JPH07110166A - 車両空調用コンプレッサ制御装置 - Google Patents

車両空調用コンプレッサ制御装置

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JPH07110166A
JPH07110166A JP28025893A JP28025893A JPH07110166A JP H07110166 A JPH07110166 A JP H07110166A JP 28025893 A JP28025893 A JP 28025893A JP 28025893 A JP28025893 A JP 28025893A JP H07110166 A JPH07110166 A JP H07110166A
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JP
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compressor
stop
motor
stop time
control
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JP28025893A
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Takashi Osawa
隆司 大沢
Kazuo Fujii
一夫 藤井
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ駆動コンプレッサの停止時間に起因す
る車両室内の空調フィーリングの悪化防止を図る。 【構成】 モータ駆動コンプレッサ1が駆動状態から停
止制御されると、停止時間設定手段3によって、停止制
御される際のモータ駆動コンプレッサ1の回転数が検出
され、この回転数に応じてモータ駆動コンプレッサ1の
停止時間が設定される。停止時間は、上記回転数が低け
れば短く、高くなるに従って長くなるように設定され
る。モータ駆動コンプレッサ1は、設定された停止時間
の間起動が禁止され、その経過で起動が許容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両空調用コンプレッサ
制御装置に関し、特に、モータ駆動のコンプレッサを制
御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両空調装置のコンプレッサとして、例
えば特開昭63−57316号公報などに記載されてい
るように、モータ駆動のコンプレッサを用いるものがあ
る。モータ駆動のコンプレッサを用いる車両用空調装置
では、コンプレッサの駆動の際に、コンプレッサの吐出
圧力と吸入圧力とに大きな差があると、すなわち、モー
タ負荷が大きいと、コンプレッサを起動することができ
ないので、コンプレッサのオン/オフ制御において一定
の停止時間を設けている。この停止時間は、モータ負荷
が大きい場合を基準として設定されるため、一般に3分
程度に設定されている。そのため、従来のこの種の空調
装置では、コンプレッサの駆動を停止した場合、常に、
このような一定の停止時間が経過しなければ、コンプレ
ッサを再び起動することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空調
装置においては、コンプレッサを停止した場合に常に3
分程度の一定時間を経過しなければコンプレッサを再び
起動することができないので、温度変化の大きい車両室
内の空調の場合、極めて空調フィーリングを悪化させる
こととなる。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、モータ駆動コンプレッサの停止時間に
起因する空調フィーリングの悪化防止に有効な車両空調
用コンプレッサ制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、図1
に示すように、モータ駆動コンプレッサ1と、外部信号
に応答して前記モータ駆動コンプレッサ1の駆動/停止
を制御する駆動/停止制御手段2とを有する車両用空調
装置において、前記駆動/停止制御手段2に応答して、
前記モータ駆動コンプレッサ1が駆動状態から停止制御
される際の前記モータ駆動コンプレッサ1の回転数を停
止制御時回転数として検出し、当該停止制御時回転数に
応じて前記モータ駆動コンプレッサ1の停止時間を設定
する停止時間設定手段3であって、前記停止制御時回転
数が低ければ設定する前記停止時間を短くし、前記停止
制御時回転数が高くなるに従って設定する前記停止時間
を長くする前記停止時間設定手段3と、前記停止時間設
定手段3に応答し、前記停止時間設定手段3によって設
定された停止時間の間前記モータ駆動コンプレッサ1の
起動を禁止し、その経過で前記モータ駆動コンプレッサ
1の起動を許容するように、前記駆動/停止制御手段2
を制御する起動制御手段4とを有する車両空調用コンプ
レッサ制御装置によって、上記目的を達成する。
【0006】図1の構成において、前記停止時間設定手
段3が、前記モータ駆動コンプレッサ1が駆動状態から
停止制御される際の前記モータ駆動コンプレッサ1の冷
媒吐出温度またはトルクまたは消費電力に基づいて前記
停止時間を補正し、これを停止時間として設定するよう
にしてもよい。
【0007】また、本発明においては、図2に示すよう
に、モータ駆動コンプレッサ5と、外部信号に応答して
前記モータ駆動コンプレッサ5の駆動/停止を制御する
駆動/停止制御手段6とを有する車両用空調装置におい
て、前記駆動/停止制御手段6に応答して、前記モータ
駆動コンプレッサ5が駆動状態から停止制御される際の
前記モータ駆動コンプレッサ5への印加電力を停止制御
時印加電力として検出し、当該停止制御時印加電力に応
じて前記モータ駆動コンプレッサ5の停止時間を設定す
る停止時間設定手段7であって、前記停止制御時印加電
力が小であれば設定する前記停止時間を短くし、前記停
止制御時印加電力が大になるに従って設定する前記停止
時間を長くする前記停止時間設定手段7と、前記停止時
間設定手段7に応答し、前記停止時間設定手段から与え
られた停止時間の間前記モータ駆動コンプレッサ5の起
動を禁止し、その経過で前記モータ駆動コンプレッサ5
の起動を許容するように、前記駆動/停止制御手段6を
制御する起動制御手段8とを有する車両空調用コンプレ
ッサ制御装置によって、上記目的を達成する。
【0008】
【作用】図1の構成において、駆動/停止制御手段2が
モータ駆動コンプレッサ1を駆動状態から停止制御する
と、停止時間設定手段3が、停止制御される際のモータ
駆動コンプレッサ1の回転数を停止制御時回転数として
検出し、当該停止制御時回転数に応じてモータ駆動コン
プレッサ1の停止時間を設定する。停止時間設定手段3
は、停止制御時回転数が低ければ短い停止時間を設定
し、停止制御時回転数が高くなるに従って長い停止時間
を設定する。起動制御手段4は、停止時間設定手段3に
よって設定された停止時間の間モータ駆動コンプレッサ
1の起動を禁止し、その経過でモータ駆動コンプレッサ
1の起動を許容するように、駆動/停止制御手段2を制
御する。停止制御時回転数はコンプレッサ停止時の吐出
圧力と吸入圧力との差に相関があるので、停止制御時回
転数に応じて停止時間を設定することにより、コンプレ
ッサ停止時の圧力差に応じた適切な停止時間を設定する
ことができ、圧力差が大きい場合に基づいて定められた
一定の停止時間を与える従来のものと比較して、例えば
デフロスト制御時などのようにコンプレッサの回転数が
低い場合には停止時間が短くなり、車両室内の空調フィ
ーリングの向上を図ることができる。なお、停止時間を
冷媒吐出温度またはトルクまたは消費電力に基づいて補
正するようにした場合には、これらもコンプレッサ停止
時の圧力差に相関があるので、より適切な停止時間の設
定を図ることができる。
【0009】図2の構成において、駆動/停止制御手段
6がモータ駆動コンプレッサ5を駆動状態から停止制御
すると、停止時間設定手段7が、停止制御される際のモ
ータ駆動コンプレッサ5への印加電力を停止制御時印加
電力として検出し、当該停止制御時印加電力に応じてモ
ータ駆動コンプレッサ5の停止時間を設定する。停止時
間設定手段7は、停止制御時印加電力が小であれば短い
停止時間を設定し、停止制御時印加電力が大になるに従
って長い停止時間を設定する。起動制御手段8は、停止
時間設定手段7によって設定された停止時間の間モータ
駆動コンプレッサ5の起動を禁止し、その経過でモータ
駆動コンプレッサ5の起動を許容するように、駆動/停
止制御手段6を制御する。停止制御時印加電力はコンプ
レッサ停止時の吐出圧力と吸入圧力との差に相関がある
ので、停止制御時印加電力に応じて停止時間を設定する
ことにより、コンプレッサ停止時の圧力差に応じた適切
な停止時間を設定することができ、図1の構成と同様の
効果を奏することができる。
【0010】
【実施例】図3は本発明の第1実施例を示す構成図であ
る。
【0011】図3において、10は車両用空調装置のダ
クトで、その内部に、送風機11およびその下流に室内
熱交換器12が配設されている。ダクト10の最上流に
は内外気の導入選択を行なうインテークドア13が設け
られており、インテークドア13を介して取り込まれた
空気が、送風機11および室内熱交換器12を通して、
最下流に設けられた図示しない吹出口に空調空気として
送風されるようになっている。室内熱交換器12は、モ
ータ駆動コンプレッサ14,電気四方弁15および室外
熱交換器16と共にヒートポンプサイクルを構成してい
る。モータ駆動コンプレッサ14は、吐出側がオイルセ
パレータ17を有する冷媒導管18を介して電気四方弁
15に接続され、吸入側がアキュムレータ19を有する
冷媒導管20を介して電気四方弁15に接続されてい
る。電気四方弁15は、また、冷媒導管21を介して室
外熱交換器16に接続されていると共に、冷媒導管22
を介して室内熱交換器12に接続されている。室内熱交
換器12と室外熱交換器16とはオリフィス23を有す
る冷媒導管24を介して接続されている。このようなヒ
ートポンプサイクルにおいて、電気四方弁15が実線で
示される状態では、モータ駆動コンプレッサ14から電
気四方弁15,室外熱交換器16,室内熱交換器12,
電気四方弁15を経てモータ駆動コンプレッサ14に戻
る冷房経路が形成されて冷房運転が行なわれ、電気四方
弁15が破線で示される状態では、モータ駆動コンプレ
ッサ14から電気四方弁15,室内熱交換器12,室外
熱交換器16,電気四方弁15を経てモータ駆動コンプ
レッサ14に戻る冷媒経路が形成されて暖房運転が行な
われる。モータ駆動コンプレッサ14はコンプレッサ駆
動回路25を介してコントロールユニット26の制御下
におかれている。
【0012】27はモータ駆動コンプレッサ14の回転
数Nを検出する回転数センサで、モータ駆動コンプレッ
サ14の回転数をコントロールユニット26に与える。
28はダクトセンサで、室内熱交換器12の出口側に設
けられており、室内熱交換器12の出口側空気温度Te
をコントロールユニット26に与える。コントロールユ
ニット26には、更に、エアコンスイッチのオン/オフ
を表わすエアコンスイッチ情報,送風機11のオン/オ
フを表わすブロアスイッチ情報,イグニッションスイッ
チのオン/オフを表わすイグニッションスイッチ情報お
よびモータ駆動コンプレッサ14の設定回転数を表わす
コンプレッサ回転数設定値情報が与えられるようになっ
ている。
【0013】コントロールユニット26は、図4,図5
および図6のフローチャートに従い、エアコンスイッチ
情報,ブロアスイッチ情報およびイグニッションスイッ
チ情報に基づいてモータ駆動コンプレッサ14の駆動/
停止を制御する機能と、コンプレッサ回転数設定値情報
に基づいてモータ駆動コンプレッサ14が設定回転数と
なるように制御する機能と、ダクトセンサ28の出口側
空気温度Te に基づいてモータ駆動コンプレッサ14の
回転数補正を行ない、出口側空気温度Te が所定温度以
下になった場合にモータ駆動コンプレッサ14の駆動を
停止する機能を有している。コントロールユニット26
は、更に、図4,図5および図6のフローチャートに従
って、モータ駆動コンプレッサ14が駆動状態から停止
制御された場合に、その時のモータ駆動コンプレッサ1
4の回転数を取込み、これを停止制御時回転数として認
識し、図7の停止時間Tと停止制御時回転数との関係を
表わす停止時間設定用マップに従ってモータ駆動コンプ
レッサ14の停止時間Tを設定し、設定した停止時間T
の間モータ駆動コンプレッサ14の起動を禁止し、その
経過で起動を許容する機能を有している。停止制御時回
転数はコンプレッサ停止時の吐出圧力と吸入圧力との間
の圧力差に相関があるので、停止制御時回転数に応じて
停止時間Tを設定することにより、圧力差に応じた停止
時間Tが与えられる。
【0014】図4,図5および図6は図3のコントロー
ルユニットのフローチャートで、図5の端子c,dは図
4の同符号の端子に接続され、図6の端子a,bは図4
および図5の同符号の端子に接続される。以下、図4〜
図6を併用して図3の構成の動作を説明する。
【0015】コントロールユニット26は、先ず、図4
のステップ30でフラグFが「1」にセットされている
か否かを判断する。フラグFは、後述するように、モー
タ駆動コンプレッサ14が駆動状態から停止制御された
際に「1」にセットされ、停止時間Tが経過することで
「0」にリセットされる。フラグFはスタート当初はリ
セット状態である。コントロールユニット26は、ステ
ップ30に続くステップ31のイグニッションスイッチ
のオン/オフ判断,ステップ32のブロアスイッチのオ
ン/オフ判断,ステップ33のエアコンスイッチのオン
/オフ判断に入る。ここで、イグニッションスイッチ,
ブロアスイッチおよびエアコンスイッチが全てオンであ
るとすると、コントロールユニット26はステップ34
のモータ駆動コンプレッサ14の駆動処理を経てステッ
プ35に入る。ステップ35では、ダクトセンサ28か
ら出口側空気温度Te を取込み、取込んだ出口側空気温
度Te が出口側空気温度領域A,B,C,Dのいずれに
属するかを決定する。出口側空気温度領域A,B,C,
Dは領域Aが高温領域で領域B,C,Dになるに従って
低温領域となり、領域Dがモータ駆動コンプレッサ14
の停止領域になっている。ここで、出口側空気温度Te
が領域A,B,Cのいずれかに属するものとすると、コ
ントロールユニット26は、ステップ36,図5のステ
ップ37,38で、ステップ35の決定に従ってモータ
駆動コンプレッサ14の回転数制御用マップを指定す
る。回転数制御用マップは後述のステップ42に示され
ているようにHi,Me,Loの3種類で、出口側空気
温度Te が領域Aに属する場合にはステップ39でHi
を指定し、Te が領域Bに属する場合にはステップ40
でMeを指定し、Te が領域Cに属する場合にはステッ
プ41でLoを指定する。コントロールユニット26
は、回転数制御用マップの指定の後ステップ42で、指
定された回転数制御用マップに従い、コンプレッサ回転
数設定値情報に応じてモータ駆動コンプレッサ14の回
転数を制御する。次いで、ステップ43に入り、モータ
駆動コンプレッサ14が最低安定回転数以下とならない
ように、モータ駆動コンプレッサ14の回転数NがN>
1500rpmかN≦1500rpm否かを判断し、N
≦1500rpmであればステップ44で回転数が15
00rpmとなるように制御した後図4のステップ30
に戻り、N>1500rpmであれば直ちにステップ3
0に戻る。
【0016】このような制御によってモータ駆動コンプ
レッサ14が駆動されている状態で、イグニションスイ
ッチ,ブロアスイッチ,エアコンスイッチの少なくとも
一つがオフされると、コントロールユニット26は、ス
テップ31〜33のいずれかからステップ45に入り、
ステップ45でモータ駆動コンプレッサ14を停止制御
して、図6のステップ46に入る。ステップ46ではモ
ータ駆動コンプレッサ14が駆動状態から停止制御され
た否かを判断し、駆動状態から停止制御されることでス
テップ47に入る。コントロールユニット26は、ステ
ップ47で駆動状態から停止制御された際のモータ駆動
コンプレッサ14の回転数を回転数センサ27から取込
み、これを停止制御時回転数として認識した後、次のス
テップ48で停止時間Tを設定する。停止時間Tは、図
7の停止時間設定用マップに従って設定され、図7から
明らかなように、停止制御時回転数が高くなるに従って
長く設定されるようになっている。コントロールユニッ
ト26は、ステップ48の後ステップ49に入り、フラ
グFを「1」にセットすると共に停止時間を規制するた
めに内部タイマをスタートし、次のステップ50に入
る。ステップ50ではステップ48で設定した停止時間
Tが経過した否かを判断する。ここで、まだ停止時間T
が経過していないとすると、コントロールユニット26
は、ステップ50から図4のステップ30に戻り、フラ
グFが「1」であるのでステップ30から再びステップ
50に入り、停止時間Tの間、イグニッションスイッ
チ,ブロアスイッチおよびエアコンスイッチの操作に関
わらず、モータ駆動コンプレッサ14の起動を禁止す
る。停止時間Tが経過すると、コントロールユニット2
6は、ステップ50からステップ51に入り、フラグF
を「0」リセットしてモータ駆動コンプレッサ14の停
止を解除すると共に内部タイマをリセットして図4のス
テップ30に入り、モータ駆動コンプレッサ14の起動
を許容する。
【0017】ダクトセンサ28からの出口側空気温度T
e がステップ35で領域Dであると決定されると、コン
トロールユニット26は、ステップ38からステップ5
2のモータ駆動コンプレッサ14の停止制御を経て図6
のステップ46に入り、上述した制御によって停止時間
Tの間モータ駆動コンプレッサ14の起動を禁止し、そ
の経過で起動を許容する。
【0018】なお、停止時間Tが経過しフラグFが
「0」にリセットされている状態下でイグニッションス
イッチ,ブロアスイッチおよびエアコンスイッチの少な
くとひとつがオフ状態のままであれば、ステップ31〜
33からステップ45を経てステップ46に入り、次い
で、モータ駆動コンプレッサ14が停止状態のままであ
るので、ステップ46からステップ53に入り、コンプ
レッサの停止制御を経てステップ30に戻ることとな
る。
【0019】図8は本発明の第2実施例を示す構成図
で、第1実施例の構成に加えて冷媒導管18にモータ駆
動コンプレッサ14の冷媒吐出温度Td を検出する吐出
温度センサ60を設け、吐出温度センサ60からの冷媒
吐出温度Td がコントロールユニット61に与えられる
ようになっている。コントロールユニット61は、第1
実施例の図4および図5のフローチャートに従ってモー
タ駆動コンプレッサ14を制御すると共に、図6に代え
てもうけられる図9のフローチャートに従って、モータ
駆動コンプレッサ14が駆動状態から停止制御された場
合に、図7の停止時間設定用マップを用いて停止時間T
を求め、更に、図10の停止時間補正用マップを用いて
吐出温度センサ60からの冷媒吐出温度Td に基づき停
止時間補正値ΔTを求め、停止時間Tを停止時間補正値
ΔTで補正した補正停止時間T0 を設定する機能を有し
ている。その他の構成は第1実施例で述べた通りであ
る。
【0020】図9は図8のコントロールユニットのフロ
ーチャートで、図6に代えて図4および図5の同符号の
端子a,bに接続される。図9において、モータ駆動コ
ンプレッサ14が駆動状態から停止制御されると、コン
トロールユニット61は、ステップ62からステップ6
3に入り、第1実施例で説明したようにモータ駆動コン
プレッサ14の停止制御時回転数を認識し図7の停止時
間設定用マップを用いて停止時間Tを求め、次ぎのステ
ップ64に入る。ステップ64では、吐出温度センサ6
0から冷媒吐出温度Td を取込み、図10の停止時間補
正用マップを用いて停止時間補正値ΔTを求める。図1
0から明らかなように、冷媒吐出温度Td が高くなるに
従ってより大きな停止時間補正値ΔTが与えらるように
なっている。コントロールユニット61は、次ぎのステ
ップ65で、停止時間Tに停止時間補正値ΔTを加える
ことにより補正停止時間T0 を求め、これを停止時間と
して設定する。冷媒吐出温度Td はコンプレッサの吸入
圧力と突出圧力との差に相関があるので、Td に応じて
停止時間Tを補正することでより適切に停止時間を設定
することができる。コントロールユニット61は、ステ
ップ65の後ステップ66に入り、フラグFを「1」に
セットすると共に内部タイマをスタートさせ、次ぎのス
テップ67で停止時間T0 が経過したか否かを判断す
る。経過していなければステップ67から図4のステッ
プ30に戻り、経過すればステップ68でフラグFのリ
セットにコンプレッサ停止解除および内部タイマのリセ
ットを経て図4のステップ30に戻る。その他の動作は
第1実施例で述べた通りである。
【0021】第2実施例ではモータ駆動コンプレッサ1
4が駆動状態から停止制御された際の冷媒吐出温度Td
に基づいて停止時間Tを補正するようにしたが、これに
代えて、モータ駆動コンプレッサ14が駆動状態から停
止制御される際のモータ駆動コンプレッサ14の消費電
力またはトルクに基づいて停止時間Tを補正するように
してもよい。消費電力で補正する場合には、消費電力と
停止時間補正値との関係を表わす図10のような停止時
間補正用マップを設け、コントロールユニット61がコ
ンプレッサ駆動回路25を介してモータ駆動コンプレッ
サ14の消費電力をモニタするようにし、モータ駆動コ
ンプレッサ14が駆動状態から停止制御される際のモー
タ駆動コンプレッサ14の消費電力を検出し、消費電力
と停止時間補正値との関係を表わす停止時間補正用マッ
プを用いて停止時間補正値を求めるようにすればよい。
トルクで補正する場合には、トルクと停止時間補正値と
の関係を表わす停止時間補正用マップを設け、コントロ
ールユニット61がコンプレッサ駆動回路25を介して
モータ駆動コンプレッサ14の消費電力および回転数を
モニタするようにし、モータ駆動コンプレッサ14が駆
動状態から停止制御される際のモータ駆動コンプレッサ
14の消費電力と回転数とからトルクを演算し、トルク
と停止時間補正値との関係を表わす停止時間補正用マッ
プを用いて停止時間補正値を求めるようにすればよい。
消費電力およびトルクも冷媒吐出温度Td と同様にコン
プレッサの吸入圧力と突出圧力との差に相関があるの
で、消費電力またはトルクに応じて停止時間Tを補正す
ることでより適切に停止時間を設定することができる。
【0022】図11は本発明の第3実施例を示す構成図
である。
【0023】図11において、70は車両用空調装置の
ダクトで、その内部に、送風機71と、送風機71の下
流にエバポレータ72と、エバポレータ72の下流にヒ
ータコア73とが配設されている。ダクト70の最上流
には内外気を切換えるためのインテークドア74が設け
られており、インテークドア74を介して取り込まれた
空気が、送風機11を通して下流に送風され、エバポレ
ータ72とヒータコア73との間に設けられたエアミッ
クスドア75を介して、最下流に設けられた図示しない
吹出口に空調空気として送風されるようになっている。
エバポレータ72はモータ駆動コンプレッサ76,コン
デンサ77,レシーバタンク78および膨張弁79と共
にクーリングサイクルを構成している。モータ駆動コン
プレッサ76はコンプレッサ駆動回路80を介してコン
プレッサ制御回路81の制御下におかれている。82は
モータ駆動コンプレッサ76の回転数を検出する回転数
センサで、モータ駆動コンプレッサ76の回転数をコン
プレッサ制御回路81に与える。コンプレッサ制御回路
81には、更に、モータ駆動コンプレッサ76の設定回
転数を表わすコンプレッサ回転数設定値情報が与えられ
るようになっていると共に、コンプレッサオン/オフ指
示回路83からコンプレッサオン/オフ信号が与えられ
るようになっている。84はダクトセンサで、エバポレ
ータ72の出口側に設けられており、エバポレータ72
の出口側空気温度をコンプレッサオン/オフ指示回路8
3に与える。コンプレッサオン/オフ指示回路83に
は、更に、エアコンスイッチのオン/オフを表わすエア
コンスイッチ情報,送風機71のオン/オフを表わすブ
ロアスイッチ情報およびイグニッションスイッチのオン
/オフを表わすイグニッションスイッチ情報が与えられ
るようになっている。
【0024】コンプレッサオン/オフ指示回路83は、
エアコンスイッチ,ブロアスイッチおよびイグニッショ
ンスイッチが共にオンで、且つ、ダクトセンサ84から
の出口側空気温度が所定温度以上のときにコンプレッサ
オン信号をコンプレッサ制御回路81に与え、少なくと
もひとつがオフになることで、また、ダクトセンサ84
からの出口側空気温度が所定温度以下になることでコン
プレッサオフ信号を与える機能を有している。コンプレ
ッサ制御回路81は、図12および図13のフローチャ
ートに従って、モータ駆動コンプレッサ76がコンプレ
ッサ回転数設定値情報による設定回転数となるようにモ
ータ駆動コンプレッサ76をデューティ制御すると共
に、モータ駆動コンプレッサ76が駆動状態から停止制
御される際に、その時のモータ駆動コンプレッサ76へ
の駆動信号のデューティ比をを認識し、認識したデュー
ティ比に基づいてモータ駆動コンプレッサ76の停止時
間Tを設定し、この停止時間の間モータ駆動コンプレッ
サ76の起動を禁止し、その経過で起動を許容する機能
を有している。モータ駆動コンプレッサ76に与えられ
る駆動信号のデューティ比すなわち印加電力はコンプレ
ッサ停止時の吐出圧力と吸入圧力との間の圧力差に相関
があるので、それに応じて停止時間Tを設定することに
より、圧力差に応じた停止時間Tが与えられる。
【0025】図12および図13は図11のコンプレッ
サ制御回路のフローチャートで、図13の端子e,fは
図12の同符号の端子に接続される。以下、図12およ
び図13を併用して図11の構成の動作を説明する。
【0026】コンプレッサオン/オフ指示回路83から
コンプレッサオン信号が与えられているすると、コンプ
レッサ制御回路81は、ステップ90を経てステップ9
1に入り、フラグFが「1」にセットされているか否か
を判断する。フラグFは、後述するように、モータ駆動
コンプレッサ76が駆動状態から停止制御された場合に
に「1」にセットされ、停止時間Tの経過で「0」にリ
セットされる。ここではリセット状態にあるものとす
る。コンプレッサ制御回路81は、ステップ91からス
テップ92に入り、ステップ92のモータ駆動コンプレ
ッサ76の駆動処理を経て、ステップ93でモータ駆動
コンプレッサ76の実回転数Nと設定回転数NS との差
ΔN=N−NS を求め、次のステップ94で差ΔNが回
転差領域A,B,Cのいずれに属するかを判断する。本
例では、領域Aが+差領域、領域Bが適正領域、領域C
が−差領域になっている。差ΔNが領域Aに属する場合
にはステップ95でデューティ変化分αとして−2%を
設定し、差ΔNが領域Bに属する場合にはステップ96
で0%を設定し、差ΔNが領域Cに属する場合にはステ
ップ97で+2%を設定する。次いで、コンプレッサ制
御回路81は、ステップ98に入り、設定されたデユー
ティ変化分αを前回のデューティ比に加えて新たなデュ
ーティ比を演算し、次ぎのステップ99で新たなデュー
ティ比に従うモータ駆動コンプレッサ76の制御処理を
行ない、ステップ100に入る。ステップ100では、
モータ駆動コンプレッサ76に現在与えられている駆動
信号のデユーティ比がデューティ領域A,B,Cのいず
れに属するかを判断する。本例では、領域Aが高デュー
ティ領域、領域Bが中デューティ領域、領域Cが低デュ
ーティ領域になっている。現在のデューティ比が、領域
Aに属する場合にはステップ101で停止時間Tとして
3分を設定し、領域Bに属する場合にはステップ102
で2分を設定し、領域Cに属する場合にはステップ10
3で1分を設定する。その後、コンプレッサ制御回路8
1は、ステップ104に入り、モータ駆動コンプレッサ
76が駆動状態から停止制御されたか否かを判断する。
ここではコンプレッサオン/オフ指示回路83からコン
プレッサオフ信号は与えれていなとすると、コンプレッ
サ制御回路81は、ステップ104からステップ90に
戻り、上述の制御を繰返す。
【0027】このような制御によってモータ駆動コンプ
レッサ76が駆動されている状態で、コンプレッサオン
/オフ指示回路83からコンプレッサオフ信号が与えれ
ると、コンプレッサ制御回路81は、ステップ90から
ステップ105に入り、モータ駆動コンプレッサ76の
停止処理を経て、ステップ104に入る。コンプレッサ
制御回路81は、モータ駆動コンプレッサ76が駆動状
態から停止制御されたことでステップ104からステッ
プ106に入り、先ステップ101または102または
103で設定された停止時間Tを内部タイマにセット
し、次ぎのステップ107でフラグFを「1」にセット
すると共に内部タイマをスタートさせて、ステップ90
に戻る。ここで、コンプレッサオン/オフ指示回路83
が継続してコンプレッサオフ信号を与えていれば、コン
プレッサ制御回路81は、ステップ90およびステップ
105を経てステップ104に入り、継続してオフ状態
であるのでステップ104からステップ90に戻る制御
ループを循環する。一方、コンプレッサオン/オフ指示
回路83がコンプレッサオン信号を与えたとすると、コ
ンプレッサ制御回路81は、ステップ90からステップ
91に入り、フラグFが「1」にセットされていること
から、ステップ108に入る。ステップ108では停止
時間Tが経過したか否かを判断し、経過していなければ
ステップ105に入ってモータ駆動コンプレッサ76の
起動を禁止し、経過することでステップ109のフラグ
Fの「0」リセットおよび内部タイマのリセットを経て
ステップ92に入ることによりモータ駆動コンプレッサ
76の起動を許容する。
【0028】上記第3実施例ではモータ駆動コンプレッ
サ76の駆動信号のデューティ比に基づいて停止時間T
を設定するようにしたが、モータ駆動コンプレッサ76
の入力電流および電圧を検出して印加電力を演算し、こ
れによって停止時間Tを設定するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータ駆動コンプレッサが駆動状態から停止制御される際
のモータ駆動コンプレッサの回転数またはモータ駆動コ
ンプレッサへの印加電力を検出し、検出した回転数また
は印加電力に応じてモータ駆動コンプレッサの停止時間
を設定するようにしたので、コンプレッサ停止時の圧力
差に応じた適切な停止時間を設定することができ、圧力
差が大きい場合に基づいて定められた一定の停止時間を
与える従来のものと比較して、車両室内の空調フィーリ
ングの向上を図ることができる。また、回転数に応じて
設定される上記停止時間を、更に、モータ駆動コンプレ
ッサが駆動状態から停止制御される際の冷媒吐出温度ま
たはトルクあるいは消費電力に応じて補正するようにし
たので、より適切な停止時間の設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の構成図である。
【図2】図2は本発明の別の構成図である。
【図3】図3は本発明第1実施例を示す構成図である。
【図4】図4は図3のコントロールユニットのフローチ
ャートである。
【図5】図5は図3のコントロールユニットのフローチ
ャートで、図4の同符号の端子に接続される。
【図6】図5は図3のコントロールユニットのフローチ
ャートで、図4および図5の同符号の端子に接続され
る。
【図7】図7は図3のコントロールユニットに格納され
る停止時間と停止制御時回転数との関係を表わす停止時
間設定用マップを示す。
【図8】図8は本発明の第2実施例を示す構成図であ
る。
【図9】図9は図8のコントロールユニットのフローチ
ャートで、図6のフローチャートにに代えて図4および
図5の同符号の端子に接続される。
【図10】図10は図8のコントロールユニットに格納
される停止時間補正値と冷媒吐出温度との関係を表わす
停止時間補正用マップを示す。
【図11】図11は本発明の第3実施例を示す構成図で
ある。
【図12】図12は図11のコンプレッサ制御回路のフ
ローチャートである。
【図13】図13は図11のコンプレッサ制御回路のフ
ローチャートで、図12の同符号の端子に接続される。
【符号の説明】
1 モータ駆動コンプレッサ 2 駆動/停止手段 3 停止時間設定手段 4 起動制御手段 5 モータ駆動コンプレッサ 6 起動/停止制御手段 7 停止時間設定手段 8 起動制御手段 14 モータ駆動コンプレッサ 25 コンプレッサ駆動回路 26 コントロールユニット 27 回転数センサ 60 吐出温度センサ 61 コントロールユニット 76 モータ駆動コンプレッサ 80 コンプレッサ駆動回路 81 コンプレッサ制御回路 82 回転数センサ 83 コンプレッサオン/オフ指示回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動コンプレッサと、外部信号に
    応答して前記モータ駆動コンプレッサの駆動/停止を制
    御する駆動/停止制御手段とを有する車両用空調装置に
    おいて、 前記駆動/停止制御手段に応答して、前記モータ駆動コ
    ンプレッサが駆動状態から停止制御される際の前記モー
    タ駆動コンプレッサの回転数を停止制御時回転数として
    検出し、当該停止制御時回転数に応じて前記モータ駆動
    コンプレッサの停止時間を設定する停止時間設定手段で
    あって、前記停止制御時回転数が低ければ設定する前記
    停止時間を短くし、前記停止制御時回転数が高くなるに
    従って設定する前記停止時間を長くする前記停止時間設
    定手段と、 前記停止時間設定手段に応答し、前記停止時間設定手段
    によって設定された停止時間の間前記モータ駆動コンプ
    レッサの起動を禁止し、その経過で前記モータ駆動コン
    プレッサの起動を許容するように、前記駆動/停止制御
    手段を制御する起動制御手段とを有する車両空調用コン
    プレッサ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記停止時間設定手段が、前記モータ駆
    動コンプレッサが駆動状態から停止制御される際の前記
    モータ駆動コンプレッサの冷媒吐出温度またはトルクも
    しくは消費電力に基づいて前記停止時間を補正し、これ
    を停止時間として設定する請求項1に記載の車両空調用
    コンプレッサ制御装置。
  3. 【請求項3】 モータ駆動コンプレッサと、外部信号に
    応答して前記モータ駆動コンプレッサの駆動/停止を制
    御する駆動/停止制御手段とを有する車両用空調装置に
    おいて、 前記駆動/停止制御手段に応答して、前記モータ駆動コ
    ンプレッサが駆動状態から停止制御される際の前記モー
    タ駆動コンプレッサへの印加電力を停止制御時印加電力
    として検出し、当該停止制御時印加電力に応じて前記モ
    ータ駆動コンプレッサの停止時間を設定する停止時間設
    定手段であって、前記停止制御時印加電力が小であれば
    設定する前記停止時間を短くし、前記停止制御時印加電
    力が大になるに従って設定する前記停止時間を長くする
    前記停止時間設定手段と、 前記停止時間設定手段に応答し、前記停止時間設定手段
    から与えられた停止時間の間前記モータ駆動コンプレッ
    サの起動を禁止し、その経過で前記モータ駆動コンプレ
    ッサの起動を許容するように、前記駆動/停止制御手段
    を制御する起動制御手段とを有する車両空調用コンプレ
    ッサ制御装置。
JP28025893A 1993-10-12 1993-10-12 車両空調用コンプレッサ制御装置 Pending JPH07110166A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015010537A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 カルソニックカンセイ株式会社 電動コンプレッサ及び制御方法
KR20160028811A (ko) * 2014-09-04 2016-03-14 한온시스템 주식회사 차량용 공조시스템의 전동 압축기 제어 장치 및 방법

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