JPH07110067A - 自動変速機の多板式摩擦クラッチ - Google Patents
自動変速機の多板式摩擦クラッチInfo
- Publication number
- JPH07110067A JPH07110067A JP5278890A JP27889093A JPH07110067A JP H07110067 A JPH07110067 A JP H07110067A JP 5278890 A JP5278890 A JP 5278890A JP 27889093 A JP27889093 A JP 27889093A JP H07110067 A JPH07110067 A JP H07110067A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- piston
- hub
- friction
- thrust force
- Prior art date
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- Pending
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機の多板式摩擦クラッチの伝達トル
ク容量当たりの摩擦材の枚数を低減する。 【構成】 多板式摩擦クラッチC−1は、摩擦材61を
支持するシリンダ6と、スラスト力を受ける遊星歯車機
構の一要素53に連結され、摩擦材71を支持するハブ
7と、シリンダ6に摺動自在に嵌装されて両摩擦材6
1,71を押圧して互いに摩擦係合させるピストン8
と、ピストン8をクラッチ解放方向に付勢するスプリン
グ9とを有する。ハブ7とピストン8との間にハブ7に
かかるスラスト力をピストン8に伝達する係合手段7
7,81が設けられている。これにより、遊星歯車機構
の一要素53のスラスト力によりハブ7とピストン8と
をクラッチ係合方向に連動して付勢させることができ
る。
ク容量当たりの摩擦材の枚数を低減する。 【構成】 多板式摩擦クラッチC−1は、摩擦材61を
支持するシリンダ6と、スラスト力を受ける遊星歯車機
構の一要素53に連結され、摩擦材71を支持するハブ
7と、シリンダ6に摺動自在に嵌装されて両摩擦材6
1,71を押圧して互いに摩擦係合させるピストン8
と、ピストン8をクラッチ解放方向に付勢するスプリン
グ9とを有する。ハブ7とピストン8との間にハブ7に
かかるスラスト力をピストン8に伝達する係合手段7
7,81が設けられている。これにより、遊星歯車機構
の一要素53のスラスト力によりハブ7とピストン8と
をクラッチ係合方向に連動して付勢させることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の多板式摩
擦クラッチに関し、特に、スラスト力の作用する遊星歯
車機構と連結される多板式摩擦クラッチに関する。
擦クラッチに関し、特に、スラスト力の作用する遊星歯
車機構と連結される多板式摩擦クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機における遊星歯車機構
のサンギヤ、キャリヤ、リングギヤ等の構成要素を随時
連結させる多板式摩擦クラッチは、伝達するトルクに応
じたトルク容量を持たせるべく、クラッチ板即ち摩擦材
の枚数を設定される。図4はこうした多板式摩擦クラッ
チの典型例(特開昭61−41052号公報及び特開昭
60−234155号公報参照)としての前進用クラッ
チ(前進時に主変速機構に常時動力を伝達するクラッ
チ)を示すもので、こうしたクラッチでは、図示しない
トルクコンバータを経て中間伝動軸13’に伝わるエン
ジントルクを、上記軸13’に連結されたクラッチシリ
ンダ6’からシリンダ側摩擦材61’に伝え、シリンダ
6’への油圧供給によりピストン8’で押圧してシリン
ダ側摩擦材61’とハブ側摩擦材71’を摩擦係合さ
せ、ハブ側摩擦材71’を支持するハブ7’からリング
ギヤフランジ75’を経てリングギヤ53’に伝えて主
変速機構に伝達するため、エンジントルクに比例した枚
数の摩擦材61’,71’を必要とし、例えば、該トル
クが30kgmのときは5枚、35kgmのときは図示
のように6枚、45kgmのときは7枚というようにト
ルクに応じて枚数を増加させる必要があった。
のサンギヤ、キャリヤ、リングギヤ等の構成要素を随時
連結させる多板式摩擦クラッチは、伝達するトルクに応
じたトルク容量を持たせるべく、クラッチ板即ち摩擦材
の枚数を設定される。図4はこうした多板式摩擦クラッ
チの典型例(特開昭61−41052号公報及び特開昭
60−234155号公報参照)としての前進用クラッ
チ(前進時に主変速機構に常時動力を伝達するクラッ
チ)を示すもので、こうしたクラッチでは、図示しない
トルクコンバータを経て中間伝動軸13’に伝わるエン
ジントルクを、上記軸13’に連結されたクラッチシリ
ンダ6’からシリンダ側摩擦材61’に伝え、シリンダ
6’への油圧供給によりピストン8’で押圧してシリン
ダ側摩擦材61’とハブ側摩擦材71’を摩擦係合さ
せ、ハブ側摩擦材71’を支持するハブ7’からリング
ギヤフランジ75’を経てリングギヤ53’に伝えて主
変速機構に伝達するため、エンジントルクに比例した枚
数の摩擦材61’,71’を必要とし、例えば、該トル
クが30kgmのときは5枚、35kgmのときは図示
のように6枚、45kgmのときは7枚というようにト
ルクに応じて枚数を増加させる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにトルク容量を増加させるための摩擦材の多板化は、
それに応じて、摩擦材を支持するシリンダやハブの軸方
向寸法の増加をもたらし、クラッチの軸方向寸法を長く
するばかりでなく、自動変速機全体の軸方向寸法を延長
することとなり、車両への搭載性を悪化させる。さら
に、摩擦材の多板化は、搭載性の悪化だけに止まらず、
質量や慣性モーメントの増加、それによるクラッチのひ
きずり等をもたらし、車両の燃費や加速性能の悪化を引
き起こし、コストアップにもつながる。
うにトルク容量を増加させるための摩擦材の多板化は、
それに応じて、摩擦材を支持するシリンダやハブの軸方
向寸法の増加をもたらし、クラッチの軸方向寸法を長く
するばかりでなく、自動変速機全体の軸方向寸法を延長
することとなり、車両への搭載性を悪化させる。さら
に、摩擦材の多板化は、搭載性の悪化だけに止まらず、
質量や慣性モーメントの増加、それによるクラッチのひ
きずり等をもたらし、車両の燃費や加速性能の悪化を引
き起こし、コストアップにもつながる。
【0004】本発明は、伝達トルク容量に比して必要と
する摩擦材の枚数を低減することで、軸方向寸法の増大
に伴う上記諸問題点の発生を防ぐことのできる自動変速
機の多板式摩擦クラッチを提供することを目的とする。
する摩擦材の枚数を低減することで、軸方向寸法の増大
に伴う上記諸問題点の発生を防ぐことのできる自動変速
機の多板式摩擦クラッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、相互に隣接する摩擦材の一方の組を支持
するシリンダと、スラスト力を受ける遊星歯車機構の一
要素に連結され、前記摩擦材の他方の組を支持するハブ
と、前記シリンダに摺動自在に嵌装されて該シリンダと
協働して油圧室を画定し、該油圧室への油圧供給により
係合方向に摺動して前記両摩擦材の組を押圧して互いに
摩擦係合させるピストンと、該ピストンをクラッチ解放
方向に付勢するスプリングとを有する多板式摩擦クラッ
チにおいて、前記ハブにかかるスラスト力を前記ピスト
ンに伝達する係合手段を前記ハブと前記ピストンとの間
に設け、遊星歯車機構の一要素のスラスト力によりハブ
とピストンとをクラッチ係合方向に連動して付勢させる
ことを構成とする。
め、本発明は、相互に隣接する摩擦材の一方の組を支持
するシリンダと、スラスト力を受ける遊星歯車機構の一
要素に連結され、前記摩擦材の他方の組を支持するハブ
と、前記シリンダに摺動自在に嵌装されて該シリンダと
協働して油圧室を画定し、該油圧室への油圧供給により
係合方向に摺動して前記両摩擦材の組を押圧して互いに
摩擦係合させるピストンと、該ピストンをクラッチ解放
方向に付勢するスプリングとを有する多板式摩擦クラッ
チにおいて、前記ハブにかかるスラスト力を前記ピスト
ンに伝達する係合手段を前記ハブと前記ピストンとの間
に設け、遊星歯車機構の一要素のスラスト力によりハブ
とピストンとをクラッチ係合方向に連動して付勢させる
ことを構成とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】このような構成を採った本発明
では、クラッチ係合のために油圧室への油圧供給がなさ
れると、先ずピストンがスプリングの付勢力に抗してク
ラッチ係合方向に摺動し、両摩擦材の組を相互に係合さ
せる動作が生じる。この係合で、回転トルクが両摩擦材
を介して遊星歯車機構の一要素にも伝わり始める。この
トルク伝達の開始で、遊星歯車機構の一要素にスラスト
力が生じ始め、該スラスト力で該要素が変位し、係合手
段を介してピストンに係合し、係合手段を介するスラス
ト力の伝達でピストンをクラッチ係合方向に付勢する。
したがって、ピストンは油圧による押圧力に加えて、伝
達されたスラスト力に応じた力でさらに強く両摩擦材を
摩擦係合させる動作をする。こうして本発明のクラッチ
では、遊星歯車機構に生じるスラスト力をクラッチの係
合力に利用することができる。
では、クラッチ係合のために油圧室への油圧供給がなさ
れると、先ずピストンがスプリングの付勢力に抗してク
ラッチ係合方向に摺動し、両摩擦材の組を相互に係合さ
せる動作が生じる。この係合で、回転トルクが両摩擦材
を介して遊星歯車機構の一要素にも伝わり始める。この
トルク伝達の開始で、遊星歯車機構の一要素にスラスト
力が生じ始め、該スラスト力で該要素が変位し、係合手
段を介してピストンに係合し、係合手段を介するスラス
ト力の伝達でピストンをクラッチ係合方向に付勢する。
したがって、ピストンは油圧による押圧力に加えて、伝
達されたスラスト力に応じた力でさらに強く両摩擦材を
摩擦係合させる動作をする。こうして本発明のクラッチ
では、遊星歯車機構に生じるスラスト力をクラッチの係
合力に利用することができる。
【0007】他方、クラッチ解放のために油圧室から供
給圧が抜かれると、油圧の解除でスプリングによるピス
トンへのクラッチ解放方向の付勢力が勝るようになり、
両摩擦材の組を相互に係合させる摩擦係合力が減少し、
両摩擦材は互いにスリップし始める。こうした動作が生
じると、摩擦材を介して伝達されていたトルクは減少
し、遊星歯車機構の一要素の負荷も減少するので、スラ
スト力もそれに応じて減少する。したがって、上記スラ
スト力がクラッチ解放の妨げとなることはないのみなら
ず、それまでピストンにかかっていた油圧及びスラスト
力による係合方向の付勢力は共に解除されるため、スプ
リング負荷によりクラッチは速やかに解放される。
給圧が抜かれると、油圧の解除でスプリングによるピス
トンへのクラッチ解放方向の付勢力が勝るようになり、
両摩擦材の組を相互に係合させる摩擦係合力が減少し、
両摩擦材は互いにスリップし始める。こうした動作が生
じると、摩擦材を介して伝達されていたトルクは減少
し、遊星歯車機構の一要素の負荷も減少するので、スラ
スト力もそれに応じて減少する。したがって、上記スラ
スト力がクラッチ解放の妨げとなることはないのみなら
ず、それまでピストンにかかっていた油圧及びスラスト
力による係合方向の付勢力は共に解除されるため、スプ
リング負荷によりクラッチは速やかに解放される。
【0008】したがって、本発明の多板式摩擦クラッチ
によれば、スラスト力を利用して摩擦材の係合力を増加
させることで、トルク伝達容量当たりの摩擦材の枚数を
低減することができると共に、それによりひきずりトル
クを低下させることができる。
によれば、スラスト力を利用して摩擦材の係合力を増加
させることで、トルク伝達容量当たりの摩擦材の枚数を
低減することができると共に、それによりひきずりトル
クを低下させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、実施例を示す図面を参照し
ながら説明する。図2に全体構成をスケルトンで示す自
動変速機1の多板式摩擦クラッチC−1は、図1に詳細
を示すように、相互に隣接する摩擦材61,71の一方
の組、即ち摩擦材61の組を支持するシリンダ6と、ス
ラスト力を受ける遊星歯車機構の一要素(本例におい
て、はす歯歯車からなるリングギヤ53)に連結され、
摩擦材の他方の組、即ち摩擦材71の組を支持するハブ
7と、シリンダ6に摺動自在に嵌装されてシリンダ6と
協働して油圧室Rを画定し、油圧室Rへの油圧供給によ
りクラッチ係合方向(図に実線矢印で示す右方向)に摺
動して両摩擦材61,71の組を押圧して互いに摩擦係
合させるピストン8と、ピストン8をクラッチ解放方向
(図に点線矢印で示す左方向)に付勢するスプリング9
とを有する。
ながら説明する。図2に全体構成をスケルトンで示す自
動変速機1の多板式摩擦クラッチC−1は、図1に詳細
を示すように、相互に隣接する摩擦材61,71の一方
の組、即ち摩擦材61の組を支持するシリンダ6と、ス
ラスト力を受ける遊星歯車機構の一要素(本例におい
て、はす歯歯車からなるリングギヤ53)に連結され、
摩擦材の他方の組、即ち摩擦材71の組を支持するハブ
7と、シリンダ6に摺動自在に嵌装されてシリンダ6と
協働して油圧室Rを画定し、油圧室Rへの油圧供給によ
りクラッチ係合方向(図に実線矢印で示す右方向)に摺
動して両摩擦材61,71の組を押圧して互いに摩擦係
合させるピストン8と、ピストン8をクラッチ解放方向
(図に点線矢印で示す左方向)に付勢するスプリング9
とを有する。
【0010】さらに、本発明の主題に従い、このクラッ
チC−1には、ハブ7にかかるスラスト力をピストン8
に伝達する係合手段(本例においてハブ7前端の爪77
とピストン8に嵌め込まれたスナップリング81)がハ
ブ7とピストン8との間に設けられている。これによ
り、遊星歯車機構の一要素即ちリングギヤ53のスラス
ト力によりハブ7とピストン8とをクラッチ係合方向に
連動して付勢させることができる。
チC−1には、ハブ7にかかるスラスト力をピストン8
に伝達する係合手段(本例においてハブ7前端の爪77
とピストン8に嵌め込まれたスナップリング81)がハ
ブ7とピストン8との間に設けられている。これによ
り、遊星歯車機構の一要素即ちリングギヤ53のスラス
ト力によりハブ7とピストン8とをクラッチ係合方向に
連動して付勢させることができる。
【0011】さらに各部について、自動変速機全体の概
略構成も含めて詳細に説明する。図2に示すように、こ
の自動変速機1は、エンジンの回転を入力軸11から変
速機構に伝達するロックアップクラッチ3付のトルクコ
ンバータ2と、変速機構を構成するオーバドライブプラ
ネタリギヤユニット4と、2つのプラネタリギヤユニッ
トを組合わせた主変速ユニット5とから構成されてい
る。そして、トルクコンバータ2は、ポンプインペラ2
1とタービンランナ22とステータ23とからなり、タ
ービンランナ22のタービン軸12はオーバドライブプ
ラネタリギヤユニット4のキャリヤ42に連結されてい
る。
略構成も含めて詳細に説明する。図2に示すように、こ
の自動変速機1は、エンジンの回転を入力軸11から変
速機構に伝達するロックアップクラッチ3付のトルクコ
ンバータ2と、変速機構を構成するオーバドライブプラ
ネタリギヤユニット4と、2つのプラネタリギヤユニッ
トを組合わせた主変速ユニット5とから構成されてい
る。そして、トルクコンバータ2は、ポンプインペラ2
1とタービンランナ22とステータ23とからなり、タ
ービンランナ22のタービン軸12はオーバドライブプ
ラネタリギヤユニット4のキャリヤ42に連結されてい
る。
【0012】オーバドライブプラネタリギヤユニット4
のキャリヤ42とサンギヤ41は、並列するクラッチC
−0とワンウェイクラッチF−0を介して連結され、且
つブレーキB−0を介して変速機ケース10に固定可能
とされ、リングギヤ43は、主変速ユニット5に中間伝
動軸13を介して連結されている。
のキャリヤ42とサンギヤ41は、並列するクラッチC
−0とワンウェイクラッチF−0を介して連結され、且
つブレーキB−0を介して変速機ケース10に固定可能
とされ、リングギヤ43は、主変速ユニット5に中間伝
動軸13を介して連結されている。
【0013】主変速ユニット5の前段のサンギヤ51と
後段のサンギヤ54は、サンギヤ軸14を介して相互に
連結され、連結筒15を介してバンドブレーキB−1に
より変速機ケース10に固定可能に、また、直列するワ
ンウェイクラッチF−1とブレーキB−2を介して同ケ
ース10に固定可能とされている。前段のリングギヤ5
3はクラッチC−1を介して、また、サンギヤ軸14は
クラッチC−2を介して、それぞれ中間伝動軸13に連
結されている。前段のキャリヤ52と後段のリングギヤ
56とは出力軸16に連結されている。後段のキャリヤ
55は、並列するブレーキB−3とワンウェイクラッチ
F−2を介して変速機ケース10に固定可能とされてい
る。
後段のサンギヤ54は、サンギヤ軸14を介して相互に
連結され、連結筒15を介してバンドブレーキB−1に
より変速機ケース10に固定可能に、また、直列するワ
ンウェイクラッチF−1とブレーキB−2を介して同ケ
ース10に固定可能とされている。前段のリングギヤ5
3はクラッチC−1を介して、また、サンギヤ軸14は
クラッチC−2を介して、それぞれ中間伝動軸13に連
結されている。前段のキャリヤ52と後段のリングギヤ
56とは出力軸16に連結されている。後段のキャリヤ
55は、並列するブレーキB−3とワンウェイクラッチ
F−2を介して変速機ケース10に固定可能とされてい
る。
【0014】上記構成より成るギヤトレインでは、クラ
ッチF−0の係合によるオーバドライブプラネタリギヤ
ユニット4の直結状態下で、クラッチC−1の係合でリ
ングギヤ53に入った入力が、ワンウェイクラッチF−
2の係合によるキャリヤ55の反力支持でリングギヤ5
6の回転として出力されて第1速、ブレーキB−2の係
合によるサンギヤ51の固定でキャリヤ52の回転とし
て出力されて第2速、クラッチC−2の追加係合による
リングギヤ53とサンギヤ51の同速回転による主変速
ユニット5の直結状態で、入力回転がそのままキャリヤ
52から出力されて第3速、この状態で、オーバドライ
ブプラネタリギヤユニット4のクラッチF−0解放、ブ
レーキB−0係合によるオーバドライブ回転で第4速を
達成し、オーバドライブプラネタリギヤユニット4の直
結状態下で、クラッチC−2係合、ブレーキB−3係合
により、サンギヤ54入力、キャリヤ55固定によるリ
ングギヤ56の逆回転でリバースを達成する。
ッチF−0の係合によるオーバドライブプラネタリギヤ
ユニット4の直結状態下で、クラッチC−1の係合でリ
ングギヤ53に入った入力が、ワンウェイクラッチF−
2の係合によるキャリヤ55の反力支持でリングギヤ5
6の回転として出力されて第1速、ブレーキB−2の係
合によるサンギヤ51の固定でキャリヤ52の回転とし
て出力されて第2速、クラッチC−2の追加係合による
リングギヤ53とサンギヤ51の同速回転による主変速
ユニット5の直結状態で、入力回転がそのままキャリヤ
52から出力されて第3速、この状態で、オーバドライ
ブプラネタリギヤユニット4のクラッチF−0解放、ブ
レーキB−0係合によるオーバドライブ回転で第4速を
達成し、オーバドライブプラネタリギヤユニット4の直
結状態下で、クラッチC−2係合、ブレーキB−3係合
により、サンギヤ54入力、キャリヤ55固定によるリ
ングギヤ56の逆回転でリバースを達成する。
【0015】図1に詳細を示すように、シリンダ6は、
その径方向フランジ部62の内径側を中間伝動軸13の
径方向フランジ部131に嵌合固定されており、リング
部63の後方は軸線方向に延びる凹凸とされ、該凹凸の
内周面がシリンダ側摩擦材61の外周凹凸に対する摺動
嵌合部とされている。この嵌合部に嵌まるシリンダ側摩
擦材61は、この例において3枚(但し、最後部の端板
を除く)とされ、凹凸部の外端近傍に固定された止めリ
ング64で抜け止めされている。なお、この例におい
て、中間伝動軸13はケース10のセンタサポート10
1に支持されている。
その径方向フランジ部62の内径側を中間伝動軸13の
径方向フランジ部131に嵌合固定されており、リング
部63の後方は軸線方向に延びる凹凸とされ、該凹凸の
内周面がシリンダ側摩擦材61の外周凹凸に対する摺動
嵌合部とされている。この嵌合部に嵌まるシリンダ側摩
擦材61は、この例において3枚(但し、最後部の端板
を除く)とされ、凹凸部の外端近傍に固定された止めリ
ング64で抜け止めされている。なお、この例におい
て、中間伝動軸13はケース10のセンタサポート10
1に支持されている。
【0016】ハブ7は、前端を内径側へ、後端を外径側
へ屈曲させたリングとされ、内外周面にそれぞれ軸線方
向に延びるスプライン72,73が形成されている。外
径側への屈曲部即ち外向きフランジ74にはリングギヤ
53が連結され、内周面のスプライン73には、リング
ギヤ53及びハブ7を出力軸16に回転自在に支持する
リングギヤフランジ75の外歯76が噛合して、該フラ
ンジ75に対してリングギヤ53及びハブ7を軸線方向
摺動自在としている。外周スプライン72にはこの例に
おいて3枚のハブ側摩擦材71がその内周凹凸を嵌挿さ
せて、軸線方向摺動自在に支持されている。内径側への
屈曲部即ち内向きフランジ70の先端には爪77が形成
されており、これがピストン8(具体的にはスナップリ
ング81)との係合手段を構成する。また、スプライン
73には周溝が形成され、それにリングギヤフランジ7
5と係合して、ハブ7の過剰なクラッチ解放方向への変
位を規制するスナップリング78が嵌められている。
へ屈曲させたリングとされ、内外周面にそれぞれ軸線方
向に延びるスプライン72,73が形成されている。外
径側への屈曲部即ち外向きフランジ74にはリングギヤ
53が連結され、内周面のスプライン73には、リング
ギヤ53及びハブ7を出力軸16に回転自在に支持する
リングギヤフランジ75の外歯76が噛合して、該フラ
ンジ75に対してリングギヤ53及びハブ7を軸線方向
摺動自在としている。外周スプライン72にはこの例に
おいて3枚のハブ側摩擦材71がその内周凹凸を嵌挿さ
せて、軸線方向摺動自在に支持されている。内径側への
屈曲部即ち内向きフランジ70の先端には爪77が形成
されており、これがピストン8(具体的にはスナップリ
ング81)との係合手段を構成する。また、スプライン
73には周溝が形成され、それにリングギヤフランジ7
5と係合して、ハブ7の過剰なクラッチ解放方向への変
位を規制するスナップリング78が嵌められている。
【0017】なお、この例において、リングギヤ53と
サンギヤ51に噛み合うピニオンギヤ521は、キャリ
ヤ52に支持され、キャリヤ52は出力軸16にスプラ
イン連結されている。また、サンギヤ51を含むサンギ
ヤ軸14は、出力軸16に支持され、出力軸16は前端
を中間伝動軸13に、後部をケース10後部の図示しな
いリヤサポートに支持されている。
サンギヤ51に噛み合うピニオンギヤ521は、キャリ
ヤ52に支持され、キャリヤ52は出力軸16にスプラ
イン連結されている。また、サンギヤ51を含むサンギ
ヤ軸14は、出力軸16に支持され、出力軸16は前端
を中間伝動軸13に、後部をケース10後部の図示しな
いリヤサポートに支持されている。
【0018】ピストン8は、内径側が後方に傾斜した板
状に構成され、外周から後方に延びる押圧フランジ65
と、中間部から後方に張り出す係合フランジ66とを有
し、内外周に形成された溝にはシリンダ6との摺動面を
密封するOリングシール67,68が嵌装されている。
係合フランジ66の後端には外周歯69が形成され、該
歯69の前方の外周に周方向溝が形成され、該溝にピス
トン側係合手段を構成するスナップリング81が嵌装さ
れている。なお、上記外周歯69はスナップリング81
にかかる係合力をバックアップする役割と、組付時にハ
ブ7の内向きフランジ先端の爪77を通過させる役割を
果たす。
状に構成され、外周から後方に延びる押圧フランジ65
と、中間部から後方に張り出す係合フランジ66とを有
し、内外周に形成された溝にはシリンダ6との摺動面を
密封するOリングシール67,68が嵌装されている。
係合フランジ66の後端には外周歯69が形成され、該
歯69の前方の外周に周方向溝が形成され、該溝にピス
トン側係合手段を構成するスナップリング81が嵌装さ
れている。なお、上記外周歯69はスナップリング81
にかかる係合力をバックアップする役割と、組付時にハ
ブ7の内向きフランジ先端の爪77を通過させる役割を
果たす。
【0019】スプリング9は、円筒形のコイルスプリン
グとされ、その後端の縮径部が中間伝動軸13に固定さ
れたスプリングシート132のカシメにより該シートに
固定され、位置決めされており、前端はピストン8の背
面に当接して予圧縮状態に設定されている。図には1つ
だけ示されているが、スプリング9はピストン8に均等
に復帰力を付与すべく中間伝動軸13回りに当分に複数
個配設されている。
グとされ、その後端の縮径部が中間伝動軸13に固定さ
れたスプリングシート132のカシメにより該シートに
固定され、位置決めされており、前端はピストン8の背
面に当接して予圧縮状態に設定されている。図には1つ
だけ示されているが、スプリング9はピストン8に均等
に復帰力を付与すべく中間伝動軸13回りに当分に複数
個配設されている。
【0020】係合手段は、本例では、上記ハブ7の内向
きフランジ先端の爪77と、ピストン8に嵌装されたス
ナップリング81とからなる一方向係合手段とされてい
る。この理由は、エンジンドライブ時とエンジンコース
ト時でスラスト力の作用方向が逆転するためである。す
なわち、コースト時は、リングギヤ53がサンギヤ51
に対して従動側となるため、ハブ7にクラッチ解放方向
のスラスト力が作用し、ピストン8とハブ7とが完全に
連結していると、この力でピストン8が前方に押し戻さ
れ、係合中のクラッチC−1を滑らせる力が作用するた
め、この力を逃がして、コースト時のクラッチC−1の
滑りを防ぐようにしているのである。
きフランジ先端の爪77と、ピストン8に嵌装されたス
ナップリング81とからなる一方向係合手段とされてい
る。この理由は、エンジンドライブ時とエンジンコース
ト時でスラスト力の作用方向が逆転するためである。す
なわち、コースト時は、リングギヤ53がサンギヤ51
に対して従動側となるため、ハブ7にクラッチ解放方向
のスラスト力が作用し、ピストン8とハブ7とが完全に
連結していると、この力でピストン8が前方に押し戻さ
れ、係合中のクラッチC−1を滑らせる力が作用するた
め、この力を逃がして、コースト時のクラッチC−1の
滑りを防ぐようにしているのである。
【0021】かく構成された自動変速機1における多板
式摩擦クラッチC−1は、図3に示すように、クラッチ
係合のために中間伝動軸13の油孔133から油圧室R
への油圧供給がなされると、先ずピストン8がスプリン
グ9の付勢力に抗してクラッチ係合方向に摺動し、両摩
擦材61,71の組を相互に係合させる動作が生じる。
この係合で、シリンダ6の回転トルクが両摩擦材61,
71を介してハブ7に、さらには、それに連結されたリ
ングギヤ53にも伝わり始める。このトルク伝達の開始
で、リングギヤ53は従動側の負荷に応じたスラスト力
Tでクラッチ係合方向に摺動変位するため、ハブ7もそ
れに連れて同方向に変位し、爪77がスナップリング8
1に当接することでピストン8に係合し、該スラスト力
Tでピストン8をクラッチ係合方向に付勢する。
式摩擦クラッチC−1は、図3に示すように、クラッチ
係合のために中間伝動軸13の油孔133から油圧室R
への油圧供給がなされると、先ずピストン8がスプリン
グ9の付勢力に抗してクラッチ係合方向に摺動し、両摩
擦材61,71の組を相互に係合させる動作が生じる。
この係合で、シリンダ6の回転トルクが両摩擦材61,
71を介してハブ7に、さらには、それに連結されたリ
ングギヤ53にも伝わり始める。このトルク伝達の開始
で、リングギヤ53は従動側の負荷に応じたスラスト力
Tでクラッチ係合方向に摺動変位するため、ハブ7もそ
れに連れて同方向に変位し、爪77がスナップリング8
1に当接することでピストン8に係合し、該スラスト力
Tでピストン8をクラッチ係合方向に付勢する。
【0022】ここで、上記リングギヤ53にスラスト力
Tが作用する理由を簡単に説明する。自動変速機の遊星
歯車機構においては、騒音低減などの理由から歯車はは
す歯とされる。こうしたはす歯歯車においては、周知の
ように噛み合い面の傾斜により歯車軸線方向の分力があ
るため、この力がスラスト力Tとなる。この例の場合、
ピニオンギヤ521に噛み合う駆動側となるリングギヤ
53にはクラッチ係合方向へのスラスト力T、従動側と
なるサンギヤ51へは逆方向(図示矢印方向)へのスラ
スト力Tが生じる。
Tが作用する理由を簡単に説明する。自動変速機の遊星
歯車機構においては、騒音低減などの理由から歯車はは
す歯とされる。こうしたはす歯歯車においては、周知の
ように噛み合い面の傾斜により歯車軸線方向の分力があ
るため、この力がスラスト力Tとなる。この例の場合、
ピニオンギヤ521に噛み合う駆動側となるリングギヤ
53にはクラッチ係合方向へのスラスト力T、従動側と
なるサンギヤ51へは逆方向(図示矢印方向)へのスラ
スト力Tが生じる。
【0023】したがって、ピストン8は油圧による係合
力Pに加えて、伝達されたスラスト力Tでさらに強く両
摩擦材61,71を摩擦係合させる動作をする。この結
果、中間伝動軸13からシリンダ6に伝達されたトルク
は、両摩擦材61,71、ハブ7を介してリングギヤ5
3に伝達される。その後のトルク伝達は、前記図2を参
照した説明のとおりである。このように、上記実施例の
クラッチC−1では、遊星歯車機構に生じるスラスト力
TをクラッチC−1の係合力に利用することができる。
力Pに加えて、伝達されたスラスト力Tでさらに強く両
摩擦材61,71を摩擦係合させる動作をする。この結
果、中間伝動軸13からシリンダ6に伝達されたトルク
は、両摩擦材61,71、ハブ7を介してリングギヤ5
3に伝達される。その後のトルク伝達は、前記図2を参
照した説明のとおりである。このように、上記実施例の
クラッチC−1では、遊星歯車機構に生じるスラスト力
TをクラッチC−1の係合力に利用することができる。
【0024】こうした係合状態で、エンジンがスロット
ルオフとされ、車両がコースト状態になると、リングギ
ヤ53にかかるスラスト力は逆向きとなり、逆駆動の負
荷に応じたスラスト力tが作用する。このスラスト力t
によりリングギヤ53はクラッチ解放方向に変位する
が、その変位は、爪77をスナップリング81から離す
方向の変位であるため、ピストン8には影響しない。そ
して、この変位は、スナップリング78が外歯76に当
接したところで止められる。一方、スロットルのオフで
油圧室Rへの供給油圧もそれに応じて減圧され、係合力
もpに減じられるが、これは油圧制御装置により逆駆動
トルクtに対応したものとされるため、クラッチの係合
状態は適正に維持される。
ルオフとされ、車両がコースト状態になると、リングギ
ヤ53にかかるスラスト力は逆向きとなり、逆駆動の負
荷に応じたスラスト力tが作用する。このスラスト力t
によりリングギヤ53はクラッチ解放方向に変位する
が、その変位は、爪77をスナップリング81から離す
方向の変位であるため、ピストン8には影響しない。そ
して、この変位は、スナップリング78が外歯76に当
接したところで止められる。一方、スロットルのオフで
油圧室Rへの供給油圧もそれに応じて減圧され、係合力
もpに減じられるが、これは油圧制御装置により逆駆動
トルクtに対応したものとされるため、クラッチの係合
状態は適正に維持される。
【0025】他方、クラッチ解放のために油圧室から供
給圧が抜かれると、油圧の解除でスプリング9によるピ
ストン8へのクラッチ解放方向の付勢力が勝るようにな
り、両摩擦材61,71の組を相互に係合させる摩擦係
合力が減少し、両摩擦材61,71は互いにスリップし
始める。こうした動作が生じると、摩擦材61,71を
介して伝達されていたトルクは減少し、リングギヤ53
の負荷も減少するので、スラスト力Tもそれに応じて減
少する。したがって、上記スラスト力Tがクラッチ解放
の妨げとなることはないのみならず、それまでピストン
8にかかっていた油圧による係合力P及びスラスト力T
による係合方向の付勢力は共に解除されるため、スプリ
ング負荷によりクラッチC−1は速やかに解放される。
給圧が抜かれると、油圧の解除でスプリング9によるピ
ストン8へのクラッチ解放方向の付勢力が勝るようにな
り、両摩擦材61,71の組を相互に係合させる摩擦係
合力が減少し、両摩擦材61,71は互いにスリップし
始める。こうした動作が生じると、摩擦材61,71を
介して伝達されていたトルクは減少し、リングギヤ53
の負荷も減少するので、スラスト力Tもそれに応じて減
少する。したがって、上記スラスト力Tがクラッチ解放
の妨げとなることはないのみならず、それまでピストン
8にかかっていた油圧による係合力P及びスラスト力T
による係合方向の付勢力は共に解除されるため、スプリ
ング負荷によりクラッチC−1は速やかに解放される。
【0026】以上、要するに、本発明の主題に係る上記
実施例における多板式摩擦クラッチC−1は、同トルク
容量を持つ図4に示す従来のクラッチと比較して明らか
なように、摩擦材の枚数を半減することができる。な
お、図1に示す例の場合、図4に示す従来の自動変速機
の寸法を変更することなく、クラッチC−1の部分のみ
を本発明の適用により変更しているため、全体の軸方向
寸法を敢えて同様としているが、摩擦材後方に形成され
たスペースをなくすべく、リングギヤフランジ75の内
径側の折り返し部の削除、ハブ7の軸長の短縮等と併せ
てその分の出力軸16の短縮を行えば、本発明による軸
方向寸法の縮小効果は明らかであろう。
実施例における多板式摩擦クラッチC−1は、同トルク
容量を持つ図4に示す従来のクラッチと比較して明らか
なように、摩擦材の枚数を半減することができる。な
お、図1に示す例の場合、図4に示す従来の自動変速機
の寸法を変更することなく、クラッチC−1の部分のみ
を本発明の適用により変更しているため、全体の軸方向
寸法を敢えて同様としているが、摩擦材後方に形成され
たスペースをなくすべく、リングギヤフランジ75の内
径側の折り返し部の削除、ハブ7の軸長の短縮等と併せ
てその分の出力軸16の短縮を行えば、本発明による軸
方向寸法の縮小効果は明らかであろう。
【0027】ところで、上記実施例では、入力側をシリ
ンダ6とし、出力側をハブ7としているが、適用箇所に
よっては、この関係を逆にすることもできる。また、ス
ラスト力を受ける遊星歯車機構の一要素をリングギヤ5
3としているが、変速機構の構成によっては、これをサ
ンギヤとする適用も可能であることは上記説明から明ら
かであろう。
ンダ6とし、出力側をハブ7としているが、適用箇所に
よっては、この関係を逆にすることもできる。また、ス
ラスト力を受ける遊星歯車機構の一要素をリングギヤ5
3としているが、変速機構の構成によっては、これをサ
ンギヤとする適用も可能であることは上記説明から明ら
かであろう。
【0028】以上、本発明を特定の自動変速機の特定の
部位に適用した実施例を基に説明したが、本発明の適用
対象はこれに限るものではなく、また、本発明は、前記
実施例を含み特許請求の範囲の記載内での種々の変更を
伴った実施が可能であることは言うまでもない。
部位に適用した実施例を基に説明したが、本発明の適用
対象はこれに限るものではなく、また、本発明は、前記
実施例を含み特許請求の範囲の記載内での種々の変更を
伴った実施が可能であることは言うまでもない。
【図1】本発明の多板式摩擦クラッチの一実施例を示す
自動変速機中央部の軸線方向断面図である。
自動変速機中央部の軸線方向断面図である。
【図2】上記実施例の多板式摩擦クラッチの配設位置を
示す自動変速機全体の構成を示すスケルトン図である。
示す自動変速機全体の構成を示すスケルトン図である。
【図3】上記実施例の多板式摩擦クラッチのエンジンド
ライブ時とコースト時の動作を比較して示す軸方向断面
図である。
ライブ時とコースト時の動作を比較して示す軸方向断面
図である。
【図4】従来の多板式摩擦クラッチを示す自動変速機中
央部の軸方向断面図である。
央部の軸方向断面図である。
1 自動変速機 6 シリンダ 7 ハブ 8 ピストン 9 スプリング 53 リングギヤ(遊星歯車機構の一要素) 61,71 摩擦材 77 爪(係合手段) 81 スナップリング(係合手段) R 油圧室 C−1 多板式摩擦クラッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 相互に隣接する摩擦材の一方の組を支持
するシリンダと、スラスト力を受ける遊星歯車機構の一
要素に連結され、前記摩擦材の他方の組を支持するハブ
と、前記シリンダに摺動自在に嵌装されて該シリンダと
協働して油圧室を画定し、該油圧室への油圧供給により
係合方向に摺動して前記両摩擦材の組を押圧して互いに
摩擦係合させるピストンと、該ピストンをクラッチ解放
方向に付勢するスプリングとを有する多板式摩擦クラッ
チにおいて、前記ハブにかかるスラスト力を前記ピスト
ンに伝達する係合手段を前記ハブと前記ピストンとの間
に設け、遊星歯車機構の一要素のスラスト力によりハブ
とピストンとをクラッチ係合方向に連動して付勢させる
ことを特徴とする自動変速機の多板式摩擦クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278890A JPH07110067A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 自動変速機の多板式摩擦クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278890A JPH07110067A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 自動変速機の多板式摩擦クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110067A true JPH07110067A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17603532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5278890A Pending JPH07110067A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 自動変速機の多板式摩擦クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110067A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003113861A (ja) * | 2001-08-15 | 2003-04-18 | Raytech Composites Inc | 改良した摩擦ディスクアセンブリ |
| JP2020197280A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | スズキ株式会社 | 車両用変速機 |
| CN115823250A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-03-21 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种摩擦式取力器增扭结构 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5278890A patent/JPH07110067A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003113861A (ja) * | 2001-08-15 | 2003-04-18 | Raytech Composites Inc | 改良した摩擦ディスクアセンブリ |
| JP2020197280A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | スズキ株式会社 | 車両用変速機 |
| CN115823250A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-03-21 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种摩擦式取力器增扭结构 |
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