレクト時にはスロットル弁によって調圧されるスロッ
トル圧を電磁弁の作用により低減するように構成されて
いるが、調圧用排出ポートと接続された油路にチェック
弁が設けられているため、セレクト時のスロットル圧も
チェック弁設定値以下の油圧とすることはできない。チ
ェック弁設定値の油圧は、とりあえず前進用クラッチな
どを締結させて走行可能とするためのものであるから、
比較的高い値となっている。これに対してセレクト時に
は走行可能な程度に前進用クラッチなどを締結させる必
要がないので、セレクトショック軽減のためにはスロッ
トル圧をチェック弁設定値よりも小さい値とすることが
望ましい。しかしながら、上述のように調圧用排出ポー
トと接続された油路にチェック弁が設けられているた
め、スロットル圧をこれ以下とすることができない。こ
のため、上述のように十分なセレクトショック軽減効果
を得ることができない。本発明はこのような課題を解決
することを目的としている。
御装置では、セレクトショックを十分に軽減することが
できないという問題点がある。すなわち、上述のように
セレクト時にはスロットル弁によって調圧されるスロッ
トル圧を電磁弁の作用により低減するように構成されて
いるが、調圧用排出ポートと接続された油路にチェック
弁が設けられているため、セレクト時のスロットル圧も
チェック弁設定値以下の油圧とすることはできない。チ
ェック弁設定値の油圧は、とりあえず前進用クラッチな
どを締結させて走行可能とするためのものであるから、
比較的高い値となっている。これに対してセレクト時に
は走行可能な程度に前進用クラッチなどを締結させる必
要がないので、セレクトショック軽減のためにはスロッ
トル圧をチェック弁設定値よりも小さい値とすることが
望ましい。しかしながら、上述のように調圧用排出ポー
トと接続された油路にチェック弁が設けられているた
め、スロットル圧をこれ以下とすることができない。こ
のため、上述のように十分なセレクトショック軽減効果
を得ることができない。本発明はこのような課題を解決
することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前進用クラッチなどの前後進切換用油圧装置
に供給する油圧を調整する弁の調圧用排出ポートをセレ
クト時にはドレーンし、これ以外の場合には上記ポート
に油圧を作用させるようにすることにより、上記課題を
解決する。すなわち、本発明による無段変速機の油圧制
御装置は、前後進切換用油圧装置(40、50)へ供給する
油圧を調整する前後進用油圧調整弁(126)と、変速指
令弁(108)と、電磁弁(118)とを有し、前後進用油圧
調整弁は、ライン圧を油圧源とし、電磁弁からの制御用
信号圧に応じて調圧用排出ポート(267)に油を排出す
ることにより前後進用油圧装置に供給する油圧を調圧す
るように構成されており、変速指令弁は、スロットル全
閉かつ低車速の場合に前後進用油圧調整弁の上記調圧用
排出ポートをドレーンさせ、上記以外の場合には前後進
用油圧調整弁の上記調圧用排出ポートに所定の油圧を供
給するように構成されており、電磁弁は指令される電気
信号に応じて制御用信号油圧を調整してこれを前後進用
油圧調整弁に供給するように構成されており、スロット
ル全閉かつ低車速の場合に前後進用油圧調整弁によって
得られる油圧は上記所定の油圧よりも小さい値に設定さ
れている。なお、かっこ内の符号は後述の実施例の対応
する部材を示す。
に供給する油圧を調整する弁の調圧用排出ポートをセレ
クト時にはドレーンし、これ以外の場合には上記ポート
に油圧を作用させるようにすることにより、上記課題を
解決する。すなわち、本発明による無段変速機の油圧制
御装置は、前後進切換用油圧装置(40、50)へ供給する
油圧を調整する前後進用油圧調整弁(126)と、変速指
令弁(108)と、電磁弁(118)とを有し、前後進用油圧
調整弁は、ライン圧を油圧源とし、電磁弁からの制御用
信号圧に応じて調圧用排出ポート(267)に油を排出す
ることにより前後進用油圧装置に供給する油圧を調圧す
るように構成されており、変速指令弁は、スロットル全
閉かつ低車速の場合に前後進用油圧調整弁の上記調圧用
排出ポートをドレーンさせ、上記以外の場合には前後進
用油圧調整弁の上記調圧用排出ポートに所定の油圧を供
給するように構成されており、電磁弁は指令される電気
信号に応じて制御用信号油圧を調整してこれを前後進用
油圧調整弁に供給するように構成されており、スロット
ル全閉かつ低車速の場合に前後進用油圧調整弁によって
得られる油圧は上記所定の油圧よりも小さい値に設定さ
れている。なお、かっこ内の符号は後述の実施例の対応
する部材を示す。
(ホ)作用 通常の変速状態においては、変速指令弁は前後進用油圧
調整弁の調圧用排出ポートに所定の油圧、例えば一定圧
を供給している。これにより、前後進用油圧調整弁は上
記所定の油圧以上の油圧を調圧し、前後進切換用油圧装
置に供給する。この油圧は、例えばスロットル圧に応じ
て変化する油圧とされるが、上述のように前後進用油圧
調整弁の調圧用排出ポートに上記所定の油圧が供給され
ているため、得られる油圧はこの所定の油圧以上のもの
となる。従って、この所定の油圧を前後進切換用油圧装
置が作動可能な油圧に設定しておけば、前後進用油圧調
整弁がスティックしたような場合であってもとりあえず
走行を行なうことができる。一方、スロットル全閉かつ
車速が非常に低い値となるセレクト時においては、変速
指令弁は前後進用油圧調整弁の調圧用排出ポートをドレ
ーン状態とする。このため、前後進用油圧調整弁はどの
ように低い油圧でも調圧可能な状態となる。電磁弁の作
用によってセレクト時の前後進用油圧調整弁の出力油圧
は上記所定の油圧よりも低い油圧となるので、前後進切
換用油圧装置は低い油圧によって緩やかに締結され、セ
レクトショックが非常に小さくなる。
調整弁の調圧用排出ポートに所定の油圧、例えば一定圧
を供給している。これにより、前後進用油圧調整弁は上
記所定の油圧以上の油圧を調圧し、前後進切換用油圧装
置に供給する。この油圧は、例えばスロットル圧に応じ
て変化する油圧とされるが、上述のように前後進用油圧
調整弁の調圧用排出ポートに上記所定の油圧が供給され
ているため、得られる油圧はこの所定の油圧以上のもの
となる。従って、この所定の油圧を前後進切換用油圧装
置が作動可能な油圧に設定しておけば、前後進用油圧調
整弁がスティックしたような場合であってもとりあえず
走行を行なうことができる。一方、スロットル全閉かつ
車速が非常に低い値となるセレクト時においては、変速
指令弁は前後進用油圧調整弁の調圧用排出ポートをドレ
ーン状態とする。このため、前後進用油圧調整弁はどの
ように低い油圧でも調圧可能な状態となる。電磁弁の作
用によってセレクト時の前後進用油圧調整弁の出力油圧
は上記所定の油圧よりも低い油圧となるので、前後進切
換用油圧装置は低い油圧によって緩やかに締結され、セ
レクトショックが非常に小さくなる。
(ヘ)実施例 第2図に無段変速機の動力伝達機構を示す。この無段変
速機はフルードカップリング12、前後進切換機構15、V
ベルト式無段変速機構29、差動装置56等を有しており、
エンジン10の出力軸10aの回転を所定の変速比及び回転
方向で出力軸66及び68に伝達することができる。この無
段変速機は、フルードカップリング12(ロックアップ油
室12a、ポンプインペラー12b、タービンランナ12c等を
有している)、回転軸13、駆動軸14、前後進切換機構1
5、駆動プーリ16(固定円すい部材18、駆動プーリシリ
ンダ室20(室20a、室20b)、可動円すい部材22、みぞ22
a等からなる)、遊星歯車機構17(サンギア19、ピニオ
ンギア21、ピニオンギア23、ピニオンキャリア25、イン
ターナルギア27等から成る)、Vベルト24、従動プーリ
26(固定円すい部材30、従動プーリシリンダ室32、可動
円すい部材34等から成る)、従動軸28、前進用クラッチ
40、駆動ギア46、アイドラギア48、後進用ブレーキ50、
アイドラ軸52、ピニオンギア54、ファイナルギア44、ピ
ニオンギア58、ピニオンギア60、サイドギア62、サイド
ギア64、出力軸66、出力軸68などから構成されている
が、これらについての詳細な説明は省略する。なお、説
明を省略した部分の構成については本出願人の出願に係
る特開昭61-105353号公報に記載されている。
速機はフルードカップリング12、前後進切換機構15、V
ベルト式無段変速機構29、差動装置56等を有しており、
エンジン10の出力軸10aの回転を所定の変速比及び回転
方向で出力軸66及び68に伝達することができる。この無
段変速機は、フルードカップリング12(ロックアップ油
室12a、ポンプインペラー12b、タービンランナ12c等を
有している)、回転軸13、駆動軸14、前後進切換機構1
5、駆動プーリ16(固定円すい部材18、駆動プーリシリ
ンダ室20(室20a、室20b)、可動円すい部材22、みぞ22
a等からなる)、遊星歯車機構17(サンギア19、ピニオ
ンギア21、ピニオンギア23、ピニオンキャリア25、イン
ターナルギア27等から成る)、Vベルト24、従動プーリ
26(固定円すい部材30、従動プーリシリンダ室32、可動
円すい部材34等から成る)、従動軸28、前進用クラッチ
40、駆動ギア46、アイドラギア48、後進用ブレーキ50、
アイドラ軸52、ピニオンギア54、ファイナルギア44、ピ
ニオンギア58、ピニオンギア60、サイドギア62、サイド
ギア64、出力軸66、出力軸68などから構成されている
が、これらについての詳細な説明は省略する。なお、説
明を省略した部分の構成については本出願人の出願に係
る特開昭61-105353号公報に記載されている。
第1図に無段変速機の油圧制御装置を示す。この油圧制
御装置は、オイルポンプ101、ライン圧調圧弁102、マニ
ュアル弁104、変速比指令弁108、ステップモータ110、
スロットル弁114、一定圧調圧弁116、電磁弁118、ロッ
クアップ制御弁122、信号油圧切換弁124、前後進用油圧
調整弁126などを有している。なお、これ以外に変速制
御弁、変速操作機構、カップリング圧調圧弁などを有し
ているが、これらは本発明と直接関係がないので図示を
省略してある。ライン圧調圧弁102は、オイルポンプ101
の吐出圧を調圧し、ライン圧油路132に出力する。スロ
ットル弁114は、ライン圧を油圧源とし、エンジン吸気
管負圧(又はスロットル開度)に対応したスロットル圧
を調圧し、これを油路140に出力する。一定圧調圧弁116
は、ライン圧を油圧源とし、常に一定圧を調圧し、これ
を第1油路209に出力する。変速指令弁108のスプール18
2は、ステップモータ110によってピニオン及びラックを
介して駆動され、軸方向に移動する。スプール182は図
示してないリンクを介して変速制御弁と連結されてお
り、スプール182の位置に対応した変速比が実現され
る。スプール182が第1図中で下側位置にあるほど指令
される変速比が大きくなる。スプール182が最大変速比
位置を越えたオーバストローク領域にあるとき第1油路
209と第2油路251とが連通し、一方スプール182が最大
変速比と最小変速比との間に位置している場合には第2
油路251がドレーンポート253と連通し、第2油路251が
ドレーンされる。電磁弁118は、第1油路209とオリフィ
ス252を介して接続された油路189に設けられた開口の開
閉を制御することにより、この油路189の油圧(制御用
信号油圧)を制御可能である。信号油圧切換弁124のス
プール255は第2油路251から一端側に作用する油圧とス
プリング257とのバランスによって上下位置を切換わ
る。スプール255が第1図中で上方に移動したとき前述
の油路189と油路259とが接続され、また油路261が第1
油路209と接続される。一方、スプール255が第1図中下
側位置に切換わったときには、油路189は油路261と接続
され、また油路259は第1油路209と接続される。油路25
9はロックアップ制御弁122と接続されている。油路261
は前後進用油圧調整弁126の一端側に作用している。前
後進用油圧調整弁126はスプール263及びスプール265を
有しており、調圧弁として構成されている。すなわち、
油路132のライン圧を油圧源とし、これの一部を調圧用
排出ポート267から排出することにより、油路269の油圧
を調圧する。油路269の油圧はスプール263の第1図中左
端側にフィードバックされている。スプール263にはス
プリング265の力に加えて、油路140のスロットル圧によ
る力及び油路261の油圧による力が、第1図中左向きに
作用している。油路269の油圧はマニュアル弁104を介し
て前進用クラッチ40又は後進用ブレーキ50に供給可能で
ある。すなわち、マニュアル弁104がN又はPレンジで
は前進用クラッチ40及び後進用ブレーキ50のいずれにも
油圧が供給されない。マニュアル弁104の前進用レンジ
では前進用クラッチ40に油圧が供給され、後進用レンジ
では後進用ブレーキ50に油圧が供給される。
御装置は、オイルポンプ101、ライン圧調圧弁102、マニ
ュアル弁104、変速比指令弁108、ステップモータ110、
スロットル弁114、一定圧調圧弁116、電磁弁118、ロッ
クアップ制御弁122、信号油圧切換弁124、前後進用油圧
調整弁126などを有している。なお、これ以外に変速制
御弁、変速操作機構、カップリング圧調圧弁などを有し
ているが、これらは本発明と直接関係がないので図示を
省略してある。ライン圧調圧弁102は、オイルポンプ101
の吐出圧を調圧し、ライン圧油路132に出力する。スロ
ットル弁114は、ライン圧を油圧源とし、エンジン吸気
管負圧(又はスロットル開度)に対応したスロットル圧
を調圧し、これを油路140に出力する。一定圧調圧弁116
は、ライン圧を油圧源とし、常に一定圧を調圧し、これ
を第1油路209に出力する。変速指令弁108のスプール18
2は、ステップモータ110によってピニオン及びラックを
介して駆動され、軸方向に移動する。スプール182は図
示してないリンクを介して変速制御弁と連結されてお
り、スプール182の位置に対応した変速比が実現され
る。スプール182が第1図中で下側位置にあるほど指令
される変速比が大きくなる。スプール182が最大変速比
位置を越えたオーバストローク領域にあるとき第1油路
209と第2油路251とが連通し、一方スプール182が最大
変速比と最小変速比との間に位置している場合には第2
油路251がドレーンポート253と連通し、第2油路251が
ドレーンされる。電磁弁118は、第1油路209とオリフィ
ス252を介して接続された油路189に設けられた開口の開
閉を制御することにより、この油路189の油圧(制御用
信号油圧)を制御可能である。信号油圧切換弁124のス
プール255は第2油路251から一端側に作用する油圧とス
プリング257とのバランスによって上下位置を切換わ
る。スプール255が第1図中で上方に移動したとき前述
の油路189と油路259とが接続され、また油路261が第1
油路209と接続される。一方、スプール255が第1図中下
側位置に切換わったときには、油路189は油路261と接続
され、また油路259は第1油路209と接続される。油路25
9はロックアップ制御弁122と接続されている。油路261
は前後進用油圧調整弁126の一端側に作用している。前
後進用油圧調整弁126はスプール263及びスプール265を
有しており、調圧弁として構成されている。すなわち、
油路132のライン圧を油圧源とし、これの一部を調圧用
排出ポート267から排出することにより、油路269の油圧
を調圧する。油路269の油圧はスプール263の第1図中左
端側にフィードバックされている。スプール263にはス
プリング265の力に加えて、油路140のスロットル圧によ
る力及び油路261の油圧による力が、第1図中左向きに
作用している。油路269の油圧はマニュアル弁104を介し
て前進用クラッチ40又は後進用ブレーキ50に供給可能で
ある。すなわち、マニュアル弁104がN又はPレンジで
は前進用クラッチ40及び後進用ブレーキ50のいずれにも
油圧が供給されない。マニュアル弁104の前進用レンジ
では前進用クラッチ40に油圧が供給され、後進用レンジ
では後進用ブレーキ50に油圧が供給される。
次にこの実施例の動作について説明する。
まず、最大変速比と最小変速比との間で通常の変速が行
なわれている場合の動作について説明する。この場合に
は変速比指令弁108において第1油路209と第2油路251
とが連通し、第2油路251に一定圧調圧弁116によって調
圧された一定圧が供給されている。第2油路251は前後
進用油圧調整弁126の調圧用排出ポート267と接続されて
いるため、この調圧用排出ポート267に一定圧が作用す
ることになる。この状態で前後進用油圧調整弁126は油
路269の油圧をスプリング265、油路140から作用するス
ロットル圧による力及び油路261から作用する一定圧に
よる力に対応して調圧する。従って、油路269の油圧は
スロットル圧に応じて変化することになる。この油路26
9の油圧がマニュアル弁104を通して前進用クラッチ40又
は後進用ブレーキ50に供給される。なお、この場合信号
油圧切換弁124は第2油路251から下端部に作用する一定
圧により第1図中上方に押し上げられているため、油路
261と第1油路209とを連通させ、また油路189と油路259
とを連通させている。従って、電磁弁118によって得ら
れる油路189の制御用信号油圧はロックアップ制御弁122
の制御のために使用される。
なわれている場合の動作について説明する。この場合に
は変速比指令弁108において第1油路209と第2油路251
とが連通し、第2油路251に一定圧調圧弁116によって調
圧された一定圧が供給されている。第2油路251は前後
進用油圧調整弁126の調圧用排出ポート267と接続されて
いるため、この調圧用排出ポート267に一定圧が作用す
ることになる。この状態で前後進用油圧調整弁126は油
路269の油圧をスプリング265、油路140から作用するス
ロットル圧による力及び油路261から作用する一定圧に
よる力に対応して調圧する。従って、油路269の油圧は
スロットル圧に応じて変化することになる。この油路26
9の油圧がマニュアル弁104を通して前進用クラッチ40又
は後進用ブレーキ50に供給される。なお、この場合信号
油圧切換弁124は第2油路251から下端部に作用する一定
圧により第1図中上方に押し上げられているため、油路
261と第1油路209とを連通させ、また油路189と油路259
とを連通させている。従って、電磁弁118によって得ら
れる油路189の制御用信号油圧はロックアップ制御弁122
の制御のために使用される。
上述のように、前後進用油圧調整弁126の調圧用排出ポ
ート267に一定圧が作用しているため、例えばスプール2
63が第1図中で右方向へ移動した状態でスティックした
としても、油路269には第2油路251の一定圧が供給され
るため、前進用クラッチ40又は後進用ブレーキ50に一定
圧が供給される。この一定圧は前進用クラッチ40又は後
進用ブレーキ50を最低限走行可能な状態に締結可能な油
圧に設定されているので、上述のように前後進用油圧調
整弁126がスティックした場合であっても走行を継続す
ることができる。
ート267に一定圧が作用しているため、例えばスプール2
63が第1図中で右方向へ移動した状態でスティックした
としても、油路269には第2油路251の一定圧が供給され
るため、前進用クラッチ40又は後進用ブレーキ50に一定
圧が供給される。この一定圧は前進用クラッチ40又は後
進用ブレーキ50を最低限走行可能な状態に締結可能な油
圧に設定されているので、上述のように前後進用油圧調
整弁126がスティックした場合であっても走行を継続す
ることができる。
次に、マニュアル弁104を例えばNレンジからDレンジ
(前進用位置)又はR位置(後進用位置)にセレクト操
作する場合の作用について説明する。マニュアル弁104
をNレンジとし、エンジンのスロットルを全閉にすると
共に車両が停止した状態では、ステップモータ110は最
大変速比位置を越えてオーバストローク領域まで回転し
ている。このため、変速比指令弁108は第2油路251をド
レーンポート253に連通させる状態となっている。従っ
て、第2油路251には油圧が作用していない。前後進用
油圧調整弁126の調圧用排出ポート267も油圧0の状態と
なり、前後進用油圧調整弁126は非常に低い油圧を調圧
可能な状態となる。一方、信号油圧切換弁124は、第2
油路251の油圧が0となるため、スプール255が第1図中
下側に移動し、油路261と油路189とが連通する。従っ
て、油路261に、第1油路209からの一定圧に代えて、油
路189からの制御用信号油圧が供給される。結局、電磁
弁118によって調整される油路189の制御用信号油圧が油
路261を介して前後進用油圧調整弁126の第1図中右端側
に作用することになるため、前後進用油圧調整弁126に
よって調圧される油路269の油圧は電磁弁118によって調
整可能となる。電磁弁118によって得られる油路189の制
御用信号油圧を非常に小さく設定すると、油路269の油
圧も非常に低くなる。この状態における油路269の油圧
は、第1油路209の一定圧よりも低くしてある。この油
路269の低い油圧がマニュアル弁104に供給されている。
マニュアル弁104をNレンジから例えばDレンジに切換
えると、油路269の低い油圧が前進用クラッチ40に供給
され、これを緩やかに締結させる。上述のように油路26
9の油圧は非常に低く設定してあるため、前進用クラッ
チ40を締結させる際のショックは非常に小さくなる。
(前進用位置)又はR位置(後進用位置)にセレクト操
作する場合の作用について説明する。マニュアル弁104
をNレンジとし、エンジンのスロットルを全閉にすると
共に車両が停止した状態では、ステップモータ110は最
大変速比位置を越えてオーバストローク領域まで回転し
ている。このため、変速比指令弁108は第2油路251をド
レーンポート253に連通させる状態となっている。従っ
て、第2油路251には油圧が作用していない。前後進用
油圧調整弁126の調圧用排出ポート267も油圧0の状態と
なり、前後進用油圧調整弁126は非常に低い油圧を調圧
可能な状態となる。一方、信号油圧切換弁124は、第2
油路251の油圧が0となるため、スプール255が第1図中
下側に移動し、油路261と油路189とが連通する。従っ
て、油路261に、第1油路209からの一定圧に代えて、油
路189からの制御用信号油圧が供給される。結局、電磁
弁118によって調整される油路189の制御用信号油圧が油
路261を介して前後進用油圧調整弁126の第1図中右端側
に作用することになるため、前後進用油圧調整弁126に
よって調圧される油路269の油圧は電磁弁118によって調
整可能となる。電磁弁118によって得られる油路189の制
御用信号油圧を非常に小さく設定すると、油路269の油
圧も非常に低くなる。この状態における油路269の油圧
は、第1油路209の一定圧よりも低くしてある。この油
路269の低い油圧がマニュアル弁104に供給されている。
マニュアル弁104をNレンジから例えばDレンジに切換
えると、油路269の低い油圧が前進用クラッチ40に供給
され、これを緩やかに締結させる。上述のように油路26
9の油圧は非常に低く設定してあるため、前進用クラッ
チ40を締結させる際のショックは非常に小さくなる。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、前後進切換
用油圧装置に供給する油圧を調圧する前後進用油圧調整
弁の調圧用排出ポートに通常の変速状態では所定の油圧
を供給し、マニュアル弁をNレンジから走行位置にセレ
クトする際などには上記所定の油圧を作用させないよう
にしたので、前後進用油圧調整弁のスティック時におい
ても走行が可能であるのに加えて、セレクト時のショッ
クを大幅に低減することができる。
用油圧装置に供給する油圧を調圧する前後進用油圧調整
弁の調圧用排出ポートに通常の変速状態では所定の油圧
を供給し、マニュアル弁をNレンジから走行位置にセレ
クトする際などには上記所定の油圧を作用させないよう
にしたので、前後進用油圧調整弁のスティック時におい
ても走行が可能であるのに加えて、セレクト時のショッ
クを大幅に低減することができる。
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は無段変速機
の骨組図である。 40……前進用クラッチ、50……後進用ブレーキ、104…
…マニュアル弁、108……変速比指令弁、110……ステッ
プモータ、114……スロットル弁、116……一定圧調圧
弁、118……電磁弁、124……信号油圧切換弁、126……
前後進用油圧調整弁、267……調圧用排出ポート。
の骨組図である。 40……前進用クラッチ、50……後進用ブレーキ、104…
…マニュアル弁、108……変速比指令弁、110……ステッ
プモータ、114……スロットル弁、116……一定圧調圧
弁、118……電磁弁、124……信号油圧切換弁、126……
前後進用油圧調整弁、267……調圧用排出ポート。
Claims (2)
- 【請求項1】前後進切換機構を作動させる前後進切換用
油圧装置を備えた無段変速機の油圧制御装置において、 前後進用油圧調整弁と、変速指令弁と、電磁弁とを有
し、前後進用油圧調整弁は、ライン圧を油圧源とし、電
磁弁からの制御用信号圧に応じて調圧用排出ポートに油
を排出することにより前後進用油圧装置に供給する油圧
を調圧するように構成されており、変速指令弁は、スロ
ットル全閉かつ低車速の場合に前後進用油圧調整弁の上
記調圧用排出ポートをドレーンさせ、上記以外の場合に
は上記調圧用排出ポートに所定の油圧を供給するように
構成されており、電磁弁は指令される電気信号に応じて
制御用信号油圧を調整してこれを前後進用油圧調整弁に
パイロット圧として供給するように構成されており、ス
ロットル全閉かつ低車速の場合に前後進用油圧調整弁に
よって得られる油圧は上記所定の油圧よりも小さい値に
設定されていることを特徴とする無段変速機の油圧制御
装置。 - 【請求項2】無段変速機に設けられた前後進切換機構を
作動させる前後進切換用油圧装置と、前後進切換用油圧
装置への油圧の供給状態を手動操作に応じて切換えるマ
ニュアルバルブと、マニュアルバルブを介して前後進切
換用油圧装置へ供給する油圧を調整する前後進用油圧調
整弁と、一定圧を調圧して第1油路に出力する一定圧調
圧弁と、指令される変速比に応じてスプールが軸方向に
移動する変速指令弁と、指令される電気信号に応じて第
1油路の一定圧を油圧源として制御用信号油圧を調整可
能な電磁弁と、上記制御用信号油圧をロックアップクラ
ッチ制御用のロックアップ制御弁へ供給する状態と、前
後進用油圧調整弁に供給する状態とを切換可能な信号油
圧切換弁とを有しており、変速指令弁は、スロットル全
閉かつ低車速の場合に第2油路をドレーンし、これ以外
の場合に第2油路と第1油路とを連通させて第2油路に
上記一定圧を出力するように構成されており、前後進用
油圧調整弁は、ライン圧を油圧源とし、信号油圧切換弁
を介して供給される上記制御用信号油圧をパイロット圧
として調圧した油圧をマニュアル弁に供給するように構
成されており、前後進用油圧調整弁の調圧用排出ポート
は第2油路と接続されており、信号油圧切換弁は、第2
油路の油圧をパイロット圧として、第2油路の油圧が低
い場合には上記制御用信号油圧を前後進用油圧調整弁に
供給し、第2油路の油圧が高い場合には上記制御用信号
油圧をロックアップ制御弁に供給するように構成されて
おり、スロットル全閉かつ低車速の場合に前後進用油圧
調整弁によって得られる油圧は上記一定圧よりも小さい
値となるように設定されている無段変速機の油圧制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28098689A JPH07109249B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28098689A JPH07109249B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03144160A JPH03144160A (ja) | 1991-06-19 |
| JPH07109249B2 true JPH07109249B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17632665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28098689A Expired - Lifetime JPH07109249B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 無段変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109249B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4069054B2 (ja) | 2003-10-16 | 2008-03-26 | 本田技研工業株式会社 | 動力伝達装置の油圧制御装置 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP28098689A patent/JPH07109249B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03144160A (ja) | 1991-06-19 |
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